JP2012219485A - 雨水取水装置 - Google Patents

雨水取水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012219485A
JP2012219485A JP2011085100A JP2011085100A JP2012219485A JP 2012219485 A JP2012219485 A JP 2012219485A JP 2011085100 A JP2011085100 A JP 2011085100A JP 2011085100 A JP2011085100 A JP 2011085100A JP 2012219485 A JP2012219485 A JP 2012219485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rainwater
water
intake
section
drainage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011085100A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nose
尚志 能勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2011085100A priority Critical patent/JP2012219485A/ja
Publication of JP2012219485A publication Critical patent/JP2012219485A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Abstract

【課題】 単純な構造体であることに加えて初期雨水、溢水、木の葉などのゴミに対してすべてを同時に満足することのできる竪樋用雨水取水装置を提供する。
【解決手段】 雨水取水装置1内部の導水部先端断面10がオーバーハング状の形状を有し、表面張力により初期雨水等の低流速水と、より流速の早い通常雨水を分離して、排水口7と取水口9a、9bへ送水する。また、溢水防止のため導水部3、取水部4および排水部5を分ける隔壁の長さおよび取り付け位置の調整により装置内の雨水流水路断面積が、いずれの箇所においても竪樋上筒口面積以上に設定されている。さらに、本装置の底面と壁面の同一形状の2つの取水口9a、9bは、どちらも、止水蓋およびフイルター付き蛇口ニップルのネジ接続が可能であり、ゴミの多寡に応じて接続箇所を変更できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋に取り付け、初期雨水を除去できる簡便な雨水取水装置に関するものである。
近年、地球温暖化の増大や、開発途上国での生活水準の向上により世界レベルでの水需要が増大している。したがって、雨水の一部を取水しガーデニングや散水等の雑用水として利用できる、利便性の高い竪樋用雨水取水装置を提供することは、社会的ニーズに合致すると考えられる。
しかし、屋根面などの集水面から集められる雨水のうち、降雨初期時の雨水は、構造物に付着した土砂や木の葉などのゴミを含んでいたり、時には酸性度が高かったりするため、初期雨水は雑用水に適さない。
既設竪樋の一部切り取り工事のみで取り付けることができる竪樋用雨水取水装置において、初期雨水を除去する手法は、初期雨水矯めに一定量を導水したのちフロート、止水弁等で隔離し、その後の通常雨水を取水する(特許文献1,2)と雨水流路に設けた小さな隙間を介して初期雨水を排水し、その後の通常雨水を取水する(特許文献3,4)の2つに大別できる。
特開平8-158416号公報 特開平11−131537号公報 特開2009-121217号公報 特開2001-115501号公報
しかし、前者の手法では、閉鎖する方法としてフロート、止水弁等を用いる為に構造が複雑となり、日常的なメンテナンスが不可欠である。また、後者の場合は、初期雨水に含まれる土砂や細かいゴミが、雨水流路に設けた隙間を詰まらせてしまう懸念から、上流側にフイルターを設置することが必要である。このため雨水流路に所謂ボトルネック部が生じ、装置外での溢水の恐れが出るほか、フイルター着脱時の煩雑さが問題となる。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、単純な構造体であることに加えて、初期雨水、装置外での溢水、木の葉などのゴミに対して一体的な対策がなされた、雨水取水装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の雨水取水装置は、連結する竪樋の形状にあわせて、略楕円形の上面及び底面を有する直方体であり、上面は前記竪樋上筒を連結する集水口、底面に前記竪樋下筒に連結する排水口を有し、さらに、雨水貯留槽に連結できる円形の取水口が、底面および壁面の2か所に高低差を持って形成されている。
前記雨水取水装置内部は、集水口より落下する雨水を横方向に導く導水部と、その下方にあるオーバーフロー用隔壁により分離された通常雨水の取水部、および初期雨水とオーバーフロー水を排出する排水部に区分される。
また、前記導水部、前記取水部、前記排水部を分ける隔壁の長さおよび取り付け位置の調整により、装置内の雨水流水路の断面積が、いずれの箇所においても、竪樋上筒口面積以上に設定されることを特徴としている。
さらに、前記雨水取水装置の底面と、壁面に設置した、前記オーバーフロー用隔壁上端より下方の、同一形状の2つの前記取水口は、どちらも、ゴミ除去フイルターの付いた蛇口ニップルおよび止水蓋のネジ接続が可能な形態をもつ。
本願請求項1に記載の発明にかかる雨水取水装置は、既設の竪樋上筒部と竪樋下筒部への連結部が直線上にあるため、竪樋の位置調整が不要となり、取り付け部分の切り取り工事のみでよく、近傍の控え金具を外すことで装置本体を上下にスライドさせて、容易に設置可能である。取水した雨水は、直接バケツ等に受水するか、一旦、雨水貯留槽に貯水して利用される。
本願請求項2に記載の発明にかかる雨水取水装置においては、概ね流速の遅い初期雨水等は、表面張力により、導水部流水面の先端部から、導水部流水面先端部裏側に迂回して排水部に落下し、より流速の速い通常雨水の多くは、前記オーバーフロー用隔壁を越えて取水部へ流れるために、初期雨水の分離、除去が可能である。
本願請求項3に記載の発明にかかる雨水取水装置においては、雨水流水路のどの部分においても既設の竪樋口径以上の管径を確保できるため、雨水滞留の恐れがなく、所謂ボトルネック現象によって惹起される装置外での溢水の恐れがない。また、連結された雨水貯留槽の水面は、オーバーフロー用隔壁上端と同レベルに保つことができる。
本願請求項4に記載の発明にかかる雨水取水装置においては、雨水に含まれる落ち葉等のゴミの多寡に応じて、2か所ある前記取水口のいずれかを、選択することが可能となる。滞留水防止のため、ゴミが少ない場合は、底面取水口からゴミ除去フイルターの付いた蛇口ニップルを介して取水するが、ゴミが多い場合は壁面取水口を使用する。また、ゴミ除去の際は装置本体を取り外すことなく、取水口から容易に除去することが可能であり、装置の保守が容易である。
前記取水口はいずれも、止水蓋をネジ装着することが可能なため、使用しない取水口を閉鎖することができる。そのため、底面取水口は、とくに、沈殿したゴミの排出口としても利用可能である。
本発明に係る雨水取水装置の一実施形態を示した縦断面図である。 図1における導水部先端部周辺の拡大図である。 本発明に係る雨水取水装置の一実施形態を示した斜視図である。
以下に、本発明の雨水取水装置を、その実施の最良の形態について、図面に示す実施例に基づいて、具体的に説明する。
図1において、1は本発明に係る雨水取水装置であり、集水部2、導水部3、取水部4および排水部5に区分される。集水部2には、竪樋上筒11aから雨水を採取するため縦樋外寸よりも若干大きい集水口6が、排水部5には、竪樋下筒11bの内寸に等しい外寸を持つ排水口7が、それぞれ開口しており、上筒11aと下筒11bが、直線的になるよう形成されている。また、取水部4の底面と、取水部4と排水部5を区分する8のオーバーフロー用隔壁上端より下方の本装置1の壁面に、同一形状の2つの取水口9a、9bが形成されている。
集水口6より落下する雨水を横方向に導く導水部3の流水面は先端に向かって水平面に対し±30°以内の傾斜を有し、その下方にあるオーバーフロー用隔壁8により分離された取水部4には通常雨水が、排水部5には初期雨水と通常雨水のオーバーフロー分が流入する。導水部流水面の形状は平面、凹面のいずれでも良く、導水部流水面の角度を上下に調整することで、分離、導水する雨水量の調節が可能である。
導水部3は流水面の先端に、流水面に対して角度45°±15°のオーバーハング状の形状をもつ断面10を有し、初期雨水を表面張力により排水口に効果的に分離、導水する。さらに、断面10の肌理を粗く、厚さを厚く、オーバーハングの角度を強くしたり、親水性素材または親水性塗料等を使用することによって、初期雨水が流水面裏側に迂回する度合いを高めることができる。
オーバーフロー用隔壁8の上端は、前記流水面先端の鉛直線上になるよう設置するが、設置位置をより取水部側に移動させることで、特に流速の速い雨水のみを取水することが可能となる。
本装置1は、集水部2から排水部5に至る雨水流路の断面積が、いずれの箇所においても竪樋上筒11aの断面積以上になるよう形成されている。
図2(a)は初期雨水の流路の状態を示す説明図である。概ね流速の遅い初期雨水Rは表面張力により、導水部3の先端部断面10に沿って排水部5に導水され、排水口7を経て排出される。
図2(b)は通常雨水の流路の状態を示す説明図である。初期雨水と比較して、流速の速い通常雨水Rの多くは、取水部4へ流入して取水口9a、9bを経て取水される。
図3は取水口に止水蓋および蛇口ニップルを、ネジ接続した一例であるが、同一仕様の取水口9aおよび取水口9bは、どちらも、ゴミ除去フイルターの付いた蛇口ニップル12、および止水蓋13を、ネジ接続可能になるよう形成されている。
さらに、前記蛇口ニップルは、止水コックを組み込んだり、回転式継手方式にしてもよい。
本発明の雨水取水装置は、その形状や大きさ、素材等において、様々な形態があってよい。例えば、本実施例では、円筒状の竪樋に連結されているが、角形の竪樋に連結されていてもよい。この場合、連結筒部の挿入口及び接続部の形状や装置の大きさは、角形の竪樋に対応した形状や大きさに設定される。また、素材は硬質塩化ビニル等の合成樹脂を使用するが、強度や耐久性の点で必要な場合は、金属素材の使用も可能である。
1 雨水取水装置
2 集水部
3 導水部
4 取水部
5 排水部
6 集水口
7 排水口
8 オーバーフロー用隔壁
9a 底面取水口
9b 壁面取水口
10 導水部先端断面
11a 竪樋上筒
11b 竪樋下筒
12 蛇口ニップル
13 止水蓋
R 雨水

Claims (4)

  1. 雨水の集水部と、前記集水部から落下する雨水を横方向に導く導水部と、前記導水部先端の下方にある縦方向に設置された隔壁と、前記隔壁により分離された生活雑水に利用する雨水の取水部と利用しない雨水の排水部とを備えたことを特徴とする雨水取水装置。
  2. 導水部先端の断面が、オーバーハング状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の雨水取水装置。
  3. 集水部に連結した竪樋を備え、導水部から排水部に至る雨水路断面積が、いずれの箇所においても前記竪樋上筒口面積以上となることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の雨水取水装置。
  4. 取水部に設けられた複数の取水口を備え、前記取水口は高低差を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の雨水取水装置。
JP2011085100A 2011-04-07 2011-04-07 雨水取水装置 Withdrawn JP2012219485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011085100A JP2012219485A (ja) 2011-04-07 2011-04-07 雨水取水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011085100A JP2012219485A (ja) 2011-04-07 2011-04-07 雨水取水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012219485A true JP2012219485A (ja) 2012-11-12

Family

ID=47271319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011085100A Withdrawn JP2012219485A (ja) 2011-04-07 2011-04-07 雨水取水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012219485A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107055798A (zh) * 2017-04-24 2017-08-18 浙江中景市政园林建设有限公司 一种市政道路排水系统
CN111980138A (zh) * 2020-08-29 2020-11-24 北京逸智联科技有限公司 一种海绵城市初期雨水收集系统以及收集方法
KR102202862B1 (ko) * 2020-07-21 2021-01-14 신정훈 빗물을 중수도 수준으로 정화하여 저장하는 빗물순환 시스템

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107055798A (zh) * 2017-04-24 2017-08-18 浙江中景市政园林建设有限公司 一种市政道路排水系统
CN107055798B (zh) * 2017-04-24 2020-10-27 浙江中景市政园林建设有限公司 一种市政道路排水系统
KR102202862B1 (ko) * 2020-07-21 2021-01-14 신정훈 빗물을 중수도 수준으로 정화하여 저장하는 빗물순환 시스템
CN111980138A (zh) * 2020-08-29 2020-11-24 北京逸智联科技有限公司 一种海绵城市初期雨水收集系统以及收集方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101886408B (zh) 卧式初期雨水弃流装置
US9139997B2 (en) Gully arrangement
JP7284778B2 (ja) 排水部材および雨樋
JP7407995B2 (ja) 排水システム
KR101255641B1 (ko) 이중 집수구조를 갖는 우수배출장치
JP2012219485A (ja) 雨水取水装置
US20150008229A1 (en) Rain Water Divert and Collection Device
JP2008248571A (ja) 雨水一時貯留槽
JP2011084939A (ja) 雨水貯水タンク
US20130264258A1 (en) Stormwater treatment device
JP2006132287A (ja) 竪樋用継手
JP2013002219A (ja) 取水枡及びそれを利用した雨水貯留システム
JP5643908B1 (ja) 排水システム
JP4846528B2 (ja) 水利調整機能付貯水タンク
JP2009062701A (ja) 樋配管システム
JP4504832B2 (ja) 雨水流出抑制システム
JP5315045B2 (ja) 雨水貯溜及び流出抑制のためのタンク
JP2003003527A (ja) 雨水利用システム
JP2013151836A (ja) 寒冷地向け表流水の取水装置
JP2007231709A (ja) 雨水分流構造及び雨水利用システム
EP2524999A2 (en) Container for collecting water
GB2524485A (en) Improvements in or relating to guttering
US10583377B2 (en) Rain water filter
JP2009287271A (ja) 雨水貯留システム
JP2010053521A (ja) 雨水貯留槽のオーバーフロー排水構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140701