JP2012204414A - 巻線システム - Google Patents

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【課題】トラブル等が発生した場合でも、稼働率が低下することを防止できる巻線システムを提供する。
【解決手段】コアT1を供給するためのコア供給部12と、コア供給部12から供給されたコアT1にワイヤを巻き付けるための巻線集合部14と、巻線集合部14においてワイヤが巻き付けられたコアT2を排出するためのコア排出部20と、を有する巻線システム10であって、巻線集合部14は、各々独立して駆動してコアT1にワイヤを巻き付ける複数の巻線部14A、14B、14C、14Dを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、コアにワイヤを巻き付けるための巻線システムに関する。
特許文献1には、インデックス方式で多連(10連)によって構成されている巻線装置が記載されている。この巻線装置は、インデックスの各ステージで、始線処理、からげ、巻線、終線処理などの工程を行い、かつ各々の工程を同時に実行しているものである。
特許文献2には、多連の巻線機を備えた多連巻線装置が記載されている。多連巻線装置は、多連の巻線機を備えているが、共通の駆動装置を採用している。
特開2001−230144号公報 特開平10−32136号公報
しかしながら、特許文献1の巻線装置では、インデックスの任意の連でトラブル等が発生した場合、巻線装置の設備全体が停止することになる。これにより、巻線装置の稼働率が低下する問題が生じる。
また、特許文献2の多連巻線装置では、共通の駆動装置が採用されているため、1つの巻線機にトラブル等が発生すると、多連巻線装置の設備全体が停止することになる。これにより、多連巻線装置の稼働率が低下する問題が生じる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、トラブル等が発生した場合でも、稼働率が低下することを防止できる巻線システムを提供することを目的とする。
本発明は、コアを供給するためのコア供給部と、前記コア供給部から供給された前記コアにワイヤを巻き付けるための巻線集合部と、前記巻線集合部において前記ワイヤが巻き付けられた前記コアを排出するためのコア排出部と、を有する巻線システムであって、前記巻線集合部は、各々独立して駆動して前記コアに前記ワイヤを巻き付ける複数の巻線部を備えていることを特徴とする。
この場合、前記巻線部の前記巻線集合部に対する連結状態または離脱状態を判定する接続判定ラインを備えたことが好ましい。
この場合、前記コアに巻き付けられた前記ワイヤを前記コアの電極に半田付けするための半田付け部を前記巻線集合部と前記コア排出部の間に備えたことが好ましい。
この場合、前記巻線集合部の任意の前記巻線部を前記巻線集合部から離脱させてメンテナンスを行うための調整部をさらに備えたことが好ましい。
本発明によれば、複数の巻線部のうち一部の巻線部がトラブル等により停止した場合でも、その他の巻線部が独立して駆動可能であるため、巻線システム全体が停止するという事態を防止することができる。これにより、複数の巻線部のうち一部の巻線部がトラブル等により停止した場合において、巻線システムの稼働率が大幅に低下することを防止でき、生産効率の大幅な低下を防止できる。
また、巻線部の巻線集合部に対する連結状態または離脱状態を判定する接続判定ラインが備えられているため、巻線部の巻線集合部に対する連結状態または離脱状態を判定することができる。
また、巻線集合部と半田付け部とが別々に設けられているため、巻線集合部の複数の巻線部においてワイヤが巻き付けられたコアを、半田付け部においてまとめて半田付けすることができる。これにより、巻線システムの生産効率を高めることができる。
さらに、調整部が設けられているため、トラブル等が発生した任意の巻線部を巻線集合部から離脱させ、調整部に移動させることができる。これにより、トラブル等が発生した巻線部を調整部において新しい巻線部に交換したり、あるいはメンテナンスすることができるとともに、その間、他の巻線部が継続して駆動しているため、巻線システムの稼働率が大幅に低下することを防止できる。この結果、巻線システムの生産効率の大幅な低下を防止できる。
本発明の一実施形態に係る巻線システムの構成図である。 本発明の一実施形態に係る巻線システムの通常運転時の状態を示す概念図である。 本発明の一実施形態に係る巻線システムを構成する巻線集合部の任意の巻線部をメンテナンスしている状態の概念図である。 本発明の一実施形態に係る巻線システムを構成する巻線集合部の3つの巻線部における「供給」、「巻線」、「取出し」の各工程のタイミングチャートである。
本発明の一実施形態に係る巻線システムについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、巻線システム10は、ワイヤが巻き付けられるコアT1を供給するためのコア供給部12と、コアT1にワイヤを巻き付けるための巻線集合部14と、巻線集合部14のうち所定の巻線部を巻線集合部14から離脱させてメンテナンスを行うための調整部16と、コアT1に巻き付けられたワイヤの端部をコアT1の電極に半田付けするための半田付け部18と、ワイヤが巻き付けられかつ半田付けされたコアT2を排出するためのコア排出部20と、を備えている。
なお、図1では、ワイヤが巻き付けられていないコアをT1で図示し、ワイヤが巻き付けられているコア(適宜、「ワイヤ巻き付け済みコア」という)をT2で図示している。
また、巻線システム10は、コア供給部12、巻線部14、半田付け部18にコアを移動させるための一軸ロボット22を備えている。一軸ロボット22は、制御装置21(図2参照)により駆動され、所定の軸方向に移動可能な吸着ヘッド24を備えている。吸着ヘッド24は、コアT1をコア供給部12から巻線集合部14へ搬送し、また、コアT2を巻線集合部14から半田付け部18へ搬送する。
なお、一軸ロボット22及び吸着ヘッド24は、巻線システム10において各部間の搬送手段として共有される。
コア供給部12は、コアT1を整列搬送する。コア供給部12は、供給部バッファ26を備えている。供給部バッファ26に、所定数のコアが並べられる。コアは、ボビンと、鍔部と、で構成されている。鍔部には、予め下地電極が形成されている。コア供給部12の一例として、振動フィーダ等が用いられる。
巻線集合部14は、各々独立して駆動してコアにワイヤを巻き付ける複数の巻線部14A、14B、14C、14Dで構成されている。各巻線部14A、14B、14C、14Dは、同じ構成であるため、一の巻線部14Aのみについて説明する。
なお、図1では、一例として、4機の巻線部14A、14B、14C、14Dが図示されているが、4機に限られるものではなく、5機以上の巻線部で構成されていてもよいし、3機以下の巻線部で構成されていてもよい。
また、巻線集合部14とは、各巻線部14A、14B、14C、14Dが制御装置21に電気的に接続されて駆動可能となっている状態の各巻線部14A、14B、14C、14Dの集合体と定義する。
巻線部14Aは、コア取入部28Aと、巻線機構部30Aと、巻線取出バッファ32Aと、コアT1を巻線機構部30Aへ供給しかつワイヤ巻き付け済みコアT2を巻線取出バッファ32Aに取り出すコア取出機構34Aと、を有している。
調整部16は、巻線集合部14の近傍に設けられている。調整部16は、メンテナンスや部品交換などの必要が生じた所定の巻線部を他の巻線部から一時的に離脱させ、巻線集合部14から退避させるための領域を意味する。
調整部16には、全ての巻線部14A、14B、14C、14Dが退避できるように構成されている。例えば、各巻線部14A、14B、14C、14Dから調整部16にかけて、それぞれレールが設けられている。そして、各巻線部14A、14B、14C、14Dがレール上を移動することにより、巻線集合部14にある各巻線部14A、14B、14C、14Dを調整部16に円滑に導くことができる。
ここで、各巻線部14A、14B、14C、14Dは、制御装置21に対して着脱可能に接続されている。そして、各巻線部14A、14B、14C、14Dが各々独立して駆動するように構成されている。例えば、各巻線部14A、14B、14C、14Dは、配管コネクタ(図示省略)及び配線コネクタ15により、配管系(図示省略)および制御装置21に接続されている。これにより、各巻線部14A、14B、14C、14Dが各々独立して駆動可能になる。一方、各巻線部14A、14B、14C、14Dの配管コネクタ及び配線コネクタ15が外れることにより、各巻線部14A、14B、14C、14Dが巻線集合部14から離脱可能になる。
各巻線部14A、14B、14C、14Dと制御装置21の間にはそれぞれ接続判定用の配線(接続判定ライン)が設けられている。任意の巻線部の配線コネクタ15が外されることにより、任意の巻線部と制御装置21との接続判定ラインが開放となり、任意の巻線部が巻線集合部14から離脱状態であると認識される。
コア取入部28Aには、コア供給部12の供給バッファ26のコアT1が吸着ヘッド24によって供給される。コア取入部28Aには、コア検出センサ(図示省略)が設けられている。コア取入部28Aにあるコアが不足している場合には、コア検出センサからの信号を受けて一軸ロボット22の吸着ヘッド24が駆動され、コア供給部12の供給バッファ26のコアT1がコア取入部28Aへ供給される。また、コア取入部28Aには、搬送ベルトが設けられている。コア取入部28Aへ供給されたコアT1は、搬送ベルトによってコア取出機構34Aの近傍へ搬送される。
コア取出機構34Aは、コア取入部28AのコアT1をピックアップして巻線機構部30Aへ供給する。
巻線機構部30Aは、コアT1を保持するハンドを有している。コアT1がハンドによって保持された状態で所定の軸回りに回転しながら、ワイヤ供給部(図示省略)から供給されたワイヤがコアT1に巻き付けられていく。
ここで、コアT1へのワイヤの巻付方法について説明する。コアT1の片方の鍔部には、予め下地電極が印刷されている。そして、コアT1の鍔部にワイヤの端部をからげ、コアを回転させてボビンにワイヤを巻き、その後、同じ片方の鍔部にワイヤをからげて、ワイヤを切断する。これにより、コアに巻き付けられたワイヤは、2本の端部を有している。
巻線機構部30AによってコアT1にワイヤが巻き付けられた後、コア取出機構34Aは、ワイヤ巻き付け済みコアT2をピックアップして巻線取出バッファ32Aへ搬送する。
巻線取出バッファ32Aは、搬送ベルトを有している。巻線取出バッファ32Aへ供給されたワイヤ巻き付け済みコアT2は、搬送ベルトによって所定の方向へ搬送されるとともに、巻線取出バッファ32Aにおいて所定の時間留まる。これにより、巻線取出バッファ32Aには、複数のワイヤ巻き付け済みコアT2が並べられる。巻線取出バッファ32Aには、コア検出センサ(図示省略)が設けられている。コア検出センサは、十分なバッファ数のワイヤ巻き付け済コアT2が並んでいるかどうかを制御装置21へ信号出力する。
なお、巻線取出バッファ32Aに並べられたワイヤ巻き付け済みコアT2のワイヤの端部は、この段階で半田付けされていない。
そして、巻線取出バッファ32Aのワイヤ巻き付け済みコアT2は、所定のタイミングで一軸ロボット22の吸着ヘッド24によって、半田付け部18の半田付け取入部36へ供給される。
半田付け部18は、半田付け取入部36を備えている。半田付け取入部36には、コア検出センサ(図示省略)が設けられている。半田付け取入部36にあるワイヤ巻き付け済みコアT2が不足している場合には、コア検出センサ(図示省略)からの信号を受けて一軸ロボット22の吸着ヘッド24が駆動され、いずれかの巻線部14A、14B、14C、14Dの巻線取出バッファ32Aのワイヤ巻き付け済みコアT2が半田付け取入部36へ供給される。半田付け取入部36には、ワイヤ巻き付け済みコアT2を半田付け部本体38へ搬送するための搬送ベルトが設けられている。
半田付け部本体38は、半田付け取入部36から搬送されてきたワイヤ巻き付け済みコアT2に対して半田付けを行う。半田付け部本体38では、ワイヤの2本の端部がコアの鍔部に印刷された下地電極に半田付けされる。
なお、半田付け部本体38では、複数のワイヤ巻き付け済みコアT2に対して同時に又は連続して半田付けが行われる。
コア排出部20には、半田付けされたワイヤ巻き付け済みコアT2が半田付け部18から搬送されてくる。コア排出部20では、半田付けされたワイヤ巻き付け済みコアT2がパレットなどの搬送治具などに収容され、別の場所に排出される。
次に、巻線集合部14の任意の巻線部14A、14B、14C、14Dをメンテナンスする場合について説明する。
(通常運転時)
図2に示すように、巻線集合部14の各巻線部14A、14B、14C、14Dが駆動しているときには、各巻線部14A、14B、14C、14Dが制御装置21に電気的に接続された状態になっている。各巻線部14A、14B、14C、14Dと制御装置21の間の接続判定ラインは短絡しており、任意の巻線部と巻線集合部14は連結状態であると認識される。
(メンテナンス時)
巻線集合部14の巻線部14Bが故障した場合には、巻線システム10を一時停止した後、図3に示すように、配管コネクタ及び配線コネクタ15を外して、当該巻線部14Bを配管系および制御装置21から離脱させる。このとき、巻線部14Bと制御装置21の間の接続判定ラインは開放しており、巻線部14Bと巻線集合部14は離脱状態であると認識される。そして、離脱状態の巻線部14Bを調整部16に移動する。巻線部14Bは、レール上をスライドして調整部に移動され、所定のメンテナンスが施される。
一方、巻線集合部14にある他の巻線部14A、14C、14Dは、制御装置21に対して電気的に接続されているため、巻線システム10の運転を再開することにより駆動状態となる。このため、駆動中の各巻線部14A、14C、14Dにおいて、コアT1にワイヤが巻き付けられる。これにより、メンテナンスしている巻線部14Bのみが駆動停止しており、他の巻線部14A、14C、14Dは駆動してコアに対するワイヤの巻き付け作業が継続実施される。
巻線部14Bのメンテナンスが終了した後、調整部16に退避している巻線部14Bを巻線集合部14側に移動する。ここで、巻線システム10を一時停止し、配管系および制御装置21に対して、配管コネクタ及び配線コネクタ15を接続する。これにより、巻線部14Bと制御装置21の間の接続判定ラインは短絡し、巻線部14Bと巻線集合部14は連結状態であると認識される。そこで、巻線システム10の運転を再開することにより、巻線部14Bを含めた巻線集合部14が駆動状態となる。
なお、巻線部14Bの連結は、位置決めピンで位置決めされた後、レバー操作により固定される。巻線部14Bの離脱は、レール上をスライドさせてもよいし、レールから外して巻線部14Bを別の調整用テーブルへ移動させてもよい。
次に、巻線集合部14の任意の巻線部14A、14B、14C、14Dに設備トラブルが発生した場合について説明する。
(設備トラブル発生時)
各巻線部14A、14B、14C、14Dと制御装置21の間にはそれぞれ正常運転判定用の配線(正常運転ライン)が設けられている。例えば、巻線部14Cにおいてワイヤ断線などのトラブルが発生した場合は、巻線部14Cから制御装置21への正常運転信号がOFFとなり、巻線部14Cがトラブル状態であると認識される。このとき、巻線部14Cでの巻線動作および巻線部14Cに対するコアT1、T2の供給、取出しは行われないが、他の巻線部14A、14B、14Dは継続して正常運転される。トラブルの発生した巻線部14Cは、トラブル要因を除去した後、巻線集合部14へ連結され正常運転される。
次に、巻線システム10における巻線動作の流れを説明する。
図4に示すように、ワイヤが巻き付けられていないコアT1がコア供給部12から巻線集合部14の各巻線部14A、14B、14C、14Dへ供給される(供給)。
巻線集合部14では、各巻線部14A、14B、14C、14DによってコアT1にワイヤが巻き付けられる(巻線)。
各巻線部14A、14B、14C、14Dによってワイヤが巻き付けられたワイヤ巻き付け済みコアT2は、各巻線部14A、14B、14C、14Dから取り出される(取出し)。
そして、ワイヤ巻き付け済みコアT2は、半田付け部18へ供給される。半田付け部18において、ワイヤ巻き付け済みコアT2のワイヤの端部が下地電極に半田付けされる。
このように、巻線システム10では、主として、供給→巻線→取出→半田付けという各工程を経る。
ここで、コアT1がコア供給部12から巻線集合部14の各巻線部14A、14B、14C、14Dに供給され、ワイヤが巻き付けられて、各巻線部14A、14B、14C、14Dから取り出され、半田付け部18に供給される工程(供給→巻線→取出)まで、の一連の動作のタイミングチャートを図4に示す。
なお、図4では、3つの巻線部14A、14B、14Cを例にとる。
図4に示すように、1つの目の巻線部14Aに、コアT1が供給され、ワイヤが巻き付けられているときに、2つの目の巻線部14Bに、コアT1が供給される。そして、1つの目の巻線部14Aからワイヤ巻き付け済みコアT2が取り出され、2つの目の巻線部14Bに供給されたコアT1にワイヤが巻き付けられているときに、3つの目の巻線部14Cにコアが供給される。
1つの目の巻線部14AにコアT1が供給されているときに、2つの目の巻線部14Bからワイヤ巻き付け済みコアT2が取り出される。そして、1つの目の巻線部14AにコアT1が供給され、2つの目の巻線部14Bからワイヤが巻き付けられたコアT2が取り出されているときに、3つの目の巻線部14Cにおいて、ワイヤがコアT1に巻き付けられる。
以後、図4のタイミングチャートに示すように各巻線部14A、14B、14Cにおいて、供給→巻線→取出しの各工程のタイミングがずらされて、順次、ワイヤがコアT1に巻き付けられていく。
以上のように、本実施形態の巻線システム10によれば、巻線集合部14に各々独立して駆動する複数の巻線部14A、14B、14C、14Dを備えているため、1つの巻線部に不具合が発生した場合でも、他の巻線部の駆動が継続することにより、コアT1にワイヤを巻き続けることができる。これにより、巻線システム10の稼働率の大幅な低下を防止できる。
また、半田付け部18において複数のワイヤ巻き付け済みコアT2に対して同時に又は連続して半田付けが行われる。これにより、半田付け工程の効率を向上することができる。
また、各巻線部14A、14B、14C、14Dにおけるワイヤの巻き付け工程とは独立して、半田付け部18において半田付けが行われる。これにより、各巻線部14A、14B、14C、14Dにおけるワイヤの巻き付け工程と半田付け部18における半田付け工程とは、相互に時間の制約を受けることがない。
10 巻線システム
12 コア供給部
14 巻線集合部
14A 巻線部
14B 巻線部
14C 巻線部
14D 巻線部
16 調整部
18 半田付け部
20 コア排出部

Claims (4)

  1. コアを供給するためのコア供給部と、
    前記コア供給部から供給された前記コアにワイヤを巻き付けるための巻線集合部と、
    前記巻線集合部において前記ワイヤが巻き付けられた前記コアを排出するためのコア排出部と、
    を有する巻線システムであって、
    前記巻線集合部は、各々独立して駆動して前記コアに前記ワイヤを巻き付ける複数の巻線部を備えていることを特徴とする巻線システム。
  2. 前記巻線部の前記巻線集合部に対する連結状態または離脱状態を判定する接続判定ラインを備えたことを特徴とする請求項1に記載の巻線システム。
  3. 前記コアに巻き付けられた前記ワイヤを前記コアの電極に半田付けするための半田付け部を前記巻線集合部と前記コア排出部の間に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の巻線システム。
  4. 前記巻線集合部の任意の前記巻線部を前記巻線集合部から離脱させてメンテナンスを行うための調整部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の巻線システム。
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