JP2012195703A - トランスコード装置及びトランスコード方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮の処理単位でのキャッシュミスヒットによるメモリアクセスの増加を防ぐこと。
【解決手段】符号化画像から復号した動きベクトルの統計情報を取得し、符号化画像を復号する復号部と、復号部により復号された復号画像を圧縮し、圧縮後のサイズを見積もる見積もり部と、復号画像を符号化する際、第1メモリに記憶された局所復号画像のうちの一部を第2メモリに記憶し、第2メモリ内の局所復号画像の一部を用いて符号化する符号化部と、圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき、符号化部により符号化された画像の局所復号画像を圧縮するか否かを決定し、圧縮後又は非圧縮の局所復号画像を第1メモリに記憶する圧縮部と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、符号化画像を復号した復号画像に対し、再符号化を行なうトランスコード装置及びトランスコード方法に関する。
地上デジタル放送の開始により、地上デジタルチューナーを内蔵した録画機が主流となりつつある。近年では、HDD(Hard Disk Drive)/BD(Blu-lay Disc)レコーダの出荷数がHDD/DVD(Digital Versatile Disc)レコーダを上回っており、DVDからBDにシフトが始まっている。BDのディスク容量は25GB(2層では50GB)である。よって、地上デジタル放送を、放送画質のままBDに保存する場合は、約3時間程度しか録画することができない。
そこで、長時間録画を実現するトランスコード技術が重要視されてきている。トランスコード技術を用いることにより、放送と同程度のハイビジョン画質においても、そのまま保存する場合と比べて、倍の録画時間を達成することが可能となる。よって、録画機では、BDやHDDの容量をより有効利用することができる。
一方で、トランスコード技術には、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)−2で符号化されている映像を直接MPEG−4/AVC H.264(以下、H.264という)に変換する手法と、一度MPEG−2を復号して、復号画を再度H.264で符号化する手法に分類できる。現状では、よりH.264の符号化アルゴリズムを生かすことのできる後者の方が画質的に優位である。
しかし、後者は、復号と符号化を行うため、処理量や外部メモリ帯域は前者と比較すると増加する。よって、外部メモリ帯域を削減するために、符号化時のローカルデコード画像(局所復号画像ともいう)を外部メモリに書き込む前後で可逆圧縮/展開する手法が用いられている。
特開2010−74705号公報 特開2007−266970号公報 特開平11−69352号公報
図1は、従来技術におけるトランスコード装置100の構成の一例を示す図である。図1に示す例では、入力ストリームを復号部101が復号し、復号部101により生成されたデコード画像が、第1メモリ103に記憶される。復号部101は、例えばMPEG−2のデコーダであり、第1メモリ103は、例えばトランスコード装置100の外部にある外部メモリとしてのSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
デコード画像は、スケーラ部105により解像度変換され、スケーリング後のデコード画像は、第1メモリ103に記憶される。スケーリング後のデコード画像は、符号化部107により符号化される。符号化部107は、例えばH.264のエンコーダである。
符号化部107により符号化された画像のうち、参照画像となりうる画像は、ローカルデコード画像として復号される。ローカルデコード画像は、圧縮部109により圧縮され、第1メモリ103に記憶される。
トランスコード装置100からの外部メモリ103へのアクセス回数を減らすため、符号化部107は、圧縮されたローカルデコード画像の一部を第2メモリ111に記憶する。第2メモリ111に記憶された圧縮後のローカルデコード画像の一部は、展開部113により展開(伸長)され、動き探索部115により、動き探索領域として用いられる。
圧縮部109によるローカルデコード画像の圧縮手法は、例えば、ローカルデコード画像を8×8画素や16×16画素などの小領域に分割し、分割した小領域に対して可変長符号化を施すことにより画像データの可逆圧縮を行う。符号化部107における動き予測処理では、可逆圧縮されたローカルデコード画像を第1メモリ103より読み出して、スケーリング後のデコード画像とのブロックマッチングを行う。このとき、ブロックマッチングを行う領域が、圧縮単位のグリッドにのっているとは限らないため、のりしろ領域(マッチング領域より外側にある余分な領域)を含めたサイズを読み出す必要がある。
図2は、圧縮のあり/なしによる第1メモリ103から読み出す領域の違いを説明するための図である。図2(A)は、圧縮なしの場合の処理単位と探索範囲(探索領域)を示す。図2(A)に示すように、圧縮なしの場合の処理単位は、8×1単位であり、探索範囲10は、33×29である。
図2(B)は、圧縮なしの場合の、第1メモリ103から読み出す読出領域11を示す。図2(B)に示すように、読出領域11は、処理単位の倍数である40×29である。符号化部107は、この読出領域11(40×29=1160(byte))を第1メモリ103から読み出しておく必要がある。
図2(C)は、圧縮ありの場合の処理単位と探索範囲(探索領域)を示す。図2(C)に示すように、圧縮ありの場合の処理単位は、16×16単位であり、探索範囲10は、33×29である。
図2(D)は、圧縮ありの場合の、第1メモリ103から読み出す読出領域12を示す。図2(D)に示すように、読出領域12は、処理単位の倍数である48×48である。符号化部107は、この読出領域12(48×48=2304(byte))を第1メモリ103から読み出しておく。
よって、ローカルデコード画像を圧縮すれば、第1メモリ103の帯域を削減することができるが、第1メモリ103からののりしろ領域を含めたサイズを読み出す必要がある。
一方、圧縮されたローカルデコード画像(参照画)における、符号化対象MB(マクロブロック)位置の上下数MBラインを第2メモリ111にキャッシュすることにより、のりしろ領域の無駄読みを防ぐことができる(図3参照)。
図3は、第2メモリ111にキャッシュされた領域を示す図である。図3に示すように、符号化対象MBと第2メモリ111にキャッシュされた領域内のMBとがマッチングするのであれば、第1メモリ103へのアクセスは必要ない。
しかし、圧縮率により第2メモリ111に格納できるMBライン数が変化するため、圧縮率が悪い場合においては、キャッシュミスヒット率が高くなり、ミスヒットによる第1メモリ103へのアクセスが増加してしまう。
図4は、キャッシュミスヒットを説明するための図である。図4に示す前方参照画は、圧縮率が高く(良く)、多くの領域が第2メモリ111に記憶される。よって、圧縮率が高い場合、第2メモリ111へのキャッシュによりミスヒットは起きにくい。
一方、図4に示す後方参照画は、圧縮率が低く(悪く)、前方参照画より多くない領域が第2メモリ111に記憶される。よって、圧縮率が低い場合、第2メモリ111へのキャッシュによりミスヒットは起きやすい。よって、ミスヒットによる第1メモリ103へのアクセスが増え、第1メモリ103帯域の削減効果が相殺される場合がある。
そこで、開示の技術は、上記課題に鑑みてなされたものであり、圧縮の処理単位でのキャッシュミスヒットによるメモリアクセスの増加を防ぐトランスコード装置及びトランスコード方法を提供することを目的とする。
開示の一態様におけるトランスコード装置は、符号化画像から復号した動きベクトルの統計情報を取得し、該符号化画像を復号する復号部と、前記復号部により復号された復号画像を圧縮し、圧縮後のサイズを見積もる見積もり部と、前記復号画像を符号化する際、第1メモリに記憶された局所復号画像のうちの一部を第2メモリに記憶し、前記第2メモリ内の局所復号画像の一部を用いて符号化する符号化部と、前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき、前記符号化部により符号化された画像の局所復号画像を圧縮するか否かを決定し、圧縮後又は非圧縮の局所復号画像を前記第1メモリに記憶する圧縮部と、を備える。
開示の技術によれば、圧縮の処理単位でのキャッシュミスヒットによるメモリアクセスの増加を防ぐことができる。
従来技術におけるトランスコード装置の構成の一例を示す図。 圧縮のあり/なしによる第1メモリから読み出す領域の違いを説明するための図。 第2メモリ111にキャッシュされた領域を示す図。 キャッシュミスヒットを説明するための図。 トランスコードにおけるパイプライン処理の一例を示す図。 実施例1におけるトランスコード装置の構成の一例を示すブロック図。 垂直方向の動きベクトルの統計情報の一例を示す図。 参照されるピクチャに対する動きベクトルの統計情報を説明するための図。 MBライン毎の圧縮見積もりサイズを説明するための図。 実施例1における符号化画像に対する復号処理及び見積もり処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における動きベクトルの統計情報の取得処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における圧縮又は非圧縮の判定処理の一例を示すフローチャート。 実施例1におけるキャッシュミスヒット率の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における下方向データサイズの計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における上方向データサイズの計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例1におけるヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における上方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例1における下方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例2における圧縮又は非圧縮の判定処理の一例を示すフローチャート。 実施例2におけるキャッシュミスヒット率の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例2におけるヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例2における上方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャート。 実施例2における下方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。
[実施例1]
実施例1では、復号されたデコード画像を再エンコードする際に、ピクチャ単位でローカルデコード画像(局所復号画像)を圧縮するか否かの判定を行う例について説明する。ここでいうピクチャは、インタレース方式により取得されるフィールド、又はプログレッシブ方式により取得されるフレームの何れであってもよい。
また、実施例1では、符号化画像の復号処理と、復号した画像の再符号化処理とは、ピクチャ単位のパイプライン処理によって処理される。図5は、トランスコードにおけるパイプライン処理の一例を示す図である。
図5に示す例では、MPEG−2のデコード処理、スケーリング処理、H.264の前処理0、前処理1、符号化処理がピクチャ単位でパイプライン処理される。なお、前処理0は、例えば、動き探索をするための画像の縮小化処理であり、前処理1は、縮小画像に対する動き探索処理である。符号化処理は、探索された動きベクトルを用いて入力画像を符号化する処理である。I、P、Bの後の番号は、表示順番号を示す。
パイプライン処理によって、例えば、MPEG−2の符号化情報をH.264の符号化に用いることができる。以下、パイプライン処理を行うトランスコード装置の構成について説明する。
<構成>
図6は、実施例1におけるトランスコード装置200の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すトランスコード装置200は、復号部201、見積もり部203、計算部207、スケーラ部209、符号化部211、圧縮部213を備える。トランスコード装置100は、第1メモリ205と接続され、第1メモリ205にデータを書き込んだり、第1メモリ205からデータを読み出したりすることができる。
復号部201は、例えば、MPEG−2やH.264などのデコーダであり、入力ストリームを復号して動きベクトルを取得し、復号画像(デコード画像)を生成する。例えば、復号部201は、入力ストリームに対し、マクロブロック(以下、MBともいう)単位で復号処理を行う際、現マクロブロックがIピクチャであるか否かを判定する。
現MBがIピクチャであれば、復号部201は、Iピクチャに対する復号処理を行なう。現MBがIピクチャでなければ(P又はBピクチャであれば)、復号部201は、垂直方向の動きベクトルの統計情報を取得し、デコード画像を生成する。復号部201は、復号したデコード画像を見積もり部203に出力する。
復号部201は、MBの1ラインに対し、取得した垂直方向の動きベクトルの大きさ毎にカウントし、これを統計情報とする。図7は、垂直方向の動きベクトルの統計情報の一例を示す図である。復号部201は、図7に示す例では、動きベクトルの大きさについて−64〜+64までの16刻みにグループ分けする。16に設定した理由は、MBの縦のサイズだからである。また、グループ分けする単位は、符号化時のブロックに対する縦のサイズに合わせればよい。復号部201は、復号対象の現MBの垂直方向の動きベクトルの大きさによって、該当するグループを+1カウントする。
図7(A)は、現MBを含むMBラインgの垂直方向の動きベクトルの例を示す。図7(B)は、MBラインgの動きベクトルの統計情報の一例を示す。図7(B)に示す動きベクトル数[g][0][0]について説明する。一番左の[]は、MBラインのライン識別番号を示す。真ん中の[]は、「0」であれば下方向を示し、「1」であれば上方向を示す。一番右の[]は、16毎に刻んだグループ識別番号を示す。復号部201は、図7に示すような動きベクトルの統計情報を第1メモリ205に書き込む(記憶する)。
なお、復号部201は、動きベクトルの統計情報を第1メモリ205に書き込まず、トランスコード装置200内部のメモリ(例えばRAM(Random Access Memory))に格納するようにしてもよい。
また、復号部201は、参照されるピクチャ毎にカウント値を累積させていく。図8は、参照されるピクチャに対する動きベクトルの統計情報を説明するための図である。図8に示すように、I2ピクチャのH.264符号化時に用いる動きベクトルの統計情報は、B0、B1、P5ピクチャの動きベクトルの統計情報の累積となる。
復号部201は、以下の式(1)により、I2ピクチャに対する動きベクトルの統計情報を累積する。
I2ピクチャに対する動きベクトルの統計情報=
B0ピクチャの動きベクトルの統計情報+B1ピクチャの動きベクトルの統計情報+P5ピクチャの動きベクトルの統計情報 ・・・式(1)
なお、累積するピクチャの枚数は、パイプラインの段数によって変わる。例えば、スケーリング処理を行わなくてもよいし、H.264の符号化処理を3段階以上に分けたりしてもよい。
図6に戻り、見積もり部203は、復号部201から取得したデコード画像をMB単位で圧縮符号化し、圧縮後のデータサイズ(以下、圧縮データサイズともいう)を取得する。例えば、見積もり部203は、取得したデコード画像が参照されるピクチャ(I、Pピクチャ)であれば、このデコード画像の画素の圧縮符号化を行う。画素の圧縮手法は、例えば、ラスタスキャン順に左上か画素からの差分を計算し、差分値を可変長符号化する手法や、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の離散コサイン変換と量子化によって圧縮する手法などがある。
圧縮データサイズは、1MBラインの処理毎に集計され、第1メモリ205に書き込まれる。図9は、MBライン毎の圧縮見積もりサイズを説明するための図である。圧縮見積もりサイズ(n)とは、MBラインのnライン目の圧縮データサイズの累積を示す。見積もり部203は、参照されるピクチャの圧縮見積もりサイズ()を第1メモリ205に書き込む。
なお、圧縮見積もりサイズは、動きベクトルの統計情報同様、トランスコード装置200内部のメモリに格納してもよい。
よって、復号部201、見積もり部203により、1枚の参照画(参照されるピクチャ)毎に、圧縮見積もりサイズ、参照されるときの動きベクトルの統計情報が得られる。
図6に戻り、第1メモリ205は、圧縮見積もりサイズを含む圧縮データサイズ情報、垂直方向の動きベクトルの情報、デコード画像、スケーリング後のデコート画像、ローカルデコード画像を記憶する。第1メモリ205は、例えば、外部メモリとしてのSDRAMである。
計算部207は、後述する第2メモリ215のキャッシュミスヒット率(単にミスヒット率ともいう)を計算して推定する。計算部207は、見積もり部203により見積もられた圧縮後のサイズが第2メモリ215のサイズ以下となる復号画像の一部を推測する。
計算部207は、推測した復号画像の一部を参照する動きベクトルの数(ヒット数)、及びこの復号画像の一部以外の部分を参照する動きベクトルの数(ミスヒット数という)を、動きベクトルの統計情報を用いて求める。計算部207は、ヒット数及びミスヒット数を用いてキャッシュミスヒット率を計算する。
よって、キャッシュミスヒット率は、圧縮見積もりサイズ及び動きベクトルの統計情報に基づいて計算される。キャッシュミスヒット率の詳細な計算方法は、図16〜19を用いて後述する。計算部207は、見積もったキャッシュミスヒット率を圧縮部213に出力する。
スケーラ部209は、第1メモリ205に記憶されているデコード画像に対し、解像度変換を行う。スケーラ部209は、例えば、HDからSDへ解像度変換を行う。解像度変換されたデコード画像(以下、スケーリング後デコード画像ともいう)は、第1メモリ205に記憶される。
符号化部211は、スケーリング後デコード画像を原画像として所定の符号化方式で符号化処理を行う。所定の符号化方式は、例えば、H.264やMPEG−4などの符号化方式である。
符号化部211は、符号化した画像が参照画像となる場合は、ローカルデコードを行い、このデコード画像(以下、ローカルデコード画像)を圧縮部213に出力する。
符号化部211は、第2メモリ215、展開部217、動き探索部219を有する。第2メモリ215は、例えばキャッシュメモリであり、第1メモリ205からローカルデコード画像の一部を取得し、記憶する。なお、このローカルデコード画像の一部は、後述するように、圧縮されている場合もあれば、圧縮されていない場合もある。
展開部217は、第2メモリ215内の圧縮されたローカルデコード画像の一部を展開する(伸長処理を行う)。
動き探索部219は、第2メモリ215に記憶されたローカルデコード画像の一部が圧縮されている場合は、展開部217により展開されたローカルデコード画像の一部を参照画像として動き探索を行う。
動き探索部219は、第2メモリ215に記憶されたローカルデコード画像の一部が圧縮されていない場合は、第2メモリ215からローカルデコード画像の一部を取得し、このローカルデコード画像の一部を参照画像として動き探索を行う。
動き探索部219は、ブロックマッチング処理を行い、マッチングするMBが第2メモリ215内になかった場合、展開部217に第1メモリ205へのアクセスを要求する。展開部217は、動き探索部219から第1メモリ205へのアクセス要求を受けると、第1メモリ205から所望のMBを含む領域を取得する。取得された領域は、圧縮されていた場合は展開されて動き探索部219に出力され、非圧縮の場合はそのまま動き探索部219に出力される。
また、動き探索部219は、処理負荷を軽減させるため、原画像を縮小画像にしてから動き探索を行ってもよい。
符号化部211は、動き探索部219により求められた動きベクトルを符号化する。符号化部211は、原画像に対し、所定の符号化方式で符号化処理を行う。例えば、符号化部211は、インター画像であれば、MB毎に参照MBと差分をとり、DCT変換処理、量子化処理、可変長符号化処理などを行う。可変長符号化されたデータ及び符号化された動きベクトルは、出力ストリームとして出力される。
圧縮部213は、符号化部211から取得したローカルデコード画像に対し、圧縮見積もりサイズ及び動きベクトルの統計情報に基づき計算されたキャッシュミスヒット率に応じて圧縮するか否かを決定する。
圧縮部213は、キャッシュミスヒット率が閾値(例えば20%)より大きければ、圧縮をせずにそのままローカルデコード画像を第1メモリ205に記憶する。圧縮部213は、キャッシュミスヒット率が閾値以下であれば、ローカルデコード画像を圧縮符号化し、第1メモリ205に記憶する。このときの圧縮手法は、見積もりを有効に用いるため、見積もり部203で圧縮した圧縮手法と同じが望ましい。
圧縮部213は、キャッシュミスヒット率が高い場合は、のりしろ領域の無駄読みをなくすため、圧縮せずにローカルデコード画像を第1メモリ205に記憶する。また、圧縮部213は、キャッシュミスヒット率が低い場合は、第1メモリ205の帯域を減らすため、ローカルデコード画像を圧縮して第1メモリ205に記憶する。
これにより、キャッシュミスヒット率を事前に予測することで、圧縮単位でのメモリアクセスの増加を防ぎ、のりしろ領域を含めた無駄読みとなる外部メモリ205の帯域を削減することが可能である。
なお、圧縮率が高い(良い)場合、又は圧縮率は低い(悪い)が符号化対象MBに近い位置しか参照されない場合は、キャッシュミスヒット率は小さくなりやすく、圧縮率が低く、探索範囲が広い場合は、キャッシュミスヒット率は大きくなりやすい。
<動作>
次に、トランスコード装置200の動作について説明する。
(復号処理と見積もり処理)
図10は、実施例1における符号化画像に対する復号処理及び見積もり処理の一例を示すフローチャートである。ステップS101で、復号部201は、MB単位で復号処理を行う。1ピクチャ分の復号処理が終了すると、ステップS102に進む。1ピクチャの復号処理を行って動きベクトルの統計情報を取得するが、この処理については図11を用いて説明する。
ステップS102で、見積もり部203は、復号された画像(現ピクチャ)が参照画(I、Pピクチャ)であるか否かを判定する。現ピクチャが参照画であれば(ステップS102−YES)ステップS103に進み、現ピクチャが参照画でなければ(ステップS102−NO)見積もり処理は行われない。
ステップS103で、見積もり部203は、MB単位で圧縮処理を行い、圧縮データサイズの累積を行う。
ステップS104で、見積もり部203は、1MBラインの圧縮処理を行ったか否かを判定する。1MBラインが終了していれば(ステップS104−YES)ステップS105に進み、1MBラインが終了していなければ(ステップS104−NO)ステップS103に戻る。
ステップS105で、見積もり部203は、1MBライン分の圧縮データサイズの累積である圧縮見積もりサイズを第1メモリ205に書き込む。
ステップS106で、見積もり部203は、1ピクチャ分の圧縮の見積もりが終了したかを判定する。1ピクチャ分の見積もりが終了していれば(ステップS106−YES)次のピクチャの復号処理が行われ、1ピクチャの分の見積もりが終了していなければ(ステップS106−NO)ステップS103に戻る。これにより、参照画毎に、1MBライン毎の圧縮見積もりサイズが得られる。
(動きベクトル統計情報の取得)
図11は、実施例1における動きベクトルの統計情報の取得処理の一例を示すフローチャートである。図11に示す処理は、図10に示すステップS101の処理に対応する。
図11に示すステップS201で、復号部201は、現ピクチャはIピクチャであるか否かを判定する。現ピクチャがIピクチャであれば(ステップS201−YES)ステップS208に進み、現ピクチャがIピクチャでなければ(ステップS201−NO)ステップS202に進む。
ステップS202で、復号部201は、処理対象の現MBはイントラMBであるかを判定する。現MBがイントラMBであれば(ステップS202−YES)ステップS205に進み、現MBがイントラMBでなければ(ステップS202−NO)ステップS203に進む。
ステップS203で、復号部201は、現MBの参照画を取得する。ステップS204で、復号部201は、現MBの動きベクトルにおける垂直方向の大きさの統計情報を取得する。動きベクトルの統計情報は、例えば、16ごとにグループ分けされた各グループの度数である。
ステップS205で、復号部201は、1MBラインが終了したかを判定する。1MBラインが終了していれば(ステップS205−YES)ステップS206に進み、1MBラインが終了していなければ(ステップS205−NO)ステップS202に戻る。
ステップS206で、復号部201は、1MBラインにおける垂直方向の動きベクトルの統計情報を第1メモリ205に書き込む。
ステップS207で、復号部201は、1ピクチャ分の垂直方向の動きベクトル統計情報の取得処理が1ピクチャ分終了したかを判定する。1ピクチャ分終了していれば(ステップS207−YES)ステップS208に進み、1ピクチャ分終了していなければ(ステップS207−NO)ステップS202に戻る。
ステップS208で、復号部201は、現ピクチャをMB単位で復号し、デコード画像を生成する。これにより、1枚の参照画に対し、1MBライン毎に、参照されるときの垂直方向の動きベクトルの統計情報を取得することができる。
(圧縮するか否かの判定)
次に、圧縮部213における圧縮するか否かの判定について説明する。図12は、実施例1における圧縮又は非圧縮の判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、図12に示す処理の前の事前設定について説明する。
圧縮部213は、下方向MBライン数と、第2メモリのサイズを設定しておく。下方向MBラインとは、圧縮対象のピクチャの現MBを含むカレントMBラインから下方向に何MBラインキャッシュするかを示す。下方向MBラインは、Cache_Low_MBline=L(L≧1)で表し、例えばL=4とする。第2メモリ215のサイズは、Chache=α(α>L×1MBラインのワースト圧縮サイズ)で表し、例えばα=500kバイトとする。
なお、下方向MBラインを予め設定したが、上方向MBラインを予め設定するようにしてもよい。ここで、下方向MBラインのLを設定したのは、下方向は符号化方向と同じ方向だからである。
図12に示すステップS301で、圧縮対象のローカルデコード画像(現ピクチャ)は、参照画であるかを判定する。参照画であるか否かは、例えば参照インデックスが付与されるか否かで判断できる。現ピクチャが参照画であれば(ステップS301−YES)ステップS303に進み、現ピクチャが参照画でなければ(ステップS301−NO)ステップS302に進む。
ステップS302で、圧縮部213は、ローカルデコード画像を第1メモリ205に書き込まずに、次のピクチャの処理を行う。ローカルデコード画像が参照画でなければ、メモリに保存しておく必要がないからである。
ステップS303で、圧縮部213は、現ピクチャに対するミスヒット率を計算部207から取得する。ミスヒット率の計算処理は、図13〜15を用いて後述する。
ステップS304で、圧縮部213は、取得したミスヒット率が閾値A未満であるかを判定する。閾値Aは、例えば20%である。ミスヒット率が閾値A以上であれば(ステップS304−NO)ステップS306に進み、ミスヒット率が閾値A未満であれば(ステップS304−YES)ステップ305に進む。
ステップS305で、圧縮部213は、ローカルデコード画像を圧縮して第1メモリ205に書き込む。ここでの圧縮方法は、公知の圧縮方法のいずれか1つを用いればよいが、見積もり部203と同じ圧縮方法が望ましい。
ステップS306で、圧縮部213は、ローカルデコード画像を圧縮せずに第1メモリ205に書き込む。
これにより、ミスヒット率が高い場合は、圧縮せずに第1メモリ205に書き込むことで、圧縮することによるのりしろ部分の無駄読みを削減することができる。
(キャッシュミスヒット率の計算処理)
次に、キャッシュミスヒット率の計算処理について説明する。図13は、実施例1におけるキャッシュミスヒット率の計算処理の一例を示すフローチャートである。実施例1では、ミスヒット率は、ピクチャ単位で求める。
図13に示すステップS401で、計算部207は、次のパラメータについて初期化を行う。
TotalSize(MBラインの圧縮見積もりサイズを累積したサイズ)=0
MB_lineID(MBラインの識別情報)=0
HitNum(ヒットしたMB(又は動きベクトル)の数)=0
MissHitNum(ミスヒットしたMB(又は動きベクトル)の数)=0
ステップS402で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
MB_lineID=MB_lineNum(1ピクチャのMBライン数)
この条件を満たせば(ステップS402−YES)ステップS407に進み、この条件を満たさなければ(ステップS402−NO)ステップS403に進む。
ステップS403で、計算部207は、下方向データサイズの計算を行う。この計算処理は、図14を用いて後述する。これにより、カレントMBラインから下方向にLライン分のデータ数が見積もられる。
ステップS404で、計算部207は、上方向のデータサイズの計算を行う。この計算処理は、図15を用いて後述する。これにより、第2メモリサイズ以内となるような上方向のMBライン数が分かる。よって、計算部207は、第2メモリ215には、カレントMBラインから上下何ライン分キャッシュできているかを判断することができる。
なお、スケーリングにより、画像サイズに変化がある場合は、計算部207は、圧縮データサイズにそのスケール比を乗算することで、スケーリングによる誤差を削減することができる。
ステップS405で、計算部207は、カレントMBラインに対するヒット数/ミスヒット数を計算する。ヒット数/ミスヒット数の計算処理は、図16〜18を用いて後述する。ステップS406で、計算部207は、MB_lineIDを1インクリメントする。ステップS406の処理後にステップS402に戻る。
ステップS407で、計算部207は、1ピクチャ分のミスヒット数やヒット数をカウントできたら、次の式(2)によりミスヒット率を計算する。
ミスヒット率(%)=100×MissHitNum/(HitNum+MissHitNum) ・・・式(2)
計算部207は、計算したミスヒット率を圧縮部213に出力する。
(下方向データサイズの計算)
次に、下方向のデータサイズの計算方法について説明する。図14は、実施例1における下方向データサイズの計算処理の一例を示すフローチャートである。図14に示すステップS501で、計算部207は、i=0に初期化する。
ステップS502で、計算部207は、次の式(3)によりTotalSizeを求める。
TotalSize=TotalSize+圧縮見積もりサイズ(MB_lineID+i) ・・・式(3)
ステップS503で、計算部207は、次の条件を満たすか否かを判定する。
i+1=L
この条件を満たす場合(ステップS503−YES)この計算処理を終了し、この条件を満たさない場合(ステップS503−NO)ステップS504に進む。ステップS504で、計算部207は、i=i+1にし、ステップS502に戻る。これにより、下方向のL個のMBラインに対し、見積もりデータサイズの累積を求めることができる。
(上方向データサイズの計算)
次に、上方向のデータサイズの計算方法について説明する。図15は、実施例1における上方向データサイズの計算処理の一例を示すフローチャートである。図15に示すステップS601で、計算部207は、j=0に初期化する。
ステップS602で、計算部207は、次の式(4)によりTotalSizeを求める。
TotalSize=TotalSize+圧縮見積もりサイズ(MB_lineID−j) ・・・式(4)
ステップS603で、計算部207は、次の条件を満たすか否かを判定する。
TotalSize<α
この条件を満たす場合(ステップS603−YES)ステップS604に進み、この条件を満たさない場合(ステップS603−NO)ステップS605に進む。
ステップS604で、計算部207は、j=j+1にし、ステップS602に戻る。ステップS605で、計算部207は、j=j−1にし、ステップS606に進む。
ステップS606で、計算部207は、Cache_UP_MBline=jに設定する。これにより、上方向のMBラインに対し、下方向のMBラインのデータ数と合計して第2メモリサイズ以内となるようなライン数を求めることができる。
(ヒット数及びミスヒット数の計算)
次に、ヒット数及びミスヒット数の計算方法について説明する。図16は、実施例1におけるヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャートである。図16に示すステップS701で、計算部207は、上方向のヒット数及びミスヒット数を計算する。この処理は、図17を用いて後述する。
ステップS702で、計算部207は、下方向のヒット数及びミスヒット数を計算する。この処理は、図18を用いて後述する。なお、ステップS701とステップS702とは、順序は問わない。
(上方向のヒット数及びミスヒット数の計算)
次に、上方向のヒット数及びミスヒット数の計算について説明する。図17は、実施例1における上方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャートである。ステップS801で、計算部207は、m=0とする。
ステップS802で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
m+1≦Cache_UP_MBline
この条件を満たす場合(ステップS802−YES)ステップS803に進み、この条件を満たさない場合(ステップS802−NO)ステップS804に進む。
ステップS803で、計算部207は、次に式(5)によりヒット数をカウントする。
HitNum=HitNum+動きベクトル数[MB_lineID][1][m] ・・・式(5)
ステップS804で、計算部207は、次の式(6)によりミスヒット数をカウントする。
MissHitNum=MissHitNum+動きベクトル数[MB_lineID][1][m] ・・・式(6)
ステップS805で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
m×16<垂直方向の動きベクトルの最大値
この条件を満たす場合(ステップS805−YES)ステップS806に進み、この条件を満たさない場合(ステップS805−NO)この計算処理を終了する。
ステップS806で、計算部207は、m=m+1とし、ステップS802に戻る。つまり、上方向のヒット数及びミスヒット数のカウントについて、計算部207は、まず、動きベクトル統計情報から、動きベクトルが上方向に0より大きい、かつ16以下となっているMBの個数を取り出す。
次に、計算部207は、上方向のMBラインの上限値の範囲内であればヒットと判定し、範囲外であればミスヒットと判定する。次に、計算部207は、動きベクトルが上方向に16より大きいかつ32以下となっているMBの個数を取り出し、同様の判定を行う。この処理を動きベクトルが最大値となるまで行い、現MBラインの上方向のヒット数とミスヒット数の値を求める。動きベクトルの最大値は、例えば、動きベクトル統計情報内の上向きの最大値である。
(下方向のヒット数及びミスヒット数の計算)
次に、下方向のヒット数及びミスヒット数の計算について説明する。図18は、実施例1における下方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャートである。ステップS901で、計算部207は、k=0とする。
ステップS902で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
k+1≦L
この条件を満たす場合(ステップS902−YES)ステップS903に進み、この条件を満たさない場合(ステップS902−NO)ステップS904に進む。
ステップS903で、計算部207は、次に式(7)によりヒット数をカウントする。
HitNum=HitNum+動きベクトル数[MB_lineID][0][k] ・・・式(7)
ステップS904で、計算部207は、次の式(8)によりミスヒット数をカウントする。
MissHitNum=MissHitNum+動きベクトル数[MB_lineID][0][k] ・・・式(8)
ステップS905で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
k×16<垂直方向の動きベクトルの最大値
この条件を満たす場合(ステップS905−YES)ステップS906に進み、この条件を満たさない場合(ステップS905−NO)この計算処理を終了する。
ステップS906で、計算部207は、k=k+1とし、ステップS902に戻る。なお、下方向のヒット数及びミスヒット数のカウントについて、計算部207は、現在のMBラインに対し、下方向として処理しているため、範囲内かどうかの判定式が上方向とは一部異なる。
計算部207は、まず、垂直方向の動きベクトルが0のMBの個数を取り出す。下方向には予めキャッシュするMBライン数(1以上)が固定されており、垂直方向の動きベクトルが0のMBについては必ずヒットとなる。
計算部207は、次に、垂直方向の動きベクトルが下方向に0より大きいかつ16以下となっているMBの個数を取り出し、下方向のMBラインの設定値の範囲内であればヒットと判定し、範囲外であればミスヒットと判定する。
計算部207は、この処理を垂直方向の下向きの動きベクトルの最大値まで繰り返す。動きベクトルの最大値は、例えば、動きベクトル統計情報内の下向きの最大値である。
これにより、上方向でカウントしたヒット数及びミスヒット数に下方向のヒット数とミスヒット数を累積することで、上下方向のヒット数及びミスヒット数をカウントすることができる。
なお、ここでは、動きベクトル0については、下方向の一部としてカウントしているが、上方向の一部としてカウントすることも可能であり、動きベクトル0を他の動きベクトルと独立して処理することも可能である。
これにより、動きベクトルの統計情報とデコード画像の圧縮見積もり値とに基づき計算されたミスヒット率を用いて、ローカルデコード画像を圧縮するか否かを決定することができる。
以上、実施例1によれば、ピクチャ単位でのデコード画像の圧縮データの見積もり値、動きベクトル統計情報に基づき、局所復号画像を圧縮するか否かを決めることで、圧縮の処理単位でのキャッシュミスヒットによるメモリアクセスの増加を防ぐことができる。
[実施例2]
次に、実施例2におけるトランスコード装置について説明する。実施例2では、MBライン単位でローカルデコード画像を圧縮するか否かを決定する。なお、実施例2でのトランスコード装置の構成は、図6に示す実施例1の構成と同様であるので、以下、同じ符号を用いて説明する。
<動作>
実施例2における、圧縮見積もりサイズ、及び動きベクトルの統計情報の取得については、実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
(圧縮するか否かの判定)
図19は、実施例2における圧縮又は非圧縮の判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、図19に示す処理は、MBライン単位で行う。圧縮部213による事前設定は、実施例1と同様であり、Lとαとが設定される。
図19に示すステップS1001で、圧縮対象のローカルデコード画像(現ピクチャ)は、参照画であるかを判定する。現ピクチャが参照画であれば(ステップS1001−YES)ステップS1003に進み、現ピクチャが参照画でなければ(ステップS1001−NO)ステップS1002に進む。
ステップS1002で、圧縮部213は、1枚のローカルデコード画像を第1メモリ205に書き込まずに、次のピクチャの処理に移る。
ステップS1003で、圧縮部213は、現ピクチャに対するミスヒット率を計算部207から取得する。ミスヒット率の計算処理は、図20〜23を用いて後述する。なお、ミスヒット率は、MBライン毎に計算される。
ステップS1004で、圧縮部213は、カレントMBラインを0に設定する。ステップS1005で、カレントMBラインのミスヒット率が閾値B未満であるかを判定する。カレントMBラインのミスヒット率が閾値B以上であれば(ステップS1005−NO)ステップS1007に進み、カレントMBラインのミスヒット率が閾値B未満であれば(ステップS1005−YES)ステップ1006に進む。閾値Bは、例えば20%である。
ステップS1006で、圧縮部213は、ローカルデコード画像のカレントMBラインを圧縮して第1メモリ205に書き込む。ここでの圧縮方法は、公知の圧縮方法のいずれか1つを用いればよい。なお、見積もり部203と同じ圧縮方法を用いるのが望ましい。
ステップS1007で、圧縮部213は、ローカルデコード画像のカレントMBラインを圧縮せずに第1メモリ205に書き込む。
これにより、ピクチャ単位よりも細かいMBライン単位で、ローカルデコード画像の圧縮又は非圧縮を判定するので、さらに、圧縮の処理単位でのキャッシュミスヒットによるメモリアクセスの増加を防ぐことができる。
(キャッシュミスヒット率の計算処理)
次に、キャッシュミスヒット率の計算処理について説明する。図20は、実施例2におけるキャッシュミスヒット率の計算処理の一例を示すフローチャートである。実施例2では、ミスヒット率は、MBライン単位で求める。
図20に示すステップS1101〜S1104は、図13に示すステップS401〜S404と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS1105で、計算部207は、MBライン毎にヒット数/ミスヒット数を計算する。この処理の詳細は、図21〜23を用いて後述する。
ステップS1106で、計算部207は、MB_lineIDを1インクリメントし、ステップS1102に戻る。ステップS1102でNOと判定されるまで、MBライン毎にヒット数/ミスヒット数がカウントされる。
ステップS1107で、計算部207は、MB_lineIDを0に設定する。ステップS1108で、次の条件を満たすかを判定する。
MB_lineID=MB_lineNum
この条件を満たす場合(ステップS1108−YES)処理を終了し、この条件を満たさない場合(ステップS1108−NO)ステップS1109に進む。
ステップS1109で、計算部207は、1MBライン分のミスヒット数やヒット数をカウントに基づき、次の式(9)によりMBライン毎のミスヒット率を計算する。
ミスヒット率[MB_lineID](%)=100×MissHitNum[MB_lineID]/(HitNum[MB_lineID]+MissHitNum[MB_lineID]) ・・・式(9)
計算部207は、計算したミスヒット率[MB_lineID]を圧縮部213に出力する。
ステップS1110で、計算部207は、MB_lineIDを1インクリメントし、ステップS1108に戻る。
なお、図20に示す処理では、ミット数及びミスヒット数のカウントと、ミスヒット率の計算を分けて記載したが、ステップS1105の後にステップS1109を行って、その都度、MBライン毎のミスヒット率を計算するようにしてもよい。
(ヒット数及びミスヒット数の計算)
次に、実施例2におけるヒット数及びミスヒット数の計算方法について説明する。図21は、実施例2におけるミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャートである。図21に示すステップS1201で、計算部207は、上方向のヒット数及びミスヒット数を計算する。この処理は、図22を用いて後述する。
ステップS1202で、計算部207は、下方向のヒット数及びミスヒット数を計算する。この処理は、図23を用いて後述する。なお、ステップS1201とステップS1202とは、順序は問わない。
(上方向のヒット数及びミスヒット数の計算)
次に、実施例2における上方向のヒット数及びミスヒット数の計算について説明する。図22は、実施例2における上方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1301で、計算部207は、m=0とする。
ステップS1302で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
m+1≦Cache_UP_MBline
この条件を満たす場合(ステップS1302−YES)ステップS1303に進み、この条件を満たさない場合(ステップS1302−NO)ステップS1304に進む。
ステップS303で、計算部207は、次に式(10)によりヒット数をカウントする。
HitNum[MB_lineID−m]=HitNum[MB_lineID−m]+動きベクトル数[MB_lineID][1][m] ・・・式(10)
ステップS804で、計算部207は、次の式(11)によりミスヒット数をカウントする。
MissHitNum[MB_lineID−m]=MissHitNum[MB_lineID−m]+動きベクトル数[MB_lineID][1][m] ・・・式(11)
ステップS1305で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
m×16<垂直方向の動きベクトルの最大値
この条件を満たす場合(ステップS1305−YES)ステップS1306に進み、この条件を満たさない場合(ステップS1305−NO)この計算処理を終了する。
ステップS1306で、計算部207は、m=m+1とし、ステップS1302に戻る。これにより、上方向のMBライン毎に参照されるときのヒット数及びミスヒット数をカウントすることができる。
(下方向のヒット数及びミスヒット数の計算)
次に、実施例2における下方向のヒット数及びミスヒット数の計算について説明する。図23は、実施例2における下方向のヒット数及びミスヒット数の計算処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1401で、計算部207は、k=0とする。
ステップS1402で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
k+1≦L
この条件を満たす場合(ステップS1402−YES)ステップS1403に進み、この条件を満たさない場合(ステップS1402−NO)ステップS1404に進む。
ステップS1403で、計算部207は、次に式(12)によりヒット数をカウントする。
HitNum[MB_lineID+k]=HitNum[MB_lineID+k]+動きベクトル数[MB_lineID][0][k] ・・・式(12)
ステップS1404で、計算部207は、次の式(13)によりミスヒット数をカウントする。
MissHitNum[MB_lineID+k]=MissHitNum[MB_lineID+k]+動きベクトル数[MB_lineID][0][k] ・・・式(13)
ステップS1405で、計算部207は、次の条件を満たすかを判定する。
k×16<垂直方向の動きベクトルの最大値
この条件を満たす場合(ステップS1405−YES)ステップS1406に進み、この条件を満たさない場合(ステップS1405−NO)この計算処理を終了する。
ステップS1406で、計算部207は、k=k+1とし、ステップS1402に戻る。
これにより、下方向のMBライン毎に参照されるときのヒット数及びミスヒット数をカウントすることができる。
以上、実施例2によれば、MBライン単位でローカルデコード画像を圧縮するか否かを決定することができ、より、圧縮の処理単位でのキャッシュミスヒットによるメモリアクセスの増加を防ぐことができる。
[変形例]
前述した各実施例において、スケーリング処理は必ずしも必要ではない。また、前述した各実施例では、MBのスキャン順が左から右を優先して上から下であることを前提にしたため、水平方向のMBライン単位の圧縮見積もりサイズ、垂直方向の動きベクトルの統計情報を取得した。しかし、仮に、MBのスキャン順が上から下を優先して左から右であることを考えた場合、垂直方向のMBライン単位の圧縮見積もりサイズ、水平方向の動きベクトルの統計情報を取得するようにしてもよい。また、圧縮の処理単位は、ピクチャ単位、又はMBライン単位のいずれかを選択可能にしておけばよい。
以上、各実施例や変形例について詳述したが、特定の実施例や変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記実施例や変形例以外にも種々の変形及び変更が可能である。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
符号化画像から復号した動きベクトルの統計情報を取得し、該符号化画像を復号する復号部と、
前記復号部により復号された復号画像を圧縮し、圧縮後のサイズを見積もる見積もり部と、
前記復号画像を符号化する際、第1メモリに記憶された局所復号画像のうちの一部を第2メモリに記憶し、前記第2メモリ内の局所復号画像の一部を用いて符号化する符号化部と、
前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき、前記符号化部により符号化された画像の局所復号画像を圧縮するか否かを決定し、圧縮後又は非圧縮の局所復号画像を前記第1メモリに記憶する圧縮部と、
を備えるトランスコード装置。
(付記2)
前記第2メモリ内の局所復号画像の一部に前記符号化部で参照するデータがない確率を示すミスヒット率を、前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトル情報に基づき計算する計算部をさらに備え、
前記圧縮部は、
前記ミスヒット率と閾値との比較結果に応じて前記局所復号画像を圧縮するか否かを決定する付記1記載のトランスコード装置。
(付記3)
前記計算部は、
前記動きベクトルの統計情報から、前記見積もり部により見積もられた圧縮後のサイズが前記第2メモリのサイズ以下である復号画像の一部を参照する動きベクトルの数、及び該復号画像の一部以外の部分を参照する動きベクトルの数を計算して前記ミスヒット率を計算する付記2記載のトランスコード装置。
(付記4)
前記圧縮部は、
圧縮するか否かを決定する単位を、ピクチャ単位又はマクロブロックライン単位のいずれかを選択可能とする付記1乃至3いずれか一項に記載のトランスコード装置。
(付記5)
符号化画像から復号した動きベクトルの統計情報を取得し、該符号化画像を復号し、
復号された復号画像を圧縮して圧縮後のサイズを見積もり、
前記復号画像を符号化する際、第1メモリに記憶された局所復号画像のうちの一部を第2メモリに記憶して前記第2メモリ内の局所復号画像の一部を用いて符号化し、
前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき、符号化された画像の局所復号画像を圧縮するか否かを決定し、圧縮後又は非圧縮の局所復号画像を前記第1メモリに記憶するトランスコード方法。
101、201 復号部
103、205 第1メモリ
105、209 スケーラ部
107、211 符号化部
109、213 圧縮部
111、215 第2メモリ
113、217 展開部
115、219 動き探索部
203 見積もり部
207 計算部

Claims (5)

  1. 符号化画像から復号した動きベクトルの統計情報を取得し、該符号化画像を復号する復号部と、
    前記復号部により復号された復号画像を圧縮し、圧縮後のサイズを見積もる見積もり部と、
    前記復号画像を符号化する際、第1メモリに記憶された局所復号画像のうちの一部を第2メモリに記憶し、前記第2メモリ内の局所復号画像の一部を用いて符号化する符号化部と、
    前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき、前記符号化部により符号化された画像の局所復号画像を圧縮するか否かを決定し、圧縮後又は非圧縮の局所復号画像を前記第1メモリに記憶する圧縮部と、
    を備えるトランスコード装置。
  2. 前記第2メモリ内の局所復号画像の一部に前記符号化部で参照するデータがない確率を示すミスヒット率を、前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき計算する計算部をさらに備え、
    前記圧縮部は、
    前記ミスヒット率と閾値との比較結果に応じて前記局所復号画像を圧縮するか否かを決定する請求項1記載のトランスコード装置。
  3. 前記計算部は、
    前記動きベクトルの統計情報から、前記見積もり部により見積もられた圧縮後のサイズが前記第2メモリのサイズ以下である復号画像の一部を参照する動きベクトルの数、及び該復号画像の一部以外の部分を参照する動きベクトルの数を計算して前記ミスヒット率を計算する請求項2記載のトランスコード装置。
  4. 前記圧縮部は、
    圧縮するか否かを決定する単位を、ピクチャ単位又はマクロブロックライン単位のいずれかを選択可能とする請求項1乃至3いずれか一項に記載のトランスコード装置。
  5. 符号化画像から復号した動きベクトルの統計情報を取得し、該符号化画像を復号し、
    復号された復号画像を圧縮して圧縮後のサイズを見積もり、
    前記復号画像を符号化する際、第1メモリに記憶された局所復号画像のうちの一部を第2メモリに記憶して前記第2メモリ内の局所復号画像の一部を用いて符号化し、
    前記圧縮後のサイズ及び前記動きベクトルの統計情報に基づき、符号化された画像の局所復号画像を圧縮するか否かを決定し、圧縮後又は非圧縮の局所復号画像を前記第1メモリに記憶するトランスコード方法。
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