JP2012194745A - 端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012194745A
JP2012194745A JP2011057785A JP2011057785A JP2012194745A JP 2012194745 A JP2012194745 A JP 2012194745A JP 2011057785 A JP2011057785 A JP 2011057785A JP 2011057785 A JP2011057785 A JP 2011057785A JP 2012194745 A JP2012194745 A JP 2012194745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
identification information
driver
server
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011057785A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sugiyama
淳 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2011057785A priority Critical patent/JP2012194745A/ja
Publication of JP2012194745A publication Critical patent/JP2012194745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、サーバからデータを提供される端末が、そのデータに基づく処理を情報処理装置に行わせる。
【解決手段】画像形成システム9において、端末1は、第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、画像形成装置2の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、第1および第2識別情報をサーバ3に通知する通知手段と、第1データと、画像形成装置2において用いられるデータを生成するドライバとを、サーバ3から受け取る受取手段と、ドライバに従って、第1データから第2データを生成する生成手段と、生成された第2データを画像形成装置2に供給する供給手段とを有する。サーバ3は、画像形成装置2の種類を識別する第2識別情報毎にドライバを対応付けて記憶し、第1識別情報に応じた第1データと、第2識別情報に対応付けられたドライバとを端末に提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラムに関する。
近年、インターネットを利用したサービスの形態として、クラウドコンピューティング(以下、単にクラウドという)が実用化されている。ユーザは、クラウドのコンピュータ資源を利用することで、そのコンピュータ資源を保有することなく、サービスを享受することが可能となる。
クラウドなどサービスの提供元から通信路を介してサービスを享受する技術として、例えば、特許文献1には、印刷機能を持たない電子メール端末に印刷機能を提供するシステムとして、電子メールを受信するアプリケーションサーバと、このアプリケーションサーバに通信網を介して接続されるプリンタアダプタ、および、プリンタから構成されるネットワークプリントシステムが記載されている。
また、特許文献2には、ホテルやコンビニエンスストア、公共施設に設置された不特定多数の人が利用するプリンタで、プリンタ毎に異なるプリンタドライバの種類や各種設定情報などを利用者が設定することなく印刷出力するプリントサービスシステムが記載されている。
特開2000−339237号公報 特許第4631458号公報
本発明の目的は、情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、サーバからデータを提供される端末が、そのデータに基づく処理を情報処理装置に行わせることを可能にすることにある。
上述した課題を解決するため、本発明の請求項1に係る端末は、供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置、および通知された識別情報に応じたデータを提供するサーバと通信する通信手段と、第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、前記情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、前記通信手段を用いて、前記第1および第2識別情報を前記サーバに通知する通知手段と、前記通信手段を用いて、前記第1識別情報が示す前記第1データと、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバとを、前記サーバから受け取る受取手段と、前記ドライバに従って、前記第1データから第2データを生成する生成手段と、生成された前記第2データを前記情報処理装置に供給する供給手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る端末は、請求項1に記載の態様において、前記通知手段は、前記第1および第2識別情報、並びに自身で用いるオペレーティングシステムを識別する第3識別情報を前記サーバに通知し、前記受取手段は、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを前記第3識別情報が示すオペレーティングシステムに組み込まれた状態で生成するドライバと、前記第1識別情報が示す前記第1データとを、前記サーバから受け取ることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る端末は、請求項1または2に記載の態様において、暗号化手段によって暗号化されたデータを、復号化する復号化手段を備え、前記受取手段が受け取る前記第1データは、前記暗号化手段によって暗号化されたデータであり、前記生成手段は、前記ドライバに従って、前記復号化手段により復号化された前記第1データから第2データを生成することを特徴とする。
本発明の請求項4に係るサーバは、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎に当該種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバを対応付けて記憶する記憶手段と、第1データを識別する第1識別情報と、前記第2識別情報とを端末から受け付ける受付手段と、前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報に対応付けられた前記ドライバとを前記端末に提供する提供手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項5に係るサーバは、請求項4に記載の態様において、前記記憶手段は、前記第2識別情報と、前記第1データの書式を識別する識別情報との組毎に、当該書式を有するデータから前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバを対応付けて記憶し、前記提供手段が提供する前記ドライバは、前記第1データの書式以外の書式を有するデータから、前記情報処理装置において用いられるデータを生成しないことを特徴とする。
本発明の請求項6に係るサーバは、請求項4または5に記載の態様において、前記記憶手段は、前記第2識別情報と、前記端末で用いられるオペレーティングシステムを識別する第3識別情報との組毎にドライバを対応付けて記憶し、前記受付手段は、前記第1識別情報、前記第2識別情報、および前記第3識別情報を前記端末から受け付け、前記提供手段は、前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報と前記第3識別情報との組に対応付けられた前記ドライバとを、前記端末に提供することを特徴とする。
本発明の請求項7に係る情報処理システムは、供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置と、前記情報処理装置と通信する端末と、前記端末と通信するサーバとを備え、前記端末は、第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、前記情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、前記第1および第2識別情報を前記サーバに通知する通知手段と、前記第1識別情報が示す前記第1データと、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバとを、前記サーバから受け取る受取手段と、前記ドライバに従って、前記第1データから第2データを生成する生成手段と、生成された前記第2データを前記情報処理装置に供給する供給手段とを有し、前記サーバは、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎に前記ドライバを対応付けて記憶する記憶手段と、前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報に対応付けられた前記ドライバとを前記端末に提供する提供手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項8に係るプログラムは、供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置、および通知された識別情報に応じたデータを提供するサーバと通信する通信手段を備えるコンピュータを、第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、前記情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、前記通信手段を用いて、前記第1および第2識別情報を前記サーバに通知する通知手段と、前記通信手段を用いて、前記第1識別情報が示す前記第1データと、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバとを、前記サーバから受け取る受取手段と、前記ドライバに従って、前記第1データから第2データを生成する生成手段と、生成された前記第2データを前記情報処理装置に供給する供給手段として機能させるプログラムである。
本発明の請求項9に係るプログラムは、コンピュータを、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎に当該種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバを対応付けて記憶する記憶手段と、第1データを識別する第1識別情報と、前記第2識別情報とを端末から受け付ける受付手段と、前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報に対応付けられた前記ドライバとを前記端末に提供する提供手段として機能させるプログラムである。
本発明の請求項1に係る端末によれば、情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、サーバから提供されるデータに基づく処理を情報処理装置に行わせることができる。
本発明の請求項2に係る端末によれば、オペレーティングシステムに応じたドライバを用いることができる。
本発明の請求項3に係る端末によれば、サーバに記憶させるデータの不正利用を抑制することができる。
本発明の請求項4に係るサーバによれば、端末と情報処理装置との間にその情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、提供したデータに基づく処理を情報処理装置に行わせることができる。
本発明の請求項5に係るサーバによれば、この構成を有しない場合に比較して提供するドライバのサイズを抑えられる。
本発明の請求項6に係るサーバによれば、端末で用いられるオペレーティングシステムに応じたドライバを提供することができる。
本発明の請求項7に係る情報処理システムによれば、情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、サーバからデータを提供される端末が、そのデータに基づく処理を情報処理装置に行わせることができる。
本発明の請求項8に係るプログラムによれば、情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、サーバから提供されるデータに基づく処理を情報処理装置に行わせることができる。
本発明の請求項9に係るプログラムによれば、端末と情報処理装置との間にその情報処理装置の種類毎にデータを変換するための装置を設置することなく、提供したデータに基づく処理を情報処理装置に行わせることができる。
実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。 実施形態に係る端末の構成を示す図である。 実施形態に係る制御部による制御の概要を説明するための図である。 実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 実施形態に係るサーバの構成を示す図である。 実施形態に係るユーザ証明DBの一例を示す図である。 実施形態に係る文書DBの一例を示す図である。 実施形態に係るドライバDBの一例を示す図である。 実施形態に係る画像形成システムの動作を説明するための図である。 変形例1に係る画像形成システムの動作を説明するための図である。 変形例2に係るサーバの構成を示す図である。 変形例2に係る文書DBの一例を示す図である。 変形例2に係るドライバDBの一例を示す図である。
1.実施形態
1−1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システム9の全体構成を示す図である。画像形成システム9は、情報処理システムの一例であり、ユーザが直接利用する情報処理資源を備えた端末1と、端末1が接続する画像形成装置2と、端末1に対して予め定められた文書に関するサービスを提供するサーバ3を含む。サーバ3は、インターネット上においてユーザの要求に応じて情報処理資源を提供するクラウド6に含まれる。すなわちサーバ3は、端末と通信するサーバの一例である。サーバ3は、複数の端末1に対してサービスを提供するが、説明を簡略にするため、同図においてサーバ3がサービスを提供する端末1を1つだけ図示する。また、端末1に接続する画像形成装置2も複数存在しているが、同図において1つだけ図示する。
端末1は、情報処理機能を備えた端末装置であり、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータなどである。端末1は、画像形成装置2と接続して通信し、画像形成装置2の機能を利用する。すなわち端末1は、情報処理装置と通信する端末の一例である。画像形成装置2は、供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置の一例であり、供給されるデータに応じて記録媒体に画像を形成する。
端末1のユーザは、画像形成装置2のユーザである必要はなく、端末1と画像形成装置2とは、固定的に接続されている必要はない。例えば画像形成装置2は、ホテルやコンビニエンスストア、公共施設に設置され不特定多数のユーザによって利用される。
1−2.端末の構成
図2は、端末1の構成を示す図である。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備え、CPUが、ROMに記憶されているブートローダや記憶部12に記憶されているコンピュータプログラム(以下、単にプログラムという)をRAMに読み出して実行することにより、端末1の各部を制御する。記憶部12は、ハードディスクドライブなどの大容量の記憶手段であり、制御部11により利用されるプログラムを記憶する。記憶部12に記憶されるプログラムには、端末1の各部を制御するための基礎となるプログラムであるオペレーティングシステム(OS:Operating System)のほか、用途に応じてユーザに選択され起動させられるアプリケーションプログラム(以下、アプリという)などがある。通信部13は、クラウド6内のサーバ3との間で各種データなどを通信するインターフェースであり、例えば各種のモデムやIMT-2000に準拠した無線通信回路などである。すなわち、通信部13は、通知された識別情報に応じたデータを提供するサーバと通信する通信手段の一例である。なお、通信部13とサーバ3との間には、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントや有線LANのルータというような通信を中継する中継装置が設けられているが説明を省略する。
操作部14は、各種の指示を入力するための操作ボタンやタッチパネルなどを備えており、ユーザによる操作を受け付けてその操作内容に応じた信号を制御部11に供給する。表示部15は、制御部11からの指示に応じて、文書データが表す文書の編集画面や操作を指示する対話型ウィンドウなどを表示する。表示部15は、例えば、液晶を用いた表示素子などにより構成される。装置インターフェース(以下、「IF」と表記する)16は、画像形成装置2との間で各種データなどを通信するインターフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したシリアルインターフェースや、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11などに準拠した無線インターフェースなどである。すなわち装置IF16は、供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置と通信する通信手段の一例である。
図3は、制御部11による制御の概要を説明するための図である。端末1の起動時に制御部11は、記憶部12に記憶されたオペレーティングシステムを読み出して実行する。オペレーティングシステムの中核となるカーネルは、端末1でアプリA,B,C…が実行されることにより発生する各プロセスを管理し、これらの各プロセスにコンピュータ資源を割当・開放したり、相互間の通信を仲介したりする。オペレーティングシステムには、その種類や版毎にそれぞれAPI(Application Programming Interface)が定められている。APIとは、オペレーティングシステムの提供する各種機能をアプリから利用するためのインターフェースである。ドライバα,β,γ…は、APIの実装であり、カーネルに読み出されることで、装置ア、イ、ウのそれぞれに依存した機能をアプリA,B,Cに提供する。端末1が利用する装置は、用途や技術革新によって変動するものであり、種類も多い。そのため、オペレーティングシステムは、カーネルがこれらの装置それぞれに対応したドライバを組み入れるという構成を取ることによって、装置の変動や多様性に対応可能なように設計されている。
1−3.画像形成装置の構成
図4は、画像形成装置2の構成を示す図である。制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを備え、画像形成装置2の各部を制御する。記憶部22は、ハードディスクドライブやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの大容量の記憶手段であり、制御部21のCPUに読み込まれるプログラムを記憶する。また、記憶部22は、画像形成装置2の種類を識別するための識別情報である装置IDを記憶する。
通信部23は、端末1との間で各種データなどを通信するインターフェースである。画像形成部25は、記憶部22や制御部21のRAMに記憶された、画像を示す画像データに応じて用紙などの記録媒体に画像を形成する。具体的には、画像形成部25は、露光装置、感光体、現像装置、転写装置、および搬送装置を備え、露光装置が画像データに応じたレーザー光を感光体に照射して静電潜像を形成し、現像装置が感光体表面にトナーを供給して静電潜像を現像する。そして、転写装置が、感光体上に形成されたトナー像を、搬送装置によって搬送された用紙等の記録媒体に転写する。
1−4.サーバの構成
図5は、サーバ3の構成を示す図である。制御部31は、CPU、ROM、RAMなどを備え、サーバ3の各部を制御する。また、制御部31は、記憶部32から読みだしたプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。記憶部32は、ハードディスクドライブなどの大容量の記憶手段であり、制御部31により利用されるプログラムを記憶する。通信部33は、端末1やインターネット上の他の装置などとの間で各種データなどを通信するインターフェースである。
また、記憶部32は、ユーザ証明データベース(以下、「DB」と表記する)321、文書DB322、およびドライバDB323を有する。
ユーザ証明DB321は、サーバ3を利用するユーザを示すユーザIDと、そのユーザであることを証明するパスワードとを関連付けて記憶(登録)する。図6は、ユーザ証明DB321の一例を示す図である。例えば、同図に示すユーザ証明DB321には、ユーザID「U001」がパスワード「bz87・・・」に対応付けられている。
文書DB322は、ユーザにより作成され、編集されている文書データをそのユーザ毎に記憶する。図7は、文書DB322の一例を示す図である。同図に示す文書DB322では、ユーザID「U001」に、文書データを格納したファイルとして「File1」「File2」「File3」「File4」…が関連付けられている。この文書データとは、ユーザが文書を編集する目的で作成されるデータであり、文書そのものを示す文書情報に加えて、フォントの指定、文字の色・大きさ、太文字などの装飾指定、箇条書き、表などのレイアウトを示すレイアウト情報が含まれていてもよく、また、編集の履歴を示す履歴情報などを含むものであってもよい。
ドライバDB323は、装置の種類(型番など)を識別する識別情報である装置IDと、端末1で用いられるオペレーティングシステムを識別する識別情報であるOSIDとの組み合わせ毎に、その装置をそのオペレーティングシステムで利用するためのドライバを記憶する。すなわちドライバDB323は、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報と、端末で用いられるオペレーティングシステムを識別する第3識別情報の組毎にドライバを対応付けて記憶する記憶手段の一例である。
図8は、ドライバDB323の一例を示す図である。同図に示すドライバDB323では、装置ID「D001」とOSID「OS−B」との組み合わせに対して、ドライバ「DD2」が対応付けられて記憶されている。これは、OSID「OS−B」のオペレーティングシステムが定めるAPIに従って、装置ID「D001」の装置(画像形成装置2)を利用するためのドライバとして、ドライバ「DD2」が記憶されていることを示している。
1−5.動作
図9は、本発明の実施形態に係る画像形成システム9の動作を説明するための図である。画像形成システム9が動作するために、端末1の制御部11は、取得部111、指定部112,通知部113、受取部114、生成部115、供給部116、検知部117、および削除部118として機能する。また、画像形成装置2の制御部21は、装置ID通知部211、および画像形成指示部212として機能する。また、サーバ3の制御部31は、認証部311、受付部312、および提供部313として機能する。なお、同図において、端末1と画像形成装置2とは、通信部13および通信部23を介して通信し、端末1とサーバ3とは、通信部13および通信部33を介して通信するが、これら通信部についての図示を省略する。
画像形成装置2の装置ID通知部211は、記憶部22から読みだした自身の種類を示す装置IDを端末1へ通知する。この通知は、端末1から送られる要求に対して行われてもよいし、端末1と画像形成装置2との接続が確立したときに行われてもよい。取得部111は、装置ID通知部211の通知した装置IDを取得し、指定部112に渡す。例えば、装置ID通知部211が、自身の種類を示す装置ID「D001」を通知すると、取得部111は、これを取得し指定部112に渡す。すなわち取得部111は、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段の一例である。
指定部112は、操作部14からユーザの操作に応じた信号を受ける。例えば、ユーザの操作が、サーバ3への接続を要求するものである場合には、指定部112は、これに応じてサーバ3に対して接続を要求する。また、ユーザの操作が、サーバ3に対する本人認証の証明として、ユーザIDとパスワードとの組み合わせを入力するものである場合には、指定部112は、この組み合わせをサーバ3に送信する。
サーバ3の認証部311は、記憶部32のユーザ証明DB321を参照し、指定部112から送信されたユーザIDおよびパスワードの組み合わせと照合して、端末1のユーザが予め登録されたユーザであるか否かを認証する。そして、端末1のユーザが予め登録されたユーザである場合には、認証部311は、記憶部32の文書DB322から、そのユーザIDに関連付けられているファイル名のリストを生成し、端末1へ送信する。指定部112は、認証部311から送信されたそのリストと、取得部111から渡された装置IDとを表示部15に表示させ、これに応答するユーザの操作を受け取る。ユーザは、ファイル名のリストと装置IDとを組み合わせた操作を操作部14に対して行い、文書を画像形成装置2に印刷させるための「印刷ジョブ」の指示をする。
例えば、ユーザは、表示部15に表示された位置に対応する、操作部14のタッチパネルの位置に接触することで、表示されたリストの中からファイル名「File3」を選択し、装置ID「D001」が表示された対話型ウィンドウの「印刷」ボタンを押下する操作を行う。指定部112は、受け取った操作に基づいて、上記のファイル名と装置IDとを通知部113に渡す。すなわち指定部112は、第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段の一例である。
通知部113は、端末1で使用されているオペレーティングシステムの種類を識別する識別情報であるOSIDを特定する。そして、通知部113は、指定部112から、文書データを格納するファイルのファイル名と、その文書データが示す文書を印刷する画像形成装置2の種類を示す装置IDとを受け取ると、通信部13を用いて、受け取ったファイル名(第1識別情報)および装置ID(第2識別情報)、並びに特定したOSID(第3識別情報)をサーバ3へ送信(通知)する。したがって通知部113は、通信手段を用いて、第1および第2識別情報をサーバに通知する通知手段の一例である。
サーバ3において受付部312は、ファイル名、装置ID、およびOSIDを受け付ける。すなわち受付部312は、第1データを識別する第1識別情報、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報、および端末で用いられるオペレーティングシステムを識別する第3識別情報を、端末から受け付ける受付手段の一例である。そして、受付部312は、受け付けたファイル名に基づいて文書DB322内を検索し、そのファイル名のファイルに格納された文書データを読み出す。また、受付部312は、受け付けた装置IDおよびOSIDに基づいてドライバDB323内を検索し、その装置IDおよびOSIDの組に対応付けられたドライバを読み出す。提供部313は、受付部312によって読み出された文書データとドライバとを端末1に提供する。すなわち提供部313は、第1識別情報に応じた第1データと、記憶手段により第2識別情報と第3識別情報との組に対応付けられたドライバとを、端末に提供する提供手段の一例である。
例えば、上述した例において、端末1において使用されているオペレーティングシステムのOSIDが「OS−B」である場合には、通知部113からこの「OS−B」が、ファイル名「File3」および装置ID「D001」とともに通知され、提供部313は、ファイル名「File3」のファイルに格納された文書データと、装置ID「D001」およびOSID「OS−B」の組み合わせに対応付けられているドライバ「DD2」とを端末1に提供する。
受取部114は、通信部13を用いて、サーバ3における提供部313により提供された文書データとドライバとを受け取って、これらを制御部11のRAMに記憶すると、ドライバをオペレーティングシステムに組み込むことにより生成部115を機能させる。すなわち受取部114は、第2識別情報が示す種類の情報処理装置において用いられるデータを第3識別情報が示すオペレーティングシステムに組み込まれた状態で生成するドライバと、第1識別情報が示す第1データとを、通信手段を用いてサーバから受け取る受取手段の一例である。
生成部115は、受取部114により受け取られたRAM上の文書データから、オペレーティングシステムに組み込まれたドライバの機能によりページ記述データを生成する。すなわち生成部115は、ドライバに従って、第1データから第2データを生成する生成手段の一例である。ここで、ページ記述データとは、画像形成装置2により画像形成の際に用いられるデータであり、一般に、画像形成装置2の種類に依存するページ記述言語(PDL:Page Description Language)に従って記述されたデータである。
例えば、文書データがRTF(Rich Text Format)型式やHTML(Hypertext Markup Language)型式に従って作成されたものである場合に、これには文書そのものを示す文書情報に加えて、上述したレイアウト情報、履歴情報などが含まれている。生成部115は、この文書データから抽出された各種情報を、装置IDで示される種類の画像形成装置2で解釈可能なページ記述言語に従って記述し直すことにより、上述したページ記述データを生成する。生成部115は、アプリを読み込んだ制御部11がAPIを呼び出して文書データを画像形成装置2へ出力するプロセスを発生させたときに、このプロセスに応じて呼び出されるドライバによって実現される。このドライバとは、受取部114によってオペレーティングシステムに組み込まれたものである。
供給部116は、生成部115によって生成されたページ記述データを画像形成装置2に供給する。すなわち供給部116は、生成された第2データを情報処理装置に供給する供給手段の一例である。画像形成指示部212は、供給部116から供給され、制御部21のRAM上に記憶されたページ記述データを解釈してレンダリング処理を実行し、各画素の色を表す色情報が記述されたラスタ形式の画像データを制御部21のRAM上に生成する。そして、画像形成指示部212は、生成した画像データに応じた画像を形成するように画像形成部25に指示する。画像形成部25は、この指示に応じて記録媒体に画像を形成する。具体的には、画像形成部25の露光装置が上記の画像データに応じたレーザー光を感光体に照射して静電潜像を形成し、現像装置が感光体表面にトナーを供給して静電潜像を現像する。そして、転写装置が、感光体上に形成されたトナー像を、搬送装置によって搬送された用紙等に転写する。
画像形成処理が終了すると画像形成部25は、これを画像形成指示部212に通知する。この通知を受けた画像形成指示部212は、制御部21のRAMに記憶されたページ記述データおよび画像データを削除し、画像形成が終了したことを端末1に通知する。この通知を受けた検知部117は、画像形成の終了を検知し、削除部118に伝え、削除部118は、これを受けて、RAMから文書データおよびページ記述データを削除し、オペレーティングシステムからドライバを削除する。
以上により、画像形成システム9は、画像形成装置2が端末1に装置IDを通知するだけで、画像形成装置2の種類に依存する処理を端末1が行うので、端末1と画像形成装置2との間に、画像形成装置2の種類毎に、例えば、特許文献1に記載されたプリンタアダプタといったデータを変換するための装置を設置する必要がない。
2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上述した実施形態において、サーバ3が提供する文書データは、暗号化されたものではなかったが、サーバ3が提供する文書データは暗号化されたものであってもよい。この場合、端末1の制御部11において、文書データを復号化すればよい。図10は、変形例1に係る画像形成システム9aの動作を説明するための図である。画像形成システム9aが上述した画像形成システム9と異なる点は、上記した機能に加えて復号化部119としても機能する制御部11aを備える点である。
端末1の記憶部12には、ユーザが公開している公開鍵と対を成す秘密鍵が予め記憶されている。秘密鍵はユーザの管理の下、端末1から漏洩されることはなく、端末1においてユーザの操作のみに応じて利用される。
図7に示した文書DB322には、上述したユーザの公開鍵によって暗号化された文書データが記憶されている。
受取部114は、提供部313により提供された文書データとドライバとを受け取って、これらを制御部11のRAMに記憶すると、ドライバをオペレーティングシステムに組み込むことにより生成部115を機能させる。また、受取部114は、提供された文書データがユーザの公開鍵で暗号化されたものである場合に、この暗号化された文書データ(以下、暗号化文書データという)を復号化部119に渡す。
復号化部119は、記憶部12から秘密鍵を読み出して、これに基づいて暗号化文書データを復号化し、RAMに復号化された文書データ(以下、復号化文書データという)を記憶する。すなわち復号化部119は、暗号化手段によって暗号化されたデータを、復号化する復号化手段の一例である。
生成部115は、RAMに記憶された復号化文書データから、ページ記述データを生成する。なお、暗号化文書データは、復号化文書データによって上書きされてもよい。また、暗号化文書データおよび復号化文書データは、検知部117が画像形成の終了を検知したときに、削除部118によってRAMから削除されてもよい。すなわち生成部115は、ドライバに従って、復号化手段により復号化された第1データから第2データを生成する生成手段の一例である。
以上により、変形例1に係る画像形成システム9aは、サーバ3に暗号化文書データを記憶させた場合であっても、画像形成装置2の種類に依存したページ記述データを生成する端末1の外に復号化文書データを漏洩させることなく、この暗号化文書データに応じて記録媒体に画像を形成する。したがって、画像形成システム9aにより取り扱われる文書データの安全性は、上記の構成を備えない場合に比較して高い。
2−2.変形例2
上述した実施形態において、ドライバDB323は、装置IDとOSIDとの組毎にドライバを記憶していたが、ドライバは文書データの書式毎に区別されていてもよい。
図11は、変形例2に係る画像形成システム9b(図示せず)が備えるサーバ3aの構成を示す図である。サーバ3aの記憶部32aには、上述した実施形態のサーバ3の記憶部32と異なり、文書DB322に代えて文書DB322aが記憶されている。また、記憶部32aには、ドライバDB323に代えてドライバDB323aが記憶されている。
文書DB322aは、ユーザにより作成され、編集されている文書データをそのユーザ毎に記憶する。図12は、変形例2に係る文書DB322aの一例を示す図である。同図に示す文書DB322aでは、ユーザID「U001」に対し、文書データを格納したファイルとして「File1」「File2」「File3」「File4」…が関連付けられている。ここで、各ファイルのファイル名の拡張子や、各ファイルに格納されている文書データのヘッダ部などによって、ファイル名と、文書データの書式を識別する識別情報である書式IDとは対応付けられている。例えば、同図に示すように、ファイル名「File1」および「File3」に格納された文書データの書式は、書式ID「T002」で識別される書式である。また、ファイル名「File2」に格納された文書データの書式は、書式ID「T001」で識別される書式であり、ファイル名「File4」に格納された文書データの書式は、書式ID「T003」で識別される書式である。要するに、各ファイルは、その格納する文書データの書式毎に区別されている。
ドライバDB323aは、装置の種類(型番など)を識別する識別情報である装置IDと、端末1で用いられるオペレーティングシステムを識別する識別情報であるOSIDと、ページ記述データの基礎となるデータとして読み込む文書データの書式を識別する識別情報である書式IDの組み合わせ毎に、その装置をそのオペレーティングシステムで利用するためのドライバを記憶する。
図13は、ドライバDB323aの一例を示す図である。同図に示すドライバDB323aでは、装置ID「D001」と、書式ID「T002」と、OSID「OS−B」との組み合わせに対して、ドライバ「DD2」が対応付けられて記憶されている。これは、OSID「OS−B」のオペレーティングシステムが定めるAPIに従って、装置ID「D001」の装置(画像形成装置2)を利用して、書式ID「T002」の文書データから、その装置により解釈可能なページ記述データを生成するためのドライバとして、ドライバ「DD2」が記憶されていることを示している。
変形例2に係る画像形成システム9bにおいて、サーバ3の制御部31によって実現される受付部312は、OSID、ファイル名、および装置IDを受け付ける。そして、受付部312は、受け付けたファイル名に基づいて文書DB322内を検索し、そのファイル名のファイルに格納された文書データを読み出し、ファイル名の拡張子や読みだした文書データのヘッダ部を参照して、この文書データの書式を示す書式IDを特定する。また、受付部312は、受け付けた装置IDおよびOSID、並びに特定した書式IDに基づいてドライバDB323内を検索し、その装置ID、書式ID、およびOSIDの組に対応付けられたドライバを読み出す。提供部313は、受付部312によって読み出された文書データとドライバとを端末1に提供する。
変形例2に係る画像形成システム9bにおいて、端末1の制御部11によって実現される受取部114は、提供部313により提供された文書データとドライバとを受け取って、これらを制御部11のRAMに記憶すると、ドライバをオペレーティングシステムに組み込むことにより生成部115を機能させる。生成部115は、受取部114が受け取ったRAM上の文書データから、オペレーティングシステムに組み込まれたドライバの機能によりページ記述データを生成する。
以上により、変形例2に係る画像形成システム9bにおいて、文書を画像形成装置2に印刷させる指示に対してサーバ3が端末1に提供するドライバは、これととともに提供される文書データの書式に特有のもので足りるので、他の書式の文書データから上記のページ記述データを生成する機能を含む必要がない。つまり、画像形成システム9bにおいてサーバ3の提供するドライバは、上記の構成を備えていない場合に比較して小さいものとなる。そのため、端末1におけるページ記述データの生成処理の負荷は比較的に軽く、上記の構成を備えていない場合に比較して、端末1のコンピュータ資源が抑えられる。
2−3.変形例3
上述した実施形態において、画像形成装置2の装置IDは、記憶部22に記憶されていたが、制御部21のROMに記憶されていてもよい。また、装置ID通知部211による装置IDの通知は、RFID(Radio Frequency IDentification)を利用したものであってもよい。
また、端末1がCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有する撮像手段を備えていて、取得部111が、撮像手段により撮像されたバーコードを示す画像などを解析して装置IDを取得してもよい。さらに、指定部112が取得部111を兼ねてもよい。すなわち、装置IDをユーザが知っている場合には、ユーザが操作部14を操作することにより、その装置IDを端末1の取得部111に取得させてもよい。これらの場合、画像形成装置2には装置ID通知部211は不要である。つまり、この変形例に係る情報処理システムにおいて、画像形成装置2などの情報処理装置には、装置IDを通知する手段である装置ID通知部が必要ないので、この構成以外を採用した場合に比べて、利用可能な情報処理装置の種類が多い。
2−4.変形例4
上述した実施形態において、サーバ3が提供するサービスは、文書に関するサービスであったが、サービスはこれに限られず、例えば、演奏記録・再現や音声、映像の編集・再生に関するサービスであってもよい。
具体例として、サーバが端末を介してMIDI(Musical Instrument Digital Interface;登録商標)のような演奏データを情報処理装置へ提供する場合について説明する。変形例4に係る情報処理システムは、サーバと端末と演奏再現装置(情報処理装置の一例)を備える。サーバの記憶部には、文書DB322に代えて、演奏記録DBが記憶されている。演奏記録DBは、ユーザにより演奏され演奏内容を記録した演奏データをそのユーザ毎に記憶する。ユーザが端末を操作して、選択した演奏データのファイル名と演奏を再現させる演奏再現装置の種類を示す装置IDとをサーバに通知すると、サーバは、通知されたファイル名のファイルを演奏記録DB内から見つけ、そのファイルに格納された演奏データを端末へ提供する。また、サーバは、通知された装置IDに対応するドライバをドライバDBから見つけ、端末へ提供する。端末は、提供されたドライバをオペレーティングシステムに組み込むと、提供された演奏データを上記の演奏再現装置によって解釈可能なデータに変換して演奏再現装置に供給する。これを受けて演奏再現装置は、ユーザに指定された演奏を再現する。このように、変形例4に係る情報処理システムは、様々なサービスに適用される。
2−5.変形例5
上述した実施形態において、サーバ3の記憶部32は、ドライバをオペレーティングシステムのOSID毎に記憶していたが、ドライバはOSID毎に区別されていなくてもよい。例えば、使用する端末1のオペレーティングシステムが1種類である場合において、ドライバDB323は、装置ID毎にドライバを記憶していてもよい。また、複数のオペレーティングシステムにおいて定められる各APIが共通している場合や、ドライバが各APIの共通部分の実装である場合においても、ドライバDB323は、OSID毎にドライバを区別しなくてよい。すなわちドライバDB323は、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎にドライバを対応付けて記憶する記憶手段の一例であればよい。そして、この場合、受付部312は、第1データを識別する第1識別情報と、情報処理装置の種類を識別する第2識別情報とを、端末から受け付ける受付手段の一例であればよく、提供部313は、受付部312によって読み出された文書データとドライバとを端末1に提供する。すなわち提供部313は、第1識別情報に応じた第1データと、記憶手段により第2識別情報に対応付けられたドライバとを端末に提供する提供手段の一例であればよい。
2−6.変形例6
端末1の制御部11、およびサーバ3の制御部31によって実行される各プログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。なお、上記の制御部11または制御部31によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサなどが用いられる。
1…端末、11,11a…制御部、111…取得部、112…指定部、113…通知部、114…受取部、115…生成部、116…供給部、117…検知部、118…削除部、119…復号化部、12…記憶部、13…通信部、14…操作部、15…表示部、2…画像形成装置、21…制御部、211…装置ID通知部、212…画像形成指示部、22…記憶部、23…通信部、25…画像形成部、3,3a…サーバ、31…制御部、311…認証部、312…受付部、313…提供部、32,32a…記憶部、321…ユーザ証明DB、322,322a…文書DB、323,323a…ドライバDB、33…通信部、6…クラウド、9,9a,9b…画像形成システム。

Claims (9)

  1. 供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置、および通知された識別情報に応じたデータを提供するサーバと通信する通信手段と、
    第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、
    前記情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、
    前記通信手段を用いて、前記第1および第2識別情報を前記サーバに通知する通知手段と、
    前記通信手段を用いて、前記第1識別情報が示す前記第1データと、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバとを、前記サーバから受け取る受取手段と、
    前記ドライバに従って、前記第1データから第2データを生成する生成手段と、
    生成された前記第2データを前記情報処理装置に供給する供給手段と
    を備えることを特徴とする端末。
  2. 前記通知手段は、前記第1および第2識別情報、並びに自身で用いるオペレーティングシステムを識別する第3識別情報を前記サーバに通知し、
    前記受取手段は、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを前記第3識別情報が示すオペレーティングシステムに組み込まれた状態で生成するドライバと、前記第1識別情報が示す前記第1データとを、前記サーバから受け取る
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 暗号化手段によって暗号化されたデータを、復号化する復号化手段を備え、
    前記受取手段が受け取る前記第1データは、前記暗号化手段によって暗号化されたデータであり、
    前記生成手段は、前記ドライバに従って、前記復号化手段により復号化された前記第1データから第2データを生成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の端末。
  4. 情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎に当該種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバを対応付けて記憶する記憶手段と、
    第1データを識別する第1識別情報と、前記第2識別情報とを端末から受け付ける受付手段と、
    前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報に対応付けられた前記ドライバとを前記端末に提供する提供手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  5. 前記記憶手段は、前記第2識別情報と、前記第1データの書式を識別する識別情報との組毎に、当該書式を有するデータから前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバを対応付けて記憶し、
    前記提供手段が提供する前記ドライバは、前記第1データの書式以外の書式を有するデータから、前記情報処理装置において用いられるデータを生成しない
    ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
  6. 前記記憶手段は、前記第2識別情報と、前記端末で用いられるオペレーティングシステムを識別する第3識別情報との組毎にドライバを対応付けて記憶し、
    前記受付手段は、前記第1識別情報、前記第2識別情報、および前記第3識別情報を前記端末から受け付け、
    前記提供手段は、前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報と前記第3識別情報との組に対応付けられた前記ドライバとを、前記端末に提供する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のサーバ。
  7. 供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信する端末と、
    前記端末と通信するサーバと
    を備え、
    前記端末は、
    第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、
    前記情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、
    前記第1および第2識別情報を前記サーバに通知する通知手段と、
    前記第1識別情報が示す前記第1データと、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバとを、前記サーバから受け取る受取手段と、
    前記ドライバに従って、前記第1データから第2データを生成する生成手段と、
    生成された前記第2データを前記情報処理装置に供給する供給手段と
    を有し、
    前記サーバは、
    情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎に前記ドライバを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報に対応付けられた前記ドライバとを前記端末に提供する提供手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  8. 供給されたデータを用いて処理を行う情報処理装置、および通知された識別情報に応じたデータを提供するサーバと通信する通信手段を備えるコンピュータを、
    第1データを識別する第1識別情報を指定する指定手段と、
    前記情報処理装置の種類を識別する第2識別情報を取得する取得手段と、
    前記通信手段を用いて、前記第1および第2識別情報を前記サーバに通知する通知手段と、
    前記通信手段を用いて、前記第1識別情報が示す前記第1データと、前記第2識別情報が示す前記種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバとを、前記サーバから受け取る受取手段と、
    前記ドライバに従って、前記第1データから第2データを生成する生成手段と、
    生成された前記第2データを前記情報処理装置に供給する供給手段
    として機能させるプログラム。
  9. コンピュータを、
    情報処理装置の種類を識別する第2識別情報毎に当該種類の情報処理装置において用いられるデータを生成するドライバを対応付けて記憶する記憶手段と、
    第1データを識別する第1識別情報と、前記第2識別情報とを端末から受け付ける受付手段と、
    前記第1識別情報に応じた前記第1データと、前記記憶手段により前記第2識別情報に対応付けられた前記ドライバとを前記端末に提供する提供手段
    として機能させるプログラム。
JP2011057785A 2011-03-16 2011-03-16 端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム Pending JP2012194745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011057785A JP2012194745A (ja) 2011-03-16 2011-03-16 端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011057785A JP2012194745A (ja) 2011-03-16 2011-03-16 端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012194745A true JP2012194745A (ja) 2012-10-11

Family

ID=47086579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011057785A Pending JP2012194745A (ja) 2011-03-16 2011-03-16 端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012194745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182607A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、管理装置、サーバ装置及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001088405A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Ricoh Co Ltd 印刷制御方法とそのプログラムを格納した記憶媒体並びにプリンタ制御装置及びプリンタシステム
JP2002023979A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Minolta Co Ltd ネットワークプリントシステム、サーバ、プリンタ、印刷出力制御装置、および記録媒体
JP2002204326A (ja) * 2000-10-12 2002-07-19 Seiko Epson Corp 画像印刷システムおよび方法
JP2002287919A (ja) * 2000-12-22 2002-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、暗号化データ処理方法及び暗号化データ処理システム
JP2006134245A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Kyocera Mita Corp プリンタドライバの自動インストールシステム及びプログラム
JP2008066988A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Canon Inc 画像入出力システム、制御方法、及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001088405A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Ricoh Co Ltd 印刷制御方法とそのプログラムを格納した記憶媒体並びにプリンタ制御装置及びプリンタシステム
JP2002023979A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Minolta Co Ltd ネットワークプリントシステム、サーバ、プリンタ、印刷出力制御装置、および記録媒体
JP2002204326A (ja) * 2000-10-12 2002-07-19 Seiko Epson Corp 画像印刷システムおよび方法
JP2002287919A (ja) * 2000-12-22 2002-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、暗号化データ処理方法及び暗号化データ処理システム
JP2006134245A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Kyocera Mita Corp プリンタドライバの自動インストールシステム及びプログラム
JP2008066988A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Canon Inc 画像入出力システム、制御方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182607A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、管理装置、サーバ装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9164710B2 (en) Service providing system and service providing method
JP6311352B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、プログラム及び情報処理システム
JP5764988B2 (ja) 表示装置、表示システム及びプログラム
JP5174955B2 (ja) クライアント端末、サーバ、サーバクライアントシステム、連携動作処理方法、プログラム、および記録媒体
JP6519357B2 (ja) 通信システム、画像形成装置、サーバ、及びプログラム
JP6938885B2 (ja) 装置間での情報のコピー方法および処理装置
JP6303979B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6977316B2 (ja) 設定情報利用システム、設定情報利用方法
JP2007128207A (ja) ジョブ処理システム、指示書作成装置及び画像読取装置
JP2008102633A (ja) 画像形成装置、ユーザ認証システム、画像形成装置を作動させる制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2007199774A (ja) 印刷システムおよび情報処理装置および印刷装置および印刷管理方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2004282670A (ja) 画像形成システム
JP2012221210A (ja) 情報処理装置、電子機器及び画像処理システム
JP7087888B2 (ja) 印刷方法及び印刷システム
US11748050B2 (en) Network printing service using instant messaging
JP2012194745A (ja) 端末、サーバ、情報処理システムおよびプログラム
US11645027B2 (en) Information processing system and method for processing data output requests and identification information
JP6213524B2 (ja) 表示装置、表示システム及びプログラム
US11106411B2 (en) File management apparatus, non-transitory computer readable medium storing file management program, and file management system
JP6958293B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法およびプログラム
JP2006048299A (ja) 情報印刷システム
JP2007233846A (ja) 電子データ格納装置、プログラム及び方法
JP2007280272A (ja) 電子ファイルのプリントアウトシステム及びその方法
US11307815B2 (en) Information processing apparatus, method, and non-transitory computer-readable storage medium to encrypt search value for searching job log using first key and server performs search process
JP7139984B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150512