JP2012193732A - 揺動形アクチュエータ調整装置 - Google Patents

揺動形アクチュエータ調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二重構造カムシャフトの相対角位置を精度良く調整する。
【解決手段】被駆動ステータ4を有する揺動形アクチュエータ調整装置1に関する。この被駆動ステータ4には、第1の油圧力伝達経路を介して第1のロータが続く。この第1のロータには、第2の油圧力伝達経路を介して第2のロータが続く。第2のロータは、第2のカムシャフト部分18に回転不能に連結されている。この第2のカムシャフト部分18は、第1のカムシャフト部分17に同軸に配置されている。この第1のカムシャフト部分17は、第1のロータに回転不能に連結されている。2つのロータの互いに対する相対角位置は、この2つのロータの連続した配置によって極めて正確に調整することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、二重構造カムシャフト用の揺動形アクチュエータ調整装置に関する。
二重構造カムシャフトを調整するための揺動形アクチュエータ調整装置は、特許文献1、特許文献2、特許文献3および特許文献4から知られている。
特許文献5は、揺動形アクチュエータ調整装置に関する。当該装置では、ケーシングのピンがロータの中央凹部に挿入されている。したがって、揺動形アクチュエータ調整装置のロータは、ケーシング内に固定されているピンに対して回転可能に設けられている。4/3方向油圧弁から、ケーシング内およびピン内のチャネルを介して、オイルを揺動形アクチュエータ調整装置内に導入することができるので、ロータはステータに対して2つの反対の揺動方向に枢動または揺動することができる。
まだ公開されていない独国特許出願第102011000650.8号は、オイルがケーシングから径方向外方にステータ内に導入されるようになっている揺動形アクチュエータ調整装置に関する。
独国特許出願公開第3624827号明細書 独国特許出願公開第102005014680号明細書 独国特許出願公開第102006041918号明細書 米国特許第6725817号明細書 独国特許第10045416号明細書
本発明の課題は、内側シャフトと外側シャフトを備える二重構造カムシャフトの調整を行うことができる揺動形アクチュエータ調整装置を創作することである。
上記課題は、本明細書に記載されている本発明の実施形態によって解決される。
本発明によると、2つのロータが連続して設けられている。すなわち、第1のロータが、第1の油圧力伝達経路を介してクランクシャフトによって駆動されるステータに続き、一方、第2のロータが、第2の油圧力伝達経路を介して第1のロータに続く。この場合、第1のロータは、第1のカムシャフト部分に対して回転不能に連結され、一方、第2のロータは、第2のカムシャフト部分に回転不能に連結されている。この2つのカムシャフト部分は、互いに対して同軸に配置されている。
このように本発明に係る揺動形アクチュエータ調整装置が連続構成を取っているため、製造公差または角位置に関して第2のロータが第1のロータに直接依存するという利点が生じる。このようにして、2つのロータの相対角位置に関して2つの公差を考慮に入れる必要がなくなり、1つの公差のみを考慮すればよくなる。したがって、2つのロータの互いに対する相対角位置を極めて正確に調整することができる。
本発明がもたらす別の利点は、本発明に係る揺動形アクチュエータ調整装置が連続構成を取っていることによって極めて迅速に調整を行うことができるということである。したがって、内側ロータは、所与の設置条件のために必然的に極めて小型になる。ロータが小型であるということは、圧力室群内のオイル容積が小さいということであり、その結果極めて迅速な調整が行われる。先行技術における小型のロータの欠点は、摩擦の度合いが大きくなるということであるが、この点は本発明に係る揺動形アクチュエータ調整装置では重要ではない。すなわち、負荷の調整の一部分が径方向外側の(つまり第1の)ロータによって行われるため、内側ロータは極めて小さな基本摩擦を有しているのである。
カムシャフトの2つの部分は、中空シャフトおよび中空シャフト内に設けられている内側シャフトとして設計され得る。中央ねじ内に配置される中央弁のない中央ねじを使用することによって、適切なトルクを伝達できるのに充分なだけ強力に内側シャフトの小さな断面内に中央ねじを張設することができるようになる。
本発明の実施例において、ケーシングが設けられる。このケーシングは、特に、シリンダヘッド、またはシリンダヘッドキャップのケーシング部分またはシリンダヘッド自体に緊密に連結され得る。ステータは、このケーシングのケーシング穴に回転可能に載置されている。オイルを、ステータ外壁の環状溝によって、反対の揺動方向が割り当てられている複数の圧力室へと導入することができる。ここで、ステータ外壁は、環状溝に起端するオイル穴またはオイルチャネルを有している。この場合、オイルを導く別のオイル穴または別のオイルチャネルを各圧力室に割り当てることが好ましい。これによって、先行技術では分離して行われるように設計されているステータへの回転の統合(integration of the rotary leadthrough)が可能になる。揺動形アクチュエータの径方向寸法は小さくてもよい。また、軸方向の構造空間は短尺であってもよい。このようにして、揺動形アクチュエータ調整装置は極めて小型となる。カムシャフトを介してのオイル供給は必要ではないので、横方向穴によってカムシャフトが弱化することがなくなる。
カムシャフトまたはカムシャフト軸受を介したオイル供給と比較して、油圧経路は極めて短いので、油圧損失も小さくなる。このことは、カムシャフトをより迅速に調整するためにカムシャフト変更トルクを使う場合に特に有利である。ロータハブ内に追加の穴を設けることは必ずしも必要ない。特に有利なやり方で、遠心力によって圧力室群から汚泥粒子を径方向外側に押し出すことができる。
本発明のさらなる利点は、特許請求の範囲、明細書および図面から明らかである。
本発明に係る揺動形アクチュエータ調整装置の例示的な一実施形態を長手軸方向に沿った断面で示した図である。 図1のII―II線に沿って切って示した図1に係る揺動形アクチュエータ調整装置の図である。 カバープレートおよびケーシングを除いて示した図1に係る揺動形アクチュエータ調整装置の図である。
二重構造カムシャフト2の角位置は、内燃機関を運転している間、図1に係る揺動形アクチュエータ調整装置1によって、駆動ホイール3に対して連続的に変化させることができる。カムシャフト2を回転することによって、ガス交換バルブの開閉時点を変化させ、それによって、それぞれの回転数において内燃機関が最適の挙動を示す。この場合、中空シャフト14として設計された径方向外側カムシャフト部分17は、ガス交換弁を制御するために第1カム19、20に連結されている。この目的のために、カム19、20は、径方向外側カムシャフト部分17の上に焼き嵌め(shrunk-fit)されている。このために、追加の微細噛合部を設けてもよい。中実シャフト21として設計されている径方向内側カムシャフト部分18もまた、詳細に図示されていないカムに連結されている。しかし、詳細に図示されていないこれらのカムは、ピン接続部を介して径方向内側カムシャフト部分18に連結されるとともに径方向外側カムシャフト部分17上に載置されている。このようなピン接続部は、本明細書で援用する独国公開特許公開102005014680号に既に提案されている。
揺動形アクチュエータ調整装置1はステータ4を備える。このステータは、駆動ホイール3に回転不能に連結されている。この目的のために、ねじ接続部が設けられている。このねじ接続部は複数のねじ22を有する。これらのねじ22は、カバープレート23と駆動ホイール3との間でステータ4を締め付ける。駆動ホイールは、噛合部33を備えるチェーンホイールである。この噛合部上には、詳細には図示しないチェーンが駆動要素として導かれている。ステータ4は、駆動要素および駆動ホイール3によって、クランクシャフトに駆動接続されている。
ステータ4は、図2に示す円筒状のステータ外壁5と、この壁の内側から等距離をおいて径方向内側に突出する横材8とを有する。隣接する横材8同士の間に、中間空間が形成されている。この中間空間内にオイルが圧力媒体として導入される。この目的のために、下記において詳細に説明される第1の4/3方向油圧比例弁が設けられている。この弁は、圧力媒体を制御する。
ベーン9は、中間ロータ11の円筒状ケーシング壁10から径方向外側に向かって突出し、隣接する横材8の間に突出する。これらのベーン9は、横材8の間の中間空間を、それぞれ2つの圧力室群31、32にさらに分割する。このうち、図2および図3において圧力室32は最小限に減圧されている。第1の4/3方向油圧比例弁12が図2に示す位置にある場合、圧力室群31は、油圧によって付勢されており、一方、圧力室群32はタンク24に向かって圧力が解放されている。
横材8は、端面側においてケーシング壁10の外面25に緊密に設置されている。ベーン9は、端面側においてステータ外壁4の円筒状内壁6に緊密に設置されている。
中間ロータ11は、内側ロータ26のための内側ステータ27の機能を担う。この目的のために、径方向内側に向いた内側横材28が、内側において中間ロータ11のケーシング壁10から等距離をおいて突出している。隣接する内側横材28同士の間に中間空間が形成されている。内側ロータ26は、これらの中間空間をそれぞれ、反対の揺動方向が割り当てられている第1の圧力室群68と第2の圧力室群69とに分割する。圧力媒体として、オイルを2つの圧力室群68、69へ導入したりそこから排出したりすることができる。この目的のために、下記で詳細に説明する第2の4/3方向比例圧力弁60が設けられている。この弁は圧力媒体としてのオイルを制御する。
内側ロータ26は、中間ロータ11の内部で揺動するとともに図1に示されている中央ねじ34によってカムシャフト2の内側カムシャフト部分18に回転不能に連結されるように、設けられている。この目的のために、この中央ねじ34が、内側ロータ26のロータハブ29の中央凹部35を通ってカムシャフト2に挿入され、かつ、内側カムシャフト部分18の雌ねじ切り16にねじ止めされている。この場合、中央ねじ34のねじ頭部30は、中央凹部35の基部36に設けられているので、駆動ホイール3を中空シャフト14の端面37に対して締め付ける。この中空シャフトは、外側カムシャフト部分17を形成する。駆動ホイール3は、ねじ22によってステータ4およびカバープレート23に緊密にねじ止めされている。追加のねじ38が、中間ロータ11とプレート39との間の堅固な接続部を作り出す。このプレート39は、中空シャフト14に対して同軸に載置されるとともに駆動ホイール3に設けられている。このようにして、ねじ38は、中空シャフト14に対する回転不能接続部を作りだす。この回転不能接続部は、フランジ継手である。
内側カムシャフト部分18は、めくら穴40を有する。このめくら穴には、雌ねじ切り16が設けられている。揺動形アクチュエータ調整装置1の方を向いている面において、内側カムシャフト部分18は、Oリング41によって中空シャフト17に対して封止されている。摩擦を最小限に抑えるために、内側カムシャフト部分18は、中空シャフト14に対して環状ギャップ42を有する。
ケーシング15に対して詳細に図示しないやり方で押入されているピン形状部材13が、凹部35内に設けられている。ここで、このピン形状部材13は、オイルを複数の圧力室のうち1つへと導くA1チャネル43を有する。A1チャネル43以外に、B1チャネル44が設けられている。このB1チャネルは、オイルを他の圧力室へと導く。ケーシング内に固定されているピン形状部材13が、部分的にしか図示されていないケーシング15に挿入されている。このケーシングは、詳細に図示されないシリンダヘッドに移動不能に連結されている。ピン形状部材13は、部材13をリング状に囲む2つの環状チャネル45、46を有する。A1チャネル43は、一方の環状チャネル45に開端している。B1チャネル44は、他方の環状チャネル46に開端している。2つの環状チャネル45、46に軸方向に隣接する複数の封止リングが、環状溝47、48、49に挿入されている。この場合、1つの共有リングのみが、2つの環状チャネル45、46の間で環状溝48に軸方向に設けられている。これらの封止リングにおいて、各封止リングに対して連続回転運動が行われているので、図示されていないこれらの封止リングは、摺動摩擦の影響を受けないように設計されている。カムシャフト2の方を向いている端面において、ピン形状部材13は、凹部50を有して成る。この凹部の内部では、ねじ頭部30が延出しているので、揺動形アクチュエータ調整装置1を極めて短い全長で構成することができる。
外周において、ステータ4も、互いに軸方向に離間する2つの環状チャネル51、52を有する。カバープレート23によって画定されている環状チャネル51は、A2チャネル53に割り当てられている。このA2チャネルは、オイルをケーシング15から複数の圧力室のうちの1つへと導く。一方、駆動ホイール3の近傍に設けられている環状チャネル52は、B2チャネル54に割り当てられている。このB2チャネルは、オイルをケーシング15から他の圧力室へと導く。
第1のロック55が、ベーン9のうちの1つに設けられている。この第1のロックによって、中間ロータ11がステータ4に形状嵌合状態で取りつけられている。内側ロータ26のベーン57のうちの1つが、第2のロック58を有する。この第2のロックによって、内側ロータ26を中間ロータ11に取りつけることができる。
カバープレート23は、カムシャフト2とは反対側の面において螺旋形状の補償ばね59を有する。この補償ばね59は、内側ロータ26をステータ4に対して特定の角位置で保持しようとするものである。
この場合、A2チャネル53は、第1の作業ポートAに割り当てられている。一方、B2チャネル54は、第2の作業ポートBに割り当てられている。
ケーシング15は、長尺のケーシング穴61を有する。このケーシング穴内には、ステータ4が回転可能に載置されている。漏れ損失を最小限に抑えるために、封止リング62、63、64が設けられている。これらの封止リング62、63、64は、環状溝65、66、67に挿入されている。これら環状溝は、A2チャネル52およびB2チャネル54から軸方向に離間して設けられている。このようにして、中央封止リング63が、A2チャネル52とB2チャネル54との間で環状溝66内に軸方向に設けられている。2つの軸方向外側封止リング62、64は、環状溝65および/または環状溝67を外側に対して封止する。
2つの4/3方向比例油圧弁12、60は、ロック中央位置を有する。2つの4/3方向比例油圧弁12、60には、共通のオイルポンプによってオイル圧が供給される。中間ロータ11および内側ロータ26の保持圧は、独国特許出願公開第19823619号に既に記載されているように流出縁部制御(run-off edge control)によって作り出される。4/3方向比例油圧弁12、60の制御は、電磁式に行われる。両方の4/3方向比例油圧弁12、60は、偏心した状態で、つまり、揺動形アクチュエータ調整装置の回転軸56に対して同軸ではない状態で設けられている。
本発明の実施例において、内側ロータ26に対して割り当てられている4/3方向油圧弁をロータハブ29内部の中央弁として設けることも可能である。
各4/3方向油圧弁12または60が、調整すべき中間ロータ11またはロータ26の近傍に配置されればされるほど、各4/3方向油圧弁12または60内においてカムシャフト変更トルクを利用するためのシステムがより良く提供されるようになる。このようなカムシャフト変更トルクを利用するためのシステムは、独国特許公開第102006012733号から既に知られている。
代替の実施例において、駆動ホイールは、駆動ベルトが駆動要素としてその上に導かれる歯付きベルトギヤである。
基本的に、焼結鋼、プラスチック、または軽金属が、ロータ、駆動ホイール、ステータ、カバープレート等を含むアクチュエータ調整装置の様々な部品の材料として考慮される。薄鋼板材料を、薄壁のみが必要とされているカバープレート、駆動ホイール等に使用することもできる。プラスチックは特に、鉱物粒子含有物および繊維含有物を含むデュロプラストであり得る。軽金属は特に、アルミニウムまたはマグネシウムであり得る。
本発明の別の実施例において、オイルがカムシャフト軸受およびカムシャフトを介して揺動形アクチュエータ調整装置の作業ポートへと導かれてもよい。カムシャフト調整装置内のカムシャフト軸受および中央弁を介して油圧が供給される内側シャフトおよび外側シャフトを有するこのようなカムシャフトは、本明細書に援用する独国特許出願公開第102006024793号から既に知られている。これに対して、油圧をカムシャフト軸受内のチャネルを介してカムシャフト調整装置に導入する偏心弁が、独国特許出願公開第102006028611号の場合には設けられる。
内燃機関は、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンのいずれかであり得る。
ピン形状部材13またはステータ4上の封止リングについては、回転の際に恒常的な締め付けをもたらす封止リングを設けることができる。プラスチックに加えて、金属も材料として使うことができる。
ピン形状部材13は、回転する内側ロータ26に対して固定されている必要はない。この部材がロータ26とともに回転すること、それどころかこの部材をロータと一体状に形成することも可能である。この場合、たとえば、ピン形状部材13がロータおよびカムシャフトから延出してもよく、また、ケーシング15内に回転可能に設けられていてもよい。この場合、オイルは、ケーシング15内またはピン形状部材13内に設けられている環状溝を介して搬送される。ピン形状部材13上に環状溝を設けることには、ケーシング15内の穴を介して内側環状溝からねじ止めを解除するよりも外側から設置する方が経済的であるという利点がある。
ピン形状部材13の代わりに、中央弁を設けることもできる。この中央弁は、外側、つまりカムシャフトとは反対の側からロータハブに挿入することができる。この中央弁は、中央ねじとして設計されていてもよく、したがって中央ねじ34の機能を果たす。
内側ロータ26に関して図示されているオイル注入口は、外周側の外側ロータのオイル供給部に対して前面側オイル供給部とも呼ばれる。
中実シャフトとして設計されている内側カムシャフト部分は、この実施例においては中空シャフトとして設計されていてもよい。独国特許出願公開第102006013829号には、中空シャフトとして設計されているこのような内側カムシャフト部分が記載されている。
上述の実施形態は、例示的な構成のみを含む。異なる実施形態の記載された特徴を組み合わせることができる。本発明に属する装置部分の追加の特徴、特に記載されていない特徴は、図面に示されている装置部分の形状寸法から推測することができる。
1 揺動形アクチュエータ
2 カムシャフト
3 駆動ホイール
4 ステータ
5 ステータの外部
6 内壁
8 横材
9 ベーン
10 ケーシング壁
11 中間ロータ
12 4/3方向油圧弁
13 ピン形状部材
14 中空シャフト
15 ケーシング
16 雌ねじ
17 径方向外側カムシャフト部分
18 径方向内側カムシャフト部分
19 カム
20 カム
21 中実シャフト
22 ねじ
23 カバープレート
24 タンク
25 外面
26 内側ロータ
27 内側ステータ
28 内側横材
29 ロータハブ
30 ねじ頭部
31 圧力室群
32 圧力室群
33 噛合部
34 中央ねじ
35 中央凹部
36 基部
37 端面側
38 追加ねじ
39 プレート
40 めくら穴
41 Oリング
42 環状ギャップ
43 A1―チャネル
44 B1―チャネル
45 環状チャネル
46 環状チャネル
47 環状溝
48 環状溝
49 環状溝
50 凹部
51 環状チャネル
52 環状チャネル
53 A2―チャネル
54 B2―チャネル
55 第1ロック
56 回転軸
57 ベーン
58 第2ロック
59 補償ばね
60 4/3方向油圧弁
61 ケーシング穴
62 封止リング
63 封止リング
64 封止リング
65 環状溝
66 環状溝
67 環状溝
68 圧力室群
69 圧力室群

Claims (13)

  1. 被駆動ステータと、
    カムシャフトの第1カムシャフト部分に回転不能に連結されている第1のロータと、
    前記カムシャフトの第2のカムシャフト部分に回転不能に連結されている第2のロータであって、前記第2のカムシャフト部分が前記第1のカムシャフト部分に対して同軸に配置されている、第2のロータと、を備える揺動形アクチュエータ調整装置において、
    前記ステータには、第1の油圧力伝達経路を介して前記第1のロータが続き、
    前記第1のロータには、第2の油圧力伝達経路を介して前記第2のロータが続く、
    揺動形アクチュエータ調整装置。
  2. 前記第2のロータは、前記第1のロータと関係して揺動されるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  3. 前記各ロータに関連する電磁式に調整可能な油圧弁をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  4. 前記第2のロータは、前記第1のロータ内部に面一に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  5. 前記第1のロータは、中間ロータとして設計されており、該ロータの内側から内側横材が径方向内側に突出していることを特徴とする、請求項4に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  6. 前記内側横材は、前記中間ロータと一体状に形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  7. 前記ステータは、ケーシングのケーシング穴内に回転可能に載置されており、それにより、オイルが、前記ステータ外壁内の凹部を通って反対の揺動方向に割り当てられている複数の圧力室へと導かれることができるようになっている、請求項1に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  8. 前記ステータの領域は、前記ケーシング穴から突出しており、前記領域は、噛合部に移動不能に連結されていることを特徴とする、請求項7に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  9. 前記噛合部は、揺動形アクチュエータ装置の、前記カムシャフトに面する側に配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  10. オイルが、前記ケーシングから環状周回溝(annular encircling channels)を介して凹部へと搬送されることを特徴とする、請求項7に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  11. 前記第2のロータのロータハブ内部に設けられている部材であって、ケーシングからのオイルを前記第2のロータの複数の圧力室に導くように構成されている部材、をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  12. 前記部材は、ピン形状でありかつ前記第2のロータに面していることを特徴とする、請求項11に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
  13. 前記第2のロータをカムシャフトに軸方向に張設するロータハブ内部の中央ねじをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の揺動形アクチュエータ調整装置。
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