JP2012153489A - 用紙処理装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフト動作に関して、装置の大型化やそれに付随するコストアップを最低限に抑え、生産性の低下をさせずに達成できる用紙処理装置を提供する。
【解決手段】用紙P後端がシフト搬送ローラ対240に搭載される上流側にあるローラ対241のニップを通過したタイミングでは、下流側にあるローラ対242により用紙Pに対して搬送力が伝達されているため、用紙は斜行しつつ搬送される。その際、排紙ローラ対206の搬送圧は解除されていることが望ましい。そこで用紙P後端が下流側シフト搬送ローラ対241のニップを過ぎたタイミングにて、叩きコロ211を下降させ、コロ部分で用紙を積載手段としてのスティプルトレイ219に押し付け、さらにコロ部分を回転させて用紙後端が後端基準フェンス220に突き当たるまでスイッチバックさせる。
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙を斜行させ、排出する用紙処理装置、及びこの用紙処理装置を備えた画像形成装置に関する。
用紙後処理装置や、その用紙後処理装置を一体または別体に備えた、画像形成装置では、画像形成装置本体でシート状の記録媒体(以下、用紙と総称する)には、用紙を搬送方向と対向する方向にずらして排紙することで用紙をシフトソートして排出する機構を持ったものがある。
このようなシフト装置は、通常、用紙をシフトするためにモータ等の駆動源を使用することが一般的に知られているが、モータ等の駆動源を用いた構成ではシフト動作の時に用紙の搬送を停止する必要があり、生産性の低下を招いていた。
生産性の低下を解消するために、用紙搬送を停止せずにシフト動作をしながら用紙搬送を実施する技術が既に知られている。例えば特許文献1には、用紙積載トレイへ用紙を排紙する搬送経路中に複数の分岐搬送経路を設けると共に、各分岐搬送経路にシフト手段を設け、並列に設けたシフト手段のうちの一方のシフト手段が先行用紙のシフト動作を行なった後で該シフト手段が受け入れ位置に復帰するのを待たずに後続用紙については他方のシフト手段で受け入れ、生産性を高めるために、用紙を受け入れて用紙積載トレイへ搬送する搬送経路と、搬送経路内の用紙を搬送する搬送機構と、用紙積載トレイより上流側の該搬送経路中に設けた複数の分岐搬送経路と、該複数の分岐搬送経路の上流側分岐部に配置されて用紙の搬送方向をいずれか一方の分岐搬送経路に切り替える切替え手段と、該各分岐搬送経路内にそれぞれ配置されて通過する用紙を搬送方向と直交する幅方向へシフト移動させるシフト手段と、制御手段とを備えた装置が開示されている。
しかしながら、従来の構成でも、また特許文献1に開示されている装置でも、シフト動作に使用するコロを対応用紙サイズに合わせて一度に移動させる必要があるため、装置が大型化し、その結果コストアップを招くという問題が解消できていない。
そこで本発明においては、シフト動作に関して、装置の大型化、コストアップを最低限に抑え、生産性を低下させずに装置を構成することを目的とする。
本発明の用紙処理装置のうち請求項1に係るものは、用紙束端部を用紙受け入れ口に受けて用紙束を綴じるスティプラと、スティプルトレイに排出された用紙の後端を用紙後端受け面で受けて整合する後端フェンスと、前記スティプルトレイに排出された用紙の幅方向を受けて整合するジョガーとを備え、前記スティプルトレイへの用紙放出手段において、用紙を斜行させ排出するために、用紙搬送方向に異なる位置に配置されたローラ対を用いてなることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1に記載の用紙処理装置において、前記用紙搬送方向に異なる位置に配置したローラ対の軸を用紙搬送路内にて連結することを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2に記載の用紙処理装置において、用紙搬送下流側にある前記ローラ対の少なくとも一方の形状を楕円形状にしたことを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかに記載の用紙処理装置において、前記用紙搬送上流にあるローラ対と下流側にあるローラ対との回転速度を異なるものにすることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項4に記載の用紙処理装置において、前記用紙搬送上流にあるシフト搬送ローラ対にトルクリミッタを用いることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項1から4のいずれかに記載の用紙処理装置において、前記シフト搬送ローラ対を排出された用紙に対して、スティプルトレイ上用紙を整合するジョガーフェンスの形状に用紙先端方向が広がるよう角度をつけたことを特徴とする。
同請求項7に係るものは、請求項1から5のいずれかに記載の用紙処理装置において、前記シフト搬送ローラ対よりさらに用紙搬送下流側にある、叩きコロの形状を螺旋形状にすることを特徴とする。
同請求項8に係るものは、画像形成手段と、請求項1から7のいずれかに記載の用紙処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、シフト動作に関して、装置の大型化やそれに付随するコストアップを最低限に抑え、生産性の低下をさせずに達成することができる。
本発明の実施対象となる画像形成システムのシステム構成の概略を示す図 用紙処理装置の概略構成について説明する図 図1、2の用紙処理装置、画像形成装置の制御のシステムの制御構成を示すブロック図 本発明の実施例1について説明するための図 同要部を説明するための図 本実施例の動作原理について説明する図 本実施例の他の動作形態を説明するための図 本実施例のさらに他の動作形態を説明するための図 本発明の実施例2について説明するための図 本発明の実施例3について説明するための図
本発明は、シフトに使用するローラを紙幅方向にシフトさせることなく、搬送方向にずらした位置にコロを配置し、用紙を斜行させてから排出する。このことで、シフト機構を単純化し、シフト動作に関して、装置の大型化やそれに付随するコストアップを最低限に抑え、生産性の低下をさせずに上述した目的を達成するものである。具体的には、シフト機構を有した後処理装置に際して、用紙搬送方向の異なる位置にシフトローラを配置することで、シフトを実施するためのローラを用紙幅方向に移動させること無く、用紙をシフトできるように構成している。
そのための本発明の実施形態としては、用紙束端部を用紙受け入れ口に受けて用紙束を綴じるスティプラと、スティプルトレイに排出された用紙の後端を用紙後端受け面で受けて整合する後端フェンスと、同トレイに排出された用紙の幅方向を受けて整合するジョガーとを備える。スティプルトレイへの用紙放出手段においては、用紙搬送方向に異なる位置に配置されたローラ対を用いて用紙を斜行させ、排出するのである。それにより、搬送方向に異なる位置に配置されたシフト搬送ローラ対を用紙後端が通過する際、用紙が斜行し、ローラ対から放出することができるようになる。そのため、用紙を搬送方向にずらすためのシフト搬送ローラ対の移動部の機構を減ずることができるため、装置の大型化やコストアップの懸念を払拭することができるのである。
また本発明の実施形態としては、前記用紙搬送方向に異なる位置に配置したローラ対の軸を用紙搬送路内にて連結する構成とすることができる。ローラ対の軸を用紙搬送路内にて連結することで用紙搬送路の全域に軸を通す必要がなくなるため、軸を短くすることができ、装置の大型化を防ぐことができ、結果コストダウンをすることができる。
また本発明の実施形態としては、用紙搬送下流側にあるローラ対の少なくとも一方の形状を楕円形状とし、ローラのニップを点となるようにし、より用紙の斜行を助長し、用紙の斜行量を増やす構成とすることができる。
また本発明の実施形態としては、前記用紙搬送上流にあるローラ対と下流側にあるローラ対との回転速度を異なるものにすることで、具体的には上流にあるローラ対と下流側にあるローラ対との連結のプーリのギア比を変更することで、下流側にあるローラ対の搬送速度を早くし、用紙幅方向の両端部の搬送速度に差が出る構成とすることで、用紙の斜行量を上げるようにすることができる。
また本発明の実施形態としては、前記用紙搬送上流にあるシフト搬送ローラ対にトルクリミッタを用いること構成とし、すなわちシフト搬送ローラ対の用紙搬送上流側と比較し下流側回転速度を速くした構成において用紙搬送上流側のローラにトルクリミッタを用いることで、用紙先端が用紙搬送下流側のシフト搬送ローラのニップに到達した以降は、下流側のローラの搬送力が、上流側のローラの搬送力に勝る構成とすることにより、上流側のローラが連れまわる形になることで、用紙の斜行のための時間をより長く取って用紙の斜行量を上げることができる構成とすることができる。
また本発明の実施形態としては、前記シフト搬送ローラ対を排出された用紙に対して、スティプルトレイ上用紙を整合するジョガーフェンスの形状に用紙先端方向が広がるよう角度をつけて広げ、斜行した用紙を妨げることが無いようにジョガーフェンスの受け入れ側(用紙排紙方向)に角度を持たせ、斜行されて排出される用紙のスティプルトレイへの受け入れ性が向上する構成とすることができる。
さらに本発明の実施形態としては、前記シフト搬送ローラ対よりさらに用紙搬送下流側にある叩きコロの形状を螺旋形状にすることで、叩きコロをスティプルトレイに押し付けさらにコロ部分を回転させ用紙をスイッチバックする際に、用紙に対するコロのニップが徐々に用紙外側へ移動させ、それにより斜行した用紙に対して斜行を補正する方向の搬送力を用紙に与え、用紙の斜行を補正しつつスイッチバックの動作を実施することを可能とし、スティプルトレイでの整合性を向上させる構成とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
まず、説明の都合上、本発明を適用可能な画像形成装置および用紙処理装置の一例について説明する。もちろん本発明は図示の例の装置への適用に限定されるものではない。
<全体構成>
図1は、本発明の実施対象となる画像形成システムのシステム構成の概略を示す図である。同図において、本実施形態に係る画像形成システムは画像形成装置100、用紙処理装置200、及び画像読み取り装置300から構成されている。画像形成装置100は、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置であり、図においてほぼ中央部に4色の作像ステーションが配置された作像部110、この作像部110の下方に隣接して設けられた光書き込み部111、作像部110の下方に設けられた給紙部120、給紙部120でピックアップされた用紙を2次転写部である中間転写部140及び定着部150に搬送する給紙搬送路(縦搬送路)130、画像が定着された用紙を用紙処理装置200側に搬送する排紙搬送経路160、一面に画像が形成された用紙を反転し、他面に画像形成させるための両面搬送路170を備えている。
作像部110は、前記作像ステーションのYMCK各色用の感光体ドラムと、この感光体ドラムの外周に沿って配置された帯電ユニット、現像ユニット、1次転写ユニット、クリーニングユニット、及び除電ユニットと、感光体ドラムに形成された画像を1次転写ユニットによって中間転写する中間転写ベルト112と、感光体ドラムに各色毎に画像を書き込む光書き込みユニット113とを備えている。光書き込みユニット113は、作像ステーションの下側に配置され、中間転写ベルト112は作像ステーションの上側に配置されている。
中間転写ベルト112は複数の支持ローラによって回転可能に支持され、そのうちの1つの支持ローラ114は中間転写部140で中間転写ベルト112を介して2次転写ローラ115と対向し、中間転写ベルト112上の画像を用紙に2次転写できるようになっている。
なお、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置の画像形成プロセスは公知であり、本発明の要旨とは直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
給紙部120は給紙トレイ121、ピックアップローラ122、給紙搬送ローラ123を備え、給紙トレイ121からピックアップした用紙を縦搬送路130に沿って上方に送り出す。送り出された用紙は中間転写部140で画像が転写され、定着部150に送られる。
定着部150は定着ローラと加圧ローラを備え、用紙が両者間のニップを通過する過程で、加熱及び加圧が行われ、トナーが用紙に定着される。定着部150の下流には、排紙搬送路160と両面搬送路170が設けられ、両者は分岐爪161によって2方向に分岐し、用紙処理装置200側に搬送される場合と、両面搬送路170に搬送される場合とで搬送路が選択される。なお、分岐爪161の用紙搬送方向上流側の直近には分岐搬送ローラ162が設けられ、用紙へ搬送力を付与している。
用紙処理装置200は、画像形成装置100の内部に配置され、画像形成装置100から搬送された画像形成済み用紙に所定の処理を施し、最下流に位置する排紙トレイ203に積載するもので、詳細については後述する。
画像読み取り装置300は、コンタクトガラス上にセットされた原稿を光走査して原稿面の画像を読み取る公知のものである。画像読み取り装置300自体の構成及び機能は公知であり、本発明の要旨とは直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
大略前記のように構成された画像形成装置100では、画像読み取り装置300から読み取られた原稿データあるいは外部のPCなどから転送された印刷データに基づいて書き込みに使用する画像データを生成し、その画像データに基づいて光書き込みユニットから各感光体ドラムに対して光書き込みが行われ、各作像ステーションで各色毎に形成された画像が順次中間転写ベルト112に転写され、中間転写ベルト112上に4色の画像が重畳されたカラー画像が形成される。
一方、給紙トレイ121からは前記画像形成に応じて用紙が給送される。用紙は、中間転写部140の直前の図示しないレジストローラ位置で一旦停止し、中間転写ベルト112上の画像先端とタイミングを合わせて送り出され、中間転写部140で2次転写され、定着部150へと送り込まれる。
両面搬送路170に搬送された用紙は、反転後、中間転写部140に送り込まれて、他側の面に画像が形成された後、排紙搬送経路160側に返送される。排紙搬送経路160側に搬送された用紙は、用紙処理装置200に搬送され、用紙処理装置200で所定の用紙処理を施し、あるいは、処理なしで排紙トレイ203に排紙される。
<用紙処理装置>
図2は、用紙処理装置の概略構成について説明する図であり、用紙処理装置の側面図(A)と用紙処理装置の上面図(B)である。
用紙処理装置200は、用紙搬送方向上流側から入口ローラ対201、排紙搬送路202、シフト排紙ローラ対204、スティプルトレイ219、叩きコロ211、戻しコロ214、後端基準フェンス220、ジョガーフェンス(整合板)212、排紙ローラ206、及び排紙トレイ203から主に構成されている。すなわち、用紙処理装置200の用紙受け入れ部には画像形成装置100の排紙搬送路160から用紙を受け入れる入口ローラ対201、受け入れた用紙をシフト排紙ローラ対204側に搬送する排紙搬送路202、及び排紙トレイ203に用紙をシフトして排紙する機能を有するシフト処理手段としてのシフト排紙ローラ対204が設けられ、入口モータ216により入口ローラ対201およびシフト排紙ローラ対204を回転させることによって排紙搬送路202に沿って用紙を搬送する。
また、排紙搬送路202には入口センサ207が配置され、用紙の先端と後端の検知、および検知した用紙の先端と後端の検知タイミングとステッピングモータである入口モータ216と排紙モータ217の駆動ステップ数により各用紙処理を行う際のタイミングをとっている。
なお、排紙搬送路202に沿って設けられた入口ローラ対201及びシフト排紙ローラ対204が搬送手段として機能する。
この装置でのスティプルモードは、用紙を排紙する際に所定枚数毎にスティプラによって用紙を綴じて排紙するモードである。排紙搬送路202に設けられたシフト搬送ローラ対204と排紙トレイ203に排紙する直前に設けられた排紙ガイド板205との間には、不図示のステッピングモータにより上下方向に駆動される叩きコロ211が配置されている。叩きコロ211は上下動を行うレバー部分とコロ部分から成り、コロ部分は排紙モータ217により、用紙搬送方向と逆方向に回転駆動される。
スティプルモードでは、用紙Pの後端がシフト搬送ローラ対204を通過したタイミングで叩きコロ211を下降させ、コロ部分で用紙を積載手段としてのスティプルトレイ219に押し付け、さらにコロ部分を回転させて用紙後端が後端基準フェンス220に突き当たるまでスイッチバックさせる。また、後端基準フェンス220の上部には、入口モータ216で駆動される図2記載の戻しコロ214が配置されており、用紙のスイッチバックの補助を行い、また用紙搬送方向の整合を行う。この整合は、後端基準フェンス220に突き当てることにより、後端基準フェンス220を基準に行われる。
用紙のスイッチバックが完了すると、スティプルトレイ219に配置されているジョガーフェンス212による用紙搬送方向と垂直な方向の用紙整合を行う。ジョガーフェンス212は、固定部分212−aと可動部分212−bからなり、可動部分が用紙搬送方向と垂直な方向に移動して用紙の端部を固定部分と挟むように移動し、用紙の端部に当接して用紙を基準位置に揃え、整合する。
前記スティプルモードにおいて、用紙をスイッチバックする際に、バックカール状態の用紙を後端基準フェンス220まで戻そうとすると、スティプラ215の用紙受け入れ口に対して用紙Pが引っ掛かってしまい、ジョガーフェンス212にて用紙整合をしようとしても綴じ抜けが発生してしまうことがある。上記対応のため、シフト搬送ローラ対204を用いて、前記スティプラ215の用紙受け入れ口を避けた箇所まで用紙Pをシフトさせ、前記叩きコロ211および戻しコロ214の駆動にて後端基準フェンス220まで突き当て、前記ジョガーフェンス212をもちいて、スティプラ215の用紙受け入れ口まで用紙を整合する手段はすでに知られている。
<制御装置>
図3は、前記用紙処理装置、画像形成装置の制御のシステムの制御構成を示すブロック図である。
同図において、画像形成装置100の制御はCPU411、ROM412、RAM413、不揮発RAM414、シリアルI/F415、タイマ416などを内蔵した画像形成装置制御部410によって実行される。制御のためのプログラムコードはROM412に格納され、CPU411はプログラムコードをRAM413に展開し、制御に必要なデータをRAM413に記憶し、当該RAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行する。
画像形成装置制御部410には、感光体などの作像部110で使用されるモータ、給紙部120、給紙搬送路130、両面搬送路170における各種モータやクラッチなどの各種直流負荷450、各種交流負荷470、定着ローラの温度を検出する温度センサなどの各種センサ460が接続されている。また、画像読取装置300、及び操作表示機440が接続され、画像形成装置制御部410を介して各部が制御される。
用紙処理装置200の制御は、CPU401、ROM402、RAM403、シリアルI/F404、タイマ405などを内蔵した用紙処理装置制御部400によって実行される。制御のためのプログラムコードはROM402に格納され、CPU401はプログラムコードをRAM403に展開し、制御に必要なデータをRAM403に記憶し、当該RAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムコードによって定義される制御を実行し、各種直流負荷420の制御を行っている。
画像形成装置100と用紙処理装置200は、シリアルI/F415および404を介して用紙搬送制御に必要なコマンドをやり取りし、用紙処理装置200では該コマンドおよび各種センサ430から得られる用紙位置情報により、用紙搬送制御および後処理を行う。
<実施例1>
図4は、本発明の実施例1について説明するための図、図5は、同要部を説明するための図である。
前記シフト搬送ローラ対204およびシフト搬送ローラ対を駆動する不図示のシフトモータの構成を図4に示したとおり、搬送方向に異なる位置に配置されたコロを用いて、用紙を斜行させ排出することができるように、シフト搬送ローラ240を用いている。図5は、図4で示した矢視A方向より見たシフト搬送ローラ対240を示した図である。
図6は、本実施例の動作原理について説明する図である。
用紙P後端がシフト搬送ローラ対240に搭載される上流側にあるローラ対241のニップを通過したタイミングでは、下流側にあるローラ対242により用紙Pに対して搬送力が伝達されているため、用紙は斜行しつつ搬送される。その際、排紙ローラ対206の搬送圧は解除されていることが望ましい。そこで用紙P後端が下流側シフト搬送ローラ対241のニップを過ぎたタイミングにて、叩きコロ211を下降させ、コロ部分で用紙を積載手段としてのスティプルトレイ219に押し付け、さらにコロ部分を回転させて用紙後端が後端基準フェンス220に突き当たるまでスイッチバックさせる。後の動作は前述したスティプル動作と同様である。上記ローラ対240を搭載することで、図2において図示しないシフトモータの構成が不要となり、装置の大型化を防ぐことができる。
図7は、本実施例の他の動作形態を説明するための図である。
搬送方向の異なる位置にローラを配置したシフト搬送ローラ240において、上流側のローラ対241の搬送速度に対して下流側のローラ対242の搬送速度をより速めに設定することにより、上図に示した用紙Pの点線から実線のように用紙Pの斜行量を大きくすることができる。また、用紙搬送上流側のローラ241にトルクリミッタを用いることで、用紙先端が用紙搬送下流側のシフト搬送ローラ242のニップに到達した以降、下流側のローラ242の搬送力が、上流側のローラ241の搬送力に勝ることになるため、上流側のローラ241は連れまわる形になる。上記の結果、用紙Pの斜行のための時間をより長く取ることができるため、用紙の斜行量を上げることができる。
図8は、本実施例のさらに他の動作形態を説明するための図である。
搬送方向の異なる位置にローラ対を配置したシフト搬送ローラ対240より放出された用紙Pに対してスティプルトレイ219へと用紙を受け入れる際、従来の構成におけるジョガーフェンス212の構成では用紙端部が干渉してしまい、用紙の斜行を妨げる懸念があった。本態様では、図に記載したジョガーフェンス244のように用紙の斜行を妨げることの無いようにテーパ部を設けている。この構成とすることで、用紙の斜行を妨げない構成となるため、安定した用紙Pの斜行が可能となる。
<実施例2>
図9は、本発明の実施例2について説明するための図である。
本実施例は、搬送方向の異なる位置にローラ対を配置したシフト搬送ローラ対240の下流に配置した叩きコロ243の形状を螺旋状にすることで、スティプルトレイ219に押し付けさらにコロ部分を回転させ、上図に符号250で示す矢印の方向に用紙Pをスイッチバックする際に、叩きコロの螺旋のニップが用紙Pに対し搬送力を与える点が、図中251に示す矢印の方向に移動する。そのため、用紙の両端部にて搬送速度に差が生じ、徐々に用紙Pの斜行を補正しつつスイッチバックの動作を実施することができる。
<実施例3>
図10は、本発明の実施例3について説明するための図である。
本実施例は、実施例1と異なり、シフト搬送ローラ対245、246を備えている。その他の構成、作用は実施例1等と同様であるので説明を省略する。
100:画像形成装置
110:作像部
111:光書き込み部
112:中間転写ベルト
113:光書き込みユニット
114:支持ローラ
115:2次転写ローラ
120:給紙部
121:給紙トレイ
122:ピックアップローラ
123:給紙搬送ローラ
130:給紙搬送路(縦搬送路)
140:中間転写部
150:定着部
160:排紙搬送路
161:分岐爪
162:分岐搬送ローラ
170:両面搬送路
200:用紙処理装置
201:入口ローラ対
202:排紙搬送路
203:排紙トレイ
204:シフト排紙ローラ対
205:排紙ガイド板
206:排紙ローラ
207:入口センサ
211:叩きコロ
212:ジョガーフェンス(整合板)
212−a:固定部分
212−b:可動部分
214:戻しコロ
215:スティプラ
216:入口モータ
217:排紙モータ
219:スティプルトレイ
220:後端基準フェンス
240:シフト搬送ローラ対
241、242:ローラ対
243:叩きコロ
244:ジョガーフェンス
245、246:シフト搬送ローラ対
300:画像読み取り装置
404:シリアルI/F
405:タイマ
410:画像形成装置制御部
411:CPU
412:ROM
413:RAM
414:不揮発RAM
415:シリアルI/F
416:タイマ
440:操作表示機
450:直流負荷
460:センサ
470:交流負荷
P:用紙
特開2009−62133号公報

Claims (8)

  1. 用紙束端部を用紙受け入れ口に受けて用紙束を綴じるスティプラと、
    スティプルトレイに排出された用紙の後端を用紙後端受け面で受けて整合する後端フェンスと、
    前記スティプルトレイに排出された用紙の幅方向を受けて整合するジョガーと、
    を備え、前記スティプルトレイへの用紙放出手段において、
    用紙を斜行させ排出するために、用紙搬送方向に異なる位置に配置されたローラ対を用いてなることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 請求項1に記載の用紙処理装置において、
    前記用紙搬送方向に異なる位置に配置したローラ対の軸を用紙搬送路内にて連結することを特徴とする用紙処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の用紙処理装置において、
    用紙搬送下流側にある前記ローラ対の少なくとも一方の形状を楕円形状にしたことを特徴とする用紙処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の用紙処理装置において、
    前記用紙搬送上流にあるローラ対と下流側にあるローラ対との回転速度を異なるものにすることを特徴とする用紙処理装置。
  5. 請求項4に記載の用紙処理装置において、
    前記用紙搬送上流にあるシフト搬送ローラ対にトルクリミッタを用いることを特徴とする用紙処理装置。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の用紙処理装置において、
    前記シフト搬送ローラ対を排出された用紙に対して、スティプルトレイ上用紙を整合するジョガーフェンスの形状に用紙先端方向が広がるよう角度をつけたことを特徴とする用紙処理装置。
  7. 請求項1から5のいずれかに記載の用紙処理装置において、
    前記シフト搬送ローラ対よりさらに用紙搬送下流側にある、叩きコロの形状を螺旋形状にすることを特徴とする用紙処理装置。
  8. 画像形成手段と、請求項1から7のいずれかに記載の用紙処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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