JP2012128679A - タッチパネル - Google Patents

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Genichi Matsuda
元一 松田
Takashi Yamamoto
隆 山本
Kosuke Shimizu
浩介 清水
Koichi Kondo
幸一 近藤
Mitsuhiro Sekizawa
光洋 関沢
Masaya Morohashi
正也 諸橋
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Abstract

【課題】高い外観性とより確実な電気接続性を実現することができるタッチパネルを提供する。
【解決手段】可動側基板1と固定側基板2を有し、その可動側被圧着部1Dと、固定側被圧着部2Uと、可動側被圧着部1Dと固定側被圧着部2Uに挟持されて圧着される圧着部5aと、可動側端子4UL、4URと、固定側端子4DL、4DRと、圧着部5aの可動側端子4UL、4URに対応する位置に配置される可動側接触子11UL、11URと、固定側端子に対応する位置に配置される固定側接触子11DL、11DRと、固定側端子に対向する部分に配置される非通電端子13を含むとともに、圧着部5aが基材6を含み、基材6の幅方向において可動側接触子及び固定側接触子が配列されるとともに、幅方向において隣接する可動側接触子及び固定側接触子の組合せの中間に位置する基材6が基材6の延在方向に延びるスリット12を含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、主として、携帯電話、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistance)等の電子機器に用いられる抵抗膜式のタッチパネルに関する。
従来の抵抗膜式のタッチパネルの多くは、上側の可動側基板にポリエチレンテレフタレート等の可撓性、透過性、耐久性を有するフィルムを用い、下側の固定側基板にガラスやプラスチック板等を用いている。このタッチパネルでは、可動側基板及び固定側基板の相互に対向する面にそれぞれ可動側電極及び固定側電極と配線パターンを設けて、指又はタッチペンの接触位置を検出するための回路を形成している。
このタッチパネルは、配線パターンの端子に引出線の圧着部の導体を電気的に接続することにより、製造されていた。このタッチパネルに駆動回路、表示装置等を組み合わせて、筐体に実装することにより、携帯電話、電子手帳、PDA等の電子機器の最終製品の組立を行っていた。
上述したタッチパネルの可動側電極及び固定側電極に接続される配線パターンの被圧着部に引出線の圧着部を、異方導電接着剤等を用いてホットメルト等の適宜の手段により圧着接合して電気的接続を行って、引出線は可動側基板及び固定側基板の平面方向に突出させて、駆動回路に電気的に接続される。
抵抗膜式のタッチパネルにおいては、可動側電極に対して二本の配線パターンを有し、固定側電極に対しても二本の配線パターンを有するため、合計四本の配線パターンを有する。例えば特許文献1に記載されているような、所謂ガラス接合方式においては、これらの四本の配線パターンを固定側基板側に設けた一箇所の引出線接合部に集結させて、引出線の片面に四本の導体を有する圧着部を圧着接合している。
また、挟み込み接合方式においては、可動側基板に設けられた可動側被圧着部と固定側基板に設けられて可動側被圧着部と厚み方向に対向する固定側被圧着部に、引出線の両面に二本の導体を有する圧着部を圧着接合することが行われる。
電子機器のうち特には小型の携帯電話、電子手帳、PDA等にタッチパネルが搭載される場合、筐体とタッチパネルの境界に段差を有する従来技術の構造においては、製品の厚さが厚くなり、持ち運びが不便となるという不都合を生じる。このことから、筐体とタッチパネルとの境界の段差を解消しうる筐体に対するタッチパネルの実装技術及びタッチパネルの設計、デザインが必要とされる要請が高くなっている。
上述した二つの方式の内、ガラス接合方式においては、タッチパネルの表面をそのまま露出すると被圧着部及び圧着部が表面に現れて、その凹凸が外部から見えてしまうという問題があった。その点につき、他方の挟み込み接合方式においては、被圧着部及び圧着部が可動側基板を構成するフィルムにより完全に覆われることとなるので、被圧着部及び圧着部が比較的外部から視て目立ちにくい構造を実現することができ、上述した段差のないデザインを実現する上で適切な方式であるといえる。
特許第3205224号公報
しかしながら、挟み込み接合方式においても、被圧着部には回路を構成する端子が存在する箇所と存在しない箇所が幅方向に交互に配列され、圧着部には端子に対応する導体が存在する箇所と存在しない箇所が幅方向に交互に配列される。このため、圧着により凹凸が発生して完全に平坦な状態を実現することができず、製品としての良好な見栄えつまり高い外観性を実現することができないという問題が生じる。
タッチパネルにおいては、可動側基板を構成するフィルムの上面にさらに他のカバーフィルムを貼り合わせて、このカバーフィルムのタッチパネルの額縁部に相当する位置には遮蔽色の印刷を施して、タッチパネルの透明領域に相当する部分は透明な状態として、タッチパネルを直接、電子装置の前面を覆うものとするデザインも採用される。
ところが、このようにカバーフィルムを設けた場合でも上述した凹凸があると、カバーフィルムの上からでも凹凸が見えてしまい、やはり製品として良好な見栄えつまり高い外観性を実現することができないという問題が残る。
また、挟み込み接合方式においては、タッチパネルに熱が加わった場合、又は、湿度が加わった場合に、可動側基板と固定側基板相互間において熱膨張係数がそれぞれ異なるため、以下の問題が生じる。
特に、可動側基板を構成するフィルムは固定側基板を構成するガラスよりも熱膨張係数が高いため、加熱時にはフィルムが外方向に広がる力が印加され、逆に冷却時には、内側つまり中央側に引っ張られる力が加えられる。このため、引出線はフィルムにより引っ張られることとなり、被圧着部及び圧着部に大きなストレスが作用して、電気的接続の確実性を低下させることを招く。
本発明は、上記問題に鑑み、高い外観性とより確実な電気接続性を実現することができるタッチパネルを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係るタッチパネルは、
可動側基板と固定側基板を有し、前記可動側基板の有する可動側被圧着部と、前記固定側基板の有する固定側被圧着部と、前記可動側被圧着部と前記固定側被圧着部に挟持されて圧着される圧着部と、前記可動側被圧着部が含む可動側端子と、前記固定側被圧着部が含む固定側端子と、前記圧着部の前記可動側端子に対応する位置に配置される可動側接触子と、前記圧着部の前記固定側端子に対応する位置に配置される固定側接触子と、前記可動側被圧着部の前記固定側端子に対向する部分と、前記固定側被圧着部の前記可動側端子に対向する部分の少なくともいずれかに配置される非通電端子を含むとともに、前記圧着部が基材を含み、当該基材の幅方向において前記可動側接触子及び前記固定側接触子が配列されるとともに、前記幅方向において隣接する前記可動側接触子及び前記固定側接触子の組合せの中間に位置する前記基材が当該基材の延在方向に延びるスリットを含むことを特徴とする。
本発明のタッチパネルによれば、高い外観性とより確実な電気接続性を実現することができる。
実施例1のタッチパネルP1を構成するITO膜付きのフィルム1の一実施形態を示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1を構成するITO膜付きのガラス2の一実施形態を示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1を構成する引出線5の一実施形態を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1を構成する引出線5の基材6の構造を延在方向Fに垂直な断面にて示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1が含む引出線5におけるスリット12の終端部12Eの態様を示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1を構成するITO付きフィルム1と引出線5とITO付きガラス2の接合前の態様を延在方向Fに垂直な断面にて示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1を構成するITO付きフィルム1と引出線5とITO付きガラス2の接合後の態様を延在方向Fに垂直な断面にて示す模式図である。 実施例1のタッチパネルP1の組立後の態様を表裏方向Uから視て示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP21に用いられるフィルム又は樹脂板の製造方法を示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP21に用いられるフィルム25及びガラス21を含む構成要素を示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP21の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP22の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP23の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP24の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP25の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP26の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例2のタッチパネルP27の構造を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例3のタッチパネルP51におけるFPCケーブル56の挟み込み構造を表裏方向に垂直な断面で示す模式図である。 実施例3のタッチパネルP51におけるFPCケーブル56の挟み込み構造を表方向から視て示す模式図である。 実施例3のタッチパネルP51におけるFPCケーブル56の引出態様を表裏方向に垂直な断面にて示す模式図である。 実施例3のタッチパネルP51におけるプラスチックフィルム58の埋め込み構造を隠す構造を表方向から視て示す模式図である。 実施例3のタッチパネルP51におけるくり貫き穴53aを表方向から視て示す模式図である。 実施例4のタッチパネルP61の基本構造を示す模式図である。 実施例4のタッチパネルP61の基本構造を示す模式図である。 実施例4のタッチパネルP61のプラスチック板63に設けられた切削構造63aの具体的形態を示す模式図である。 実施例4のタッチパネルP61による凹凸発生の防止効果を示す模式図である。 実施例4のタッチパネルP61の切り込み部63bの具体的形態を示す模式図である。 実施例4のタッチパネルP61の切り込み部63bにおけるフレキシブルプリント基板66の折り返し態様を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施例を説明するための図中においてUは表裏方向の表方向つまりユーザに指向する方向を、Rは幅方向の右方向を、FはタッチパネルP1から引出線5が突出して延在する延在方向を指す。
本実施例1のタッチパネルP1は、図1に示すような、フィルム1(可動側基板)をまず含み、フィルム1の裏面は、延在方向F側の端部及び幅方向中央部の近傍に、図1中破線で示すような可動側被圧着部1Dを含む。フィルム1は例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等により構成され、裏面には抵抗膜としてのITO(インジウム錫酸化物)膜が形成されている。さらに、フィルム1の裏面には、このITO膜を幅方向の外側から挟み込む形態で、延在方向Fに延びる幅方向一対の銀電極3が形成される。
左側の銀電極3の延在方向F側からは右方向Rに延びる左側の銀配線4が形成され、左側の銀電極3に接続される銀配線4の右方向Rの前述した可動側被圧着部1D内に位置する端部には、延在方向Fに延びる可動側端子4ULが形成される。
右側の銀電極3の延在方向F側からは左方向に延びる右側の銀配線4が形成され、右側の銀配線4の左方向の可動側被圧着部1D内に位置する端部には、延在方向Fに延びる可動側端子4URが形成される。
本実施例1のタッチパネルP1は、さらに、図2に示すような、ガラス2(固定側基板)を含み、ガラス2の表面は、延在方向F側の端部及び幅方向中央部の近傍に、図2中破線で示すような固定側被圧着部2Uを含む。ガラス2の表面には抵抗膜としてのITO膜が形成されており、この表面には、ITO膜を延在方向F側と反対側から挟み込む形態で、幅方向に延びる延在方向一対の銀電極3が形成される。
延在方向Fと反対側の銀電極3の右方向R側端からは延在方向Fに延びた後に左方向に延びるL字状の銀配線4が形成され、L字状の銀配線4の左方向の固定側被圧着部2U内に位置する端部には、延在方向Fに延びる固定側端子4DRが形成される。
延在方向F側の銀電極3の幅方向中央近傍から延在方向F側に延びる銀配線4が形成され、銀配線4そのものにより延在方向Fに延びる固定側端子4DLが形成される。フィルム1の裏面とガラス2の表面をそれぞれの四辺を合わせて接触させた場合には、幅方向の左側から順番に、可動側端子4UL、固定側端子4DL、可動側端子4UR、固定側端子4DRが並列される。
本実施例1のタッチパネルP1は、さらに、図3に示すような引出線5を含む。図3は、引出線5を表裏方向に垂直かつ銅箔7を含む断面で示している。引出線5は、例えばポリイミドフィルム等により構成される基材6を含み、基材6の裏面には、幅方向に四条の銅箔7(導体)が設けられており、基材6の延在方向Fの反対側の端部6aは、端部6a以外の部分に比べて幅方向の長さを三倍程度長く形成されている。
引出線5の延在方向Fの反対側の圧着部5aを構成する部分以外の部分は図示しない被覆部材により被覆され、圧着部5aを構成する部分は被覆部材によっては被覆されない形態とされる。
端部6a内においては、銅箔7も端部6a外に比べて幅方向の長さを三倍程度拡大された形態を有している。図4は引出線5を延在方向Fに垂直で圧着部5aを含む断面で示す。
図4に示すように、四条の銅箔7のうち最左に位置するものの延在方向Fと反対側の端部と基材6には、表裏方向に貫通する二条の貫通穴9が穿設される。二条の貫通穴9内部と貫通穴9の表側及び裏側には銀印刷8を構成する部材が充填されて銀印刷8が施される。
貫通穴9の表側の銀印刷8は、二条の貫通穴9を覆いかつ長方形状板の形態を有しており、基材6の表面及び表側の銀印刷8の表面には、異方導電接着剤11が表側の銀印刷8の具備する長方形状板を外包する凹部を裏面に含む長方形状板に形成されて、可動側接触子11ULが形成される。
貫通穴9の裏側の銀印刷8も、二条の貫通穴9を覆いかつ長方形状板の形態を有しており、基材6の裏面及び裏側の銀印刷8の裏側には、電気絶縁テープ10が裏側の銀印刷8の具備する長方形状板を外包する凹部を表面に含む長方形状板に切り抜かれて貼り付けられる。
左から二番目の銅箔7と基材6の裏面は、圧着部5aの領域内において、異方導電接着剤11が塗布されて、銅箔7及び基材6の裏面を外包する長方形状板の固定側接触子11DLが形成される。
図4に示すように、四条の銅箔7のうち右から二番目に位置するものの延在方向Fと反対側の端部と基材6には、表裏方向に貫通する二条の貫通穴9が穿設される。二条の貫通穴9内部と貫通穴9の表側及び裏側には銀印刷8が施される。
貫通穴9の表側の銀印刷8は、二条の貫通穴9を覆いかつ長方形状板の形態を有しており、基材6の表面及び表側の銀印刷8の表面には、異方導電接着剤11が表側の銀印刷8の具備する長方形状板を外包する凹部を裏面に有する長方形状板に形成されて、可動側接触子11URが形成される。
貫通穴9の裏側の銀印刷8も、二条の貫通穴9を覆いかつ長方形状板の形態を有しており、基材6の裏面及び裏側の銀印刷8の裏側には、電気絶縁テープ10が裏側の銀印刷8の具備する長方形状板を外包する長方形状板に切り抜かれて貼り付けられる。
最右の銅箔7と基材6の裏面は、圧着部5aの領域内において、異方導電接着剤11が塗布されて、銅箔7及び基材6の裏面を外包する長方形状板の固定側接触子11DRが形成される。
すなわち、本実施例1では、圧着部5aが、幅方向に並列された銅箔7(導体)を基材6の裏面に含む帯状の引出線5の端部に構成されるとともに、可動側接触子11UL、11UR及び固定側接触子11DL、11DRのうち対応する銅箔7に対して基材6を挟んで反対側に位置する一方である可動側接触子11UL、11URと対応する銅箔7(最左、右から二番目)とを表裏方向に導通する導通部として銀印刷8を含み、可動側接触子11UL、11UR及び固定側接触子11DL、11DRの一方以外の他方である固定側接触子11DL、11DRと対応する導体以外の銅箔7(左から二番目、最右)とは直接接触される。また、可動側接触子11UL、11URと固定側接触子11DL、11DRは幅方向に交互に配置される。
図4に示すように、可動側接触子11ULが形成される最左の領域の基材6と、固定側接触子11DLが形成される左から二つ目の領域の基材6との間には、表裏方向に貫通しかつ延在方向F側に延びるスリット12が形成される。
同様に、固定側接触子11DLが形成される左から二つ目の領域の基材6と、可動側接触子11URが形成される右から二つ目の領域の基材6との間にも、表裏方向に貫通しかつ延在方向Fに延びるスリット12が形成される。
さらに、可動側接触子11URが形成される右から二番目の領域の基材6と、固定側接触子11DRが形成される最右の領域の基材6との間にも、表裏方向に貫通しかつ延在方向Fに延びるスリット12が形成される。
スリット12の延在方向F側の終端部12Eは、図5に示すように、R形状又はU形状を具備している。これによりスリット12の終端部12Eにおけるクラック伸展を防止している。
図1に示したフィルム1と、図3〜4に示した引出線5と、図2に示したガラス2を表裏方向に並列して、フィルム1の含む可動側被圧着部1Dと、引出線5の圧着部5aと、ガラス2が含む固定側被圧着部2Uとが表裏方向において相互に接近される前の形態を図6に示す。
図1において図示を省略したが、図6に示すように、本実施例1のタッチパネルP1においては、可動側被圧着部1Dの固定側端子4DL、4DRに対向する部分と、固定側被圧着部2Uの可動側端子4UL、4URに対向する部分の少なくともいずれか、ここでは、可動側被圧着部1Dの固定側端子4DL、4DRに対向する部分に配置されるダミー端子13(非通電端子)を含む。
また、図1において図示を省略したが、図6に示すように、本実施例1のタッチパネルP1においては、ガラス2の表面と銀配線4との間には絶縁層14が形成される。
図6に示した形態から、フィルム1、引出線5、ガラス2を表裏方向に相互に接近させて接触させたのち、圧着部5aが可動側被圧着部1D及び固定側被圧着部2Uに対して、フィルム1側とガラス2側の双方から加熱されて圧着される。この加熱ステップにおいては、異方導電接着剤11が溶融する所定の温度(例えば150℃)に加熱される。なお、フィルム1の可動側被圧着部1D以外の額縁状部分と、ガラス2の固定側被圧着部2U以外の額縁状部分は、両面テープや印刷のりにより相互に接合される。
なお、可動側接触子11UL、固定側接触子11DL、可動側接触子11UR、固定側接触子11DRを構成する異方導電接着剤11は、この圧着においてそれぞれが形成される基部6内に収まり、特にスリット12を超えて幅方向に広がらないように設置範囲が設定される。
この加熱ステップの終了後において図7に示されるように、本実施例1のタッチパネルP1は以下の特徴事項を具備する。すなわち、本実施例1のタッチパネルP1は、フィルム1(可動側基板)の有する可動側被圧着部1Dと、ガラス2(固定側基板)の有する固定側被圧着部2Uと、可動側被圧着部1Dと固定側被圧着部2Uに挟持されて圧着される圧着部5aと、可動側被圧着部1Dが含む可動側端子4UL、4URと、固定側被圧着部2Uが含む固定側端子4DL、4DRをまず含む。
さらに、図7に示すように、本実施例1のタッチパネルP1は、圧着部5aの可動側端子4UL、4URに対応する位置に配置される可動側接触子11UL、11URを含み、圧着部5aの固定側端子4DL、4DRに対応する位置に配置される固定側接触子11DL、11DRと、可動側被圧着部1Dの固定側端子4DL、4DRに対向する部分に配置されるダミー端子13(非通電端子)を含む。なお、本実施例1ではダミー端子13は絶縁材料により形成される。
本実施例1においてはさらに、ダミー端子13の表裏方向の厚みを、可動側端子4UL又は4URの厚みと可動側接触子11UL又は11URの厚みの合計とほぼ等しくする。
本実施例1においては、フィルム1としてPET(ポリエチレンテレフタレート)や、ポリカーボネート、ポリプロピレン等が通常用いられるが、さらに特性を向上させる為に耐熱ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、ポリノルボンネン系樹脂、ポリシクロオレフィン系樹脂、ポリエーテルサルフォン、透明硬化性樹脂組成物等の、軟化点がより高い、高耐熱性の材料をもちいることもできる。
また、ガラス2については、ガラス、プラスチック板が主に用いられる。プラスチック板は、ポリカーボネート、耐熱性ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリメタクリレート、環状ポリオレフィン、ノルボルネン系樹脂、ポリアリレート、ポリプロピレン、耐熱ナイロン等を用いることができる。
さらに、本実施例1においては、フィルム1の表面に、外周に印刷を施して額縁部に目隠しやアイコン等を設けた、化粧シール(化粧用基板)を貼り合わせ積層して、表面の平坦性、デザイン性を向上させている。
本実施例1のタッチパネルP1においては、まず、フィルム1の裏面の固定側端子4DL、4DRに対向する位置にダミー端子13が設置されているので、図7においてフィルム1側の可動側被圧着部1Dとガラス2側の固定側被圧着部2Uの双方がそれぞれ具備する剛性の高い構成要素の表裏方向における厚みの合計が、幅方向においてばらつくことに起因して、圧着後のフィルム1の圧着部1Dにおいて凹凸が発生してしまうことを防止することができる。
本実施例1においては、圧着時の所定の温度を150℃としているが、本実施例1のように圧着部5aをフィルム1とガラス2とにより挟み込む挟み込み接合方式においては、通常は表側のフィルム1側から加熱するケースが多い。表側のみから加熱した場合には、ガラス2側の異方導電接着剤11を構成する固定側接触子11DL、11DRを150℃まで加熱するためには、フィルム1側は180℃程度まで加熱する必要が生じる。
ところが、本実施例1に示すように、表裏方向の双方から二ヘッド方式において熱電対を用いてフィードバック式に150℃程度を保持して加熱することとしているので、フィルム1側とガラス2側の双方において圧着時の温度を150℃程度に抑制することができる。これにより、フィルム1において過熱に起因する軟化溶融を防止することができ、外観上の損傷が発生して美観低下が発生することを防止することができる。
本実施例1においては、さらに、上述したようにフィルム1自体を高耐熱性の所定の材料としているので、フィルム1に発生する熱変形を抑制することができ、上述した挟み込み方式の圧着手法とダミー端子13を用いることと合わせて、凹凸が発生することや外観上の損傷が発生することをさらに効果的に防止することができる。
また、本実施例1においては、ダミー端子13を絶縁材料により構成しているため、図7に示した状態において、可動側端子4ULと可動側端子4UR相互間において電気的絶縁性を確保し、相互間の短絡をより効果的に防止することができる。
さらに、本実施例1においては、引出線5を構成する基材6に延在方向Fに延びる三条のスリット12を設けて、基材6を幅方向において四分割しており、図7において、最左の基材6の表側に可動側接触子11ULを形成し、左から二つ目の基材6の裏側に固定側接触子11DLを形成し、右から二つ目の基材6の表側に可動側接触子11URを形成し、最右の基材6の裏側に固定側接触子11DRを形成している。
加えて、本実施例1においては、最左の基材6の表側については、可動側接触子11ULが自身を構成する導電性接着剤11により可動側端子4ULには接合されるが、裏側の電気絶縁テープ10についてはガラス2の表面には接合されない。左から二番目の基材6の表側については、フィルム1の裏面には接合されないが、固定側接触子11DLが自身を構成する導電性接着剤11により固定側端子4DLには接合される。
同様に、右から二番目の基材6の表側については、可動側接触子11URが自身を構成する導電性接着剤11により可動側端子4URには接合されるが、裏側の電気絶縁テープ10についてはガラス2の表面には接合されない。最右の基材6の表側については、フィルム1の裏面には接合されないが、固定側接触子11DRが自身を構成する導電性接着剤11により固定側端子4DRには接合される。
すなわち本実施例1においては、図7中幅方向に並列される、最左の基材6、左から二番目の基材6、右から二番目の基材6、最右の基材6は力学的に相互に独立させたものとすることができる。また、本実施例1においては、圧着において電気的接合箇所のみが接合され、電気的接合が行われない箇所においては接合がされない。
より具体的には、フィルム1の温度変化に伴う膨張、収縮に対しては、フィルム1が最左の基材6において表側はフィルム1と接合され、裏側はガラス2と接合されず隣接する左から二番目の基材6とはスリット12を介して独立しているため、フィルム1の膨張、収縮に対して最左の基材6は裏面及び隣接する左から二番目の基材6からの幅方向の拘束力を受けることなく、図7中幅方向に自由に移動できる。このため、可動側接触子11ULと可動側端子4ULの電気的接合箇所に過大な力が作用することを防止して、確実な電気接続性を実現することができる。
同様に、フィルム1が右から二番目の基材6において表側はフィルム1と接合され、裏側はガラス2と接合されず隣接する左から二番目の基材6及び最右の基材6とはスリット12を介して独立しているため、フィルム1の膨張、収縮に対して右から二番目の基材6は裏面から及び幅方向からの拘束力を受けることなく、図7中幅方向に自由に移動できるため、可動側接触子11URと可動側端子4URの電気的接合箇所に過大な力が作用することを防止して、確実な電気接続性を実現することができる。
また、ガラス2の温度変化に伴う膨張、収縮に対しては、ガラス2が左から二番目の基材6において裏側はガラス2と接合され、表側はフィルム1と接合されず隣接する最左及び右から二番目の基材6とはスリット12を介して独立しているため、ガラス2の膨張、収縮に対して左から二番目の基材6は表面から及び幅方向からの拘束力を受けることなく、図7中幅方向に自由に移動できる。このため、固定側接触子11DLと固定側端子4DLの電気的接合箇所に過大な力が作用することを防止して、確実な電気接続性を実現することができる。
同様に、最右の基材6において裏側はガラス2と接合され、表側はフィルム1と接合されず隣接する右から二番目の基材6とはスリット12を介して独立しているため、ガラス2の膨張、収縮に対して最右の基材6は表面から及び幅方向からの拘束力を受けることなく、図7中幅方向に自由に移動できる。このため、固定側接触子11DRと固定側端子4DRの電気的接合箇所に過大な力が作用することを防止して、確実な電気接続性を実現することができる。
すなわち、本実施例1のタッチパネルP1においては、電気的接続が必要な箇所の接触子のみにおいて異方導電性接着剤11を設けて接合を行うことにより、引出線5ひいては基材6の接合されたフィルム1又はガラス2に対して、フィルム1又はガラス2の膨張又は収縮に伴う挙動に従動させて、フィルム1又はガラス2から伝達される力を分散して、異方性導電接着剤11に作用する力を最大限低下させて、電気的接続に問題が生じることを防止することができる。
本実施例1のタッチパネルP1を実際に製作したところ、フィルム1の表面は引出線5を圧着する可動側被圧着部1Dにおいて発生しやすい凹凸が発生せず、化粧シールを貼り合わせない状態においても、美観を保持することができた。また、−40℃〜+85℃を各々0.5時間1000サイクルの熱衝撃試験においても、初期の特性を維持し高い信頼性を示した。
さらに、85℃85%RHで1000時間の高温高湿保存試験を行ったところ、特性は同様に維持され、特に引出線5近傍の電気的特性、機械的特性には異常の発生はなく良好な特性を示した。
なお、比較例として実施例1のタッチパネルP1においてダミー端子13及びスリット12を設けないものを実際に製作したところ、凹凸が発生するとともに、熱衝撃試験において200サイクルにおいて電気特性に異常が発生し、高温高湿保存試験においても、240時間で引出線5近傍の接合部に異常が生じた。
フィルム1については、上述した種々の材質を用いることができるが、実際に製作したところ、ポリエチレンナフタレートを使用した場合に、凹凸の発生防止において、特に優れた特性を示した。
上述した実施例1においては、引出線5の表側のみにダミー端子13を設ける構成を示した。ただし、実施例1においては、電気絶縁テープ10の表裏方向の厚みと、固定側接触子11DL、DRと固定側端子4DL、4DRの表裏方向の厚みがほぼ一致しているため、必要がないが、厚みが一致しない場合には適宜ダミー端子13を、ガラス2の可動側端子4UL、4URに対向する位置、すなわち、電気絶縁テープ10の裏側に配置してもよい。
さらに、上述した実施例1においてはダミー端子13を絶縁材料にて構成したが、導電材料により構成してもよい。例えば導電材料として銀印刷を用いることができ、フィルム1の可動側被圧着部1Dにおいて、可動側端子4UL、4URを形成するのと同時に形成してもよい。
上述した実施例1においては、タッチパネルP1を構成するフィルム1及びガラス2について上述した材料を用いることを例示したが、以下のような材料を用いることもできる。以下それについての実施例2について述べる。
本実施例2に用いられる材料は、以下の透明硬化性樹脂組成物である。この透明硬化性樹脂組成物として、例えば、(A)ジビニル芳香族化合物(a)及びモノビニル芳香族化合物(b)からなる単量体由来の構造単位を有する多官能ビニル芳香族共重合体であって、ジビニル芳香族化合物(a)に由来する繰り返し単位を10モル%以上含有し、且つジビニル芳香族化合物(a)に由来する繰り返し単位を全単量体由来の構造単位に対して5.0モル%以上含有し、その末端の一部にエーテル結合を介した鎖状炭化水素基又は芳香族炭化水素基及びアルコール性水酸基を有する溶剤可溶性の多官能ビニル芳香族共重合体20〜98wt%と、(B)無機フィラー2〜80wt%からなる透明硬化性樹脂組成物をタッチパネル用材料、特には透明基板として用いることができる。これにより、耐熱性、透明性、表面硬度の向上を図ることができる。
ここでこの透明硬化性樹脂組成物はタッチパネルを構成する可動側基板として用いて、固定側基板としてはガラスを用いることとしてもよい。あるいは、固定側基板、可動側基板ともに、透明硬化性樹脂組成物を用いることとしてもよい。
あるいは、固定側基板として透明硬化性樹脂組成物を用い、可動側基板として、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリアリレート(PA)、ポリノルボルネン系樹脂、ポリシクロオレフィン系樹脂、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォンを用いることとしてもよい。
また、固定側基板の裏面には、光学透明樹脂または、透明接着剤を介して、透明硬化性樹脂組成物を貼り合わせ、厚みを増すことにより、タッチパネルに発生する反り、撓みを改善することもできる。
あるいは、固定側基板としてガラスを用い、可動側基板として透明硬化性樹脂組成物を用いて、その上に偏光板を貼り合わせることとしてもよい。また、固定側基板、可動側基板ともに、透明硬化性樹脂組成物を用い、その上に偏光板を貼り合わせることとして、表面反射を改善することとしてもよい。
また、固定側基板としてガラスを用い、可動側基板上に位相差板を貼り次に偏光板を貼り合わせ、固定側基板の裏面にも位相差板を貼ることとして、フィルムを構成し、このフィルムを用いることで表面反射を防止することとしてもよい。
あるいは、透明硬化性樹脂組成物を、フィルム状に加工したものにアンダーコート層又は/及び光学調整膜を設けて、その上に透明導電膜を設けることとしてもよい。ここでアンダーコート層は、シランカップリング剤、または光学調整膜が、二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アンチモン、酸化亜鉛であってもよい。
さらに、透明導電膜は、ITO、SnO、有機導電膜であってもよい。また、透明硬化性樹脂組成物をフィルム状に加工したものを一方向に延伸処理し、位相差特性を保持させることとして、位相差フィルムとして用いることとしてもよい。また、タッチパネルはこの位相差フィルムを用いることとしてもよい。なお、上記特徴は製造方法が有していてもタッチパネル自体又はタッチパネルに用いられるフィルム、樹脂板が具備していてもよい。
以下、本実施例2の前提となる技術について説明する。抵抗膜方式のタッチパネルは車載用途、モバイル用途等、過酷な環境条件下(高耐熱、高温、極寒等)で使用されることが想定される。
従来の抵抗膜式タッチパネルは、表側つまり上側の可動側基板に、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルムを用い、裏側つまり下側の固定側基板に、ガラス、樹脂板等の基板に透明導電膜を設け、それぞれの基板に電極及び配線パターンを設けて、回路を形成し、さらに引出線を接続して、タッチパネルを製造する製造方法が用いられていた。
上述した従来技術で用いている上側の可動側基板のPETに透明導電膜を形成した場合は、パネルの高温の厳しい環境条件下ではフィルムが軟化し、また、線膨張して延びることにより波打ち等の永久歪みが生じて、外観上の美観を保持する上で不都合が生じるという問題がある。
また、タッチパネルを軽量化すること及び割れを防止すること等の観点から、ガラスを用いないタッチパネル、すなわち、上下基板とも、プラスチックフィルム、樹脂を貼り合わせた形態のタッチパネルも存在する。これらは、耐熱性の点では劣り、70℃程度が限界であって、特には車載用途に対応できないという問題があった。
また、パネルの表面反射を改善する目的で、可動側基板の表面に偏光板を貼り合わせるパネルも考案されているが、これも、可動側基板がポリカーボネート(PC)、ポリノルボルネン、ポリシクロオレフィン等を用いており、耐熱の点で不十分であること、及び、光学等方性の点で不十分であり、波長依存性により、完全な反射防止機能が発揮されないという問題もあった。
そこで、本実施例2においては、上述した透明硬化性樹脂組成物をタッチパネル用としてのフィルムや樹脂板に用いる。なお、この透明硬化性樹脂組成物そのものは特開2008−231280号公報で公開されている材料である。但し、この公報ではこの材料のフィルム樹脂板への具体的な適用形態は明確となっておらず、本実施例2においては、この材料に、アンダーコート、光学調整膜及び透明導電膜を成膜してフィルム、樹脂板を構成し、これらをタッチパネルに用いることを提案するものである。
本実施例2の透明硬化性樹脂組成物は、(A)ジビニル芳香族化合物(a)及びモノビニル芳香族化合物(b)からなる単量体由来の構造単位を有する多官能ビニル芳香族共重合体であって、ジビニル芳香族化合物(a)に由来する繰り返し単位を10モル%以上含有し、且つジビニル芳香族化合物(a)に由来する繰り返し単位を全単量体由来の構造単位に対して5.0モル%以上含有し、その末端の一部にエーテル結合を介した鎖状炭化水素基又は芳香族炭化水素基及びアルコール性水酸基を有する溶剤可溶性の多機能ビニル芳香族共重合体20〜98wt%と、(B)無機フィラー2〜80wt%からなる透明硬化性樹脂組成物である。また、(C)成分として、熱可塑性樹脂を含む硬化性樹脂組成物で(A)成分、(B)成分及び(C)成分の配合量が2〜60wt%である組成物である。
すなわち当該透明硬化性樹脂組成物は、ジビニルベンゼン等を骨格とする硬化型の透明樹脂であり、図9中右上に示す有底円筒状の容器内にて有機溶剤に溶解する。これに図9左上に示すガラスファイバー(ガラスクロス)、ガラス繊維等の無機フィラー((B)とは別個の)を図9中中程に示す有底四角筒状の容器内にて加え、さらに、可塑性樹脂を加えて、図9中下側の矢印に示すように、キャスティングによる成形を行い、加熱、蒸発によりフィルム状に硬化成形させて、フィルム又は樹脂板を形成したものである。有機材料に無機材料を複合させることにより、耐熱寸法安定性の向上、表面硬度向上が図られるとともに、両者の屈折率を合わせることにより、高い透明性を確保することができる。
また、溶剤に溶解した状態で成形することにより、等方性を有し、かつ、複屈折を少なくする特性も得ている。耐熱温度250℃、透過率92%、表面硬度4H、複屈折0.3nm以下とすることが可能である。また、厚さについても0.1mm〜0.5mmまで設定することが可能である。
当該透明硬化性樹脂組成物に透明導電膜を形成することにより、タッチパネルへの適用が可能となる。アンダーコート層として、シランカップリング剤で表面処理することが好ましい。光学調整膜としては二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アンチモン、酸化亜鉛等をスパッタ法、CVD等で形成する。
この形成方法については必須ではないが、これらの形成方法を用いることで、透過率を向上させることができる。アンダーコート層の厚さは、導電膜の屈折率と光学膜の屈折率から透過率を最大にする組合せで決める。透明導電膜はこのアンダーコート層の上に形成する。通常はITO(インジウム錫酸化物)、SnO(酸化錫)、導電性酸化亜鉛、等であるが、有機導電ポリマーも用いることが可能である。
以下に、本実施例2のタッチパネルP21についてより具体的に述べる。本実施例2のタッチパネルP21は、以下のように製造される。図10右下に示すように、ガラス21(下側の固定側基板)側には透明導電膜(ITO等)22を設け、両端に一対の電極23を設け、図10最上に図示する引出線24に配線するためのパターンを設けた。
フィルム25(上側の可動側基板)は上述した0.2mm厚さの透明硬化性樹脂組成物を用いた。フィルム25の片面つまり下面にはシランカップリング剤をコーティングし、さらに、その下面に二酸化珪素をスパッタリングにより皮膜を厚さ800オングストロームにて形成した。
さらに、その下面にスパッタリングによりITO膜(透明導電膜)26を形成した。厚さは250オングストロームで表面抵抗500Ω/□であった。フィルム25の透過率は90%、ITO膜26と反対側の表面硬度は4Hであった。このフィルム25のITO膜26の面側の両端に銀を主成分とする導電ペーストを用い、スクリーン印刷により一対の電極27を形成した。
次に両面テープ28(厚さ25μmのポリエステルフィルムにポリアクリル酸エステル系粘着剤を両面に厚さ25μmで設けたもの)を図10中左上に示す引出線24に対応する部分と中央部分をくりぬいた井桁形状に切断して、フィルム25とガラス21を貼り合わせた。
また、フィルム25の上側の電極27をガラス21の下側の回路に電気的に接続するため、図10中中央右に示すように、右側の上下二箇所に導電接着剤29を設けた。次に引出線24を接続してタッチパネルP21を作成した。
タッチパネルP21を表裏方向に垂直な断面で示す図11に示すように、フィルム25のITO膜26を含む下面と、ガラス21の透明導電膜22を含む上面とは、ドットスペーサ29を介して積層される。
本実施例2のタッチパネルP21は、透過率84%でリニアリティ特性は1.5%以下であり、良好な特性を示した。これを120℃の環境下に240時間保存して評価を行った。外観上フィルム25の表面の状態は、初期と変わらず問題なかった。透過率は83.5%で良好であった。タッチパネルP21のリニアリティは1.5%以下の良好な特性を示し、高温保存に対して、高い耐久性を示した。
比較例1として、本実施例2のタッチパネルP21のフィルム25を188μm厚さのPETフィルムに置換したものを用いて、作成したITO膜付きフィルムを、上側基板として用い、タッチパネルを作成した。この比較例1のタッチパネルは透過率82%でリニアリティ特性は1.5%以下であった。
この比較例1のタッチパネルを120度の環境下に240時間保存して評価を行った。外観上、PETフィルムの表面の状態は、収縮により波打ちが発生しており良好な状態を保持できなかった。透過率は80%に低下した。比較例1のタッチパネルのリニアリティは2.5%と上昇しており、120℃高温保存に対しては、問題であることが判明した。
本実施例2のタッチパネルP21のガラス21に換えて、図12に示すように、透明硬化性樹脂組成物により形成された0.5mmのフィルム21−1を用いたものをタッチパネルP22とする。このフィルム21−1に実施例2のフィルム25と同様にシランカップリング剤を塗布し、その上面にITO膜22をスパッタリングにより形成した。表面抵抗は500Ω/□であった。このフィルム21−1を下側の固定側基板として用い、実施例2のタッチパネルP21と同様に、フィルム25と組み合わせて、フィルム/フィルムタイプのタッチパネルP22を製造した。
タッチパネルP22は、透過率82%で、リニアリティ特性は1.5%以下であり、良好な特性を示した。これはフィルム/フィルムタイプのタッチパネルとしては剛性が高いと言える。また、タッチパネルP22は、平坦性も高いと言え、フィルム/ガラスタイプ、フィルム/フィルム/プラスチックタイプに近い硬さを有している。
また、タッチパネルP22の表面は特にハードコート層を施さないものであるが、鉛筆高度4Hを示し、従来のPET基材を用いたタッチパネルよりも、表面の硬度は高く、傷つきにくい利点もあることが判明した。
このタッチパネルP22を120度の環境下に240時間保存して評価を行った。外観上タッチパネルP22の状態は、反り、歪み、波打ち等の発生はなく、初期と変わらず問題がなかった。透過率は81.5%で良好であった。タッチパネルP22のリニアリティは、1.5%以下の良好な特性を示し、高温保存に対して、高い耐久性を示した。
このタッチパネルP22の、透明硬化性樹脂組成物により形成された0.5mmのフィルム21−1を、188μm厚さのPETフィルムに置換して作成したITO膜付きフィルムを、上側の可動側基板及び下側の固定側基板として用い、比較例2のタッチパネルを作成した。比較例2のタッチパネルは透過率78%でリニアリティ特性は1.5%以下であった。
この比較例2のタッチパネルを120℃の環境下において240時間保存して評価を行った。外観上PETフィルムの表面の状態は、反りと歪みが発生しており、外観上よくない状態であって、透過率は75%に低下していた。比較例2のタッチパネルのリニアリティは2.8%と上昇しており、120℃高温保存に対しては使用できる環境を超えた条件であることが判明した。
上述したタッチパネルP22において、図13に示すように、下側の固定側基板であるフィルム21−1の下に、光学透明粘着剤21−2を貼り、さらに、その下に透明硬化性樹脂組成物により形成された0.5mmのフィルム21−3を貼り合わせて、固定側基板の強度を補強して、タッチパネルP23を構成した。タッチパネルP23においては、さらに剛性が増し、ほぼガラス基板を用いたタッチパネルと同等の平坦性を示しかつ軽量であることが判明した。
タッチパネルP21のフィルム25の表面に、図14に示すように、偏光板30を貼り合わせ、偏光板30付きのタッチパネルP24(直線偏光パネル)を作成した。表面反射は8%(550nm)であり、LCD上に載せ、画像を確認すると、白地画面に部分的な色むらは全くなくきれいに見え、従来のポリカーボネート(PC)製の上部フィルムを用いた場合よりも、画像の見栄えが良好であることが判明した。これは、透明硬化性樹脂組成物によるフィルムの複屈折性が少なく、より等方性であることに起因していると考えられる。
図12に示したタッチパネルP22、図13に示したタッチパネルP23の表面に、タッチパネルP24と同様に、図15及び図16に示すように偏光板30を貼り合わせて、偏光板30付きのタッチパネルP25、タッチパネルP26(直線偏光パネル)を作成した。
このタッチパネルP25、P26についてもLCD上に載せ、画像を確認すると白地画面に部分的な色むらは全くなくきれいに見え、従来のポリカーボネート(PC)製の上部フィルムを用いた場合よりも、画像の見栄えが良好であることが判明した。これも、このフィルム25の複屈折性が少なく(0.3%以下)、より等方性であることによるものであると考えられる。
図11に示したタッチパネルP21、図12に示したタッチパネルP22、図13に示したタッチパネルP23の表面に、まず、位相差フィルム31を貼り合わせ、次に、タッチパネルP24と同様に偏光板30を貼り合わせた。さらに、裏側面にもう一枚の位相差フィルム32を貼り合わせ、円偏光板付きのタッチパネルP27、P28、P29を作成した。タッチパネルP27について図17に示す。
これらのタッチパネルP27、P28、P29において、反射率を測定すると、3%以下(550nm)であり、反射防止性能が良好であり、実際に屋外で太陽の反射状態を見ると、眩しさは全くなく良好であった。これらのタッチパネルP27、P28、P29についても、LCD上に載せ画像を確認すると、白地画面に部分的な色むらは全くなくきれいに見え、従来のポリカーボネート(PC)製の上部フィルムを用いた場合よりも、画像の見栄えが良好であることが判明した。これはこの透明硬化性樹脂組成物によるフィルムの複屈折性が少なく、より等方性であることによる。
透明硬化性樹脂組成物で0.2mm厚さのものを、150〜250℃のオーブンの中で張力をかけて引張ながら、2時間保持した。これを室温に戻すことで、延伸方向に位相差を有する位相差フィルムを作成した。この位相差フィルムを用いて、タッチパネルP27、P28、P29と同様にして円偏光板付きのタッチパネルP30、P31、P32を作成した。
完成したタッチパネルP30、P31、P32において反射率を測定すると3%以下(550nm)であり、反射防止性能が良好であり実際に屋外で太陽の反射状態を見ると、眩しさは全くなく良好であった。このタッチパネルP30、P31、P32についてもLCD上に載せ、画像を確認すると、白地画面に部分的な色むらは全くなくきれいに見え、従来のポリカーボネート(PC)製の上部フィルムを用いた場合よりも、画像の見栄えが良好であり、タッチパネルP27、P28、P29よりもさらに良好であった。
このタッチパネルP30、P31、P32を120℃240時間保存したところ、外観上反り、歪み、波打ち等の発生はなく、初期と変わらず問題はなかった。また、タッチパネルP27、P28、P29よりもさらに改善された状態であった。タッチパネルP30、P31、P32のリニアリティは1.5%以下の良好な特性を示し、高温保存に対して高い耐久性を示した。
上述した実施例1及び実施例2においては、固定側基板の裏面又は下面側に引出線を導出する手法については言及しなかった。以下それについての実施例3について述べる。
本実施例3のタッチパネルP51においては、上部側と下部側にITOフィルムを用いるフィルム/フィルムタイプの4線式抵抗膜タッチパネルの下部側にプラスチック基板を貼り付けて、引出線を構成するFPC(フレキシブルプリント基板)ケーブルをプラスチック基板に設けたくり貫き穴から裏面つまり背面に出すことを特徴としている。
ここで、上部電極と下部電極をそれぞれ対応する面に銀配線し、銀接続端子をFPC端子で両側から挟み込み加熱圧着したFPCケーブルを曲げて、くり貫き穴に通すこととしてもよい。
また、フィルム/フィルムタイプのタッチパネルとプラスチック基板上にできるくり貫き穴部を含む領域をフィルム/フィルムタイプのタッチパネルの厚さと同じプラスチックフィルムを埋め込み、裏面のプラスチック基板に粘着材で固定し、平坦化することとしてもよい。
さらに、上部側のフィルム及び埋め込んだプラスチック板の上に、配線層とFPCケーブルを覆う周辺の印刷部と透明窓部を有する加飾フィルムを貼り付けることでフラットパネルとしてもよい。
次に、本実施例3の前提となる技術について述べる。図18は一般的なフィルム/フィルムタイプのタッチパネルにおけるFPCケーブルを挟み込む構造を表裏方向に垂直な断面で示す。
図18に示すように、カバーフィルム51の下面には上部ITOフィルム52が形成され、プラスチック基板53の上面には下部ITOフィルム54が形成されて、両者の間に銀電極端子55を有するFPCケーブル56が挟み込まれて、両者は額縁部を構成する両面テープ57により張り合わされる。
図18に示したタッチパネルP51を正面方向から見た図を図19に示す。図19に示すように、FPCケーブル56はカバーフィルム51の右方に突出する構成であり、銀接続端子55がカバーフィルム51とプラスチック基板53とに挟み込まれる構造である。
このため、FPCケーブル56の圧着部とFPCケーブル56自身が外力に対向する力が弱く、大きな外力が作用した場合には接触不良を招きやすい。また、タッチパネル交換時において、カバーフィルム51の透明窓部を構成するタッチパネル操作部51aを傷つけないため、作業者が余計な注意を必要とする。
そこで、本実施例3においては、図20に示すように、FPCケーブル56をプラスチック基板53の背面から引き出すこととする。タッチパネルP51の上部ITOフィルム52のカバーフィルム51を、タッチパネル操作部51aと周辺の印刷部51bを有する加飾フィルムとすることでフラットパネルとする。
プラスチック基板53には表から裏に指向するくり貫き穴53aが形成される。くり貫き穴53aの図20中左右方向つまり、FPCケーブル56の引出方向の長さdは2mm以上としている。くり貫き穴53aのこの長さdはFPCケーブル56を作業者の手で挿入できることが要件である。
FPCケーブル56の銀電極端子55から引き出された部分はくり貫き穴53aを表から裏方向に挿通されて、挿通後においては、くり貫き穴53aの表側から上部ITOフィルム52と両面テープ57と下部ITOフィルム54の厚さと同じ厚さを有するプラスチックフィルム58を粘着剤59により貼り付ける。
この場合においては、印刷部51bを含むカバーフィルム51は、粘着剤60により上部ITOフィルム52の上面とプラスチックフィルム58の上面に貼り付けられる。次に本実施例3のタッチパネルP51を表方向から視て図21に示す。
図21右端に示すように、プラスチックフィルム58を埋め込んだ部分の段差が表方向から見えないように、カバーフィルム51の印刷部51bはプラスチックフィルム58の上面を覆うよう右側に設置範囲を拡大されている。
FPCケーブル56の長さは、プラスチック基板53の厚さ分だけ、図18〜19に示したものよりも長くする。FPCケーブル56の厚さは、図22に示すように、例えば0.07〜0.10mmで屈曲強度を十分に満たすポリイミド膜とする。くり貫き穴53aの大きさは短辺の長さdはプラスチック基板53の厚さと同じとし、例えばプラスチック基板53の厚さが2mmの場合は2mmとする。くり貫き穴53aの長辺の長さはFPCケーブル56の幅W1=5mmよりも2mm長いW2=7mmとする。
図22におけるプラスチック板53の右端とくり貫き穴53aとの距離L1は3mmとし、くり貫き穴53aとFPCケーブル56の圧着部との距離L2は3mmとする。額縁部と圧着部との左右方向間隔L3は5mmとしている。
埋め込み部のプラスチックフィルム58は、プラスチック基板53と同じポリカーボネートにより構成する。また、埋め込み部の接着剤59はFPCケーブル56の段差や気泡が入らない厚さとする。埋め込み部の接着剤60は、カバーフィルム51との隙間を空けないようにするものである。また、プラスチック基板53をポリカーボネートとすることで、くり貫き穴53aを挿通する場合のFPCケーブル56を傷つけないものとする。
本実施例3の形態は、特にはFPCケーブル56を経路として水が侵入することをより効果的に防止できる。またFPCケーブル56がくり貫き穴53aにより固定されるため、外力によりFPCケーブル56が変位することが防止される。このため、銀電極端子55の圧着部にFPCケーブル56に入力された外力が作用して、電気的な接続不良が発生することをも防止することができる。
なお、図20においては図示していないが、FPCケーブル56の屈曲部の厚みを吸収するため、プラスチック基板53のくり貫き穴53a近傍の表面には適宜ザグリ部を設けてもよい。
実施例3において述べたように下側のプラスチック基板の表面にザグリ部つまりは凹部を設けることは、タッチパネルの表面において凹凸が発生することを防止することにも応用できる。以下それについての実施例4について述べる。
本実施例4のタッチパネルP61は、プラスチック板の表面に切削部位を設ける。これにより、タッチパネルP61の表面において段差や凹凸が発生することをなくして、表面のフラット化を図る。
切削部位の切削形態は、切り込み部を有し、フレキシブルプリント基板引出線部の湾曲を可能とする構造とする。切り込み部の切り込み幅は、フレキシブルプリント基板の引出線幅を+1mmとし、異物及び塵埃の侵入を防ぐことができる構造とする。
切削部位の切削深さはフレキシブルプリント基板の厚みの+0.1mmとすることが好ましい。切削部位の切削横幅はフレキシブルプリント基板の幅+1mmとすることが好ましい。切削部位の切削縦幅はフレキシブルプリント基板の幅+1mmとすることが好ましい。
切り込み部の切り込み角部には曲線を設け、フレキシブルプリント基板への擦れ、折れ等の破損を防ぐ特徴を有することが好ましい。また、切削部位は貼り代を有することが好ましい。
次に、本実施例4の前提となる技術について述べる。図21はフィルム/フィルムタイプのタッチパネルにおけるFPCケーブルを挟み込む構造を表裏方向に垂直な断面で示す。
図23に示すように、カバーフィルム61の下面には上部ITOフィルム62が形成され、プラスチック板63の上面には下部ITOフィルム64が形成されて、両者の間に図示しない電極端子を有するフレキシブルプリント基板66が挟み込まれて、両者は額縁部を構成する両面テープ67により貼り合わされる。
図24に示したタッチパネルP61において、例えば、フレキシブルプリント基板(FPC)66の段差が表面に現れる場合に、この段差を目立たなくするためにカバーフィルム61の厚さを厚くすることも考えられる。但し、カバーフィルム61はユーザの指が接触する入力部位であるため、入力荷重の増大を招き操作性を損ねることを招く。
そこで、本実施例4においては、表面への凹凸の発生を解消して、フラット性に優れたタッチパネルを提供することを目的としている。より具体的には、フレキシブルプリント基板66の挟み込みによりタッチパネル表面に凹凸が発生することを防止することを目的としている。
本実施例4においては、図25に示すように、プラスチック板63の表面にほぼ長方形状の切削部位63aを設ける。これにより、図26に示すように、フレキシブルプリント基板66の厚みを切削部位63aで吸収して、タッチパネルP61の表面において凹凸が発生することを防止できる。
また、図27に示すように、切削部位63aの切削形態は、切り込み部63bを有しており、図28に示すように、フレキシブルプリント基板66の引出線部の表から裏方向に向けての湾曲を可能とする構造とする。切り込み部63bの切り込み幅は、フレキシブルプリント基板66の引出線幅+1mmとし、異物及び塵埃の侵入を防ぐことができる構造とする。
切削部位63aの切削深さはフレキシブルプリント基板66の厚み+0.1mmとし、切削部位63aの切削横幅はフレキシブルプリント基板66の幅+1mmとする。切削部位63aの切削縦幅はフレキシブルプリント基板66の幅+1mmとする。切り込み部63aの切り込み角部には曲線を設けている。
これにより、フレキシブルプリント基板66への擦れ、折れ等の破損を防いでいる。また、切削部位63aは貼り代を有しており、切削部位63a内におけるフレキシブルプリント基板66の固定を確実なものとしている。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
本発明は、タッチパネルに関するものであり、高い外観性とより確実な電気接続性を実現することができるので、特には小型の電子機器、すなわち携帯電話、電子手帳、PDA等に搭載されるタッチパネルに適用して有益なものである。
P1 タッチパネル
1 フィルム(可動側基板)
1D 可動側被圧着部
2 ガラス(固定側基板)
2U 固定側被圧着部
3 銀電極
4 銀配線
4UL 可動側端子
4UR 可動側端子
4DL 固定側端子
4DR 固定側端子
5 引出線
5a 圧着部(端部)
6 基材
7 銅箔(導体)
8 銀印刷(導通部)
9 貫通穴
10 電気絶縁テープ
11 異方導電接着剤
11UL 可動側接触子
11UR 可動側接触子
11DL 固定側接触子
11DR 固定側接触子
12 スリット(カットライン)
13 ダミー端子(非通電端子)
14 絶縁層

Claims (13)

  1. 可動側基板と固定側基板を有し、前記可動側基板の有する可動側被圧着部と、前記固定側基板の有する固定側被圧着部と、前記可動側被圧着部と前記固定側被圧着部に挟持されて圧着される圧着部と、前記可動側被圧着部が含む可動側端子と、前記固定側被圧着部が含む固定側端子と、前記圧着部の前記可動側端子に対応する位置に配置される可動側接触子と、前記圧着部の前記固定側端子に対応する位置に配置される固定側接触子と、前記可動側被圧着部の前記固定側端子に対向する部分と、前記固定側被圧着部の前記可動側端子に対向する部分の少なくともいずれかに配置される非通電端子を含むとともに、前記圧着部が基材を含み、当該基材の幅方向において前記可動側接触子及び前記固定側接触子が配列されるとともに、前記幅方向において隣接する前記可動側接触子及び前記固定側接触子の組合せの中間に位置する前記基材が当該基材の延在方向に延びるスリットを含むことを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記スリットの前記圧着部内の終端部がR形状又はU形状を有することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記圧着部が、前記幅方向に並列された導体を前記基材の表面又は裏面の一方に含む帯状の引出線の端部に構成されるとともに、前記可動側接触子及び前記固定側接触子のうち対応する前記導体に対して前記基材を挟んで反対側に位置する一方と前記対応する前記導体とを表裏方向に導通する導通部を含み、前記可動側接触子及び前記固定側接触子の前記一方以外の他方と前記対応する前記導体以外の導体とは直接接触されることを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル。
  4. 前記基材の前記圧着部を構成する端部は、当該端部以外よりも前記幅方向の長さが長いことを特徴とする請求項3に記載のタッチパネル。
  5. 前記可動側接触子及び前記固定側接触子を異方導電接着剤により構成することを特徴とする請求項4に記載のタッチパネル。
  6. 前記圧着部が前記可動側被圧着部及び前記固定側被圧着部に対して、前記可動側基板側と前記固定側基板側の双方から加熱されて圧着されることを特徴とする請求項5に記載のタッチパネル。
  7. 前記異方導電接着剤が溶融する所定の温度に加熱されることを特徴とする請求項6に記載のタッチパネル。
  8. 前記非通電端子の厚みを、前記可動側端子の厚みと前記可動側接触子の厚みの合計、又は、前記固定側端子の厚みと前記固定側接触子の厚みの合計、とすることを特徴とする請求項7に記載のタッチパネル。
  9. 前記可動側接触子と前記固定側接触子が前記幅方向において交互に配置されることを特徴とする請求項8に記載のタッチパネル。
  10. 前記非通電端子が絶縁材料により形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のタッチパネル。
  11. 前記非通電端子が導電材料により形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のタッチパネル。
  12. 前記可動側基板の上に化粧用基板を積層することを特徴とする請求項10又は11に記載のタッチパネル。
  13. 前記可動側基板の材質を、高耐熱性の所定の材料とすることを特徴とする請求項12に記載のタッチパネル。
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