JP2012091205A - 不定形耐火物の施工装置および施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器2の内周面2sを不定形耐火物3でライニングする施工装置1は、回転軸11に交換可能に装着される複数の回転体からなり、内周面2sの曲率に対応するエンタシス形状を有するベルトローラ10と、ベルトローラ10に張架される無端ベルト20と、内周面2sに対向して上下方向に配列されるように、ベルトローラ10を支持する支持手段30と、支持手段30を内周面2sに沿って少なくとも上下方向に移動させる移動手段40と、ベルトローラ10のうちの少なくとも1つの回転軸11を回転させるベルトローラ駆動手段50とを備え、回転軸11が回転されるベルトローラ10を構成する複数の回転体は、回転軸11とともに回転する第1の回転体12と、回転軸11に対して回転自在に設けられる第2の回転体13とを含む。
【選択図】図4
Description
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る施工装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る施工装置1aを示す平面図である。図2は、本実施形態に係る施工装置1aを示す側面図である。図3は、図2に示す施工装置1aが上昇した状態を示す側面図である。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係るベルトローラの構成について説明する。
次に、図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る施工装置1を用いた不定形耐火物の施工方法について説明する。図7は、本実施形態に係る施工装置1を用いた不定形耐火物の施工方法を示すフローチャートである。
続いて、図8を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本発明の第2の実施形態は、移動手段40の構成が本発明の第1の実施形態と相違するが、その他の機能構成については、第1の実施形態と略同一であるため、詳細説明を省略する。
続いて、図9を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本発明の第3の実施形態は、支持手段30および移動手段40の構成が本発明の第1の実施形態と相違するが、その他の機能構成については、第1の実施形態と略同一であるため、詳細説明を省略する。
2 溶鋼鍋
2s 内周面
3 ライニング
10 ベルトローラ
11 回転軸
12 駆動回転体
13 自由回転体
20 無端ベルト
20s 型枠面
30 支持手段
32 押付機構
40 移動手段
41a 基台
42a 支柱
43a 昇降機構
44a 昇降架台
50 回転モータ
60 側型枠部材
70 スクレーパ
Claims (9)
- 容器の内周面を不定形耐火物でライニングする施工装置であって、
回転軸に交換可能に装着される複数の回転体からなり、前記内周面の曲率に対応するエンタシス形状を有する複数のベルトローラと、
前記複数のベルトローラに張架される無端ベルトと、
前記複数のベルトローラが前記内周面に対向して上下方向に配列されるように、前記複数のベルトローラを支持する支持手段と、
前記支持手段を前記内周面に沿って少なくとも上下方向に移動させる移動手段と、
前記複数のベルトローラのうちの少なくとも1つの前記回転軸を回転させるベルトローラ駆動手段と、
を備え、
前記ベルトローラ駆動手段によって前記回転軸が回転されるベルトローラを構成する前記複数の回転体は、前記回転軸とともに回転する第1の回転体と、前記回転軸に対して回転自在に設けられる第2の回転体とを含むことを特徴とする施工装置。 - 前記複数の回転体のうち、軸方向端部側の回転体の幅は、軸方向中央部の回転体の幅よりも狭いことを特徴とする、請求項1に記載の施工装置。
- 前記内周面に施工されたライニングから前記無端ベルトが離れる位置で、前記無端ベルトに付着したライニング材を除去し、前記施工されたライニングに対向する面を有するスクレーパをさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の施工装置。
- 前記移動手段は、
前記容器の底部に設けられた基台上に回転可能に立設される支柱と、
前記支柱に対して昇降可能に設けられる昇降機構と、
前記昇降機構と前記支持手段とを連結する昇降架台と、
を含み、
前記支持手段は、前記複数のベルトローラを前記内周面に対して接近または離隔させる押付機構を含み、
前記無端ベルトの側端部と前記内周面との間に配置される側型枠部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の施工装置。 - 前記側型枠部材に材料付着防止装置が設けられることを特徴とする、請求項4に記載の施工装置。
- 前記材料付着防止装置が、スリットエア装置または振動装置のいずれかまたは両方であることを特徴とする、請求項5に記載の施工装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の施工装置を用いた施工方法であって、
(a)前記内周面の曲率に応じて選定された前記複数の回転体を用いて、前記複数のベルトローラを組み立てる工程と、
(b)前記無端ベルトの前記内周面に対向する面である型枠面が、前記容器の最下部において前記内周面に所定の間隔で対向するように、前記複数のベルトローラおよび前記無端ベルトを配置する工程と、
(c)前記型枠面と前記内周面との隙間にライニング材を流し込む工程と、
(d)前記(c)工程において流し込まれたライニング材の硬化後に、前記ベルトローラ駆動手段によって前記複数のベルトローラのうちの少なくとも1つの前記回転軸を回転させることで前記無端ベルトを周動させつつ、前記移動手段によって前記支持手段を前記内周面に沿って上昇させながら、前記型枠面と前記内周面との隙間にライニング材を流し込む工程と、
を含むことを特徴とする施工方法。 - (e)前記(d)工程において流し込まれたライニング材の硬化後に、前記移動手段によって前記支持手段を前記内周面の周方向に移動させる工程をさらに含み、
前記(b)工程、前記(c)工程、前記(d)工程および前記(e)工程を繰り返すことによって、前記内周面を全周にわたって前記不定形耐火物でライニングすることを特徴とする、請求項7に記載の施工方法。 - 前記(c)工程および前記(d)工程において、急結剤を混合しながらライニング材を流し込むことを特徴とする、請求項7または8に記載の施工方法。
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2010
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CN110173995B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-02-20 | 山东凯翔传热科技有限公司 | 气动筑炉机自动调节系统及其实现方法 |
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