JP2012087857A - ブッシュ - Google Patents

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Masateru Inoue
雅照 井上
Kazuto Nishina
和人 仁科
Masayuki Jikuya
雅之 軸屋
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Abstract

【課題】大型化することなく強度及び耐久性を確保しつつ、電食を防止することができるブッシュを提供する。
【解決手段】内筒2の外周面と外筒3の内周面との間の弾性部材4が設けられているブッシュ1であって、筒部6の端部にフランジ部7が形成された環状部材5を備えており、環状部材5は、電食防止表面処理がされており、内筒2の内周面に筒部6が挿入され、内筒6の端面にフランジ部7が対向した状態で、内筒2に環状部材5が取り付けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、部材間の連結部に用いられるブッシュに関する。
従来、例えば自動車のステアリング機構やサスペンション機構の連結部にブッシュが用いられている(例えば、下記特許文献1、2参照)。図8(a)に従来のブッシュの一例の断面図を示している。ブッシュ101は、内筒102と外筒103との間に弾性材104を設けている。図8(b)は、図8(a)に示したブッシュ101の取付け構造の一例を示している。一対の支持部材105に形成された孔106及び内筒102の内部をボルト107が挿通している。ボルト107にナット108が締め付けられて、ブッシュ101が支持部材105に固定されている。
さらに、アーム109の先端の円筒部110がブッシュ101の外筒103に圧入されている。このことにより、ブッシュ101を介してアーム109が支持部材105に取り付けられている。ブッシュ101には弾性材104を設けているので、防振効果や衝撃吸収効果が得られる。
特開2000−161434号公報 特開2000−145854号公報
しかしながら、図8(b)のような取付け構造においては、内筒102の端面と支持部材105とが当接することになる。この構成では、内筒102と支持部材105とが異種金属の場合には、両部材間の腐食電位の差により電食が生じる場合がある。電食により内筒102が腐食し、この腐食が内筒102と弾性部材104の界面に進行すると、弾性部材104が内筒102から剥離する可能性が高くなる。
内筒102を支持部材105と同種金属にすることにより、電食の防止を図ることができる。例えば支持部材105がアルミニウムである場合には、内筒102もアルミニウムにする。内筒102をアルミニウムとした場合は、強度確保のために、図8(a)のように、内筒102にフランジ部102aを形成して、内筒102が支持部材105に当接する座面を大きくする必要がある。この場合、製造工程が増加し製造コストも増加してしまう。
さらに、フランジ部102aを形成した場合には、弾性材104の端部がフランジ部102aにより拘束され、弾性材104の端部の動きが制限され、弾性材104に亀裂が生じ易くなり、弾性材104の耐久性低下の原因になる。一方、内筒102全体の厚みを大きくした場合は、弾性材104の拘束はさらに強くなってしまう。この拘束を弱めるために外筒103の径を大きくすると、ブッシュ101が大型化してしまう。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するためのものであり、大型化することなく強度及び耐久性を確保しつつ、電食を防止することができるブッシュを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のブッシュは、内筒の外周面と外筒の内周面との間の弾性部材が設けられているブッシュであって、筒部の端部にフランジ部が形成された環状部材を備えており、前記環状部材は、電食防止表面処理がされており、前記内筒の内周面に前記筒部が挿入され、前記内筒の端面に前記フランジ部が対向した状態で、前記内筒に前記環状部材が取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、本発明のブッシュを取付け対象物に取り付けた際に、取付け対象物と内筒との間に、電食防止表面処理がされた環状部材が介在することになる。このため、内筒と取付け対象物とが接触せず、内筒及び取付け対象物が接触するのは、いずれも電食防止表面処理がされた環状部材となる。したがって、内筒の材料を取付け対象物と同種材料にしなくても、電食が防止されることになる。
このことにより、内筒の材料は、取付け対象物の材料とは無関係に設計でき、例えば、取付け対象物がアルミニウムであっても、内筒の材料はアルミニウムにする必要はなく、強度の高い鉄系金属を用いることができる。この場合、内筒の材料自体の強度が高くなるので、内筒の補強のために、フランジ部を追加する加工は不要になり、フランジ部における拘束による弾性材の耐久性低下は防止されることになる。あわせて、フランジ部追加に伴う製造工程の増加や製造コストの増加も抑えられることになる。また、取付け対象物の材料とは無関係に内筒の材料に強度の高い鉄系金属を用いることができるので、内筒の厚み増加を抑えつつ強度確保が可能になり、ブッシュの大型化を防止することができる。
前記本発明のブッシュにおいては、前記フランジ部の外径は、前記内筒の外径より大きいことが好ましい。この構成によれば、フランジ部の座面の面積は、内筒の端面の面積よりも大きくできるので、取付け対象物の窪み等の変形を防止できるとともに、取り付け安定性を高めることができる。フランジ部の外径の大きさは、取付け対象物の強度、形状等に応じて決定すればよい。
前記電食防止表面処理は、ジオメット(登録商標)処理であることが好ましい。この構成によれば、特にアルミニウムとの接触部における電食防止に有利になる。
本発明によれば、内筒と取付け対象物とが接触せず、内筒の材料を取付け対象物と同種材料にしなくても、電食が防止されることになる。このことにより、内筒の材料は、取付け対象物の材料とは無関係に設計でき、強度の高い材料を用いことができる。この場合、内筒の材料自体の強度が高くなるので、内筒の補強のために、フランジ部を追加する加工は不要になり、フランジ部における拘束による弾性材の耐久性低下は防止され、フランジ部追加に伴う製造工程の増加や製造コストの増加も抑えられることになる。また、取付け対象物の材料とは無関係に内筒の材料に強度の高い材料を用いることができるので、内筒の厚み増加を抑えつつ強度確保が可能になり、ブッシュの大型化を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るブッシュにおいて環状部材の取り付け前の状態を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るブッシュにおいて環状部材の取り付け後の状態を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るブッシュの取り付け例を示す斜視図。 図3の取り付け例において、ブラケット14にブッシュ圧入部12を取り付ける前の状態を示す拡大図。 図3のブラケット14におけるブッシュの取付け構造を示す断面図。 図3のブラケット15におけるブッシュの取付け構造を示す断面図。 (a)図は、本発明の実施例に係るブッシュの断面状態を示す斜視図、(b)図は比較例に係るブッシュの断面状態を示す斜視図。 (a)図は従来のブッシュの一例の断面図、(b)図は(a)図に示したブッシュ101の取付け構造の一例を示す断面図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るブッシュの断面図を示している。図1に示したブッシュ1は、ブッシュ本体1aに環状部材5を取り付ける前の状態を示している。ブッシュ本体1aは、内筒2と外筒3との間に弾性材4が設けられている。内筒2及び外筒3は、いずれも中空の円筒状部材である。外筒3内に内筒2を入れた状態では、内筒2の外周面と外筒3の内周面との間に環状空間が形成されることになる。図1では、この環状空間に弾性材4が設けられている。弾性材4としてゴム材を用いた場合は、ゴム材を加硫成形し内筒2の外周面と外筒3の内周面にゴム材を加硫接着することになる。
図1において、環状部材5は筒部6とフランジ部7で構成されている。筒部6は円筒状であり、筒部6の端部に筒部6よりも外径の大きいフランジ部7が形成されている。フランジ部7は筒部6の全周に亘り形成されており、設置対象物に当接する座面7aが形成されている。環状部材5は、電食防止表面処理がされている。図2は、ブッシュ本体1aに環状部材5を取り付けた状態の断面図を示している。環状部材5は内筒2に圧入されており、内筒2の端面にフランジ部7が対向した状態で、筒部6の外周面が内筒2の内周面に嵌合している。
以下、本実施の形態に係るブッシュ1について、取り付け例を参照しながら、より具体的に説明する。図3は、自動車のサスペンション機構にブッシュ1を取り付ける例を示している。図3は、サスペンションアーム11に、ブッシュ1を取り付ける前の状態を示している。ブッシュ1が取り付けられたサスペンションアーム11は、ブッシュ1を介してクロスメンバ10に連結されることになる。サスペンションアーム11は、クロスメンバ10の両側に取り付けられるが、図3では、片側のサスペンションアーム11のみを示している。
図3に示したように、1個分のサスペンションアーム11に、ブッシュ1が2個用いられることになる。2個のブッシュ1は外形が異なるが、いずれも図1、2に示したブッシュ1と同様の構成である。各ブッシュ1は、それぞれサスペンションアーム11のブッシュ圧入部12、ブッシュ圧入部13に圧入される。ブッシュ1が圧入されたブッシュ圧入部12は、ブラケット14に取り付けられ、ブッシュ1が圧入されたブッシュ圧入部13は、ブラケット15に取り付けられる。
図4は、図3に示したブラケット14に、ブッシュ圧入部12を取り付ける前の状態を示す拡大図である。図4では、あらかじめ円筒状のブッシュ圧入部12内に、ブッシュ1が圧入されている。ブッシュ圧入部12の端部には、ブッシュ1の端部が露出しており、環状部材5のフランジ部7の座面7aが現われている。
図4の状態から、サスペンションアーム11を、ブッシュ圧入部12がブラケット14内に収まるように移動させる。ブラケット14に形成した孔15、16のそれぞれに、ブッシュ1の環状部材5の開口部を対応させた状態で、孔15、ブッシュ1の内筒2(図2)、及び孔16にボルト17を挿通させる。この後、ボルト17の先端側にナット18を締め付けて、ブッシュ圧入部12のブラケット14への取り付けが完了する。
図5は、ブラケット14におけるブッシュ圧入部12の取り付け状態を示す断面図である。ボルト17及びナット18による締め付けにより、ブッシュ1の両端において、ブラケット14の内面に環状部材5のフランジ部7の座面7aが圧接している。このことにより、図5の状態では、ブッシュ1はブラケット14の両側面に挟み込まれて固定されている。
ここで、異種金属同士の接触部においては、両部材間の腐食電位の差により電食が生じる場合がある。例えば、図8(b)の構成において、支持部材105がアルミニウムで内筒102が鉄材の場合は、支持部材105と内筒102の当接部は、異種金属同士の接触部であり、電食が生じる可能性が高くなる。
図8(b)の構成では、異種金属同士の接触を避けるには、支持部材105がアルミニウムである場合には、内筒102もアルミニウムにする必要がある。内筒102をアルミニウムとした場合は、強度確保のため、例えば図8(a)のように、内筒102にフランジ部102aを形成して座面を大きくする必要がある。この場合、製造工程が増加し製造コストも増加してしまう。
また、図8(a)のようにフランジ部102aを形成した場合には、フランジ部102aにより弾性材104の端部が拘束されることになる。この場合、ブッシュ1に外力が加わった際に、弾性材104の端部の動きが制限され、弾性材104に亀裂が生じ易くなり、弾性材104の耐久性低下の原因になる。
これに対し、図5の構成では、内筒2とブラケット14との間に、電食防止表面処理がされた環状部材5が介在している。すなわち、図5の構成は、内筒2とブラケット14とが接触せず、内筒2及びブラケット14が接触するのは、いずれも電食防止表面処理がされた環状部材5である。
このため、内筒2及びブラケット14の材料に関係なく、電食が防止されることになる。したがって、内筒2の材料は、取付け対象物であるブラケット14の材料とは無関係に設計でき、ブッシュ本体1a(図1)側については、設計自由度が高くなる。例えば、ブラケット14がアルミニウムであっても、内筒2の材料はアルミニウムにする必要はなく、強度の高い鉄系金属を用いることができる。
この場合、内筒2の材料自体の強度が高くなるので、内筒2の補強のために、図8(a)に示したフランジ部102aのような形状を追加する加工は不要になる。したがって、本実施の形態によれば、図8(a)の構成で生じるフランジ部102aにおける拘束による弾性材104の耐久性低下は防止され、フランジ部追加に伴う製造工程の増加や製造コストの増加も抑えられることになる。なお、環状部材5の追加に伴いコスト増となる。しかしながら、例えば本実施の形態において内筒2を鉄材とした場合、図8(a)において内筒102をアルミニウムとした構成に比べると、ブッシュ全体としてのコストは低くすることが可能になる。鉄材はアルミニウムに比べ材料費が安価になることに加え、厚みを小さくしても強度を確保することができるためである。
一方、図8(a)において、内筒102全体の厚みを大きくすれば、フランジ部102aを形成しなくても強度確保が可能になるが、この場合はブッシュ102が大型化してしまう。本実施の形態では、前記の通り内筒2の材料に強度の高い鉄系金属を用いることができるので、内筒2の厚み増加を抑えつつ、強度確保が可能になり、ブッシュ1の大型化を防止することができる。
環状部材5は電食防止表面処理をしているので、環状部材5の材料は、取付け対象物や内筒2の材料と無関係に設計でき、例えば鉄系金属でもよくアルミニウムでもよい。環状部材5の電食防止表面処理としては、例えばジオメット(登録商標)処理が挙げられる。ジオメット処理は、素材に層状に重ねた金属フレークを特殊無機バインダーにより結合したものである。ジオメット処理は、特にアルミニウムとの接触部における電食防止に効果がある。他の電食防止表面処理としては、例えばサーマガードコーティングやアルミナイズド処理などが挙げられる。また、電食防止表面処理として、各種電気絶縁処理を用いてもよい。電気絶縁処理としては、例えばDLC(ダイアモンドライクカーボン)コーティングや電気絶縁性の各種硬質樹脂コーティングなどが挙げられる。
また、本実施の形態に係るブッシュ1は、環状部材5を備えたことにより、取付け対象物との当接部における座面確保にも有利になる。図2おいて、フランジ部7の外径d2は、内筒2の外径寸法d1よりも大きくなっている。したがって、フランジ部7の座面7aの面積は、内筒2の端面の面積よりも大きくなっている。このため、図5のような取り付け状態は、内筒2の端面を直接ブラケット14に当接させた場合と比べ、取付け対象物の窪み等の変形を防止できるとともに、取り付け安定性が高まることになる。
図6は、図3のブラケット15におけるブッシュ圧入部13の取り付け状態を示す断面図である。図6の取り付け構造は、ブッシュ1の取り付け方向が異なる点を除けば、図5の取り付け構造と同様である。図6においても、図5と同様に、ボルト17及びナット18による締め付けにより、ブッシュ1の両端において、ブラケット15の内面に環状部材5のフランジ部7の座面7aが圧接している。
すなわち、ブラケット15と内筒2とは直接当接せず、内筒2とブラケット15との間に、電食防止表面処理がされた環状部材5が介在している。このため、内筒2及びブラケット15の材料に関係なく、電食が防止されることになる。また、内筒2の材料をブラケット15の材料とは無関係に設計できる点、環状部材5を備えたことにより、取付け対象物との当接部における座面確保に有利になる点についても、図5の構成と同様である。
以下、図7を参照しながら本発明の実施例を比較例と比較した解析結果について説明する。図7(a)は、実施例に係るブッシュの断面状態を示す斜視図である。本実施例は、図2に示したブッシュ1と同様の構成であり、内筒2と外筒3との間に弾性部材4が設けられ、内筒2の両端に環状部材5が取り付けられている。図7(b)は、比較例に係るブッシュの断面状態を示す斜視図である。本比較例は、図8(a)に示したブッシュ101と同様の構成であり、内筒102と外筒103との間に弾性部材104が設けられ、内筒102の両端にフランジ部102aが形成されている。
図7(a)、(b)において、内筒2、102を持ち上げつつ(矢印b方向)、回転(矢印a方向)させて、弾性部材4、104のひずみを解析した。このときの印加力は2100Nとし、内筒2及び内筒102の回転角は16度(矢印a方向)とした。図7(a)の実施例においては、弾性部材4の最大ひずみは、環状部材5側の根元部(A部)において0.71であった。これに対し、図7(b)の実施例においては、弾性部材104の最大ひずみは、フランジ部102a側の根元部(B部)において0.93であった。
また、回転(矢印a方向)は加えず、内筒2、102を持ち上げる方向(矢印b方向)に外力を印加して、弾性部材4、104のひずみを解析した。このときの印加力は4800Nとした。その結果、図7(a)の実施例においては、弾性部材4の最大ひずみは、外筒3側の端部(C部)において0.92であった。これに対し、図7(b)の比較例においては、弾性部材103の最大ひずみは、外筒103側の端部(D部)において1.43であった。
前記の解析結果によれば、2種類の外力印加による弾性部材4、104の最大ひずみは、いずれも比較例に係る弾性部材104の方が大きくなっている。これは、フランジ部102aにおける拘束により弾性材104の端部の動きが制限されることによるものと考えられる。弾性部材の最大ひずみが大きいほど、弾性部材に亀裂が生じ易くなり、耐久性も低下することになる。すなわち、前記の解析結果から、内筒2にフランジ加工をしていない実施例の構成では、比較例に比べ弾性部材4に亀裂が生じにくく、弾性部材4の耐久性確保に有利であることが分かる。
以上のように本発明のブッシュによれば、大型化することなく強度及び耐久性を確保しつつ、電食を防止することができるので、本発明のブッシュは例えば自動車のステアリング機構やサスペンション機構の連結部に用いられるブッシュとして有用である。
1 ブッシュ
1a ブッシュ本体
2 内筒
3 外筒
4 弾性部材
5 環状部材
6 筒部
7 フランジ部
7a 座面
12,13 ブッシュ圧入部
14,15 ブラケット

Claims (3)

  1. 内筒の外周面と外筒の内周面との間の弾性部材が設けられているブッシュであって、
    筒部の端部にフランジ部が形成された環状部材を備えており、
    前記環状部材は、電食防止表面処理がされており、
    前記内筒の内周面に前記筒部が挿入され、前記内筒の端面に前記フランジ部が対向した状態で、前記内筒に前記環状部材が取り付けられていることを特徴とするブッシュ。
  2. 前記フランジ部の外径は、前記内筒の外径より大きい請求項1に記載のブッシュ。
  3. 前記電食防止表面処理は、ジオメット(登録商標)処理である請求項1又は2に記載のブッシュ。

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