JP2012084816A - 裏面照射型撮像素子及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い瞳分割性能と高感度とを両立させることが可能な裏面照射型撮像素子を提供する。
【解決手段】シリコン基板Sの裏面側から当該基板S内の光電変換領域(PD)21に入射した光によって当該PD21で発生した電荷に応じた信号を、当該基板Sの表面側から読み出す裏面照射型撮像素子100は、瞳分割方向(行方向X)に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部11,12からなる瞳分割ペアを備え、瞳分割用画素部11,12の各々は、基板S内に形成されたPD21を含み、瞳分割用画素部11,12の各々に含まれるPD21の断面形状は、瞳分割用画素部11,12の境界に対して線対称になっており、瞳分割用画素部11,12の各々に含まれるPD21の瞳分割方向の幅は、基板Sの裏面側では狭く、基板Sの表面側では広くなっているものである。
【選択図】図2
【解決手段】シリコン基板Sの裏面側から当該基板S内の光電変換領域(PD)21に入射した光によって当該PD21で発生した電荷に応じた信号を、当該基板Sの表面側から読み出す裏面照射型撮像素子100は、瞳分割方向(行方向X)に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部11,12からなる瞳分割ペアを備え、瞳分割用画素部11,12の各々は、基板S内に形成されたPD21を含み、瞳分割用画素部11,12の各々に含まれるPD21の断面形状は、瞳分割用画素部11,12の境界に対して線対称になっており、瞳分割用画素部11,12の各々に含まれるPD21の瞳分割方向の幅は、基板Sの裏面側では狭く、基板Sの表面側では広くなっているものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、裏面照射型撮像素子及び撮像装置に関する。
焦点検出技術の1つとして位相差検出方式が知られている。この方式は、撮影レンズの異なる瞳領域を通過する光束を受光する一対の瞳分割用画素部を設け、この一対の瞳分割用画素部からの信号を用いることで、撮影レンズのデフォーカス量を検出するものである。このような位相差検出方式の原理を適用した撮像装置として、特許文献1,2に記載のものが知られている。
特許文献1、2には、光電変換素子上方に設ける遮光膜開口を偏心させることで瞳分割用画素部を形成した固体撮像素子が記載されている。しかし、この構成は、光電変換素子の上方に遮光膜がある構成が前提となっており、光電変換素子の上方に遮光膜が不要となる裏面照射型撮像素子に簡単には適用できない。
裏面照射型撮像素子は、開口率100%を実現できる構成であり、一般的には遮光膜は必要ない。光電変換領域上方に遮光膜を敢えて形成してしまうと、光電変換領域とその上方のマイクロレンズとの距離が大きくなり、全ての画素の感度低下、混色の発生が懸念される。また、遮光膜を形成する工程を追加する必要があり、製造コストの増大も懸念される。したがって、遮光膜を用いずに瞳分割用画素部を実現できる方法が求められている。
特許文献3には、1つのマイクロレンズ下方にある光電変換領域を2分割することで、一対の瞳分割用画素部を形成する構成が開示されており、この構成であれば、遮光膜を設けない裏面照射型撮像素子にも適用することは可能である。
しかし、この構成は、微細化するほど製造が難しくなるだけでなく、混色も発生しやすくなり、位相差検出精度に欠ける。また、様々な入射角に対するタフネス性に欠ける。
特許文献4には、光電変換領域の形成位置を偏心させて一対の瞳分割用画素部を形成する構成が開示されており、この構成であれば、遮光膜を設けない裏面照射型撮像素子にも適用することは可能である。
また、この構成は、微細化しても、瞳分割用画素部の光電変換領域同士を遠ざけることが容易であるため、瞳分割性能を容易に向上させることが可能である。
しかし、特許文献4に記載の瞳分割用画素部の構成では、瞳分割性能を高くすればするほど、光電変換領域を小さくしなければならないため、高い瞳分割性能と高感度とを両立させることができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高い瞳分割性能と高感度とを両立させることが可能な裏面照射型撮像素子と、これを備える撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の裏面照射型撮像素子は、半導体基板の裏面側から当該半導体基板内の光電変換領域に入射した光によって当該光電変換領域で発生した電荷に応じた信号を、当該半導体基板の表面側から読み出す裏面照射型撮像素子であって、瞳分割方向に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部からなる瞳分割ペアを備え、前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内に形成された前記光電変換領域を含み、前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記光電変換領域の断面形状は、前記2つの瞳分割用画素部の境界に対して線対称になっており、前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記光電変換領域の前記瞳分割方向の幅は、前記半導体基板の裏面側では狭く、前記半導体基板の表面側では広くなっているものである。
本発明の撮像装置は、前記裏面照射型撮像素子を備えるものである。
本発明によれば、高い瞳分割性能と高感度とを両立させることが可能な裏面照射型撮像素子と、これを備える撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための裏面照射型撮像素子の概略構成を示す平面模式図である。裏面照射型撮像素子100は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話機の撮像モジュール等の撮像装置に搭載して用いられる。
図1に示した裏面照射型撮像素子100は、行方向Xとこれに直交する列方向Yに二次元状(図1の例では正方格子状)に配列された複数の画素部を備えている。この複数の画素部は、通常画素部10と瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12とを含む。
瞳分割用画素部11は、これに近接して配置(図1の例では瞳分割方向となる行方向Xに隣接して配置)された瞳分割用画素部12と共に瞳分割ペアを構成し、この瞳分割ペアが裏面照射型撮像素子100の画素部が配置される領域に離散的に配置されている。
この瞳分割ペアを構成する瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12が、裏面照射型撮像素子100が搭載される撮像装置の撮影レンズの異なる瞳領域を通過する光束を受光するものとなる。
通常画素部10は、瞳分割機能を有していない画素部である。
図2は、図1に示した裏面照射型撮像素子100におけるA−A線断面模式図である。
裏面照射型撮像素子100は、支持基板26上に絶縁層25が形成され、絶縁層25上に半導体基板としてのシリコン基板Sが形成され、シリコン基板S上方に複数のカラーフィルタ20によって構成されるカラーフィルタ層が形成され、カラーフィルタ層上に複数のマイクロレンズ27によって構成されるマイクロレンズ層が形成された構成である。以下では、シリコン基板Sのカラーフィルタ層が形成される側(光入射側)の面を裏面といい、この裏面とは反対側の面を表面という。
シリコン基板S内には、イオン注入によって形成された素子分離層23によって画素部毎に分離された光電変換領域としてのフォトダイオード(PD)21が形成されている。
全ての通常画素部10に含まれるPD21の形状は同じであるが、瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12に含まれるPD21の形状は、通常画素部10とは異なっている。
図2に示すように、シリコン基板S内の瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12の境界付近には、この境界を跨いでシリコン基板Sの表面側に素子分離層24が形成されている。この素子分離層24は、PD21とは反対導電型の不純物層で形成されており、光入射側の表面はシリコン基板Sの裏面と一致している。素子分離層24の不純物濃度は、素子分離層23と同じであってもよいし、素子分離層23より高濃度としてもよい。素子分離層24は、PD21のポテンシャルに対して障壁を形成する障壁形成層として機能する。
この素子分離層24があることで、瞳分割用画素部11に含まれるPD21と瞳分割用画素部12に含まれるPD21は、シリコン基板Sの裏面から表面に向かう深さ方向で、行方向Xの幅が異なっており、シリコン基板Sの裏面側の行方向Xの幅が、シリコン基板Sの表面側の行方向Xの幅よりも小さくなっている。
この結果、瞳分割用画素部11に含まれるPD21の形状はL字型となり、瞳分割用画素部12に含まれるPD21の断面形状は、瞳分割用画素部11に含まれるPD21の形状を左右反転させた逆L字型となっている。
また、瞳分割用画素部11に含まれるPD21と瞳分割用画素部12に含まれるPD21の断面形状は、瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12の境界に対して線対称となっている。
シリコン基板S内と絶縁層25内には、画素部毎に、その画素部のPD21で発生した電荷に応じた信号を読み出す信号読出し回路22が形成されている。信号読出し回路22は例えばCMOS回路で構成される。
信号読出し回路22として、シリコン基板S内には、PD21で発生した電荷を蓄積するフローティングディフュージョン、フローティングディフュージョンの電位に応じた信号を読み出したり当該電位をリセットしたりするためのトランジスタの半導体素子層等が形成され、絶縁層25内には、当該トランジスタのゲート電極、当該トランジスタに接続される配線等の導電性材料層が形成される。
各PD21の上方には、図示しない絶縁層を介してカラーフィルタ20が形成されている。この複数のカラーフィルタ20によって前述したカラーフィルタ層が構成される。
各カラーフィルタ20上にはマイクロレンズ27が形成されている。マイクロレンズ27は、その下方のPD21に光を集光する。
通常画素部10では、マイクロレンズ27に入射した光がカラーフィルタ27を透過した後にPD21に入射し、ここで当該光が電荷に変換され、この電荷に応じた信号が、読み出し回路22によって読み出される。
瞳分割用画素部11では、マイクロレンズ27に入射してくる光のうち、図2において左斜め上から入射してくる光については、この光の大部分がカラーフィルタ27を透過した後にPD21に入射し、ここで当該光が電荷に変換され、この電荷に応じた信号が、読み出し回路22によって読み出される。
一方、右斜め上から入射してくる光については、その多くがカラーフィルタ27を透過した後に素子分離層24で吸収されるため、PD21に入射する光量は左斜め上から入射してくる光に対して減少する。このため、瞳分割用画素部11は、被写体の左側から来た光を主に検出するものとなる。
瞳分割用画素部12では、マイクロレンズ27に入射してくる光のうち、図2において右斜め上から入射してくる光については、この光の大部分がカラーフィルタ27を透過した後にPD21に入射し、ここで当該光が電荷に変換され、この電荷に応じた信号が、読み出し回路22によって読み出される。
一方、左斜め上から入射してくる光については、その多くがカラーフィルタ27を透過した後に素子分離層24で吸収されるため、PD21に入射する光量は右斜め上から入射してくる光に対して減少する。このため、瞳分割用画素部12は、被写体の右側から来た光を主に検出するものとなる。
したがって、瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12で瞳分割を行うことができる。瞳分割性能は、素子分離層24の行方向Xの幅を広げることで高くすることができる。
以上のように、裏面照射型撮像素子100は、瞳分割ペアを構成する瞳分割用画素部11のPD21と瞳分割用画素部12のPD21が、シリコン基板Sの裏面側では行方向Xの幅が狭く、シリコン基板Sの表面側では行方向Xの幅が広くなっている。
このため、素子分離層24の行方向Xの幅を大きくして瞳分割性能を向上させても、シリコン基板Sの表面側にある部分で多くの光を受光することができ、瞳分割用画素部の感度低下を防ぐことができる。
また、裏面照射型撮像素子100によれば、シリコン基板S内に素子分離層24を設けるだけの構成のため、シリコン基板S上方に遮光膜を設けて瞳分割を行う場合と比較して、遮光膜を設けないことによる薄型化、薄型化に伴う高感度化、遮光膜を設けないことによる低コスト化を図ることができる。また、微細化が進んだ場合でも容易に製造することができる。
なお、素子分離層24は、瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12の境界に跨って設けなくてもよい。例えば、図3に示したように、瞳分割用画素部11のPD21の表面側でかつ左の素子分離層23側に素子分離層24を設け、瞳分割用画素部12のPD21の表面側でかつ右の素子分離層23側に素子分離層24を設けても、瞳分割用画素部11のPD21と瞳分割用画素部12のPD21が、シリコン基板Sの裏面側では行方向の幅が狭く、シリコン基板Sの表面側では行方向の幅が広くなる構成を実現することができる。
また、図2の例では、素子分離層24を瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12とで共有しているが、図4に示すように、瞳分割用画素部11のPD21と瞳分割用画素部12のPD21との間の素子分離層23を挟んで、瞳分割用画素部11,12それぞれに素子分離層24を設けてもよい。図3,4のいずれの構成でも、瞳分割用画素部11の素子分離層24と瞳分割用画素部12の素子分離層24の断面形状は、瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12の境界に対して線対称となっている。
以下では、裏面照射型撮像素子100の変形例を説明する。
(第一の変形例)
図5は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第一の変形例を示す図である。図5に示す構成は、ゲッタリング層24aを素子分離層24の表面に追加した点を除いては図2に示した構成と同じである。
図5は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第一の変形例を示す図である。図5に示す構成は、ゲッタリング層24aを素子分離層24の表面に追加した点を除いては図2に示した構成と同じである。
ゲッタリング層24aは、例えばカーボンで構成された層であり、シリコン基板S表面で発生する微量の電荷をトラップするためのものである。
この構成により、素子分離層24表面で発生する電荷がPD21に移動するのを防いで、瞳分割性能を向上させることができる。
なお、ゲッタリング層24aは、図3,4に示した素子分離層24の表面に設けても勿論よい。
(第二の変形例)
図6は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第二の変形例を示す図である。図6に示す構成は、素子分離層24を素子分離層28に変更した点を除いては図2に示した構成と同じである。
図6は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第二の変形例を示す図である。図6に示す構成は、素子分離層24を素子分離層28に変更した点を除いては図2に示した構成と同じである。
素子分離層28は、埋め込み層28aと絶縁層28bを備える。
埋め込み層28aは、シリコン基板S内の瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12の境界付近において、この境界を跨いでシリコン基板Sの表面側に設けられた層である。埋め込み層28aの光入射側の表面はシリコン基板Sの裏面と一致している。
埋め込み層28aは、絶縁材料、導電性材料等で形成されるが、入射光に対して不透明な材料で構成されていることが好ましい。図5では、埋め込み層28aを導電性材料で形成した場合を例にしている。
絶縁層28bは、埋め込み層28aの光入射側の表面以外の面を覆って形成された絶縁材料で構成された層であり、例えば酸化シリコンで構成されている。なお、埋め込み層28aを絶縁材料で構成する場合には絶縁層28bは不要である。
このような素子分離層28は、次のようにして形成される。シリコン基板S内に素子分離層23、PD21、読み出し回路22の半導体素子層を形成した後、シリコン基板Sの裏面にエッチングによって孔部を形成する。その後、熱酸化を行って当該孔部の側面及び底面に酸化膜を形成して絶縁層28bを形成する。続いて、孔部を導電性材料で埋めて平坦化することで埋め込み層28aを形成する。
以上のような構成の素子分離層28を用いても、瞳分割用画素部11のPD21と瞳分割用画素部12のPD21の形状を、L字型と逆L字型にすることができ、また、素子分離層28が、PD21のポテンシャルに対して障壁を形成する障壁形成層として機能するため、高い瞳分割性能と高感度とを両立させることができる。
なお、埋め込み層28aを、導電性材料で構成した場合には、埋め込み層28aの表面で電荷が発生し、この電荷がPD21に漏れ出す可能性があるため、図7に示すように、埋め込み層28aの表面に当該電荷を捕獲するためのカーボン等で構成したゲッタリング層28cを設けておくことが好ましい。
図6,7に示した構成は、図3,4に示した構成においても適用できることは言うまでもない。
(第三の変形例)
図8は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第三の変形例を示す図である。図8に示す構成は、素子分離層24下の素子分離層23の代わりに縦配線24c及び絶縁層24dを設け、更に、縦配線24cに接続される横配線24bを追加した点を除いては図2に示した構成と同じである。
図8は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第三の変形例を示す図である。図8に示す構成は、素子分離層24下の素子分離層23の代わりに縦配線24c及び絶縁層24dを設け、更に、縦配線24cに接続される横配線24bを追加した点を除いては図2に示した構成と同じである。
縦配線24cは、シリコン基板Sの表面から素子分離層24まで達するトレンチに埋め込まれた導電性材料で構成されている。縦配線24cの素子分離層24と接続されていない側の端部には横配線24bが接続されている。
絶縁層24dは、縦配線24cとシリコン基板Sとの絶縁を行うものであり、縦配線24cの周囲に形成されている。
横配線24bは、図示しない電源端子に接続されている。この電源端子は、裏面照射型撮像素子100内部の電源又は裏面照射型撮像素子100外部の電源に接続される端子である。この電源は、可変電圧を供給する電源又はグランドである。
横配線24b、縦配線24c、絶縁層24dは、次のようにして形成する。
絶縁膜を表面に形成したシリコン基板Sの当該絶縁膜上にマスクパターンを形成し、このマスクパターンを介して当該絶縁膜及びシリコン基板を所定深さまでエッチングしてトレンチを形成する。次に、熱酸化、CVD等によってこのトレンチの底面及び側面に絶縁膜を形成する。
次に、この絶縁膜をエッチングして絶縁膜内にトレンチを形成する。この時点で絶縁層24dが形成される。次に、このトレンチに導電性材料を埋めて、縦配線24cを形成する。次に、シリコン基板S表面の絶縁膜から露出している縦配線24cの部分の上に横配線24bを形成する。その際、コンタクト抵抗を低減させるため、図示しないが、縦配線24c端部が素子分離層24の内部に埋め込まれていることが望ましい。
図8に示した構成によれば、素子分離層24を所定の電源に接続することができる。例えば、所定の電源をグランドとすることで、素子分離層24内で発生した電荷をグランドに流すことができると共に、素子分離層24に接するPD21の領域から素子分離層24に電荷が移動してしまうのを防ぐことができる。この結果、瞳分割性能の向上、感度の向上を図ることができる。
また、上記所定の電源を、可変電圧を供給する電源とすることで、瞳分割性能を調整することができる。例えば、PD21がN型である場合には、素子分離層24に負電圧を印加すると、素子分離層24のPD21に対するポテンシャル障壁がPD21側に伸びるため、素子分離層24を行方向Xに広げたのと同じ効果を得ることができる。したがって、瞳分割性能を撮影条件等によって変更したいような場合でも、素子分離層24に印加する電圧を制御することで、これに対応することができる。
なお、図8に示した構成においても、図9に示したように、素子分離層24の表面に図5で説明したのと同じゲッタリング層24aを設けておくことが好ましい。ゲッタリング層24aを設けておくことで、素子分離層24表面で発生する電荷がPD21に移動するのを防ぐことができ、位相差検出を精度良く行うことができる。
図8、9に示した構成は、電源端子に接続される電源をグランドとした場合には、図3,4に示した構成においても適用でき、電源端子に接続される電源を可変電圧を供給する電源とした場合には、図4に示した構成においても適用できる。
(第四の変形例)
図10は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第四の変形例を示す図である。図10に示す構成は、素子分離層24を素子分離層29に変更した点を除いては図8に示した構成と同じである。
図10は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第四の変形例を示す図である。図10に示す構成は、素子分離層24を素子分離層29に変更した点を除いては図8に示した構成と同じである。
素子分離層29は、埋め込み層29aと絶縁層29bを備える。
埋め込み層29aは、シリコン基板S内の瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12の境界付近において、この境界を跨いでシリコン基板Sの表面側に設けられた導電性材料で形成された層である。埋め込み層29aの光入射側の表面はシリコン基板Sの裏面と一致している。埋め込み層29aは、その下面に、瞳分割用画素部11,12の境界において凸部Tを有している。
絶縁層29bは、埋め込み層29aの光入射側の表面と凸部Tの光入射側の反対面以外の面を覆って形成された絶縁材料で構成された層であり、例えば酸化シリコンで構成されている。
このような素子分離層29は、次のようにして形成される。素子分離層29以外の構成要素が形成されたシリコン基板Sに、裏面からエッチングを行って孔部を形成する。その後、熱酸化を行って当該孔部の側面及び底面に酸化膜を形成して絶縁層29bを形成する。次に、絶縁層29bのうち縦配線24cと平面視で重なる領域にエッチングで開口を形成する。次に、この開口と上記孔部とに導電性材料を埋めてこれを平坦化して埋め込み層29aを形成する。
以上のように、図10に示した構成は、図6に示した構成において、埋め込み層28aに電圧を供給する構造を追加したものに相当する。図10に示した構成によれば、横配線24bに電源端子(グランドに接続される端子)を接続しておくことで、PD21から絶縁層29bを超えて埋め込み層29aにて電荷がチャージアップされてしまうのを防ぐことができ、瞳分割用画素部11,12のPD21の感度低下等を防ぐことができる。
なお、図10に示した構成においても、図11に示したように、埋め込み層29aの表面に図7で説明したのと同じゲッタリング層29cを設けておくことが好ましい。ゲッタリング層29cを設けておくことで、埋め込み層29a表面で発生する電荷がPD21に移動するのを防ぐことができ、位相差検出を精度良く行うことができる。
図10、11に示した構成は、図3、4に示した構成においても適用できることは言うまでもない。
(第五の変形例)
図12は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第五の変形例を示す図である。図12に示す構成は、素子分離層24の行方向Xの幅を素子分離層23の幅と同じにした点を除いては、図8に示した構成と同じである。
図12は、図1に示す裏面照射型撮像素子100のA−A線断面の第五の変形例を示す図である。図12に示す構成は、素子分離層24の行方向Xの幅を素子分離層23の幅と同じにした点を除いては、図8に示した構成と同じである。
図12に示す構成では、素子分離層24の行方向Xの幅が素子分離層23の幅と同じになっている。即ち、通常画素部10、瞳分割用画素部11、瞳分割用画素部12の全ての画素部で、PD21の形状が同じになっている。
図12に示す変形例では、横配線24bが可変電圧を供給する電源が接続される電源端子に接続されている。この電源は、裏面照射型撮像素子100内部に設けられた可変電圧を供給する電源、又は、裏面照射型撮像素子100外部の可変電圧を供給する電源である。
横配線24bには、素子分離層24のPD21に対するポテンシャル障壁を図13に示すように領域30まで広げる第一の電圧と、領域30までポテンシャル障壁を広げない第二の電圧とのいずれかが選択的に印加される。
そして、裏面照射型撮像素子100を搭載する撮像装置が、位相差検出方式によるAF処理を行う際には、横配線24bに供給する電圧を第一の電圧に制御する。これにより、裏面照射型撮像素子100の構成は図13に示したような状態になり、素子分離層24が行方向Xに広がったのと同じ効果が得られる。つまり、瞳分割用画素部11と瞳分割用画素部12が瞳分割を行う画素部として機能し、瞳分割用画素部11,12から得られる信号を用いて位相差検出が可能になる。
また、この撮像装置は、通常の撮影時には、横配線24bに供給する電圧を第二の電圧に制御する。これにより、裏面照射型撮像素子100の構成は図12に示したような状態になり、裏面照射型撮像素子100に含まれる全ての画素部を通常画素部10として機能させることができる。
このように、図12に示した変形例によれば、瞳分割用画素部11,12を電気的な制御によって通常画素部10としても機能させることができる。このため、AF処理時には、瞳分割用画素部11,12から得られる信号を用いて位相差検出方式のAF処理を行うことができる。
また、AF処理を行った後に行う記録用の静止画撮影時には、瞳分割用画素部11,12を通常画素部10として機能させて撮影を行うことで、瞳分割用画素部11,12から得られた信号もそのまま画像生成に使用することができ、瞳分割用画素部11,12から得られる信号を欠陥信号として扱って補正する必要がなくなる。このため、欠陥補正処理を行わなくてすむことによる撮影時間の短縮、消費電力の低減等の効果を得ることができる。
なお、図12に示した構成においても、図14に示したように、素子分離層24の表面に図5で説明したのと同じゲッタリング層24aを設けておくことが好ましい。ゲッタリング層24aを設けておくことで、素子分離層24表面で発生する電荷がPD21に移動するのを防ぐことができ、位相差検出を精度良く行うことができる。
また、図12に示した瞳分割ペアの構成は、裏面照射型撮像素子100が、瞳分割ペアしか有しない構成であるときに特に有効となる。
例えば、裏面照射型撮像素子100を、瞳分割用画素部11,12からなる瞳分割ペアを二次元状に複数配置した構成とする。
この裏面照射型撮像素子100を搭載する撮像装置は、横配線24bに供給する電圧を第一の電圧に制御する第一のモードと、横配線24bに供給する電圧を第二の電圧に制御する第二のモードとのいずれかを選択して裏面照射型撮像素子100を駆動する。
このようにすることで、第一のモードでは、裏面照射型撮像素子100に含まれる全ての画素部から得た信号を用いて高解像度の画像データを生成することができる。
また、第二のモードでは、複数の瞳分割用画素部11から得られた撮像画像信号と、複数の瞳分割用画素部12から得られた撮像画像信号とを得ることができる。この2つの撮像画像信号は、視差のあるものとなっているため、これらの2つの撮像画像信号をそれぞれ独立に信号処理して2つの撮像画像データを生成し、これを対応付けて記録することで、立体視可能な撮像画像データの記録が可能となる。
このように、この撮像装置によれば、1つの画像を記録する2D撮影と、視差のある複数の画像を記録する3D撮影とを、電気的な制御だけで簡単に切り替えることができる。しかも、このような機能を、単一の撮影光学系と単一の撮像素子で実現することができる。このため、2D撮影と3D撮影を併用できる撮像装置をコンパクトかつ低コストで実現することができる。
なお、第一のモード時には、横配線24bに供給できる第一の電圧の大きさを変更できるようにしておくことが好ましい。このようにしておくことで、視差の調整を簡単に行うことができ、撮像装置の使い勝手を向上させることができる。
以上説明したように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された裏面照射型撮像素子は、半導体基板の裏面側から当該半導体基板内の光電変換領域に入射した光によって当該光電変換領域で発生した電荷に応じた信号を、当該半導体基板の表面側から読み出す裏面照射型撮像素子であって、瞳分割方向に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部からなる瞳分割ペアを備え、前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内に形成された前記光電変換領域を含み、前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記光電変換領域の断面形状は、前記2つの瞳分割用画素部の境界に対して線対称になっており、前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記光電変換領域の前記瞳分割方向の幅は、前記半導体基板の裏面側では狭く、前記半導体基板の表面側では広くなっているものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内において前記半導体基板の裏面側に設けられ、かつ、前記半導体基板の裏面と一致する面を有し、かつ、前記光電変換領域のポテンシャルに対して障壁を形成する障壁形成層を含み、前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記障壁形成層が、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界に対して線対称に配置されているものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記障壁形成層が、前記光電変換領域とは反対導電型の不純物層、又は、前記半導体基板とは絶縁された導電性層であり、前記障壁形成層と電気的に接続される配線と、前記配線に接続される電源端子とを備えるものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記障壁形成層が、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界側に配置されており、前記電源端子は、可変電圧を供給する電源が接続される端子であるものを含む。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記電源端子は、グランドに接続される端子であるものを含む。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記2つの瞳分割用画素部の各々の前記障壁形成層が当該2つの瞳分割用画素部で共有されており、前記共有された前記障壁形成層は、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界を跨いで形成されているものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記障壁形成層が、電荷を捕獲するためのゲッタリング層を表面に有するものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、半導体基板の裏面側から当該半導体基板内の光電変換領域に入射した光によって当該光電変換領域で発生した電荷に応じた信号を、当該半導体基板の表面側から読み出す裏面照射型撮像素子であって、瞳分割方向に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部からなる瞳分割ペアを備え、前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内に形成された前記光電変換領域を含み、前記2つの瞳分割用画素部に含まれる前記光電変換領域の間には互いを分離するための前記光電変換領域とは反対導電型の素子分離層が形成されており、前記素子分離層と電気的に接続される配線と、前記配線に接続され、可変電圧を供給する電源に接続される電源端子とを備えるものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記素子分離層が前記2つの瞳分割用画素部で共有されており、前記共有された前記素子分離層は、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界を跨いで形成されているものである。
開示された裏面照射型撮像素子は、前記素子分離層が、電荷を捕獲するためのゲッタリング層を表面に有するものである。
開示された撮像装置は、前記裏面照射型撮像素子を備えるものである。
100 裏面照射型撮像素子
11,12 瞳分割用画素部
10 通常画素部
21 PD(光電変換領域)
23,24 素子分離層
11,12 瞳分割用画素部
10 通常画素部
21 PD(光電変換領域)
23,24 素子分離層
Claims (11)
- 半導体基板の裏面側から当該半導体基板内の光電変換領域に入射した光によって当該光電変換領域で発生した電荷に応じた信号を、当該半導体基板の表面側から読み出す裏面照射型撮像素子であって、
瞳分割方向に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部からなる瞳分割ペアを備え、
前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内に形成された前記光電変換領域を含み、
前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記光電変換領域の断面形状は、前記2つの瞳分割用画素部の境界に対して線対称になっており、
前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記光電変換領域の前記瞳分割方向の幅は、前記半導体基板の裏面側では狭く、前記半導体基板の表面側では広くなっている裏面照射型撮像素子。 - 請求項1記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内において前記半導体基板の裏面側に設けられ、かつ、前記半導体基板の裏面と一致する面を有し、かつ、前記光電変換領域のポテンシャルに対して障壁を形成する障壁形成層を含み、
前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記障壁形成層の断面形状が、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界に対して線対称になっている裏面照射型撮像素子。 - 請求項2記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記障壁形成層が、前記光電変換領域とは反対導電型の不純物層、又は、前記半導体基板とは絶縁された導電性層であり、
前記障壁形成層と電気的に接続される配線と、
前記配線に接続される電源端子とを備える裏面照射型撮像素子。 - 請求項3記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記2つの瞳分割用画素部の各々に含まれる前記障壁形成層が、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界側に配置されており、
前記電源端子は、可変電圧を供給する電源が接続される端子である裏面照射型撮像素子。 - 請求項3記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記電源端子は、グランドに接続される端子である裏面照射型撮像素子。 - 請求項2〜5のいずれか1項記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記2つの瞳分割用画素部の各々の前記障壁形成層が当該2つの瞳分割用画素部で共有されており、
前記共有された前記障壁形成層は、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界を跨いで形成されている裏面照射型撮像素子。 - 請求項2〜6のいずれか1項記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記障壁形成層が、電荷を捕獲するためのゲッタリング層を表面に有する裏面照射型撮像素子。 - 半導体基板の裏面側から当該半導体基板内の光電変換領域に入射した光によって当該光電変換領域で発生した電荷に応じた信号を、当該半導体基板の表面側から読み出す裏面照射型撮像素子であって、
瞳分割方向に隣接して配置された2つの瞳分割用画素部からなる瞳分割ペアを備え、
前記2つの瞳分割用画素部の各々は、前記半導体基板内に形成された前記光電変換領域を含み、
前記2つの瞳分割用画素部に含まれる前記光電変換領域の間には互いを分離するための前記光電変換領域とは反対導電型の素子分離層が形成されており、
前記素子分離層と電気的に接続される配線と、
前記配線に接続され、可変電圧を供給する電源に接続される電源端子とを備える裏面照射型撮像素子。 - 請求項8記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記素子分離層が前記2つの瞳分割用画素部で共有されており、
前記共有された前記素子分離層は、前記半導体基板内で、当該2つの瞳分割用画素部の境界を跨いで形成されている裏面照射型撮像素子。 - 請求項8又は9記載の裏面照射型撮像素子であって、
前記素子分離層が、電荷を捕獲するためのゲッタリング層を表面に有する裏面照射型撮像素子。 - 請求項1〜10のいずれか1項記載の裏面照射型撮像素子を備える撮像装置。
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