JP2012082592A - 駐輪場及び駐輪場システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の利便性を高めるとともに、大量の二輪車を保管可能とし、かつさまざまな敷地形状に容易に対応して、駐輪場スペースの有効利用を図る。
【解決手段】駐輪場1は、二輪車Bを駐輪するための複数の駐輪区画2と、二輪車Bの入庫口3及び出庫口4と、入庫口3と駐輪区画2と出庫口4とを連絡する通路5と、二輪車Bを搭載して通路を走行する複数の自走式カートと、を有している。他の駐輪場は、複数の階に各々設けられた、二輪車を駐輪するための複数の駐輪区画2と、複数の階のいずれかの階に各々設けられた、二輪車の入庫口3及び出庫口4と、入庫口3と駐輪区画2と出庫口4とを連絡する通路5及び昇降手段6と、二輪車を搭載して通路5を走行する複数の自走式カートと、を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、駐輪場及び駐輪場システムに関する。
駐輪場は駅に隣接して設けられることが多く、特に利用者の多い駅に隣接する駐輪場では、大量の二輪車が駐輪される。このような従来の駐輪場では、利用者は出入口に近いところに駐輪しようとする傾向がある。これは、出入口から遠い位置では二輪車の出し入れに手間と時間がかかるためである。そこで、利用者の利便性を改善するため、二輪車の自動搬送手段を設けた駐輪場が開示されている。
特許文献1には、複数段の自転車保管棚と、自転車を起立状態で搬送する自転車搬送手段と、を備えた駐輪場が開示されている。自転車保管棚は、水平面内を横長円状にエンドレスに周回するチェーンを備えており、自転車はチェーンに吊り下げられて起立状態で保管される。自転車は所定の段の自転車保管棚まで昇降機によって搬送され、チェーンに引き渡される。
特許文献2には、筒形状の躯体と、躯体の中心部に垂直に設置された自転車搬出入機と、自転車搬出入機を中心として、躯体内に放射状にかつ上下多段に配された自転車格納棚と、を備えた駐輪場が開示されている。
特許文献3には、二輪車を格納する格納装置と、二輪車を格納位置まで搬送する搬送装置と、を備えた駐輪場が開示されている。搬送装置は、二輪車を直接保持して搬送を行うためのクランプ部と、平面的に走行するための走行フレームと、走行フレーム上で旋回する旋回部と、を有している。
特開2006−152537号公報 特開2007−113303号公報 特開2006−152715号公報
これらの特許文献に開示された技術はいずれも二輪車の搬送手段を備えているため、利用者が自ら二輪車を駐輪場内で移動させる必要がない。このため利便性は改善されるものの、上記の従来技術には依然として以下の課題がある。
特許文献1に記載の駐輪場の場合、自転車はエンドレスに周回するチェーンに吊り下げられて保管される。このため自転車の入庫時には、空いている保管スペースが現れるまで待たなければならず、自転車の出庫時には、所望の自転車が昇降機のところまで到達するのを待たなければならない。従って、自転車1台当たりの処理に長時間を要し、利便性は必ずしも改善されない。平日の朝のように利用者が集中する時間帯には処理しきれない事態も容易に発生しうる。また、平面積の大きな駐輪場の場合、チェーンの周回長が長くなり、輸送効率が著しく低下する。
特許文献2に記載の駐輪場の場合、自転車格納棚が放射状に設けられているため、自転車の自転車格納棚への受け渡しと自転車格納棚からの引き取りは比較的迅速に行うことができる。しかし原理的に、大量の自転車を保管することはできない。
この点、特許文献3に記載の駐輪場では、搬送装置が平面的に走行することができるため、広い平面積への適用も可能である。しかし、搬送装置を同一平面内に複数台設けることは困難であるため、自転車1台当たりの処理効率には限界がある。また、格納装置の平面形状をあまり複雑なものとすることはできない。近年では交通渋滞の緩和や事故の防止を目的として鉄道の高架化が進んでおり、高架化によって生じた高架下空間が駐輪場として利用されることも多いが、このような空間は一般に細長い。また、駅の周辺の土地は複雑に入り組んだ形状となっている場合も多い。このような複雑な敷地形状は従来の搬送装置の導入に適さない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされ、利用者の利便性を高めるとともに、大量の二輪車を保管可能で、かつさまざまな敷地形状に容易に対応し駐輪場スペースの有効利用を図ることのできる駐輪場を提供することを目的とする。
本発明の駐輪場は、二輪車を駐輪するための複数の駐輪区画と、二輪車の入庫口及び出庫口と、入庫口と駐輪区画と出庫口とを連絡する通路と、二輪車を搭載して通路を走行する複数の自走式カートと、を有している。
本発明の他の駐輪場は、複数の階に各々設けられた、二輪車を駐輪するための複数の駐輪区画と、複数の階のいずれかの階に各々設けられた、二輪車の入庫口及び出庫口と、入庫口と駐輪区画と出庫口とを連絡する通路及び昇降手段と、二輪車を搭載して通路を走行する複数の自走式カートと、を有している。
本発明によれば、二輪車は自走式カートによって運搬されるため、利用者自らが空いている駐輪区画まで二輪車を移動させる必要がなく、利便性が向上する。自走式カートは複数台設けられているため、複数の二輪車を同時に処理することができる。このため、大量の二輪車を迅速に処理することができる。さらに、自走式のカートが二輪車を搭載しながら駐輪場内を自由に走行するため、敷地形状の制約が少なく、駐輪場スペースの有効利用を図ることができる。
本発明は、利用者の利便性を高めるとともに、大量の二輪車を保管可能で、かつさまざまな敷地形状に容易に対応し駐輪場スペースの有効利用を図ることのできる駐輪場を提供することができる。
本発明の駐輪場の一部を示す概略的な斜視図である。 駐輪区画を図示した、駐輪場の一部を示す概略的な斜視図である。 自走式カートの構成を示す図である。 通路の平面図と溝の形状を示す断面図である。 駐輪場の制御設備の概略構成図である。 入庫口管理設備と出庫口管理設備のインタフェース部の概略構成図である。 自走式カートの走行状況を示す概略図である。 自走式カートから駐輪区画への二輪車の格納方法を示す概略図である。 斜路を用いた駐輪場の一部を示す概略的な斜視図である。 各階の階高を小さくした駐輪場の構成を示す断面図である。 他の実施形態に係る駐輪場の制御設備の概略構成図である。 他の実施形態に係る駐輪場の制御設備の概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明の様々な実施形態について説明する。図1は本発明の駐輪場の一部を示す概略的な斜視図である。図2は、駐輪区画を図示した、駐輪場の一部を示す概略的な斜視図である。本発明の駐輪場は主に自転車の駐輪に用いられるが、オートバイ、スクータ、原動機付自転車等の、エンジンまたはモータを備えた二輪車、さらには前輪または後輪を2つ備える3輪車タイプの車輛の駐輪にも用いることができる。
駐輪場1は、二輪車を駐輪するための複数の駐輪区画2を有している。図1,2に示す駐輪場1は、複数の階を備え各階に複数の駐輪区画2が設けられている。駐輪区画は一部が地下に設けられていてもよい。駐輪区画の全部が地下に設けられ、入庫口と出庫口だけが地上に設けられていてもよい。図示は省略するが、本発明の駐輪場は、地上のみに駐輪区画を設けた平面構成であってもよい。
駐輪場1は鋼製の形鋼が組み合わされた鉄骨造からなっている。しかし、駐輪場1の構造形式としては、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造など、任意の構成を用いることができる。
駐輪場1は、二輪車の入庫口3及び出庫口4を備えている。入庫口3と出庫口4は平面構成の場合、共に地上に設けられるが、多層階構成の場合、複数の階のいずれかの階に設けられていればよい。入庫口3及び出庫口4は図1の例では一体化されており、図2の例では別々に設けられている。後者の場合、敷地の状況に応じて入庫口3と出庫口4を別々の階に設けることもできる。さらに駐輪場1の規模や周囲の状況に応じ、一体化された入庫口3と出庫口4を複数個設置してもよいし、個別の入庫口3及び出庫口4をそれぞれ複数個設置してもよい。
各階には通路5が設けられており、各階の全ての駐輪区画2と接続している。従って、平面構成の場合、入庫口3と全ての駐輪区画2と出庫口4とが通路5によって連絡される。多層構成の駐輪場1は、これに加えて昇降手段を有している。本実施形態では、昇降手段として各階を連絡する昇降機6が設けられている。従って、多層階構成の場合は、各階の通路5と昇降機6によって、全ての駐輪区画2が入庫口3及び出庫口4と連絡される。
駐輪場1は、二輪車を搭載して通路5を走行する複数の自走式カート8を有している。自走式カート8は二輪車を搭載した状態で昇降機6に搭載されることができる。以下、図3を参照して、自走式カート8の構成について説明する。同図(a)は、自走式カート8の斜視図、同図(b)は、二輪車を搭載した状態でみた側方図、同図(c)は、同図(b)中のc−c線からみた、二輪車を搭載した状態の上面図、同図(d)は、同図(b)中のd−d線からみた、二輪車を搭載した状態の下面図を示している。
自走式カート8は、二輪車Bを搭載する上部台座81と、上部台座81に連結された下部台座82と、下部台座82に設けられ、通路5を走行するための複数の車輪83と、を有している。
上部台座81はその上面81aに二輪車Bの車輪を保持するための溝81bを有している。利用者または係員が二輪車Bを押すと、二輪車Bの車輪が溝81bに沿って案内され、二輪車Bを上部台座81の中央に位置させることができる。上部台座81の上面81aには、二輪車BのフロントフォークB1(前輪車軸B2からハンドルに向かって延びる部材)または前輪車軸B2を保持する保持部84が設けられている。保持部84は支柱88の周りを回動することができ、二輪車Bを保持するときは回動してフロントフォークB1または前輪車軸B2を両側から把持する。保持部84は無端チェーン機構85に支持されており、無端チェーン機構85を回転駆動することによって、保持部84を前後方向Fに移動することができる。この機構によって、フロントフォークを把持した状態で二輪車Bを前後方向Fに動かすことができ、自走式カート8は、二輪車Bを駐輪区画2に格納し、駐輪区画2から取り出すことができる。
上部台座81はその下方にある下部台座82に支持されている。上部台座81と下部台座82の間には回転機構86が設けられており、上部台座81を、上部台座81の面内で、下部台座82に対して回転させることができる。これによって、自走式カート8の走行方向を変えることなく、二輪車Bの向きを自由に変えることができる。
図4(a)は通路5の平面図を、図4(b)、(c)は各々図4(a)のb−b線、c−c線に沿った通路5の断面図を示している。これらの図に示すように、駐輪場1の通路5は自走式カート8を案内するための溝5aが設けられている。これによって、自走式カート8の走行安定性が高められる。自走式カート8はさらに車輪方向制御装置87を備えており、複数の車輪83の向きを同じ方向に同時に変化させることができる。通路5の交差部5bには、自走式カート8が方向を変えるために溝5aの拡幅部5cが設けられている。
交差部5bで方向を変えるときは、車輪83が拡幅部5cに位置している状態で車輪方向制御装置87を作動させ、図4(b)から図4(c)のように、車輪83の向きを回転させる。車輪方向制御装置87を設けることで自走式カート8の向きを変えるためのスペースが最小限ですみ、通路5の幅を抑え、駐輪区画2の配置スペースを確保することが容易となる。勿論、このような車輪方向制御装置87を設ける代わりに、一般的な自動車のようにリンク機構などを利用して車輪83の向きを制御するようにしてもよい。この場合、走行しながら自走式カート8の向きを変えることができるため、自走式カート8の移動効率が向上する。
自走式カート8は他の自走式カート8との衝突を防ぐため、他の自走式カート8の検出装置(図示せず)を備えていることが望ましい。また自走式カート8は自らを自動走行させるための運転制御部89を備えており、運転制御部89は、他の自走式カート8とすれ違う時は、いずれか一方のカートが交差部5bから他の通路5に退避し相手のカートを通過させるように構成されている。自走式カート8の台数に応じ、通路5を片側1車線の2車線構成とし、すれ違いの際の退避を不要としてもよい。
本実施形態では駐輪区画2は全て同じ平面形状を有し、自走式カート8は全て同じものを用いているが、複数の種類の二輪車に対応して複数の種類を設けることもできる。例えば、自転車用と原動機付き自転車用で別々の駐輪区画2を用意し、これに対応して、自転車用と原動機付き自転車用で別々の自走式カート8を用いるようにしてもよい。
図5には駐輪場の制御設備の構成が示されている。駐輪場1の入庫口3の近傍には、入庫口管理設備9が設けられている。入庫口管理設備9には、インタフェース部91が設けられており、二輪車を入庫させる際の様々な手続きを行うことができる。同様に、駐輪場1の出庫口4の近傍には、出庫口管理設備10が設けられている。出庫口管理設備10には、インタフェース部101が設けられており、二輪車を出庫させる際の様々な手続きを行うことができる。入庫口3と出庫口4が一体化されている場合は、これらの入庫口管理設備9及び出庫口管理設備10は一体の装置として設けることができる。
駐輪場1は、例えばサーバで構成された駐輪場制御部11を有している。駐輪場制御部11は二輪車の入庫及び出庫の管理、自走式カート8の制御、料金の管理など様々な機能を有している。以下では、これらの機能について説明しながら、二輪車の入庫及び出庫の流れについて説明する。二輪車の入庫及び出庫の流れは、識別情報の形態、支払方法等によりいくつかのパターンがある。表1には本発明に適用可能なパターンの例を示す。
(パターン1)
このパターンは最も単純なパターンである。利用者または係員は、入庫口管理設備9に設けられたインタフェース部91に、これから二輪車Bを入庫させる旨の入力を行う。図6(a)に示すように、インタフェース部91には入庫ボタン91aと、カードスロット91bと、リーダライタ装置91cと、表示部91dと、期間決め申し込みボタン91eと、が配置されている。本パターンでは、利用者または係員はまず入庫ボタン91aを押下する。入庫ボタン91aが押されると、インタフェース部91に接続された制御部92は入庫の要求を受付け、識別情報を発生させる。識別情報は入庫が受付けられた二輪車Bを区別するための情報であり、例えば任意の数字及び英字の組み合わせから生成することができる。識別情報は駐輪カードに磁気的に記録されてカードスロット91bから発券されるとともに、有線または無線の第1の通信手段21を介して駐輪場制御部11へ送信される。入庫時刻(発券時刻)も駐輪場制御部11へ送信される。表示部91dは入庫を受付けた旨の表示と、駐輪カードを発券する旨の表示を行う。表示部91dは必要によってエラーメッセージや様々なインフォメーションを表示することもできる。
駐輪場制御部11は例えばサーバからなり、以下に説明するように様々な機能を有している。これらの機能は、駐輪場制御部11がサーバの場合はソフトウエアによって実現されるが、これに限定されるわけではない。第1の通信手段21から送信された識別情報は駐輪場制御部11で受信される。駐輪場制御部11は駐輪区画2と識別番号との対応リスト111を記憶している。対応リスト111は、使用中の駐輪区画2には識別番号が組み合わされ、空いている駐輪区画2には識別番号が組み合わされていない。空き駐輪区画検出手段112はこの対応リスト111を参照して空き駐輪区画2を検出する。空き駐輪区画検出手段112は、識別情報を、検出された空き駐輪区画2のいずれかに割り当て、対応リスト111を更新する。
好ましくは無線を用いた第2の通信手段22は、割り当てられた空き駐輪区画2の位置情報をいずれかの自走式カート8に送信する。自走式カート8は複数台あるため、いずれか一つの自走式カート8を選択する必要がある。自走式カート8の選択方法は様々である。例えば、全ての自走式カート8がGPS、ジャイロセンサ等を利用して現在位置を検出し、現在位置を連続的または定期的に駐輪場制御部11に送信する。駐輪場制御部11は待機中の自走式カート8とその現在位置のリストを記憶しておき、連続的または定期的に更新する。駐輪場制御部11はこのリストを参照することで、入庫口3から最も近い位置にいる待機中の自走式カート8を選択することができる。あるいは、二輪車Bの搬送を終えた自走式カート8は自動的に入庫口3に戻って待機するように自走式カート8の運転制御部89をあらかじめプログラミングしておけば、利用可能な自走式カート8を直ちに選択することができる。
選択された自走式カート8は第2の通信手段22によって、駐輪場制御部11から、割り当てられた空き駐輪区画2の位置情報を受信する。自走式カート8は、その運転制御部89の作動により、割り当てられた空き駐輪区画2を目的地として自らを自動走行させる。例えば図2に示すルートを辿って入庫口3から割り当てられた空き駐輪区画2まで走行する場合を例に説明する。入庫の受付が完了すると選択された自走式カート8が自動走行して、入庫口3に到着する。自走式カート8が既に入庫口3で待機している場合は、この工程は不要である。利用者または係員は二輪車Bを自走式カート8に搭載する。この際、保持部84が二輪車BのフロントフォークB1のある側、すなわち二輪車Bの前側となるように搭載する。走行中の二輪車Bの安定のため、保持部84が両側から回動してフロントフォークB1を把持する。次に自走式カート8は、割り当てられた空き駐輪区画2に向かって自動走行する。自走式カート8の運転制御部89は駐輪場1内のマップ情報を記憶しており、現在位置と照合することで、図2で矢印で表示されている移動ルートを自動算出する。自走式カート8はまず1階の通路5を走行し、昇降機6の正面に到着する。無線によって昇降機6を呼び出し、昇降機6が到着すると自動走行して昇降機6の内部に進入し、昇降機6を無線で制御して2階に移動する。2階に到着すると、再び通路5を自動走行し、割り当てられた空き駐輪区画2の正面に到達する。
図7はこの間の自走式カート8の姿勢を示している。同図は2階に到着後、空き駐輪区画2に到達するまでの経路を示している。自走式カート8は二輪車Bの前部を−x方向に向けた状態で昇降機6をおり、通路5に移動する。次に自走式カート8は車輪方向制御装置87で車輪83の方向を−y方向に変え、−y方向に走行する。次の交差点に達すると、自走式カート8は車輪方向制御装置87で車輪83の方向を再び−x方向に変え、−x方向に走行し、割り当てられた空き駐輪区画2の正面に到達する。ここで自走式カート8は、二輪車Bの前部が−y方向を向くように、回転機構86によって上部台座81を回転させる。以上の動作によって、自走式カート8は、空き駐輪区画2の正面に、二輪車Bの後部が空き駐輪区画2を向く姿勢で到達する。
次に、図8に示すように、自走式カート8は保持部84でフロントフォークB1を保持したまま、無端チェーン機構85を駆動して保持部84を矢印方向に移動させる。これによって、二輪車Bの車輪が自走式カート8の溝81bから駐輪区画2の溝2aに乗り移り、二輪車Bは駐輪区画2に格納される。
図8において、駐輪区画2は自走式カート8の高さの分だけ嵩上されており、駐輪区画2の高さDは一般的な自転車の高さに多少の余裕を見込んだ値とされている。通路5の高さHは二輪車Bを搭載した自走式カート8の高さで決定されるため、係員が駐輪場1に入ることも容易である。従って、二輪車Bを駐輪区画2に格納する作業は自走式カート8で行う代わりに、係員が手作業で実施してもよい。
次に、駐輪した二輪車Bの出庫の流れについて説明する。図6(b)を参照すると、出庫口4の出庫口管理設備10には、入庫口管理設備9と同様のインタフェース部101が設けられている。インタフェース部101には、カードスロット101bと、リーダライタ装置101cと、表示部101dと、期間決め申し込みボタン101eと、紙幣及びコイン投入口101fと、釣銭返却口101gと、が配置されている。必要に応じレシート発行部を設けてもよい。
利用者はインタフェース部101のカードスロット101bに駐輪カードを挿入する。インタフェース部101は駐輪カードに磁気的に記録された識別情報を読み取り、第3の通信手段23を介して駐輪場制御部11に送信する。駐輪場制御部11の使用中駐輪区画検出手段113は当該識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2を検出する。そして識別情報に対応する二輪車Bの入庫時刻から料金を計算し、インタフェース部101に送信する。表示部101dは駐輪場使用料を表示し、利用者は現金で支払う場合は紙幣及びコイン投入口101fに現金を投入し、釣銭返却口101gから釣銭を受け取る。回数券の場合はカードスロット101b(または、専用の回数券挿入口を設けてもよい)に回数券を投入する。紙幣及びコイン投入口101f及びカードスロット101bは支払い受付部として機能する。
支払いは無記名式または記名式の交通系電子マネーを用いることもできる。ここで、無記名式とは利用者の氏名、連絡先等の情報が記録されていないものであり、記名式は利用者の氏名、連絡先等の情報が記録されているものである。交通系電子マネーは、乗車券または定期券としての機能を有し鉄道の自動改札で読み取り可能な電子機器によって提供される電子マネーのことである。電子機器の形態は特に限定されないが、IC(Integrated Circuit)カードの形態と携帯電話等の端末の形態が典型例である。このような交通系電子マネーを使う場合は電子機器をリーダライタ装置101cにかざすことによって、電子的に料金の決済が行われる。この場合、リーダライタ装置101cは支払い受付部として機能する。なお、支払い方法は以上に限定されず、一般的なクレジッドカートや交通系以外の電子マネーを用いるようにしてもよい。
このようにして料金の支払いが終了すると、インタフェース部101は第3の通信手段23を介して、その旨を駐輪場制御部11に送信し、駐輪場制御部11は、識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2の位置情報を、第2の通信手段22によっていずれかの自走式カート8に送信する。どの自走式カート8を選択するかは、入庫時と同様に考えることができる。なお、入庫時と異なり、出庫時には自走式カート8はまず所定の駐輪区画2に移動しなければならないため、待機中の自走式カート8の一部は、出庫に備えて駐輪場1の全体に分散して待機させてもよい。また、朝は入庫に備えてほとんどの自走式カート8を入庫口3付近に待機させ、夕方以降は出庫に備えて、ほとんどの自走式カート8を駐輪場1の全体に分散させてもよい。
自走式カート8の運転制御部89は、所定の駐輪区画2の位置情報を受信し、当該駐輪区画2を目的地として自らを自動走行させるように自走式カート8を制御する。駐輪区画2に到着すると、入庫時とは逆の動作によって、駐輪区画2に格納されている二輪車Bを自走式カート8に搭載する。運転制御部89はその後、出庫口4を目的地として自らを自動走行させるように自走式カート8を制御する。二輪車Bの自走式カート8への搭載は係員が手動でおこなってもよい。こうして自走式カート8が出庫口4に到着すると、利用者または係員は自走式カート8から二輪車Bを取り出し、出庫が完了する。
以上説明した実施形態は様々な変形例が可能である。例えば図9を参照すると、昇降手段として、自走式カート8が自走可能な、複数の階を連絡する斜路12が設けられている。昇降機6は往復に時間を要するため、混雑する時間帯には昇降機6の処理能力を超えることも考えられる。これに対して斜路12の場合は、昇降のための待ち時間が不要であるため、大量の自走式カート8を同時に走行させることができる。
図10には各階の階高を小さくした駐輪場1の構成を示している。各階は通路5と駐輪区画2とが互いに上下にずれており、通路5の高さDは駐輪区画2の高さDと一致している。この構成によれば二輪車Bの収納効率を高めることができるため、特に地下に駐輪場を設置する場合、あるいは高架下などの全高に制約のある空間に駐輪場を設置する場合などに有効である。
(パターン2)
本パターンは、記名式の乗車券または定期券としての機能を有し鉄道の自動改札で読み取り可能な電子機器を入庫時の識別情報発生及び出庫時の識別情報確認に用いるとともに、この電子機器で提供される電子マネーを使用料の支払いにも利用する点が特徴となっている。その他の点はパターン1と同じである。
入庫時には、利用者は入庫口管理設備9のインタフェース部91のリーダライタ装置91cにICカードまたは端末をかざす。リーダライタ装置91cは記憶されているカードID等の情報を利用者の識別情報として読みだす。あるいはその情報から、一定の変換ルールによって識別情報を生成してもよい。識別情報は第1の通信手段21から駐輪場制御部11に送信され、後の処理はパターン1と同様である。
出庫時には、利用者は出庫口管理設備10のインタフェース部101のリーダライタ装置101cにICカードまたは端末をかざす。識別情報が読み込まれ、必要に応じて入庫の際と同様の手順で識別情報が生成され、第3の通信手段23から駐輪場制御部11に送信される。駐輪場制御部11はパターン1と同様の処理を行い、料金を計算し、インタフェース部101に送信する。リーダライタ装置101cはかざしたままのICカードまたは端末から料金を引き落とし、利用履歴情報をICカードまたは端末に書きこむ。
(パターン2’)
本パターンでは記名式交通系電子マネーとしての特徴を生かして、以下のような処理を行い、利用者の利便性を飛躍的に向上させることができる。本パターンは、駐輪場1だけでなく駐輪場1の最寄駅に設けられた自動改札も発明の構成要素として含んでいるため、以下の説明では駐輪場システムと呼ぶ。図11に、本パターンの駐輪場システムの概要図を示している。
二輪車Bの入庫はパターン2と同様の手順で行われる。これに対し出庫時は、利用者が最寄駅の自動改札31を通過した時点で出庫の処理が開始される。自動改札31は、乗車券または定期券として機能する記名式のICカードまたは端末を受付けることができる。利用者がこのようなICカードまたは端末を自動改札31のリーダ部にかざすと、ICカードまたは端末に記憶されているカードID等の情報が自動改札31によって読み取られる。読み取られた情報は利用者の識別情報として、第4の通信手段24を介して駐輪場制御部11に送信される。あるいはその情報から、一定の変換ルールによって識別情報を生成し、駐輪場制御部11に送信してもよい。以降の処理はパターン1と同様であり、使用中駐輪区画検出手段113が、送信された識別情報から識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2を検出し、第2の通信手段22が、識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2の位置情報をいずれかの自走式カート8に送信し、自走式カート8が二輪車Bを回収して出庫口4の近傍まで二輪車Bを運搬する。
第4の通信手段24は自動改札31と駐輪場制御部11の間の通信を可能にするものであればどのような形態でもよく、例えば自動改札31で他の鉄道会社が発行する同種のICカードまたは端末が利用された場合は、自動改札31は当該他の鉄道会社のデータセンターなどに識別情報を送信し、そのデータセンターで所定の処理を行った後、識別情報が駐輪場制御部11に送信されてもよい。つまり、第4の通信手段24は、間にサーバや他の通信回線が介在していてもよく、自動改札31と駐輪場制御部11の間に介在する全てのものを含む。
利用者が駐輪場1の出庫口4に到着すると、出庫口管理設備10のインタフェース部101のリーダライタ装置101cにICカードまたは端末をかざす。以下、パターン2と同様の処理が行われ、料金が精算される。自走式カート8は既に出庫口4の近傍まで来ているため、料金精算後直ちに出庫させることができる
このパターンでは、利用者が駅の自動改札31を出た段階で出庫の指令がなされるため、利用者が自動改札31を出て駐輪場1に到着するまでの時間を利用して、自走式カート8をあらかじめ出庫口4の近傍まで移動させておくことができる。従って、出庫口4での待ち時間を大幅に短縮することができる。
この場合、利便性を一層高めるために、自動改札31で駐輪場1の料金精算まで行うようにすることもできる。そのため、駐輪場制御部11の料金算出手段114は、識別情報を受信すると駐輪場の料金を計算し、第4の通信手段24は、計算された駐輪場の料金を自動改札31に送信する。自動改札31は、第4の通信手段24によって受信した駐輪場の料金を利用者のICカードまたは端末から引き落とす。料金精算が終了しているため、二輪車Bはあらかじめ出庫させておくことが可能であり、利用者が駐輪場1に到着したときには二輪車Bは直ちに使用可能な状態となっている。仮にそれが難しい場合でも、出庫口4での待ち時間を大幅に短縮することができる。
(パターン3)
本パターンは、定期券つきの交通系電子マネーを用いている。定期券つきの交通系電子マネーでもパターン2及びパターン2’と同様の処理を行うことができるが、本パターンではさらにオプションとして、定期券の機能を利用して定期券の経路区間内にある、最寄駅を除く任意の駅から出庫の指示を行うことができる。図12に、本パターンの駐輪場システムの概要図を示している。
利用者は、定期券の経路区間内にある、最寄駅を除く任意の駅(以下、乗車駅という)に自動改札32を通って入場し、列車によって最寄駅に向かう。乗車駅の自動改札32は、パターン2’と同様にして識別情報を認識し、この識別情報を、自動改札32の設置されている駅の識別情報、及び自動改札32で利用者の識別情報を認識した時刻(改札通過時刻)とともに、第5の通信手段25によって、駐輪場制御部11に送信する。駐輪場制御部11の到着時刻算出手段115は、送信された駅の識別情報と、改札通過時刻と、乗車駅と最寄駅との間を運行する列車の運行時刻表と、から、利用者が最寄駅に到着する時刻を算出する。運行時刻表は到着時刻算出手段115に記憶しておいてもよいし、通信手段によって鉄道会社の運行時刻表のデータベースに問合わせを行ってもよい。駐輪場制御部11の使用中駐輪区画検出手段113は、第5の通信手段25から送信された識別情報から、識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2を予め検出しておく。第2の通信手段22は、最寄駅に到着する時刻になると、識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2の位置情報をいずれかの自走式カート8に送信し、以下パターン2と同様の手順で出庫処理が行われる。
本パターンは、例えば駐輪場が最寄駅のすぐそばにあり、最寄駅の自動改札で出庫指令をしても待ち時間があまり短縮されないような場合に有用である。
(パターン3’)
本パターンの駐輪場システムの概要図は図11に示されている。定期券を利用している利用者の利便性をさらに高めるため、定期券の料金に応じ駐輪場1の料金を割り引くことも可能である。このため駐輪場制御部11の定期券料金記憶手段116は、駐輪場1の利用者の、鉄道の定期券の料金を記憶している。割引額算出手段116は、定期券の料金に応じて駐輪場使用料の割引額を算出し、料金算出手段114は駐輪場使用料から割引額を減じた額を割引後の駐輪場使用料として算出する。利用者はパターン2と同じ手順で入庫手続きを終え、パターン2と同じ処理で出庫手続きを行う。利用者の行う処理はパターン2と同様であるが、定期券料金に応じて駐輪料金の割引が受けられるため、利用者の利便性が高まる。
(パターン4)
本パターンの駐輪場の制御設備の概要は図5に示されているとおりである。パターン4は駐輪場の期間決め契約(例えば3カ月の利用契約)を駐輪場運営者との間で締結している利用者が利用するパターンであり、基本的な入出庫の手順はパターン1と同様である。このケースでは、利用者は予め入庫口管理設備9または出庫口管理設備10で期間決め契約の手続きを行う。利用者が、期間決め申し込みボタン91eまたは101eを押下すると、インタフェース部91,101は使用期間、二輪車の種類などいくつかの条件を表示部91dまたは101dを通して問合せ、申し込み内容を確定させる。駐輪場制御部11は、料金算出手段114で料金を計算し、パターン1と同様の方法によって料金の精算を行う。駐輪場制御部11はインタフェース部91,101で料金の精算が行われたことを確認すると、確定した申し込み内容を期間決め契約データベース117に登録し、入庫口管理設備9または出庫口管理設備10は一定期間に渡って有効な定期駐輪カードを発券する。
入庫時には利用者は、定期駐輪カードを入庫口管理設備9のスロット91bに挿入する。インタフェース部101は認識した識別情報を駐輪場制御部11に送信し、駐輪場制御部11は識別情報を期間決め契約データベース117と照合し、有効期間内であるかを判定する。以降の処理はパターン1と同様であり、空き駐輪区画検出手段112が空いている駐輪区画2を検出し、識別情報を検出した駐輪区画2に割り当てる。駐輪場制御部11は第2の通信手段22によって、いずれかの自走式カート8に割り当てられた駐輪区画2の位置情報を送信し、自走式カート8は入庫口3で二輪車を搭載し、割り当てられた駐輪区画2まで二輪車を運搬する。
出庫時も基本的な処理はパターン1と同様である。定期駐輪カードを出庫口4の入力装置101のスロット101bに挿入すると、識別情報が駐輪場制御部11に送信される。料金の精算は不要であるため、駐輪場制御部11によって識別情報が認識されると直ちに出庫処理が行われる。以降の処理はパターン1と同様であり、使用中駐輪区画検出手段113が、送信された識別情報から識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2を検出し、第2の通信手段22が、識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2の位置情報をいずれかの自走式カート8に送信し、自走式カート8が二輪車Bを回収して出庫口4まで二輪車Bを運搬する。
(パターン5)
パターン5はパターン2の1回利用を期間決め利用とした場合であり、基本的な処理はパターン2と同じである。ただし、料金の精算は不要であるため、自動改札31での駐輪場1の料金精算は行われない。
(パターン6)
本パターンの駐輪場の制御設備の概要は図5に示されているとおりである。パターン6は期間決め使用料を定期券の金額に応じて割り引くサービスを付加したもので、その他についてはパターン4と同じである。このケースでは利用者は予め入庫口管理設備9または出庫口管理設備10で期間決めの手続きを行う。この手続きは基本的にはパターン4と同じであるが、「定期券利用者は割引を受けられる」旨の表示を表示部91d,101dに出し、利用者はこれに応じて、リーダライタ装置91cまたは101cにICカードまたは端末をかざす。駐輪場制御部11の定期券料金記憶手段116は、識別情報に基づき、駐輪場1の利用者の、鉄道の定期券の料金を記憶する。割引額算出手段118は、定期券の料金に応じて駐輪場1の期間決め使用料の割引額を算出する。料金算出手段116は、駐輪場の期間決め使用料から割引額を減じた額を割引後の駐輪場の期間決め使用料として算出する。割引後の期間決め使用料は、第1または第2の通信手段21,22によって、入庫口管理設備9または出庫口管理設備10に送信される。利用者はICカードまたは端末料金をかざし、必要な料金の支払いを行う。確定した申し込み内容は期間決め契約データベース117に登録される。
入庫時には利用者は、ICカードまたは端末を入庫口管理設備9のリーダライタ装置91cにかざす。インタフェース部91は認識した識別情報を駐輪場制御部11に送信し、駐輪場制御部11は識別情報を期間決め契約データベース117と照合し、有効期間内であるかを判定する。以降の処理はパターン1と同様であり、空き駐輪区画検出手段112が空いている駐輪区画2を検出し、送信された識別情報を検出した駐輪区画2に割り当てる。駐輪場制御部11は第2の通信手段22によって、いずれかの自走式カート8に、割り当てられた駐輪区画2の位置情報を送信し、自走式カート8は入庫口3で二輪車を搭載し、割り当てられた駐輪区画2まで二輪車を運搬する。
出庫時には利用者は、ICカードまたは端末を出庫口管理設備10のリーダライタ装置101cにかざす。識別情報が読み取られ、駐輪場制御部11に送信される。料金の精算は不要であるため、駐輪場制御部11によって識別情報が認識されると直ちに出庫処理が行われる。以降の処理はパターン1と同様であり、使用中駐輪区画検出手段113が、送信された識別情報から識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2を検出し、第2の通信手段22が、識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画2の位置情報をいずれかの自走式カート8に送信し、自走式カート8が二輪車Bを回収して出庫口4まで二輪車Bを運搬する。
最後に本発明で得られる効果をまとめる。
本発明では自走式カートを利用しているため、利用者または係員は、入庫の際に二輪車を自走式カートに搭載し、出庫の際に二輪車を自走式カートから取り出すだけでよい。このため、従来利便性を著しく低下させていた駐輪場内での自力運搬が不要となり、利便性が大きく向上する。特に、大きな駐輪場では、駐輪場の出入口から遠いエリアは使い勝手が悪く利便性に問題があったが、本発明では、利用者は実際の駐輪位置を意識する必要がないため、土地の有効利用の観点からもメリットとなる。
自走式カートはそれぞれが独立して動き回ることができるため、大量の二輪車を同時に処理することができる。従来の機械式駐輪場に見られた長い待ち時間は発生しにくくなり、利用者の利便性が高められる。
自走式カートの採用により、駐輪場の敷地形状の制約も受けにくい。自走式カートは通路さえ確保されていればどこへでも移動することができ、従って、どのように不規則な敷地形状にも対応することができる。鉄道の高架化により発生した駅周辺の空きスペースは一般に細長い形状であることが多いが、このようなスペースでも問題なく対応できる。同様に、従来斜面に駐輪場を設ける場合は、敷地を平坦にすることが必要であったが、自走式カートは多少の勾配があっても走行できるため、整地の手間や程度が大幅に簡略化される。このように、本発明の駐輪場は、さまざまな敷地形状に容易に対応し駐輪場スペースの有効利用を図ることができる。
さらに、乗車券または定期券としての機能を有し鉄道の自動改札で読み取り可能なICカードまたは端末を入出庫時の利用者の識別に用いることができるため、極めて簡単な操作で駐輪場の利用ができる。鉄道利用者向けの割引サービスなども可能であり、利用者の満足度が高まる。特に、定期券機能付きのICカードまたは端末を用いれば、出庫のタイミングを駅の改札から遠隔制御できるため、利便性が一層高められる。
1 駐輪場
2 駐輪区画
3 入庫口
4 出庫口
5 通路
6 昇降機
8 自走式カート
9 入庫口管理設備
10 出庫口管理設備
11 駐輪場制御部

Claims (16)

  1. 二輪車を駐輪するための複数の駐輪区画と、
    二輪車の入庫口及び出庫口と、
    前記入庫口と前記駐輪区画と前記出庫口とを連絡する通路と、
    前記二輪車を搭載して前記通路を走行する複数の自走式カートと、
    を有する駐輪場。
  2. 複数の階に各々設けられた、二輪車を駐輪するための複数の駐輪区画と、
    前記複数の階のいずれかの階に各々設けられた、二輪車の入庫口及び出庫口と、
    前記入庫口と前記駐輪区画と前記出庫口とを連絡する通路及び昇降手段と、
    前記二輪車を搭載して前記通路を走行する複数の自走式カートと、
    を有する駐輪場。
  3. 前記昇降手段は、前記自走式カートを搭載した状態で前記複数の階を連絡する昇降機を有する、請求項2に記載の駐輪場。
  4. 前記昇降手段は、前記自走式カートが自走可能な、前記複数の階を連絡する斜路を有する、請求項2に記載の駐輪場。
  5. 前記通路と前記駐輪区画は、同じ階高を有し、床面が上下方向に相互にずれている、請求項2から4のいずれか1項に記載の駐輪場。
  6. 前記自走式カートは、前記二輪車を前記駐輪区画に格納し及び前記二輪車を前記駐輪区画から引き取るように、前記二輪車を前後方向に動かす手段を有している、請求項1から5のいずれか1項に記載の駐輪場。
  7. 前記自走式カートは、
    前記二輪車を搭載する上部台座と、
    前記上部台座に連結された下部台座と、
    前記上部台座を該上部台座の面内で前記下部台座に対して回転させる回転機構と、
    前記下部台座に設けられ、前記通路を走行するための複数の車輪と、
    前記車輪の向きを同じ方向に変化させる車輪方向制御装置と、
    を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の駐輪場。
  8. 前記駐輪区画及び前記自走式カートは、複数の種類の前記二輪車に対応して複数の種類が設けられている、請求項1から7のいずれか1項に記載の駐輪場。
  9. 二輪車またはその利用者の識別情報を読み取るインタフェース部を有する入庫口管理設備と、駐輪場制御部と、前記入庫口管理設備と前記駐輪場制御部との間で通信を行う第1の通信手段と、前記駐輪場制御部と前記自走式カートとの間で通信を行う第2の通信手段と、を有し、
    前記第1の通信手段は、前記インタフェース部で入力された前記識別情報を前記駐輪場制御部に送信するようにされ、
    前記駐輪場制御部は、空き駐輪区画を検出し、検出された空き駐輪区画のいずれかに前記識別情報を割り当てる空き駐輪区画検出手段を有し、
    前記第2の通信手段は、割り当てられた前記空き駐輪区画の位置情報をいずれかの前記自走式カートに送信するようにされ、
    前記自走式カートは、前記割り当てられた前記空き駐輪区画を目的地として自らを自動走行させるための運転制御部を有している、請求項1から8のいずれか1項に記載の駐輪場。
  10. 二輪車またはその利用者の識別情報が入力されるインタフェース部を有する出庫口管理設備と、前記出庫口管理設備と前記駐輪場制御部との間で通信を行う第3の通信手段と、を有し、
    前記第3の通信手段は、前記出庫口管理設備の前記インタフェース部で入力された前記識別情報を前記駐輪場制御部に送信するようにされ、
    前記駐輪場制御部は、前記出庫口管理設備で入力された前記識別情報から該識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画を検出する使用中駐輪区画検出手段を有し、
    前記第2の通信手段は、前記識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画の位置情報をいずれかの前記自走式カートに送信するようにされ、
    前記自走式カートの運転制御部は、前記位置情報に基づき、前記使用中の駐輪区画を目的地として自らを自動走行させるように前記自走式カートを制御し、前記使用中の駐輪区画に格納されている前記二輪車が搭載された後に前記出庫口を目的地として自らを自動走行させるように前記自走式カートを制御するようにされている、請求項9に記載の駐輪場。
  11. 前記駐輪場制御部は、前記駐輪場の利用者の、鉄道の定期券の料金を記憶する定期券料金記憶手段と、前記定期券の料金に応じて駐輪場使用料の割引額を算出する割引額算出手段と、駐輪場使用料から前記割引額を減じた額を割引後の駐輪場使用料として算出する料金算出手段と、を有し、
    前記第3の通信手段は、前記割引後の駐輪場使用料を前記出庫口管理設備に送信するようにされ、
    前記出庫口管理設備は、前記割引後の駐輪場使用料を表示する表示部と、前記駐輪場使用料の支払いを受付ける支払い受付部と、を有している、請求項10に記載の駐輪場。
  12. 前記支払いは、定期券として機能しかつ電子マネー機能を備えた、前記利用者のICカードまたは端末からの引き落としによって行われる、請求項11に記載の駐輪場。
  13. 前記駐輪場制御部は、前記駐輪場の利用者の、鉄道の定期券の料金を記憶する定期券料金記憶手段と、前記定期券の料金に応じて駐輪場の期間決め使用料の割引額を算出する割引額算出手段と、前記駐輪場の期間決め使用料から前記割引額を減じた額を割引後の駐輪場の期間決め使用料として算出する料金算出手段と、を有し、
    前記入庫口管理設備または前記出庫口管理設備は、駐輪場の期間決め契約の申し込みを受付ける手段と、前記割引後の駐輪場使用料を表示する表示部と、前記割引後の期間決めの利用料の支払いを受付ける支払い受付部と、を有している、請求項9に記載の駐輪場。
  14. 請求項9に記載の駐輪場と、前記駐輪場の最寄駅に設けられ、乗車券または定期券として機能するICカードまたは端末に記憶された利用者の識別情報を認識可能な自動改札と、前記自動改札と前記駐輪場制御部との間で通信を行う第4の通信手段と、を有し、
    前記第4の通信手段は、認識された前記利用者の識別情報または該識別情報から作成された識別情報を前記駐輪場制御部に送信するようにされ、
    前記駐輪場制御部は、送信された前記識別情報から該識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画を検出する使用中駐輪区画検出手段を有し、
    前記第2の通信手段は、前記識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画の位置情報をいずれかの前記自走式カートに送信するようにされ、
    前記自走式カートの運転制御部は、前記位置情報に基づき、前記使用中の駐輪区画を目的地として自らを自動走行させるように前記自走式カートを制御し、前記使用中の駐輪区画に格納されている前記二輪車が搭載された後に前記出庫口を目的地として自らを自動走行させるように前記自走式カートを制御するようにされている、駐輪場システム。
  15. 前記駐輪場制御部は、前記識別情報を受信すると前記駐輪場の料金を計算するようにされた料金算出手段を有し、
    前記第4の通信手段は、前記計算された前記駐輪場の料金を前記自動改札に送信するようにされ、
    前記自動改札は、前記利用者のICカードまたは端末が電子マネー機能を備えている場合に、前記第4の通信手段によって受信した前記駐輪場の料金を前記利用者のICカードまたは端末から引き落とするようにされている、請求項14に記載の駐輪場システム。
  16. 請求項9に記載の駐輪場と、前記駐輪場の利用者の定期券の経路区間内にある、前記駐輪場の最寄駅を除く駅に設けられ、前記定期券として機能するICカードまたは端末に記憶された利用者の識別情報を認識可能な自動改札と、前記自動改札と前記駐輪場制御部との間で通信を行う第5の通信手段と、を有し、
    前記第5の通信手段は、前記自動改札で認識された前記識別情報を、前記自動改札の設置されている駅の識別情報、及び前記自動改札で前記利用者の識別情報を認識した時刻とともに、前記駐輪場制御部に送信するようにされ、
    前記駐輪場制御部は、前記駅の識別情報と、前記時刻と、前記自動改札の設置された駅と前記最寄駅との間を運行する列車の運行時刻表と、から、前記利用者が前記最寄駅に到着する時刻を算出する到着時刻算出手段と、前記通信手段から送信された前記識別情報から該識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画を検出する使用中駐輪区画検出手段と、を有し、
    前記第2の通信手段は、前記最寄駅に到着する時刻を過ぎた後に、前記識別情報の割り当てられた使用中の駐輪区画の位置情報をいずれかの前記自走式カートに送信するようにされ、
    前記自走式カートの運転制御部は、前記使用中の駐輪区画の位置情報を受信し、前記使用中の駐輪区画を目的地として自らを自動走行させるように前記自走式カートを制御し、前記使用中の駐輪区画に格納されている前記二輪車が搭載された後に前記出庫口を目的地として自らを自動走行させるように前記自走式カートを制御するようにされている、駐輪場システム。
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