JP2012072524A - 漂白パルプの製造方法 - Google Patents
漂白パルプの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012072524A JP2012072524A JP2010219108A JP2010219108A JP2012072524A JP 2012072524 A JP2012072524 A JP 2012072524A JP 2010219108 A JP2010219108 A JP 2010219108A JP 2010219108 A JP2010219108 A JP 2010219108A JP 2012072524 A JP2012072524 A JP 2012072524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- treatment
- acid
- chlorine dioxide
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
【解決手段】未漂白パルプを酸素脱リグニン処理し、次いで、酸処理し、次いで、二酸化塩素処理し、次いで、アルカリ抽出/過酸化水素処理またはアルカリ抽出/過酸化水素/酸素処理し、次いで、二酸化塩素処理を終pHが4.0〜5.0、好ましくは4.3〜4.7となるように行う。
【選択図】なし
Description
本発明の方法には、未漂白パルプを使用する。未漂白パルプとしては、蒸解工程を経てヘキセンウロン酸が生成されたパルプ、すなわち化学パルプであればいずれも用いることができる。特にクラフトパルプ(KP)が好ましい。パルプ原料としては、いずれの原料も使用することができ、広葉樹木材あるいは針葉樹木材の他、ケナフ、麻、イネ、バカス、竹等の植物も用いることができる。中でも、広葉樹木材は、ヘキセンウロン酸の前駆物質であるメチルグルクロン酸を多く含有するので、本発明の方法で処理するパルプの原料として好適である。特に、広葉樹木材の中でもアカシアから製造されるパルプは、漂白後にもヘキセンウロン酸が多く残存する傾向があるため、本発明の方法で処理するのに最適である。未漂白パルプのカッパー価は14〜22にすることが好ましく、15〜20がより好ましい。
本発明では、多段漂白処理に先立ち、未漂白パルプを酸素脱リグニン処理する。酸素脱リグニン処理の反応条件は従来から実施されている条件であれば良く、特に限定はないが、例えば、パルプ濃度は1〜30固形分質量%、より好ましくは8〜15固形分質量%、温度は80〜120℃、より好ましくは85〜105℃、酸素圧は3〜9kg/cm2、より好ましくは4〜7kg/cm2、処理時間は30〜180分、より好ましくは60〜90分で実施される。酸素脱リグニンにおけるアルカリ薬剤添加量も従来から実施されている量であれば良く、特に限定はないが、例えば、アルカリ溶液のpHは11〜14、より好ましくは12.0〜13.5である。使用されるアルカリ薬剤は水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどが挙げられるが、好適には水酸化ナトリウムである。酸素脱リグニン後のパルプのカッパー価は、5〜15の範囲が良く、好ましくは7〜15、更に好ましくは8〜12である。
次いで、酸素脱リグニン後のパルプを多段漂白処理する。パルプの漂白は、慣用される通常の方法で行なうことができ、その種類や方法は特に限定されない。しかし、パルプ中にヘキセンウロン酸が残留しやすいECF漂白といった無塩素漂白を行なったパルプは、本発明の方法に特に好適であるといえる。
本発明の多段漂白処理ではまず、パルプを酸処理して、パルプ中の金属類を除去する。金属類を除去することにより、後の漂白の効率を高めることができる。酸処理の条件は、金属類を除去できる条件であればよく、特に限定されないが、金属の除去の程度と、パルプへのダメージの程度とを考慮すれば、一般には、pH2〜3、好ましくはpH2〜2.5程度の酸性下で、60〜150℃、好ましくは70〜110℃、さらに好ましくは70〜95℃、さらにより好ましくは85〜95℃程度の温度で、0.5〜50質量%、好ましくは8〜15質量%程度の濃度のパルプスラリーを、20分〜5時間程度処理するのがよい。また、pH2〜3、温度40〜70℃で、15〜30分間程度処理することもできる。処理後のパルプのカッパー価は、好ましくは3〜10、好ましくは5〜10程度である。ここで、カッパー価(Kappa number)とは、パルプが消費する過マンガン酸カリウムの量に相当し、パルプの蒸解度を示す指標の1つである。カッパー価は、JIS P 8211に準じて測定することができる。酸処理に使用できる酸の種類としては、硫酸、塩酸、硝酸、亜硫酸、亜硝酸や、二酸化塩素発生装置の残留酸などの鉱酸が挙げられる。好適には硫酸である。
アルカリによる抽出処理は、0.5〜50質量%、好ましくは8〜15質量%の濃度のパルプスラリーに、パルプ絶乾質量に対して0.5〜3.0質量%のアルカリを添加して、60〜120℃程度の温度下で、pH10〜12程度のアルカリ性条件下とすることにより行なうことができる。この際、パルプ絶乾質量に対して0.05〜2.0質量%の過酸化水素、及び0〜3質量%の酸素ガスを、15〜120分間程度吹き込むことにより、過酸化水素(及び場合により酸素)による漂白処理を行なうことができる。
二酸化塩素による漂白処理は、0.5〜50質量%、好ましくは2〜15質量%の濃度のパルプスラリーに、30〜80℃程度の温度下で、pH2〜6程度の酸性条件下で、パルプ絶乾質量に対して0.1〜3質量%の二酸化塩素を、5〜180分間程度吹き込むことにより、行なうことができる。特に、本発明では、アルカリ抽出/過酸化水素処理またはアルカリ抽出/過酸化水素/酸素処理し後の二酸化塩素処理(D1)を終pHが4.0〜5.0、好ましくは4.3〜4.7となるように行う。
オゾンによる漂白処理は、0.5〜50質量%、好ましくは8〜15質量%の濃度のパルプスラリーに、20〜100℃、好ましく40〜80℃程度の温度下で、pH1〜5、好ましくは2〜4の酸性条件下で、パルプ絶乾質量に対して0.1〜1質量%のオゾンを0.1秒〜1時間程度、好ましくは1秒〜10分程度吹き込むことにより、行なうことができる。この処理により、パルプのカッパー価が2.0〜5.0、好ましくは2.5〜4.5程度となる。
本発明の方法で製造された漂白済みのパルプは、ヘキセンウロン酸が効率的に分解・除去されている。漂白済みのパルプ中に含まれるヘキセンウロン酸の含有量としては、絶乾パルプ1kgあたり1.0mmol以下、好ましくは0.6mmol以下であれば、退色しにくく、かつ白色度が高い紙を製造することができる傾向にある。パルプ中のヘキセンウロン酸の含有量は、パルプスラリーをろ過し、ろ過液中の2−フランカルボン酸(2-furan carboxylic acid)及び5−ホルミル−2−フランカルボン酸(5-formyl-2-furan carboxylic acid)(ともに、ヘキセンウロン酸の酸加水分解物である。)の量をHPLC(高速液体クロマトグラフィー)にて測定し、そのモル量の合計から漂白前のヘキセンウロン酸量を求めることができる。また、ヘキセンウロン酸はカッパー価とも相関があるため、パルプ中のヘキセンウロン酸の含有量は、カッパー価を指標とすることができる。漂白済みのパルプ中のカッパー価としては、1.5以下が好ましく、1.0以下がより好ましい。カッパー価が1.5以下であれば、退色しにくく、かつ白色度が高い紙を製造することができる傾向にある。
本発明においては、上記で得られた漂白パルプスラリーに、必要に応じて、前記パルプ以外のパルプスラリー、填料および/またはペーパースラッジを焼却して得る再生填料、並びに製紙薬品等を混合して紙料を調成した後、抄紙機で抄紙する。特に、酸性紙において、パルプ中に多くヘキセンウロン酸が残存していると、湿度や温度が高い条件下で退色し易い傾向にあるため、本発明により得られた漂白パルプを酸性紙に適用すると高い効果が得られるため好ましい。
本発明によって得られる紙は、紙の種類、坪量には限定はなく、更に各種の原紙や板紙を含む。また、紙中灰分の限定もない。また、1層の紙の他、2層以上の多層紙であっても良い。
未漂白化学パルプを酸素脱リグニン処理し、次いで、酸処理し、次いで、二酸化塩素処理し、次いで、アルカリ抽出/過酸化水素処理またはアルカリ抽出/過酸化水素/酸素処理し、次いで、二酸化塩素処理を終pHが4.0〜5.0となるように行うことにより、ヘキセンウロン酸が効率良く除去できる理由は、明白ではないが、以下のように推測される。
広葉樹クラフトパルプを酸素脱リグニン処理し(処理後のパルプのカッパー価10.5)、以下の条件でECF漂白し、二酸化塩素処理(D1)前後のパルプの白色度、カッパー価を測定した。また、得られた漂白パルプを用いて手抄きシートを作成し、退色性の評価を行った。結果を表1に示す。
酸処理(A):パルプ濃度10質量%、硫酸添加量9.5kg/BDT、pH2〜3、温度95℃、120分間
二酸化塩素処理(D0):パルプ濃度10質量%、二酸化塩素添加量6.0kg/BDT、pH2〜3、温度65℃、60分間
アルカリ抽出/過酸化水素処理(Ep):パルプ濃度10質量%、水酸化ナトリウム添加量11.0kg/BDT、過酸化水素添加量1.7kg/BDT、pH11〜12、温度70℃、80分間
二酸化塩素処理(D1):表1の条件で行った。なお、pHの調整は、硫酸の添加量を調整することにより行った。
酸素脱リグニン処理後のパルプ(カッパー価9.3)を用い、二酸化塩素処理(D1)を表2の条件で行った以外は実施例1と同様にして二酸化塩素処理(D1)前後のパルプの白色度、カッパー価を測定し、得られた漂白パルプを用いて手抄きシートを作成し、退色性の評価を行った。また、二酸化塩素処理(D1)後のパルプのヘキセンウロン酸量を測定した。結果を表2に示す。
Claims (8)
- 未漂白パルプを酸素脱リグニン処理すること、次いで、
酸処理すること、次いで、
二酸化塩素処理すること、次いで、
アルカリ抽出/過酸化水素処理またはアルカリ抽出/過酸化水素/酸素処理しすること、次いで、
二酸化塩素処理を終pHが4.0〜5.0となるように行うこと、
を含む、漂白パルプの製造方法。 - 未漂白パルプが未漂白クラフトパルプである、請求項1に記載の方法。
- 前記酸処理を、pH2〜3、温度70〜95℃で行う、請求項1または2に記載の方法。
- 前記酸処理を、pH2〜3、温度40〜70℃で、15〜30分間行う、請求項1または2に記載の方法。
- 後段の二酸化塩素処理を、終pHが4.3〜4.7となるように行う、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- 後段の二酸化塩素処理後の、漂白パルプのカッパー価が1.5以下である、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
- 請求項1から6のいずれかに記載された方法で得られた漂白パルプを含有する紙。
- 前記紙が酸性紙である、請求項7に記載の紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010219108A JP5774288B2 (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | 漂白パルプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010219108A JP5774288B2 (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | 漂白パルプの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012072524A true JP2012072524A (ja) | 2012-04-12 |
JP5774288B2 JP5774288B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=46168979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010219108A Active JP5774288B2 (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | 漂白パルプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5774288B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104404807A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-03-11 | 广西大学 | 一种减少蔗渣浆二氧化氯漂白过程aox形成量的方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003342886A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Nippon Paper Industries Co Ltd | パルプの漂白処理方法 |
JP2004339628A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Oji Paper Co Ltd | 漂白パルプの製造方法 |
JP2006037327A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-02-09 | Oji Paper Co Ltd | 酸性紙 |
JP2006274478A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 退色性が改善された製紙用化学パルプ |
JP2006274476A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 退色性が改善された製紙用化学パルプの製造方法 |
-
2010
- 2010-09-29 JP JP2010219108A patent/JP5774288B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003342886A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Nippon Paper Industries Co Ltd | パルプの漂白処理方法 |
JP2004339628A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Oji Paper Co Ltd | 漂白パルプの製造方法 |
JP2006037327A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-02-09 | Oji Paper Co Ltd | 酸性紙 |
JP2006274478A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 退色性が改善された製紙用化学パルプ |
JP2006274476A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 退色性が改善された製紙用化学パルプの製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104404807A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-03-11 | 广西大学 | 一种减少蔗渣浆二氧化氯漂白过程aox形成量的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5774288B2 (ja) | 2015-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2658971C (en) | Improved compositions and processes for paper production | |
US7967948B2 (en) | Process for non-chlorine oxidative bleaching of mechanical pulp in the presence of optical brightening agents | |
CA2608137C (en) | Modified kraft fibers | |
US7976676B2 (en) | Process of bleaching softwood pulps in a D1 or D2 stage in a presence of a weak base | |
WO2013015323A1 (ja) | 非塗工紙及び塗工紙 | |
JP6827146B2 (ja) | 酸化ミクロフィブリルセルロース繊維およびその組成物 | |
JP6559646B2 (ja) | 紙製造におけるブライトネス改善のためのプロセスおよび組成物 | |
JP6827147B2 (ja) | 酸化ミクロフィブリルセルロース繊維およびその組成物 | |
US20150240423A1 (en) | Effect of low dose xylanase on pulp in prebleach treatment process | |
AU2005269835A1 (en) | Use of cyclodextrin for reducing yellowing of pulp and paper | |
JP2007270382A (ja) | 高白色度化学パルプ及びその製造方法 | |
JP5774288B2 (ja) | 漂白パルプの製造方法 | |
US20110240238A1 (en) | Process of bleaching hardwood pulps in a D1 or D2 stage in a presence of a weak base | |
JP2011001637A (ja) | 漂白パルプの製造方法 | |
Achaw et al. | Pulp and Paper Technology | |
JPH11269788A (ja) | 蛍光染料を含有する古紙または抄紙白水の蛍光消去法 | |
US9068293B2 (en) | Method for improving brightness in bleached pulp | |
JP4380968B2 (ja) | リグノセルロース材料のオゾン漂白方法 | |
KR20170079043A (ko) | 셀룰라아제를 이용하여 형광증백제의 함량이 감소된 제지를 제조하는 방법 | |
JP2007314916A (ja) | 中性紙及びその製造方法 | |
Mishra et al. | Reduction in Pollution Load by Alkali/Oxygen Delignification of Paper Grade Mill Pulp under C-Ep-HD and CD-Ep-HD Bleaching Sequences | |
JP2006104587A (ja) | 高白色度化学パルプ及びその製造方法 | |
JP2013028879A (ja) | 板紙の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130516 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150227 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150421 |
|
R155 | Notification before disposition of declining of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5774288 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |