JP2012054360A - 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】描画装置100は、描画対象となる試料の裏面を支持する、移動可能なXYステージ105と、試料の裏面の種別が把握可能な種別情報を入力し、種別情報に定義された試料の裏面の種別に応じてステージを移動する際の最大加速度を取得する加速度取得部32と、荷電粒子ビームを用いて、最大加速度を超えないようにステージを移動させながら試料にパターンを描画する描画部150と、を備える。
【選択図】図1
Description
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式(VSB方式)という(例えば、特許文献1参照)。
描画対象となる試料の裏面を支持する、移動可能なステージと、
試料の裏面の種別が把握可能な種別情報を入力し、種別情報に定義された試料の裏面の種別に応じてステージを移動する際の最大加速度を取得する取得部と、
荷電粒子ビームを用いて、最大加速度を超えないようにステージを移動させながら試料にパターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
コードを光学的に読み取り、コードに示された種別情報を取得部に出力する読み取り部をさらに備えると好適である。
取得部は、選択された試料の種別に応じてステージを移動する際の最大加速度を取得するように構成しても好適である。
描画対象となる試料の裏面の種別が把握可能な種別情報を入力し、前記種別情報に定義された試料の裏面の種別に応じて、試料の裏面を支持するステージを移動する際の最大加速度を取得する工程と、
荷電粒子ビームを用いて、最大加速度を超えないようにステージを移動させながら試料にパターンを描画する工程と、
を備えたことを特徴とする。
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。図1において、描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。ここでは、特に、可変成形型の電子ビーム描画装置の一例を示している。描画装置100は、描画部150、制御部160、搬出入口(I/F)120、ロードロック(L/L)チャンバ130、ロボット(R)チャンバ140、アライメント(ALN)チャンバ146、及び真空ポンプ170を備えている。そして、描画装置100は、電子ビーム200を用いて、基板101に所望するパターンを描画する。描画対象となる基板101(試料)として、例えば、半導体ウェハにパターンを転写するマスク基板のマスクブランクスが含まれる。例えば、紫外光等を透過して半導体ウェハにパターンを転写するマスク基板や、極端紫外(EUV:Extreme Ultra Violet)光を使用して光を反射して半導体ウェハにパターンを転写するマスク基板等が含まれる。基板101上にはレジスト膜が形成されている。
実施の形態1では、読取装置121で収納ケース20に形成されたIDマーク10を読み取って基板の裏面の種別を判断したが、これに限るものではない。実施の形態2では、直接基板101の裏面を撮像して基板の裏面の種別情報を取得する場合について説明する。
実施の形態1,2では、基板101の種別情報をコードから読み取ったり、裏面画像から判断したりしたが、これに限るものではない。実施の形態3では、ユーザによって基板(基板の裏面の種別)を選択させるようにしてもよい。
20 収納ケース
22 加速度テーブル
30 種別情報取得部
32 加速度取得部
34 加速度算出部
36 設定部
40 描画データ処理部
42 描画制御部
100 描画装置
101 基板
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
106 支持ピン
110 計算機ユニット
111 メモリ
114 タッチパネル
112 制御回路
120 搬出入口
121 読取装置
122,142 搬送ロボット
130 ロードロックチャンバ
132,134,136 ゲートバルブ
140 ロボットチャンバ
141,143 記憶装置
146 アライメントチャンバ
150 描画部
160 制御部
170 真空ポンプ
172,174,176 バルブ
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
330 電子線
340 試料
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース
Claims (5)
- 描画対象となる試料の裏面を支持する、移動可能なステージと、
前記試料の裏面の種別が把握可能な種別情報を入力し、前記種別情報から把握される試料の裏面の種別に応じて前記ステージを移動する際の最大加速度を取得する取得部と、
荷電粒子ビームを用いて、前記最大加速度を超えないように前記ステージを移動させながら前記試料にパターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。 - 取得された前記最大加速度にオフセット値を加算して、改めて前記ステージを移動する際の最大加速度を算出する加速度算出部をさらに備え、
前記描画部は、前記オフセット値が加算された場合に、前記オフセット値が加算された最大加速度を超えないように前記ステージを移動させることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置。 - 前記試料を入れる容器に前記種別情報を示すコードが形成され、
前記コードを光学的に読み取り、前記コードに示された前記種別情報を前記取得部に出力する読み取り部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画装置。 - 前記試料の種別をユーザに選択させる選択部をさらに備え、
前記取得部は、選択された試料の種別に応じて前記ステージを移動する際の最大加速度を取得することを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画装置。 - 描画対象となる試料の裏面の種別が把握可能な種別情報を入力し、前記種別情報に定義された試料の裏面の種別に応じて、前記試料の裏面を支持するステージを移動する際の最大加速度を取得する工程と、
荷電粒子ビームを用いて、前記最大加速度を超えないように前記ステージを移動させながら前記試料にパターンを描画する工程と、
を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010195050A JP2012054360A (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 |
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JP2012054360A true JP2012054360A (ja) | 2012-03-15 |
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Family Applications (1)
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JP2010195050A Pending JP2012054360A (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06132388A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-05-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ウエハ保持機構 |
JP2002289514A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-10-04 | Nikon Corp | 露光装置及び露光方法 |
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-
2010
- 2010-08-31 JP JP2010195050A patent/JP2012054360A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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