JP2012053387A - バックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置 - Google Patents

バックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バックライトの輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供する。
【解決手段】複数の発光素子から発光された光により表示手段(11)を照明するバックライト装置(10)において、前記複数の発光素子が直列に接続された発光素子ブロック(12)と、前記発光素子ブロック(12)に電流を供給して前記発光素子毎の駆動を制御する駆動制御手段(13)とを有し、前記複数の発光素子には、断線時にも前記駆動制御手段(13)からの電流が他の発光素子に供給されるように、前記発光素子毎にバイパス回路(32〜36)を設けることにより、上記課題を解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、バックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置に係り、特にバックライトの輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供するためのバックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置に関する。
従来、画像や映像等を表示する表示装置に多く使用されている液晶パネル等の光変調素子を背面から照明するバックライトとして、LED(Light Emitting Diode)バックライトが注目されている。
また、LEDバックライトには、白色LEDを配列して白色光の照明光を発光する構成のものや、R(赤),G(緑),B(青)の3色のLEDを配列し、これらの3色の光を混色して白色光とする構成のものがある。また、上記白色LEDには、短波長LEDに蛍光体を組み合わせて白色を得る方式のものや、青色LEDに蛍光体を組み合わせて白色を得る方式、或いは青色LEDに黄色の蛍光体を組み合わせて白色を得る方式のもの等がある。
また、従来では、LEDを表示装置の照明やバックライトとして使用する場合、表示サイズ等に対応させて複数のLEDを直列に接続して点灯させることが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
また、従来では、直列に接続された複数のLEDを駆動(Drive)させるために、ドライバ(駆動)IC(Integrated Circuit)等が用いられている。例えば、低圧駆動ICを用いる場合には、複数の駆動ICを使用してそれぞれが限られた数のLEDを個別に制御する。
また、従来では、ドライバICの耐圧の値によって、LEDを駆動する数が設定される。例えば、LED1個の耐圧は約3Vであるため、10個で約30Vの耐圧ドライバICが必要となり、20個で約60Vの耐圧ドライバICが必要となる。
また、上述したように、複数のLEDを直列に配置して点灯させる場合においては、直列に接続された複数のLEDのうち、任意の1つでもオープン不良となったときに、全てのLEDに電流が流れず、全て不点灯となってしまう。また、ショート不良の場合には、他のLEDに電流が流れるため、他のLEDは、点灯状態を維持することになる。なお、近年では、上述したような、複数のLEDを用いたバックライトにおいて、輝度ムラや断線等に対する技術が知られている(例えば、特許文献3及び4参照)。
なお、特許文献3に示される技術は、LEDユニットに電気的な異常が検出された際、電気的な異常が検出されたLEDユニットに隣接して配設された他のLEDユニットの電流制御部を制御して、他のLEDユニットの発光輝度を増大させるものである。また、特許文献4に示される技術は、LED駆動制御部が配列方向で隣接する2つの発光ダイオードに対し、PWM調光のオン/オフの位相を互いにずらした状態で、隣接する2つの発光ダイオードを点灯駆動させるものである。
特開2007−109691号公報 特開2006−127798号公報 特開2007−67313号公報 特開2008−198430号公報
しかしながら、上述した従来手法に示すように、複数のドライバICを使用すると、各ドライバICのばらつきによりLEDに流れる電流ばらつきが発生するため、輝度ムラが起こったり、経年変化や温度ドリフト等の影響でのばらつき要因が拡大し、更なる輝度のばらつきを増大させることになる。
したがって、高耐圧のドライバICを用いてドライバICを数少なく使用し、複数のLEDを一括で直列駆動(Drive)させることで、常に安定した一定の電流を各LEDに供給する高耐圧一括型LED制御システムを構築することが望ましい。
また、上述したようにLEDの直列接続における断線対策として、例えばLEDのオープン不良が発生したときには、自動的に並列に接続されたスイッチ回路がオン動作となり、他のLEDの点灯動作を維持することができるLEDバイパス駆動回路を有することが望ましい。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、バックライトの輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供するためのバックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、複数の発光素子から発光された光により表示手段(11)を照明するバックライト装置(10)において、前記複数の発光素子が直列に接続された発光素子ブロック(12)と、前記発光素子ブロック(12)に電流を供給して前記発光素子毎の駆動を制御する駆動制御手段(13)とを有し、前記複数の発光素子には、断線時にも前記駆動制御手段(13)からの電流が他の発光素子に供給されるように、前記発光素子毎にバイパス回路(32〜36)を設けることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、バックライトの輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供することができる。
請求項2に記載された発明は、前記バイパス回路(32〜36)は、FET型スイッチング回路、トランジスタ型スイッチング回路、及びツェナーダイオード回路のうち、少なくとも1つを用いることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、前記駆動制御手段(13)は、直列に接続される前記発光素子の数に応じて決定される電圧値により前記発光素子ブロック(12)に含まれる全ての発光素子に電流を供給することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、前記発光素子は、LED(31)であることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のバックライト装置(10)と、前記バックライト装置(10)により照明される表示手段(49)とを有し、前記表示手段(49)に表示される映像に対応させて前記バックライト装置(10)の輝度を補正することを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、前記表示手段(49)に表示するために入力される映像信号をフレーム毎に所定のブロックに分割し、該ブロック毎の映像情報を取得するブロック情報取得手段(43)と、前記ブロック情報取得手段(43)により分割された各ブロック単位にバックライトの輝度を補正するための制御を行うブロック単位制御手段(44)とを有し、前記バックライト装置(10)は、前記ブロック単位制御手段(44)により得られる輝度制御情報に基づいて、前記表示手段(49)に対してブロック毎のバックライトの駆動制御を行うことを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、前記バックライトに対する前記輝度制御情報に基づいて、入力される映像信号に対する補正を行うバックライト輝度補正手段(47)を有し、前記バックライト輝度補正手段(47)により得られる映像信号を前記表示手段(49)により表示することを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、複数の発光素子から発光された光により照明する照明装置(50)において、前記複数の発光素子が直列に接続された発光素子ブロックと、前記発光素子ブロックに電流を供給して前記発光素子毎の駆動を制御する駆動制御手段(52)とを有し、前記複数の発光素子には、断線時にも前記駆動制御手段からの電流が他の発光素子に供給されるように、前記発光素子毎にバイパス回路(32〜36)を設けることを特徴とする。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供することができる。
バックライト装置の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるブロック情報の一例を示す図である。 LEDバックライトの配置例を示す図である。 本実施形態における欠陥LEDバイパス駆動制御の一例を示す図である。 本実施形態におけるバイパス回路の一例を示す図である。 本実施形態におけるバイパス回路の他の例を示す図である。 本実施形態におけるバックライト装置を備えた表示装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるバックライト装置を備えた他の適用例を説明するための図である。
<本発明について>
本発明では、バックライト等に用いられる複数配列されたLEDのうち、1個のLEDの断線により他のLEDまで消灯してしまうのを防止するため、LED毎に自動スイッチング(SW)等によるバイパス回路を内蔵し、断線時には、自動的にショートさせて断線状態を回避する。つまり、本発明では、スイッチング回路を内蔵したLEDデバイスや外付けスイッチング回路を提供する。また、本発明では、上述した自動スイッチング動作時の電流制御をLEDドライバICで行う。具体的には、スイッチオン/オフ時のLED電流をドライバICで一定に制御する。
以下に、上述した特徴を実現するための本発明におけるバックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置を好適に実施した形態について図面等を用いて説明する。なお、以下に示す実施形態の例では、表示装置の一例として液晶表示装置(Liquid Crystal Display)を用いることとし、バックライトとして発光する発光素子の一例としてLEDを用いることとするが、本発明においてはこれに限定されるものではない。また、本発明におけるバックライト装置は、例えば、LEDを直列に連結されるような機器である照明や電子看板、ディスプレイ等にも提供することができる。
<バックライト装置の概略構成例>
まず、本実施形態におけるバックライト装置の概略について図を用いて説明する。図1は、バックライト装置の概略構成の一例を示す図である。なお、図1に示すバックライト装置10は、一例としてLEDバックライト駆動制御装置を示しており、図1(a)は、液晶パネル等の表示手段11の端部にバックライト部を設けたエッジRGBタイプ(Edge RGB Type)の従来の低電圧ドライバの構成例を示し、図1(b)は、表示手段11の端部にバックライト部を設けたエッジWタイプ(Edge White Type)の本実施形態の高電圧ドライバの構成例を示し、図1(c)は、表示手段11の背面等にバックライト部を設けたトップRGBタイプ(Top RGB Type)の構成例を示している。なお、本発明におけるLEDバックライトについては、上述したRGBタイプやWhiteタイプ等の他であってもよく、LEDの種類について特に制限されるものではない。
また、図1(a)〜(c)に示すように、それぞれのバックライト装置10には、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示手段11と、複数の発光素子(LED等)が所定の間隔で直列に配列された素子ブロック12と、ドライバデバイスであるドライバIC(LED駆動制御手段)13と、表示手段11等のバックライトの制御を行う主制御手段(メインコントローラ)としてのコントロールIC(PWM)14とを有するよう構成されている。
なお、図1(a)の例では、1つのコントロールIC(PWM)14が4つのドライバIC13−1〜13−4の駆動制御を行う。また、図1(b)の例では、1つのコントロールIC(PWM)14が1つのドライバIC13の駆動制御を行う。また、図1(c)の例では、1つのコントロールIC(PWM)14に接続される複数のドライバIC13が直列接続されたドライバIC群15−1,15−2の駆動制御を行う。
上述した構成において、それぞれのLEDバックライト駆動制御装置10は、各コントロールIC(PWM)14により、生成されるPWM(Pulse Width Modulation)等によるパルス幅変調を行って制御信号を生成し、ドライバIC13又はドライバIC群15に対し素子ブロック中のLEDを所定のタイミングで点灯させるための輝度制御信号を出力する。これにより、ドライバIC13又はドライバIC群15は、それぞれ担当するLEDを所定のタイミングで点灯させることができる。
なお、図1(a)〜(c)に示すように、1つのドライバIC13又はドライバIC群15が複数の輝度ブロックの出力を制御する。また、図1(a)に示すコントロールIC(PWM)14では、低電圧として最大5〜24Vの電圧を低耐圧のドライバIC13−1〜13−4に供給し、図1(b)に示すコントロールIC(PWM)14では、直列に接続されたLEDの数に応じて決定される高電圧を高耐圧のドライバIC13に供給する。なお、上述した高電圧は、例えば直列に接続されたLEDの数に比例して増加させた電圧とすることができ、1個のLEDのVf電圧を約3Vとすると、50個のLEDを直列接続した場合には約150Vの電圧となり、100個のLEDを直列接続した場合には約300Vの電圧値となる。
これにより、図1(a)に示す従来の低耐圧のドライバIC13−1〜13−4は、個別にLED電流i1、i2、i3、i4が流れ、その電流値によって輝度が決定される。このとき、電流差が輝度差となり輝度ムラが発生する。
しかしながら、本実施形態である図1(b)に示す高耐圧のドライバIC13では、LED電流iは一つであるため輝度も電流に比例し一定となる。したがって、本実施形態によれば、高耐圧ドライバICにより電流供給ラインが統一され、常に安定した電流供給ができ、LEDの輝度ムラを抑止することができる。また、図1(c)に示すように表示手段11の画面の背面全体にLEDを配置するような場合でもドライバIC群15−1,15−2のドライバICを高耐圧にすることで、ドライバIC自体の数を削減することもでき、配線構成等を簡略化することができる。
<バックライトの輝度制御について>
上述した本実施形態で適用されるバックライトは、例えばLCDパネル等の表示手段11の背面や側面等に設置されている。また、バックライトは、例えばRGBのそれぞれに対応するLED等の発光素子からなり、更に複数の発光素子単位でブロック化し、ブロック化された発光素子毎に対応するドライバIC(Integrated Circuit)等を用いて輝度制御を行う。
ここで、発光素子のブロック構成の例について説明する。図2は、本実施形態で適用可能な発光素子のブロック構成の一例を示す図である。なお、図2では、LCDバックライト用のLEDについて示されている。図2(a),(b)に示すように、表示手段11の所定の画面表示領域には、R,G,Bのそれぞれの素子(エレメント)21r,21g,21bが存在している。また、各色の素子21r,21g,21bにより組(cell)が構成され、また複数の組からなる素子ブロック22(上述した素子ブロック12に相当)を構成している。また、これらの素子は、マルチ結線やポイント結線によりドライバICと接続されている。
更に、複数の素子ブロック22が所定の位置に所定数配置されて、輝度補正等の制御を行う輝度制御ブロック23が構成される。なお、本実施形態において、輝度制御ブロック23の数や配置例を図2(a),(b)に示しているが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、表示手段11の画面サイズ等に応じて適宜設定される。
また、図2(a),(b)に示すバックライトは、LCDパネルの背面に設置されるいわゆるトップタイプ(Top Type)の構成であるが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば表示手段11の画面の下側やサイドの一方(右側、左側)又は両サイドに配置されるいわゆるエッジタイプ(Edge Type)の構成であってもよい。
ここで、図3は、LEDバックライトの配置例を示す図である。図3(a)〜(e)に示すように、例えばLCDパネル等である表示手段11には、上述した複数のLEDが所定の位置に配置された素子ブロック12が所定の位置に設けられている。
具体的には、表示手段11に対して上側に素子ブロック12を配置してもよく(図3(a))、また表示手段11に対して上下に素子ブロック12−1,12−2を配置してもよい(図3(b))。更に、他の実施例としては、表示手段11に配置された左サイドや右サイドの一方のサイドに素子ブロック12を配置してもよく(図3(c)では左サイド)、また左右両サイドに素子ブロック12−1,12−2を配置してもよく(図3(d))、更には、上述したように表示手段11の背面に素子ブロック12を所定数並べて配置してもよい(図3(e))。
なお、本発明においては、上述したバックライト配置例に限定されるものではなく、例えば、上下左右等に配置したり、上述の例のうち複数を組み合わせた配置例にしてもよい。また、上述した素子ブロック12は、例えば入力された映像信号から得られるAPL(Average Picture Level:平均輝度レベル)検出、輝度ヒストグラム検出、色ヒストグラム検出、周波数ヒストグラム検出の少なくとも1つの検出結果に応じて所定の大きさのブロック単位に分割することができる。なお、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば予め設定されたブロック単位に分割してもよい。
また、本実施形態では、上述した素子ブロック12に直列接続された複数のLEDのうち、少なくとも1つのLEDが使用による寿命等により、点灯しない等の欠陥が生じた場合、他のLEDに対して影響がでないようにするため、欠陥LEDがある場合には、バイパス駆動制御を行う。以下に、上記の内容について具体的に説明する。
<欠陥LEDバイパス駆動制御について>
図4は、本実施形態における欠陥LEDバイパス駆動制御の一例を示す図である。また、図5は、本実施形態におけるバイパス回路の一例を示す図である。なお、図5では、バイパス駆動制御におけるスイッチング回路の一例を示している。
上述したように、照明やLCDパネルのバックライトに使用されるLED31を複数配置して使用する場合には、例えば複数のLED31を直列に配置して点灯する(図4(a))。この場合、従来では直列に接続された複数のLED31のうち、1つでもOpen不良となると、全てのLED31に電流が流れずに全て不点灯となる(図4(b))。
そこで、本実施形態では、例えば図5に示すように、LED31のOpen不良が発生した場合に、自動的に並列に接続されたバイパス回路であるスイッチ回路(SW)32が正常時のオフ(Off)状態からオン(On)状態となり、他のLED31の点灯動作を維持するLEDバイパス駆動(Bypass Driving)回路を提供する(図4(c)、図5(a))。
また、本実施形態におけるバイパス回路として、例えば図5(b)に示すように抵抗33と、FET型スイッチング(FET−SW)素子34とを有するFET−SW回路を用いてもよい。その場合、例えば図4(b)に示すように直列に接続された複数のLED31のうち、LEDn5がOpen不良となると、図5(b)に示す抵抗33に電流が流れ、FET−SW素子34がオン(On)動作となりLEDn5の両端がShort状態となる。これにより、他のLEDに電流が流れるため他のLEDの点灯状態を維持することができる。
なお、図5に示すようなバイパス回路は、上述した素子ブロック12を構成する直列に接続された複数のLED31毎に設ける。また、図5に示すバイパス回路としては、例えば上述した図5(a),(b)に示す構成を用いることができるが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えばトランジスタ型スイッチング(Tr−SW)回路やツェナーダイオード回路等を用いることができる。
ここで、上述したTr−SW回路及びツェナーダイオード回路を用いたバイパス回路構成について図を用いて説明する。図6は、本実施形態におけるバイパス回路の他の例を示す図である。なお、図6(a)は、Tr−SW回路の一例を示し、図6(b)は、ツェナーダイオード回路の一例を示している。なお、図6(a),(b)は、上述したように直列接続された複数のLEDのうち、ある1つのLED31を対象とした例を示している。
図6(a)に示すTr−SW回路は、抵抗33と、Tr−SW素子35とを有している。ここで、LED31が正常に動作している場合、Tr−SW素子35はオフ状態となる。また、LED31にOpen不良が発生した場合、図6(a)に示す抵抗33に電流が流れ、Tr−SW素子35はオン状態となり、LED31の両端がShort状態となる。これにより、他のLEDに電流が流れるため他のLEDの点灯状態を維持することができる。
また、図6(b)に示すツェナーダイオード回路は、抵抗33と、ツェナーダイオード素子36とを有している。なお、ツェナーダイオード素子36の降伏電圧は、LED31のVf電圧以上とする。
ここで、LED31が正常に動作している場合、ツェナーダイオード素子36はオフ状態となる。また、LED31にOpen不良が発生した場合、図6(b)に示す抵抗33に電流が流れ、ツェナーダイオード素子36はオン状態となり、LED31の両端がShort状態となる。これにより、他のLEDに電流が流れるため他のLEDの点灯状態を維持することができる。
つまり、上述した実施形態により、ある1つ又は複数のLEDにOpen不良が発生しても、上述したバイパス回路をLED毎に設けておくことで、輝度低下を抑止して気にならない輝度レベルでの使用継続が可能となる。これにより、MTBF(Mean Time Between Failure;平均故障間隔)の大幅な改善と不良対策費用の大幅な低減が可能となる。
また、本実施形態では、自動スイッチング動作状態での電圧効果を元のLEDの点灯時と同等の値にするために、上述したように抵抗やダイオード等を配置することで、より安定的に駆動制御を行うことができる。
なお、本実施形態では、上述したように直列接続された複数のLEDの各LEDに対して、上述した図5又は図6に示すバイパス回路のうち、少なくとも1つを用いるが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば上述した構成のうち複数を組み合わせてもよい。したがって、例えば、LEDの色の違いや配置位置、点灯の頻度等に応じてバイパス回路を使い分けることもできる。
また、本実施形態では、上述した自動スイッチング動作時の電流制御をLEDドライバICで行うこともできる。具体的には、スイッチオン/オフ時のLED電流をドライバICで一定に制御する。これにより、安定したバックライト駆動制御を行うことができる。
<バックライト装置を備えた表示装置について>
次に、上述したバックライト装置を備えた表示装置の構成例にについて、図を用いて説明する。
図7は、本実施形態におけるバックライト装置を備えた表示装置の機能構成の一例を示す図である。図7に示す表示装置40は、映像処理手段41と、映像情報分析手段42と、ブロック情報取得手段43と、ブロック単位制御手段44と、バックライト駆動制御手段45と、バックライト手段46と、バックライト輝度補正手段47と、タイミング制御手段48と、表示手段49とを有するよう構成されている。なお、本実施形態では、例えばバックライト駆動制御手段45やバックライト手段46が上述したバックライト装置に相当するものである。
映像処理手段41は、入力される映像信号が圧縮符号化されている場合には、その信号の復号化を行ったり、限定受信放送等によりスクランブル化等の暗号化処理されている場合には、予め設定された鍵情報等を用いて復号化(デスクランブル化)を行う。つまり、映像処理手段41は、後段の各構成で映像信号に対する処理が可能となり、表示手段49から映像が表示できるように、入力された映像信号を適宜変換する。また、映像処理手段41は、入力された信号を映像情報分析手段42、及びバックライト輝度補正手段47に出力する。
映像情報分析手段42は、映像処理手段41により入力された映像信号に対してAPL検出、輝度ヒストグラム検出、色ヒストグラム検出(色相、色飽和度)、及び、周波数ヒストグラム検出のうち、少なくとも1つの情報を検出し、検出した情報から映像情報の分析を行う。つまり、映像情報分析手段42により、映像(画像)に対するヒストグラム情報やプロファイル情報等を取得することができるため、これらの情報に基づいて映像等に対応させたバックライトの輝度制御を最適に行う。また、映像情報分析手段42は、分析された結果をブロック情報取得手段43に出力する。
ブロック情報取得手段43は、映像情報分析手段42により得られる分析結果と、予め設定される映像信号に対する制御信号に基づいて、ブロック単位あたりの大きさ(画素数、インチ等)等を設定する。このように、ブロック単位の大きさを映像情報等から設定することにより、映像情報に対応させてブロック単位のバックライト制御を行うことができる。
なお、ブロック情報取得手段43における処理実行のタイミングは、例えば、外部からの制御信号の入力のタイミングで実行してもよく、また予め設定された制御情報に基づいて映像情報分析手段42により分析結果の情報が入力されたタイミングで実行してもよい。また、ブロック情報取得手段43は、取得したブロック情報をブロック単位制御手段44に出力する。
ブロック単位制御手段44は、ブロック情報取得手段43により得られるブロック情報に基づいて、映像信号に対応するブロック毎にバックライトの輝度を制御するため、例えば、各ブロック単位でオフセット(Off−set)制御や非線形補正等を行う。また、ブロック単位制御手段44は、入力された映像信号に対する各ブロック単位の輝度制御情報に対応させてPWM(Pulse Width Modulation)等によるパルス変調処理を行って制御信号を生成する。なお、上述したコントロールIC14は、ブロック単位制御手段44に含まれる。
ブロック単位制御手段44は、上述したドライバIC13に対して、所定のタイミングで所定のLEDに対する輝度を制御する輝度制御信号をバックライト駆動制御手段45に出力する。また、ブロック単位制御手段44は、上述した輝度制御情報をバックライト輝度補正手段47に出力する。更に、ブロック単位制御手段44は、上述した各ブロック単位のオフセット制御情報や非線形補正情報をバックライト駆動制御手段45及びバックライト輝度補正手段47に出力する。
バックライト駆動制御手段45は、ブロック単位制御手段44により得られるブロック毎の輝度制御信号やオフセット制御情報、非線形補正情報等に対応させて、各ブロック位置に対応するバックライトの駆動制御を行い、所定のタイミングでバックライト手段46のLEDを点灯させる。なお、上述したドライバIC13及びドライバIC群15は、バックライト駆動制御手段45に含まれる。
また、本実施形態におけるバックライト駆動制御手段45は、タイミング制御手段48により表示手段49から出力される映像信号と同期させてバックライトを駆動させるように、タイミング制御手段48からのクロック信号に基づいて、タイミング制御によりLEDを駆動するための制御信号をバックライト手段46に出力することができる。
ここで、バックライトは、通常、LCDに設けられているR(赤)、G(緑)、B(青)の3つの色のLED素子等に対応させて、それぞれ対に設けられている。そのため、画素毎の調整は、LED素子毎に行うことが望ましいが、その場合にはコストや処理時間がかかってしまう。そこで、本実施形態では、所定のブロック単位で処理を行う。これにより、コストの削減と効率化を実現することができる。
バックライト駆動制御手段45は、各ブロックに対応するそれぞれの制御信号をバックライト手段46に出力する。バックライト手段46は、設定された各ブロックに対応するそれぞれの駆動制御信号に基づいて、各ブロックの所定の位置にあるLEDをそれぞれに設定された所定の輝度制御により所定の輝度レベルで点灯させ、その光をバックライトとして表示手段49の画面に照射させる。
バックライト輝度補正手段47は、ブロック単位制御手段44により得られる輝度制御情報、オフセット制御情報、非線形補正情報に基づいて、映像処理手段41により得られる映像信号に対して、バックライトに対する駆動制御情報を用いた輝度補正を行う。つまり、バックライト輝度補正手段47は、ブロック単位のディミング制御情報を逆補正してトリミングし、映像信号側にフィードバックさせる。
ここで、バックライトは、例えば表示手段49の背面等に位置し、輝度制御用のブロック単位で動作している。また、バックライトの動作は、映像信号の解像度に及ばない低解像度の輝度動作である。そのため、本実施形態によれば、映像信号の輝度解像度との差が生じるといったブロック輝度干渉妨害を防止することができ、ユーザに見易くて最適な映像をディスプレイ画面に表示することができる。
また、バックライト輝度補正手段47は、オフセット制御情報及び非線形補正情報により映像信号の補正を行うことで、バックライトのインパルス制御機能等と共に輝度、コントラスト、色等の制御を行うことができる。
なお、本実施形態において、バックライト輝度補正手段47は、輝度制御ブロックの構成により映像信号側にフィードバックさせる情報が変化し、更に表示手段49の輝度透過率等によっても補正量を適切に調整する必要がある。その場合には、例えば予め設定された輝度透過率検出用カメラ等を用いて検出された結果を用いてフィードバックさせる情報を自動的に調整することができる。バックライト輝度補正手段47は、上述した処理等により補正された映像信号をタイミング制御手段48に出力する。
タイミング制御手段48は、バックライト輝度補正手段47により得られる映像信号を表示手段49の画面の水平方向、垂直方向に合わせて表示する時間の制御を行い、表示手段49の一面に表示される画像情報を生成し、生成された画像を表示手段49に出力する。
更に、タイミング制御手段48は、画面に表示する映像と同期してバックライト手段46によるバックライトを点灯させるために、バックライト駆動制御手段45に対し、映像信号を表示手段59に出力したタイミングに対応させて、その映像信号に対応するバックライトを点灯させるタイミング制御信号をバックライト駆動制御手段45に出力する。
これにより、表示手段49による映像出力と、バックライト手段46による当該映像に対応したバックライト出力とを同期させることができる。
表示手段49は、タイミング制御手段48にて生成された映像情報を画面に表示する。なお、表示手段49としては、例えばLCDパネル等を用いることができるが本発明においてはこれに限定されるものではない。
上述した構成により、本実施形態では、LCDパネル等の表示手段49のバックライトを、映像コンテンツに連動させて動的(Dynamic)に動作させることができ、よりハイコントラストな映像を提供することができる。つまり、本実施形態によれば、映像コンテンツに応じた最適なバックライト制御を行うことができる。したがって、LCDバックライトでの様々なディミング動作を行うときに発生する映像信号への輝度干渉妨害を改善することができ、ディミング動作をより最適な動作にすることができる。また、上述したバックライト装置を適用することで、輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供することができる。
また、本実施形態では、従来のAPL検出によって処理される基準輝度制御の他に、輝度ヒストグラム検出等により最適輝度制御が実現でき、例えば、色ヒストグラム検出を行うことで、最適なホワイトバランス(White Balance)制御等によるRGBに対するLEDバックライト制御を行うことができる。
つまり、本実施形態では、各種ヒストグラムの検出結果のみを用いてバックライト輝度制御を行ってもよく、またAPLの検出結果と各種ヒストグラムの検出結果とを組み合わせてバックライト輝度制御を行ってもよい。
<バックライト装置の他の適用例>
なお、上述した本実施形態におけるバックライト装置は、上述したTV等の表示装置として用いられるだけでなく、例えば照明や電子看板、その他の各種ディスプレイ等にも広く適用することができる。つまり、本実施形態におけるバックライト装置は、例えばLED等の発光素子を直列に連結されるような機器全般に適用することができる。そこで、以下にバックライト装置の他の適用例について図を用いて説明する。
図8は、本実施形態におけるバックライト装置を備えた他の適用例を説明するための図である。なお、図8(a)は、本実施形態におけるバックライト装置を照明装置に適用した例を示し、図8(b)は、本実施形態におけるバックライト装置を電子看板システムに適用した例を示している。
図8(a)に示す照明装置50は、一例としてLEDランプを示している。具体的に説明すると、照明装置50は、ランプ本体51内に複数のLED52が直列に接続され、各LEDは照明方向に適した所定位置に配置されている。なお、各LED52は、上述した発光素子ブロックとして構成されていてもよい。
また、直列に接続された複数のLED52は、図8(a)に示すように上述したドライバIC(LED駆動制御手段)53と接続されており、ドライバIC53によりLED毎の駆動が制御される。このような構成により、複数のLEDから発光された光により照明することができる。
更に、本実施形態では、図8(a)に示す各LED52に対して、上述したようにバイパス回路を設けている。したがって、照明装置50は、断線時にもドライバIC53からの電流を他のLEDに供給させることができる。
また、図8(b)に示す電子看板システム60は、一例として1台のPC(Personal Computer)61と複数の電子看板62(図8(b)の例では、電子看板62−1,62−2)とを有するよう構成されている。また、PC61と複数の電子看板とは、インターネット等に代表される通信ネットワーク63を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。
図8(b)に示す電子看板システム60では、管理者等によりPC61を用いて作成、編集がされた商品説明や企業名等を紹介するためのコンテンツ等を、通信ネットワーク63を介して異なる場所に設置された複数の電子看板62上に、同時に表示や更新をすることができる。ここで、上述した電子看板62は、例えば大型の液晶ディスプレイ等を用いており、このような大型の液晶ディスプレイ等においても上述したバックライト装置を適用することができる。
例えば、図8(b)に示す電子看板62において、上述したように、直列に接続された複数のLED(発光素子ブロック)とドライバICとを用いた場合に、各LEDに対して上述したバイパス回路を設けておく。これにより、電子看板62は、断線時にもドライバICからの電流を他のLEDに供給させることができる。したがって、図8(a),(b)に示すような他の適用例においても輝度ムラを防止すると共に、断線時も強く、長時間の駆動が可能な照明及びバックライトを提供することができる。更に、上述したバックライト装置は、PC61の液晶ディスプレイにも同様に適用することができる。
上述したように、本発明によれば、バックライトの輝度ムラや断線に対する駆動制御により適切なバックライトを提供するためのバックライト装置、該バックライト装置を備えた表示装置及び照明装置を提供することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 LEDバックライト駆動制御装置(バックライト装置)
11 表示手段
12,22 素子ブロック
13,53 ドライバIC(LED駆動制御手段)
14 コントロールIC(PWM)
15 ドライバIC群
21 素子(エレメント)
23 輝度ブロック
31,52 LED
32 スイッチ回路(SW)
33 抵抗
34 FET型スイッチング(FET−SW)素子
35 トランジスタ型スイッチング(Tr−SW)素子
36 ツェナーダイオード素子
40 表示装置
41 映像処理手段
42 映像情報分析手段
43 ブロック情報取得手段
44 ブロック単位制御手段
45 バックライト駆動制御手段
46 バックライト手段
47 バックライト輝度補正手段
48 タイミング制御手段
49 表示手段
50 照明装置
51 ランプ本体
60 電子看板システム
61 PC
62 電子看板
63 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 複数の発光素子から発光された光により表示手段を照明するバックライト装置において、
    前記複数の発光素子が直列に接続された発光素子ブロックと、
    前記発光素子ブロックに電流を供給して前記発光素子毎の駆動を制御する駆動制御手段とを有し、
    前記複数の発光素子には、断線時にも前記駆動制御手段からの電流が他の発光素子に供給されるように、前記発光素子毎にバイパス回路を設けることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記バイパス回路は、
    FET型スイッチング回路、トランジスタ型スイッチング回路、及びツェナーダイオード回路のうち、少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記駆動制御手段は、
    直列に接続される前記発光素子の数に応じて決定される電圧値により前記発光素子ブロックに含まれる全ての発光素子に電流を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のバックライト装置。
  4. 前記発光素子は、
    LEDであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のバックライト装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のバックライト装置と、前記バックライト装置により照明される表示手段とを有し、前記表示手段に表示される映像に対応させて前記バックライト装置の輝度を補正することを特徴とする表示装置。
  6. 前記表示手段に表示するために入力される映像信号をフレーム毎に所定のブロックに分割し、該ブロック毎の映像情報を取得するブロック情報取得手段と、
    前記ブロック情報取得手段により分割された各ブロック単位にバックライトの輝度を補正するための制御を行うブロック単位制御手段とを有し、
    前記バックライト装置は、前記ブロック単位制御手段により得られる輝度制御情報に基づいて、前記表示手段に対してブロック毎のバックライトの駆動制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記バックライトに対する前記輝度制御情報に基づいて、入力される映像信号に対する補正を行うバックライト輝度補正手段を有し、
    前記バックライト輝度補正手段により得られる映像信号を前記表示手段により表示することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 複数の発光素子から発光された光により照明する照明装置において、
    前記複数の発光素子が直列に接続された発光素子ブロックと、
    前記発光素子ブロックに電流を供給して前記発光素子毎の駆動を制御する駆動制御手段とを有し、
    前記複数の発光素子には、断線時にも前記駆動制御手段からの電流が他の発光素子に供給されるように、前記発光素子毎にバイパス回路を設けることを特徴とする照明装置。
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