JP2012047357A - 内外連通部材及び熱源機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配管が内蔵された筺体の内側壁面に取付けられる内外連通部材16であって、筺体内の配管の管路を外部に開くものであり、別個独立した複数の管端部材18を有し、各管端部材18は筺体内の配管を接続可能であって、各管端部材18は一体的に集結可能であることを特徴とする内外連通部材16を提供する。
【選択図】図3
Description
後者の構成として、例えば、筺体の内部と外部とを中継する金具を設けたものがある。即ち、筺体の内部から当該金具に配管を接続し、筺体の外部から当該金具に配管等の管状部材や水抜き栓等の栓部材を取付けることで筺体の内外を連通するものである。さらにまた、特許文献1に開示された発明のように、筺体壁面に設けた貫通孔に水やドレンの排出口となる金具を設けたものがある。つまり、筺体内部から当該金具に配管等の管状部材を取付け、当該金具から水やドレンを外部へ排出するものである。
即ち本発明の内外連通部材は、内外連通部材への配管の取付け作業及び内外連通部材の筺体への取付け作業を容易に実施することができる。そのため、熱源機の設置作業やメンテナンス作業を簡易化できる。
具体的に説明すると、例えば栓部材と管端部材にそれぞれ雄ネジ部分と雌ネジ部分を形成して両者を取付ける場合、管端部材が連結部材に対して回転してしまうと、取付けの際に供回りしてしまうおそれがある。つまり、熱源機の筺体に対して位置を固定された連結部材に管端部材が回転可能な状態で取付けられていることにより、栓部材を回転させても管端部材が栓部材と共に回転してしまい、螺合させることができない場合がある。しかしながら、本発明の内外連通部材では管端部材を連結部材に対して回動不能に係止でき、この供回りを確実に防止できる。したがって、このような栓部材の着脱を容易に行うことができる。
また、そのような内外連通部材を備えた本発明の熱源機は、筺体内部の機器から延びる配管の連通口への着脱が容易である。そのことにより、設置作業やメンテナンス作業を簡易化できるという効果がある。加えて本発明の熱源機は、小型化して内部空間が狭い場合であっても筺体内外の連通口への配管の接続を容易に実施できる。そのため、熱源機を小型化しても設置作業やメンテナンス作業が煩雑化しないという効果がある。
一方、外部から供給されてきた湯水は入水配管(図示せず)を介して二次熱交換器5へと供給される。そして、湯水は二次熱交換器5を経て一次熱交換器4に流入する。そしてこのとき、二次熱交換器5及び一次熱交換器4で回収した燃焼ガスの熱によって湯水が加熱される。そして、加熱された湯水は一次熱交換器4の出水口から流出し、給湯先となるカランや浴槽等に向けて供給される。
なお、この中和装置6には、ステンレス製の第1水抜き配管13(配管)と第2水抜き配管14(配管)が接続されており、メンテナンス時等に中和しているドレンを外部へと排出することができる構成となっている。
内外連通部材16は、図3に示されるように、3つの管端部材18と1つの連結部材19によって形成されている。そして、図4で示されるように、3つの管端部材18はそれぞれ独立した別の部材であり、連結部材19に嵌め込まれて一体に結束するものである。つまり、3つの管端部材18が1つの連結部材19に取付けられて一体となり、内外連通部材16となっている。
管端部材18はポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂を射出成形等の適宜な成形手段によって加工して形成されるものである。この管端部材18は、図5、6に示されるように、外形が略円筒状であり、複数の外径の異なる部分から形成されている。即ち、管端部材18の外周面は長手方向(図5,6におけるX方向)に複数の段差部分を介して連続している。そして、外周面の一部分に外側へ向かって大きく突出する突起24b(係止凸部)を有している。
また管端部材18は、その内部を貫通する中心孔28を有し、この中心孔28は管端部材18の長手方向(図5,6におけるX方向)に延びている。そしてこの中心孔28は、その長手方向(図5,6におけるX方向)両端部に外部との境となる配管接続口26及び外部部材接続口27を備えている。即ち、配管接続口26及び外部部材接続口27は中心孔28の開口部分であり、中心孔28は配管接続口26、外部部材接続口27の間を繋ぐように延設されている。
土台部24aは、管端部材18の周方向に延設されると共に外周面から外側に向かって突出しており、その突出方向は外周面に対して直交する方向となっている。また、土台部24aは、管端部材18の外周面において最も外径の大きな部分となっている。そしてこの土台部24aは、厚さ方向(図5,6,7におけるX方向)の両端で細管部23及び露出口形成部25とそれぞれ段差を有して連続している。
突起24bは、土台部24aの外周面から周方向に突出する断面形状がアーチ状の突起である。つまり突起24bの断面形状は、略長方形状であって突出方向の先端部分が凸状に丸みを帯びた半円状となっている。そしてこの突起24bの略中心部分には、突起24bの突出方向に直交する方向、即ち、突起24bの厚さ方向(図5,6,7におけるX方向)に突起24bを貫通する貫通孔24c(係合部)が形成されている。なお、この貫通孔24cの開口形状は円形となっている。
連結部材19は、鉄等の金属やステンレス等の合金で形成された板材に対して、適宜の加工を施すことによって形成されるものである。本実施形態の連結部材19は、板材に対して打ち抜き加工を実施した後、曲げ加工を実施して形成している。即ち、連結部材19は、規定の形状の板材を折り曲げることによって形成されている。この連結部材19は、図9、10に示されるように、一方が開放された略直方体状になるように折り曲げられており、その長手方向(図9,10におけるZ方向)の両端部分に平板状の取付け板部44が形成されている。この取付け板部44は、2つの側面部43の各端部をその長手方向(図9,10におけるZ方向)外方へ折り曲げて形成するものである。
さらに連結部材19は、前面部40の幅方向(図9におけるZ方向)両端部とそれぞれ連続して互いに対向する2つの側面部43を有している。つまり、2つの側面部43は前面部40から同一方向へ突出するように折り曲げられている。
ここで、上面部41及び底面部42と2つの側面部43とは同じ方向へ突出しており、前面部40と上面部41、底面部42、又は2つの側面部43のいずれかとがなす角はすべて略直角となっている。したがって、前面部40、上面部41、底面部42、2つの側面部43とで囲まれた部分は一方が開放された略直方体状となる。
そしてまた、上面部41は側面部43の高さ方向上側(図9,10におけるY方向上側)端部より上側の位置で前面部40から突出し、下面部42は側面部43の高さ方向下側(図9,10におけるY方向下側)端部より下側の位置で前面部40から突出している。加えて、2つの側面部43は、上面部41及び底面部42の幅方向(図9におけるZ方向)両端部より外側の位置で前面部40から突出している。これらのことから、連結部材19の直方体状の部分は、その角部分を切り欠いたような形状となっており、角部分にあたる上面部41と側面部43との間、及び底面部42と側面部43の間には、それぞれ突出方向先端から突出方向基端まで延びる隙間が形成されている。
切り欠き溝46は、図10に示されるように、底面部42においては略長方形状の切り欠きとなっている。即ち、底面部42の突出方向先端から突出方向基端まで延びる切り欠きであり、その突出方向基端部分の近傍に、前面部40に近づくにつれて幅が広くなっていく拡幅部47が形成されている。そして、前面部40に形成された部分と略垂直に連続している。
切り欠き溝46は、図9に示されるように、前面部40においては略アーチ状の切り欠きとなっている。そして前面部40の高さ方向(図9におけるY方向)下端から高さ方向の中心よりやや上側部分まで、底面部42に対して略垂直に延びている。つまり、前面部40の高さ方向(図9におけるY方向)下端側から、底面部42側から上面部41に向かうにつれて幅が狭くなる(下端に向かうにつれて幅が広がる)拡幅部48と、長方形状の部分と、凸形に丸みを帯びた半円状の部分の3つの部分が連続して形成されている。
またこのとき、図8で示されるように、配管接続口26の近傍には内部に向かうにつれて内径が次第に狭径となるテーパ部31bが設けられており、配管への管端部材18の取付けが容易になっている。つまり、配管を管端部材18に挿入する際、正確に位置合わせできていない状態で挿入しても、配管がテーパ部31bに沿って正しい位置へ移動するため、容易に取付けることができる。またさらに、管端部材18の中心孔28の内部では、図8に示されるように、配管挿入部31と連通部32の内径の大きさが異なっており、これらは内径が次第に狭径となるテーパ部31aを介して連続している。そのため、配管は管端部材18の配管挿入部31、又はテーパ部31aまでしか挿入できなくなっており、配管を管端部材18に挿入しすぎることがない。
つまり、図12(d)、図13で示されるように、各管端部材18を取付けた連結部材19を筺体2の内部側壁2bに接触させると共に、内部側壁2bに形成した取付け用貫通孔65と連結部材19の取付け板部44に形成した貫通孔54とを重ねあわせた状態とする。またその状態で、筺体2の外側からねじ等の締結部材64でこれら内部側壁2bの取付け用貫通孔65と連結部材19の貫通孔54とを連通し、連結部材19を内部側壁2bに固着する。
しかしながら管端部材18及び連結部材19の原料及び形成方法はこれに限るものではなく、例えば管端部材18を適宜な金属等で形成してもよい。そのようにすると、管端部材18をより強固に形成することができる。本発明の管端部材18及び連結部材19の原料、作成方法は適宜変更してよい。
また、上記した実施形態では、管端部材18の筺体2の外部側へ突出する部分(露出口形成部25)に適宜の栓部材等の外部部材を取付ける構成としたが、本発明の内外連通部材はこのような構成に限るものではない。管端部材18の形状を適宜変更して、各種配管内を流れてくる水やドレン等の液体、又は気体を管端部材18から筺体2の外部へ直接排出する構成であってもよい。即ち、管端部材18そのものが排出口、供給口を形成してもよい。
2 筺体
2b 内部側壁
11 水抜き管(配管)
13 第1水抜き配管(配管)
14 第2水抜き配管(配管)
16 内外連通部材
18 管端部材
19 連結部材
24b 突起(係止凸部)
24c 貫通孔(係合部)
51 係止溝
52 突出片(係合部)
Claims (6)
- 配管が内蔵された筺体の内側壁面に取付けられる内外連通部材であって、
筺体内の配管の管路を外部に開くものであり、別個独立した複数の管端部材を有し、各管端部材は筺体内の配管を接続可能であって、各管端部材は一体的に集結可能であることを特徴とする内外連通部材。 - 複数の管端部材を取付け可能な連結部材を有し、複数の管端部材が前記連結部材を介して一体的に結合することを特徴とする請求項1に記載の内外連通部材。
- 前記管端部材を前記連結部材に対して回動不能に係止する係止部を備え、前記係止部が前記連結部材と前記管端部材の少なくともいずれかに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内外連通部材。
- 前記係止部は、前記管端部材及び前記連結部材のいずれか一方に形成される係止凸部と、他方に形成される係止溝とから形成されるものであり、前記係止凸部と前記係止溝には対になる係合部がそれぞれ形成されるものであって、前記係止溝に係止凸部が嵌入された状態で前記係合部が係合可能であることを特徴とする請求項3に記載の内外連通部材。
- 複数の管端部材を一体的に結合する連結手段が前記管端部材に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の内外連通部材。
- 外部から供給された燃料を燃焼し、湯水を介して熱を供給する熱源機であって、給水系統、排水系統、燃料供給系統の少なくともいずれかに請求項1乃至5のいずれかに記載の内外連通部材を備えたことを特徴とする熱源機。
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