JP2012044524A - 通信端末、および双方向通信方法 - Google Patents

通信端末、および双方向通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】音声通信を行うことが困難な人あるいは困難な状況にある人、テキスト通信を行うことが困難な人あるいは困難な状況にある人との双方向のコミュニケーションを実現できる技術を提供する。
【解決手段】通信端末1は、メール端末3から音声変換対象メールを受信した場合に着信通知を行い、この着信通知に対する応答操作を受け付けたならば、メール端末3との間に疑似的な通話路を確立する。また、メール端末3への発信操作を受け付けたならば、メール端末3との間に疑似的な通話路を確立する。そして、メール端末3との間に疑似的な通話路が確立されたならば、この音声変換対象メール、およびその後にメール端末3から受信する音声変換対象メールのテキストデータから変換された音声データを再生出力するとともに、入力音声データから変換されたテキストデータを含む電子メールをメール端末3に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末に関し、特に、テキスト・音声変換機能を使って通信相手の電話端末あるいはテキスト通信端末と双方向通信を実現する技術に関する。
特許文献1には、電話と電子メールとが連動する、操作性および利便性に優れた電子メール連動ボタン電話装置が開示されている。
この電子メール連動ボタン電話装置には、電話番号とメールアドレスとが対応付けられて予め記憶される。そして、電子メール連動ボタン電話装置は、画面に表示されたメールアドレスが操作者により指定されると、このメールアドレスに対応付けられて記憶されている電話番号に対して呼を自動発信する。また、画面に表示された電話番号が操作者により指定されると、この電話番号に対応付けられて記憶されているメールアドレスに電子メールを自動送信する。
特開2002−325128号公報
特許文献1に記載の電子メール連動ボタン電話装置は、メールアドレスの指定に電話を連動、あるいは電話番号の指定に電子メールを連動させる技術であり、当事者間のコミュニケーション自体は、同じメディア(電話あるいは電子メール)で実施される。聴覚障害者などの音声通信を行うことが困難な人、あるいは声を出すことに配慮が必要な環境(例えば電車内)や声が聞き取り難い環境(例えば工事現場)にいるなど、音声通信を行うことが困難な状況にある人と、視覚障害者などのテキスト通信を行うことが困難な人、あるいはテキスト入力できない環境(例えば歩行中)にいるなど、テキスト通信を行うことが困難な状況にある人とのコミュニケーションについて、十分な配慮がなされていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、音声通信を行うことが困難な人あるいは困難な状況にある人と、テキスト通信を行うことが困難な人あるいは困難な状況にある人との双方向のコミュニケーションを実現できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第一の態様は、相手端末からテキストデータを受信した場合に、このテキストデータを音声変換するとともに着信通知を行い、操作者がこの着信通知に応答したならば、変換された音声を再生し、操作者から音声入力を受け付ける。そして、操作者から入力された音声をテキスト変換して相手端末に送信する。また、操作者により相手端末への発信操作がなされた場合、操作者から音声入力を受け付けて、この入力された音声をテキスト変換し、変換されたテキストデータを相手端末に送信する。そして、相手端末からテキストデータを受信したならば、このテキストデータを音声変換し、変換された音声を再生する。
例えば、本発明の第一の態様は、相手端末とのテキスト通信機能を備えた通信端末であって、
前記相手端末から受信したテキストデータを音声データに変換するとともに、入力された音声データをテキストデータに変換するデータ変換手段と、
通話状態が未通話のときに前記相手端末への発信操作を受け付けた場合には通話状態を通話中に移行させ、通話状態が未通話のときに前記相手端末からテキストデータを受信した場合には着信通知を行い、当該着信通知に対する応答操作を受け付けたならば、通話状態を通話中に移行させる発着信制御手段と、
通話状態が通話中のときに、前記データ変換手段により変換された音声データを再生するとともに、前記データ変換手段により変換されたテキストデータを前記相手端末に送信する通話制御手段と、を有する。
また、本発明の第二の態様は、相手端末から着呼した場合に、自動応答して相手端末から音声データを受け付け、この音声データをテキスト変換して表示する。そして、操作者からテキスト入力を受け付け、入力されたテキストデータを音声変換して相手端末に送信する。また、操作者により相手端末への発信操作がなされた場合、操作者から受け付けたテキストデータを音声変換するとともに、相手端末に発呼し、相手端末が応答したならば、変換された音声データを相手端末に送信する。そして、相手端末から送られてきた音声データをテキスト変換して表示する。
例えば、本発明の第二の態様は、相手端末との音声通信機能を備えた通信端末であって、
通話路を介して前記相手端末から受信した音声データをテキストデータに変換するとともに、入力されたテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、
前記相手端末から呼が着信した場合には自動応答して前記通話路を確立し、前記相手端末への発信操作がなされた場合には当該相手端末へ呼を発信して前記通話路を確立する発着信制御手段と、
前記データ変換手段により変換されたテキストデータを表示するとともに、前記データ変換手段により変換された音声データを、前記通話路を介して前記相手端末に送信する通話制御手段と、を有する。
本発明によれば、音声通信を行うことが困難な人あるいは困難な状況にある人、テキスト通信を行うことが困難な人あるいは困難な状況にある人との双方向のコミュニケーションを実現することができる。
図1(A)は、本発明の第一実施の形態に係る通信端末1の着信動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、図1(B)は、本発明の第一実施の形態に係る通信端末1の発信動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 図2は、本発明の第一実施の形態に係る通信端末1の概略機能構成図である。 図3は、本発明の第一実施の形態に係る通信端末1の、メール端末3からの着信動作を説明するためのフロー図である。 図4は、本実施の形態に係る通信端末1の、メール端末3への発信動作を説明するためのフロー図である。 図5(A)は、本発明の第二実施の形態に係る通信端末2の着信動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、図5(B)は、本発明の第二実施の形態に係る通信端末2の発信動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 図6は、本発明の第二実施の形態に係る通信端末2の概略機能構成図である。 図7は、本実施の形態に係る通信端末2の、電話端末4からの着信動作を説明するためのフロー図である。 図8は、本実施の形態に係る通信端末2の、電話端末4への発信動作を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
<第一実施の形態>
まず、本発明の第一実施の形態として、通信端末のユーザが、音声を使って、携帯端末、PC等の電子メールの送受信機能を備えたメール端末のユーザと双方向のコミュニケーションを行うことができる通信端末を説明する。
図1(A)は、本発明の第一実施の形態に係る通信端末1の着信動作の一例を説明するためのシーケンス図である。ここで、符号3は、メール端末である。
通信端末1は、音声変換指示を伴う電子メール(以下、音声変換対象メール)をメール端末3から受信すると(S101)、この音声変換対象メールのメール本文に含まれているテキストデータを音声データに変換するとともに(S102)、着信鳴動して(S103)、ユーザに着信があったことを知らせる。なお、受信メールが音声変換対象メールであるか否かの判断は、例えば、タイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列が挿入されているか否かを調べることで判断する。
つぎに、通信端末1は、ユーザから応答操作を受け付けると(S104)、変換された音声データを再生して(S105)、ユーザの発話を待つ。そして、ユーザが発話を開始し、通信端末1に音声データが入力されると(S106)、通信端末1は、入力された音声データをテキストデータに変換する(S107)。それから、通信端末1は、ユーザから送信操作を受け付けると(S108)、変換されたテキストデータがメール本文に展開された返信メールを生成し(S109)、この返信メールをメール端末3に送信する(S110)。
なお、着信鳴動(S103)に対して所定時間内にユーザからの応答操作(S104)を受け付けなかった場合、通信端末1は、S105以降を実施する代わりに、S102で変換された音声データを伝言メッセージとして保存し、所定の不在通知メールをメール端末3に送信する。また、通信端末1が不在設定されている場合、通信端末1は、S103以降を実施する代わりに、S102で変換された音声データを伝言メッセージとして保存し、所定の不在通知メールをメール端末3に送信する。
図1(B)は、本発明の第一実施の形態に係る通信端末1の発信動作の一例を説明するためのシーケンス図である。ここで、図1(A)と同じものには、同じ符号を付している。
通信端末1は、メール端末3に対する発信操作をユーザから受け付けると(S121)、ユーザの発話を待つ。そして、ユーザが発話を開始し、通信端末1に音声データが入力されると(S122)、通信端末1は、入力された音声データをテキストデータに変換する(S123)。それから、通信端末1は、ユーザから送信操作を受け付けると(S124)、変換されたテキストデータがメール本文に展開された電子メールを生成し(S125)、この電子メールをメール端末3に送信する(S126)。
つぎに、通信端末1は、メール端末3から返信メール(音声変換対象メール)を受信すると(S127)、この返信メールのメール本文に含まれているテキストデータを音声データに変換し(S128)、この音声データを再生する(S129)。
図2は、本実施の形態に係る通信端末1の概略機能構成図である。
図示するように、本実施の形態に係る通信端末1は、通信インターフェース部101と、マンマシンインターフェース部102と、メール送受信部103と、メール機能部104と、テキスト・音声変換部105と、音声・テキスト変換部106と、電話機能部107と、を有する。
通信インターフェース部101は、通信網に接続し、メール端末3、および図示していない電話端末などと通信を行うためのインターフェースである。
マンマシンインターフェース部102は、ユーザが電話、電子メールおよび各種操作を行うためのインターフェースであり、図示していないが、ハンドセット、スピーカ、フックボタン、ダイヤルキー等の操作部、およびLCD等の表示部を備える。
メール送受信部103は、SMTP、POP3等の通信プロトコルに従い、通信インターフェース部101を介して電子メールの送受信を行う。
メール機能部104は、電子メールの作成、閲覧および管理を行う電子メールクライアントである。メール機能部104は、マンマシンインターフェース部102を介してユーザから受け付けたテキストデータをメール本文に展開して送信メールを作成したり、メール送受信部103から受け取った受信メールを、マンマシンインターフェース部102を介してユーザに通知したり、送受信メールを保存したりする。
また、メール機能部104は、メール送受信部103から受け取った受信メールが音声変換対象メールである場合に、この受信メールのメール本文に含まれているテキストデータを、この受信メールの送信元アドレスとともに電話機能部107に渡す。さらに、メール機能部104は、電話機能部107からメールアドレスとともにテキストデータを受け取った場合、このメールアドレスを送信先アドレスとし、このテキストデータがメール本文に展開された電子メールを生成し、この電子メールをメール送受信部103に渡す。
テキスト・音声変換部105は、電話機能部107から受け取ったテキストデータを音声データに変換し、この音声データを電話機能部107に渡す。
音声・テキスト変換部106は、電話機能部107から受け取った音声データをテキストデータに変換し、このテキストデータを電話機能部107に渡す。
電話機能部107は、通信インターフェース部101を介して、発着信処理、通話処理、留守録処理等の電話本来の機能を実現する。加えて、電話機能部107は、メール機能部104から音声変換対象メールの送信元アドレスとメール本文のテキストデータとを受け取った場合、および、メールアドレスの指定を伴う発信操作をユーザから受け取った場合に、メール機能部104、テキスト・音声変換部105、および音声・テキスト変換部106と連携して、音声によるメール端末3との双方向コミュニケーション機能をユーザに提供する。これらの機能を実現するため、図示するように、電話機能部107は、発着信制御部1071と、通話制御部1072と、留守録制御部1073と、を有する。
発着信制御部1071は、呼の発着信処理を行って、通信インターフェース部101を介して、通話相手である電話端末との間に通話路を確立する。
加えて、発着信制御部1071は、通話状態が未通話(通話中および発着信処理中以外の状態)のときに音声変換対象メールが受信されると、マンマシンインターフェース部102を着信鳴動させる。そして、所定時間内にマンマシンインターフェース部102を介してユーザから応答操作を受け付けたならば、音声変換対象メールの送信元メールアドレスにより特定されるメール端末3との間に疑似的な通話路を確立して、通話状態を通話中に移行させる。
また、発着信制御部1071は、通話状態が未通話のときに、マンマシンインターフェース部102を介してユーザから、メールアドレスの指定を伴う発信操作を受け付けた場合、このメールアドレスにより特定されるメール端末3との間に疑似的な通話路を確立して、通話状態を通話中に移行させる。
通話制御部1072は、通話処理を行って、発着信制御部1071により確立された通話路を介して、通話相手である電話端末との通話を実現する。
加えて、通話制御部1072は、音声変換対象メールのメール本文のテキストデータをテキスト・音声変換部105に渡して、このテキストデータから変換された音声データをテキスト・音声変換部105から取得する。そして、音声変換対象メールの送信元アドレスにより特定されるメール端末3との間に疑似的な通話路が発着信制御部1071により確立されて、通話状態が通話中となっているならば、このテキストデータから変換された音声データをマンマシンインターフェース部102に出力する。
また、通話制御部1072は、発着信制御部1071によりメール端末3との間に疑似的な通話路が確立されて、通話状態が通話中となっている場合、マンマシンインターフェース部102に入力されたユーザの音声データを音声・テキスト変換部106に渡して、この音声データから変換されたテキストデータを音声・テキスト変換部106から取得する。そして、取得したテキストデータを、このメール端末3のメールアドレスとともにメール機能部104に渡す。
留守録制御部1073は、自通信端末1が不在設定されている場合、電話端末から着信した呼に留守録処理を行って、この電話端末から音声メッセージを伝言メッセージとして取得して保存する。
加えて、留守録制御部1073は、自通信端末1が不在設定されている場合に音声変換対象メールが受信されると、音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを伝言メッセージとして通話制御部1072から取得して保存するとともに、予め用意された不在メッセージのテキストデータを、音声変換対象メールの送信元アドレスとともにメール機能部104に渡す。
また、音声変換対象メールの受信に起因して、発着信制御部1071がマンマシンインターフェース部102を着信鳴動させた場合に、所定時間内にマンマシンインターフェース部102を介してユーザから応答操作を受け付けなければ、留守録制御部1073は、音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを、伝言メッセージとして通話制御部1072から取得して保存するとともに、不在メッセージのテキストデータを、音声変換対象メールの送信元アドレスとともにメール機能部104に渡す。
図3は、本実施の形態に係る通信端末1の、メール端末3からの着信動作を説明するためのフロー図である。このフローは、通信端末1が、通話状態が未通話のときに、メール端末3から音声変換対象メールを受信することで開始される。
まず、メール機能部104は、受信メール(音声変換対象メール)のメール本文からテキストデータを抽出し、このテキストデータを、音声変換対象メールの送信元アドレス(メール端末3のメールアドレス)とともに電話機能部107に渡す(S201)。
これを受けて、電話機能部107において、通話制御部1072は、音声変換対象メールのメール本文のテキストデータをテキスト・音声変換部105に渡す。テキスト・音声変換部105は、受け取ったテキストデータを音声データに変換して、この音声データを通話制御部1072に渡す(S202)。
また、発着信制御部1071は、自通信端末1が不在設定されているか否かを調べる(S203)。自通信端末1が不在設定されていないならば(S203でNO)、発着信制御部1071は、マンマシンインターフェース部102を着信鳴動させて(S204)、マンマシンインターフェース部102を介してユーザからの応答操作を待つ(S205)。
ここで、自通信端末1が不在設定されている場合(S203でYES)、あるいは着信鳴動に対する応答操作をユーザから受け付けることなく(S205でNO)、所定時間の経過によりタイムアウトした場合(S206でYES)、発着信制御部1071は、留守録制御部1073に不在処理を指示する。これを受けて、留守録制御部1073は、テキスト・音声変換部105によりテキストデータから変換された音声データを通話制御部1072から取得して、この音声データを伝言メッセージとして保存する(S207)。
つぎに、留守録制御部1073は、予め用意された不在メッセージのテキストデータを、音声変換対象メールの送信元アドレスとともにメール機能部104に渡す。これを受けて、メール機能部104は、不在メッセージのテキストデータがメール本文に展開された電子メールを不在通知メールとして作成する(S208)。なお、タイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列を挿入して、この不在通知メールが、音声変換対象メールに対する返信メールであることを明示するようにしてもよい。
つぎに、メール機能部104は、メール送受信部103および通信インターフェース部101を介して、電話機能部107から受け取ったメールアドレスにより特定されるメール端末3に、この不在通知電子メールを送信する(S209)。これにより、このフローが終了する。
一方、所定時間の経過によりタイムアウトする前に(S206でNO)、着信鳴動(S204)に対する応答操作をユーザから受け付けた場合(S205でYES)、発着信制御部1071は、メール端末3との間に疑似的な通話路を確立して、通話状態を「未通話」から「通話中」に変更する(S210)。
つぎに、通話制御部1072は、音声変換対象メールの送信元アドレスにより特定されるメール端末3との間に疑似的な通話路を確立したならば、テキスト・音声変換部105により音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを再生して、マンマシンインターフェース部102に出力する(S211)。
その後、通話制御部1072は、ユーザにより発話が開始され、マンマシンインターフェース部102に音声データが入力されると(S212でYES)、この音声データの蓄積を開始する(S213)。そして、通話制御部1072は、蓄積された音声データから所定時間以上継続する無音状態を検出すると(S214でYES)、音声データの蓄積を終了するとともに、それまでに蓄積された音声データを音声・テキスト変換部106に渡す。音声・テキスト変換部106は、受け取った音声データをテキストデータに変換して、この変換されたテキストデータを通話制御部1072に渡す(S215)。
それから、通話制御部1072は、マンマシンインターフェース部102を介してユーザから送信操作を受け付けると(S216でYES)、音声・テキスト変換部106から受け取ったユーザ音声のテキストデータを、疑似的な通話路の接続相手(メール端末3)のメールアドレスとともに、メール機能部104に渡す。これを受けて、メール機能部104は、ユーザ音声のテキストデータがメール本文に展開された電子メールを作成する(S217)。なお、タイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列を挿入して、この電子メールが、音声変換対象メールに対する返信メールであることを明示するようにしてもよい。
つぎに、メール機能部104は、メール送受信部103および通信インターフェース部101を介して、電話機能部107から受け取ったメールアドレスにより特定されるメール端末3に、この作成した電子メールを送信する(S218)。
また、メール機能部104は、通信インターフェース部101およびメール送受信部103を介して音声変換対象メールを新たに受信すると(S219でYES)、この音声変換対象メールのメール本文からテキストデータを抽出し、このテキストデータを、この音声変換対象メールの送信元アドレスとともに、電話機能部107に渡す(S220)。
これを受けて、電話機能部107において、通話制御部1072は、新たな音声変換対象メールのメール本文のテキストデータをテキスト・音声変換部105に渡す。テキスト・音声変換部105は、受け取ったテキストデータを音声データに変換し、この音声データを通話制御部1072に渡す(S221)。
つぎに、通話制御部1072は、新たな音声変換対象メールの送信元アドレスが疑似的な通話路の接続先(メール端末3)のメールアドレスであるか否かを確認する(S222)。新たな音声変換対象メールの送信元アドレスが疑似的な通話路の接続先(メール端末3)のメールアドレスである場合(S222でYES)、通話制御部1072は、テキスト・音声変換部105により新たな音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを再生して、この音声データをマンマシンインターフェース部102に出力する(S223)。
一方、新たな音声変換対象メールの送信元アドレスが疑似的な通話路の接続先(メール端末3)のメールアドレスでない場合(S222でNO)、通話制御部1072は、留守録制御部1073に話中処理を指示する。これを受けて、留守録制御部1073は、テキスト・音声変換部105により新たな音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを、通話制御部1072から取得して、この音声データを伝言メッセージとして保存する(S224)。
つぎに、留守録制御部1073は、予め用意された話中メッセージのテキストデータを、新たな音声変換対象メールの送信元アドレスとともに、メール機能部104に渡す。これを受けて、メール機能部104は、話中メッセージのテキストデータがメール本文に展開された電子メールを作成する(S225)。なお、タイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列を挿入して、この電子メールが、音声変換対象メールに対する返信メールであることを明示するようにしてもよい。
つぎに、メール機能部104は、メール送受信部103および通信インターフェース部101を介して、電話機能部107から受け取ったメールアドレスに、この作成した電子メールを送信する(S226)。
また、通話制御部1072は、マンマシンインターフェース部102を介してユーザから終話操作を受け付けると(S227でYES)、確立中の疑似的な通話路を切断して、通話状態を「通話中」から「未通話」に変更する(S228)。これにより、このフローが終了する。
なお、終話操作を受け付けるまで(S227がNOの間)、次の音声入力を待ち(S212)、音声入力後の無音区間を検出する度に、入力音声をテキストに変換する。
図4は、本実施の形態に係る通信端末1の、メール端末3への発信動作を説明するためのフロー図である。このフローは、通信端末1が、通話状態が未通話のときに、メール端末3への発信操作をユーザから受け付けることで開始される。
まず、発着信制御部1071は、発信操作で指定されたメールアドレスにより特定されるメール端末3との間に疑似的な通話路を確立して、通話状態を「未通話」から「通話中」に変更する(S251)。
つぎに、通話制御部1072は、ユーザにより発話が開始され、マンマシンインターフェース部102に音声データが入力されると(S252でYES)、この音声データの蓄積を開始する(S253)。そして、通話制御部1072は、蓄積された音声データから所定時間以上継続する無音状態を検出すると(S254でYES)、音声データの蓄積を終了するとともに、それまでに蓄積された音声データを音声・テキスト変換部106に渡す。音声・テキスト変換部106は、受け取った音声データをテキストデータに変換して、このテキストデータを通話制御部1072に渡す(S255)。
それから、通話制御部1072は、マンマシンインターフェース部102を介してユーザから送信操作を受け付けると(S256でYES)、音声・テキスト変換部106から受け取ったユーザ音声のテキストデータを、疑似的な通話路の接続相手(メール端末3)のメールアドレスとともに、メール機能部104に渡す。これを受けて、メール機能部104は、ユーザ音声のテキストデータがメール本文に展開された電子メールを作成する(S257)。なお、タイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列を挿入して、この電子メールが、音声データをテキストデータに変換することにより得られたメールであることを明示するようにしてもよい。
つぎに、メール機能部104は、メール送受信部103および通信インターフェース部101を介して、電話機能部107から受け取ったメールアドレスにより特定されるメール端末3に、この作成した電子メールを送信する(S258)。
また、メール機能部104は、通信インターフェース部101およびメール送受信部103を介して音声変換対象メールを受信すると(S259でYES)、音声変換対象メールのメール本文からテキストデータを抽出し、このテキストデータを音声変換対象メールの送信元アドレスとともに、電話機能部107に渡す(S260)。
これを受けて、電話機能部107において、通話制御部1072は、音声変換対象メールのメール本文のテキストデータをテキスト・音声変換部105に渡す。テキスト・音声変換部105は、受け取ったテキストデータを音声データに変換して、この音声データを通話制御部1072に渡す(S261)。
つぎに、通話制御部1072は、音声変換対象メールの送信元アドレスが疑似的な通話路の接続先(メール端末3)のメールアドレスであるか否かを確認する(S262)。音声変換対象メールの送信元アドレスが疑似的な通話路の接続先(メール端末3)のメールアドレスである場合(S262でYES)、通話制御部1072は、テキスト・音声変換部105により音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを再生して、マンマシンインターフェース部102に出力する(S263)。
一方、音声変換対象メールの送信元アドレスが疑似的な通話路の接続先(メール端末3)のメールアドレスでない場合(S262でNO)、通話制御部1072は、留守録制御部1073に話中処理を指示する。これを受けて、留守録制御部1073は、テキスト・音声変換部105により音声変換対象メールのメール本文のテキストデータから変換された音声データを、通話制御部1072から取得して、この音声データを伝言メッセージとして保存する(S264)。
つぎに、留守録制御部1073は、予め用意された話中メッセージのテキストデータを、音声変換対象メールの送信元アドレスとともに、メール機能部104に渡す。これを受けて、メール機能部104は、話中メッセージのテキストデータがメール本文に展開された電子メールを作成する(S265)。なお、タイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列を挿入して、この電子メールが、音声変換対象メールに対する返信メールであることを明示するようにしてもよい。
つぎに、メール機能部104は、メール送受信部103および通信インターフェース部101を介して、電話機能部107から受け取ったメールアドレスに、この作成した電子メールを送信する(S266)。
また、通話制御部1072は、マンマシンインターフェース部102を介してユーザから終話操作を受け付けると(S267でYES)、確立中の疑似的な通話路を切断して、通話状態を「通話中」から「未通話」に変更する(S268)。これにより、このフローが終了する。
なお、終話操作を受け付けるまで(S267がNOの間)、次の音声入力を待ち(S252)、音声入力後の無音区間を検出する度に、入力音声をテキストに変換する。
以上、本発明の第一実施の形態について説明した。
本実施の形態に係る通信端末1は、通話状態が未通話のときにメール端末3から音声変換対象メールを受信した場合に、着信通知を行い、この着信通知に対する応答操作を受け付けたならば、メール端末3との間に疑似的な通話路を確立して、通話状態を通話中に移行させる。また、通話状態が未通話のときにメール端末3への発信操作を受け付けたならば、メール端末3との間に疑似的な通話路を確立して、通話状態を通話中に移行させる。
メール端末3との間に疑似的な通話路が確立され、通話状態が通話中となったならば、この音声変換対象メール、およびその後にメール端末3から受信する音声変換対象メールのテキストデータから変換された音声データを再生出力するとともに、入力音声データから変換されたテキストデータを含む電子メールをメール端末3に送信する。
したがって、本実施の形態によれば、通信端末1のユーザは、テキスト入力を行うことが困難な場合でも、音声を使ってメール端末3のユーザと双方向のコミュニケーションを行うことができる。
また、本実施に形態に係る通信端末1は、通話状態が未通話のときにメール端末3から音声変換対象メールを受信した場合に、着信通知に対する応答操作を受け付けることなく所定時間を経過したならば、あるいは、自通信端末1が不在設定されているならば、この音声変換対象メールのテキストデータから変換された音声データを伝言メッセージとして保存するとともに、所定の不在メッセージが記述された電子メールをメール端末3に返信する。なお、1つ以上の伝言メッセージが未再生のまま保存されている場合、未通話中の所定のタイミング(予め設定された時刻が到来したタイミング、保存時から所定の時間を経過したタイミング、ユーザが通信端末1に次の操作をしたタイミング等)に、留守録制御部107が、その旨を通知する音声をマンマシンインターフェース部102から自動的に出力するようにしてもよい。
したがって、本実施の形態によれば、通話状態が未通話のときにメール端末3から音声変換対象メールを受信した場合において、通信端末1のユーザが不在、会議等によりすぐに対応できない状態にある場合に、その旨をメール端末3のユーザに迅速に知らせることができる。
また、本実施に形態に係る通信端末1は、通話状態が通話中のときに、確立している疑似的な通話路の接続先以外から音声変換対象メールを受信した場合に、この音声変換対象メールのテキストデータから変換された音声データを伝言メッセージとして保存するとともに、所定の話中メッセージが記述された電子メールをこの音声変換対象メールの送信元に返信する。なお、通話中に伝言メッセージが保存された場合、通話制御部1072がユーザからの終話操作に応じて疑似的な通話路を切断したタイミングで、留守録制御部107が、伝言メッセージをマンマシンインターフェース部102から自動的に出力するようにしてもよい。
したがって、本実施の形態によれば、通話状態が通話中のときに通話相手のメール端末3以外から音声変換対象メールを受信した場合に、通信端末1のユーザが話中によりすぐに対応できない旨を、この音声変換対象メールの送信元に迅速に知らせることができる。
また、本実施の形態に係る通信端末1は、受信した電子メールのタイトル、メール本文等の所定領域に所定の文字・記号列が含まれている場合に、この電子メールを音声変換対象メールと判断している。
したがって、本実施の形態によれば、メール端末3のユーザは、電子メールの所定領域に所定の文字・記号列を挿入して、この電子メールを音声変換対象メールとして通信端末1に送信することで、通信端末1のユーザに、電話をかけた場合と同じような迅速さで、この電子メールに対応させることが可能となる。
なお、本実施の形態において、通信端末1は、受信メールが音声変換対象メールである場合に、この音声変換対象メールからテキストデータを抽出して音声データに変換し、この音声データを再生(疑似的な通話路確立の場合)あるいは保存(不在、話中の場合)している。しかし、本発明はこれに限定されない。通信端末1のユーザの指示に従い、すべての受信メールからテキストデータを抽出して音声データに変換し、再生あるいは保存するようにしてもよい。
また、通信端末1は、電子メールを利用して相手端末と通信しているが、本発明は、テキスト通信を利用して相手端末と通信する場合に広く適用可能である。
<第二実施の形態>
つぎに、本発明の第二実施の形態として、テキストを使って電話端末のユーザと双方向のコミュニケーションを行うことができる通信端末を説明する。
図5(A)は、本発明の第二実施の形態に係る通信端末2の着信動作の一例を説明するためのシーケンス図である。ここで、符号4は、固定電話機、携帯端末、IP電話機等の電話端末である。
通信端末2は、電話端末4から呼の接続要求を受信(着呼)すると(S141)、無鳴動応答して(S142)、電話端末4との間に通話路を確立する。そして、この通話路を介して電話端末4に操作音声ガイドを送出する(S143)。ここで、音声操作ガイドには、例えば、通信端末2のユーザがテキストを使ってコミュニケーションするためレスポンスに時間がかかること、および電話端末4のユーザの発話内容をテキスト変換して通信端末2のユーザに通知するタイミングを所定のPBで指示することなどを電話端末4のユーザに知らせるための音声アナウンスが含まれる。
つぎに、通信端末2は、電話端末4のユーザが発話し、その音声データが通話路を介して電話端末4から送られてくると(S144)、この音声データをテキストデータに変換する(S145)。
それから、通信端末2は、電話端末4のユーザが所定のPBを操作し、そのPB信号が通話路を介して電話端末4から送られてくると(S146)、この電話端末4を送信元とし、この電話端末4の音声データから変換されたテキストデータがメール本文に展開された疑似受信メールを作成して、この疑似受信メールの着信通知を行う(S147)。
つぎに、通信端末2は、ユーザから表示操作を受け付けると(S148)、この疑似受信メールを表示する(S149)。そして、ユーザから、テキスト入力を伴う疑似返信メールの作成指示を受け付けて(S150)、入力されたテキストデータがメール本文に展開された疑似送信メールを作成する(S151)。その後、ユーザから返信操作を受け付けると(S152)、通信端末2は、疑似送信メールのメール本文に含まれているテキストデータを音声データに変換し(S153)、通話路を介して電話端末4に、この音声データを送信する(S154)。
なお、疑似受信メールの着信通知(S147)に対して所定時間内にユーザから表示操作(S148)を受け付けなかった場合、通信端末2は、S149以降を実施する代わりに、不在を表す所定の音声アナウンスを、通話路を介して電話端末4に送信する。
図5(B)は、本発明の第二実施の形態に係る通信端末2の発信動作の一例を説明するためのシーケンス図である。ここで、図5(A)と同じものには、同じ符号を付している。
通信端末2は、ユーザから、電話端末4への発信操作を受け、さらに、テキスト入力を伴う疑似送信メールの作成指示を受け付けると(S161)、入力されたテキストデータがメール本文に展開された、電話端末4を送信先とする疑似送信メールを作成する(S162)。その後、ユーザから送信操作を受け付けると(S163)、通信端末2は、電話端末4に呼の接続要求を送信(発呼)する(S164)。そして、電話端末4から応答を受け付けることにより(S165)、電話端末4との間に通話路を確立する。
つぎに、通信端末2は、通話路を介して電話端末4に、着信動作の場合と同様な操作音声ガイドを送出する(S166)。それから、通信端末2は、作成した疑似送信メールのメール本文に含まれているテキストデータを音声データに変換し(S167)、通話路を介して電話端末4に、この音声データを送信する(S168)。
つぎに、通信端末2は、電話端末4のユーザが発話し、その音声データが通話路を介して電話端末4から送られてくると(S169)、この音声データをテキストデータに変換する(S170)。
それから、通信端末2は、電話端末4のユーザが所定のPBを操作し、そのPB信号が通話路を介して電話端末4から送られてくると(S171)、この電話端末4を送信元とし、この電話端末4の音声データから変換されたテキストデータがメール本文に展開された疑似受信メールを作成して、この疑似受信メールの着信通知を行う(S172)。そして、通信端末2は、ユーザから表示操作を受け付けると(S173)、この疑似受信メールを表示する(S174)。
図6は、本実施の形態に係る通信端末2の概略機能構成図である。
図示するように、本実施の形態に係る通信端末2は、通信インターフェース部201と、マンマシンインターフェース部202と、メール送受信部203と、メール機能部204と、疑似メール機能部205と、電話帳記憶部206と、テキスト・音声変換部207と、音声・テキスト変換部208と、電話機能部209と、を有する。
通信インターフェース部201は、通信網と接続し、電話端末4、および図示していないメール端末などと通信を行うためのインターフェースである。
マンマシンインターフェース部202は、ユーザが電話、メールおよび各種操作を行うためのインターフェースであり、図示していないが、ハンドセット、スピーカ、フックボタン、ダイヤルキー等の操作部、およびLCD等の表示部を備える。
メール送受信部203は、SMTP、POP3等の通信プロトコルに従い、通信インターフェース部201を介して電子メールの送受信を行う。
メール機能部204は、電子メールの作成、閲覧および管理を行う電子メールクライアントである。メール機能部204は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから受け付けたテキストデータをメール本文に展開して送信メールを作成したり、メール送受信部203から受け取った受信メールを、マンマシンインターフェース部202を介してユーザに通知したり、送受信メールを保存したりする。
疑似メール機能部205は、通信端末2のユーザがテキストを使って電話端末4のユーザとの双方向のコミュニケーションを実現するために利用する電子メール(疑似送信メール、疑似受信メール:これらをまとめて疑似メールと呼ぶ)を作成する。例えば、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから受け付けた指示に従い疑似送信メールを作成し、この疑似送信メールのメール本文に展開されているテキストデータを、この疑似メールの送信先の電話番号とともに電話機能部209に渡す。また、電話機能部209から受け取ったテキストデータをメール本文に展開して、このテキストデータとともに電話機能部209から受け取った電話番号を送信元とする疑似受信メールを作成し、マンマシンインターフェース部202に出力する。また、これらの疑似メールを保存する。
電話帳記憶部206には、電話番号、メールアドレス、および氏名、住所等を含む電話帳データが記憶されている。
テキスト・音声変換部207は、電話機能部209から受け取ったテキストデータを音声データに変換して、この音声データを電話機能部209に渡す。
音声・テキスト変換部208は、電話機能部209から受け取った音声データをテキストデータに変換して、このテキストデータを電話機能部209に渡す。
電話機能部209は、通信インターフェース部201を介して、発着信処理、通話処理、留守録処理等の電話本来の機能を実現する。加えて、電話機能部209は、疑似メール機能部205、テキスト・音声変換部207、および音声・テキスト変換部208と連携して、ユーザに、テキストによる電話端末4との双方向コミュニケーション機能を提供する。これらの機能を実現するため、図示するように、電話機能部209は、発着信制御部2091と、通話制御部2092と、留守録制御部2093と、を有する。
発着信制御部2091は、呼の発着信処理を行って、通信インターフェース部201を介して通話相手である電話端末4との間に、通話路を確立する。
加えて、発着信制御部2091は、自通信端末2がテキスト入力モードに設定されている場合に、通信インターフェース部201を介して電話端末4から呼が着信したならば、この呼に無鳴動応答して、電話端末4との間に通話路を確立するとともに、この通話路を介して電話端末4に操作音声ガイドを送信する。
また、発着信制御部2091は、通話状態が未通話の場合に、疑似メール機能部205から疑似メールを受け取ったならば、この疑似送信メールの送信先に指定されている電話端末4に呼を発信する。そして、電話端末4が応答して、電話端末4との間に通話路を確立されたならば、この通話路を介して電話端末4に操作音声ガイドを送信する。
通話制御部2092は、通話処理を行って、発着信制御部2091により確立された通話路を介して、通話相手である電話端末4との通話を実現する。
加えて、通信端末2がテキスト入力モードに設定されているときに電話端末4から着信した呼、あるいは電話端末4に発信した呼により、電話端末4との間に通話路が確立された場合、通話制御部2092は、この通話路を介して電話端末4から受け取った音声データを音声・テキスト変換部208に渡して、この音声データから変換されたテキストデータを音声・テキスト変換部208から取得し、このテキストデータを電話端末4の電話番号とともに疑似メール機能部205に渡すとともに、疑似メール機能部205から電話端末4の電話番号とともに受け取ったテキストデータをテキスト・音声変換部207に渡して、このテキストデータから変換された音声データをテキスト・音声変換部207から取得し、通話路を介して電話端末4に、この音声データを送信する。
留守録制御部2093は、自通信端末2が不在設定されている場合に、電話端末4から着信した呼に留守録処理を行って、この電話端末4から音声メッセージを取得して保存する。
加えて、通信端末2がテキスト入力モードに設定されているときに電話端末4から着信した呼により電話端末4との間に通話路が確立された場合に、疑似メール機能部205による疑似メールの着信通知に対する表示操作をユーザから受け取ることなく、所定時間が経過すると、留守録制御部2093は、通話路を介して電話端末4に不在メッセージの音声データを送信する。
図7は、本実施の形態に係る通信端末2の、電話端末4からの着信動作を説明するためのフロー図である。このフローは、テキスト入力モードに設定されている通信端末2が、電話端末4から呼が着信することにより開始される。
まず、発着信制御部2091は、無鳴動応答して(S301)、電話端末4との間に通話路を確立する。そして、この通話路を介して電話端末4に操作音声ガイドを送信する(S302)。
つぎに、通話制御部2092は、電話端末4のユーザが発話して、通話路を介して電話端末4から音声データを受信すると(S303でYES)、この音声データの蓄積を開始する(S304)。そして、通話制御部2092は、蓄積された音声データから、所定時間以上継続する無音状態を検出すると(S305でYES)、音声データの蓄積を終了するとともに、それまでに蓄積された音声データを音声・テキスト変換部208に渡す。音声・テキスト変換部208は、受け取った音声データをテキストデータに変換して、この変換されたテキストデータを通話制御部2092に渡す(S306)。
それから、通話制御部2092は、電話端末4のユーザが所定のPBを操作し、通話路を介して電話端末4から所定のPB信号を受信すると(S307でYES)、音声・テキスト変換部208により、電話端末4から受け取った音声データから変換されたテキストデータを、この電話端末4の電話番号とともに、疑似メール機能部205に渡す。これを受けて、疑似メール機能部205は、この電話番号をキーにして、電話帳記憶部206から電話端末4の電話帳データを検索する。そして、疑似メール機能部205は、電話端末4の電話番号を送信元番号とし、通話制御部2092から受け取ったテキストデータと電話端末4の電話帳データとがメール本文に展開された疑似受信メールを作成する(S308)。そして、マンマシンインターフェース部202に疑似受信メールの着信通知を出力して(S309)、マンマシンインターフェース部202を介してユーザからの表示操作を待つ(S310)。
ここで、ユーザから表示操作を受け付けることなく(S310でNO)、所定時間の経過によりタイムアウトした場合(S311でYES)、疑似メール機能部205は、電話機能部209に不在処理を指示する。これを受けて、電話機能部209の留守録制御部2093は、予め用意された不在メッセージの音声データを、確立している通話路を介して電話端末4に送信する(S312)。その後、電話端末4により通話路が切断されたならば(S313でYES)、このフローが終了する。
一方、所定時間の経過によりタイムアウトする前に(S311でNO)、着信通知(S309)に対して、ユーザから表示操作を受け付けた場合(S310でYES)、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202に疑似受信メールを表示する(S314)。
つぎに、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから疑似送信メールの作成指示を受け付けたならば(S315でYES)、マンマシンインターフェース部202に疑似送信メールの作成画面を表示して、ユーザからテキストデータの入力を受け付け、返信用の疑似送信メールを作成する(S316)。そして、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから返信操作を受け付けたならば(S317でYES)、この返信用の疑似送信メールのメール本文からテキストデータを抽出し(S318)このテキストデータを、この返信用の疑似送信メールの送信先(電話端末4)の電話番号とともに電話機能部209に渡す。
これを受けて、電話機能部209の通話制御部2092は、疑似メール機能部205から受け取ったテキストデータをテキスト・音声変換部207に渡す。テキスト・音声変換部207は、受け取ったテキストデータを音声データに変換して、この変換された音声データを通話制御部2092に渡す(S319)。通話制御部2092は、確立している通話路を介して、疑似メール機能部205から受け取った電話番号により特定される電話端末4に、変換された音声データを送出する(S320)。
また、通話制御部2092は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから終話操作を受け付けると(S321でYES)、電話端末4との間に確立している通話路を切断する(S322)。これにより、このフローが終了する。また、電話端末4により通話路が切断されたならば(S323でYES)、このフローが終了する。
なお、終話操作を受け付けるか、あるいは通話路切断を検出するまで(S321、S323がいずれもNOの間)、通話相手からの音声受信を待ち(S303)、音声受信後の無音区間を検出する度に、受信した音声をテキストに変換する。
図8は、本実施の形態に係る通信端末2の、電話端末4への発信動作を説明するためのフロー図である。このフローは、テキスト入力モードに設定されている通信端末2が、ユーザから電話端末4への発信操作を受け付けることにより開始される。
まず、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202に疑似送信メールの作成画面を表示して、ユーザからテキストデータの入力を受け付け、疑似送信メールを作成する(S351)。そして、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから送信操作を受け付けたならば(S352でYES)、この疑似送信メールのメール本文からテキストデータを抽出する(S353)。それから、このテキストデータを、この疑似送信メールの送信先(電話端末4)の電話番号とともに電話機能部209に渡す。
これを受けて、電話機能部209の発着信制御部2091は、疑似メール機能部205から受け取った電話番号を発信先とする呼の接続要求を通信インターフェース部201から送信する(S354)。そして、この電話番号により特定される電話端末4から応答を受信したならば(S355でYES)、発着信制御部2091は、電話端末4との間に通話路を確立し、この通話路を介して電話端末4に操作音声ガイドを送信する(S356)。
なお、S355において、所定時間内に応答を受信しない場合は、話中表示を行って、S352に戻り、再度、送信操作の受付を待つようにしてもよい。
つぎに、通話制御部2092は、疑似メール機能部205から受け取ったテキストデータをテキスト・音声変換部207に渡し、テキスト・音声変換部207は、受け取ったテキストデータを音声データに変換し、この音声データを通話制御部2092に渡す(S357)。そして、通話制御部2092は、確立している通話路を介して、疑似メール機能部205から受け取った電話番号により特定される電話端末4に、変換された音声データを送出する(S358)。
つぎに、通話制御部2092は、所定時間内に電話端末4のユーザが発話して、通話路を介して電話端末4から音声データを受信すると(S359でYES)、この音声データの蓄積を開始する(S360)。そして、通話制御部2092は、蓄積された音声データから、所定時間以上継続する無音状態を検出すると(S361でYES)、音声データの蓄積を終了するとともに、それまでに蓄積された音声データを音声・テキスト変換部208に渡す。音声・テキスト変換部208は、受け取った音声データをテキストデータに変換して、このテキストデータを通話制御部2092に渡す(S362)。
それから、通話制御部2092は、電話端末4のユーザが所定のPBを操作し、通話路を介して電話端末4から所定のPB信号を受信すると(S363でYES)、音声・テキスト変換部208により、電話端末4から受け取った音声データから変換されたテキストデータを、この電話端末4の電話番号とともに、疑似メール機能部205に渡す(なお、所定のPB信号の受信がない場合、通話相手からの音声蓄積とテキストへの変換を繰り返す)。これを受けて、疑似メール機能部205は、この電話番号をキーにして、電話帳記憶部206から電話端末4の電話帳データを検索する。そして、疑似メール機能部205は、電話端末4の電話番号を送信元番号とし、通話制御部2092から受け取ったテキストデータと電話端末4の電話帳データとがメール本文に展開された疑似受信メールを作成し(S364)、マンマシンインターフェース部202に疑似受信メールの着信通知を出力する(S365)。
つぎに、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから表示操作を受け付けると(S366でYES)、マンマシンインターフェース部202に疑似受信メールを表示する(S367)。
それから、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから疑似送信メールの作成指示を受け付けたならば(S368でYES)、マンマシンインターフェース部202に疑似送信メールの作成画面を表示し、ユーザからテキストデータの入力を受け付けて、疑似送信メールを作成する(S369)。そして、疑似メール機能部205は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから送信操作を受け付けたならば(S370でYES)、この疑似送信メールのメール本文からテキストデータを抽出し(S371)、このテキストデータを、この疑似送信メールの送信先(電話端末4)の電話番号とともに電話機能部209に渡す。
これを受けて、電話機能部209の通話制御部2092は、疑似メール機能部205から受け取ったテキストデータをテキスト・音声変換部207に渡し、テキスト・音声変換部207は、受け取ったテキストデータを音声データに変換して、この音声データを通話制御部2092に渡す(S372)。また、通話制御部2092は、確立している通話路を介して、疑似メール機能部205から受け取った電話番号により特定される電話端末4に、変換された音声データを送出する(S373)。
また、通話制御部2092は、マンマシンインターフェース部202を介してユーザから終話操作を受け付けると(S374でYES)、電話端末4との間に確立している通話路を切断する(S375)。これにより、このフローが終了する。また、電話端末4により通話路が切断されたならば(S376でYES)、このフローが終了する。
なお、終話操作を受け付けるか、あるいは通話路切断を検出するまで(S374、S376がいずれもNOの間)、通話相手からの音声受信を待ち(S359)、音声受信後の無音区間を検出する度に、受信した音声をテキストに変換する。
以上、本発明の第二実施の形態について説明した。
本実施の形態に係る通信端末2は、電話端末4から呼が着信した場合に、無鳴動応答して電話端末4との間に通話路を確立し、この通話路を介して電話端末4から音声データを受け付ける。そして、この音声データをテキスト変換して疑似受信メールを作成して表示する。また、ユーザよりテキスト入力を受け付けて疑似送信メールを作成し、この疑似送信メールのテキストデータを音声変換し、確立している通話路を介して電話端末4に、この音声データを送信する。
また、通信端末2は、ユーザにより電話端末4への発信操作がなされた場合、ユーザよりテキスト入力を受け付けて疑似送信メールを作成するとともに、電話端末4に呼を発信する。そして、電話端末4が応答して電話端末4との間に通話路が確立されたならば、この疑似送信メールのテキストデータを音声変換し、通話路を介して電話端末4に、変換された音声データを送信する。また、この通話路を介して電話端末4から音声データを受け付け、この音声データをテキスト変換して疑似受信メールを作成して表示する。
したがって、本実施の形態によれば、通信端末2のユーザは、音声入力を行うことが困難な場合でも、疑似メールを使って電話端末4のユーザと双方向のコミュニケーションを行うことができる。
また、本実施の形態に係る通信端末2は、電話端末4から着信した呼に無鳴動応答して電話端末4との間に通話路を確立した場合に、この通話路を介して電話端末4から受け付けた音声データに基づき作成した疑似受信メールに対する表示操作を受け付けることなく所定時間が経過したならば、この通話路を介して電話端末4に不在メッセージの音声データを送信する。
したがって、本実施の形態によれば、電話端末4から着信した呼に無鳴動応答した場合において、通信端末2のユーザが不在、会議等によりすぐに対応できない状態にある場合に、その旨を電話端末4のユーザに迅速に知らせることができる。
また、本実施の形態に係る通信端末2は、通話路を介して電話端末4から所定のPB信号を受信した場合に、この通話路を介してそれまでに電話端末4から受け取った音声データから変換されたテキストデータを含む疑似受信メールを作成し、ユーザに、この疑似受信メールの着信通知を行う。
したがって、本実施の形態によれば、電話端末4のユーザは、通話中に、例えば通信端末2のユーザからいったん回答を得たい場合、話題を切り替えたい場合等の任意のタイミングで所定のPBを操作することにより、一回の疑似メールで通信端末2のユーザに通知する発話内容を任意に決めることができ、利便性が向上する。
なお、本実施の形態では、自通信端末2がテキスト入力モードに設定されているときに、電話端末4から呼が着信した場合に、図7に示すフローが実施されるものとして説明したが、例えば着信した呼の発信元の電話帳データがテキスト入力対象に設定されている場合に、図7に示すフローを実施するようにしてもよい。
同様に、本実施の形態では、自通信端末2がテキスト入力モードに設定されているときに、電話端末4への発信操作がなされた場合に、図8に示すフローが実施されるものとして説明したが、例えば発信先の電話帳データがテキスト入力対象に設定されている場合に、図8に示すフローを実施するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ユーザとのやり取りに疑似メールを利用しているが、本発明はこれに限定されない。テキストを使ってユーザとやり取りすることができるものであればよい。
また、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、図2に示す通信端末1、および図6に示す通信端末2の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
1:通信端末、2:通信端末、3:メール端末、4:電話端末、101:通信インターフェース部、102:マンマシンインターフェース部、103:メール送受信部、104:メール機能部、105:テキスト・音声変換部、106:音声・テキスト変換部、107:電話機能部、201:通信インターフェース部、202:マンマシンインターフェース部、203:メール送受信部、204:メール機能部、205:疑似メール機能部、206:電話帳記憶部、207:テキスト・音声変換部、208:音声・テキスト変換部、209:電話機能部、1071:発着信制御部、1072:通話制御部、1073:留守録制御部、2091:発着信制御部、2092:通話制御部、2093:留守録制御部

Claims (7)

  1. 相手端末とのテキスト通信機能を備えた通信端末であって、
    前記相手端末から受信したテキストデータを音声データに変換するとともに、入力された音声データをテキストデータに変換するデータ変換手段と、
    通話状態が未通話のときに前記相手端末への発信操作を受け付けた場合には通話状態を通話中に移行させ、通話状態が未通話のときに前記相手端末からテキストデータを受信した場合には着信通知を行い、当該着信通知に対する応答操作を受け付けたならば、通話状態を通話中に移行させる発着信制御手段と、
    通話状態が通話中のときに、前記データ変換手段により変換された音声データを再生するとともに、前記データ変換手段により変換されたテキストデータを前記相手端末に送信する通話制御手段と、を有する
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末であって、
    通話状態が未通話のときに前記相手端末からテキストデータを受信した場合において、自通信端末が不在設定されている場合、あるいは前記着信通知に対する応答操作を受け付けることなく所定時間を経過した場合に、前記データ変換手段により変換された音声データを保存するとともに、不在メッセージのテキストデータを前記相手端末に送信する留守番制御手段をさらに有する
    ことを特徴とする通信端末。
  3. 請求項1または2に記載の通信端末であって、
    通話状態が通話中のときに前記相手端末以外の端末からテキストデータを受信した場合に、前記データ変換手段により当該テキストデータから変換された音声データを保存するとともに、話中メッセージのテキストデータを当該端末に送信する話中制御手段をさらに有する
    ことを特徴とする通信端末。
  4. 相手端末との音声通信機能を備えた通信端末であって、
    通話路を介して前記相手端末から受信した音声データをテキストデータに変換するとともに、入力されたテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、
    前記相手端末から呼が着信した場合には自動応答して前記通話路を確立し、前記相手端末への発信操作がなされた場合には当該相手端末へ呼を発信して前記通話路を確立する発着信制御手段と、
    前記データ変換手段により変換されたテキストデータを出力するとともに、前記データ変換手段により変換された音声データを、前記通話路を介して前記相手端末に送信する通話制御手段と、を有する
    ことを特徴とする通信端末。
  5. 請求項4に記載の通信端末であって、
    前記自動応答により前記通話路が確立された場合において、前記データ変換手段により変換されたテキストデータに対する所定の操作を受け付けることなく所定時間を経過した場合に、前記通話路を介して前記相手端末に、不在メッセージの音声データを送信する留守番制御手段をさらに有する
    ことを特徴とする通信端末。
  6. 通信端末によるテキスト通信を利用した相手端末との双方向通信方法であって、
    前記相手端末からテキストデータを受信した場合に、当該テキストデータを音声に変換するとともに着信通知を行い、当該着信通知に対する応答操作がなされたならば、変換された音声を再生して音声入力を受け付け、入力された音声をテキストデータに変換して前記相手端末に送信し、
    前記相手端末への発信操作がなされた場合に、音声入力を受け付け、入力された音声をテキストデータに変換して前記相手端末に送信し、前記相手端末からテキストデータを受信したならば、当該テキストデータを音声に変換して再生する
    ことを特徴とする双方向通信方法。
  7. 通信端末による音声通信を利用した相手端末との双方向通信方法であって、
    前記相手端末から呼が着信した場合に、自動応答して前記相手端末から音声データを受け付け、受け付けた音声データをテキストデータに変換して表示するとともにテキスト入力を受け付け、入力されたテキストデータを音声データに変換して前記相手端末に送信し、
    前記相手端末への発信操作がなされた場合、入力されたテキストデータを音声データに変換するとともに、前記相手端末に呼を発信し、前記相手端末が応答したならば、変換された音声データを相手端末に送信して、前記相手端末から音声データを受信し、受信した音声データをテキストデータに変換して表示する
    ことを特徴とする双方向通信方法。
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