JP2012025540A - ジブクレーンとその解体方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】最下段のマスト部材を自力で抜き取ることができ、大型タワークレーンの解体機として好適なジブクレーンとその解体方法を提供する。
【解決手段】台座1と、複数のマスト部材2aを連結して成るマスト2と、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマスト3とクライミングフレーム4及び昇降駆動用の油圧シリンダ5を備えたクライミング装置6によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体7とから成るジブクレーンAであり、クレーン本体を最下段のマスト
部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁15に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブ9により上方へ抜き取るように構成してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、屋上に設置された大型タワークレーンの解体に用いるのに好適なジブクレーンに関し、詳しくは、建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成るジブクレーンとその解体方法に関する。
高さが100mを超えるような超高層建物の屋上に設置された大型タワークレーンの解体は、地上から行うことができない。そのため、屋上の大型タワークレーンを用いて、それより一回り小さいジブクレーンを屋上に吊り上げ、このジブクレーンで大型タワークレーンを解体して地上に降ろし、次に、更に一回り小さいジブクレーンを屋上に吊り上げて、先のジブクレーンを解体して地上に降ろすといったように、だんだんと小さなジブクレーンに入れ替え、最後のジブクレーンを人の手で分解し、エレベータ等によって地上に降ろすといった解体方法が採用される。
因みに、400〜600t・m級の大型タワークレーンの場合、現状では、解体機として、大(150t・m級)、中(40t・m級)、小(5t・m級)3台のジブクレーンを用いた3段階の解体プロセスが必要とされている。
その主な理由は、大型タワークレーンの解体に用いる従来のジブクレーンでは、当該ジブクレーン自身の解体時、クレーン本体をマストに沿って逆クライミングさせつつ上段のマスト部材から順次、自力で抜き取って行くが、最下段のマスト部材(長さ6m、重さ約5t)だけは自力で抜き取ることができず、最下段のマスト部材の抜取りに、吊能力の大きな中型のジブクレーンを必要とするためである。
第二の理由は、大型タワークレーンの解体には、解体機として、長さ29m程度のジブを持つ作業半径25m程度のジブクレーンが用いられるが、手バラシ可能(人力による組立解体可能)な吊能力の小さなクレーンでは、29mジブをその長さのまま解体することができず、29mジブを一体物として解体するためには、仲介機としての中型のジブクレーンを必要とするからである。
それ故、従来では、400〜600t・m級の大型タワークレーンの解体に3台のジブクレーンが用いられていたのであり、そのため、屋上にクレーン解体用の広いスペースを予め確保しておかなければならず、躯体及び設備関係のダメ工事が増えて、工期面で不利であることに加え、解体用クレーンの台数が多い分、コストが高く付くといった問題があったのである。
尚、大型のタワークレーンによってその本体ジブの半分程度の長さとした短い解体用ジブを吊り上げ、本体ジブを作業足場にして、解体用ジブを旋廻台に取り付け、解体用ジブで本体ジブを地上に吊り降ろした後、クレーン本体の逆クライミングを行って、マストを上段のマスト部材から順次、自力で抜き取り、クレーン本体が最下段のマスト部材まで下降したら、別の移動クレーンによってクレーン本体を解体すると共に、最下段のマスト部材を解体するタワークレーンの解体方法が特許文献1によって提案されている。しかし、この特許文献1においても、最下段のマスト部材を自力で抜き取る技術は開示されていない。
特開2009−286531号公報
本発明は、上記の問題点を踏まえてなされたものであって、その目的とするところは、最下段のマスト部材を自力で抜き取ることができ、大型タワークレーンの解体に用いるのに好適なジブクレーンとその解体方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、請求項1に記載の発明では、建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成り、クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜取り可能に構成し、さらにこの状態で塔型ジブクレーンとして通常作業可能に構成したことを特徴とするジブクレーンが提供される。
請求項2に記載の発明によるジブクレーンの解体方法は、建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成るジブクレーンを解体するにあたり、クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜き取ることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によるジブクレーンの解体方法は、建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成るジブクレーンの解体方法であって、
クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜き取るジブクレーン自身によるマストの解体工程と、
ジブを二つ折りしてジブの先端側半分をクレーン本体に装備された巻上げ機の巻上げワイヤにより床レベルまで降ろすジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程と、
クレーン本体に装備された起伏装置の起伏ワイヤにより残存するジブを手バラシ可能な小型クレーンによる解体作業が可能な高さに下降させ、且つ、前記小型クレーンによりクレーン本体に装備された巻上げワイヤ及び起伏ワイヤの案内用シーブを有するトラスのバックステーを吊り降ろした後、前記トラスのフロントステーを巻上げワイヤにより前記小型クレーンによる解体作業が可能な高さとなるように後倒しにして、残存するジブ及びトラスを解体する小型クレーンによる解体工程とを備えることを特徴としている。
請求項1、2に記載の発明におけるジブクレーンによれば、最下段のマスト部材を自力で抜き取ることができるので、屋上に設置された大型タワークレーンの解体に用いるのに好適である。
即ち、このジブクレーンは、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりクレーン本体をマストに対して尺取虫のように昇降させるクライミングクレーンであるが、クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結するので、クレーン本体の重量がマストを介さずに台座に支持されることになり、アウトマストやクライミングフレームをマストで支持していない、言わば、クライミング装置を持たない塔型のジブクレーンの状態となる。
従って、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜き取ることが可能となり、最下段のマスト部材を抜き取るための吊能力の大きな中型のジブクレーンが不要になるので、大型タワークレーンの解体用クレーンの台数を減らすことができ、大型タワークレーンの解体プロセスの削減により、解体用クレーン1機分のコストダウンと屋上解体スペースの縮小が可能である。
請求項3に記載の発明によれば、屋上に設置した400〜600t・m級の大型タワークレーンを、この大型タワークレーンによって屋上に吊り上げた長さ29m程度のジブを持つ作業半径25m程度のジブクレーンと、このジブクレーンによって屋上に吊り上げた手バラシ可能(人力による組立解体可能)な吊能力の小さなクレーンの2機によって解体することが可能である。
即ち、この発明によれば、クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜き取るジブクレーン自身によるマストの解体工程を備えるため、最下段のマスト部材を抜き取るための吊能力の大きな中型のジブクレーンが不要である。
また、最下段のマスト部材の抜取り後、ジブを二つ折りしてジブの先端側半分をクレーン本体に装備された巻上げ機の巻上げワイヤにより床レベルまで降ろすジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程を備えるため、手バラシ可能な小型クレーンによっては解体できない29mジブであっても、仲介機としての中型のジブクレーンを用いることなく解体することができる。
さらに、ジブ先端側の解体後、クレーン本体に装備された起伏装置の起伏ワイヤにより
残存するジブを手バラシ可能な小型クレーンによる解体作業が可能な高さに下降させ、且つ、前記小型クレーンによりクレーン本体に装備された巻上げワイヤ及び起伏ワイヤの案内用シーブを有するトラスのバックステーを吊り降ろした後、前記トラスのフロントステーを巻上げワイヤにより前記小型クレーンによる解体作業が可能な高さとなるように後倒しにして、残存するジブ及びトラスを解体する小型クレーンによる解体工程とを備えるので、ジブ先端側の解体に先立って(例えば、最下段のマスト部材の抜取り後)、このジブクレーンによって小型クレーンを屋上に吊り上げておくことにより、この小型クレーンによって残存するジブ及びトラスやその他の残存するジブクレーン構成部品を解体することができ、しかる後、小型クレーンを手バラシして、エレベータ等で地上に降ろすことができる。
従って、屋上に設置した400〜600t・m級の大型タワークレーンを、長さ29m程度のジブを持つ作業半径25m程度のジブクレーンと、手バラシ可能(人力による組立解体可能)な吊能力の小さなクレーンの2機によって解体することが可能である。
本発明の実施形態を示し、ジブクレーン自身によるマストの解体工程を説明する側面図である。 最下段のマスト部材を抜き取る状態を説明する側面図である。 ジブクレーンで小型クレーンを吊り上げる状態を説明する側面図である。 ジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程を説明する側面図である。 図4に続く側面図である。 小型クレーンによる解体工程を説明する側面図である。 トラスのバックステーを解体する状態を説明する側面図である。 トラスのフロントステーを解体する状態を説明する側面図である。 残存するジブクレーン構成部材を解体する状態を説明する側面図である。 要部の斜視図である。 最下段のマスト部材の抜取り作業を説明する要部の側面図である。 図11に続く要部の側面図である。 図12に続く要部の側面図である。 図13に続く要部の側面図である。 図14に続く要部の側面図である。
図1において、Aは、建物Bの屋上に設置されたフロアクライミング方式の400〜600t・m級の大型タワークレーン(図示せず)を解体するのに使用した長さ29mのジブを持つ作業半径25mのジブクレーンである。ジブクレーンAは、建物Bの躯体に対して固定可能な台座1と、台座1に立設された複数のマスト部材2aを連結して成るマスト2と、マスト2の外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマスト3とクライミングフレーム4及び両者3,4間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダ5を備えたクライミング装置6によりマスト2に対して昇降可能に構成されたクレーン本体7とから構成されている。各々のマスト部材2aは、長さ6m、重さ約5tに設定されている。
台座1は鋼材をX形に連結して構成され(図10参照)、建物Bの躯体(例えば、鉄骨梁)にボルト・ナットで固定するように構成されている。クレーン本体7は、アウトマスト3の上端に連結されてマスト2の軸線周りに旋回する旋廻台8と、旋廻台8に設けられた起伏自在なジブ9、巻上げ装置10、起伏装置11、巻上げワイヤ10a及び起伏ワイヤ11aを案内するシーブを有するトラス(フロントステー12aとバックステー12bで構成されている)12、運転台13等で構成されている。
クライミング装置6は、アウトマスト3とクライミングフレーム4に設けられた油圧駆動のロックピン14a、14bを交互にマスト2に係合させて荷重を盛り替え、且つ、前記昇降駆動用油圧シリンダ5の伸縮を繰り返すことにより、クレーン本体7をマスト2に対して尺取虫のように昇降させるように構成してある。
上記のジブクレーンAは、ジブクレーン自身によるマストの解体工程と、ジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程と、手バラシ可能な小型クレーンによる解体工程を経て解体される。
ジブクレーン自身によるマストの解体工程に付いて説明すると、組立時とは逆の手順によって、つまり、クレーン本体7をマスト2に沿って逆クライミング(下降)させつつ上段のマスト部材2aから順次、図1に示すように、ジブ9及び巻上げワイヤ10aを用いて自力で抜き取って行き、図2に示すように、最下段のマスト部材2aまで自力で抜き取る。
自力による最下段のマスト部材2aの抜取りは、次のようにして行われる。先ず、図11に示すように、クレーン本体7を最下段のマスト部材2aで支持された位置まで下降させる。この状態においては、アウトマスト3のロックピン14aが最下段のマスト部材2aに係合し、クレーン本体7の重量は、アウトマスト3と最下段のマスト部材2aを介して台座1で支持されている。
この状態で、台座1の上に一対のシリンダ受け梁15を取り付ける。これらのシリンダ受け梁15は、図10に示すように、台座1の上面に載置してボルト止めされる水平な両端部15aと下方へ略V字状に折れ曲がった中央部15bと、中央部15bに設けられたシリンダ用連結部15cとで構成されている。図10に示す16はマスト部材用連結部、17はアウトマスト用連結部であり、これらは台座1に設けられている。
しかる後、図12に示すように、油圧シリンダ5を伸ばして、クライミングフレーム4の重量を台座1に預け、この状態で、図13に示すように、クライミングフレーム4を分割し、油圧シリンダ5から取り外す。次に、油圧シリンダ5を伸ばして、油圧シリンダ5の下端部を台座1に取り付けられたシリンダ受け梁15のシリンダ用連結部15cに連結する。
しかる後、アウトマスト3のロックピン14aと最下段のマスト部材2aとの係合を解き、図14に示すように、油圧シリンダ5を縮めてアウトマスト3を下降させ、アウトマスト3を台座1にボルト・ナットで連結する。
この状態では、アウトマスト3の上に載ったクレーン本体7の重量は、最下段のマスト部材2aを介さずに台座1に支持されることになり、アウトマスト3やクライミングフレーム4をマスト2で支持していない、言わば、クライミング装置6を持たない塔型クレーンの状態となる。
従って、図2、図15に示すように、最下段のマスト部材2aをクレーン本体7のジブ6及び巻上げワイヤ10aを用いて自力で上方へ抜き取ることが可能である。
次に、図3に示すように、最下段のマスト部材2aの抜取りによって形式がクライミングクレーンから塔型クレーンへと変化したジブクレーンAにより、手バラシ可能(人力による組立解体可能)な最大吊能力1.1tの小型クレーンCを屋上に吊り上げて、ジブクレーンAの近くに設置し、しかる後、ジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程へと移行する。
ジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程では、図4、図5に示すように、ジブ9を二つ折りしてジブ9の先端側半分9aをクレーン本体7に装備された巻上げ機10の巻上げワイヤ10aにより床レベルまで降ろす。
具体的には、巻上げワイヤ10aの先端をジブ9の二つ折り用ヒンジピン(図示せず)の近くに付け替え、且つ、巻上げワイヤ10aの中間部をジブ中間に設けたブラケット18のシーブ19に巻き掛けた状態で、ジブ中間部の連結ピン(図示せず)を抜き、巻上げワイヤ10aを少しずつ繰り出して、ジブ9を二つ折りする。ヒンジピンを抜いたら、ジブ先端側を吊り降ろし、先端シーブ20をローラ代わりにして、水平に置く。屋上には予め鉄板21を敷いておくことが望ましい。屋上に吊り降ろしたジブ先端側半分9aは、更に小さく分解して地上に吊り降ろす。分解した部品の地上への吊り降ろし作業は、前記小型クレーンCで行ってもよく、可能であれば、ジブ長さの短くなったジブクレーンAで行ってもよい。
手バラシ可能な小型クレーンCによる解体工程について説明すると、先ず、クレーン本体7に装備された起伏装置11の起伏ワイヤ11aにより残存するジブを前記小型クレーンCによる解体作業が可能な高さに下降させ、図6に示すように、残存するジブの中間に設けられたシーブ22を経由して、巻上げワイヤ10aの先端をトラス12の頂部に連結する。そして、巻上げワイヤ10aで残存するジブを保持した状態で、起伏ワイヤ11aを取り外すと共に、前記小型クレーンCを用いて残存するジブの先端側をブラケット18ごと分離し吊り降ろす。
しかる後、図7に示すように、巻上げ装置10を駆動して残存ジブを適当角度(例えば30度)まで起こし、旋廻台8との間にリンクプレート23を取り付けて、残存ジブをその傾斜角度に保持させ、巻上げワイヤ10aに張力を掛けてからトラス12のバックステー12b下部の連結ボルト(図示せず)を外し、前記小型クレーンCで吊下げ支持した状態で頂部の連結ピン((図示せず)を取り外し、バックステー12bの上部側を吊り降ろす。
次に、巻上げ装置10を駆動して、張力を掛けつつ巻上げワイヤ10aを繰り出すことにより、図8に示すように、トラス12のフロントステー12aを前記小型クレーンCによる解体作業が可能な高さとなるように後倒しにし、残存するバックステー12bの下部側とボルト連結して、その傾斜姿勢に保持する。
この状態で、巻上げワイヤ10aを外し、前記小型クレーンCにより、トラス12のフロントステー12aやバックステー12bの下部側の解体、吊り降ろしを行う。
しかる後、図9に示すように、前記小型クレーンCを用いて、残存するクレーン構成部材の全部を解体し、地上に吊り降ろす。
このようにして、ジブクレーンAの解体が完了したら、小型クレーンCの手バラシを行い、小型クレーンCの構成部品をエレベータで地上に下ろすことにより、屋上に設置された大型タワークレーンの解体が完了することになる。
上記の構成によれば、屋上に設置した400〜600t・m級の大型タワークレーンを、この大型タワークレーンによって屋上に吊り上げた長さ29m程度のジブを持つ作業半径25m程度のジブクレーンAと、このジブクレーンAによって屋上に吊り上げた手バラシ可能(人力による組立解体可能)な最大吊能力1.1tの小型クレーンCの2機によって解体することができるので、大型タワークレーンの解体プロセスの削減により、解体用
クレーン1機分のコストダウンと屋上解体スペースの縮小が可能である。
A ジブクレーン
B 建物
C 小型クレーン
1 台座
2 マスト
2a マスト部材
3 アウトマスト
4 クライミングフレーム
5 油圧シリンダ
6 クライミング装置
7 クレーン本体
8 旋廻台
9 ジブ
9a 先端側半分
10 巻上げ装置
10a 巻上げワイヤ
11 起伏装置
11a 起伏ワイヤ
12 トラス
12a フロントステー
12b バックステー
13 運転台
14a、14b ロックピン
15 シリンダ受け梁
15a 両端部
15b 中央部
15c シリンダ用連結部
16 マスト部材用連結部
17 アウトマスト用連結部
18 ブラケット
19 シーブ
20 先端シーブ
21 鉄板
22 シーブ
23 リンクプレート

Claims (3)

  1. 建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成り、クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜取り可能に構成し、さらにこの状態で塔型ジブクレーンとして通常作業可能に構成したことを特徴とするジブクレーン。
  2. 建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成るジブクレーンを解体するにあたり、クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜き取ることを特徴とするジブクレーンの解体方法。
  3. 建物の躯体に対して固定可能な台座と、台座に立設された複数のマスト部材を連結して成るマストと、マストの外側を取り囲むように上下に配置されたアウトマストとクライミングフレーム及び両者間に配置された昇降駆動用の油圧シリンダを備えたクライミング装置によりマストに対して昇降可能に構成されたクレーン本体とから成るジブクレーンの解体方法であって、
    クレーン本体を最下段のマスト部材で支持された位置まで下降させた状態において、クライミングフレームを除去し、クライミングフレームに連結されていた前記油圧シリンダの下端部を台座に取り付けたシリンダ受け梁に連結し、当該油圧シリンダの縮小によりアウトマストを下降させて台座に連結し、この状態で最下段のマスト部材をクレーン本体のジブにより上方へ抜き取るジブクレーン自身によるマストの解体工程と、
    ジブを二つ折りしてジブの先端側半分をクレーン本体に装備された巻上げ機の巻上げワイヤにより床レベルまで降ろすジブクレーン自身によるジブ先端側の解体工程と、
    クレーン本体に装備された起伏装置の起伏ワイヤにより残存するジブを手バラシ可能な小型クレーンによる解体作業が可能な高さに下降させ、且つ、前記小型クレーンによりクレーン本体に装備された巻上げワイヤ及び起伏ワイヤの案内用シーブを有するトラスのバックステーを吊り降ろした後、前記トラスのフロントステーを巻上げワイヤにより前記小型クレーンによる解体作業が可能な高さとなるように後倒しにして、残存するジブ及びトラスを解体する小型クレーンによる解体工程と
    を備えることを特徴とするジブクレーンの解体方法。
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