JP2012011258A5 - 画像処理装置、画像処理方法、眼科装置、眼科システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

Description

本発明は、眼部の画像診断を支援する画像処理装置、画像処理方法、眼科装置、眼科システム及びコンピュータプログラムに関する。

上記課題を解決するための本発明は、画像処理装置であって、
被検眼の断層画像を取得する取得手段と、
前記断層画像の深さ方向の所定の位置で且つ所定の輝度以上の領域を抽出する抽出手段とを有する。

Claims (17)

1. 被検眼の断層画像を取得する取得手段と、
   前記断層画像の深さ方向の所定の位置で且つ所定の輝度以上の領域を抽出する抽出手段と、
   を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記領域を前記断層画像に対応させた状態で表示手段に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記断層画像を解析する解析手段と、
   前記解析された断層画像の所定の層に基づいて、前記所定の位置を決定する決定手段と、
   を有することを特徴とする請求項１又は２に記載の画像処理装置。
4. 前記決定手段は、前記所定の層から所定の距離の位置を前記所定の位置として決定することを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
5. 前記所定の層は、網膜色素上皮層であり、
   前記抽出手段は、前記網膜色素上皮層から所定の距離の塊状構造を前記領域として抽出する
   ことを特徴とする請求項３又は４に記載の画像処理装置。
6. 前記決定手段は、前記所定の層と、前記解析された断層画像の深さ方向の別の層との距離に基づいて、前記所定の位置を決定することを特徴とする請求項３に記載の画像処理装置。
7. 前記決定手段は、前記断層画像における外網状層と視細胞内節接合部との間の位置を前記所定の位置として決定することを特徴とする請求項６に記載の画像処理装置。
8. 前記抽出手段は、前記所定の位置における前記所定の輝度以上で且つ所定の大きさの領域を前記領域として抽出することを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の画像処理装置。
9. 前記抽出手段は、前記断層画像から白斑領域を前記領域として抽出することを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の画像処理装置。
10. 前記取得手段は、前記被検眼の眼底画像を更に取得し、
    前記抽出手段は、
    前記眼底画像から白斑領域を抽出し、
    前記抽出された白斑領域に対応する前記断層画像の範囲における前記所定の位置から、前記所定の輝度以上の領域として前記断層画像の白斑領域を抽出する
    ことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の画像処理装置。
11. 被検眼の断層画像を取得する断層画像取得手段と、
    前記断層画像との位置関係が対応付いている前記被検眼の眼底画像を取得する眼底画像取得手段と、
    前記眼底画像から第１の領域を抽出する第１の抽出手段と、
    前記断層画像における前記第１の領域に対応する範囲で且つ深さ方向の所定の位置を第２の領域として抽出する第２の抽出手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
12. 前記第１の抽出手段は、前記眼底画像から、周辺より輝度値の高い領域を前記第１の領域として抽出することを特徴とする請求項１１に記載の画像処理装置。
13. 前記第１の抽出手段は、前記眼底画像から病変部を前記第１の領域として抽出し、
    前記画像処理装置は、前記範囲における前記断層画像の所定の層からの距離毎に病変部が存在する確信度を計算する確信度計算手段を更に有し、
    前記第２の抽出手段は、前記確信度に基づいて、前記範囲から病変部を前記第２の領域として抽出する
    ことを特徴とする請求項１１あるいは１２に記載の画像処理装置。
14. 被検眼の断層画像を取得する工程と、
    前記断層画像の深さ方向の所定の位置で且つ所定の輝度以上の領域を抽出する工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
15. 被検眼の断層画像を取得する取得手段と、
    前記断層画像の深さ方向の所定の位置で且つ所定の輝度以上の領域を抽出する抽出手段と
    を有することを特徴とする眼科装置。
16. 請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の画像処理装置と、
    前記断層画像を撮影する断層像撮影装置と
    を備えることを特徴とする眼科システム。
17. コンピュータを請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の画像処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。