JP2012003722A - タッチパネル及びタッチパネル付き表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タッチパネルに形成されている複数の配線パターンを見えにくくし、タッチパネルの操作性の向上を図ると共に、表示パネルの表示性能を向上できる抵抗膜型のタッチパネルを提供すること。
【解決手段】 互いに対向配置された第1と第2の基板と、第1の基板と第2の基板の間に設けられ、一方の方向に互いに並列に配列された複数の第1の抵抗膜と、第1の基板と第2の基板の間に設けられ、一方の方向に対して垂直な他方の方向に互いに並列に配列された複数の第2の抵抗膜と、第1の基板と第2の基板の間に封入された絶縁性液体とを有し、この絶縁性液体は、第1の基板と第2の基板の屈折率と略同一の屈折率を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えば表示パネル上に設けられる抵抗膜型のタッチパネル及びタッチパネル付き表示装置に関する。
抵抗膜型のタッチパネルは、タッチ側とその反対側の一対の基板を間隙を設けて対向配置し、一対の基板の各内面にそれぞれ複数の第1と第2の配線パターン(ITOパターン)を設け、かつ一対の基板の間に空気層を設けて成る。第1の配線パターンは、例えばX軸方向に沿って互いに平行に形成されている。第2の配線パターンは、例えばY軸方向に沿って互いに平行に形成されている。
このタッチパネルは、タッチ側基板の外面側からペン又は指等によりタッチされると、このタッチによりタッチ側基板に撓み変形が生じ、この撓み変形した部分のタッチ側基板の内面の第1の配線パターンと反対側基板の内面の第2の配線パターンとが接触し、当該接触部分において第1と第2の配線パターンとが局部的に導通する。この第1と第2の配線パターンとの導通位置からタッチ部分のXY座標が検出される。タッチパネルの技術は、例えば特許文献1がある。
特開平8−221198号公報
タッチパネルには、一対の基板の間に空気層が設けられているために、一対の基板と空気層との界面で反射が生じ、一対の基板の各内面にそれぞれ形成されている複数の第1と第2の配線パターン(ITOパターン)が見えてしまうことがある。このため、操作者にとってはタッチパネル10の操作がしにくくなってしまう。又、タッチパネルを表示パネル上に設けたタッチパネル付き表示装置として構成すると、表示パネル上に複数の第1と第2の配線パターン(ITOパターン)が見えてしまうことがあり、表示パネルの表示性能を低下させてしまう。
本発明は、タッチパネルに形成されている複数の配線パターンを見えにくくし、タッチパネルの操作性の向上を図ると共に、表示パネルの表示性能を向上できる抵抗膜型のタッチパネル及びタッチパネル付き表示装置を提供することを目的とする。
本発明の主要な局面に係るタッチパネルは、互いに対向配置された第1と第2の基板と、第1の基板と第2の基板の間に設けられ、一方の方向に互いに並列に配列された複数の第1の抵抗膜と、第1の基板と第2の基板の間に設けられ、一方の方向に対して垂直な他方の方向に互いに並列に配列された複数の第2の抵抗膜と、第1の基板と第1の抵抗膜との間における複数の位置に設けられ、第1の基板と第2の基板のうちのタッチされる一方の基板のタッチされた部分の荷重によって第1の抵抗膜と第2の抵抗膜との間を導通させる複数の突起状接点と、第1の基板と第2の基板の間に封入された絶縁性液体と、複数の第1の抵抗膜にそれぞれ電気的に接続された複数の第1のスイッチと、複数の第2の抵抗膜にそれぞれ電気的に接続された複数の第2のスイッチと、複数の第1の抵抗膜と複数の第2の抵抗膜とにそれぞれ電圧を印加し、第1又は第2の基板に対してタッチされた部分での複数の第1の抵抗膜と複数の第2の抵抗膜とのうちいずれかの第1の抵抗膜と第2の抵抗膜との導通により生じる電圧に基づいてタッチされた部分の座標を検出するタッチパネル駆動回路とを具備する。
本発明の主要な局面に係るタッチパネル付き表示装置は、上記タッチパネルを表示パネル上に設けた。
本発明は、タッチパネルに形成されている複数の配線パターンを見えにくくし、タッチパネルの操作性の向上を図ると共に、表示パネルの表示性能を向上できる抵抗膜型のタッチパネル及びタッチパネル付き表示装置を提供できる。
本発明に係るタッチパネルを適用したタッチパネル付き表示装置の第1の実施の形態を示す側面図。 同タッチパネルを示す平面図。 同タッチパネルのタッチ側基板の内面側から見た平面図。 同タッチパネルを示す断面図。 同タッチパネルの一部分を示す拡大断面図。 同タッチパネルの一部分のタッチ入力時を示す拡大断面図。 同タッチパネルにおける高低差Δdが0.5μmの場合における絶縁性スペーサの密度に対する検知荷重を示す図。 同タッチパネルにおける高低差Δdが1.0μmの場合における絶縁性スペーサの密度に対する検知荷重を示す図。 同タッチパネルの座標検出回路を示す構成図。 同タッチパネルのタッチパネル駆動波形を示す図。 タッチパネルにおいて空気層が形成されている場合におけるITOパターンの有るところと無いところとの透過率の比を求めるための摸式図。 本タッチパネルにおいてタッチ側及び反対側基板の屈折率と略同一の屈折率を有する絶縁性液体を封入した場合におけるITOパターンの有るところと無いところとの透過率の比を求めるための摸式図。 本発明に係るタッチパネルを適用したタッチパネル付き表示装置の第2の実施の形態を示す側面図。 本発明に係るタッチパネルを適用したタッチパネル付き表示装置の第3の実施の形態を示す側面図。 本発明に係るタッチパネルを適用したタッチパネル付き表示装置の第4の実施の形態を示す側面図。
(第1の実施形態)
図1乃至図6及び図9はタッチパネル付き表示装置の構成図であって、図1はタッチパネル付き表示装置の側面図、図2はタッチパネルの平面図、図3はタッチパネルのタッチ側基板の内面側から見た平面図、図4はタッチパネルの断面図、図5はタッチパネルの一部分の拡大断面図、図6はタッチパネルの一部分のタッチ入力時の拡大断面図、図9はタッチパネルの座標検出回路の構成図を示す。
タッチパネル付き表示装置は、図1に示すように表示パネル1と、この表示パネル1の観察側に配置された抵抗膜型のタッチパネル10とから構成される。表示パネル1は、画像を表示するもので、例えば液晶表示パネルから成る。この表示パネル1は、一対の透明基板2,3と、各偏光板5,6と、図示しない透明電極と、液晶などからなる。
表示パネル1の一対の透明基板2,3は、予め定めた間隙を設けて対向配置され、当該各透明基板2,3の各周縁部の間に枠状のシール材4を介して接合されている。一対の透明基板2,3は、一方が観察側の透明基板2とし、他方が反対側の透明基板3とする。透明電極は、一対の基板2,3の対向する各内面にそれぞれに設けられ、互いに対向する領域により複数の画素を形成する。液晶は、一対の基板2,3の間隙でシール材4により囲まれた領域に封入され、各基板2,3の間隙に液晶層を形成する。各偏光板5,6は、一対の基板2,3の各外面にそれぞれ配置されている。
この液晶の表示パネル1は、TN型、STN型、非ツイストのホモジニアス型、垂直配向型、ベンド配向型、強誘電性又は反強誘電性の液晶表示パネルのいずれでもよい。表示パネル1は、一対の基板の各内面にそれぞれ複数の画素を形成するための電極を設けたものに限らず、一対の基板のいずれか一方の内面に、複数の画素を形成するための第1の電極と、それよりも液晶層側に第1の電極と絶縁して形成された複数の細長電極部を有する第2の電極とを設け、第1の電極と第2の電極間に横電界(基板面に沿う方向の電界)を生じさせて液晶分子の配向状態を変化させる横電界制御型のものでもよい。表示パネル1は、液晶表示パネルに限らず、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル等でもよい。
タッチパネル10は、表示パネル1の観察側に配置される。具体的にタッチパネル10は、表示パネル1の観察側に設けられた偏光板5の外面に対して接着層7により貼付けられる。この接着層7は、後述のタッチエリア29を囲むように枠状に配置される。この接着層7は、透明な粘着材又は樹脂から成る。
このタッチパネル10は、図2乃至図6及び図9に示すように一対の光透過性の基板(透明基板)11,12と、X軸方向に沿って互いに並列に形成された複数の第1の抵抗膜(以下、第1の配線パターン(ITOパターン)と称する)、例えば12本の第1の配線パターン50−1〜50−12と、Y軸方向に沿って互いに並列に形成された複数の第2の抵抗膜(以下、第2の配線パターン(ITOパターン)と称する)、例えば9本の第2の配線パターン51−1〜51−9と、複数の突起状接点15と、複数の絶縁性スペーサ17と、枠状のシール材24と、絶縁性液体28とから成る。
一対の透明基板11,12は、互いに対向して配置され、一方がタッチ側の透明基板(以下、タッチ側基板と称する)11であり、他方がタッチ側に対する反対側の透明基板(以下、反対側基板と称する)12となる。タッチ側基板11は、矩形形状に形成されたガラス板又は樹脂フィルムから成る。反対側基板12は、タッチ側基板11より少し大きい矩形形状に形成され、かつその1つの縁部に図2に示すように張出部12aが一体に形成されている。この張出部12aは、タッチ側基板11の外方に張出して形成されている。
タッチ側と反対側基板11,12の各内面には、それぞれ内面全体に亘ってSiO膜が設けられている。これらSiO膜上には、それぞれ図9に示すように上記第1の配線パターン50−1〜50−12と上記第2の配線パターン51−1〜51−9とが成膜されている。
複数の突起状接点15は、第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9のうちの一方の抵抗膜、例えば図9に示すように第1の配線パターン50−1〜50−12上の複数の位置で、かつ第1の配線パターン50−1〜50−12の膜面から予め定めた高さに突出させて設けられている。これら突起状接点15の高さの方向は、タッチ側と反対側基板11,12の対向する方向と同一である。これら突起状接点15は、例えば図6に示すようにタッチ側基板11に対するタッチを受けたときの押圧力によるタッチ側基板11に撓み変形が生じると、この撓み変形により第2の配線パターン51−1〜51−9に接触し、この接触によりタッチした部分で第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とを導通させる。
これら突起状接点15は、タッチ側基板11の内面に設けられた第1の配線パターン50−1〜50−12上のタッチエリア29に対応する領域内で、互いに直交する2つの方向、例えば図3に示すようにタッチエリア29内の左右方向(以下、X軸方向と称する)と上下方向(以下、Y軸方向と称する)とにそれぞれ予め定めたピッチで設けられている。なお、XY軸の各方向において予め定められた個数の突起状接点15毎に1個の突起状接点15が省かれ、当該省かれた各位置にそれぞれ各絶縁性スペーサ17が設けられる。これら突起状接点15は、図6に示すように当該突起状接点15の高さに対応した複数の透明な絶縁物から成る複数の突起16を設け、これら突起16に第1の配線パターン50−1〜50−12を覆うことにより形成される。
複数の絶縁性スペーサ17は、タッチ側と反対側基板11,12の対向する基板面上において各突起状接点15の設けられた位置を除いた複数の位置に設けられている。これら絶縁性スペーサ17は、それぞれタッチ側と反対側基板11,12間の間隙の大きさを各突起状接点15の高さに相当する間隔よりも大きく規定する。これら絶縁性スペーサ17は、タッチ側と反対側基板11,12のうちの一方の基板、例えば図5に示すようにタッチ側基板11の内面上に設けられ、反対側基板12の内面に当接する。これら絶縁性スペーサ17は、それぞれ柱状に形成されている。
具体的に各絶縁性スペーサ17は、複数の突起状接点15が設けられたタッチ側基板11の内面に設けられた第1の配線パターン50−1〜50−12の上に設けられている。これら絶縁性スペーサ17は、第1の配線パターン50−1〜50−12上のうち突起状接点15が省かれ各位置に1個ずつ設けられている。これら絶縁性スペーサ17が設けられた各部分は、それぞれ第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とが接触しない無接点部となる。図3に示すように絶縁性スペーサ17を黒く塗り潰し、突起状接点15と絶縁性スペーサ17とを区別し易いように図示する。
各突起16と各絶縁性スペーサ17とは、それぞれ透明な光硬化性樹脂を予め定めた膜厚に塗布し、この光硬化性樹脂膜を露光及び現像処理して形成されている。露光処理された光硬化性樹脂膜を現像処理する際は、当該光硬化性樹脂膜の膜表面に近い側ほど長時間現像液に浸透されるので、各突起16及び各絶縁性スペーサ17は、いずれもタッチ側基板11面と平行な断面形状が円形で、基部から突出端に向かって径が小さくなる円錐台状に形成される。
図4乃至図6は各突起状接点15及び各絶縁性スペーサ17の高さを大きく誇張して示しているが、これら突起状接点15及び絶縁性スペーサ17の周面の傾斜角、すなわちタッチ側基板11面に対する角度は、実際に40°〜50°である。これにより、第1の配線パターン50−1〜50−12を各突起16の全体を覆って成膜することにより、各突起状接点15を形成することができる。
図7及び図8は絶縁性スペーサ17の密度に対する検知荷重を示すものである。図7は各絶縁性スペーサ17の高さが2.5μm、各突起状接点15の高さが2.0μm、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdが0.5μmの場合であり、図8は各絶縁性スペーサ17の高さが3.0μm、各突起状接点15の高さが2.0μm、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdが1.0μmの場合を示す。タッチ側基板11のガラス厚さが、0.20mm、0.30mm、及び0.40mmである場合に、各絶縁性スペーサ17を、タッチ側基板11と反対側基板12の互いに対向する面内に100mmあたり25個、44個、100個、200個及び400個の密度で配置して実験を行った。ここで、各突起状接点15は、100mmあたり100個の密度で配置してあり、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15は、基部の直径が30μmで形成されている。
各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdが小さく、タッチ側基板11のガラス厚さが薄く、絶縁性スペーサ17の密度が小さい程、検知荷重は小さくなることが分かる。
検知荷重は、150g以下20g以上である必要があり、30g程度であることがより望ましい。各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdを小さくすると誤作動が懸念されるため、ここでは各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdを大きい方の1.0μmに選び、タッチ側基板11のガラス厚さを薄い方の2.0mmに選ぶことにした。この場合、150g以下20g以上の検知荷重を満たす絶縁性スペーサ17の密度は、25〜400個/100mmの範囲であり、30gの検知荷重を満たす絶縁性スペーサ17の密度は、44個/100mmであることが、図8から分かる。
以上から、誤作動を起こしにくくすると共に検知荷重を望ましい値にするためには、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdを1.0μm、タッチ側基板11のガラス厚さを2.0mm、及び絶縁性スペーサ17の密度を、44個/100mmとすることが望ましい。現実的には各値に幅を持たせて、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15の高低差Δdを0.75〜1.25μm、タッチ側基板11のガラス厚さを0.15〜0.25mm、及び絶縁性スペーサ17の密度を、25〜400個/100mmとすることができる。
各絶縁性スペーサ17の密度を、タッチエリア29内のXY軸の各方向の相互の間隔すなわちピッチP2で表現すると、ピッチP2が1.5mmで設けられるのが望ましく、現実的には値に幅を持たせて、0.5〜2.0mmの範囲で設けることができる。
なお、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15との高低差Δdは、Δd=0.75〜1.25μm、望ましくは高低差Δdは、Δd=1.0μmに形成されている。タッチ側基板11の厚さは、0.15〜0.25mmの範囲、望ましくは厚さ0.20mmに形成されている。各絶縁性スペーサ17は、タッチ側と反対側基板11,12の互いに対向する面内に密度25〜400個/100mm、望ましくは密度44個/100mmで配置されている。これにより、タッチ側基板11におけるタッチによる撓み変形量も所定の範囲にすることができ、タッチ側基板11は、タッチ側基板11に対する指先30等のタッチが離れると、直ちに撓み変形が無くなり、元の平面状に戻ることができる。
枠状のシール材24は、図4に示すようにタッチ側と反対側基板11,12の周縁部を液体注入口26を除いて全周に亘ってシールし、これらタッチ側と反対側との各基板11,12の間隙の大きさを保持する。しかるに、タッチ側と反対側との各基板11,12は、各絶縁性スペーサ17を反対側基板12の内面に当接させることにより当該各基板11,12の間隙を各絶縁性スペーサ17の長さに対応する間隔に規定し、この間隔を規定した状態でシール材24を硬化し、当該各基板11,12をシール材24を介して接合する。
このシール材24には、図3に示すようにタッチ側と反対側基板11,12のいずれか一方の内面上に液体注入口26が設けられている。この液体注入口26は、反対側基板12の張出部12aが形成された側とは反対側の縁部に対応する辺部を部分的に欠落させて形成されている。
絶縁性液体28は、タッチ側と反対側基板11,12間のシール材24により囲まれた間隙に封入されている。絶縁性液体28の封入は、図示しない密閉されたチャンバ内において行われる。チャンバ内は、真空状態にされる。液体注入口26が絶縁性液体28中に浸される。この状態でチャンバ内は大気圧に戻される。これにより、チャンバ内とタッチ側と反対側基板11,12間の間隙内との圧力差によって絶縁性液体28は、液体注入口26を通してタッチ側と反対側基板11,12間の間隙に注入されて充填される。液体注入口26は、絶縁性液体28の充填後に封止樹脂27によって封止される。
タッチパネル10には、図2、3に示すように上記タッチエリア29が設けられている。このタッチエリア29は、図6に示すように指先30等によるタッチにより入力を行なうためのエリアである。このタッチエリア29は、枠状のシール材24の内側に形成された矩形状の領域である。
上記張出部12aには、複数の接続端子60−1〜60−12、61−1〜61−9が設けられている。このうち各接続端子60−1〜60−12は、それぞれ第1の配線パターン50−1〜50−12に接続されている。各接続端子61−1〜61−9は、それぞれ第2の配線パターン51−1〜51−9に接続されている。
図9はタッチパネル10の座標検出回路70の構成図を示す。タッチ側基板(透明基板)11の内面には、上記の通りX軸方向に沿って複数の配線パターン(ITOパターン)、例えば12本の第1の配線パターン50−1〜50−12が互いに平行に形成されている。これら第1の配線パターン50−1〜50−12は、それぞれX1〜X12端子を有する。
反対側基板(透明基板)12の内面には、上記の通りY軸方向に沿って複数の配線パターン(ITOパターン)、例えば9本の第2の配線パターン51−1〜51−9が互いに平行に形成されている。これら第2の配線パターン51−1〜51−9は、それぞれY1〜Y9端子を有する。
これら第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9は、それぞれ光透過性、いわゆる透明な抵抗膜である。これら第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とは、ITO膜により形成される。
第1の配線パターン50−1〜50−12には、それぞれ図2に示す各接続端子60−1〜60−12を介して第1の各スイッチ52−1〜52−12が接続されている。これら第1のスイッチ52−1〜52−12は、例えば定電圧電源53の正極(+極)に共通接続されている。これら第1のスイッチ52−1〜52−12は、第1の一定期間毎にいずれか1つのスイッチ52−1、52−2、…、52−12が順次閉じる。
例えば、これら第1のスイッチ52−1〜52−12は、先ず、第1のスイッチ52−1が第1の一定期間閉じ、かつ他の各第1のスイッチ52−2〜52−12が開く。次に、第1のスイッチ52−2が第1の一定期間閉じ、これと同時に第1のスイッチ52−1が開き、かつ他の第1のスイッチ52−3〜52−12が開く。次に、第1のスイッチ52−3が第1の一定期間閉じ、これと同時に第1のスイッチ52−2が開き、かつ他の第1のスイッチ52−1、52−4〜52−12が開く。以下同様に、第1の一定期間毎に1つのスイッチ52−1、52−2、…、52−12が順次閉じる。
第2の配線パターン51−1〜51−9には、それぞれ図2に示す各接続端子61−1〜61−9を介して第2のスイッチ54−1〜54−9が接続されている。これら第2のスイッチ54−1〜54−9は、例えば定電圧電源53の負極(−極)に共通接続されている。これら第2のスイッチ54−1〜54−9は、各第1のスイッチ52−1〜52−12が閉じている各一定期間内に、第2のスイッチ54−1、54−2、…、54−9のいずれか1つが第2の一定期間毎に順次閉じる。第2の一定期間は、第1の一定期間よりも短い。
第1のスイッチ52−1〜52−12と第2のスイッチ54−1〜54−9とは、タッチパネル駆動回路71によって開閉タイミングが制御される。例えば、先ず、第1のスイッチ52−1が閉じている第1の一定期間内に、第2のスイッチ54−1〜54−9のいずれか1つのスイッチ54−1、54−2、…、54−9が第2の一定期間毎に順次閉じる。第2の一定期間は、第1の一定期間よりも短い。次に、第1のスイッチ52−2が閉じている第1の一定期間内に、第2のスイッチ54−1〜54−9のいずれか1つのスイッチ54−1、54−2、…、54−9が第2の一定期間毎に順次閉じる。次に、第1のスイッチ52−3が閉じている第1の一定期間内に、第2のスイッチ54−1〜54−9のいずれか1つのスイッチ54−1、54−2、…、54−9が第2の一定期間毎に順次閉じる。以下同様に、第1のスイッチ52−4、52−5、…、52−12が閉じている第1の一定期間内に、第2のスイッチ54−1〜54−9のいずれか1つのスイッチ54−1、54−2、…、54−9が第2の一定期間毎に順次閉じる。
これら第1のスイッチ52−1〜52−12と第2のスイッチ54−1〜54−9との開閉タイミングであれば、図10に示すように、先ず、第1のスイッチ52−1が第1の一定期間閉じると、この第1の一定期間X1端子に電圧が印加される。この第1の一定期間中に、第2のスイッチ54−1〜54−9が第2の一定期間毎に順次閉じるので、Y1〜Y9端子には、これらY1〜Y9端子の順で第2の一定期間毎に順次電圧が印加される。
次に、第1のスイッチ52−2が第1の一定期間閉じると、この第1の一定期間X2端子に電圧が印加される。この第1の一定期間中に、第2のスイッチ54−1〜54−9が第2の一定期間毎に順次閉じるので、Y1〜Y9端子には、これらY1〜Y9端子の順で第2の一定期間毎に順次電圧が印加される。
次に、第1のスイッチ52−3が第1の一定期間閉じると、この第1の一定期間X3端子に電圧が印加される。この第1の一定期間中に、第2のスイッチ54−1〜54−9が第2の一定期間毎に順次閉じるので、Y1〜Y9端子には、これらY1〜Y9端子の順で第2の一定期間毎に順次電圧が印加される。
これ以降、第1のスイッチ52−4、52−5、…、52−12が第1の一定期間閉じると、この第1の一定期間X4、X5、…、X12端子に電圧が印加される。この第1の一定期間中に、第2のスイッチ54−1〜54−9が第2の一定期間毎に順次閉じるので、Y1〜Y9端子には、これらY1〜Y9端子の順で第2の一定期間毎に順次電圧が印加される。
第1のスイッチ52−1〜52−12と定電圧電源53との間には、電圧計55が接続されている。この電圧計55は、第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とのいずれかが導通したときの電圧を測定するためのものである。
このようなタッチパネル10であれば、例えば、タッチ部分T1でタッチされると、当該タッチ部分T1に対応する第1の配線パターン50−2と第2の配線パターン51−7とが導通し、このときの電圧計55による電圧が測定される。この測定電圧が予め設定された電圧以上であれば、タッチされたと判断される。又、タッチ部分T2でタッチされると、当該タッチ部分T2に対応する第1の配線パターン50−10と第2の配線パターン51−4とが導通し、このときの電圧計55による電圧が測定される。この測定電圧が予め設定された電圧以上であれば、タッチされたと判断される。このようにタッチパネル10は、例えば1箇所のタッチ部分T1のタッチの判断に限らず、例えばタッチ部分T1、T2等の多点でタッチされると、これらタッチ部分T1、T2等の多点でのタッチを判断できる。
座標検出回路72は、電圧計55により測定された電圧のタイミングと、第1のスイッチ52−1〜52−12と第2のスイッチ54−1〜54−9との開閉タイミングとからタッチ部分T1、T2のXY座標を検出する。
絶縁性液体28は、タッチ側と反対側との各基板11,12の屈折率と略同一の屈折率を有する。例えば絶縁性液体28の屈折率nLCは、複屈折性の殆ど無い(nLC=1.4)を有する。絶縁性液体28は、例えば液晶を用いる。この絶縁性液体28は、タッチ側と反対側基板11,12及び第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9との光の屈折率の差が例えば0.1以下の透明な液体である。すなわち、タッチ側と反対側基板11,12及び第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9との屈折率は、約1.5である。絶縁性液体28は、約1.4〜1.6の範囲の屈折率を有する。この絶縁性液体28は、タッチ側と反対側基板11,12及び第1と第2の抵抗膜13,14の屈折率により近い屈折率、つまり約1.4の屈折率を有しているのが好ましい。
本実施の形態では、絶縁性液体28は、常温で光学的に等方性な液晶、例えば5℃以上の温度においてアイソトロピック相を示す液晶(N−I点が5℃未満のネマティック液晶)をタッチ側と反対側基板11,12の間隙に封入される。このような特性の液晶としては、具体的に2つから3つのシクロヘキサンまたはベンゼン環と、その両端にアルキル基を有し、誘電異方性を持たない液晶材料を用いることができる。
ここで、タッチパネル10のタッチ側と反対側基板11,12の間に空気層を形成した場合と本タッチパネル10のように屈折率1.4を有する絶縁性液体28を封入した場合とを比較する。
図11に示すように空気層が形成されている場合における複数の配線パターン(ITOパターン)の有るところと無いところとの透過率の比TITO無し/TITO有りは、下記の式(1)に示すように1.10と大きくなる。なお、nは空気の屈折率、nはタッチ側と反対側基板(ガラス)11,12の屈折率、nITOは複数の配線パターン(ITOパターン)の屈折率、nLCは絶縁性液体28の屈折率である。
Figure 2012003722
これに対して図12に示すように本タッチパネル10のようにタッチ側と反対側基板11,12の屈折率と略同一の屈折率1.4を有する絶縁性液体28を封入すると、複数の配線パターン(ITOパターン)、すなわち第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9との有るところと無いところとの透過率の比TITO無し/TITO有りは、下記の式(2)に示すように1.05と小さくなる。
Figure 2012003722
このように上記第1の実施の形態によれば、タッチ側と反対側基板11,12の屈折率と略同一の屈折率1.4を有する絶縁性液体28を封入することにより、これらタッチ側と反対側基板11,12と絶縁性液体28との間で界面反射が殆どなくなる。これにより、タッチパネル10に形成されている複数の配線パターン(ITOパターン)である第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とが見えにくくなる。この結果、タッチパネル10の操作がし易くなる。
絶縁性液体28の屈折率は、タッチ側と反対側基板11,12の屈折率と略同一であればよいので、例えば1.4〜1.6の範囲でも、タッチ側と反対側基板11,12と絶縁性液体28との間で界面反射が殆どなくなり、タッチパネル10に形成されている第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とが見えにくくなることが可能である。
又、各絶縁性スペーサ17と各突起状接点15とを高低差Δd=0.75〜1.25μm、望ましくは高低差Δd=1.0μmに形成し、タッチ側基板11を厚さ0.15〜0.25mmの範囲、望ましくは厚さ0.20mmに形成し、かつ各絶縁性スペーサ17をタッチ側と反対側基板11,12の互いに対向する面内に密度25〜400個/100mm、望ましくは密度44個/100mmに形成して配置するので、タッチ側基板11におけるタッチによる撓み変形量も所定の範囲にすることができ、タッチ側基板11は、タッチ側基板11に対する指先30等のタッチが離れると、直ちに撓み変形が無くなり、元の平面状に戻ることができる。
タッチ側基板11に対するタッチによる撓み変形量も所定の範囲なので、タッチ側と反対側基板11,12間のシール材24により囲まれ、絶縁性液体28が封入された間隙の容積の変化も所定の範囲であり、タッチによる荷重を受けたときの当該荷重が絶縁性液体28を伝わることによるタッチ部分以外でのタッチ側基板11の変形も所定の範囲である。
(第2の実施形態)
図13はタッチパネル10の一部分の拡大断面図を示す。このタッチパネル10は、タッチ側と反対側基板11,12のうちの反対側基板12の内面上の複数の位置にそれぞれ複数の突起16を設け、反対側基板12の内面上及び各突起16上に第2の配線パターン51−1〜51−9を形成している。反対側基板12の第2の配線パターン51−1〜51−9の上には、複数の絶縁性スペーサ17が設けられている。他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
(第3の実施形態)
図14はタッチパネル10の一部分の拡大断面図を示す。このタッチパネル10は、タッチ側と反対側基板11,12の一方、例えばタッチ側基板11の内面上に複数の突起16を設け、タッチ側基板11の内面上及び各突起16上に第1の配線パターン50−1〜50−12を形成している。反対側基板12の第2の配線パターン51−1〜51−9の上には、複数の絶縁性スペーサ17が設けられている。他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
(第4の実施形態)
図15はタッチパネル10の一部分の拡大断面図を示す。このタッチパネル10は、上記第1乃至第3の実施の形態における複数の絶縁性スペーサ17に代えて複数の球状スペーサ17aを設けている。これら球状スペーサ17aは、突起状接点15の高さよりも大きい直径を有する。これら球状スペーサ17aは、タッチ側と反対側基板11,12間の間隙を各突起状接点15の高さよりも大きい値に規定する。他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記各実施の形態のタッチパネル10は、絶縁性液体28として、常温で光学的に等方性な液晶を封入しているが、この絶縁性液体28は、沸点が100℃以上の有機、又は無機の絶縁性の液状物質、具体的には、ブタノール、トルエン、キシレン、イソブチルアルコール、イソペプンチルアルコール、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、テトラクロルエチレン、メチルイソブチルケトン、メチルブチルケトン、エチレングリコールモノエーテル、エチレングリコールモノエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、テレビンオイル等の有機の液状物質、またはシリコンオイル等の無機の液状物質を用いることができる。
1:表示パネル、2,3:一対の透明基板、4:シール材、5,6:偏光板、7:接着層、10:タッチパネル、11,12:一対の基板(透明基板)、15:複数の突起状接点、17:複数の絶縁性スペーサ、17a:複数の球状スペーサ、24:枠状のシール材、28:絶縁性液体、12a:張出部、29:タッチエリア、16:複数の突起、26:液体注入口、50−1〜50−12:複数の第1の抵抗膜(第1の配線パターン)、51−1〜51−9:複数の第2の抵抗膜(第2の配線パターン)、52−1〜52−12:第1のスイッチ、54−1〜54−9:第2のスイッチ、60−1〜60−12,61−1〜61−9:複数の接続端子、53:定電圧電源、55:電圧計、70:座標検出回路、71:タッチパネル駆動回路、72:座標検出回路。

Claims (8)

  1. 互いに対向配置された第1と第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に設けられ、一方の方向に互いに並列に配列された複数の第1の抵抗膜と、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に設けられ、前記一方の方向に対して垂直な他方の方向に互いに並列に配列された複数の第2の抵抗膜と、
    前記第1の基板と前記第1の抵抗膜との間における複数の位置に設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板のうちのタッチされる一方の基板のタッチされた部分の荷重によって前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との間を導通させる複数の突起状接点と、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に封入された絶縁性液体と、
    前記複数の第1の抵抗膜にそれぞれ電気的に接続された複数の第1のスイッチと、
    前記複数の第2の抵抗膜にそれぞれ電気的に接続された複数の第2のスイッチと、
    前記複数の第1の抵抗膜と前記複数の第2の抵抗膜とにそれぞれ電圧を印加し、前記第1又は前記第2の基板に対してタッチされた部分での前記複数の第1の抵抗膜と前記複数の第2の抵抗膜とのうちいずれかの前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との導通により生じる電圧に基づいて前記タッチされた部分の座標を検出するタッチパネル駆動回路と、
    を具備する
    ことを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記絶縁性液体は、前記第1の基板及び前記第2の基板との間の界面反射を低減することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  3. 前記第1の基板と前記第2の基板と前記絶縁性液体の屈折率は、1.4〜1.6の範囲を有することを特徴とする請求項2記載のタッチパネル。
  4. 前記第1の基板と前記第2の基板とは、それぞれ屈折率1.4を有するガラス板から成り、前記絶縁性液体は、屈折率1.4を有する液晶から成る、
    ことを特徴とする請求項3記載のタッチパネル。
  5. 前記絶縁性液体は、前記第1の基板及び前記第2の基板と、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との光の屈折率の差が0.1以下の透明な液体であることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  6. 前記タッチパネル駆動回路は、前記複数の第1のスイッチのうちいずれか1つのスイッチを第1の一定期間毎に順次閉じ、かつ前記一定期間内に、前記複数の第2のスイッチのうちいずれか1つのスイッチを第2の一定期間毎に順次閉じることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  7. 前記複数の第1の抵抗膜と前記複数の第2の抵抗膜とのいずれかが導通したときの電圧を測定する電圧計と、
    前記電圧計により測定された電圧と、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの開閉タイミングとに基づいて少なくとも1箇所の前記タッチ部分の座標を検出する座標検出回路と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  8. 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載のタッチパネルを表示パネル上に設けたことを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
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