JP2012003722A - タッチパネル及びタッチパネル付き表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 互いに対向配置された第1と第2の基板と、第1の基板と第2の基板の間に設けられ、一方の方向に互いに並列に配列された複数の第1の抵抗膜と、第1の基板と第2の基板の間に設けられ、一方の方向に対して垂直な他方の方向に互いに並列に配列された複数の第2の抵抗膜と、第1の基板と第2の基板の間に封入された絶縁性液体とを有し、この絶縁性液体は、第1の基板と第2の基板の屈折率と略同一の屈折率を有する。
【選択図】図9
Description
このタッチパネルは、タッチ側基板の外面側からペン又は指等によりタッチされると、このタッチによりタッチ側基板に撓み変形が生じ、この撓み変形した部分のタッチ側基板の内面の第1の配線パターンと反対側基板の内面の第2の配線パターンとが接触し、当該接触部分において第1と第2の配線パターンとが局部的に導通する。この第1と第2の配線パターンとの導通位置からタッチ部分のXY座標が検出される。タッチパネルの技術は、例えば特許文献1がある。
図1乃至図6及び図9はタッチパネル付き表示装置の構成図であって、図1はタッチパネル付き表示装置の側面図、図2はタッチパネルの平面図、図3はタッチパネルのタッチ側基板の内面側から見た平面図、図4はタッチパネルの断面図、図5はタッチパネルの一部分の拡大断面図、図6はタッチパネルの一部分のタッチ入力時の拡大断面図、図9はタッチパネルの座標検出回路の構成図を示す。
表示パネル1の一対の透明基板2,3は、予め定めた間隙を設けて対向配置され、当該各透明基板2,3の各周縁部の間に枠状のシール材4を介して接合されている。一対の透明基板2,3は、一方が観察側の透明基板2とし、他方が反対側の透明基板3とする。透明電極は、一対の基板2,3の対向する各内面にそれぞれに設けられ、互いに対向する領域により複数の画素を形成する。液晶は、一対の基板2,3の間隙でシール材4により囲まれた領域に封入され、各基板2,3の間隙に液晶層を形成する。各偏光板5,6は、一対の基板2,3の各外面にそれぞれ配置されている。
このタッチパネル10は、図2乃至図6及び図9に示すように一対の光透過性の基板(透明基板)11,12と、X軸方向に沿って互いに並列に形成された複数の第1の抵抗膜(以下、第1の配線パターン(ITOパターン)と称する)、例えば12本の第1の配線パターン50−1〜50−12と、Y軸方向に沿って互いに並列に形成された複数の第2の抵抗膜(以下、第2の配線パターン(ITOパターン)と称する)、例えば9本の第2の配線パターン51−1〜51−9と、複数の突起状接点15と、複数の絶縁性スペーサ17と、枠状のシール材24と、絶縁性液体28とから成る。
このシール材24には、図3に示すようにタッチ側と反対側基板11,12のいずれか一方の内面上に液体注入口26が設けられている。この液体注入口26は、反対側基板12の張出部12aが形成された側とは反対側の縁部に対応する辺部を部分的に欠落させて形成されている。
反対側基板(透明基板)12の内面には、上記の通りY軸方向に沿って複数の配線パターン(ITOパターン)、例えば9本の第2の配線パターン51−1〜51−9が互いに平行に形成されている。これら第2の配線パターン51−1〜51−9は、それぞれY1〜Y9端子を有する。
これら第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9は、それぞれ光透過性、いわゆる透明な抵抗膜である。これら第1の配線パターン50−1〜50−12と第2の配線パターン51−1〜51−9とは、ITO膜により形成される。
次に、第1のスイッチ52−2が第1の一定期間閉じると、この第1の一定期間X2端子に電圧が印加される。この第1の一定期間中に、第2のスイッチ54−1〜54−9が第2の一定期間毎に順次閉じるので、Y1〜Y9端子には、これらY1〜Y9端子の順で第2の一定期間毎に順次電圧が印加される。
次に、第1のスイッチ52−3が第1の一定期間閉じると、この第1の一定期間X3端子に電圧が印加される。この第1の一定期間中に、第2のスイッチ54−1〜54−9が第2の一定期間毎に順次閉じるので、Y1〜Y9端子には、これらY1〜Y9端子の順で第2の一定期間毎に順次電圧が印加される。
絶縁性液体28は、タッチ側と反対側との各基板11,12の屈折率と略同一の屈折率を有する。例えば絶縁性液体28の屈折率nLCは、複屈折性の殆ど無い(nLC=1.4)を有する。絶縁性液体28は、例えば液晶を用いる。この絶縁性液体28は、タッチ側と反対側基板11,12及び第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9との光の屈折率の差が例えば0.1以下の透明な液体である。すなわち、タッチ側と反対側基板11,12及び第1と第2の配線パターン50−1〜50−12、51−1〜51−9との屈折率は、約1.5である。絶縁性液体28は、約1.4〜1.6の範囲の屈折率を有する。この絶縁性液体28は、タッチ側と反対側基板11,12及び第1と第2の抵抗膜13,14の屈折率により近い屈折率、つまり約1.4の屈折率を有しているのが好ましい。
図11に示すように空気層が形成されている場合における複数の配線パターン(ITOパターン)の有るところと無いところとの透過率の比TITO無し/TITO有りは、下記の式(1)に示すように1.10と大きくなる。なお、n0は空気の屈折率、nGはタッチ側と反対側基板(ガラス)11,12の屈折率、nITOは複数の配線パターン(ITOパターン)の屈折率、nLCは絶縁性液体28の屈折率である。
タッチ側基板11に対するタッチによる撓み変形量も所定の範囲なので、タッチ側と反対側基板11,12間のシール材24により囲まれ、絶縁性液体28が封入された間隙の容積の変化も所定の範囲であり、タッチによる荷重を受けたときの当該荷重が絶縁性液体28を伝わることによるタッチ部分以外でのタッチ側基板11の変形も所定の範囲である。
図13はタッチパネル10の一部分の拡大断面図を示す。このタッチパネル10は、タッチ側と反対側基板11,12のうちの反対側基板12の内面上の複数の位置にそれぞれ複数の突起16を設け、反対側基板12の内面上及び各突起16上に第2の配線パターン51−1〜51−9を形成している。反対側基板12の第2の配線パターン51−1〜51−9の上には、複数の絶縁性スペーサ17が設けられている。他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
図14はタッチパネル10の一部分の拡大断面図を示す。このタッチパネル10は、タッチ側と反対側基板11,12の一方、例えばタッチ側基板11の内面上に複数の突起16を設け、タッチ側基板11の内面上及び各突起16上に第1の配線パターン50−1〜50−12を形成している。反対側基板12の第2の配線パターン51−1〜51−9の上には、複数の絶縁性スペーサ17が設けられている。他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
図15はタッチパネル10の一部分の拡大断面図を示す。このタッチパネル10は、上記第1乃至第3の実施の形態における複数の絶縁性スペーサ17に代えて複数の球状スペーサ17aを設けている。これら球状スペーサ17aは、突起状接点15の高さよりも大きい直径を有する。これら球状スペーサ17aは、タッチ側と反対側基板11,12間の間隙を各突起状接点15の高さよりも大きい値に規定する。他の構成は、上記第1の実施の形態と同一である。
Claims (8)
- 互いに対向配置された第1と第2の基板と、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に設けられ、一方の方向に互いに並列に配列された複数の第1の抵抗膜と、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に設けられ、前記一方の方向に対して垂直な他方の方向に互いに並列に配列された複数の第2の抵抗膜と、
前記第1の基板と前記第1の抵抗膜との間における複数の位置に設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板のうちのタッチされる一方の基板のタッチされた部分の荷重によって前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との間を導通させる複数の突起状接点と、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に封入された絶縁性液体と、
前記複数の第1の抵抗膜にそれぞれ電気的に接続された複数の第1のスイッチと、
前記複数の第2の抵抗膜にそれぞれ電気的に接続された複数の第2のスイッチと、
前記複数の第1の抵抗膜と前記複数の第2の抵抗膜とにそれぞれ電圧を印加し、前記第1又は前記第2の基板に対してタッチされた部分での前記複数の第1の抵抗膜と前記複数の第2の抵抗膜とのうちいずれかの前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との導通により生じる電圧に基づいて前記タッチされた部分の座標を検出するタッチパネル駆動回路と、
を具備する
ことを特徴とするタッチパネル。 - 前記絶縁性液体は、前記第1の基板及び前記第2の基板との間の界面反射を低減することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記第1の基板と前記第2の基板と前記絶縁性液体の屈折率は、1.4〜1.6の範囲を有することを特徴とする請求項2記載のタッチパネル。
- 前記第1の基板と前記第2の基板とは、それぞれ屈折率1.4を有するガラス板から成り、前記絶縁性液体は、屈折率1.4を有する液晶から成る、
ことを特徴とする請求項3記載のタッチパネル。 - 前記絶縁性液体は、前記第1の基板及び前記第2の基板と、前記第1の抵抗膜と前記第2の抵抗膜との光の屈折率の差が0.1以下の透明な液体であることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記タッチパネル駆動回路は、前記複数の第1のスイッチのうちいずれか1つのスイッチを第1の一定期間毎に順次閉じ、かつ前記一定期間内に、前記複数の第2のスイッチのうちいずれか1つのスイッチを第2の一定期間毎に順次閉じることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
- 前記複数の第1の抵抗膜と前記複数の第2の抵抗膜とのいずれかが導通したときの電圧を測定する電圧計と、
前記電圧計により測定された電圧と、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの開閉タイミングとに基づいて少なくとも1箇所の前記タッチ部分の座標を検出する座標検出回路と、
を有することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。 - 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載のタッチパネルを表示パネル上に設けたことを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010140969A JP2012003722A (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | タッチパネル及びタッチパネル付き表示装置 |
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JP2012003722A5 JP2012003722A5 (ja) | 2013-05-30 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS5953987A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 座標位置検出装置 |
JPH0628090A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-04 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | Cpu入力装置 |
JP2010033499A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Casio Comput Co Ltd | タッチパネル |
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2010
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