JP2011525189A - 多発性硬化症を治療するための小児科の組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
(a) 化合物を糖アルコールと混合すること;
(b) (a)において得た混合物を、粉砕および/または顆粒化すること;ならびに
(c) (b)において得た、粉砕および/または顆粒化した混合物を、滑沢剤と混合すること。
他の免疫調節性化合物、例えばCTLA4の細胞外ドメインの少なくとも一部またはその変異体を有する組換え結合分子(例えばCTLA4の少なくとも細胞外部分、または非CTLA4タンパク質配列と結合するその変異体など、例えばCTLA4Ig(例えばATCC 68629と称されるもの)またはその変異体(例えばLEA29Yなど))、または、他の接着分子阻害剤(例えばLFA−1アンタゴニスト、セレクチンアンタゴニストおよびVLA−4アンタゴニストを含む低分子量阻害剤またはmAbなど)と共に使用してもよい。同時投与する免疫調節剤または抗炎症剤の投与量は、当然のことながら、使用する併用薬(co-drug)の種類、および、処置しようとする状態、などに応じて変動する。
1. 患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延における使用のための、本明細書において上記で記載した約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物であって、当該組成物は例えば1日に1回、経口投与され、また、当該患者は小児科の患者である、前記医薬組成物。
2. 患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延における、約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物の使用であって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与され、また、当該患者は小児科の患者である、前記使用。
3. 患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延のための医薬の製造のための、約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物の使用であって、当該医薬は、例えば1日に1回、経口投与され、また、当該患者は小児科の患者である、前記使用。
4. 約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物;および、患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延のために当該組成物を使用するための使用説明付きラベルを含むパッケージ(package)であって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与されるものであり、また、当該患者は小児科の患者である、前記パッケージ。
5. 約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物を投与することを含む、患者において、多発性硬化症を治療するか、予防するか、またはその進行を遅らせる方法であって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与され、また、当該患者は小児科の患者である、前記方法。
1.患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延における使用のための、約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物であって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与されるものであり、また、当該患者は、呼吸困難、下痢および悪心から選択される慢性的な状態または再発状態に苦しんでいる者である、前記医薬組成物。
2. 患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延における、約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物の使用であって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与されるものであり、また、当該患者は、呼吸困難、下痢および悪心から選択される慢性的な状態または再発状態に苦しんでいる者である、前記使用。
3. 患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延のための医薬の製造のための、約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物の使用であって、当該医薬は、例えば1日に1回、経口投与されるものであり、また、当該患者は、呼吸困難、下痢および悪心から選択される慢性的な状態または再発状態に苦しんでいる者である、前記使用。
4. 約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物;および、患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延のために当該組成物を使用するための使用説明付きラベルを含むパッケージであって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与されるものであり、また、当該患者は、呼吸困難、下痢および悪心から選択される慢性的な状態または再発状態に苦しんでいる者である、前記パッケージ。
5. 約1.25mg以下、例えば約0.5mg以下(例えば約0.5mg)の化合物(例えばFTY720もしくはFTY720リン酸塩)またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物を投与することを含む、患者において、多発性硬化症を治療するか、予防するか、またはその進行を遅らせる方法であって、当該組成物は、例えば1日に1回、経口投与されるものであり、また、当該患者は、呼吸困難、下痢および悪心から選択される慢性的な状態または再発状態に苦しんでいる者である、前記方法。
i) 例えば皮下、筋肉内または経口経路により投与されるインターフェロン類、例えばペグ化もしくは非ペグ化α−インターフェロン、またはβ−インターフェロン(例えばインターフェロンベータ−1aもしくはインターフェロンベータ−1bなど)、またはτ−インターフェロンなど、好ましくはβ−インターフェロン;
ii) 例えばグラチラマーなどの改変ペプチドリガンド(例えば酢酸塩の形態)、;
iii) 例えばミトキサントロン、メトトレキサート、アザチオプリン、シクロホスファミド、またはステロイド(例えばメチルプレドニゾロン、プレドニゾンもしくはデキサメサゾンなど)、所望により抗増殖性活性/抗腫瘍性活性を有する免疫抑制剤、またはステロイド分泌剤(例えばACTHなど);
iv) アデノシンデアミナーゼ阻害剤(例えばクラドリビンなど);
v) IV免疫グロブリンG(例えばNeurology, 1998, May 50(5):1273-81において開示されているようなもの);
vi) 種々のT細胞表面マーカーに対するモノクローナル抗体、例えばナタリズマブ(ANTEGREN(登録商標))またはアレムツズマブなど;
vii) TH2促進性サイトカイン(例えばIL−4、IL−10など)、または、TH1促進性サイトカインの発現を阻害する化合物(例えばペントキシフィリンなどのホスホジエステラーゼ阻害剤);
viii) バクロフェン、ジアゼパム、ピラセタム、ダントロレン、ラモトリギン、リフルゾール(rifluzole)、チザニジン、クロニジン、ベータ遮断薬、シプロヘプタジン、オルフェナドリンまたはカンナビノイドを含む、抗痙縮剤(antispasticity agent);
ix) AMPA型グルタミン酸受容体アンタゴニスト、例えば2,3−ジヒドロキシ−6−ニトロ−7−スルファモイルベンゾ(f)キノキサリン、[1,2,3,4,−テトラヒドロ−7−モルホリン−イル−2,3−ジオキソ−6−(トリフルオロメチル)キノキサリン−1−イル]メチルホスホネート、1−(4−アミノフェニル)−4−メチル−7,8−メチレン−ジオキシ−5H−2,3−ベンゾジアゼピン、または(−)1−(4−アミノフェニル)−4−メチル−7,8−メチレン−ジオキシ−4,5−ジヒドロ−3−メチルカルバモイル−2,3−ベンゾジアゼピンなど;
x) VCAM−1発現の阻害薬またはVCAM−1のリガンドのアンタゴニスト、例えばα4β1インテグリンVLA−4および/もしくはアルファ−4−ベータ−7インテグリンのアンタゴニスト(例えばナタリズマブ(ANTEGREN(登録商標)など);
xi) 抗マクロファージ遊走阻止因子(抗−MIF);
xii) カテプシンS阻害剤;
xiii) mTor阻害剤。
Rは、H、−R2、−OR2またはNR1R2であり、
ここで、R1は、H、低級アルキルまたはC3〜C10シクロアルキルであり、
R2は、低級アルキルまたはC3〜C10シクロアルキルであり、また、
R1およびR2のそれぞれは独立して、所望により、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、CN、NO2によって置換されるか、または、所望により、モノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノであり;
Xは、=N−または=C(Z)−であり、
ここで、Zは、H、−C(O)−NR3R4、−NH−C(O)−R3、−CH2−NH−C(O)−R3、−C(O)−R3、−S(O)−R3、−S(O)2−R3、−CH2−C(O)−R3、−CH2−NR3R4、−R4、−C≡C−CH2−R5、N−ヘテロシクリル、N−ヘテロシクリル−カルボニル、または−C(P)=C(Q)−R4であり、
ここで、
PおよびQのそれぞれは、独立して、H、低級アルキルまたはアリールであり、
R3は、アリール、アリール低級アルキル、C3〜C10シクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル低級アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル低級アルキルであり、
R4は、H、アリール、アリール低級アルキル、アリール低級アルケニル、C3〜C10シクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル低級アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル低級アルキルであり、または
R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と共に互いに結合して、N−ヘテロシクリル基を形成し、
ここで、N−ヘテロシクリルは、N、NR6、O、S、S(O)またはS(O)2から選択されるさらなる1個、2個または3個のヘテロ原子を所望により含有する、3〜8個の環原子を有する、窒素原子を介して結合した複素環部分を含有する、飽和の、部分的に不飽和の、または芳香族の窒素を表し、ここで、R6は、Hであるか、または、所望により置換され(低級アルキル、カルボキシ、アシル(例えばホルミル、アセチルもしくはプロピオニルなどの低級アルキルアシル、または、例えばベンゾイルなどのアリールアシルの両方を含む)、アミド、アリール、S(O)またはS(O)2)、ここで、当該N−ヘテロシクリルは、所望により例えばベンゼン環またはピリジン環と二環構造で融合され、また、当該N−ヘテロシクリルは、所望により3〜8員のシクロアルキルまたは複素環とスピロ構造で結合され、ここで当該複素環は、3〜10個の環員を有し、かつ、N、NR6、O、S、S(O)またはS(O)2(R6は上記で定義した通りである)から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、
ここで、ヘテロシクリルは、3〜10個の環員を有し、かつ、N、NR6、O、S、S(O)またはS(O)2(R6は、上記で定義した通りである)から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する環を表し、
ここで、R3およびR4のそれぞれは、独立して、所望によりハロ、ヒドロキシ、オキソ、低級アルコキシ、CNもしくはNO2から選択される1個以上の基(例えば1〜3個の基)によって置換されるか、または所望により置換され(所望によりモノ−またはジ−低級アルキル置換アミノ、アリール、アリール低級アルキル、N−ヘテロシクリルまたはN−ヘテロシクリル低級アルキル(ここで、当該所望により選択される置換は、ハロ、ヒドロキシ、低級アルコキシ、CN、NO2、または、所望によりモノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノから選択される1〜3個の置換基を含む))、そして
R5は、アリール、アリール低級アルキル、アリールオキシ、アロイルまたは上記で定義したN−ヘテロシクリルであり、
ここで、R5は、所望によりハロ、ヒドロキシ、CN、NO2もしくはオキソから選択される1〜5個の置換基(substitutent)を表すR7によって置換されるか、または所望により置換され(低級アルコキシ、低級アルキル、アリール、アリールオキシ、アロイル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、所望によりモノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノ、もしくはN−ヘテロシクリル、またはN−ヘテロシクリル低級アルキル(ここで、N−ヘテロシクリルは上記で定義した通りである)、
ここで、R7は、所望により、ハロ、ヒドロキシ、所望により、モノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノ、低級アルキルカルボニル、低級アルコキシまたは低級アルキルアミドから選択される1〜3個の置換基(substitutent)によって置換され;
R13は、低級アルキル、C3〜C10シクロアルキルまたはC3〜C10シクロアルキル低級アルキルであり、これらはすべて、独立して、ハロ、ヒドロキシ、CN、NO2、または、所望によりモノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノによって所望により置換され;ならびに
R14は、Hであるか、または所望により置換され(アリール、アリール−W−、アリール低級アルキル−W−、C3〜C10シクロアルキル、C3〜C10シクロアルキル−W−、N−ヘテロシクリルもしくはN−ヘテロシクリル−W−(ここで、N−ヘテロシクリルは上記で定義した通りである)、フタルイミド、ヒダントイン、オキサゾリジノン、または2,6−ジオキソ−ピペラジン)、
ここで、−W−は、−O−、−C(O)−、−NH(R6)−、−NH(R6)−C(O)−、−NH(R6)−C(O)−O−(ここで、R6は上記で定義した通りである)、−S(O)−、−S(O)2−または−S−であり、
ここで、R14は、ハロ、ヒドロキシ、CN、NO2、オキソ、アミド、カルボニル、スルホンアミド、低級アルキルジオキシメチレンから選択される1〜10個の置換基(substitutent)を表すR18によって所望により置換されるか、または所望により置換され(低級アルコキシ、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルコキシカルボニル、所望により、モノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノ、アリール、アリール低級アルキル、アリール低級アルケニル、アリールオキシ、アロイル、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニル、N−ヘテロシクリル、N−ヘテロシクリル低級アルキル(ここで、N−ヘテロシクリルは上記で定義した通りである)、ヘテロシクリル、または、アリールを含むR14は、ヘテロ原子含有環と融合したアリールを有し、
ここで、R18は、ハロ、ヒドロキシ、CN、NO2またはオキソから選択される1〜4個の置換基を表すR19によって所望により置換されるか、または所望により置換され(低級アルコキシ、低級アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、C3〜C10シクロアルキル、低級アルコキシカルボニル、ハロ低級アルキル、所望によりモノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノ、アリール、アリールオキシ、アロイル(例えばベンゾイル)、アシル(例えば低級アルキルカルボニル)、低級アルキルスルホニル、アリールスルホニルもしくはN−ヘテロシクリル、またはN−ヘテロシクリル低級アルキル(ここで、N−ヘテロシクリルは上記で定義した通りである))、
ここで、R19は、ハロ、ヒドロキシ、CN、NO2、オキソ、所望によりモノ−もしくはジ−低級アルキル置換アミノ、低級アルキル、または低級アルコキシから選択される1〜4個の置換基によって所望により置換される;
R1aaは、CH3またはC3−6アルキニルであり、
R2aaは、Hまたは−CH2−CH2−OH、3−ヒドロキシ−2−(ヒドロキシメチル)−2−メチル−プロパノイルまたはテトラゾリルであり、および
Xaaは、=O、(H、H)または(H、OH)であり、
ただし、R2aaは、Xaaが=O、かつ、R1aaがCH3である場合には、H以外であるか、
または、R2aaが−CH2−CH2−OHである場合には、そのプロドラッグ、例えばその生理学的に加水分解可能なエーテルであるものとする。
微粒子化した化合物A、例えば2−アミノ−2−[2−(4−オクチルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール塩酸塩(FTY720)をふるいにかけ、このふるいにかけた化合物116.7gを、9683.3gのマンニトール(E. Merck社製Parteck M200)と混合する。次いで、30メッシュスクリーンを用い、Frewitt MGI装置(米国のKey International Inc.製)中で、この混合物を粉砕する。20メッシュスクリーンを用いてステアリン酸マグネシウムをふるいにかけ、このふるいにかけた化合物200gを、FTY720/マンニトール混合物と混合し、生成組成物を得る。
化合物A、例えばFTY720* 1.4mg
マンニトールM200 116.2mg
ステアリン酸マグネシウム 2.4mg
合計 120mg
*1mgの遊離型化合物Aは、1.12mgのFTY720に相当する。
さらなる一実施例では、ステアリン酸マグネシウムをCutina(登録商標)(硬化ヒマシ油)に置き換える以外は、実施例1のプロセスを繰り返す。
化合物A(例えばFTY720)とマンニトール(E. Merck社製Parteck M200)とを、18メッシュスクリーンを用い、それぞれ別々にふるいにかける。ふるいにかけたFTY720の1.9gを、ふるいにかけたマンニトール40gと、32rpmのブレンダー内で120回転させて混合する。次いで、このFTY720/マンニトール混合物を、35メッシュスクリーンに通してふるいにかける。
FTY720* 0.56mg
マンニトールM200 114.04mg
ヒドロキシプロピルセルロース 3.6mg
ステアリン酸マグネシウム 1.8mg
合計 120mg
再発性多発性硬化症(MS)を患っている281人の患者の6ヶ月にわたるプラセボ対照試験の間に、1日に1回の経口FTY720 1.25または5.0mgによって、プラセボに対し、年率換算再発率(annualized relapse rate:ARR)が>50%減少し、ガドリニウム増強(gadolinium-enhancing:Gd+)病変の累積数が80%まで減少した。引き続き当該試験の長期延長期間に入ることを選択したすべての患者は、36ヶ月までFTY720を1日に1回投与された。
小児科における、FTY720の、オープンラベルの、単一用量での28日にわたる薬物動態学的な安全性/忍容性(tolerability)試験を行う(11〜17歳の患者8人、6〜10歳の患者5人、および1〜5歳の患者5人)。0.5mgカプセルの内容物を水に分散させ、経口液剤として用量0.07mg/kg〜最大用量5mgで投与する。当該用量は、試験実施者により、ガラス製の混合バイアルから直接または経口シリンジを用いてのいずれかによって投与し、次いで、そのバイアルまたはシリンジを2回すすいだ水と、さらなる50〜200mLの水とを飲む。
24ヶ月にわたるオープンラベルの(盲検による有効性評価を伴う)ランダム化した活性対照平行群(parallel-group)多施設試験を行い、再発寛解型経過を有する118人の小児/青年患者(10〜18歳)における、炎症および臨床的再発のMRI測定に対するFTY720の安全性および有効性を評価する。これらの患者は1:1の比率でランダム化されて、1日に1回経口投与されるFTY720を受けるか、または週に1回筋肉内注射によって投与されるAvonexを受ける。2年目において新たな/新たに拡大したT2のMRI病変が見られない患者の割合および再発率を評価する。
中等度の喘息を患っている患者において、ランダム化した二重盲検プラセボ対照平行(parallel)時間差(time-lagged)上行性(ascending)複数経口用量試験を行う:ここで、3コホートには患者36人(1コホートにつき患者12人)である。各コホートにおいて、患者は、FTY720群(患者9人)とプラセボ群(患者3人)との間でランダム化される。
コホート1:FTY720 0.5mgまたはプラセボ
コホート2:FTY720 1.25mgまたはプラセボ
コホート3:FTY720 2.5mgまたはプラセボ
治療期間:10日間。
Claims (10)
- 患者における、多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延における使用のための、約1.25mg以下の2−アミノ−2−[2−(4−C2−20アルキルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール化合物またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物であって、前記組成物は経口投与されるものであり、また、前記患者は小児科の患者であるか、または、例えば呼吸困難、下痢、悪心および喘息から選択される慢性的状態もしくは再発状態に苦しんでいる者である、前記医薬組成物。
- 約1.25mgの前記化合物を含む、請求項1に記載の組成物。
- 約0.5mg以下の前記化合物を含む、請求項1に記載の組成物。
- 前記患者が小児科の患者である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
- 患者における、前記多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延のための医薬の製造のための、2−アミノ−2−[2−(4−C2−20アルキルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール化合物またはその薬剤的に許容できる塩の使用であって、前記医薬は経口投与されるものであり、また、前記患者は小児科の患者であるか、または、例えば呼吸困難、下痢、悪心および喘息から選択される慢性的状態もしくは再発状態に苦しんでいる者である、前記使用。
- 約1.25mg、0.5mgまたはそれ以下の2−アミノ−2−[2−(4−C2−20アルキルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール化合物またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物;および、患者における、前記多発性硬化症の治療、予防またはその進行の遅延のために前記組成物を使用するための使用説明付きラベルを含むパッケージ(package)であって、前記組成物は経口投与されるものであり、また、前記患者は小児科の患者であるか、または、例えば呼吸困難、下痢、悪心および喘息から選択される、慢性的状態もしくは再発状態に苦しんでいる者である、前記パッケージ。
- 約1.25mg、0.5mgまたはそれ以下の2−アミノ−2−[2−(4−C2−20アルキルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール化合物またはその薬剤的に許容できる塩を含む医薬組成物を投与することを含む、患者において、多発性硬化症を治療するか、予防するか、またはその進行を遅らせる方法であって、前記組成物は経口投与され、また、前記患者は小児科の患者であるか、または、呼吸困難、下痢、悪心および喘息から選択される慢性的状態もしくは再発状態に苦しんでいる者である、前記方法。
- 前記化合物が1日に1回投与される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物、使用、パッケージまたは方法。
- インターフェロン、改変ペプチドリガンド、免疫抑制剤、アデノシンデアミナーゼ阻害剤、IV免疫グロブリンG、種々のT細胞表面マーカーに対するモノクローナル抗体、TH2促進性サイトカイン、抗痙縮剤(antispasticity agent)、AMPA型グルタミン酸受容体アンタゴニスト、VCAM−1発現の阻害剤またはVCAM−1のリガンドのアンタゴニスト、抗マクロファージ遊走阻止因子(抗−MIF)、カテプシンS阻害剤、mTor阻害剤から選択される併用剤(co-agent)と共に前記化合物が投与される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物、使用、パッケージまたは方法。
- 前記化合物が、遊離型のもしくは薬剤的に許容できる塩の形態の2−アミノ−2−[2−(4−オクチルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール、またはFTY720リン酸塩であり、例えば2−アミノ−2−[2−(4−オクチルフェニル)エチル]プロパン−1,3−ジオール塩酸塩である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物、使用、パッケージまたは方法。
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