JP2011523715A - 双方向にスキャンされたリニア変調装置を用いた表示 - Google Patents

双方向にスキャンされたリニア変調装置を用いた表示 Download PDF

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Abstract

立体画像を形成する方法は、画像フレームの第1の端から第2の端に順次順序付けされた左目画像のラインのデータを提供することによって前記左目画像を形成し、前記左目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、第1ポジションから第2ポジションに表示面上で前記変調光のラインを漸進的にスキャンし、前記画像フレームの前記第2の端から前記第1の端に順次順序付けされた右目画像のラインのデータを提供することによって前記右目画像を形成し、前記右目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、前記第2ポジションから前記第1ポジションに前記表示面上で前記変調光のラインを漸進的にスキャンすることからなる繰り返しサイクルにより別々の前記左目画像と前記右目画像とを形成するステップと、少なくとも1人の視聴のために前記左目画像と前記右目画像とを区別するステップとを有する。

Description

本発明は一般にリニア光変調装置を用いた表示装置に関し、より詳細には表示面上でカラー毎に1回に1つのラインで変調された光をスキャンすることによって、立体画像を形成する表示装置及び方法に関する。
リニア光変調装置は、画像の各ラインが、スキャン素子からの反射又は他のタイプのリダイレクションによって、個別に形成され、スクリーン又は他の表示面に提供される高速な繰り返しのシーケンスによって画像を形成する。このように動作するタイプのリニア光変調装置は、Silicon Light Machinesによって提供され、米国特許第6,215,579号(Bloom et al.)などに記載されるグレイティング光バルブ(GLV)構成などのデバイスを含む。GLVデバイスに基づく表示システムは、例えば、米国特許第5,982,553号(Bloom et al.)などに開示されている。
改良タイプのリニア光変調装置は、同一出願人による米国特許第6,307,663号(Kowarz)に開示されたグレイティング電気機械システム(GEMS)デバイスなどである。コンフォーマルGEMSデバイスのリニアアレイに基づく表示システムが、同一出願人による米国特許第6,411,425号及び第6,476,848号(共にKowarz et al.)に記載されている。GEMSデバイスアーキテクチャ及び動作のさらなる詳細な説明が、米国特許第6,663,788(Kowarz et al.)及び第6,802,613号(Agostinelli el al.)を含むいくつかの同一出願人による米国特許及び公開出願に与えられている。GEMSデバイスでは、光は回折により変調される。GEMSチップでは、単一基板上に形成されたコンフォーマル電気機械リボンエレメントのリニアアレイは、ラインスキャンされたプロジェクションディスプレイの各ピクセルラインを形成するため、1以上の回折された光のオーダを提供する。
GLV及びGEMSカラー表示システムのアーキテクチャは、一般に赤色、緑色及び青色(RGB)の3つの独立したカラーパスを利用し、各カラーパスが電気機械グレイティングデバイスのリニアアレイに与えられる。起動されると、電気機械グレイティングデバイスの各リニアアレイは、同時に画像の1つのラインを形成するため、それのコンポーネントの赤色、緑色又は青色レーザ光を変調する。その後、結果として得られる各カラーの変調された光ラインが同一の出力軸上で合成され、その後に表示スクリーンにスキャンされるフルカラー画像を提供する。
一般に、リニア光変調アレイは、高解像度、低コスト及び簡単な照明光学系のため、それらのエリアアレイ空間光変調装置(SLM)の対応するものに対して有利である。GLV及びGEMSデバイスは、高速切替速度により動作するよう起動可能であり、レーザ光を変調可能である。GLV及びGEMSデバイスは、高解像度、高ネイティブビットデプス、可変的スペクト比及び動きアーチファクトからの自由度に対して、他のタイプの空間光変調装置と比較して優位性を有する。しかしながら、これらのデバイスを利用する表示手段については、固有の制約がある。表示面上の変調された光をスキャンするのに従来利用される電流により駆動されるスキャニングミラーは、単一の2D(2次元)画像フレームを形成するため小さな角度範囲上で回転することによってスキャンし、その後に次のスキャン位置に回転を戻してリセットされる必要がある。このリセット時間中、標準的なスキャン方式を利用して、画像コンテンツを投射することはできない。その時間の約15〜25%の間、ミラーは次のスキャン位置に戻される。これは、利用可能な光出力を減少させ、取得可能な光の効率を限定する。スキャニングミラーのミラーリセット時間と加速及び減速時間によって、変調された光をこのようなシステムに提供するための有効なデューティサイクル、いわゆる、“ピクセルオン”時間は、約72〜82%以下となる。
効率性を向上させるための必要性に対する1つの応答は、ミラーサイクルタイミングを変更し、各方向へのスキャニングミラーの回転中に画像コンテンツを投射することであった。この戦略は、米国特許第7,053,930号(Webb et al.)に記載されている。このアプローチは、追加的な時間で変調された光を投射し、以前のタイミングサイクルに対して5〜10%の効率性を向上させるが、投射中に同じ画像フレームの複数回のリフレッシュを必要とする。2D画像形成のための双方向スキャニングはまた、特に高解像度を有するディスプレイに対して、実際上はやや画像解像度を損なう。
立体画像投射は、映画投射全体の特に関心のあるエリアの1つである。ステレオ投射の従来の構成は、一方が左目で他方が右目のための2つのプロジェクタを利用する構成を含む。この基本モデルは、Barco Corporationなどのベンダからのデジタル投射装置と共に、従来のフィルムベースシステムを用いて適用されてきた。このような2つのプロジェクタによる構成は立体画像形成システムにより提供される実現可能性と画像形成能力の向上を良好に示してきたが、これらのシステムは高価であって、互いに正確な配置を必要とし、劇場の設計やレイアウトにさらなる要求を課すものである。立体画像表示方法は通常は交互に左目の画像と右目の画像とを異なる時間で提供するため、それらは、典型的には、同一の輝度を実現するため、2Dディスプレイの名目的な光出力の2倍以上を必要とする。立体画像手段は、1つのプロジェクタを用いて実現されているが、一般には光出力の低下を犠牲としている。光源数を2倍にすることや光変調装置数を2倍にすることなどの従来の手段が実現可能であるが、コストのかかる非実践的なものである。
2D画像形成に利用されてきた従来の変調方式は、立体画像又は3D(3次元)画像形成の要求に容易には適応しない。フレームリフレッシュレートを単に60Hzから120Hzに2倍にし、左目の画像サブフレームと右目の画像サブフレームとを交互にすることは、所望の解決手段とはなりえない。充足することが困難である、より高いフレームレートが、ガルバノメトリックスキャナなどのスキャニング装置に要求される。従来技術を用いた立体画像形成に必要なより高いフレームレートは、プロジェクタエレクトロニクスの帯域幅要求を増大させ、パルス幅変調された光バルブアレイの最小のピクセルドライブパルス幅を減少させる。
これらの困難に直面して、リニア光変調装置は、立体画像形成市場の競争相手となりえないかもしれない。左目と右目の変調光を調整及び投射するのに必要とされる複雑なデータパス、配置及びタイミングと左目及び右目画像を独立に提供するため互いにレジスタリングされた複数のプロジェクタデバイスを提供する過大なコストは、デュアルプロジェクタ手段を魅力的なものとせず、低コストの装置の価格範囲から排除する。1つのプロジェクタを用いた立体画像ディスプレイの他の従来アプローチは、かなりの複雑さを要求し、表示出力の輝度を少なくとも部分的に失望させるため、表示される最終的な画像の良好な結果をもたらすものでない。
従って、立体画像を形成するためのGEMS、GLV及び他のリニア光変調装置
本発明の課題は、立体画像投射装置を向上させることに関する。この課題のため、本発明は、立体画像を形成する方法であって、a)(i)画像フレームの第1の端から第2の端に順次順序付けされた左目画像のラインのデータを提供することによって前記左目画像を形成し、前記左目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、第1ポジションから第2ポジションに表示面上で前記変調光のラインを漸進的にスキャンし、(ii)前記画像フレームの前記第2の端から前記第1の端に順次順序付けされた右目画像のラインのデータを提供することによって前記右目画像を形成し、前記右目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、前記第2ポジションから前記第1ポジションに前記表示面上で前記変調光のラインを漸進的にスキャンすることからなる繰り返しサイクルにより別々の前記左目画像と前記右目画像とを形成するステップと、b)少なくとも1人の視聴のために前記左目画像と前記右目画像とを区別するステップとを有する方法を提供する。
他の態様から、本発明は、(i)スキャニング要素を第1ポジションから第2ポジションにフォワード方向に回転させながら、表示面に対して変調光のラインを漸進的にスキャンする繰り返しシーケンスによって2次元画像を形成することと、(ii)スキャニング要素を第1ポジションから第2ポジションに回転させながら、表示面に対して変調光のラインを漸進的にスキャンすることによって前記左目画像を形成し、前記スキャニング要素を前記第2ポジションから前記第1ポジションに回転させながら、前記表示面に対して変調光のラインを漸進的にスキャンすることによって前記右目画像を形成する繰り返しのステップによって、左目画像と右目画像とからなる立体画像を形成することと、の間で切り替えることによって2つのモードの何れかにより前記表示面に画像を表示する方法を提供する。
本発明の一特徴は、同一のスキャンリニアアレイ装置と電子処理回路とを用いて、単一の投射装置の2D投射又は3D立体画像投射の間のモード選択を可能にすることである。
本発明の効果は、立体画像表示用の従来の方法に対して有効デューティサイクルを向上させることが可能である。
本発明の効果は、従来構成に対して低い複雑さと光配置要求とによって3以上のソリッドステート光源を用いて立体画像投射を提供することである。
本発明の上記及び他の態様、課題、特徴及び効果は、添付した図面を参照して好適な実施例の詳細な説明と添付した請求項とを参照することによりより明確に理解されるであろう。
本明細書は、本発明の主題を特に指摘し、明確に請求する請求項によって終了するが、本発明は、添付した図面と共に以下の説明から良好に理解されると考えられる。
図1は、本発明の一実施例による立体画像表示装置を示す概略ブロック図である。 図2は、スキャニングミラーによる従来のスキャンニングのためのスキャンシーケンスを示すブロック図である。 図3は、スキャニング要素による従来のスキャニングのためのタイミング図である。 図4は、各種実施例で用いられる左目と右目の画像表示を交互にする双方向スキャンシーケンスを示すブロック図である。 図5Aは、スキャニング要素による左目と右目の交互画像表示のスキャニングのための双方向スキャンシーケンスと2Dスキャンシーケンスとを比較するタイミング図である。 図5Bは、スキャニング要素による左目と右目の交互画像表示のスキャニングのための双方向スキャンシーケンスと2Dスキャンシーケンスとを比較する他のタイミング図である。 図6は、極性切替を利用する本発明の他の実施例の立体画像表示装置を示す概略ブロック図である。 図7は、2つの代替的な光源の何れかを用いるリニア光変調装置の照射を示す概略図である。 図8は、各種実施例の表示装置の動作を制御するための制御ロジックコンポーネントを示す概略ブロック図である。 図9Aは、双方向スキャニングのための画像データ構成を概略的に示す平面図である。 図9Bは、一方向スキャニングのための図9Aと同一の画像データ構成を概略的に示す平面図である。 図10は、バイリニア光変調装置を用いた立体画像表示装置を示す概略ブロック図である。 図11は、2つの交互の光源を用いたバイリニア光変調装置の照射を示す概略図である。 図12Aは、トリリニア光変調装置を用いた立体画像表示装置を示す概略ブロック図である。 図12Bは、1つのレーザを用いた立体画像ディスプレイを示す概略ブロック図である。 図13は、デュアルビューワアプリケーションにおいて表示装置を示すブロック図である。 図14は、図7の実施例と同様に左目と右目の双方の画像形成のために1つのリニア変調装置を使用する際の左目と右目の投射のためのタイミングチャートを示す。
本開示は、特に本発明による装置の一部を構成する、又はより直接的に協調する要素に関する。具体的に図示又は説明されない要素は当業者に周知な各種形態をとりうることが理解されるべきである。ここに図示及び記載される図面は、本発明の処理の主要な原理を説明するために与えられたものであり、実際のサイズ又はスケールを示すことを意図して示されたものでない。相対的な空間関係又は動作原理を強調するため、誇張が必要であるかもしれない。
以下の開示では、“左目画像”という表現は、表示装置により形成され、視聴者の左目により観察される画像を示す。同様に、“右目画像”という表現は、視聴者の右目から観察される別の画像を表す。“立体画像”及び“3D”という表現は、等価なものとみなされる。
本発明では、“スペクトル範囲”という用語は、約40nm以下の相対的に狭い波長範囲又は単一の波長を表す。スペクトルステレオビジョン分離の実施例は、各原色(R、G又はBと従来呼ばれる赤色、緑色又は青色)の異なる波長により左目画像と右目画像とを投射し、フィルタ要素を用いて各カラーの左目画像と右目画像のコンテンツを分離する。
各画像を分離したものとして区別するため、本発明の他の実施例は、左目画像と右目画像との間の区別する特徴として直交偏光された光を利用する。偏光は、右目の変調光に関して直交偏光された左目の変調光によるリニア、楕円又は円状とすることが可能である。
本発明の実施例は、マルチリニアGEMS(Grating Electro−mechanical System)デバイス、GLVデバイス及び他のタイプのリニア変調装置などのリニア光変調装置を利用する。GEMSや他のタイプのリニア光変調装置は、単一のプロジェクタからのレーザ光源の利用性の向上や輝度の増大及び以前に提案されたより複雑さの低い光学設計を利用するなどの効果を可能にする立体画像表示装置を提供する。
本発明に関して、“チップ”という用語は、マイクロ電気機械デバイスの当業者によってよく用いられるために使用される。チップという用語は、上述された同一出願人による米国特許第6,411,425号(Kowarz et al.)において詳細に説明されるコンフォーマルグレイティングデバイスなど、単一の基板上に形成される1以上のリニア光変調アレイを有する一片の電気機械回路パッケージを表す。GEMSチップは、光反射及び解析のための光変調格子を形成する細長いリボン要素を有するだけでなく、これらのリボン要素を起動するのに用いられる静電気力を印加する基礎となる回路を含む。製造中、Kowarzらによる’425特許に示されるGEMSチップなどのチップを形成する小さな電子及び機械コンポーネントが、単一の基板上に製造される。チップパッケージはまた、回路ボードや他の適切な面上に相互接続及び搭載するための信号リードを有する。
[立体画像投射のためのアプローチ]
共通のディスプレイスクリーン上に合成され、視聴者の適切な左目と右目のための左目画像と右目画像との間の区別又は分離を可能にするため、あるタイプの分離機構が求められる。左目画像と右目画像とは、時間について分離可能であり、互いに相対的に直交した異なる偏光を有することが可能であり、又は異なる波長を有することが可能である。
時間シーケンシングシステムは、左目画像と右目画像とを分離するための“ページフリッピング”技術を利用する。ページフリッピングは、ディスプレイリフレッシュレートに同期したシャッター眼鏡を装着した1以上の視聴者にステレオ画像を提供するため、左目画像と右目画像とを交互に表示する。立体画像を複数の視聴者に提供するよう構成されるこのタイプのディスプレイシステムの一例が、米国特許第6,535,241号(McDowall et al.)に与えられる。各視聴者が各画像フレームを見るのに利用可能な限られた時間が、このアプローチの効用を制限する。
偏光の相違を利用した立体画像システムは、それぞれ直交した偏光の光を利用する左目画像と右目画像とを提供する。視聴者には、これらの左目画像と右目画像とを区別するための偏光眼鏡が提供される。リニア偏光された光を利用したこのタイプのディスプレイシステムの一例は、米国特許第7,204,592号(O’Donnell et al.)に与えられる。左回転偏光と右回転偏光を利用した立体画像表示装置は、米国特許第7,180,554号(Divelbiss et al.)に記載されている。
立体画像システムは、波長によって分離した左目画像と右目画像とを区別し、視聴者に各目に適した画像を区別するのに適切に設計されたフィルタ眼鏡を提供する。このタイプのスペクトル分離表示システムの一例は、米国特許第7,001,021号(Jorke)に与えられる。
本発明の実施例による方法及び装置は、左目画像と右目画像とを区別するため、時間シーケンシング、偏光ベース又はスペクトルベース分離方法を利用して立体画像を表示するための方法を提供する。以降の記載は、各方法を利用する実施例を示す。
図1を参照して、赤色チャネル20rと、緑色チャネル20gと、青色チャネル20bとの3つのカラーチャネルのそれぞれにおけるリニア光変調装置としてGEMSデバイスを利用する立体画像表示システム10が示される。赤色変調について、典型的にはレーザ又はレーザアレイである赤色光源70rは、球面レンズ72rとシリンドリカルレンズ74rとを介し調整され、回転ミラー82rに向けられる照射を提供する。回転ミラー82rから反射された光は、電気機械グレイティング光変調装置として図示及び説明されるリニア光変調装置85rにおいて回折により変調される。リニア光変調装置85rからの変調された回折光は、回転ミラー82rを通過し、Xキューブや他の二色性合成装置などのカラー合成装置100に回折される。その後、カラー合成装置100からの光の変調されたラインが、レンズ75によって任意的なクロスオーダフィルタ(図示せず)を介して、表示面90への投射のためスキャニング要素77に向けられる。スキャニング要素77は、スキャニングミラー、回転プリズム若しくはポリゴン又は1以上の結合された反射面を有し、左目画像及び右目画像の入射した変調ラインを表示面90に向ける装置などの他の適切な光リダイレクションスキャニング要素とすることが可能である。緑色変調は、典型的にはレンズ又はレンズアレイであって、球面レンズ72g及びシリンドリカルレンズ74gを介し照射を提供し、回転ミラー82gに向けられた緑色光源70gによる光をカラー合成装置100に提供するための同様のコンポーネントセットを利用する。回転ミラー82gから反射された光は、リニア光変調装置85gとして用いられる電気機械グレイティング光変調装置において回折によって変調される。リニア光変調装置85gからの変調された回折光は、回転ミラー82gを通過して、カラー合成装置100に回折される。同様に、典型的にはレーザ又はレーザアレイである青色光源70bは、球面レンズ72bとシリンドリカルレンズ74bを介し照射を提供し、回転ミラー82bに光を向ける。回転ミラー82bから反射された光は、リニア光変調装置85bとして用いられる電気機械グレイティング光変調装置において回折により変調され、回転ミラー82bを通過して回折され、カラー合成装置100に光ラインとして送信される。
復号化装置は、視聴者の左目がオウト右目画像とを区別するのに用いられる。図1の実施例は、復号化装置として眼鏡66を示す。このタイプの眼鏡66は、各視聴者により装着され、左目画像と右目画像とを区別するためのシャッタ、フィルタ又はポラライザなどの左識別要素22lと右識別要素22rが適切に設けられる。眼鏡66は、左目画像と右目画像との分離に利用可能である、いくつかの可能なタイプの復号化装置の1つであることに留意されたい。図1の実施例について、眼鏡66には、左目画像と右目画像との表示を交互にするシャッタが設けられ、適切な時点でシャッタを起動する同期要素24が設けられる。同期要素24は、例えば、後述されるようなプロジェクタロジック回路から提供される無線同期信号によって制御される回路とすることが可能である。
図1の実施例が各カラーチャネルにおいて1つのGEMS変調装置又は他のタイプのリニア光変調装置85しか利用しない立体画像ディスプレイをどのように提供するかのより良好な理解のため、スキャンタイミングの実行方法とスキャニング要素77のレスポンス動作を考慮することが役立つ。図2は、スキャニング要素77に提供されるタイミング制御信号であるドライブ信号30のライジング又は書き込み部分Aとフォーリング又はリトレース部分Bにおいて起きることを表す従来のスキャンタイミングを示す。2つの隣接する信号曲線部分A及びBは、スキャニング要素77の動きの1回のサイクルに対応する。リニア光変調装置85r,85g,85bを用いたスクリーンへのデータの書き込みは、本例では、スキャニング要素77がドライブ信号30の部分A中に表示面90に画像フレーム92を生成する変調光ラインを左から右への連続する位置にリダイレクトするときに実行される。図2のリトレース部分B中、スキャナはスキャンの書き込み部分中に移動するよりも高速に右から左に移動し、リトレース部分B中にはスクリーンにデータは書き込まれない。図2の上方部分は、それぞれ77a,77b,77c,77dとして示されるスキャニング要素の連続する位置におけるスキャニングの進捗のスナップショットを示す。
図3のグラフは、スキャニングサイクルの書き込み部分Aとリトレース部分Bとによるタイミング図を示す。データ書き込み曲線80は、書き込みデータが変調及びスキャニングのために提供されるとき、タイミングの“データオン”又は“ピクセルオン”部分(“1”の値として示される)を示す。このタイミングの“データオフ”又は“ピクセルオフ”部分(“0”の値として示される)は、スキャニング要素77(図1)が減速又は加速するため、リトレース実行中及びリトレース直前後に現れる。
従来のスキャンタイミングを利用した立体画像視聴のため、左目画像と右目画像とがインタリーブされる。左目画像は1サイクルおきの書き込み部分A中にスキャンされ(例えば、サイクル1,3,5,7,...など)、右目画像は他方のサイクル中にスキャンされる(例えば、サイクル2,4,6,8,...など)。眼鏡66は、シャッタ眼鏡とすることが可能であり、又は他のタイプの左目画像と右目画像との識別方式を利用することも可能である。この構成を利用して、フリッカを低減するのに十分頻繁に画像をリフレッシュするため、1つのオプションは図2及び3を参照して説明される処理を高速化することである。これは名目的に、ドライブ信号30のタイミングパルスの頻度を2倍にすること、スキャニング要素77の回転速度を2倍にすること、及び処理及び画像形成処理においてデータをより高速に移動することを意味する。しかしながら、このアプローチによると、ミラー質量を加速させるための能力に関してガルバノメータや他の往復スキャニング要素からのより高いパフォーマンスを要求する、より高いデューティサイクルが維持される必要がある。要求される高いパフォーマンスは、スキャニングコンポーネントのサイズ、ドライブ電流、廃熱及びコストを増大させ、ミラーに競合する制約を課す。より高い加速は、より大きな剛性を要求し、質量を増大させることを意味する。あるいは、この問題は、ミラー設計のより大きな複雑さによって、特殊なミラー物質を利用することによって、又は異なるスキャニング機構によって対処可能であるが、これらのアプローチはコストを増大させる。全体的には、投射される画像輝度を最大化するため、十分大きな書き込みデューティサイクルを維持することが重要である。
本発明の方法は、ドライブ信号のタイミングを変更し、曲線の書き込み部分とリトレース部分との双方において画像ラインをスキャンすることによって、立体画像表示のタスクを解決する。図4のタイミング例を参照して、両目のスキャンシーケンスが概略される。Sにより図示されるスキャニングサイクルは、フォワード部分(A)とリトレース部分(B)との両方を有する。左目画像は、ガルバノメータドライブ信号32の部分A中に図4において左から右に示される方向でスキャニング要素77が漸進的にスキャンするときに形成される。この動きは、画像E1の第1エッジから第2エッジE2にスキャンする。
図4に示されるリトレース部分Bは、図2及び3を参照して説明されたものから抽出され、これにより、波形は図示されるように三角形(すなわち、対称的)となる。その後、右目画像は、このB部分中に反対(リトレース)方向に漸進的にスキャンすることによって形成される。この動きは、画像の第2エッジE2から第1エッジE1にスキャンする。一実施例では、シャッタ眼鏡66が使用され、左目画像と右目画像とを循環的に識別するためのスキャンタイミングにより同期され、意図する画像を視聴者の適切な目に向け、他方の画像をブロックする。タイミングドライブ信号32が60Hzである場合、両目の間で切り替えるシャッタ眼鏡は120Hzで行われる。連続する各左目又は右目画像の送信間のサイクルはまた、60Hzとなる。
図5A及び5Bのタイミング図は、スキャニング要素による左目画像の表示と右目画像の表示とのスキャニングを交互にする2つの交互双方向スキャンシーケンスと従来の2Dスキャンシーケンスとを比較する。この比較を実行するため、いくつかのタイミング図が互いに重ねられる。図5Aに示されるタイミング図は、本発明の方法による左目画像と右目画像とをスキャンする合計時間が2D画像を形成するために従来利用されるもの(図2の鋸歯状のドライブ信号波形により示される)と同じである実施例のスキャニングミラードライブ信号とデータタイミングとを示す。スキャニングミラードライブ信号30とデータ書き込み曲線80とは2D表示の実施例に対応し、ドライブ信号32とデータタイミングとは3D表示の実施例に対応する。この場合、2D及び3D投射のためのピクセル単位の時間インターバル又は“ピクセルオン”時間は同じになる。効果的には、画像データの各ラインをリニア光変調装置に提供するためのクロックタイミングは、画像が1つの方向のスキャンにより形成される2Dの実施例に用いられるクロックタイミングと同じにすることが可能である。
図5Bに示されるタイミング図は、左目画像と右目画像とを形成するのに用いられる合計時間が対応する2D画像のもの(データ書き込み曲線80による鋸歯状)より長い他の実施例を比較して示す。このアプローチの1つの効果は、より長い“ピクセルオン”デューティサイクルに関する。この結果、図5Bに示されるタイミングを利用することは、より高い3D輝度を実現する。さらにこの場合、3D投射のためのピクセル単位の時間は、2D投射に用いられるピクセルオンインターバルより長くなりうる。この場合のため、画像データの各ラインをリニア光変調装置に提供するためのクロックタイミングは、従来の2D表示のために用いられるクロックタイミングと異なる。3Dデータ書き込み曲線84a,84bは、書き込みデータが変調及びスキャニングのために提供されるときの“ピクセルオン”タイミング部分(“1.1”の値により示される)を示す。3Dデータ書き込み曲線84a,84bの“ピクセルオフ”タイミング部分は、“0.1”の値により示される。上述されるように、左目画像(L)はガルバノメータドライブ信号32の部分A中に投射され、右目画像じゃガルバノメータドライブ信号32の部分B中に投射される。何れのケースでも、画像データは左目画像と右目画像との間の切替インターバル中は瞬間的にブランクとされることに留意されたい。
図4,5A及び5Bに示される基本シーケンスについていくつか観察することが有用である。
a)このタイミング構成の利用は、当初は2次元画像形成に利用可能であって、シャッタ眼鏡を用いて立体画像形成にも利用される図1のハードウェア構成を可能にする。入力データのフォーマットは、動作時間の半分で左目画像のデータを送信し、残りの半分で右目画像のデータを送信するため、2次元のケース(すなわち、図2,3に示されるタイミングから)から変更される必要がある。スキャニング要素77の処理は、ドライブ信号30の鋸歯状のタイミング(図2)をドライブ信号32の三角形状のタイミング(図4)に変更することによって変更される必要がある。これらいくつかの直接的な変更によって、同じハードウェアが2Dと立体画像、すなわち、3D画像形成モードの双方で利用可能である。
b)フリッカのない3D立体画像視聴が、2Dに用いられる同じ60Hzのスキャン周波数により実現可能である。さらに、三角形の波形への変更はより適度な加速をもたらし、図5Bに示されるような2Dケースに対してデューティサイクルを増大させることを可能にする。これは、3D投射が本来的により低い全体的な光効率を有する場合に役立つ。
c)左目画像のデータ順序は、右目画像のデータ順序に対して反対とされる。右目画像のラインのデータは、左目画像のラインのデータのシーケンシングに対して反対又はミラー順序でシーケンス化される。これは、以降においてより詳細に説明される。
d)1つのパスにおいて各目について画像の半分をスキャンするなど、各種インタリーブ方式が可能である。これは、例えば、左から右へのスキャニング要素77の1回のトラバースにおいて左目画像の画像データの偶数ラインを提供し、ミラーの次の左から右へのトラバースにおいて左目画像の画像データの奇数ラインを提供することを意味する。その後、同じインタリーブ処理が、右目画像に利用可能である。
e)左目画像が右目画像と区別される。これらは、同一の画像フレーム内に形成される2つの別々の画像であり、これらの画像は関連し、同一画像ではないが一部のコンテンツ要素を共有しうる。実際、立体画像の様相と適切な深さ認知とは、各画像フレームにおける左目画像と右目画像の視聴のために表示されるオブジェクトの間の不一致が存在することを要求する。
f)各目に入る画像情報は、単一のスキャン方向に対応する。図4の例では、左目は左から右にスキャンされた画像を見て、右目は右から左にスキャンされた画像を見る。左目画像と右目画像との間のフレーム内の正確なピクセル単位のレジストレーションは不要であり、コストと複雑さが低減する。
図6のブロック図は、3つのGEMSデバイスを有する表示システム10が左目画像と右目画像とを識別するため偏光を利用することを可能にする実施例を示す。各カラーチャネル20r、20g、20bは、左目画像と右目画像の形成のためのデータに同期して、直交偏光状態の間をスイッチする偏光交代デバイス38を有する。図4を参照して上述された同じタイミングが適用される。一実施例では、偏光交代デバイス38は、左目画像と右目画像とがそれぞれ60Hzで提供されるように、120Hzでスイッチする。偏光交代デバイス38のタイプは、回転フィルタホイール構成などを含む。眼鏡66又は他の復号化装置は、左識別要素22lと右識別要素22rとしてポラライザ又は偏光子を利用する。
図7のブロック図は、立体画像表示のためカラーチャネル20において照射を提供するための他の構成を示す。この構成を利用する一実施例では、光源70p、70sは直交偏光状態を有する。これは、例えば、偏光された光源の前に1/2波板(図示せず)を挿入することによって実現されてもよい。ビームスプリッタ115は、光源70p、70sからの光を反射空間フィルタ108及びリニア光変調装置85の適切なタイプであるグレイティング光変調装置に対して同一照射パス上に向けるよう配置された偏光ビームスプリッタである。光源70p、70sは、典型的には60Hzであるフレームリフレッシュ周波数により50%のデューティサイクルによってスイッチのオン・オフがされ、左目画像と右目画像とがそれぞれこの周波数により提供される。
他の実施例では、空間分離は左目画像と右目画像とを区別するのに利用可能である。このような場合、図7の構成は、異なる波長を有する光源70p、70sからの異なるカラーの照射を提供する図6の基本的構成と共に利用可能である。一実施例では、カラーチャネル20が赤色チャネル20rを提供する場合、光源70pは左目のための第1赤色波長(620nmなど)の光を有する。光源70sは、右目のための第2赤色波長(640nmなど)の光を放射する。緑色及び青色チャネルは、同様に異なる波長の光源により構成される。本実施例では、ビームスプリッタ115は、光源70pから光を送信し、光源70sからの光を反射することが可能なコーティングにより製造される二色性ビームスプリッタである。このとき、眼鏡66(図5)は、左識別要素22lと右識別要素22rとして異なるフィルタを利用する。偏光交代デバイス38は、スペクトル分離実施例については利用されない。
図14は、図7の照射構成を利用する際の左目及び右目画像投射のためのタイミングチャートを示す。本例では、光源70sの起動は、画像フレーム92の左目画像を形成するため、フォワード方向(右に向かう矢印により示される)にスキャンすることに対応する。その後、画像フレーム92の右目画像を形成するため、光源70sが非アクティブ化され、光源70pがスキャニング要素77の反対のスキャン中にアクティブ化される。
図1及び6は、レーザから変調コンポーネント、合成コンポーネント、スキャニング要素及び最終的に表示面に延びる光路に着目した。しかしながら、図2〜4の説明として、スクリーンにスキャンされる画像の各ラインの形成を同期化するため、必要とされる基礎となるタイミング及び制御論理回路がある。図8のブロック図は、一実施例では、シャッタ眼鏡、偏光分離及びスペクトル分離方式に必要とされるコンポーネントを含む立体画像形成をサポートする制御回路及びタイミングコンポーネントの構成を示す。制御論理プロセッサ40は、表示用の画像データを取得し、説明される実施例では電気機械グレイティング光変調装置であるリニア光変調装置85r,85g及び85bに1回に1ラインの各カラーのデータを提供する。制御論理プロセッサ40はまた、リニア光変調装置へのデータ送信のタイミングと同調して、上述されるようなドライブ信号30又は32を提供するガルボモータ36又は他の適切なタイプのアクチュエータのための制御コンポーネントとやりとりする。使用される右目/左目分離方式に依存して、制御論理プロセッサ40は、各方式についてスイッチされる対応する信号の切替を制御する。シャッタ眼鏡66が使用される場合、例えば、制御論理プロセッサ40は、シャッタアクションを制御する同期要素24を制御する。シャッタ眼鏡66は、例えば、駆動用のRF信号を用いて無線制御することが可能であり、又は左目及び右目画像の投射のために用いられるタイミングと同期することも可能である。あるいは、これらの識別方式が利用される偏光及び波長切替を調整するための信号が提供可能である。図8は、3つの分離方式のそれぞれをサポートするのに用いられる複数の切替機構及び信号を示す。実際的には、左目画像と右目画像とを区別するための1つの分離技術しか典型的には使用されない。
図1及び6に示される実施例の1つの効果は、2Dと3Dの双方の画像形成のためのハードウェア構成の適応性に関する。本発明の一実施例では、これは、システムハードウェアを再構成することなく、必要に応じて2Dと3D画像形成モードの切替を可能にする。制御論理プロセッサ40(図8)は、ドライブ信号30の鋸歯状の波形(図2及び3)又はドライブ信号32の三角形の波形(図4)の何れかを利用したモードに対してガルボモータ36を動作させることが可能である。あるいは、ドライブ信号32の三角形の波形は、上述した米国特許第7,053,930号に示されるものなどのタイミングを用いた変調光のラインの書き込みの2D画像形成に利用可能である。しかしながら、三角形のガルバノメータ波形は、これが双方のスキャン方向への正確なピクセルの重ね合わせの厳格な要求のため、2D処理には不利となる。3Dモードでは、目に入る画像情報は1つのスキャン方向に対応するため(他方の目は反対のスキャン方向からの画像しか見ない)、各スキャン方向に対応するサブ画像が正確にレジスタリングされることの要求が、本発明の実施例を利用す際に大きく緩和される。この緩和された精度要求は、さらにシステムの複雑さとスキャナコストを低下を可能にする。
2D又は3Dモードにより三角形ドライブ信号32を使用する際、リトレース部分B中に提供される画像データが、書き込み部分A中に提供される画像データに対して反転又はミラーリングされる。図9Aは、1回のサイクルにおける双方向のスキャニングのための順序付けされたシーケンスに構成される画像データバッファ50の全体構成を示す。本実施例では、画像データバッファ50は、1920本のラインを有し、Aにおいて示される画像フレーム92(図14)の左目画像のシーケンシャルなデータライン(ライン1〜930)と、Bにおいて示される右目画像のシーケンシャルなデータライン(ライン991〜1920)と、左目画像と右目画像との間のデッドバンドのシーケンシャルなデータライン(ライン931〜990)とを格納する。画像データバッファ50内において、画像データのシーケンスは、画像データが図示されるように表示されるように、右目画像について反転される。他の実施例では、デッドバンド42は、画像データバッファ50のリードアウトにおけるタイミング遅延を用いて削除可能であり、これにより、3D解像度を向上させることが可能である。
図9Aの画像データバッファ50について、画像書き込み及びデータ提供は、左から右に移動する。デッドバンド42中(この図で陰影が付された)、スキャニング要素77が急に減速、停止及び加速するスキャン距離のエンド近くにうるタイミングサイクルの部分に対応して、変調画像データは提供されない(ヌルデータ)。デッドバンド42は、本実施例では、60ラインの厚さを有する。この同じ画像データバッファ50が2Dスキャンニングに用いられる場合、図9Bに示されるような立体画像の視聴における右目画像に必要とされるミラーリングなしに、フル画像が格納され、リニア空間光変調装置に連続的に書き込み可能である。この場合、1920本のすべてのデータラインが、2D画像を形成するため利用可能である。
双方向スキャニングが用いられる立体画像アプリケーションについて、入力画像データのフォーマット及び解像度に依存して、スキャニング要素の1回のサイクルにおいて画像の1つおきのスキャンラインを格納及び形成することが効果的である。図9A及び9Bに関して、2D又は3D画像データのすべて又は半分(1つおきのライン)が、書き込み部分A又はリトレース部分Bのそれぞれに対して提供することが可能である。
すべてのデータが左目フレームと右目フレームのそれぞれに対して提供される実施例では、デバイスドライブ回路の電子帯域幅は、2D鋸歯状スキャナドライブ処理に関して2倍とされる。しかしながら、設計の複雑さとコストを低減するため、2Dと3D処理の双方について同じ電子回路、タイミング及び処理を維持することが一般に望ましい。この場合、所望の帯域幅の低減を可能にするため、フル個数の垂直ピクセルを提供し、水平ピクセルをサブサンプリングすることが可能である。あるいは、スキャンのA部分とB部分のそれぞれについて垂直ピクセルの1/2(すなわち、交互の偶数又は奇数ピクセル)を提供することが可能である。
図9Aに示される画像データ構成は、スキャン方向(この場合、水平)に1920ピクセルを有し、1080ピクセルの長さ(図9Aにおいて垂直軸として示される)の3D表示のため、リニア光変調アレイ85を用いたディスプレイの実施例をサポートする。図9Aに示される画像データ構成は、図5Aに示される3Dデータ書き込み曲線84aにより動作する。
図5Aを参照して、データ書き込み曲線84aは、異なる意味を有する上方遷移(0から1)又は下方遷移(1から0)の2つの状態の何れかを有する。左から動作すると、図5Aのデータ書き込み曲線84aの第1の上方遷移は、図9Aに示されるフレームバッファのさらに左端から始まるラインデータコンテンツを用いたラインスキャニングの開始に対応する。図5Aのデータ書き込み曲線84aの下方遷移(1から0)は、スキャンの部分A及びB中に形成される形状の各右端を示す。
図9Aのフレームバッファ構成を用いて投射スクリーンに3D画像を書き込む際、スキャニング方向ピクセルの合計の最大でも1/2が左目画像の書き込みに利用され、スキャニング方向ピクセルの合計の1/2が表示面90への右目画像の書き込みに利用される。図9Aの画像データバッファ50の構成を有する実施例では、順序付けされたシーケンスにより容易に提供され、画像フレームの一端から他方の端への適切なスキャニング方向にスキャンされることを可能にするため、左目画像と右目画像の画像データが格納される。同様の目的のため、画像フレームの第1の端から第2の端に順序付けされた左目画像のラインのデータを提供し、画像フレームの第2の端から第1の端に順序付けされた右目画像のラインのデータを提供する他の方法が利用可能である。
テーブル1は、リニア光変調アレイのピクセルによる長さとして規定される1080ピクセル要素×スキャン方向の1920ピクセルの60Hzフレームレートの投射ディスプレイのための一例となるパフォーマンスデータを示す。フォワードスキャン方向(サイクルの書き込み部分A)は、2D投射モードに利用する際は80%であり、3D投射モードに利用する際は50%のデューティサイクルを有する。ガルバノメータミラー速度が一定であるサイクルの一部である、ガルバノメータモータのリニアスキャン範囲は、すべてのケースにおいて同一であり、96.8%である。すべてのケースにおいて、フレーム毎の合計時間は一定である。画像フレーム毎のピクセルオン時間の合計は、2D投射の0.0129秒から、図5Bに示される3D拡張された時間投射実施例の0.0159秒に変化し、フレーム毎に表示面の光に23.2%の増加をもたらす。また、図5Aに示される同一のタイミングシーケンスのものと比較して、図5Bの延長されたスキャンタイミングシーケンスを利用するとき、各目について投射された画像のアクティブなピクセルラインの個数は、本実施例では930から945に増加可能であり、フレームデータの中央のブランクのピクセルラインの個数は60から30に減少させることが可能である。スクリーン上の画像データのデューティサイクルの合計のピクセルオン時間は、2D投射については77.5%であり、図5Bに示されるタイミングシーケンスによる3D投射については95.4%である。
Figure 2011523715
図6及び7を参照して説明されたように、偏光分離方式とスペクトル分離方式の双方が、図6の照射構成を改良し、異なる偏光又はやや異なる波長の2つの交互の光源が1つのリニア光変調装置85を照射することを可能にすることによって、可能となる。しかしながら、後述されるように、特にこれらの分離技術について、チップ毎に2以上のリニアアレイを用いる実施例にはさらなる効果がある。
[マルチリニアアレイを利用した実施例]
マルチリニアGEMSチップが、立体画像表示アプリケーションについて特に効果的である。同一出願人による米国特許出願公報第2007/0047061号(Kowarz)に記載されるように、バイリニアGEMSデバイスは、2つの異なる電気機械グレイティング光変調アレイ部、すなわち、1つの基板上に形成されるコンフォーマル電気機械グレイティングデバイスの2つのリニアアレイを提供する。米国特許第7,274,500号(Kowarz)に記載されるトリリニアGEMSデバイスは、3つの異なる電気機械グレイティング光変調アレイ部、すなわち、1つの基板上に形成されたコンフォーマル電気機械グレイティングデバイスの3つのリニアアレイを提供する。バイリニアデバイスとトリリニアデバイスの双方において、1つのチップ上の光変調デバイスの各リニアアレイは、個別に変調可能である。典型的には、マルチリニアGEMSアレイの各光変調デバイスは、自らの付属の電子ドライバチャネルを有する。
図10を参照して、それぞれがカラーチャネルに対応する光変調モジュール104r、104g、104bとして示される3つの光変調サブシステムを有する多色性表示装置10の実施例が示される。各変調モジュール104r、104g、104bはそれぞれ、バイリニアGEMS空間光変調チップ110r、110g、110bを利用する。各バイリニアGEMS空間光変調チップは、1つが左目画像用で他方が右目画像用の2つのレーザ光源からの光を変調する。これら2つのレーザ光源の第1のものからの光はリニア光変調装置85xに入射するリニア照射を形成し、第2のものからの光はリニア光変調装置85yに入射するリニア照射を形成する。図10の実施例では、バイリニアGEMS空間光変調チップ110rは、赤色レーザ112r1、112r2から入射するリニア照射を変調する。バイリニアGEMS空間光変調チップ110gは、緑色レーザ112g1,112g2から入射するリニア照射を変調する。バイリニアGEMS空間光変調チップ110bは、青色レーザ112b1,112b2から入射するリニア照射を変調する。それらを機能をより明確に示すため、リニア光変調装置85x、85yは図10の概略図において誇張された空間分離により示されていることに留意されたい。一実施例では、リニア光変調装置85x,85yのリニアアレイ間の実際の距離は、1mmのオーダである。各リニア光変調装置85x,85yは、各目の画像を生成する。従って、例えば、リニア光変調装置85xのリニアアレイが左目画像を生成する場合、リニア光変調装置85yのリニアアレイは、右目画像を生成する。
各光変調モジュール104r、104g、104bでは、交互の反射部と透過部とを有するパターン化されたミラーなどの空間フィルタ108が設けられる。空間フィルタ108の反射部は、各レーザ光源からの照射をバイリニアGEMS空間光変調チップ上の対応する光変調装置のアレイに向ける。空間フィルタ108の透過部は、バイリニアGEMS空間光変調装置からの変調光を、図10に示され、電子投射分野の当業者に知られるXキューブなどの合成装置64に送る。バイリニアGEMS空間光変調装置からの所望されないゼロオーダの反射光がまた、空間フィルタ108によりブロックされる。
各光変調モジュール104r、104g、104bからの変調されたレーザビームは、合成装置64により合成され、光路Oに沿って誘導される。その後、投射光学系120が、図1〜6の実施例を参照して上述されるように、第1回転方向とその反対の第2回転方向とに沿って変調光を誘導する。画像が表示面90に形成される。表示面90は、左目及び右目画像識別のために偏光が利用されるとき、偏光保存表示面である。このタイプの偏光分離実施例では、合成装置64は、直交偏光状態の光に対して実質的に同じ光透過又は反射動作を提供する実質的に偏光に影響されないものである。
本発明の双方向スキャニングシーケンスを利用するとき、同じバイナリGEMSチップに複数の光源を向けるためのいくつかの選択肢がある。1つの方法は、図10に示される実施例により示唆されるように、サイド毎に構成される異なるソースからのレーザ光源を若干異なる角度により導く。図11の概略ブロック図は、本例では光変調モジュール104rである1つのカラーチャネルのコンポーネントと共に用いられる他の実施例を示す。ここで、ビームスプリッタ115は、光源112r1,112r2からの光を合成する。光源112r1,112r2の波長が異なる場合、ビームスプリッタ115は二色性ビームスプリッタである。光源112r1,112r2の偏光状態が異なる場合、ビームスプリッタ115は偏光ビームスプリッタである。
図10及び11の構成を用いて左目画像と右目画像とを切り替えるため、図14を参照して上述されたように、光源は適切な時間中に変調をオンオフ切り替えすることができる。あるいは、光源が連続的にアクティブ化され、対応するリニアアレイが、光が使用されないとき、適切な1/2のサイクル期間中に投射コンポーネントから離れて入射光を導くことができる。
[トリリニア実施例]
図12Aを参照して、対応するトリリニアGEMS空間光変調チップ140を備える光変調モジュール104を用いた表示装置10の他の実施例が示される。図示された実施例では、シャッタ眼鏡が、左目画像と右目画像とを区別するのに用いられる。
図12Bを参照して、レーザ112を備える単一のリニア光変調装置85を用いる光変調モジュール104を備えた表示装置10が示される。この構成は、単色性立体画像表示を可能にする。
緑色のカラーチャネルが照射のために、従って知覚される画像解像度のために特に重要であり、赤色と青色のカラーチャネルがこの目的のためにはそれほど重要でないことは、電子カラー投射分野の当業者に知られている。本発明のさらなる実施例は、異なる解像度により異なるカラーチャネルの変調を提供することによって、この性質を利用することができる。例えば、緑色のカラーチャネルはフル解像度とされる。赤色と青色のカラーチャネルはそれぞれ、アレイ軸に沿って、任意的にはさらにスキャン軸に沿って緑色のカラーチャネルの1/2の解像度とされる。
解像度が低減された構成は、いくつかの方法で効果的である。マルチリニアGEMS空間光変調チップのためのレスポンスタイミング要求が、緩和することができる。さらに、製造要求が軽減可能であり、フル解像度バイリニア及びトリリニア設計により制約を受ける可能性のあるマルチリニアGEMS基板の制御信号トレースのルーティングのためのさらなるスペースが可能となる。
本発明の実施例の表示装置10の光源としてのレーザが示される。レーザは、それの相対的なスペクトル純度と空間コヒーランスとのため効果的である。左目画像と右目画像とを区別するためスペクトル分離が利用される場合には、レーザは特に効果的である。投射アプリケーションのために特に注目されるレーザアレイは、カリフォルニア州のサニーベールのArasorからのNovalux Extended Cavity Surface−Emitting Laser(NECSEL)やVertical Extended Cavity Surface−Emitting Laser(VECSEL)を含む各種タイプのVertical Cavity Surface−Emitting Laser(VCSEL)アレイである。しかしながら、他のタイプの光源が、GEMS空間光変調チップにリニア照射を提供するのに利用可能である。単一の光源から2つの直交偏光状態の光を提供する方法は、電子画像形成分野の当業者に周知である。
マルチリニア電気機械アレイを用いたいくつかのさらなる立体画像形成が本発明の範囲内にあることが理解できるであろう。さらなる原色が、さらなるバイリニア又はトリリニアアレイと組み合わせて利用することにより追加可能である。
図1、6,10,12A及び12Bに示される立体画像の実施例は、モードの切り替えが可能であり、3次元立体画像モード又は2次元立体画像モードの何れかにより動作する。図6に関して、たとえば、偏光又はスペクトルの相違が視聴者に可視的なものとならないように、左目画像と右目画像との双方について同じ画像コンテンツを利用することが効果的となりうる。そのとき、立体画像コンテンツが利用可能な場合、画像形成モードはこれに応じて切り替え可能である。眼鏡66又は他のタイプの復号化装置は、立体画像形成部分についてのみ分離した右目画像と左目画像とを区別するのに利用可能である。切り替えは、制御論理プロセッサ40(図8)における3D画像形成データの有無の検知などによって自動的に実行可能であり、又は視聴者による起動のためのスイッチを提供することによって実行可能である。
[デュアルビューワ実施例]
あるいは、立体画像表示装置10は、デュアルビューワ投射のために利用可能である。ゲームやシミュレーションアプリケーションのための大きな関心のある主題であるデュアルビューワ処理は、視聴者エンドにおけるわずかな変更のみによって、立体画像投射装置及び技術を利用した立体画像処理の一変形である。デュアルビューワモードについて、この変更は直接的なものであり、すなわち、“左目画像”と呼ばれたものはここでは第1視聴者であり、“右目画像”と呼ばれたものは第2視聴者のものとなる。
図13は、一実施例によるデュアルビューワ表示システム190を示す。立体画像表示装置10は、図1、6、10、12A及び12Bに示される実施例を参照して上述されたものと同じように動作し、左目画像と右目画像とを提供する。第1視聴者170aは、眼鏡66a又は両目の前に設置された識別要素22lを備えた他のタイプの復号化装置を有し、左目画像のみを視聴する。同様に、第2視聴者170bは、両目の識別要素170bを備えた眼鏡66bを用いて右目画像のみを視聴する。図13から理解されるように、デュアルビューイングのために立体画像表示システムに必要とされる変更は、図1、5、9及び11に示される眼鏡66の眼鏡66aと66b(又は他の適切な復号化装置)を取り替えることだけである。この構成は異なる2つのビューを可能にし、これにより、1以上の視聴者170aが左視聴者画像を視聴し(図1、6、10及び12Aの実施例の左目画像に対応する)、1以上の視聴者170bが右視聴者画像を視聴することができる(図1、6、10及び12Aの実施例の右目画像に対応する)。
コンシューマ表示装置に特に関心があるものとして、デュアルビューワ処理は、2人の視聴者が同時に異なるプログラムを楽しむことを可能にし、また2人の競合するゲームプレイヤーが同じゲームのフルスクリーンの別々のものを見ることを可能にする。複数の視聴者には、デュアルビューワ表示用の眼鏡66aと66bを提供することが可能である。
本発明が好適な実施例を参照して詳細に説明されたが、本発明の範囲から逸脱することなく当業者によって添付した請求項に記載され、上述された発明の範囲内で各種変形及び改良が可能であることは理解されるであろう。たとえば、ここに記載された実施例ではGEMSデバイスが示されたが、他のタイプのリニア光変調装置の利用が想起可能である。あるいは、グレイティング光バルブ(GLV)コンポーネントが、一部の実施例における左目ライン画像と右目ライン画像とを形成するのに利用可能である。左目画像又は右目画像のミラー検出は、図示されたものから変更可能である。他のタイプのスキャニングデバイスが利用可能である。スキャンラインは、垂直又は水平に配置可能である。単色性又は多色性画像が表示可能である。
立体画像投射のためのマルチリニア電気機械グレイティング装置又は他のタイプのリニア光変調装置を利用するための装置及び方法が提供される。
10 表示システム
20 カラーチャネル
20r 赤色カラーチャネル
20g 緑色カラーチャネル
20b 青色カラーチャネル
22l 左識別要素
22r 右識別要素
24 同期要素
30 ドライブ信号
32 ドライブ信号
36 ガルボモータ
38 偏光交代装置
40 制御論理プロセッサ
42 デッドバンド
50 画像データバッファ
64 合成装置
66 眼鏡
70 光源
72 球面レンズ
74 シリンドリカルレンズ
75 レンズ
77 スキャニング要素
80 データ書き込み曲線
82 回転ミラー
84 3Dデータ書き込み曲線
85 リニア光変調装置
90 表示面
92 画像フレーム
100 カラー合成装置
104 光変調モジュール
106 照射光学系
108 空間フィルタ
110 バイリニアGEMS空間光変調チップ
112 レーザ
115 ビームスプリッタ
120 投射光学系
140 トリリニアGEMS空間光変調チップ
170 視聴者
190 デュアルビューワ表示システム
E1,E2 端
O 光路
A 書き込み部分
B リトレース部分
S スキャンサイクル

Claims (22)

  1. 立体画像を形成する方法であって、
    a)(i)画像フレームの第1の端から第2の端に順次順序付けされた左目画像のラインのデータを提供することによって前記左目画像を形成し、前記左目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、第1ポジションから第2ポジションに表示面上で前記変調光のラインを漸進的にスキャンし、(ii)前記画像フレームの前記第2の端から前記第1の端に順次順序付けされた右目画像のラインのデータを提供することによって前記右目画像を形成し、前記右目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、前記第2ポジションから前記第1ポジションに前記表示面上で前記変調光のラインを漸進的にスキャンすることからなる繰り返しサイクルにより別々の前記左目画像と前記右目画像とを形成するステップと、
    b)少なくとも1人の視聴のために前記左目画像と前記右目画像とを区別するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記左目画像の変調光のラインの少なくとも一部は、同一の波長を有し、前記右目画像の変調光のラインの一部として同一のリニア光変調装置を用いて形成される、請求項1記載の方法。
  3. 前記左目画像の変調光の一部は、第1リニアアレイを用いて形成され、
    前記右目画像の変調光の一部は、第2リニアアレイを用いて形成され、
    前記第1リニアアレイと前記第2リニアアレイとは、同一の基板上にある、請求項1記載の方法。
  4. 前記左目画像のラインは、第1波長であり、
    前記右目画像のラインは、第2波長であり、
    前記第1波長は、前記第2波長の40nm内である、請求項1記載の方法。
  5. 前記左目画像の変調光のラインと、前記右目画像の変調光のラインとは、循環的に偏光される、請求項1記載の方法。
  6. 前記左目画像の変調光のラインは、グレイティング電気機械システムデバイスを用いて形成される、請求項1記載の方法。
  7. 偏光分離デバイスが、左目画像と右目画像とからの光を区別するのに用いられる、請求項2記載の方法。
  8. 変調視聴眼鏡が、左目画像と右目画像とからの光を区別するのに用いられる、請求項1記載の方法。
  9. シャッタ眼鏡が、左目画像と右目画像とからの光を区別するのに用いられる、請求項1記載の方法。
  10. スペクトルフィルタが、左目画像と右目画像とからの光を区別するのに用いられる、請求項1記載の方法。
  11. 前記変調光のラインをスキャンするステップは、フォワード方向又はリバース方向の何れかにスキャニング要素を回転することを含む、請求項1記載の方法。
  12. 前記回転するスキャニング要素は、ガルバノメトリックミラーである、請求項11記載の方法。
  13. 前記左目画像と前記右目画像とは、カラー画像である、請求項1記載の方法。
  14. 前記左目画像と前記右目画像とのラインのデータの提供は、フレームバッファにおいてデータを構成することを含む、請求項1記載の方法。
  15. (i)スキャニング要素を第1ポジションから第2ポジションにフォワード方向に回転させながら、表示面に対して変調光のラインを漸進的にスキャンする繰り返しシーケンスによって2次元画像を形成することと、
    (ii)スキャニング要素を第1ポジションから第2ポジションに回転させながら、表示面に対して変調光のラインを漸進的にスキャンすることによって前記左目画像を形成し、前記スキャニング要素を前記第2ポジションから前記第1ポジションに回転させながら、前記表示面に対して変調光のラインを漸進的にスキャンすることによって前記右目画像を形成する繰り返しのステップによって、左目画像と右目画像とからなる立体画像を形成することと、
    の間で切り替えることによって2つのモードの何れかにより前記表示面に画像を表示する方法。
  16. 前記切替は、投射装置に関する制御論理により自動的に実行される、請求項15記載の方法。
  17. 前記切替はさらに、前記立体画像を形成するためクロックタイミングを変更することを含む、請求項15記載の方法。
  18. 前記2次元画像の変調光のスキャニングラインの本数は、前記左目画像と前記右目画像とのそれぞれの変調光のスキャニングラインの少なくとも2倍である、請求項15記載の方法。
  19. 前記立体画像の画像フレーム毎のピクセルオン時間は、前記2次元画像の画像フレーム毎のピクセルオン時間を超える、請求項15記載の方法。
  20. (i)画像フレームの第1の端から第2の端に順次順序付けされた2次元画像のラインのデータを提供し、前記2次元画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、スキャニング要素を第1ポジションから第2ポジションにフォワード方向に回転させながら、表示面に前記変調光のラインを漸進的にスキャンすることと、
    (ii)(a)画像フレームの第1の端から第2の端に順次順序付けされた左目画像のラインのデータを提供することによって前記左目画像を形成し、前記左目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、スキャニング要素を第1ポジションから第2ポジションにフォワード方向に回転させながら、表示面に前記変調光のラインを漸進的にスキャンし、(b)前記画像フレームの前記第1の端から前記第2の端に順次順序付けされた右目画像のラインのデータを提供することによって前記右目画像を形成し、前記右目画像のラインの提供されたデータの順序付けされたシーケンスに従って変調光の連続するラインを形成し、前記スキャニング要素を前記第2ポジションから前記第1ポジションにリバース方向に回転させながら、前記表示面に前記変調光のラインを漸進的にスキャンし、(c)少なくとも1人の視聴者のために前記左目画像と前記右目画像とを区別することからなるサイクルにより別々の前記左目画像と前記右目画像とを形成することと、
    の間で切り替えることによって2つのモードの何れかにより表示面上に画像を表示する方法。
  21. 少なくとも1つの光変調チャネルを有する投射装置であって、
    変調光のラインを形成するため起動可能なリニア光変調アレイに光を導くよう配置される光源と、
    表示面に変調光を導くための投射レンズからの変調光のパス上の往復スキャナであって、第1ドライブ波形又は第2ドライブ波形の信号に従って前記変調光をフォワード方向又はリバース方向にスキャンするよう駆動可能な往復スキャナと、
    前記第1ドライブ波形と前記第2ドライブ波形の何れを提供するよう選択的に動作可能な制御回路と、
    を有し、
    前記第1ドライブ波形の信号は、それのフォワード方向とバックワード方向の双方向で前記表示面に変調光を導く前記往復スキャナを駆動し、
    前記第2ドライブ波形の信号は、それのフォワード方向とバックワード方向の一方向のみで前記表示面に変調光を導く前記往復スキャナを駆動する投射装置。
  22. 前記往復スキャナは、ガルバノメトリック駆動ミラーである、請求項21記載の投射装置。
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