JP2011506941A - 癌のマーカーとしてのセプラーゼ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、癌の評価の補助方法に関する。本発明は、種々の癌の型の普遍的なマーカーとしてのヒト線維芽細胞活性化タンパク質(FAP/セプラーゼ)の使用を開示する。セプラーゼは、肺性癌もしくは肺癌(LC)または結腸癌、例えば非小細胞肺癌(NSCLC)または結腸直腸癌(CRC)の評価だけではなく、おそらく他の特定の型の癌の評価も補助する。かかる特定の癌の型は、例えば食道、頭頸部癌、胃癌、胆管癌、膵臓癌、腎臓癌、頸部(cervix)癌、卵巣癌、乳癌、膀胱癌、子宮内膜癌または前立腺癌である。さらに、本発明は、特に、個体由来の液体試料中のセプラーゼの測定による液体試料からの癌の評価方法に関する。セプラーゼの測定は、例えば癌の早期検出または手術を受ける患者のサーベイランスに使用され得る。
a)腫瘍の外科切除、
b)化学療法、
c)生物製剤、例えば抗腫瘍抗体または抗脈管形成抗体を用いた治療、および
d)上記方法の組み合わせ
である。
本発明によれば、用語「セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片」とは、単量体または多量体、特に二量体ポリペプチドのことをいう。さらに、用語「セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片」とは、特に可溶性形態のセプラーゼおよび/またはその断片、特に抗プラスミン切断酵素(APCE)、ならびに
別のポリペプチドとの複合体の形態で存在するセプラーゼおよび/またはセプラーゼ断片のことをいう。
スクリーニングは、疾患の表示、例えば癌の存在について、個体、例えばリスクのある個体を同定するための試験の体系的な適用として規定される。好ましくは、スクリーニング集団は、癌のリスクが平均より高いことが知られた個体で構成される。例えば、肺癌のスクリーニング集団は、喫煙者、元喫煙者、およびウラン、石英またはアスベスト曝露労働者などの肺癌のリスクが平均より高いことが知られた個体で構成される。
マーカーは、特定の臓器の良性疾患対悪性疾患の鑑別診断を補助するか、異なる組織学的腫瘍型の識別を補助するか、または手術前のベースラインマーカー値を確立するかのいずれかであり得る。
診断指標は、一定の尤度で疾患結果を予測する癌患者およびその腫瘍の臨床的、病理学的、または生化学的特徴と定義され得る。その主な使用は、患者管理の合理的な計画、すなわち、それぞれ急性進行性疾患の過少治療および進行が遅い疾患の過剰治療の回避を補助すべきである。Molina、R.,et al.,Tumor Biol. 24 (2003)209-218では、NSCLCにおいてCEA、CA 125、CYFRA21-1、SSCおよびNSEの予後値が評価された。彼らの研究では、マーカーNSE、CEA、およびLDH(乳酸デヒドロゲナーゼ)の異常血清レベルは、短い生存を示すようであった。
Merle,P.,et al.,Int. J. of Biological Markers 19 (2004)310-315では、導入補助化学療法で治療された局所進行NSCLCを有する患者におけるCYFRA21-1血清レベルの変化が評価された。彼らは、CYFRA21-1血清レベルの早期モニタリングが病期III NSCLC患者の腫瘍応答および生存の有用な予後ツールであり得ると結論づけた。また、報告により、LCを有する患者の治療のモニタリングにおけるCEAの使用が記載された(Fukasawa,T.,et al.,Cancer & Chemotherapy 13 (1986)1862-1867)。これらの研究のほとんどは、遡及的でランダムではなく、少数の患者を含んだ。CYFRA21-1での研究の場合のように、CEA研究は、a)化学療法を受けている間にCEAレベルが減少した患者は、一般的に、CEAレベルが減少しなかった患者よりも良好な結果を有し、(b)ほぼすべての患者で、CEAレベルの増加は疾患の進行と関連したことを示した。
癌性組織の完全な除去を目的とした外科的切除を受けるLC患者の大部分は、
後に再発性または転移性の疾患を発症する(Wagner,H.,Chest 117 (2000)110-118; Buccheri,G.,et al.,Ann. Thorac. Surg. 75 (2003)973-980)。これらの再発のほとんどは、手術後最初の2〜3年以内に起こる。再発性/転移性疾患は、検出が遅すぎた場合は常に致死的であるため、相当な研究が、その初期ひいては潜在的に治療可能な病期での癌再発に焦点を当てている。
セプラーゼ特異的結合分子として、ラットモノクローナル抗セプラーゼ抗体(クローンD8、D28およびD43)を使用した(Pineiro-Sanchez,M.-L.,et al.,J. Biol. Chem.,272 (1997)7595-7601)。
モノクローナルラットIgG(クローンD28またはD43)を、10mM NaH2PO4/NaOH、pH7.5、30mM NaCl中で10mg/mlにした。IgG溶液1mlあたり50μlのビオチン-N-ヒドロキシスクシンイミド(DMSO中3.6mg/ml)を添加した。室温で30分後、試料をSuperdex 200上でクロマトグラフィー処理した(10mM NaH2PO4/NaOH、pH7.5、30mM NaCl)。ビオチン化IgG含有画分を回収した。
モノクローナルラットIgG(クローンD8またはD43)を10mM NaH2PO4/NaOH、30mM NaCl、pH7.5中で10mg/mlにした。IgG溶液1mlあたり50μlのジゴキシゲニン-3-O-メチルカルボニル-ε-アミノカプロン酸-N-ヒドロキシスクシンイミドエステル(Roche Diagnostics、Mannheim、Germany、カタログ番号1 333 054)(DMSO中3.8mg/ml)を添加した。室温で30分後、試料をSuperdex(登録商標)200(10mM NaH2PO4/NaOH、pH7.5、30mM NaCl)上でクロマトグラフィー処理した。ジゴキシゲニン化IgG含有画分を回収した。
ヒト血清および血漿試料中のセプラーゼの測定のためのELISA
ヒト血清または血漿中のセプラーゼの検出のため、サンドイッチELISAを開発した。第1のアッセイ形式では、抗セプラーゼモノクローナル抗体の、ビオチンとコンジュゲートされたD28およびジゴキシゲニンとコンジュゲートされたD8(実施例1参照)の等分量を抗原の捕捉および検出に使用した(D28×D8形式)。第2のアッセイ形式では、ビオチンおよびジゴキシゲニンのそれぞれとコンジュゲートされた抗セプラーゼモノクローナル抗体D43(実施例1参照)の等分量を抗原の捕捉および検出に使用した(D43×D43形式)。
CRC試験集団
第1の試験において、49名の充分特徴付けされた結腸直腸癌の患者(表1に示されたUICC分類)由来の試料を使用した。
から得られた対照試料(=対照コホート)と比較して評価した。
LC試験集団
第1の試験とは完全に独立した第2の試験では、非小細胞肺癌(NSCLC)に焦点を当てた。より具体的には、主要な型のNSCL、腺癌および扁平上皮癌に苦しむ患者を調査した。表2aは、癌コホートの型および病期分布を示す。
セプラーゼは癌患者を健常対照と識別する
セプラーゼの血清濃度は、両方の試験においてわかるように、癌患者と健常対照間で顕著に異なる。図1および2に、D28およびD8抗体の組合せを用いたアッセイの結果を示す。
CRCおよびLCの他のマーカーの感度
セプラーゼの他に、本発明者らは、10種類の他の周知の腫瘍マーカーをCRCおよびLC試験試料において調べた。この場合では、市販の試験キットを使用した。互いの公正な比較を行なうため、調べた各マーカーのカットオフ値を、それぞれの試験の対照コホートに対して95%特異性となるように設定した。
マーカー組合せ
個体は、それぞれの組合せのマーカーの少なくとも1つが一定の閾値を超えている場合、癌を有すると分類した。一般に、これらのカットオフ値は、単一のマーカーの場合で使用されるものと異なっていたが、それぞれの組合せで、同様に95%特異性がもたらされた。
セプラーゼを腫瘍マーカーとして用いた種々の癌と年齢適合健常対照との識別
この試験では、種々の癌疾患を有する充分特徴付けされた患者由来の試料(試料番号およびUICC分類を表6に示す)を測定した。表6の試料を、既知の悪性疾患はなにもない明らかに健常な個体である264名の年齢適合対照患者と比較して評価した。この対照コホートでは、カットオフを、95%の特異性が得られるように決定した。
Claims (32)
- 試料中の
a) セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片
b) 任意に、癌の1つ以上の他のマーカー
の濃度および/または活性を測定する工程、ならびに
c) 癌の評価において工程(a)および任意に工程(b)の測定結果を使用する工程を含み、ここで、セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片の濃度および/または活性の減少は癌を示す、
インビトロで癌を評価するための方法。 - 特定の癌の型の評価のための請求項1記載の方法。
- 特定の癌の型が、肺、結腸、食道、頭頸部、胃、胆管、膵臓、腎臓、頚部、卵巣、乳房、膀胱、子宮内膜または前立腺の癌である、請求項2記載の方法。
- 特定の癌の型が、肺、結腸、食道、頭頸部、胃、胆管、膵臓、腎臓、頚部、卵巣または乳房の癌である、請求項2または3いずれか記載の方法。
- 特定の癌の型が、肺、結腸、食道、頭頸部、胃、胆管、膵臓または腎臓の癌である、請求項2〜4いずれか記載の方法。
- 特定の癌の型が、肺、結腸、食道、頭頸部、胃または胆管の癌である、請求項2〜5いずれか記載の方法。
- 癌が、癌(LC)または結腸直腸癌(CRC)である、請求項2〜6いずれか記載の方法。
- 癌が肺癌(LC)である、請求項2〜7いずれか記載の方法。
- 工程(b)の前記1つ以上の他のマーカーが、癌の型に非特異的な癌の一般的なマーカーである、請求項1記載の方法。
- 工程(b)の前記1つ以上の他のマーカーが、癌の型に特異的な癌のマーカーである、請求項1記載の方法。
- 工程(b)の前記1つ以上の他のマーカーが、CYFRA 21-1、CEA、NSE、CA19-9、CA125、PSA、ASC、S100A12およびNNMTからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
- 前記1つ以上の他のマーカーがCYFRA 21-1である、請求項11記載の方法。
- 前記1つ以上の他のマーカーがCEAである、請求項11記載の方法。
- 試料が体液試料である、請求項1〜13いずれか記載の方法。
- 試料が血液、血清または血漿試料である、請求項1〜14いずれか記載の方法。
- 試料がヒト試料である、請求項1〜15いずれか記載の方法。
- セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片の濃度が測定される、請求項1〜16いずれか記載の方法。
- 濃度が免疫学的方法によって測定される、請求項17記載の方法。
- 二量体または多量体形態のセプラーゼポリペプチドが測定される、請求項1〜18いずれか記載の方法。
- 単量体形態のセプラーゼポリペプチドが測定される、請求項1〜19いずれか記載の方法。
- セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片の酵素活性が測定される、請求項1〜21いずれか記載の方法。
- 抗プラスミン切断活性が測定される、請求項21記載の方法。
- セプラーゼおよび/またはその断片の濃度および/または活性の減少が癌を示す、癌の評価におけるセプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片の使用。
- セプラーゼおよび/またはその断片の濃度および/または活性の減少が癌を示す、癌の評価におけるセプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片に対する抗体の使用。
- セプラーゼおよび/またはその断片の濃度および/または活性の減少が癌を示す、癌の評価におけるセプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片の酵素活性を測定するための試薬の使用。
- 肺癌、特にNSCLCの評価、または結腸癌、特に結腸直腸癌(CRC)の評価における請求項23〜25いずれか記載の使用。
- セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片の濃度および/または活性の減少が癌を示す、癌の評価におけるセプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片ならびに癌の1つ以上の他のマーカーを含むマーカーパネルの使用。
- 1つ以上の他のマーカーが、癌の型に非特異的なマーカーおよび/または癌の型に特異的なマーカーである、請求項27記載の使用。
- 1つ以上の他のマーカーが、肺または結腸の癌の評価における肺癌マーカーである、請求項28記載の使用。
- 1つ以上の他のマーカーが、CYFRA 21-1、CEA、NSE、CA19-9、CA125、PSA、ASC、S100A12およびNNMTからなる群より選択される、請求項27〜29いずれか記載の使用。
- マーカーパネルが少なくともセプラーゼおよび/またはその断片ならびにCYFRA 21-1を含む、請求項27〜30いずれか記載の使用。
- セプラーゼポリペプチドおよび/またはその断片を特異的に測定するために必要とされる試薬ならびに癌の1つ以上の他のマーカーを含む、請求項1〜22いずれか記載の方法を行なうためのキット。
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