JP2011503323A - 二液性湿気硬化型樹脂組成物、ならびにそれらに基づいた接着剤、封止剤およびコーティング剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
a)実質的に湿気を含まない、
(1)湿気硬化型シリル化樹脂、および
(2)任意選択で、可塑剤、溶媒、揺変剤、粒状物質、湿気吸収剤、イソシアナート補足剤、架橋剤、接着促進剤、UV安定化剤および抗酸化剤からなる群より選択される一つもしくはそれ以上の追加の成分
を含有する第一の部分と、
b)
(1)湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)を硬化するのに十分な量の水;
(2)少なくとも一つの可塑剤および/もしくは粒状物質;
(3)可塑剤(b)(2)がもし存在するならその安定なエマルションをもたらすのに十分な量の非イオン性界面活性剤、および、粒状物質(b)(2)がもし存在するならその安定な懸濁をもたらすのに十分な量の非イオン性界面活性剤;
(4)任意選択で、溶媒、揺変剤、pH調整剤、UV安定化剤および抗酸化剤からなる群より選択される一つもしくはそれ以上の追加の成分
を含有する第二の部分と
を含有して提供され、
ここで第一のおよび/もしくは第二の部分は加水分解した湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)の縮合反応のための触媒(c)をさらに含有する。
湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)
ここでの二液性湿気硬化型樹脂組成物の第一の部分は、湿気へと暴露されると加水分解し、続いて縮合して、組成物の特定の配合に基づいてそれを接着剤、封止剤およびコーティング剤としての使用に有用にするような性質を持つ樹脂を提供する湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)を含有する。
湿気硬化型シリル化樹脂(iv)は、たとえば、上述のポリエーテルポリオール(i)、ポリエステルポリオール(ii)およびヒドロキシル末端ポリブタジエン(iii)、ならびに他のヒドロキシル末端オレフィンポリマーのようなポリオールの、イソシアナトシランとの直接的なシリル化によって得られる。これらのシリル化ポリオールの調製は、ヒドロキシル末端ポリウレタンプレポリマーとイソシアナトシランとの反応により得られる湿気硬化型シリル化樹脂のために以下に記載されるように実質的に実施できる。
イソシアナト末端ポリウレタン(PUR)プレポリマーは、一つもしくはそれ以上のポリオール、有利にはジオールと、一つもしくはそれ以上のポリイソシアナート、有利にはジイソシアナートとを、生じるプレポリマーがイソシアナートによって末端化されるような比率で反応させて得られる。ジオールとジイソシアナートとを反応させる場合、モル過剰のジイソシアナートが用いられる。
具体的には好適なポリオールは、ポリ(オキシアルキレン)エーテルジオール(すなわちポリエーテルジオール)、特にポリ(オキシエチレン)エーテルジオール、ポリ(オキシプロピレン)エーテルジオールおよびポリ(オキシエチレン−オキシプロピレン)エーテルジオール、ポリ(オキシアルキレン)エーテルトリオール、ポリ(テトラメチレン)エーテルグリコール、ポリアセタール、ポリヒドロキシポリアクリラート、ポリヒドロキシポリエステルアミド、ポリヒドロキシポリチオエーテル、ポリカプロラクトンジオールおよびトリオールなどを含む。本発明の一実施態様において、イソシアナト末端PUプレポリマーの産生に用いられるポリオールは、約500g/モルと25,000g/モルの間の数平均分子量のポリ(オキシエチレン)エーテルジオールである。本発明の他の実施態様において、イソシアナト末端PURプレポリマーの産生に用いられるポリオールは、約1000g/モルと約20,000g/モルの間の当量のポリ(オキシプロピレン)エーテルジオールである。さまざまな構造、分子量および/もしくは官能性のポリオールの混合物もまた用いられ得る。
X−R1−Si(R2)x(OR3)3−x
のシランであり、
ここでXはイソシアナートと反応性である活性水素含有基、例えば−SHもしくは−NHR4であり、ここでR4はH、8個までの炭素原子の一価の炭化水素基もしくは−R5−Si(R6)y(OR7)3−yであり、R1およびR5のそれぞれは、同一のもしくは異なる12個までの炭素原子の二価の炭化水素基であり任意選択で一つもしくはそれ以上のヘテロ原子を含有し、それぞれのR2およびR6は同一のもしくは異なる8個の炭素原子までの一価の炭化水素基であり、それぞれのR3およびR7は同一のもしくは異なる6個の炭素原子までのアルキル基であり、そしてxおよびyのそれぞれは独立して、0、1もしくは2である。
湿気硬化型SPUR樹脂(a)(1)を、ヒドロキシル末端PURプレポリマーとイソシアナトシランとを反応させて得ることが出来る。シヒドロキシル末端PURプレポリマーは実質的に同じ材料、すなわち、イソシアナト末端PURプレポリマーの調製のために上述されたポリオール、ポリイソシアナートおよび任意選択の触媒(好ましくは縮合触媒)を用いて実質的に同じ様式によって得ることができ、一つの大きな相違点は、ポリオールとポリイソシアナートとの割合が、生じるプレポリマー中にヒドロキシル末端が生じるようなものであることである。このように、例えば、ジオールとジイソシアナートの場合、前者のモル過剰が、それによってヒドロキシル末端PURプレポリマーを生じるために用いられるであろう。
のイソシアナトシランであり、ここで、R8は12個までの炭素原子のアルキレン基であり任意選択で一つもしくはそれ以上のヘテロ原子を含有し、それぞれのR9は同一のもしくは異なる、8個までの炭素原子のアルキルもしくはアリール基であり、それぞれのR10は同一のもしくは異なる6個までの炭素原子のアルキル基であり、そしてzは0、1もしくは2である。一実施態様において、R4は1から4個の炭素原子を有し、それぞれのR10は、同一のもしくは異なるメチル、エチル、プロピルもしくはイソプロピル基であり、そしてzは0である。
湿気硬化型SPUR樹脂(a)(1)は、ポリマーの少なくとも50重量パーセントがブタジエン由来のユニットから構成される任意のヒドロキシル末端ポリマーを含むとここで理解されるヒドロキシル末端ポリブタジエン由来である。
X−R1−Si(R2)x(OR3)3−x
の一級もしくは二級アミノシランであり、
ここでXはイソシアナートと反応性である活性水素含有基、例えば−SHもしくは−NHR4であり、ここでR4はH、8個までの炭素原子の一価の炭化水素基もしくは−R5−Si(R6)y(OR7)3−yであり、R1およびR5のそれぞれは、同一のもしくは異なる12個までの炭素原子の二価の炭化水素基であり任意選択で一つもしくはそれ以上のヘテロ原子を含有し、それぞれのR2およびR6は同一のもしくは異なる8個の炭素原子までの一価の炭化水素基であり、それぞれのR3およびR7は同一のもしくは異なる6個の炭素原子までのアルキル基であり、そしてxおよびyのそれぞれは独立して、0、1もしくは2である。
イソシアナト末端およびアミン末端ポリウレタンポリウレア(ポリ(ウレタン−ウレア)もしくはポリウレタンウレア)プレポリマーは、一つもしくはそれ以上のウレタン結合ならびに一つもしくはそれ以上のウレア結合をそれらのポリマー鎖に含有し、一方でイソシアナト末端およびアミノ末端ポリウレアは、それらのポリマー鎖に排他的でないにしても主としてウレア結合を含有する。両方のタイプのプレポリマーは当分野に公知である。イソシアナトプレポリマーのシリル化はイソシアナト反応性シランによって行われ、そしてアミノ末端プレポリマーのシリル化はイソシアナトシランによって行われ、多くはヒドロシリル末端およびイソシアナト末端前駆体樹脂のシリル化と関連して上に述べられるようにである。
湿度硬化型シリル化樹脂(a)(1)は、例えば、とりわけ上述の米国特許4,975,488号ならびに米国特許4,371,664号、米国特許4,334,036号、米国特許5,298,572号、米国特許5,986,014号、米国特許6,274,688号、米国特許6,420,492号、米国特許6,552,118号、米国特許7,153,911号、米国特許7,202,310号および米国特許7,223,817号に開示されるように、末端オレフィン不飽和を持つポリマーをヒドリドシラン(ヒドロシランもしくは水素シラン)によってヒドロシリル化することによって得ることができ、それらの全内容はここでの参照によって組み入れられる。
上述のように、本発明の二液性湿気硬化型組成物の第一の部分は、一つもしくはそれ以上の任意選択の成分(a)(2)を追加で含有でき、それに含まれる物として、既知でかつ汎用の量での可塑剤、溶媒、揺変剤、粒状物質、湿気吸収剤、イソシアナート補足剤、架橋剤、接着促進剤、UV安定化剤および抗酸化剤が述べられよう。同様に組成物の第二の部分もまた、一つもしくはそれ以上の任意選択の成分(b)(4)を含有でき、その個々のものは上述の任意選択の成分(a)(2)と同じであっても異なっていても良い。このように、任意選択の成分(b)(4)は溶媒、揺変剤、pH調製剤、UV安定化剤および抗酸化剤を含み、既知でかつ汎用の量で使用される。
水(b)(1)
水の任意の工業的に好適な源が、ここでの二液性湿気硬化型樹脂組成物の水成分を提供するのに用いられ、ただし、第二の部分の混合より生じる硬化樹脂の性能に負の影響を与えるような溶解したおよび/もしくは不溶の物質を認知できる量で一切含まない。多くの配合物にとって、脱イオン水が一般的に有用である。
二液性の組成物の第二の部分は、好適な量の例えば充填剤、強化線維などの可塑剤、粒状物質、もしくはその両方、第一の部分の任意選択の成分として上述される可塑剤および微粒子の任意のものと同一かもしくは異なるものを含有する。本発明による二液性組成物のために選択される可塑剤および/もしくは粒状物質の粒子の量は、第一の部分のレオロジー特性、もし存在するなら第一の部分における可塑剤および粒状物質の任意のものの存在、第二の部分に望まれるレオロジー特性、および同様の考察のような要素に基づく。一般的に、二液性組成物の第二の部分は、それらの100重量部当たり、0から80重量部の、そして好ましくは20から60重量部の可塑剤および/もしくは0から60重量部の、そして好ましくは30から50重量部の粒状物質を含有できる。
本発明の二液性組成物の第二の部分の貯蔵安定性を維持する事は重要であり、可塑剤もしくは粒状物質(b)(2)ならびに/または任意選択の成分(b)(3)、以下の水(b)(1)の任意の有意なもしくは認知できる分離を防ぐために、十分な量の少なくとも一つの非イオン性界面活性剤を含有する。第二の部分に含むのに好適な非イオン性の界面活性剤は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシド(EO)とプロピレンオキシド(PO)のコポリマー、そして、好ましくはシリコーンとポリエーテルのコポリマー、たとえばエチレンオキシド、プロピレンオキシドおよびそれらの混合物由来のポリエーテルを含む。非イオン性界面活性剤としてのシリコーンポリエーテルの使用は、ここでの参照によりその全ての内容を組み入れる米国特許第5,744,703号に記載される。非イオン性界面活性剤(b)(3)は、第二の部分の所望の期間の貯蔵安定性を保つのに十分な量で用いられ、好適な量は、第二の部分を構成する水、可塑剤、粒状物質および任意選択の成分の量のような要素に影響される。特定の第二の部分の配合への非イオン性界面活性剤の最適な量は、通常の実験的手法を用いることで簡単に決定できる。一般に、第二の部分はその100重量部当たり0.1から40重量部の、そして好ましくは1から30重量部の非イオン性界面活性剤(b)(3)を含有できる。
ここでの二液性組成物の少なくとも一部分は、加水分解した湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)の縮合反応のための触媒(c)を含有する。一般に、触媒(c)は二液性組成物の第一の部分に組み込まれる。しかしながら、もしそれが加水分解に安定なら、触媒(c)もしくはその一部は第二の部分に組み込まれて良いが、一般的にそうすることで技術的利点はまったく存在しない。
ここでの二液性組成物の一方もしくは両方の部分は、上述のもの以外の一つもしくはそれ以上の任意選択の成分を含有でき、当然ながら、特定の任意選択の成分は組み込まれるべき部分と完全に適合する。それらの他の任意選択の成分(d)は、既知で汎用量で、例えば、エポキシ樹脂、アクリラートおよびメタクリラート樹脂、ポリウレタン、シラノール末端ポリジオルガノシロキサンなどの硬化型樹脂のような他の樹脂、そのような樹脂の硬化触媒、消泡剤、粘度調整剤、香料、顔料、着色剤、殺生物剤、生物制御剤、香料などを含む。
A. 二液性組成物の第一の部分の調製
押出機のバレル1へ、30.6pbwのSPUR(登録商標1015)樹脂(Momentive Performance Materials)、15.4pbwのUltraPflex処理沈降炭酸カルシウム(Specialty Minerals Corp.)、41.6pbwのHi−Pflex100処理重質炭酸カルシウム(Specialty Minerals Corp.)および1.1pbwのCrayvallac SLXポリアミド揺変剤(Crayvalley Corp)が連続的に供給された。さらに下流の押出機において、9.3pbwのジイソデシルフタラート、1pbwのビニルトリメトキシシラン(Silquest*A−171シラン)湿気吸収剤、1pbwのN−ベータ−(アミノエチル)−ガンマ−アミノプロピルトリメトキシシラン(Silquest*A−1120シラン)接着促進剤、および0.07pbwのジブチルスズジラウレート縮合硬化触媒が連続的に添加された。押出機の加工温度は80℃に維持され、産生速度は18.14kg/時間(40lb/hr)であった。脱気真空(84.7kPa;25インチHg)は押出機のバレル10へと適用された。完成した第一の部分の配合物は、高密度ポリエチレンSemco(登録商標)カートリッジ(PRC−DeSotoより入手可能)へと直接的に押し出され封入された。
押出機のバレル1へと、40pbwのジイソデシルフタラート、20pbwのUltraPflex処理沈降炭酸カルシウム(Specialty Minerals Corp.)および20pbwの二酸化チタンの粉が連続的に供給された。さらなる下流の押出機において、50pbwのSF1288シリコーンポリエーテル界面活性剤および50pbwの水からなる前混合物の20pbwが連続的に添加された。押出機の加工温度は、80℃に維持され、産生速度は18.14kg/時間(40lb/hr)であった。脱気真空(84.7kPa;25インチHg)は押出機のバレル10へと適用された。完成した第二の部分の配合物は、高密度ポリエチレンSemco(登録商標)カートリッジへと直接的に押し出され封入された。50℃安定性試験の結果は下の表1に示される。
MixPac二重チャンバガンを用いて、第一の部分は第二の部分と10:1の容量混合比で混合された。モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表2−6に示される。
実施例1が、繰り返されたが、第一の部分の調製のために0.13pbwのジブチルスズジラウレート縮合硬化触媒が用いられた。第二の部分の50℃安定性試験の結果は下の表1に示される。モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表2−6に示される。
実施例1が、繰り返されたが、第一の部分の調製のために0.23pbwのジブチルスズジラウレート縮合硬化触媒が用いられた。第二の部分の50℃安定性試験の結果は下の表1に示される。モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表2−6に示される。
実施例1が、繰り返されたが、第一の部分の調製のために0.07pbwのFomrez(登録商標)SUL 11−A(Chemtura)縮合硬化触媒が用いられた。第二の部分の50℃安定性試験の結果は下の表1に示される。モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表2−6に示される。
実施例1が、繰り返されたが、第一の部分の調製のために0.13pbwのFomrez(登録商標)SUL 11−A縮合硬化触媒が用いられた。第二の部分の50℃安定性試験の結果は下の表1に示される。モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表2−6に示される。
実施例1が、繰り返されたが、第一の部分の調製のために0.23pbwのFomrez(登録商標)SUL 11−A縮合硬化触媒が用いられた。第二の部分の50℃安定性試験の結果は下の表1に示される。モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表2−6に示される。
この例は、0.07pbwジブチルスズジラウレートを用いる一液性シリル化ポリウレタン接着剤の連続的な製造を例示し、モジュラス、Durometer、引張接着およびラップ剪断接着の試験の結果は下の表1−6に報告される。
この例はSPUR樹脂部分を含有する二液性SPUR(登録商標)接着剤組成物の第二の部分の連続的な製造を例示する。
Claims (25)
- a)実質的に湿気を含まない、
(1)湿気硬化型シリル化樹脂、および
(2)任意選択で、可塑剤、溶媒、揺変剤、粒状物質、湿気吸収剤、イソシアナート補足剤、架橋剤、接着促進剤、UV安定化剤および抗酸化剤からなる群より選択される一つもしくはそれ以上の追加の成分
を含有する第一の部分と、
b)
(1)湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)を硬化するのに十分な量の水;
(2)少なくとも一つの可塑剤および/もしくは粒状物質;
(3)可塑剤(b)(2)がもし存在するならその安定なエマルションをもたらすのに十分な量の非イオン性界面活性剤、および、粒状物質(b)(2)がもし存在するならその安定な懸濁をもたらすのに十分な量の非イオン性界面活性剤;
(4)任意選択で、溶媒、揺変剤、pH調整剤、UV安定化剤および抗酸化剤からなる群より選択される一つもしくはそれ以上の追加の成分
を含有する第二の部分と
を含有し、
ここで第一のおよび/もしくは第二の部分が加水分解した湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)の縮合反応のための触媒(c)をさらに含有する、
二液性湿気硬化型樹脂組成物。 - 湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)が、ポリエーテルポリオール(i)、ポリエステルポリオール(ii)、ヒドロキシル末端ポリブタジエン(iii)、ポリエーテルポリオール(i)、ポリエステルポリオール(ii)もしくはヒドロキシル末端ポリブタジエン(iii)の少なくとも一つ由来のヒドロキシル末端もしくはイソシアナト末端のポリウレタンプレポリマー(iv)、ポリアミン由来のアミン末端もしくはイソシアナト末端ポリウレタン−ポリウレアプレポリマーおよび/もしくはポリウレアプレポリマー、ならびにオレフィン不飽和のポリマー(vi)からなる群より選択される少なくとも一つの樹脂のシリル化によって得られる、請求項1に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)が、ポリエーテルポリオール(i)、ポリエステルポリオール(ii)、ヒドロキシル末端ポリブタジエン(iii)、ヒドロキシル末端ポリウレタンプレポリマー(iv)またはアミン末端ポリウレタン−ポリウレアプレポリマーおよび/もしくはアミン末端ポリウレアプレポリマー(v)を少なくとも一つのイソシアナトシランによってシリル化することによってか、またはイソシアナト末端ポリウレタンプレポリマー(iv)もしくはイソシアナト末端ポリウレタン−ポリウレアプレポリマーおよび/もしくはイソシアナト末端ポリウレアプレポリマー(v)を、メルカプトシラン、一級アミノシラン、二級アミノシランおよびそれらの混合物からまる群より選択されるイソシアナト反応性シランの少なくとも一つによってシリル化することによってか、またはオレフィン不飽和樹脂(vi)を少なくとも一つのヒドリドシランによってヒドロシリル化することによって得られる、請求項2に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 湿気硬化型シリル化樹脂(a)(1)が、ポリエーテルジオール(i)およびジイソシアナート由来のヒドロキシル末端もしくはイソシアナト末端ポリウレタンプレポリマー(iv)のシリル化によって得られる少なくとも一つのシリル化ポリウレタンプレポリマーである、請求項1に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- ヒドロキシル末端ポリウレタンプレポリマー(iv)のシリル化が、少なくとも一つのイソシアナトシランによって行われ、そしてイソシアナト末端ポリウレタンプレポリマー(iv)のシリル化がメルカプトシラン、一級アミノシラン、二級アミノシランおよびそれらの混合物からまる群より選択されるイソシアナト反応性シランの少なくとも一つによって行われる、請求項4に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 第一の部分が、一つもしくはそれ以上の追加の成分(a)(2)を含有する、請求項1に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 第二の部分が、可塑剤(b)(2)および粒状物質(b)(2)を含有し、第二の部分中に非イオン性界面活性剤(b)(3)が、可塑剤(b)(2)の安定なエマルションおよび粒状物質(b)(2)の安定な懸濁をもたらすのに十分な量で存在する、請求項1に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 非イオン性界面活性剤(b)(3)が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー、エトキシ化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、シリコーンとポリエーテルのコポリマーならびに上述のものの混合物からなる群より選択される、請求項1に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 非イオン性界面活性剤(b)(3)が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー、エトキシ化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、シリコーンとポリエーテルのコポリマーならびに上述のものの混合物からなる群より選択される、請求項2に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 非イオン性界面活性剤(b)(3)が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー、エトキシ化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、シリコーンとポリエーテルのコポリマーならびに上述のものの混合物からなる群より選択される、請求項3に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 非イオン性界面活性剤(b)(3)が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー、エトキシ化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、シリコーンとポリエーテルのコポリマーならびに上述のものの混合物からなる群より選択される、請求項4に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 非イオン性界面活性剤(b)(3)が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー、エトキシ化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、シリコーンとポリエーテルのコポリマーならびに上述のものの混合物からなる群より選択される、請求項6に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 非イオン性界面活性剤(b)(3)が、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エトキシル化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマー、エトキシ化カストールオイル、オレイン酸エトキシラート、アルキルフェノールエトキシラート、シリコーンとポリエーテルのコポリマーならびに上述のものの混合物からなる群より選択される、請求項7に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項1に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項2に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項3に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項4に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項6に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項7に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項8に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項9に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項10に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項11に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項12に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
- 接着剤、封止剤もしくはコーティング剤として配合される、請求項13に記載の二液性湿気硬化型樹脂組成物。
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