JP2011502438A - モバイル通信ネットワークにおける基地局間ハンドオーバ時のhfnハンドリングのための方法およびシステム - Google Patents

モバイル通信ネットワークにおける基地局間ハンドオーバ時のhfnハンドリングのための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

移動時に生じうるネットワークとモバイル局(eNB)との間のcryptosyncの同期ずれを取り扱うためのシステムおよび方法が取り扱われる。同期ずれは、ソースeNBからターゲットeNBへとHFNおよびPCDPシーケンス番号を転送することによって解決される。所与の鍵のためのcryptosyncの再使用を回避するために、初期のカウント値からのバックワード・オフセットが、ターゲットeNBによって使用される。これらのアプローチは、オーバ・ザ・エア・シグナリングを必要とせず、ネットワークにおけるカウント値の取り扱いは、モバイル局に透過的である。

Description

関連出願
本願は、2007年10月30日に出願され、"HFN Handling at Inter-base Station Handover"と題された米国仮出願60/983,838号の優先権を主張する。上記出願は、本願の譲受人に譲渡され、本願の発明者によって出願され、本明細書において参照によって組み込まれている。
本開示は、一般に、無線通信の暗号保全性に関し、さらに詳しくは、モバイル・システムにおける基地局間ハンドオフ中のハイパ・フレーム番号(HFN)に関連したハンドリングに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらシステムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。おのおのの端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信に関し、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビームフォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
本開示は、モバイル・システムにおける基地局間のハンドオフ中における暗号化/解読パラメータを管理するためのシステムおよび方法、ならびにこれらの変形例に関する。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、無線通信システムにおけるハンドオフ中の基地局間におけるハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のために使用される方法が提供される。この方法は、ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送することと、ソース基地局からターゲット基地局へ、使用する次のPDCPシーケンス番号を転送することとを備える。ここでは、ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、ターゲット基地局によって受信されない場合、転送された情報によって、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能になる。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、上記のように開示された方法が提供される。この方法はさらに、ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスを実行することを備える。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、無線通信システムにおけるハンドオフ中における基地局間のハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のための装置が提供される。この装置は、ソース基地局と、ターゲット基地局と、ソース基地局とターゲット基地局との間の通信リンクと、ソース基地局からターゲット基地局へハンドオフしている端末とを備える。ソース基地局は、通信リンクを経由してターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送し、通信リンクを経由してターゲット基地局へ、使用する次のPDCP SNを転送することとを備える。ここでは、ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、ターゲット基地局によって受信されない場合、転送された情報によって、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能になる。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、上記のように開示された装置が提供される。ここでは、ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスが実行される。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、無線通信システムにおけるハンドオフ中における基地局間のハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のために使用される装置が提供される。この装置は、プロセッサと、このプロセッサに結合されデータを格納するメモリとを備える。プロセッサは、ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送し、ソース基地局からターゲット基地局へ、使用する次のPDCP SNを転送するように構成されている。ここで、ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、ターゲット基地局によって受信されない場合、転送された情報によって、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能になる。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、上述された装置が提供される。ここで、プロセッサはさらに、ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスを実行するように構成される。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、無線通信システムにおけるハンドオフ中における基地局間のハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のために使用される装置が提供される。この装置は、ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送する手段と、ソース基地局からターゲット基地局へ、使用する次のPDCP SNを転送する手段とを備える。ここで、ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号のより後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、ターゲット基地局によって受信されない場合、転送された情報によって、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能になる。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ読取可能媒体は、ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送するためのコードと、ソース基地局からターゲット基地局へ、使用する次のPDCP SNを転送するためのコードとを備える。ここで、ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、ターゲット基地局によって受信されない場合、転送された情報によって、ターゲット基地局は、ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能になる。
本開示のさまざまな態様のうちの1つでは、上述したコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ・プログラム製品はさらに、ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスを実行するためのコードを備える。
図1は、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、通信システムのブロック図である。 図3は、モバイル・システムのための暗号化および解読スキームのブロック図である。 図4は、HFNとPDCP SNとの間の関係の例示である。 図5は、2つのeNB間のハンドオフ・パラメータの実例である。 図6Aは、HFN/PDCP SN制御のためのオフセット・スキームの例示である。 図6Bは、HFN/PDCP SN制御のためのオフセット・スキームの例示である。 図7は、典型的な処理を例示するフローチャートである。
さまざまな態様が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、さまざまな実施形態は、本明細書において、アクセス端末に関して記載される。アクセス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたまたは無線モデムを利用するその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関して記載される。基地局は、アクセス端末と通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、eノードB(eNB)、またはその他幾つかの専門用語でも称されうる。以下に提供される記載のコンテキストに依存して、ノードBという用語は、適用される関連性のある通信システムにしたがって、eNBに置換されることも、その逆もありうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびロー・チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら技術のある態様がLTEに関して後述される。そして、LTE技術用語が、以下の記載のほとんどで用いられる。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、シングル・キャリア変調および周波数領域等値化を用いる通信技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと実質的に同じ複雑さと同程度のパフォーマンスとを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、大きな注目を集めた。それは現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのために動作していると仮定されている。
図1に示すように、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。eノードBまたはeNBとも称されるアクセス・ポイント100(AP)は、複数のアンテナ・グループを含んでおり、1つが104および106を含み、別のものが108および110を含み、さらに別のものが112および114を含んでいる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて、2本のアンテナのみが示されている。しかしながら、おのおのアンテナ・グループについて、2本よりも多いあるいは少ないアンテナもまた利用されうる。ユーザ機器(UE)とも称されるアクセス端末116(AT)は、アンテナ112、114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループはしばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。実施形態では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116、124に関する順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、あるいはその他幾つかの専門用語でも称されうる。アクセス端末はまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)の実施形態のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信機(TX)データ・プロセッサ214へ提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームに関する多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。メモリ232はプロセッサ230に結合されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222a乃至222tは、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252a乃至252rからの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254a乃至254rは、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254a乃至254rからN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。メモリ272がプロセッサ270に結合されている。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224a乃至224tによって受信され、受信機222a乃至222tによって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、以下を備える。システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。1またはいくつかのMTCHのためにマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジュールおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、以下を備える。ユーザ情報を転送するための、1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)。トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)。
態様では、伝送チャネルが、DLとULとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されるPHYリソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、DRXサイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
DL PHYチャネルは、以下を備える。
共通パイロット・チャネル(CPICH)、
同期チャネル(SCH)、
共通制御チャネル(CCCH)、
共有DL制御チャネル(SDCCH)、
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、
共有UL割当チャネル(SUACH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、
UL電力制御チャネル(UPCCH)、
ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、
負荷インジケータ・チャネル(LICH)。
UL PHYチャネルは、以下を備える。
物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、
チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、
共有要求チャネル(SREQCH)、
UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、
ブロードキャスト・パイロット・チャネル(BPICH)。
態様では、シングル・キャリア波形の低PAR(所与の時間において、チャネルは、周波数において隣接しているか、あるいは一定の間隔をもって配置されている)特性を維持するチャネル構造が提供される。
本書の目的のために、以下の略語を適用する。
AM:アクノレッジ・モード。
AMD:アクノレッジ・モード・データ。
ARQ:自動反復要求。
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル。
BCH:ブロードキャスト・チャネル。
C−:制御−。
CCCH:共通制御チャネル。
CCH:制御チャネル。
CCTrCH:符号化された合成伝送チャネル。
CP:サイクリック・プレフィクス。
CRC:巡回冗長検査。
CTCH:共通トラフィック・チャネル。
DCCH:専用制御チャネル。
DCH:専用チャンネル。
DL:ダウンリンク。
DSCH:ダウンリンク共有チャネル。
DTCH:専用トラフィック・チャネル。
FACH:順方向リンク・アクセス・チャンネル。
FDD:周波数分割デュプレクス。
L1:レイヤ1(物理レイヤ)。
L2:レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)。
L3:レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)。
LI:長さインジケータ。
LSB:最下位ビット。
MAC:媒体アクセス制御。
MBMS:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス。
MCCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル。
MRW:動き受信ウィンドウ。
MSB:最上位ビット。
MSCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル。
MTCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル。
PCCH:ページング制御チャネル。
PCH:ページング・チャネル。
PDU:プロトコル・データ・ユニット。
PHY:物理レイヤ。
PhyCH:物理チャネル。
RACH:ランダム・アクセス・チャネル。
RLC:無線リンク制御。
RRC:ラジオ・リソース制御。
SAP:サービス・アクセス・ポイント。
SDU:サービス・データ・ユニット。
SHCCH:共有チャネル制御チャネル。
SN:シーケンス番号。
SUFI:スーパ・フィールド。
TCH:トラフィック・チャネル。
TDD:時分割デュプレクス。
TFI:伝送フォーマット・インジケータ。
TM:透過モード。
TMD:透過モード・データ。
TTI:送信時間インタバル。
U−:ユーザ−。
UE:ユーザ機器。
UL:アップリンク。
UM:非アクノレッジ・モード。
UMD:非アクノレッジ・モード・データ。
UMTS:ユニバーサル・モバイル通信システム。
UTRA:UMTS地上ラジオ・アクセス。
UTRAN:UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク。
MBSFN:マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク。
MCE:MBMS調整エンティティ。
MCH:マルチキャスト・チャネル。
DL−SCH:ダウンリンク共有チャネル。
MSCH:MBMS制御チャネル。
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル。
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル。
eNB:基地局または基地トランシーバ局。
PDCP:パケット・データ収束プロトコル。
HFN:ハイパ・フレーム番号。
図3は、モバイル・システムでの使用に適した暗号化および解読スキームを例示するブロック図300である。上記図は、eNBにおける暗号化手順の一般的な教示を示す。ここで、データ310は、HFN320とパケット収束プロトコル(PDCP)レイヤ・シーケンス番号(SN)33とを含む暗号式と結合され、暗号化アルゴリズム350を用いて暗号鍵340と結合され、これによって、UEへ転送される暗号化データ360が生成される。
下側の図は、UEにおける一般的な解読手順を例示する。ここでは、受信された暗号化データ360が、PDCP SN330およびHFN320(UEにおいて初期化/起動時に獲得または生成される)と結合され、暗号鍵340(しばしば、保全鍵と呼ばれる)および解読アルゴリズム370を用いて復号され、これによって、オリジナルのデータ310が再生成される。図3は、暗号化/解読のためにHFN320およびPDCP SN330を使用する一般的な概要を提供するものと理解される。暗号化/解読に関するさらなる要因または要素は、本明細書で開示されたさまざまな実施形態を理解する目的とは関係ないので、これ以上詳しくは記載しない。
暗号法において、データを、可能な組み合わせ数を増加させる大きなセットと組み合わせることによって、セキュリティを高めることができることが理解される。モバイル・コミュニティでは、この大きなセットは、HFNとPDCP SNとを有し、PDCP SNの値をインクリメントすることによって連続的に順序付けられるcryptosyncと称される。インクリメントは、HFN/PDCP SN値の順序または配列を与え、暗号化/解読されたパケットのおのおののセットのためのcryptosyncが変化することが保証される。cryptosyncは、大きな値を示し、また、この値は(PDCP SN配列によって)変化するので、一定のランダムさが導入されることになり、その結果、よりロバストな暗号化スキームが得られる。しかしながら、このロバストさは、所与の鍵について、同じHFN/PDCP SNシーケンスが再度使用されないことを前提とする。なぜなら、繰り返し「符合化要素」を用いる暗号化方法は、クラックに対してより脆弱であることが知られているからである。
図4は、HFNとPDCP SNとの関係を示す例示400である。PDCP SNは、図4において12ビット・カウンタとして示されているように、固定されたビット・カウンタである。さまざまな実施において、PDCP SNは、5ビット・カウンタ、7ビット・カウンタ、12ビット・カウンタ、あるいは、その他のサイズのカウンタであることができるので、PDCP SNは、ここに示す12ビットの実施に限定されないことが注目されるべきである。PDCP SNは、自分を「リセット」し、前の開始値にロールオーバするサーキュラ・カウンタとして動作する。例えば、(12ビットを用いる)PDCP SNは、10進数で1から4096(あるいは0から4095)の範囲を有する。この0から4095の範囲を用いた場合、値4096は、0と等価である。同様に、値4097は、1と等価であり、値4098は、2と等価である。したがって、1の値を持つPDCP SNは、4097、8193、12,289等のロールオーバされた値と等価である。PDCP SNの「ロールオーバ」した数を追跡するために、HFNがカウンタとして使用されうる。したがって、PDCP SNは、4度ロールオーバしている場合、HFNは、右側において4の値を示すだろう(ある事例において、HFNは、その他の情報について、より高いビットを確保することができる)。明白なように、HFN/PCDP SNの組み合わせによって取得されうる格段に大きな数を持つ値が存在しうる。
図3に示すように、解読アルゴリズム370は、PDCP SN値およびHFN値が、暗号化アルゴリズム360で使用されるものと同じ値であることを要求する。したがって、解読エンティティ(受信端末)は、暗号化エンティティ(送信局)で使用されるものと同じPDCP SN値およびHFN値を正しく取得することが重要である。2つの送信局間のハンドオフ中に、ターゲット送信局が、ソース送信局から正しいシーケンスPCDP SN値/HFN値を受信できない可能性がある。これを回避するために、PDCPシーケンスが保たれたまま、ターゲット送信機によって使用されるHFNが、ハンドオーバ時にゼロにリセットされ、ハンドオーバ時における鍵変更を求めることが提案されている。しかしながら、このアプローチは、HFN値が「時期尚早に」リセットされる可能性をもたらす。すなわち、HFN値の範囲全体が、ハンドオフ時にゼロにリセットされる前に完全には利用されないので、暗号化アルゴリズムに対する「大きな」cryptosync寄与を実質的に無効にする。望まれるものは、広範囲のHFN値/PDCP SN値を用い、PDCP SNのロールオーバからの曖昧さを回避するスキームであろう。
図5は、移動時にHFNも保持される典型的なアプローチにしたがう2つのeNB間でのハンドオフ・パラメータの例示500である。この実施形態では、HFNはリセットされる必要はない(よって、鍵は、ハンドオーバ時に変更される必要はない)。ソース送信機510が、暗号化したデータを、リンク515を経由して送信し、受信機520(UE)が、ターゲット送信機530へハンドオフしている場合、「使用する次のPDCP SN」と、以下のものが、ソースeNB510から、通信ラインX2(540)を経由して、ターゲットeNB530へ転送される。
・ソースeNB510における暗号化のために使用される直近の(latest)HFNおよびPDCP SN。
・ソースeNB510における解読のために使用される直近の(latest)HFNおよびPDCP SN。
DL暗号化の場合、ターゲットeNB530は、送信されるべきPDCP SDUのSNと、暗号化のために転送された直近の(latest)HFNおよびPCDP SNとに基づいて、暗号化のための通常のカウント・メンテナンスを実行することができる。カウントという用語は、HFNとPDCP SNとの集合を表すことができる。以下は、図5に例示されるような典型的な実施形態にしたがうDL暗号化のための一例を示す。
ソースeNB510は、ハンドオーバ前の暗号化について、PDCP SN値=4093においてHFN値=xを用いる。この組み合わせは、式(x||4093)によってシンボル化されうる。ハンドオーバ中、ソースeNB510は、現在のHFN値=xと現在のPDCP SN値4093(すなわち、x||4093)をターゲットeNB530へ転送し、「使用する次のPDCP SN=2」もまたターゲットeNB530へ転送する。ソースeNB530はまた、SN4094、4095、0、1のPDCP PDUを、ターゲットeNB530へ転送する。
ハンドオーバ時、ターゲットeNB530は、UE520へ以下のものを送信する。x||4094、x||4095、(x+1)||0(カウント・メンテナンスが、HFNのインクリメントを要求する)、(x+1)||1、および(x+1)||2。
ソースeNB510から開始PDCP SN値=4093、および使用する次のPDCP SN=2を受信すると、PDCP SN=4094およびPDCP SN=4095が、ターゲットeNB530へのデータ・リンクX2(540)において失われた場合であっても、ターゲットeNB530は、ソースeNB510によってレポートされた最後の(last)PDCP SNが4093であることを知っているので、HFNをインクリメントする時を認識するであろう。したがって、リンク535で見られるように、ターゲットeNB530は、HFN/PDCP SN値を暗号化/解読する正しいシーケンスをUE520へ転送する。
したがって、ソースeNBとターゲットeNBとが、ハンドオフ中に同期を失う可能性によって、ハンドオフ時にHFN値および/またはPDCP SN値のリセットを強制する必要性がなくなる。さらに、このスキームによって、より広い範囲のHFN値および/またはPDCP SN値が利用されうる。
上記記載に基づいて、手順を解読するULは、適切に順応して、同様にしたがうだろう。これは、当業者にとって理解の範囲内であるので、UE手順の詳細は、一般には冗長であるので、これ以上詳しく述べない。
図6A乃至図6Bは、HFN/PDCP SN制御のためのオフセット・スキームの例示である。UEが、長期間、基地局としか通信していないのであれば、HFNとPDCP SNとの組み合わせが、フル・サイクルに及ぶ可能性がある。すなわち、cryptosync(あるいは、いくつかの事例では、カウントと称される)は、オーバフローし、ゼロにおいて開始する。あるいは、その特定の実施は、ゼロへのリセットを強制する。一般的なシステムでは、カウント=0値の再使用を回避するために、カウントがしきい値に達したか、あるいはしきい値を超えた場合に、どの鍵が変更されるかについて、しきい値が使用されうる。このシナリオは図6Aに例示される。
しかしながら、上記典型的な実施形態で記載したように、eNB間ハンドオーバにおいてHFNが保たれると仮定された場合、しきい値トリガに対する必要性は、さほど明確ではない。具体的には、カウントのラップアラウンドは、必ずしも鍵の寿命が終了したことを意味しない。なぜなら、eNB鍵がeNB間ハンドオーバ時に変更され、カウント値は、任意の値から始まるからである。
図6Bは、上記説明に基づく典型的なアプローチを例示する。第1の鍵すなわち新たな鍵が、開始時あるいは最初のハンドオフ時に生成されるものと仮定すると、カウント値は、(上述した実施形態にしたがって)次の、あるいは次に提供されたシーケンスで継続し、そして、カウント=0値を過ぎてインクリメントし、さらに継続する。ハンドオフ・ポイントからのバックワード・オフセット(あるいは、実施選択に依存して、フォワード・オフセット)によって指定されたハンドオフ値の前のあるトリガ値において、鍵は、有効期限が終了し、新たな鍵が生成されるだろう。必要であれば、オフセットは、いくつかのネットワーク・パラメータに依存しうる。
ネットワークは、図6Bに示すような初期カウント値からのバックワード・オフセットを適用できることが理解される。上記の鍵寿命のハンドリングは、ネットワークにおけるRLC−AMを用いたラジオ・ベアラ毎に必要であり、E−UTRANにおいて利用可能であることを発見できることが注目されるべきである。カウントの典型的なハンドリングは、標準化を必要とし、UEに対して完全に透過的でありうる。UE仕様は、カウント値のラップアラウンドを可能にするが、UEは、可能なカウント値の再使用に気が付く必要はない。同じ鍵についてカウント値を再使用することを避けるために、ネットワークに応じて適切なアクション(すなわち、再キーイング)を講じることができる。このアプローチは、以下の利点を備える。
・ネットワーク挙動の標準化を必要としない。
・オーバ・ザ・エア・シグナリングがない。
・鍵寿命メンテナンスが、UEに対して完全に透過的である。
この解決策は、以下のようないくつかのネットワーク内部動作またはその変形であることが注目されるべきである。しかしながら、本明細書で開示された典型的な方法およびシステムは、ネットワークの複雑さを変更することを正当化すると信じられている利点を実証する。
図7は、この開示の実施形態を与える典型的な処理700を例示するフローチャートである。開始710の後、この典型的な処理700は、ハンドオフが切迫しているとの通知で開始される(720)。ハンドオフに先立って、ソース局は、ターゲット局へと、必要なHFNおよび次のPDCP SN番号を送信する(730)。ターゲット局は、適切な情報を受信すると、UEのための解読/暗号化の制御を引き継ぐ(740)。ハンドオフの後、この典型的な処理700は、オプションとして、図6に記載されたスキームにしたがって、カウントへのバックワード・オフセットを開始する(750)。ステップ740あるいはオプションのステップ750が完了すると、この典型的な処理は終了する(760)。
開示された処理のステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示の範囲内であることを保ちながら、再アレンジされることが理解される。それに伴う方法請求項は、サンプル順のさまざまなステップにおける要素を表し、示された具体的な順序または階層に限定されるとは意味されない。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ読取可能媒体の形態をとるコンピュータ・プログラムを含むコンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
上述したものは、1または複数の実施形態のうちの一例を含む。もちろん、前述した実施形態を記述する目的のために、構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記述された実施形態は、特許請求の範囲の精神およびスコープ内に入るそのような全ての変更、修正、および変形を包含するように意図される。さらに、用語「含む」が、詳細な説明または特許請求の範囲の何れかで使用される限り、そのような用語は、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であると意図される。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対する様々な変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本発明は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (20)

  1. 無線通信システムにおけるハンドオフ中の基地局間におけるハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のために使用される方法であって、
    ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送することと、
    前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へ、使用する次のPDCPシーケンス番号を転送することとを備え、
    前記ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、前記ターゲット基地局によって受信されない場合、前記転送された情報によって、前記ターゲット基地局は、前記ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能となる方法。
  2. 前記ソース基地局および前記ターゲット基地局は、eノードBである請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、前記直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、前記直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスを実行することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記HFN値および前記PDCP値は、ハンドオフ時にリセットされることが必要とされない請求項3に記載の方法。
  5. ハンドオフ時に新たな鍵が生成される請求項3に記載の方法。
  6. ハンドオフ時にオーバ・ザ・エア・シグナリングが必要とされない請求項3に記載の方法。
  7. 前記端末に対する鍵寿命メンテナンスが透過的である請求項3に記載の方法。
  8. 無線通信システムにおけるハンドオフ中における基地局間のハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のための装置であって、
    ソース基地局と、
    ターゲット基地局と、
    前記ソース基地局と前記ターゲット基地局との間の通信リンクと、
    前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へハンドオフしている端末とを備え、
    前記ソース基地局は、前記通信リンクを経由してターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送し、前記通信リンクを経由して前記ターゲット基地局へ、使用する次のPDCP SNを転送し、
    前記ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、前記ターゲット基地局によって受信されない場合、前記転送された情報によって、前記ターゲット基地局は、前記ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能となる装置。
  9. 前記ソース基地局および前記ターゲット基地局は、eノードBである請求項8に記載の装置。
  10. 前記ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、前記直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、前記直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスが実行される請求項8に記載の装置。
  11. 前記HFN値および前記PDCP値は、ハンドオフ時にリセットされることが必要とされない請求項8に記載の装置。
  12. ハンドオフ時に新たな鍵が生成される請求項10に記載の装置。
  13. ハンドオフ時にオーバ・ザ・エア・シグナリングが必要とされない請求項10に記載の装置。
  14. 前記端末に対する鍵寿命メンテナンスが透過的である請求項10に記載の装置。
  15. 無線通信システムにおけるハンドオフ中の基地局間におけるハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のために使用される装置であって、
    プロセッサと、前記プロセッサに結合されデータを格納するメモリとを備え、
    前記プロセッサは、ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送し、前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へ、使用する次のPDCPシーケンス番号を転送するように構成され、
    前記ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、前記ターゲット基地局によって受信されない場合、前記転送された情報によって、前記ターゲット基地局は、前記ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能となる装置。
  16. 前記プロセッサはさらに、前記ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスを実行するように構成された請求項15に記載の装置。
  17. 無線通信システムにおけるハンドオフ中の基地局間におけるハイパ・フレーム番号(HFN)に関連する同期のために使用される装置であって、
    ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化HFNおよびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送する手段と、
    前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へ、使用する次のPDCPシーケンス番号を転送する手段とを備え、
    前記ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、前記ターゲット基地局によって受信されない場合、前記転送された情報によって、前記ターゲット基地局は、前記ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能となる装置。
  18. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    ソース基地局からターゲット基地局へ、少なくとも、直近の(latest)暗号化ハイパ・フレーム番号(HFN)およびパケット・データ収束プロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)と、直近の(latest)解読HFNおよびPDCPシーケンス番号とを転送するためのコードと、
    前記ソース基地局から前記ターゲット基地局へ、使用する次のPDCPシーケンス番号を転送するためのコードとを備え、
    前記ソース基地局によって送信された最後の(last)HFNおよびPDCPシーケンス番号より後の(later)HFNおよびPDCPシーケンス番号の情報が、前記ターゲット基地局によって受信されない場合、前記転送された情報によって、前記ターゲット基地局は、前記ソース基地局からハンドオフしている端末に関するHFNおよびPCDPシーケンス番号の実質的な連続性を提供することが可能となるコンピュータ・プログラム製品。
  19. 前記ターゲット基地局によって使用されるカウント値からのバックワード・オフセットを使用することによって、少なくとも、前記直近の(latest)暗号化HFNおよびPDCPと、前記直近の(latest)解読HFNおよびPDCPとに基づいてカウント・メンテナンスを実行するためのコードをさらに備える請求項18に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  20. 前記HFN値および前記PDCP値は、ハンドオフ時にリセットされることを必要としないためのコードをさらに備える請求項18に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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