JP2011257088A - ヘリオスタット - Google Patents

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Abstract

【課題】光センサを用いないで太陽を確実に追尾でき、平面鏡を安定して保持することができるヘリオスタットを提供する。
【解決手段】ヘリオスタットは、地軸を向く回転軸4における所定の回転支点11の位置に連結された連結棒6と、連結棒6に直線移動自在で、かつ、回転自在に連結された平面鏡7と、平面鏡7を3軸方向に回転自在に支持する支持部5とを備えている。回転支点11から連結棒6の端部の第2連結点13aへ向かう方向が、太陽へ向くように設定され、回転支点11から支持部5の第1連結点12aへ向かう方向が、集光部へ向くように設定される。第1連結点12aは、回転支点11からの距離が当該回転支点11から第2連結点13aまでの距離と等しくなるように配置される。回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aとおよびを含む平面は、平面鏡7と直交している。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽熱発電等に用いられる太陽を追尾するヘリオスタットに関する。
太陽熱発電設備などでは、太陽光線を平面鏡で反射させることにより集光部へ集め、太陽熱発電を行っているが、太陽は時間とともに地上から見た位置が変化するので、太陽の位置の変化に合わせて平面鏡の角度を変更していく必要がある。
そこで、太陽の位置の変化に合わせて平面鏡の角度を自動的に調整して、太陽を追尾するヘリオスタットが種々提案されている。
特許文献1に記載されているヘリオスタットでは、平面鏡から集光部へ向かう集光方向に、光センサが配置されている。このヘリオスタットでは、光センサが平面鏡に反射した太陽光線の明るさを検知し、反射光が集光方向に向くように、平面鏡の角度を調整する。
しかし、このヘリオスタットでは反射光を検知する光センサが必要になるので、ヘリオスタットの構造が複雑になるという問題がある。
また、太陽が雲に隠れるなどして太陽光が弱まった場合には、光センサが正常に作動しないおそれがある。その場合、現時点における太陽の位置を計算し、集光部との位置関係から平面鏡の角度を計算で求め、平面鏡を動かす必要があるため、さらにヘリオスタットの構造が複雑になる。
そこで、光センサを用いないで太陽を追尾するヘリオスタットとして、特許文献2の第1図に記載されているものがある。このヘリオスタットは、地球の自転軸、すなわち、地軸の方向に向けて設けられた回転軸と、太陽の方向を向くように回転軸に傾斜して取り付けられた可動棒と、集光部の方向を向く固定棒と、固定棒および可動棒にそれぞれ連結された支持棒と、支持棒の先端に取り付けられた平面鏡とを有している。可動棒の長さは、固定棒の長さと同じに設定されている。平面鏡は、支持棒に垂直に取り付けられている。そして、支持棒は、可動棒に対して直線移動自在に連結されるとともに、固定棒に対してボールジョイントにより首振り自在に連結されている。
国際公開2009−57677号公報 特開昭52−10931号公報
しかし、特許文献2の第1図に記載されている構造では、平面鏡は、支持棒の先端に一点のみで支持されているので、取付安定性が低いという問題がある。このため、平面鏡は風などを受けた場合にぐらつきやすく、集光部へ確実に太陽光を反射させることが難しくなる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、光センサを用いないで太陽を確実に追尾でき、平面鏡を安定して保持することができるヘリオスタットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、地軸と平行な向きに設定可能な回転軸と、前記回転軸上の回転支点において、前記回転軸とのなす角度を調整可能に当該回転軸に連結される連結棒と、前記回転支点から集光部の方向に向かって延びる直線上に設定された第1連結点の回りに揺動可能な平面鏡と、前記回転支点から太陽の方向に向かって延びる直線上に設定された第2連結点において所定の方向に揺動可能に前記連結棒と前記平面鏡とを連結する連結部と、地球の自転速度に対応した回転速度で前記回転軸を回転させる回転駆動手段と、備えており、前記連結部は、前記回転支点と前記第1連結点と前記第2連結点とを含む平面を前記平面鏡に垂直な状態で維持させる垂直維持部を有しており、前記垂直維持部により、前記回転支点と前記第1連結点と前記第2連結点とを含む平面が前記平面鏡に垂直に維持されている状態において、前記連結部は、前記第2連結点から回転支点までの距離が前記回転支点から前記第1連結点までの距離と同じになる状態を維持しつつ、前記回転軸の回転に伴って前記平面鏡に沿って前記第2連結点を変位させることが可能であることを特徴とするヘリオスタットを提供する。
この構成によれば、平面鏡は、2つの連結点、すなわち、回転支点から集光部の方向に向かって延びる直線上に設定された第1連結点、および回転支点から太陽の方向に向かって延びる直線上に設定された第2連結点で支持されているので、取付安定性が向上している。
また、回転駆動手段により回転軸を地球の自転速度に対応した回転速度で回転させることにより、回転軸に連結された連結棒も回転軸とともに回転する。このとき、垂直維持部によって回転支点と第1連結点と第2連結点とを含む平面が平面鏡に垂直に維持されており、この状態において、連結棒と平面鏡を連結する連結部は、第2連結点から回転支点までの距離が回転支点から第1連結点までの距離と同じになる状態を維持しつつ、回転軸の回転に伴って平面鏡に沿って第2連結点を変位させることを許容する。
このため、太陽が移動(回転軸が回転)しても、回転支点と第1連結点と第2連結点とによって形成される三角形が二等辺三角形に維持されるとともに、この二等辺三角形を含む平面は、平面鏡に垂直な状態で維持される。そのため、回転支点と第2連結点とを結ぶ線と平行の向きに平面鏡に入射する太陽光線の入射角と、回転支点と第1連結点とを結ぶ線と平行の向きに集光部へ向かう反射光の出射角とが、上記二等辺三角形を含む平面内で等しくなるように維持される。これにより、回転駆動手段によって地球の自転速度と同じ回転速度で連結棒を回転軸とともに回転させて時々刻々と位置が変化する太陽へ向けていくことにより、常に、太陽光線を平面鏡に反射させて集光部へ導くことが可能になる。その結果、光センサを用いずに太陽を確実に追尾することができる。
前記連結部は、前記平面鏡に沿って移動可能な移動部と、前記平面鏡に沿って前記第1連結点に向かう第1方向へ延びるように設けられ、前記移動部を当該第1方向に沿って往復移動可能に案内する案内部とを有しており、前記移動部と前記連結棒とが、前記垂直維持部により、前記第2連結点において前記第1方向に沿って揺動可能に連結されているのが好ましい。
この連結部の構成では、連結棒と移動部とが垂直維持部を介して第2連結点において前記第1方向に沿って揺動可能に連結され、かつ、移動部が案内部によって第1連結点に向かう第1方向へ往復移動可能に案内されるので、第2連結点は、第1連結点を通る1本の直線上を往復移動する。そのため、太陽の動きによって回転支点における太陽光の入射方向と集光部へ向かう方向との間の角度が変わっても、第2連結点が平面鏡の面内において、前記第1連結点へ近づく方向または遠ざかる方向へ直線移動することにより、連結棒を太陽の方向に円滑に向けることができる。
前記垂直維持部は、前記平面鏡に沿って前記第1方向と直交する第2方向に延びるように前記移動部に設けられた軸部材と、前記軸部材の回りに揺動自在に連結され、かつ、前記連結棒に対して同心軸回りに相対的に回転可能に連結された支持部材とからなり、前記支持部材によって、前記連結棒は、前記軸部材に対して垂直な姿勢に維持されるのが好ましい。
この構成によれば、連結棒は、移動部の移動方向である第1方向と直交する第2方向に延びる軸部材に対して垂直な姿勢が維持されるように、当該軸部材に揺動自在に連結された支持部材に連結されている。そのため、移動部が案内部によって第1方向へ案内されて移動するときに、連結棒と平面鏡とのなす角度が変わっても、回転支点から平面鏡に下ろした垂線の足は、常に、第1連結点と第2連結点とを結ぶ線の上に位置する状態が維持されている。このため、回転支点と第1連結点と第2連結点によって構成される二等辺三角形を含む平面は、平面鏡と直交している位置関係を確実に維持することが可能である。その結果、確実に太陽光線を平面鏡に反射させて集光部へ導くことが可能になる。
前記第2連結点は、前記平面鏡の重心に配置されているのが好ましい。この構成によれば、平面鏡が3軸方向に回転する回転中心となる第2連結点が平面鏡の重心に配置されているので、平面鏡の振れ幅が小さくなり、平面鏡の占有空間の拡大を抑えることが可能である。
以上説明したように、本発明のヘリオスタットによれば、光センサを用いないで太陽を確実に追尾できる。また、平面鏡が2点で支持されているので、安定して保持される。
本発明のヘリオスタットにおける太陽光の入射方向と集光部方向との関係を模式的に示す図である。 本発明のヘリオスタットにおける回転支点、第1連結点、第2連結点および平面鏡の位置関係を模式的に示す図である。 本発明のヘリオスタットの実施形態に係るヘリオスタットの全体斜視図である。 図3の平面鏡の背面側の第1連結点および第2連結点付近の拡大斜視図である。 図3の回転駆動機構の構成図である。 太陽が東にあるときの、図3の平面鏡、支持部および連結棒の配置を模式的に示す図である。 太陽が南東にあるときの、図3の平面鏡、支持部および連結棒の配置を模式的に示す図である。 太陽が南にあるときの、図3の平面鏡、支持部および連結棒の配置を模式的に示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態のヘリオスタットについて説明する。
最初に、図1〜2において、本実施形態のヘリオスタットの原理について説明する。
図1に示されるように、太陽光Sを平面鏡Mにより集光部Aへの方向へ反射させるときの平面鏡Mの鏡面では、以下のような位置関係になる。まず、太陽光Sの入射方向lと集光部Aへの方向mが交点aで交わるとする。このとき、光の入射角と反射角は等しい関係があるから、平面鏡Mは、方向lと方向mのなす角度2θの半分の方向nに対して垂直な線dを含み、図1の紙面に垂直な面に配置される。これにより、平面鏡Mにより反射した太陽光Sは、集光部Aへの方向mを向く。
例えば、平面鏡Mの鏡面上において、方向lと鏡面との交点をb、方向mと鏡面との交点をcとする。このとき、図1の三角形abcは二等辺三角形となり、線分abと線分acの長さは等しい。従って、交点aに対して、交点bを太陽光方向、交点cを集光部Aへの方向として、線分abと線分acの長さが等しい位置に平面鏡Mを配置し、かつ、その平面鏡Mを三角形abcに対して直交する姿勢で配置した場合、平面鏡Mにより反射した太陽光Sは、集光部Aへの方向へ向くことになる。
そこで、本実施形態のヘリオスタットは、このような位置関係に基いて基本的に構成されている。すなわち、図2に示されるように、ある支点aを設け、太陽光方向に長さkの棒fを延設し、その先端を支点bとする。集光部方向に同じく長さkの棒gを延設し、その先端を支点cとする。そして、支点bとcを含むように平面鏡Mが置かれている。また、平面鏡Mの鏡面に含まれ、線分bcに直角な棒eが設けられている。棒fと棒eが直交するように配置されるとき、平面鏡Mの鏡面は、支点b、cをそれぞれ含み、かつ三角形abcに直交する面となる。このため、平面鏡Mにより反射した太陽光は、集光部へ向くようになる。
ここで、太陽Sは、天の北極へ延びる地軸R(図6参照)回りに円運動をする。正確には、季節により太陽Sの高度が異なるため、完全な円運動ではないが、1日で見ればほぼ円運動をすると考えられるので、実施上問題はない。
以上の原理に基づいて構成された本実施形態のヘリオスタットの具体的な構成を図3〜5に示す。
図3に示されるように、本実施形態のヘリオスタットは、主な構成として、台座1と、ベース2と、回転駆動機構3と、支持部5と、連結棒6と、平面鏡7と、第1連結部12と、第2連結部13とを備えている。平面鏡7は、支持部5先端の第1連結点12aおよび連結棒6先端の第2連結点13aの2点で支持されている。第2連結部13は、図4に示されるように、垂直維持部30を有している。
台座1は、垂直に延びる2本の支柱1a、1bを有している。これらの支柱1a、1bの同じ高さの部分には、開口1c、1dが形成されている。ベース2は、支柱1a、1bの開口1c、1dにおいて、開口1c、1dを通る直線Bの回りに回転自在に取り付けられている。
回転駆動機構3は、地球の自転速度に対応した回転速度で回転軸4を回転させる機構であり、ベース2の上に搭載されている。回転駆動機構3は、出力軸である回転軸4を有しており、この回転軸4は、開口1c、1dを通る直線Bと交差するように配置されている。回転軸4上に設定された回転支点11には、連結棒6が回転軸4に対して取付角度を調整できるように連結されている。
回転駆動機構3は、具体的には、図5に示されるように、回転軸4と、ステッピングモータ24と、プーリー25、26と、無端ベルト27と、ベアリング28a、28bとから構成されている。回転軸4は、2つのベアリング28a、28bにより回転自由に支持されている。回転軸4の先端には、従動側のプーリー26が取り付けられている。また、ステッピングモータ24の駆動軸24aには、駆動側のプーリー25が取り付けられている。プーリー25、26の間は、環状の無端ベルト27によって回転力を伝達できるように連結されている。
回転軸4の角速度は、ステッピングモータ24により地球の自転速度に正確に一致するように調整され、地球の自転速度と同じ1時間当たり15度に設定される。回転軸4を地軸R回りの地球の自転と同期して回転させることにより、連結棒6は、回転支点11回りに回転軸4とともに回転して太陽Sを追尾することが可能である。
また、図3に示されるように、ベース2が開口1c、1dを結ぶ直線B回りに方向Cへ回転して仰角を調整することが可能であるので、回転軸4の軸線の向きを地軸Rへ向けて調整することが可能である。なお、地軸Rの向きは、高緯度の場所(例えば、北極付近では仰角が大きくなって天頂に向かうようになり、低緯度の場所(例えば、赤道付近)では仰角が小さくなって地平線に向かうようになる。したがって、ヘリオスタットを設置する場所の緯度に応じて、地軸Rと平行な向きになるように、ベース2の角度を変えて回転軸4の向きを調整すればよい。
支持部5は、図3〜4に示されるように、アーム14と、固定軸15とから構成されている。アーム14の下端部は、台座1の支柱1a、1bに対して、開口1c、1dを結ぶ直線Bを軸として回転自在に取り付けられている。アーム14の上端部には、固定軸15が取り付けられている。アーム14は、回転支点11から集光部Aに向かう姿勢に設定される。
第1連結部12は、固定軸15と平面鏡7との間を揺動自在に連結している。第1連結部12は、回転支点11から集光部Aの方向に向かって延びる直線上に設定された第1連結点12aにおいて、平面鏡7を3軸方向に回転自在に支持する。
第1連結部12は、ボールジョイントなどの3軸方向に連結自在に連結する部材から構成されている。図3に示される第1連結点12aは、平面鏡7の重心の位置に配置されている。
平面鏡7は、例えば、平坦な正方形の鏡などから構成されている。平面鏡7は、表面側は太陽Sおよび集光部Aを向き、背面側には、支持部5および連結棒6が連結される。
図3に示されるように、連結棒6は、回転軸4における回転支点11の位置に、回転支点11と第2連結点13aとを結ぶ線が太陽Sの向きに一致するように、回転軸4とのなす角度を調整して連結されている。回転支点11は、回転軸4において、台座1の開口1c、1dを結ぶ直線Bとの交点に位置する。連結棒6は、回転軸4の回転によって当該回転軸4回りに回転軸4とともに回転する。
第2連結部13は、回転支点11から太陽Sの方向に向かって延びる直線上に設定された第2連結点13aにおいて、第1方向Iに沿って揺動可能に連結棒6と平面鏡7とを連結する。第2連結部13は、本発明の連結部の概念に含まれる。
具体的には、図4に示されるように、第2連結部13は、リニアベアリング10と、ボールジョイント22と、垂直維持部30とからなる。リニアベアリング10は、移動部21と、レール29とから構成されている。
移動部21は、平面鏡7の背面においてレール29に沿って移動可能な部材である。
レール29は、平面鏡7に沿って第1連結点12aに向かう第1方向Iへ延びるように設けられている。レール29は、移動部21を第1方向Iに沿って往復移動可能に案内する。レール29は、本発明の案内部に概念に含まれるものである。
ボールジョイント22は、連結棒6と移動部21との間に設けられ、連結棒6を移動部21に第2連結点13a回りに揺動自在に連結する。
垂直維持部30は、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aとを含む平面を平面鏡7に垂直な状態で維持させる。また、垂直維持部30により、移動部21と連結棒6とが、第2連結点13aにおいて第1方向Iに沿って揺動可能に連結される。具体的には、垂直維持部30は、軸部材9と、支持部材23とから構成されている。
軸部材9は、平面鏡7に沿って第1方向Iと直交する第2方向IIに延びるように移動部21に設けられた棒状の部材である。軸部材9は、第2連結点13aとともに第1方向Iへ直線移動ができる。
支持部材23は、軸部材9の回りに揺動自在に軸部材9に連結され、かつ、連結棒6に対して同心軸回りに相対的に回転可能に連結されている。この支持部材23によって、連結棒6は、軸部材9に対して垂直な姿勢に維持される。
具体的には、支持部材23の筒状の本体部23eは、連結棒6の外周面に装着され、連結棒6に対して同心軸回りに相対的に回転可能に連結される。また、支持部材23は、筒状の本体部23eから両側に延びる2本の腕23a、23bを有している。腕23a、23bの先端部23c、23dは、軸部材9に対して回転自在に連結されている。連結棒6と軸部材9とは、互いに直交するように配置されている。したがって、連結棒6および支持部材23は、平面鏡7の面内において第1方向Iと直交する第2方向IIに延びる軸部材9の回りに第1方向Iに沿って揺動可能になっている。そのため、支持部材23が軸部材9回りに回動した場合でも、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aとによって構成される二等辺三角形を含む平面が、平面鏡7と直交している位置関係が維持されるようになっている。
また、図3に示されるように、連結棒6の回転中心である回転支点11から第1連結点12aまでの距離は、回転支点11から第2連結点13aまでの距離と等しくなるように設定されている。具体的には、固定軸15は、その延長線上に回転支点11が通るような位置に配置され、そして、支持部5の固定軸15の長さは、回転支点11と第1連結点12aまでの距離が回転支点11と第2連結点13aの距離と同じになるような長さに設定される。
以上のように構成された本実施形態のヘリオスタットは、垂直維持部30により、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aとを含む平面が平面鏡7に垂直に維持されている状態において、第2連結部13は、第2連結点13aから回転支点11までの距離が、回転支点11から第1連結点12aまでの距離と同じになる状態を維持しつつ、回転軸4の回転に伴って平面鏡7に沿って第2連結点13aを変位させることが可能である。
(ヘリオスタットの使用方法)
つぎに、本実施形態のヘリオスタットの使用方法について説明する。
まず、本実施形態のヘリオスタットを、回転軸4が北を向くように、水平な面に設置する。ついで、図3に示されるように、回転軸4の仰角が天の北極である地軸Rの向きに一致するように、ベース2を直線B回りに方向Cに回転させて回転軸4の仰角を調整する。そして、回転支点11から第1連結点12aへ向かう線の延長線上の南の方角へ集光部Aを設置する。
ついで、図3に示されるように、回転支点11から第2連結点13aへ向かう線が太陽Sを向くように連結棒6の取付角度を調整して、連結棒6を回転支点11の位置で回転軸4に固定する。このとき、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aは、二等辺三角形をなすように配置される。
その後、図3に示されるように、ステッピングモータ24(図5参照)を回転させて、連結棒6を回転軸4の回りに1時間あたり15度の角速度で回転軸4とともに回転させる。このとき、平面鏡7を2点支持する一方の支点である第2連結点13aは、太陽Sの円運動に同期して円運動をする。これにより、平面鏡7は、他方の支点である第1連結点12a回りに3軸方向に回転して向きを変えていきながら太陽Sを追尾することができる。
太陽Sは、回転軸4に対して円軌道D1に沿って円運動をするため、回転支点11から第2連結点13aへの向きを太陽Sの方向へ向けて一度セッティングしておくと、ステッピングモータ24により、常に太陽Sの方向を向くように追尾していくことができる。
このとき、第2連結点13aの位置は、太陽Sの移動にともなって常に変化するため、第1連結点12aと第2連結点13aとの距離は変化する。しかし、リニアベアリング10により第2連結点13aの位置が平面鏡7の平面内で第1方向Iへ移動することができる。したがって、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aは、常に二等辺三角形の配置を保ちながら太陽を追尾することが可能である。
また、平面鏡7の面内において、リニアベアリング10の移動部21の移動方向である第1方向Iと直交する第2方向IIに軸部材9が取り付けられている。連結棒6は、支持部材23を介して軸部材9に直交するように配置されている。このため、平面鏡7は、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aのなす三角形に対して直交する位置関係になる。したがって、太陽Sが移動するにしたがって連結棒6の向きが変わっても、平面鏡7は、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aのなす三角形に対して常に直交しており、平面鏡7により反射された太陽光Sを、集光部Aに常に集めることが可能になる。
例えば、図6〜8に示されるように、太陽Sが東から南へ移動する間、平面鏡7は太陽Sを追尾して向きを変えていく。このとき、連結棒6は、第2連結点13aが地軸R回りの円軌道D2を回りながら、地軸R回りに円軌道D1を回る太陽Sを追尾する。一方、支持部5は、集光部Aの方向に固定されている。平面鏡7は、支持部5の第1連結点12aを支点として3軸方向に回転して太陽Sを追尾することができる。
このとき、第2連結点13aがリニアベアリング10のレール29に沿って移動して、第1連結点12aと第2連結点13aとの距離を変えていくので、連結棒6は第2連結点とともに移動することが可能である。したがって、連結棒6は太陽Sを常に追尾することができる。その結果、太陽Sが東から西へ円軌道D1上を移動する間、常時、太陽Sの太陽光線L1を平面鏡7に入射させ、その平面鏡7で反射された太陽光線L2を南の方角に位置する集光部Aへ出射させることが可能になる。
以上のように、本実施形態のヘリオスタットでは、平面鏡7は、2つの連結点、すなわち、支持部5の第1連結点12aおよび連結棒6の第2連結点13aで支持されているので、取付安定性が向上している。
また、回転駆動機構3により回転軸4を地球の自転速度に対応した回転速度で回転させることにより、回転軸4に連結された連結棒6も回転軸4とともに回転する。このとき、連結棒6と平面鏡7を連結する第2連結部13は、垂直維持部30によって回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aとを含む平面が平面鏡7に垂直に維持されており、この状態において、第2連結点13aから回転支点11までの距離が回転支点11から第1連結点12aまでの距離と同じになる状態を維持しつつ、回転軸4の回転に伴って平面鏡7に沿って第2連結点13aを変位させることを許容する。
このため、太陽Sが移動(それに伴って、回転軸4が回転)しても、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aとによって形成される三角形が二等辺三角形に維持されるとともに、この二等辺三角形を含む平面は、平面鏡7に垂直な状態で維持される。そのため、回転支点11と第2連結点13aとを結ぶ線と平行の向きに平面鏡7に入射する太陽光線の入射角と、回転支点11と第1連結点12aとを結ぶ線と平行の向きに集光部Aへ向かう反射光の出射角とが、上記二等辺三角形を含む平面内で等しくなるように維持される。これにより、回転駆動機構3によって地球の自転速度と同じ回転速度で連結棒6を回転軸4とともに回転させて時々刻々と位置が変化する太陽Sへ向けていくことにより、太陽Sから平面鏡7に入射した太陽光線は、常に、平面鏡7に反射して集光部Aへ向かうことが可能になる。その結果、光センサを用いずに太陽Sを確実に追尾することができる。
また、第2連結点13aが平面鏡7の面内の所定の第1方向Iに直線移動可能に連結されているので、太陽Sの動きによって回転支点11における太陽光の入射方向と集光部Aへ向かう方向との間の角度が変わっても、第2連結点13aが平面鏡7の面内方向に直線移動することにより、連結棒6を太陽Sの方向に確実に向けることができる。
しかも、平面鏡7は、他の固定棒等を介在せずに、支持部5に対して3軸方向に回転自在に直接連結されているので、平面鏡7の背面の定位置に、支点となる第1連結点12aを配置することができる。そのため、平面鏡7からの反射光を集光部Aへ確実に入射させることができ、入射損失を抑えることが可能である。
また、上記の構成では、支持部5、連結棒6および平面鏡7を三角形に配置するとともに、これらの部材を回転駆動機構3の回転軸4に近い位置に集合させて配置することが可能になるので、ヘリオスタット全体の構成をコンパクトにすることが可能である。
しかも、本実施形態の第2連結部13は、移動部21と、レール29と、垂直維持部30とを備えており、連結棒6と移動部21とが垂直維持部30を介して第2連結点13aにおいて第1方向Iに沿って揺動可能に連結され、かつ、移動部21がレール29によって第1連結点12aに向かう第1方向Iへ往復移動可能に案内される構造を有している。この第2連結点13aは、第1連結点12aを通る1本の直線上を往復移動する。そのため、太陽Sの動きによって回転支点11における太陽光の入射方向と集光部Aへ向かう方向との間の角度が変わっても、第2連結点13aが平面鏡7の面内において、第1連結点12aへ近づく方向または遠ざかる方向へ直線移動することにより、連結棒6を太陽Sの方向に円滑に向けることができる。
さらに、本実施形態では、連結棒6は、移動部21の移動方向である第1方向Iと直交する第2方向IIに延びる軸部材9に揺動自在に連結された支持部材23に連結されている。また、連結棒6は、支持部材23によって、軸部材9に対して垂直な姿勢に維持される。そのため、移動部21がレール29によって第1方向Iへ案内されて移動するときに、連結棒6と平面鏡7とのなす角度が変わっても、回転支点11から平面鏡7に下ろした垂線Hの足P(図3参照)は、常に、第1連結点12aと第2連結点13aとを結ぶ線の上に位置する状態が維持されている。このため、回転支点11と第1連結点12aと第2連結点13aによって構成される二等辺三角形を含む平面は、平面鏡7と直交している位置関係を確実に維持することが可能である。その結果、確実に太陽光線を平面鏡7に反射させて集光部Aへ導くことが可能になる。
また、平面鏡7が3軸方向に回転する回転中心となる第1連結点12aが平面鏡7の重心に配置されているので、平面鏡7の振れ幅が小さくなり、平面鏡7の占有空間の拡大を抑えることが可能である。
本実施形態の連結棒6は、回転軸4に対して取付角度を調整できるように連結されている。太陽Sの軌道D1は毎日異なり、例えば、日本における冬至では太陽Sは地平線に近い低い軌道を通るが、一方、夏至では太陽Sは地平線から遠い高い軌道を通る。そこで、ヘリオスタットを使用する日の太陽Sの軌道に合わせて連結棒6の回転軸4に対する角度を調整して取り付けることにより、連結棒6を太陽Sに向けて確実に追尾することが可能である。
また、地球上において緯度が異なる場所では、地面と地軸Rとのなす角度(近似的には、天の北極への向き)が異なることを考慮して、本実施形態では、地軸Rの方向に合わせて回転軸4の角度を調整できるように構成されている。これにより、緯度が異なる場所ヘリオスタットを移動して設置する場合でも、回転軸4を地軸Rに向けて角度調整することが可能である。
なお、本実施形態では、リニアベアリング10のレール29は、第1連結点12aへ向かうように取り付けられているが、他の方向でもよい。ただし、レール29が第1連結点12aへ向かう方向に取り付けられた場合には、第1連結点12aと第2連結点13aとの間の距離の変更が円滑に行うことができるので、好ましい。
なお、本実施形態では、平面鏡7の一例として、平坦な正方形の鏡を例にあげて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、若干の曲率を有するが、ほぼ平坦な形状の鏡であっても、3つの支点、すなわち、回転支点11と第1連結点12a第2連結点13aとが二等辺三角形の配置になり、かつ、これら3つの支点が構成する平面が鏡に直交する関係を維持できるものであれば、本発明の平面鏡の概念に含まれるものとする。
なお、本実施形態では、連結棒6を移動部21に第2連結点13a回りに揺動自在に連結するボールジョイント22を備えている例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ボールジョイント22を省略してもよい。ボールジョイント22を省略した場合でも、垂直維持部30の軸部材9およびそれに揺動自在に連結された支持部材23によって、連結棒6は、移動部21に第2連結点13aにおいて第1方向Iに沿って揺動自在に連結されているので、連結棒6および平面鏡7は、上記実施形態と同様の動きをすることが可能である。
3 回転駆動機構(回転駆動手段)
4 回転軸
5 支持部
6 連結棒
7 平面鏡
9 軸部材
10 リニアベアリング
11 回転支点
12 第1連結部
12a 第1連結点
13 第2連結部(連結部)
13a 第2連結点
22 ボールジョイント
23 支持部材
29 レール(案内部)
30 垂直維持部

Claims (4)

  1. 地軸と平行な向きに設定可能な回転軸と、
    前記回転軸上の回転支点において、前記回転軸とのなす角度を調整可能に当該回転軸に連結される連結棒と、
    前記回転支点から集光部の方向に向かって延びる直線上に設定された第1連結点の回りに揺動可能な平面鏡と、
    前記回転支点から太陽の方向に向かって延びる直線上に設定された第2連結点において所定の方向に揺動可能に前記連結棒と前記平面鏡とを連結する連結部と、
    地球の自転速度に対応した回転速度で前記回転軸を回転させる回転駆動手段と、
    を備えており、
    前記連結部は、前記回転支点と前記第1連結点と前記第2連結点とを含む平面を前記平面鏡に垂直な状態で維持させる垂直維持部を有しており、
    前記垂直維持部により、前記回転支点と前記第1連結点と前記第2連結点とを含む平面が前記平面鏡に垂直に維持されている状態において、前記連結部は、前記第2連結点から回転支点までの距離が前記回転支点から前記第1連結点までの距離と同じになる状態を維持しつつ、前記回転軸の回転に伴って前記平面鏡に沿って前記第2連結点を変位させることが可能である、
    ことを特徴とするヘリオスタット。
  2. 前記連結部は、
    前記平面鏡に沿って移動可能な移動部と、
    前記平面鏡に沿って前記第1連結点に向かう第1方向へ延びるように設けられ、前記移動部を当該第1方向に沿って往復移動可能に案内する案内部と
    を有しており、
    前記移動部と前記連結棒とが、前記垂直維持部により、前記第2連結点において前記第1方向に沿って揺動可能に連結されている、
    請求項1に記載のヘリオスタット。
  3. 前記垂直維持部は、
    前記平面鏡に沿って前記第1方向と直交する第2方向に延びるように前記移動部に設けられた軸部材と、
    前記軸部材の回りに揺動自在に連結され、かつ、前記連結棒に対して同心軸回りに相対的に回転可能に連結された支持部材と
    からなり、
    前記支持部材によって、前記連結棒は、前記軸部材に対して垂直な姿勢に維持される。
    請求項2に記載のヘリオスタット。
  4. 前記第1連結点は、前記平面鏡の重心に配置されている、
    請求項1から3のいずれかに記載のヘリオスタット。
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