JP2011238086A - ドキュメント配信装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】配信する画像データのデータ量を確実に最小とする。
【解決手段】携帯電話11からドキュメントファイルの閲覧要求が送信されると、データ処理サーバ13は、ドキュメント保管サーバ12と通信し、閲覧要求されたドキュメントファイルを取得するとともに、携帯電話11のIDコードと端末定義テーブルとから、携帯電話11で閲覧可能な画像データのファイル形式(適合ファイル形式)を検出する。この後、データ処理サーバ13は、閲覧要求されたドキュメントファイルを、全ての適合ファイル形式に変換することによって、全ての適合ファイル形式の画像データを生成し、生成された画像データのデータ量を比較して最もデータ量の小さな画像データを携帯電話11に配信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯端末から閲覧要求がなされたドキュメントファイルを、この携帯端末で閲覧可能なファイル形式の画像データに変換して配信するドキュメント配信装置及びシステムに関するものである。
社内で作成されたドキュメントファイル(文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどのアプリケーションソフトウェアで作成された電子ファイル)を携帯端末に配信することにより、社内のドキュメントファイルを社外でも閲覧できるようにするドキュメント配信システムが知られている。近年では、企業のコンプライアンス意識の高まりにともない、配信したデータが携帯端末に残らないようにすることによって機密情報の漏洩を防ぐ、いわゆるシンクライアントなシステムの技術開発が盛んになっている。
シンクライアントなドキュメント配信システムでは、ドキュメントファイルを画像データに変換して配信し、画像を介してドキュメントファイルの内容を閲覧させる方法が広く用いられている。画像データでは、テキスト(文字又は文字列)や図表などの情報を編集することができないため、上記のようにドキュメント画像を閲覧させるようにすれば、これらの情報がコピーされ、携帯端末に残ってしまうことを防止することができる。
ところで、携帯端末の中には、閲覧可能な画像データのファイル形式や、1回(または1日)に配信できるデータ量の上限(最大容量)、画像規格(表示可能な画像の縦横の画素数など)の条件を満たしていないと、配信された画像データを閲覧できないものも多い。このため、携帯端末に画像データを配信する場合は、下記特許文献1に記載されているように、配信元であるドキュメント配信装置側で配信先の携帯端末の種類を判別し、この判別結果に応じて配信する画像データを生成する必要がある。
一方で、携帯端末の中には、閲覧可能な画像データのファイル形式(適合ファイル形式)が複数設定されているものもある。このような携帯端末に対しては、いずれの適合ファイル形式の画像データを配信するかを選択できるので、例えば、データ量の小さな画像データを配信することで、携帯端末の処理負担を軽減できる。
データ量の小さな画像データを配信するためには、例えば、下記特許文献2に記載されているように、ドキュメントファイルを各適合ファイル形式の画像データに変換した場合のデータ量を予想し、この予想結果に基づいて配信する画像データのファイル形式を決定するといったことが考えられる。
特開2008−065546 特開2006−079476
しかし、上記特許文献2のようにデータ量を予想すると、この予想が外れて配信された画像データのデータ量が最小にはならない場合があり問題であった。つまり、ドキュメントファイルに含まれる写真やイラスト、図表、テキストなどの割合や、これらの性質(例えば、画像、イラスト、図表が平面塗り(ベタ塗り)が多いものであるか否か)に応じて、データ量が最小となるファイル形式は異なる。このため、上記特許文献2のように予想しても、実際に画像データを生成してみると予想とは異なる結果となる場合がある。
また、ドキュメント配信システムのユーザーの中には、ファイル形式や最大容量、画像規格などの閲覧するための条件を満たしていれば、例えば、元データ(ドキュメントファイル)からの情報損失が少ない画像データや、携帯端末によって加工等を行う際のソフトウェアが充実しているなど汎用性の高いファイル形式の画像データが配信されることを望む者もいる。しかし、このような条件を考慮して配信する画像データのファイル形式を選択する技術はなかった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、配信する画像データのデータ量を確実に最小とすることを目的としている。また、本発明は、よりユーザーの希望に近いファイル形式の画像データを配信することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のドキュメント配信装置は、携帯端末から閲覧要求がなされたドキュメントファイルを、この携帯端末で閲覧可能なファイル形式の画像データに変換して配信するドキュメント配信装置において、前記携帯端末で閲覧可能な画像データのファイル形式を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された全てのファイル形式の画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像データのうち、データ量が最も小さい画像データを配信するデータとして選択する配信データ選択手段と、前記配信データ選択手段により選択された画像データを、前記携帯端末に対して配信するデータ配信手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明のドキュメント配信装置は、携帯端末から閲覧要求がなされたドキュメントファイルを、この携帯端末で閲覧可能なファイル形式の画像データに変換して配信するドキュメント配信装置において、前記携帯端末の種類と、各携帯端末毎に設定された配信データ量の上限値とが対応付けされた上限テーブルが記憶された第1記憶手段と、前記ファイル形式の種類を、変換する優先度に応じて複数段階に区分けした区分けテーブルが記憶された第2記憶手段と、前記携帯端末で閲覧可能な画像データのファイル形式である適合ファイル形式を検出する検出手段と、前記適合ファイル形式の中から、データ量が前記上限値以下であり、かつ、最も優先度の高い段階に属するファイル形式の画像データを配信するデータとして選択する配信データ選択手段と、前記配信データ選択手段により選択された画像データを、前記携帯端末に対して配信するデータ配信手段とを備えたことを特徴としている。
なお、前記配信データ選択手段は、前記適合ファイル形式であり、かつ、データ量が前記上限値以下であり、かつ、最も優先度の高い段階に属するファイル形式の画像データが複数存在する場合、これらのデータ量を比較し、最も小さなデータ量の画像データを配信するものでもよい。
さらに、前記配信データ選択手段は、最も優先度の高い段階に属する適合ファイル形式の画像データを生成し、生成した画像データのうち最もデータ量が小さな画像データを抽出し、抽出した画像データのデータ量が前記上限値以下である場合、この画像データを配信するデータとして選択するとともに、抽出した画像データのデータ量が前記上限値を上回っている場合、この画像データのファイル形式よりも優先度の低い段階に属する適合ファイル形式の画像データを生成し、生成した画像データのうち最もデータ量が小さな画像データを抽出し、抽出した画像データのデータ量が前記上限値以下である場合、この画像データを配信するデータとして選択するものでもよい。
また、前記配信データ選択手段は、配信するデータが選択されるまで、優先度の高い段階から順に適合ファイル形式の画像データの生成し、生成した画像データのうち最もデータ量が小さな画像データを抽出し、抽出した画像データのデータ量が前記上限値以下であるか否か判定する処理を繰り返し実行するものでもよい。
さらに、前記画像データを生成する際のデータの損失度が低いほど、前記優先度を高く設定してもよい。
また、前記画像データを生成する際の圧縮アルゴリズムが、可逆圧縮アルゴリズムである方が非可逆圧縮アルゴリズムである場合よりも前記優先度を高く設定してもよい。
さらに、前記ドキュメントファイルは、当該ドキュメント配信装置とは別体に設けられたサーバに記憶されており、当該ドキュメント配信装置は、前記携帯端末から閲覧要求がなされた際に、前記サーバにアクセスして閲覧要求のなされたドキュメントファイルを取得するものでもよい。
また、本発明のドキュメント配信システムは、上述したドキュメント配信装置と、このドキュメント配信装置に対してドキュメントファイルの閲覧要求を行う携帯端末とから構成されたことを特徴としている。
さらに、本発明のドキュメント配信システムは、上述したドキュメント配信装置と、このドキュメント配信装置に対してドキュメントファイルの閲覧要求を行う携帯端末と、前記ドキュメントファイルが保管され、ドキュメント配信装置から要求されたドキュメントファイルをドキュメント配信装置に送信するサーバとから構成されたことを特徴としている。
本発明によれば、配信先の携帯端末で閲覧可能な全てのファイル形式の画像データを生成し、生成した画像データのうちデータ量が最小の画像データを配信するので、配信する画像データのデータ量を確実に最小にできる。また、本発明によれば、変換するファイル形式に優先度を設定し、配信するデータ量が上限値以下となる範囲内で、最も優先度の高い段階に属するファイル形式の画像データを配信するので、よりユーザーの希望に近いファイル形式の画像データを配信できる。
ドキュメント配信システムの構成を示す説明図である。 携帯電話の構成を示すブロック図である。 ドキュメント保管サーバの構成を示すブロック図である。 データ処理サーバの構成を示すブロック図である。 端末定義テーブルの内容を示す説明図である。 ドキュメントファイルが閲覧できるようになるまでの流れを示すフローチャートである。 データ処理サーバの構成を示すブロック図である。 端末定義テーブルの内容を示す説明図である。 対応テーブルの内容を示す説明図である。 ドキュメントファイルが閲覧できるようになるまでの流れを示すフローチャートである。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明の第1実施形態のドキュメント配信システム10は、携帯電話(携帯端末)11と、ドキュメント保管サーバ(サーバ)12と、データ処理サーバ(ドキュメント配信装置)13とから構成されている。
携帯電話11は、ドキュメント配信システム10のユーザーが所有するものであり、ドキュメント保管サーバ12とデータ処理サーバ13は、例えば、ドキュメント配信システム10のユーザーが勤務する会社内に設置されている。そして、携帯電話11とデータ処理サーバ13は、例えば、インターネットなどのネットワーク14を介して接続され、互いに通信を行うことができる。また、ドキュメント保管サーバ12とデータ処理サーバ13は、社内LANなどのネットワーク15を介して接続され、互いに通信を行うことができる。
図2に示すように、携帯電話11には、音声の入出力を行うためのマイク20やスピーカ21、各種画面を表示するディスプレイ22、テンキーや十字キーなどからなり各種操作指示を入力するための操作部23、前述したネットワーク14を介してデータの送受信を行う通信部24、並びに、メモリ25、CPU26が設けられている。メモリ25には、設定情報や制御プログラムの他、携帯電話11の機種など特定するためのIDコードなど各種データが記憶されている。IDコードは、携帯電話11がネットワーク14にアクセスする際に利用される。CPU26は、データバス27を介して、携帯電話11の各部と接続されており、メモリ25に記憶されたデータに基づいて携帯電話11の各部を統括的に駆動制御する。
携帯電話11は、操作部23からの操作指示に従ってデータ処理サーバ13にアクセスするとともに、このアクセスに伴ってデータ処理サーバ13から閲覧可能なドキュメントファイルのファイル名リストが送信されると、これをディスプレイ22に表示する(図6参照)。また、携帯電話11は、ファイル名リストから閲覧を希望するドキュメントファイルが選択されると、選択されたドキュメントファイルの閲覧要求をデータ処理サーバ13に送信するとともに、閲覧要求に応答してデータ処理サーバ13から画像データが配信されると、これをディスプレイ22に表示する(図6参照)。
図3に示すように、ドキュメント保管サーバ12は、前述したネットワーク15を介してデータの送受信を行う通信部30、設定情報や制御プログラムなど各種データが記憶されたメモリ31、CPU32が設けられている。CPU32は、データバス33を介して、ドキュメント保管サーバ12の各部と接続されており、メモリ31に記憶されたデータに基づいてドキュメント保管サーバ12の各部を統括的に駆動制御する。
また、ドキュメント保管サーバ12には、ドキュメント保管部34が設けられている。ドキュメント保管部34には、複数のドキュメントファイル(本実施形態では、ドキュメントファイルA〜N)が記憶されている。各ドキュメントファイルは、文書作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトなどのアプリケーションソフトウェアで作成された電子ファイルであり、例えば、ドキュメント配信システム10のユーザーが自社内のパソコン等で作成し、ドキュメント保管部34に記憶させたものである。
ドキュメント保管サーバ12は、データ処理サーバ13がドキュメント保管部34にアクセスしてドキュメントファイルを参照することを許容するとともに、データ処理サーバ13からドキュメントファイルの送信が要求されると、要求されたドキュメントファイルをドキュメント保管部34から読み出してデータ処理サーバ13に送信する(図6参照)。
図4に示すように、データ処理サーバ13には、前述したネットワーク14、15を介してデータの送受信を行う通信部40、設定情報や制御プログラムなど各種データが記憶されたメモリ41の他、制御部42が設けられている。制御部42は、データバス43を介してデータ処理サーバ13の各部と接続されており、メモリ41に記憶されたデータに基づいてデータ処理サーバ13の各部を統括的に駆動制御する。
また、制御部42には、ファイル名リスト生成部44、ドキュメントファイル取得部45、端末認識部46、データ変換部47、配信データ選択部48、データ配信部49が設けられている。ファイル名リスト生成部44は、携帯電話11がデータ処理サーバ13にアクセスしたことを検知すると、ドキュメント保管サーバ12と通信し、ドキュメント保管部34に記憶されたドキュメントファイルのファイル名を取得してファイル名リストを生成する。制御部42は、生成されたファイル名リストを携帯電話11に送信する。
ドキュメントファイル取得部45は、作業用メモリ45aを備えている。そして、ドキュメントファイル取得部45は、携帯電話11から閲覧要求が送信されると、ドキュメント保管サーバ12に対して閲覧要求されたドキュメントファイルの送信を要求し、この要求に応答してドキュメント保管サーバ12から送られるドキュメントファイルを作業用メモリ45aに記憶する。
端末認識部46には、端末定義テーブル46aが記憶されている。図5に示すように、端末定義テーブル46aには、ドキュメント配信システム10を利用可能な携帯電話の機種名と、各機種で表示(閲覧)可能な画像データのファイル形式を示す適合ファイル形式とが対応付けされて記憶されている。そして、端末認識部46は、携帯電話11から閲覧要求が送信されると、携帯電話11がネットワーク14にアクセスした際に用いたIDコードから携帯電話11の機種を特定した後、端末定義テーブル46aを参照して携帯電話11の適合ファイル形式を検出する。
データ変換部47には、ドキュメントファイルを、JPEG形式、GIF形式、PNG形式など各種ファイル形式の画像データに変換する際に用いられる複数の圧縮アルゴリズム(本実施形態では、圧縮アルゴリズムA〜N)が記憶されている。そして、データ変換部47は、作業用メモリ45aに記憶されたドキュメントファイル(すなわち、閲覧要求されたドキュメントファイル)を、端末認識部46により検出された全ての適合ファイル形式へと変換することによって、全ての適合ファイル形式の画像データを生成する。
配信データ選択部48は、データ変換部47によって生成された画像データのデータ量を比較する。そして、データ量が最小となる画像データを配信する画像データとして選択する。データ配信部49は、通信部30を駆動制御し、配信データ選択部48によって選択された画像データを携帯電話11に配信する。
以下、図6に示すフローチャートに基づいて本発明の作用について説明する。ドキュメント配信システム10のユーザーは、ドキュメント保管サーバ12に保管されたドキュメントファイルを閲覧したい場合、携帯電話11を操作してデータ処理サーバ13にアクセスする。
携帯電話11がデータ処理サーバ13にアクセスすると、データ処理サーバ13がドキュメント保管サーバ12と通信し、ドキュメント保管部34に記憶されたドキュメントファイルのファイル名リストを生成し、このファイル名リストを携帯電話11に送信する。そして、送信されたファイル名リストは、携帯電話11のディスプレイ22に表示される。ドキュメント配信システム10のユーザーは、携帯電話11を操作することで、ファイル名リストの中から閲覧を希望するドキュメントファイルを選択できる。
閲覧を希望するドキュメントファイルが選択されると、このドキュメントファイルの閲覧要求がデータ処理サーバ13に送信される。データ処理サーバ13は、これに応答してドキュメント保管サーバ12と通信し、閲覧要求されたドキュメントファイルを取得するとともに、携帯電話11がネットワーク14にアクセスした際に用いたIDコードと端末定義テーブル46aとから、携帯電話11で閲覧可能な画像データのファイル形式(適合ファイル形式)を検出する。
この後、データ処理サーバ13は、閲覧要求されたドキュメントファイルを、全ての適合ファイル形式に変換することによって、全ての適合ファイル形式の画像データを生成する。続いて、データ処理サーバ13は、生成された画像データのデータ量を比較し、最もデータ量の小さな画像データを携帯電話11に配信する。そして、配信された画像データが携帯電話11のディスプレイ22に表示される。これにより、ドキュメント配信システム10のユーザーがドキュメントファイルを閲覧できる。
本実施形態では、全ての適合ファイル形式の画像データ生成し、実際に生成された画像データのデータ量を比較して、最もデータ量の小さなファイル形式の画像データを配信するようにしたので、配信する画像データのデータ量を確実に最小にできる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態について説明を行う。なお、以下の説明では、前述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略する。また、第2実施形態は、データ処理サーバ以外は前述した第1実施形態と同様の構成であるので、データ処理サーバの構成についてのみ説明し、これ以外の部材(携帯電話とドキュメント保管サーバ)については説明を省略する。
図7に示すように、本発明の第2実施形態のデータ処理サーバ113には、データ処理サーバ113の各部を統括的に駆動制御する制御部142が設けられている。また、制御部142には、端末識別部146、データ変換部147、配信データ選択部148、データ配信部149が設けられている。
端末識別部146には、端末定義テーブル146aが記憶されている。図8に示すように、端末定義テーブル146aには、ドキュメント配信システムを利用可能な携帯電話の機種名と、各機種で表示(閲覧)可能な画像データのファイル形式を示す適合ファイル形式と、各機種に配信可能なデータ量の上限値を示す最大容量と、各機種で表示可能な画像の縦横の画素数を示す画像規格とが対応付けされて記憶されている。そして、端末識別部146は、携帯電話11から閲覧要求が送信されると、携帯電話11がネットワーク14にアクセスした際に用いたIDコードから携帯機器の機種を特定した後、端末定義テーブル146aを参照して携帯電話11の適合ファイル形式、最大容量、画像規格を検出する。
データ変換部147には、ドキュメントファイルを、JPEG形式、GIF形式、PNG形式など各種ファイル形式の画像データに変換する際に用いられる複数の圧縮アルゴリズムが記憶されている。本実施形態では、圧縮アルゴリズムとして、例えばGIF形式やPNG形式のように圧縮したデータを伸張した際に圧縮前のデータと同一のデータとなる可逆圧縮アルゴリズムA〜Nと、例えばJPEG形式のように圧縮したデータを伸張した際に圧縮前のデータと同一にはならない非可逆圧縮アルゴリズムA〜Nとがデータ変換部147に記憶されている。
これら圧縮アルゴリズムには、使用する際の優先度が設定されており、データ変換部47には、各圧縮アルゴリズムと、この圧縮アルゴリズムの優先度とが対応付けされた対応テーブル147aが記憶されている。そして、図9に示すように、本実施形態では、可逆圧縮アルゴリズムの方が、非可逆圧縮アルゴリズムよりも優先度が高く設定されている。
データ変換部147は、後述する配信データ選択部148により駆動制御されてドキュメントデータを各種ファイル形式の画像データに変換する。また、データ変換部147は、端末識別部146により検出された画像規格に合致するように、前記変換を行う。
図10に示すように、配信データ選択部148は、端末識別部146により適合ファイル形式が検出されると、対応テーブル147aを参照し、適合ファイル形式であり、かつ、優先度が高い圧縮アルゴリズムを用いるファイル形式(本実施形態では、可逆圧縮アルゴリズムを用いるファイル形式)を検出する。続いて、配信データ選択部148は、データ変換部147を駆動し、検出した全てのファイル形式の画像データを生成させる。次に、配信データ選択部148は、このようにして生成された優先度が高い圧縮アルゴリズムを用いたファイル形式の画像データのうちデータ量が最大容量以下の画像データが存在するか否かを調べ、データ量が最大容量以下の画像データのうち最もデータ量が小さい画像データを配信する画像データとして選択する。
一方、配信データ選択部148は、優先度が高い圧縮アルゴリズムを用いたファイル形式の画像データのうちデータ量が最大容量以下の画像データが存在しない場合、適合ファイル形式であり、かつ、優先度が低い圧縮アルゴリズムを用いるファイル形式(本実施形態では、非可逆圧縮アルゴリズムを用いるファイル形式)を検出し、検出した全てのファイル形式の画像データを生成させる。そして、配信データ選択部148は、このようにして生成された優先度が低い圧縮アルゴリズムを用いたファイル形式の画像データのうちデータ量が最大容量以下の画像データが存在するか否かを調べ、データ量が最大容量以下の画像データのうち最もデータ量が小さい画像データを配信する画像データとして選択する。
また、配信データ選択部148は、優先度が低い圧縮アルゴリズムを用いたファイル形式の画像データのうちデータ量が最大容量以下の画像データが存在しない場合、優先度が低い圧縮アルゴリズムを用いるとともに画像の圧縮率を上げて再度画像データ生成させる。配信データ選択部148は、データ量が最大容量以下の画像データが生成されるまで、この処理を繰り返し実行し、データ量が最大容量以下の画像データのうち最もデータ量が小さい画像データを配信する画像データとして選択する。そして、このようにして選択された画像データが、データ配信部149により携帯電話11へと送信される。
本実施形態では、画像データの生成に使用する圧縮アルゴリズムに優先度を設定し、優先度の高い圧縮アルゴリズムを用いながら、データ量が最大容量以下となるようにしたので、よりユーザーの希望に近いファイル形式の画像データを配信できる。
なお、本実施形態では、可逆圧縮アルゴリズムであるか否かを基準に優先度を異ならせる例で説明をしたが、これ以外の基準、例えば、ドキュメントファイルから画像データを生成する際のデータの損失度や、配信先での加工の容易さや、ファイル形式の普及度などによって優先度を異ならせてもよい。
さらに、本実施形態では、優先度を2段階に設定する例で説明をしたが、優先度を3段階以上に設定してもよい。優先度を3段階以上に設定する場合、画像データのデータ量が最大容量以下となるまで、優先度が高い段階から順に適合ファイル形式の画像データを生成する処理を繰り返し実行し、データ量が最大容量以下となった画像データのうちデータ量が最小の画像データを配信すればよい。なお、優先度が最も低い段階の適合ファイル形式の画像データのデータ量が最大容量を上回ってしまう場合は、優先度が最も低いファイル形式を用い、画像の圧縮率を段階的に上げてゆくことで、配信する画像データのデータ量を最大容量以下とすればよい。
また、前述した各実施形態では、データ処理サーバとドキュメント保管サーバとを別体に設ける例で説明をしたが、これらを一体に形成してもよい。
さらに、前述した各実施形態では、携帯電話とデータ処理サーバとを接続するネットワークと、データ処理サーバとドキュメント保管サーバとを接続するネットワークとが異なる例で説明をしたが、携帯電話とデータ処理サーバとドキュメント保管サーバとを共通のネットワークにより接続してもよい。
また、前述した各実施形態では、携帯端末として携帯電話を用いる例で説明をしたが、携帯電話以外、例えば、ノート型パソコンやPDAなどを携帯端末として用いてもよい。
10 ドキュメント配信システム
11 携帯電話(携帯端末)
12 ドキュメント保管サーバ(サーバ)
13、113 データ処理サーバ(ドキュメント配信装置)
14、15 ネットワーク
22 ディスプレイ
23 操作部
24、30、40 通信部
34 ドキュメント保管部
42、142 制御部
44 ファイル名リスト生成部
45 ドキュメントファイル取得部
46、146 端末認識部
46a、146a 端末定義テーブル
47、147 データ変換部
147a 対応テーブル
48、148 配信データ選択部
49、149 データ配信部

Claims (10)

  1. 携帯端末から閲覧要求がなされたドキュメントファイルを、この携帯端末で閲覧可能なファイル形式の画像データに変換して配信するドキュメント配信装置において、
    前記携帯端末で閲覧可能な画像データのファイル形式を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された全てのファイル形式の画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データのうち、データ量が最も小さい画像データを配信するデータとして選択する配信データ選択手段と、
    前記配信データ選択手段により選択された画像データを、前記携帯端末に対して配信するデータ配信手段とを備えたことを特徴とするドキュメント配信装置。
  2. 携帯端末から閲覧要求がなされたドキュメントファイルを、この携帯端末で閲覧可能なファイル形式の画像データに変換して配信するドキュメント配信装置において、
    前記携帯端末の種類と、各携帯端末毎に設定された配信データ量の上限値とが対応付けされた上限テーブルが記憶された第1記憶手段と、
    前記ファイル形式の種類を、変換する優先度に応じて複数段階に区分けした区分けテーブルが記憶された第2記憶手段と、
    前記携帯端末で閲覧可能な画像データのファイル形式である適合ファイル形式を検出する検出手段と、
    前記適合ファイル形式の中から、データ量が前記上限値以下であり、かつ、最も優先度の高い段階に属するファイル形式の画像データを配信するデータとして選択する配信データ選択手段と、
    前記配信データ選択手段により選択された画像データを、前記携帯端末に対して配信するデータ配信手段とを備えたことを特徴とするドキュメント配信装置。
  3. 前記配信データ選択手段は、前記適合ファイル形式であり、かつ、データ量が前記上限値以下であり、かつ、最も優先度の高い段階に属するファイル形式の画像データが複数存在する場合、これらのデータ量を比較し、最も小さなデータ量の画像データを配信することを特徴とする請求項2記載のドキュメント配信装置。
  4. 前記配信データ選択手段は、
    最も優先度の高い段階に属する適合ファイル形式の画像データを生成し、生成した画像データのうち最もデータ量が小さな画像データを抽出し、抽出した画像データのデータ量が前記上限値以下である場合、この画像データを配信するデータとして選択するとともに、
    抽出した画像データのデータ量が前記上限値を上回っている場合、この画像データのファイル形式よりも優先度の低い段階に属する適合ファイル形式の画像データを生成し、生成した画像データのうち最もデータ量が小さな画像データを抽出し、抽出した画像データのデータ量が前記上限値以下である場合、この画像データを配信するデータとして選択することを特徴とする請求項3記載のドキュメント配信装置。
  5. 前記配信データ選択手段は、
    配信するデータが選択されるまで、優先度の高い段階から順に適合ファイル形式の画像データの生成し、生成した画像データのうち最もデータ量が小さな画像データを抽出し、抽出した画像データのデータ量が前記上限値以下であるか否か判定する処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項4記載のドキュメント配信装置。
  6. 前記画像データを生成する際のデータの損失度が低いほど、前記優先度が高く設定されていることを特徴とする請求項2〜5記載のドキュメント配信装置。
  7. 前記画像データを生成する際の圧縮アルゴリズムが、可逆圧縮アルゴリズムである方が非可逆圧縮アルゴリズムである場合よりも前記優先度が高く設定されていることを特徴とする請求項2〜6記載のドキュメント配信装置。
  8. 前記ドキュメントファイルは、当該ドキュメント配信装置とは別体に設けられたサーバに記憶されており、当該ドキュメント配信装置は、前記携帯端末から閲覧要求がなされた際に、前記サーバにアクセスして閲覧要求のなされたドキュメントファイルを取得することを特徴とする請求項1〜7記載のドキュメント配信装置。
  9. 請求項1〜7記載のドキュメント配信装置と、このドキュメント配信装置に対してドキュメントファイルの閲覧要求を行う携帯端末とから構成されたことを特徴とするドキュメント配信システム。
  10. 請求項8記載のドキュメント配信装置と、このドキュメント配信装置に対してドキュメントファイルの閲覧要求を行う携帯端末と、前記ドキュメントファイルが保管され、ドキュメント配信装置から要求されたドキュメントファイルをドキュメント配信装置に送信するサーバとから構成されたことを特徴とするドキュメント配信システム。
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