JP2011230403A - 流体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体を噴射する複数のノズルが設けられた噴射面を有する流体噴射ヘッドと、複数の前記ノズルから排出された前記流体を受ける流体受部と、前記流体受部に設けられ、前記流体を吸収する複数の気孔を有し、前記流体受部が前記流体を受ける状態において複数の前記ノズルに対向する領域に設けられる第一部分と当該第一部分の周囲に設けられる第二部分とを有し、前記第一部分の前記気孔の径が前記第二部分の前記気孔の径よりも大きくなるように形成された流体吸収部とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明によれば、第二部分に比べて気孔の径が大きく流体の流通性の高い第一部分が複数のノズルに対向する領域に設けられているため、当該複数のノズルから排出される流体は第一部分によって効率的に吸収される。加えて、気孔の径が大きい第一部分は吸引力も伝わりやすい構成であるため、当該第一部分に覆われる位置に吸引口を設けることにより、複数のノズルに効率的に吸引力を作用させることができる。これにより、吸収力を確保しつつ、ノズルに対して吸引力を十分に作用させることが可能となる。
本発明によれば、第一部分が複数箇所に設けられる構成において、複数の第一部分同士が連結部によって連結されることになるため一部材で形成でき、連結部もしくは連結部から延設された接続部が吸引口を覆う構成のため、1つの吸引口からの吸引力を複数の第一部分に付与することができ、複数の第一部分同士の間で流体を流通させることができる。
本発明によれば、第二部分において保持された流体を第二吸引口から吸引することができるため、第二部分における流体の保持容量を回復させることができる。これにより、第二部分による保持力を維持することができる。
本発明によれば、流体受部において吸引口と第二吸引口とがバランス良く配置されているため、流体受部の流体を偏り無く吸引することができる。
本発明によれば、吸引口及び第二吸引口のそれぞれに切り替えて接続可能な第二吸引機構を更に備えるため、流体吸収部の流体を効率的に吸引することができる。
本発明によれば、第二吸引機構が吸引口と第二吸引口とで吸引量が異なるように吸引可能であるため、例えば吸引力が相対的に作用しやすい第一部分を吸引する場合には弱めに吸引し、吸引力が相対的に作用しにくい第二部分を吸引する場合には強めに吸引することで、流体吸収部の流体を満遍なく吸引することができる。
本発明によれば、第二部分が噴射面に対向する面に凹部を有し、第一部分が凹部に設けられている構成としたので、例えば第一部分を第二部分の凹部に配置させることで流体吸収部の設置を完了させることができる。これにより、流体吸収部を容易に形成することができる。
図1は、本実施形態に係る印刷装置PRT(液体噴射装置)の概略構成を示す図である。本実施形態では、印刷装置PRTとして例えばインクジェット型の印刷装置を例に挙げて説明する。
図2に示されるように、ヘッドHは、導入針ユニット17、ヘッドケース18、流路ユニット19及びアクチュエータユニット20を備えている。
図6に示すように、第一吸収部材52の連結部52bには接続部52cが形成されている。接続部52cは、連結部52bのうち例えばY方向の中央部から−Z側に柱状に形成されている。連結部52bの先端面(−Z側の面)は、例えばキャップ部材50の底部に当接されている。第一吸収部材52は、短冊部52a、連結部52b及び接続部52cが一部材として形成されている。
図7に示すように、第二吸収部材53は、第一吸収部材52の周囲に配置されるベース部53aを有している。ベース部材53aは、キャップ部材50をヘッドHに対向させた状態で複数のノズルNZに対向する領域を囲うように配置されている。本実施形態では、当該複数のノズルNZに対向する領域には第一吸収部材53が配置されているため、ベース部53aは当該領域(第一吸収部材53)に対してインク吸収部51の上面の面方向の周囲に配置された状態になっている。
印刷装置PRTは、印刷装置PRT全体の動作を制御する制御装置CONTを備えている。制御装置CONTには、印刷装置PRTの動作に関する各種情報を入力する入力装置IP、印刷装置PRTの動作に関する各種情報を記憶した記憶装置MRなどが接続されており、上述した搬送機構CVや、ヘッド移動機構AC、メンテナンス機構MN等が接続されている。制御装置CONTは、メンテナンス機構MNのうち例えば吸引機構SCや第一バルブV1、第二バルブV2を制御可能である。
ヘッドHによる印刷動作を行う場合、制御装置CONTは、搬送機構CVによって媒体MをヘッドHの−Z側に配置させる。媒体Mを配置させた後、制御装置CONTは、ヘッドHを移動させつつ、印刷する画像の画像データに基づいてノズルNZに係る駆動信号発生器62から圧電振動子38に駆動信号を入力する。
例えばフラッシング動作を行わせる場合、制御装置CONTは、ヘッドHをホームポジションまで移動させ、ヘッドHの噴射面Haとキャップ部材50とを対向させた状態とする。この状態で、制御装置CONTは、例えばヘッドHの噴射面Haがキャップ部材50に平行になるようにキャップ部材50の姿勢を微調整する。キャップ部材50の姿勢を調整後、制御装置CONTは、駆動信号発生器62を介して圧電振動子38を振動させる。
例えば、上記実施形態では、第一吸引口54を介して吸引動作を行う態様を説明したが、この他に、例えば第二吸引口55を介した吸引動作を行うこともできる。
Claims (8)
- 流体を噴射する複数のノズルが設けられた噴射面を有する流体噴射ヘッドと、
複数の前記ノズルから排出された前記流体を受ける流体受部と、
前記流体受部に設けられ、前記流体を吸収する複数の気孔を有し、前記流体受部が前記流体を受ける状態において複数の前記ノズルに対向する領域に設けられる第一部分と当該第一部分の周囲に設けられる第二部分とを有し、前記第一部分の前記気孔の径が前記第二部分の前記気孔の径よりも大きくなるように形成された流体吸収部と
を備える流体噴射装置。 - 前記流体受部は、前記噴射面を覆うと共に、前記第一部分に覆われる位置に設けられ前記流体受部内を吸引する吸引手段と連通する吸引口を有する
請求項1に記載の流体噴射装置。 - 前記流体噴射ヘッドは、複数の前記ノズルからなるノズル列を複数有し、
前記第一部分は、複数の前記ノズル列に対応して複数箇所に設けられると共に、複数の前記第一部分同士を連結する連結部を有し、
前記連結部もしくは前記連結部から延設された接続部が前記吸引口を覆う
請求項1又は請求項2に記載の流体噴射装置。 - 前記流体受部は、前記噴射面を覆うと共に、前記第二部分に覆われる位置に設けられ前記流体受部内を吸引する吸引手段と連通する第二吸引口を有する
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の流体噴射装置。 - 前記吸引口及び前記第二吸引口は、平面視で前記流体受部の中央部に対して対称な位置に設けられている
請求項4に記載の流体噴射装置。 - 前記吸引口及び前記第二吸引口のそれぞれに切り替えて接続可能な第二吸引機構を更に備える
請求項4又は請求項5に記載の流体噴射装置。 - 前記第二吸引機構は、前記吸引口と前記第二吸引口とで吸引量が異なるように吸引可能である
請求項6に記載の流体噴射装置。 - 前記第二部分は、前記噴射面に対向する面に凹部を有し、
前記第一部分は、前記凹部に設けられている
請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の流体噴射装置。
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JP7451208B2 (ja) | 2020-02-10 | 2024-03-18 | キヤノン株式会社 | 液体消費装置 |
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