JP2011225505A - 桜皮を配合した皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤 - Google Patents

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Shufu Horii
Akira Okonogi
Tsukasa Takemura
Hiromi Toono
Satoshi Yomoda
敏 与茂田
周文 堀井
明 小此木
司 竹村
弘美 遠野
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Kracie Seiyaku Kk
クラシエ製薬株式会社
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Abstract

【課題】 安定的で最適な効果を得られる桜皮を用いた皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤を提供する。
【解決手段】線維芽細胞に多く存在するエストロゲン受容体β(ERβ)に対する結合能を有するサクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを、桜皮1g中100μg以上含有する桜皮を配合することを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、サクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを一定以上含有する桜皮を配合した漢方・生薬製剤に関する。
桜皮(Pruni Cortex)はヤマザクラ又はその他近縁植物を基原とする生薬で、薬用には、江戸時代ごろから樹皮を「桜皮」と称して毒消しの薬として用いられていた(非特許文献1)。民間療法として、桜皮は解毒、鎮咳、咳嗽、湿疹及び蕁麻疹などに煎剤として用いられており、また桜皮抽出物は、急性気管支炎や肺炎、肺結核に伴う咳嗽及び喀痰喀出困難に医療用の配合剤(鎮咳去痰剤)の主成分としても知られている(非特許文献2)。
漢方薬としては、江戸時代の花岡青洲が創製した「十味敗毒湯」に唯一配合されている。この十味敗毒湯という処方は、「万病回春」に収載されている荊防敗毒湯という急性化膿性疾患の初期などに用いる処方を参考に、日本の気候や風土にあわせ、荊防敗毒湯からきょう活、前胡、薄荷葉、連翹、枳殻、金銀花を除いて桜皮を加えた、「本朝経験方」と呼ばれる日本漢方の1つである(非特許文献3)。本処方は1800年代の中ごろ,花岡青洲が記した「瘍科方筌」に、十味敗毒湯の方名で収載されているが(非特許文献4)、浅田宗伯の「勿誤薬室方函」では、十味敗毒湯の方名で、「柴胡、独活、桔梗、川きゅう、甘草、荊芥、防風、桜皮、茯苓、生姜、右十味、今樸そくを以て桜皮に代う」と記載されており(非特許文献5)、ここで薬味の改変が行なわれている。
本邦における漢方製剤承認基準において、十味敗毒湯の効能・効果は、「体力が中程度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの次の諸症:化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、水虫」となっており(非特許文献6)、尋常性ざ瘡のような皮膚化膿症を繰り返すものに対して体質改善の目的でよく用いられる。
美しい花を鑑賞できるサクラ類は、東アジアに分布が集中し、少数がヒマラヤや中国にも自生しているが、園芸的にサクラとして取り扱われているものの大部分は日本に産する。サクラ類が日本を代表する花として有名になったのも、花の美しい自生品種が多いことと、これからたくさんの園芸品種が育成、保存されてきたからである(非特許文献7)。ヤマザクラは、日本の本州、九州、四国の暖帯から温帯に分布しているが、徳島、宮崎、鹿児島などの桜皮が薬用として用いられている。
一方、十味敗毒湯の方名の構成生薬で用いられることがあるこの樸そく(Quercus Cortex)は、クヌギ(Quercus acutissima Carruthers)又はその他近縁植物(Fagaceae)の樹皮であり(非特許文献8)、中国、朝鮮半島、日本各地に産する。
桜皮が配合される漢方処方の十味敗毒湯は、荊芥、防風及び生姜など辛温解表薬の生薬を中心に構成されており、温めて血行改善し、邪を発散治癒することが目標である。この処方の桔梗、柴胡、独活、防風及び桜皮には、抗炎症作用及び鎮痛作用があることから、皮膚疾患に非常に有用であると考えられている(非特許文献2)。そして、尋常性ざ瘡のような皮膚化膿症を繰り返すものに対して体質改善の目的でよく用いられている。
尋常性ざ瘡とは、主に青年男女の顔や胸背部に好発する慢性炎症性疾患で、ざ瘡の中で最も代表的な疾患であり、一般にニキビと呼称される。ざ瘡発症のメカニズムは,脂線性毛包の皮脂腺の活性化であり、食事生活などの生活習慣、年齢、性別、及びホルモンなどの要因が挙げられるが、中でも男性ホルモンが最も影響を与えると云われている。男性ホルモンのアンドロゲンは、脂腺の発達や皮脂の合成、毛包漏斗上皮(角化)細胞の角化亢進を引き起こす。そのため、男性ホルモンの分泌量が増加する思春期は、男女ともにざ瘡が発症しやすい時期と云える。一方、女性ホルモンであるエストロゲンは、男性ホルモンのアンドロゲンに拮抗的に働き(非特許文献9)、アンドロゲンの皮脂分泌によるニキビの産生促進を抑制すると云われている(非特許文献10)。
また、ニキビ跡の改善には皮膚の真皮に存在する線維芽細胞の機能を活性化して、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン等の真皮成分を産生して皮膚の修復を行なうことが有効である。この皮膚線維芽細胞の活性化には女性ホルモンが深く関っており、女性ホルモンは、線維芽細胞に働きかけヒアルロン酸やコラーゲンの合成を活性化することが知られている。このエストロゲンの作用は線維芽細胞に多く存在するエストロゲン受容体β(ERβ)を介して引き起こされるものである。
このような女性ホルモン作用に着目して、欧米ではニキビ治療に女性ホルモンを含有する経口避妊薬ピルを用いることがある。しかし、このような女性ホルモン療法は乳癌のような重篤な副作用を引き起こす危険性があるなど安全性に問題があった。エストロゲン作用を持つ植物抽出物を用いたエストロゲン様作用剤や桜皮による線維芽細胞からの女性ホルモン促進剤が提案されている(特許文献1)。
しかし、植物抽出物のような種々成分が含まれる薬学的調整品では、植物由来の成分が基原植物の種類や生育地によって効果が異なるため、安定的に効果が得られるように原料を選定したり、製造法を工夫したりする必要がある。特に、漢方薬のような複数の生薬を組み合わせた配合剤においては、複数の作用を安定的に保持させることが求められている。
例えば、エストロゲン受容体α(ERα)に対するエストロゲン作用を示す植物抽出物としては、ソホラ種からの抽出物でアルカロイドの総含有率が0.2%以下であり、かつ、フラボン、イソフラボン、カルコン及びプテロカルバンを含有することを特徴とする抽出物が提案されている(特許文献2)。また、高いエストロゲン活性を植物抽出物の製造法として、2%以上のキサントフモール及び0.5%以上のプレニル化フラボンを含有するホップ抽出物の製造法が提案されている(特許文献3)。
しかしながら、漢方・生薬製剤に用いる桜皮においては、原料となるサクラ類では自生品種が多く、加えてたくさんの園芸品種があり、薬用として用いられてきたヤマザクラにおいても、含有成分と有効性と関係が明らかになっていないため、どのような桜皮が最適であるかは特定されておらず、これまで安定的で最適な効果が得られる桜皮に関した提案はされていない。
今井 淳.,月刊東洋医学,28,4−6(2000) 野村稔弘,宮下裕幸,吉満斉,松岡七重,池田剛,塚本佐知子,真鍋秀雪,村上美廣,第56回年会日本生薬学会講演要旨集,191(2009)特開2006−28155号公報 花輪寿彦,Journal of Japanese Society of Hospiral Pharmacists,26,1532−1533(1990) 大塚 敬節,矢数 道明,近世漢方医学書集成30 華岡青洲(二),名著出版,345(1980) 大塚 敬節,矢数 道明,近世漢方医学書集成95 浅田宗伯(一),名著出版,180−181(1982) 武田 正一郎,財団法人日本公定書協会 監修,改訂 一般用漢方処方の手引き,株式会社じほう,116−117(2009) 秋庭 隆.,園芸植物大辞典,小学館,932−933(1994) 厚生省薬務局審査第二課 監修,日本薬局方外 生薬規格1989,薬事日報社,11(1989) 伴野 規博,Fragr J.,5,36−41(2007) 相澤 浩,Frag r J.,8,28−36(1999) 特開2004−67590号公報 特表2004−501201号公報 特表2004−537604号公報
従来、桜皮を配合した皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤において、どのような桜皮が、ERβを介して線維芽細胞の機能を活性化するのかは特定されておらず、皮膚疾患に対して安定的で最適な効果が得られるのかは知られていなかった。
そこで本発明は、安定的で最適な効果を得られる桜皮を用いた皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を行ったところ、桜皮1g中に、サクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを100μg以上含有する桜皮が、高いERβ結合能を示し、ERβを介して線維芽細胞の機能を活性化することで、皮膚疾患に対して有用であることを見出した。
即ち、本発明は、本発明は、線維芽細胞に多く存在するエストロゲン受容体β(ERβ)に対する結合能を有するサクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを、桜皮1g中100μg以上含有する桜皮を配合したことを特徴とする皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤である。
本発明の桜皮1g中にサクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを100μg以上含有する桜皮を配合した漢方・生薬製剤は、高いERβ結合能を有していることから、線維芽細胞を活性化することにより、皮膚疾患に対して安定的で最適な効果が得ることができる。
例えば、尋常性ざ瘡、化膿性皮膚疾患、じんましん、湿疹・皮膚炎などの皮膚疾患や、肌荒れ、しみ、色素沈着、シワ、抜け毛などに好適である。
桜皮水抽出エキスと樸そく水抽出エキスのERβ結合能の比較 桜皮水抽出エキスと樸そく水抽出エキスの成分比較 桜皮成分のERβ結合能 桜皮水抽出エキスのERβ結合能
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明に用いられる桜皮とは、桜皮(Pruni Cortex)はバラ科(Rosaceae)ヤマザクラPrunus jamasakura Siebold又はその他近縁植物の、通例、周皮を除いた樹皮を基原とする生薬である。
本発明に用いられる桜皮は、桜皮1g中にサクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを100μg以上含有する桜皮であり、例えば、日本では九州産、中国では安徽省産の桜皮が選択される。
本発明の漢方・生薬製剤では、当該桜皮を粉砕し粉末にして単独で、又は桜皮粉末と他の生薬粉末と混合して用いることができる。
また、当該桜皮の刻み生薬を単独又は他の複数の刻み生薬を混合して、生薬の合計質量に対して5〜25倍量、好ましくは5〜20倍量の水を加えて、通常80〜100℃で30分間〜2時間加熱してエキスを煎出する。次に煎出液を熱時濾過して固形成分を除去し、この抽出液を濃縮し生薬抽出液が得られる。さらに、通常の乾燥方法、例えばスプレードライ、減圧濃縮乾燥、凍結乾燥等により乾燥して用いることもできる。
本発明の漢方・生薬製剤とは、十味敗毒湯に代表される桜皮を有効成分として配合した製剤であり、例えば、桜皮又は樸そく1〜3.5重量部、柴胡1〜3.5重量部、桔梗1〜3.5重量部、川きゅう1〜3.5重量部、茯苓1〜4重量部、独活0.75〜3重量部、防風0.75〜3.5重量部、甘草0.5〜2重量部、生姜0.5〜1.5重量部及び荊芥0.5〜2重量部からなる10種類の生薬混合物、或いは更に連翹1〜3重量部を加えた11種類の生薬混合物に、水を加えて熱水抽出分離により得られる濃縮エキスまたは乾燥エキス粉末が挙げられる。
これら10或いは11種類の生薬の合計重量に対して5〜25倍量、好ましくは8〜20倍量の水を加えて、通常80〜100℃で30分間〜2時間加熱してエキスを煎出する。次に煎出液を熱時濾過して固形成分を除去し、この抽出液を濃縮し生薬抽出液が得られる。さらに、通常の乾燥方法、例えばスプレードライ、減圧濃縮乾燥、凍結乾燥等により乾燥することもできる。このようにして得られたエキス粉末はそのままの形で使用することもできるが、通常、食品及び/又は医薬品に使用される通常の賦形剤(例えば、結晶セルロース、ショ糖脂肪酸エステル、白糖等)を加え、例えば、乾式造粒法或は湿式造粒法により造粒して製造し、このようにした造粒物をそのまま使用することもできるが、それらをさらに打錠機を用いた圧縮成形物として使用することもできる。
また、漢方エキスが特有のえぐみを有することから、マスキングした製剤が服用上好ましく、被覆剤で被覆したフィルムコート剤とすることもできる。また、成分の安定性の点や簡単に摂取できる形態として、粉砕したものをそのまままた上記造粒物をハードカプセルやソフトカプセルに充填し摂取してもよい。
或いは、各生薬をそれぞれ個別に抽出したエキスを混合して、前述した同様の方法により使用することもできる。
また、抽出したエキスに、通常、液状の食品などに使用される甘味料、酸味料、乳化剤、フレーバー、分散助剤などの賦形剤を加えて溶解し、液体の形状として製造することもできる。
以上のような、内服固形の顆粒、錠剤、散剤、液剤の形態だけではなく、半固形状の形態のもの及び、水や湯などに溶解し液状にして用いることができる粉末状の形態などに加工することもできる。
以下に試験例を挙げて本発明を詳細に説明する。
(試験例1)桜皮と樸そくのERβ結合能の比較
十味敗毒湯の構成生薬として出典により違いがある桜皮と樸そくに関し、エストロゲン様作用を比較する目的で、それぞれ水を用いて加熱抽出したエキス(水抽出エキス)について、レセプター/コアクチベーター・リガンドバインディングアッセイ法を用いたERβ結合能の評価を行なった。この方法では、リガンド(アゴニスト)がレセプター(ERβ)に結合すると、レセプターの立体構造が変化し、この複合体は固相化したコアクチベーターと結合する。試料がリガンドでない場合には、コアクチベーターとの結合はみられないため、検出されない。また、リガンドがアンタゴニストである場合も、レセプターの構造変化がアゴニストの場合と異なるため、検出されない。
(1)試験方法
ヒトエストロゲン受容体β(ERβ)結合能の評価には、EnBio社RCAS for ERβキットを使用した。
(a)桜皮又は樸そくの水抽出エキスの調製
桜皮又は樸そく刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキス及び樸そく水抽出エキスを得た。
(b)試料溶液の調製
桜皮又は樸そく水抽出エキス2mgを精密に量り、それぞれジメチルスルホキシド(DMSO)1mlを加え溶かし、DMSOで段階希釈し、試料溶液とした。
(c)測定方法
ERβ結合能の評価は、コアクチベーター(SRC1)、レセプター及びリガンドとの複合体形成を指標に、ERβ結合能を測定した。SRC1固相化プレート及びSRC1非固層化プレートに、レセプター混合液95μl/wellと陽性対照の17β−エストラジオール1.4μg/ml又は試料溶液5μl/wellを加え、室温で60分間反応させた。プレートを洗浄後、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)で標識した検出抗体を100μl/well加えて、60分間反応させた。更に、プレートを洗浄後、HRPの基質であるテトラメチルベンジジン100μl/wellを加えて、20分間酵素反応させた。反応停止液を100μl/well加え、450nmの吸光度を測定した。尚、本試験系におけるwell中の各水抽出エキスの濃度は、試料溶液の20倍希釈となるため、17β−エストラジオール濃度を70ng/ml、試料濃度を100〜1μg/wellとして表記した。
そして、ERβに対する結合率(%)は、B/Bmax=(C−B)/(A−B)%より算出した。ここで、Aは陽性対照のSRC1(+)の吸光度−陽性対照のSRC1(−)の吸光度、Bは陰性対照のSRC1(+)の吸光度−陰性対照のSRC1(−)の吸光度、Cは各試料溶液のSRC1(+)の吸光度−各試料溶液のSRC1(−)の吸光度とした。
(2)試験結果
陽性対照17β−エストラジオール70ng/mlのERβとの結合能を100%として、徳島産桜皮水抽出エキスが40及び100μg/ml濃度で40%の結合能を示し、樸そく水抽出エキスの結合能は認められなかった(図1)。
(試験例2)桜皮水抽出エキスと樸そく水抽出エキスの成分比較
(1)試験方法
(a)試料溶液の調製
桜皮又は樸そく水抽出エキス各0.5gに水/ジエチルエーテル(2:5)溶液7mlを加え、10分間振り混ぜ、遠心分離した。ジエチルエーテル層を分取し、メンブランフィルター(0.45μm)でろ過後、ろ液を試料溶液とした。
(b)GC−MS分析条件
装置:Shimadzu社製GC−MS−QP2010、カラム:Restek社製Rxi−5ms(20m×0.18mmi.d.、膜厚0.18μm)、キャリアーガス:He(255.9kPa)、スプリット比:50:1、注入量:1.0μl、注入口温度:300℃、カラム温度:初期温度200℃(1分保持)−昇温20℃/分−最終温度330℃(2分保持)、検出器温度:300℃、イオン化法:EI法、データ処理用ソフト:GCMSsolutionVer.2.53SU3
(2)試験結果
桜皮及び樸そくの各水抽出エキスの含有成分について,実験方法に示した条件で,GC−MS分析を行なった.図2にトータルイオンクロマトグラムを示した.クロマトグラム上に検出された8つのピークについて,保持時間とマススペクトルから解析したところ、図2に示したように、桜皮水抽出エキスの含有成分として(1)サクラネチン、(2)ナリンゲニン、(3)ゲニステイン、(4)ゲンクワニン、(5)アルクチゲニン及び(6)β−シトステロールを同定した。一方、樸そく水抽出エキスについては、成分(6)を確認したが、それ以外の成分(1)から(5)については、検出されなかった。
(試験例3)桜皮成分の定量
GC−MSでの定性分析により検出された桜皮の主要な成分であるサクラネチン、ナリンゲニン、ゲニステイン、ゲンクワニン及びアルクチゲニンについて、LC/MS測定条件の検討及び検量線を作成した。設定した測定条件及び検量線から、桜皮中の各成分含量の測定を行なった。
(1)試験方法
(a)標準溶液及び試料溶液の調製
標品のサクラネチン、ナリンゲニン、ゲニステイン及びゲンクワニンは5ng/ml−5000ng/ml、アルクチゲニンは250ng/ml−5000ng/mlになるよう50%メタノールで段階希釈し標準溶液とした。桜皮刻み生薬の粉砕品約0.5gを精密に量り、50%メタノール溶液を加えて溶かし、20分間振り混ぜ、正確に50mlとした。この液をメンブランフィルター(0.45μm)でろ過し、ろ液を試料溶液とした。
(b)測定方法
(LC/MS分析条件)
LC/MS装置:Shimadzu社製LCMS−2010A、HPLC装置:Shimadzu社製LC10ADVP、カラム:YMC社製YMC−PackProC18(150×2.0mmi.d.、5μm)、カラムオーブン:Shimadzu社製CTO−10ACVP、検出器:Shimadzu社製SPD−M10AVP、移動相A:0.1%ギ酸アセトニトリル溶液、移動相B:0.1%ギ酸水溶液、グラジエント条件:移動相A/B20/80(0分)−A/B70/30(90分)、流速:0.2ml/分、カラム温度:20℃、注入量:10μl、検出:フォトダイオードアレイ検出器(PDA)、及びシングル四重極質量検出器
(質量分析条件)
イオン化:CI法、プローブ:ESI、分析モード:SIM(負イオンモード)、プローブ電圧:2kV、Q−arrayRF(radio Frequency)電圧:150V、Q−arrayDC(direct current)電圧:−5v/−25V/−20V、乾燥ガス流量:N2(0.1MPa)、CDL導入電圧:5V、ネブライザーガス流量:1500ml/分、CDL温度:300℃、ブロック温度:300℃、データ処理用ソフト:LCMS Solution Ver.2.04Su3H3
(2)試験結果
比較例1及び2の徳島県産桜皮、実施例1及び2の九州産桜皮と実施例3及び4の中国安徽省産桜皮の粉砕品について、試験方法に示したLC/MS設定条件下で定量を行なった結果(表1)、桜皮の主成分はサクラネチンであり、徳島県産、九州産及び安徽省産の桜皮中の含量は、それぞれ297μg/g、331−394μg/g及び759−938μg/gで、安徽省産が日本産よりも約2倍高かった。また、ナリンゲニン含量はそれぞれ163−208μg/g、431−451μg/g及び142−147μg/gであり、九州産が徳島県産及び安徽省産よりも2倍以上高く、ゲニステイン含量はそれぞれ2−24μg/g、171−308μg/g及び133−157μg/gであり、九州産及び安徽省産が比較的に高い値を示した。そして、ゲンクワニン含量はそれぞれ73−59μg/g、196−259μg/g及び186−276μg/gで、九州産及び安徽省産が比較的に高かった。また、アルクチゲニン含量はそれぞれ22−24μg/g、32−51μg/g及び0.8−1.0μg/gで、日本産の方が高い値を示した。
(試験例4)桜皮水抽出エキス中の成分定量
(1)試験方法
比較例1及び2の徳島県産桜皮、実施例1及び2の九州産桜皮と実施例3及び4の中国安徽省産の桜皮の刻み生薬について、実施例で示した方法で水抽出エキスを調製した。各水抽出エキス約0.5gを精密に量り、50%メタノール溶液を加えて溶かし、20分間振り混ぜ、正確に50mlとした。この液をメンブランフィルター(0.45μm)でろ過し、ろ液を試料溶液とした。測定方法は、試験例3と同様の条件で測定した。
(2)試験結果
比較例1及び2の徳島県産桜皮、実施例1及び2の九州産桜皮と実施例3及び4の中国安徽省産桜皮の水抽出したエキスの収率は、7.5−9.3%であった(表2)。また、各水抽出エキスついて成分定量を行なった結果を表3に示した。徳島県産、九州産及び安徽省産の桜皮水抽出エキスは、主成分のサクラネチンをそれぞれ4.65−6.12mg/g、5.80−5.97mg/g及び4.43−4.69mg/g含有し、産地による大きな差がなかった。また、ナリンゲニン含量はそれぞれ0.81−0.92mg/g、1.80−2.71mg/g及び0.70−0.82mg/gであり、桜皮粉砕品の定量結果と同様に、九州産が徳島県産及び安徽省産よりも2倍以上高く、ゲニステイン含量はそれぞれ0.02−0.15mg/g、1.24−1.72mg/g及び0.66−0.85mg/gであり、粉砕品の定量結果と同様に九州産と安徽省産が比較的に高い値を示した。そして、ゲンクワニン含量は、それぞれ0.61−0.81mg/g、1.08−1.24mg/g及び0.63−0.76mg/g、アルクチゲニン含量はそれぞれ5−11μg/g、21−54μg/g及び13−22μg/gであり、産地による大きな差はなかった。
(試験例5)桜皮成分のERβ結合能
(1)試験方法
サクラネチン、ナリンゲニン、ゲニステイン、ゲンクワニン及びアルクチゲニン1mgを精密に量り、それぞれ20μg/mlとなるようにDMSOを加えて溶かし、DMSOを用いて段階希釈し、試料溶液とした。ERβに対する結合能は、試験例1と同様の方法で測定した。
(2)試験結果
ゲニステインが10ng/ml濃度で約60%と結合能が最も強く、ナリンゲニンが1000ng/mlで最大60%、サクラネチンが1000ng/mlで最大40%の結合能が確認された。一方、ゲンクワニン及びアルクチゲニンでは結合能が認められなかった(図3)。
(試験例6)桜皮水抽出エキスのERβ結合能
(1)試験方法
比較例1及び2の徳島県産桜皮、実施例1及び2の九州産桜皮と実施例3及び4の中国安徽省産桜皮の水抽出エキス各0.5gに水/ジエチルエーテル(2:5)溶液7mlを加え、10分間振り混ぜ、遠心分離した。ジエチルエーテル層を分取し、メンブランフィルター(0.45μm)でろ過後、ろ液を試料溶液とした。ERβに対する結合能は、陽性対照の17β−エストラジオール0.54μg/mlを5μl/wellを加えた以外は、試験例1と同様の方法で測定した。
(2)試験結果
陽性対照17β−エストラジオール27ng/mlのERβとの結合能を100%として、実施例1〜4の九州産及び中国安徽省産桜皮の水抽出エキスについては、8μg/ml濃度で60%の結合能を示したが、比較例1及び2の徳島県産桜皮では40μg/mlで50%の結合能を示したに過ぎなかった。以上から、実施例1〜4の桜皮は比較例1及び2の徳島県産桜皮に比べて低濃度の添加量で高い結合能を示すことが確認された(図4)。
(試験例6)
中等度以上の重症度を示す尋常性ざ瘡の女性21名を対象とし、実施例6の十味敗毒湯細粒6gを1日2回にわけて食間または食前に12週間経口服用した。ざ瘡の程度については、4段階(0:なし、1:軽度、2:中等度、3:重度)で重症度を調査しスコア化した。皮膚所見改善度は、5段階(◎:著明改善、○:改善、●:やや改善、△:不変、×:悪化)で評価した。
(試験結果)
表4で示したとおり、皮膚所見の改善度は21例中、著明改善16例(76.2%)、改善1例(4.8%)で改善以上の累積改善率は81.0%であった。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
桜皮水抽出エキス
九州産桜皮(ロット1)の刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキスを得た。
九州産桜皮(ロット2)の刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキスを得た。
中国安徽省産桜皮(ロット3)の刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキスを得た。
中国安徽省産桜皮(ロット4)の刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキスを得た。
十味敗毒湯エキス顆粒剤
十味敗毒湯エキス粉末* 3900g
乳糖 1920g
ヒドロキシプロピルセルロース 180g
合 計 6000g
*十味敗毒湯エキス粉末3900mgは、柴胡2.5g、桔梗2.5g、川きゅう2.5g、茯苓2.5g、防風2.5g、桜皮2.5g、甘草1.5g、荊芥1.5g独活1.5g、生姜1.0gの混合物から熱水で抽出し乾燥して得られる。
(製造方法)
「日局」製剤総則、顆粒剤の項に準じて顆粒剤を製する。すなわち上表に記載の、十味敗毒湯エキス粉末からヒドロキシプロピルセルロースまでの成分をとり、実施例5の顆粒剤を得た。
十味敗毒湯エキス細粒剤
十味敗毒湯エキス粉末* 3900g
乳糖 1240g
結晶セルロース 700g
含水二酸化ケイ素 100g
ステアリン酸マグネシウム 60g
合 計 6000g
*十味敗毒湯エキス粉末3900mgは、柴胡2.5g、桔梗2.5g、川きゅう2.5g、茯苓2.5g、防風2.5g、桜皮2.5g、甘草1.5g、荊芥1.5g、独活1.5g、生姜1.0gの混合物から熱水で抽出し乾燥して得られる。
(製造方法)
すなわち上表に記載の、十味敗毒湯エキス粉末からステアリン酸マグネシウムまでの成分をとり、乾式造粒法により造粒し、実施例6の細粒剤を得た。
十味敗毒湯フィルムコーティング錠
(素錠部)
十味敗毒湯エキス粉末 1950g
結晶セルロース 380g
クロスカルメロースナトリウム 300g
含水二酸化ケイ素 130g
ステアリン酸マグネシウム 30g
小 計 2790g
(剤皮部)
ヒプロメロース 82g
酸化チタン 14g
カルナウバロウ 微量
小 計 96g
合 計 2886g
(製造方法)
「日局」製剤総則、錠剤の項に準じて錠剤を製する。すなわち上表に記載の、十味敗毒湯エキス粉末からステアリン酸マグネシウムまでの成分をとり、一錠重量310mgの錠剤を製し、その錠剤に上表の剤皮部ヒプロメロースからカルナウバロウを用いて、コーティングを施し、実施例6のフィルムコーティング錠(一錠重量321mg、十味敗毒湯エキス粉末217mg含有)を得た。
十味敗毒湯錠
十味敗毒湯エキス粉末 1950g
結晶セルロース 380g
クロスカルメロースナトリウム 300g
含水二酸化ケイ素 130g
ステアリン酸マグネシウム 30g
合 計 2790g
(製造方法)
「日局」製剤総則、錠剤の項に準じて錠剤を製する。すなわち上表に記載の、十味敗毒湯エキス粉末からステアリン酸マグネシウムまでの成分をとり錠剤(一錠重量310mg、十味敗毒湯エキス粉末217mg含有)を製し、本発明の実施例7の錠剤を得た。
桜皮エキス錠
桜皮エキス粉末* 1200g
ヨクイニンエキス粉末** 390g
結晶セルロース 350g
クロスカルメロースナトリウム 300g
含水二酸化ケイ素 130g
ステアリン酸マグネシウム 30g
合 計 2400g
*桜皮エキス粉末1200mgは、桜皮15gから熱水で抽出し乾燥して得られる。
**ヨクイニンエキス粉末は、ヨクイニン5gから熱水で抽出し乾燥して得られる。
(製造方法)
「日局」製剤総則、錠剤の項に準じて錠剤を製する。すなわち上表に記載の、桜皮エキス粉末からステアリン酸マグネシウムまでの成分をとり、(一錠重量300mg)を製し、本発明の実施例8の錠剤を得た。
(比較例1)桜皮水抽出エキス
徳島産桜皮(比較ロット1)の刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキスを得た。
(比較例2)
徳島産桜皮(比較ロット2)の刻み生薬各200gに蒸留水2000mlを加え、60分間加熱抽出した。そして、医療ガーゼを敷いた100メッシュの篩にてろ過した後、ろ液を凍結乾燥し、桜皮水抽出エキスを得た。

Claims (3)

  1. 桜皮1g中に、サクラネチン、ナリンゲニン及びゲニステインを100μg以上含有する桜皮を配合することを特徴とする皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤。
  2. サクラネチンが300μg以上、ナリンゲニンが100μg以上及びゲニステインが100μg以上である請求項1記載の皮膚疾患治療用の漢方・生薬製剤。
  3. 漢方・生薬製剤が十味敗毒湯である、請求項1又は2に記載の漢方製剤。
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