JP2011222958A - ミラーおよび極端紫外光生成装置 - Google Patents

ミラーおよび極端紫外光生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱に対して優れた安定性を持つミラー、およびそれを用いたEUV光生成装置を提供する。
【解決手段】ミラーは、基板111と、基板の主面上に形成され基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層112と、熱拡散層上に形成され、熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する高反射膜113と、を備える。これによりレーザ光照射部分ので発生した熱が熱拡散層112によって広く分布し、この結果、基板111全体を介して効率よく放熱される。
【選択図】図3

Description

本開示は、ミラーおよび極端紫外光生成装置に関する。
ターゲットにレーザビームを照射することによって生成されるプラズマを用いたLPP(Laser Produced Plasma:レーザ励起プラズマ)方式による極端紫外光生成装置では、チャンバ内のターゲット物質にレーザ光を照射することにより、ターゲット物質をプラズマ化し、このプラズマ化したターゲットから放射される光のうち所望の波長、たとえば13.5nmの波長の極端紫外(EUV)光を選択的に反射する(たとえば以下に示す特許文献1参照)。EUV光の反射には、ある一点から放射された光を集光させる凹面状の反射面を備えたEUV集光ミラーが用いられる。EUV集光ミラーにより集光されたEUV光は、露光装置に導波され、フォトリソグラフィやレーザ加工等に用いられる。
特開2007−266234号公報
本開示の一態様によるミラーは、基板と、前記基板の主面上に形成され、前記基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層と、前記熱拡散層上に形成され、前記熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層と、を備えてもよい。
本開示の他の態様によるミラーは、基板と、前記基板の主面上に形成され、前記基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層と、前記熱拡散層上に形成されるスムージング層と、前記スムージング層上に形成され、前記熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層と、を備えてもよい。
本開示の他の態様によるミラーは、基板と、前記基板の主面上に形成されるスムージング層と、前記スムージング層上に形成され、前記基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層と、前記熱拡散層上に形成され、前記熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層と、を備えてもよい。
本開示の他の態様による極端紫外光生成装置は、レーザ装置と共に用いられる極端紫外光生成装置であって、チャンバと、前記チャンバに設けられ、該チャンバ内にターゲット物質を供給するターゲットジェネレータと、基板、該基板の主面上に形成される熱拡散層、該熱拡散層上に形成され、該熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層、を含む少なくとも1つのミラーと、を備えてもよい。
本開示の他の態様による極端紫外光生成装置は、レーザ装置と共に用いられる極端紫外光生成装置であって、チャンバと、前記チャンバに設けられ、該チャンバ内にターゲット物質を供給するターゲットジェネレータと、基板、該基板の主面上に形成される熱拡散層、該熱拡散層上に形成されるスムージング層、該スムージング層上に形成され、該熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層、を含む少なくとも1つのミラーと、を備えてもよい。
本開示の他の態様による極端紫外光生成装置は、レーザ装置と共に用いられる極端紫外光生成装置であって、チャンバと、前記チャンバに設けられ、該チャンバ内にターゲット物質を供給するターゲットジェネレータと、基板、該基板の主面上に形成されるスムージング層、該スムージング層上に形成される熱拡散層、該熱拡散層上に形成され、該熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層、を含む少なくとも1つのミラーと、を備えてもよい。
図1は、本開示の実施の形態1によるEUV光生成装置の概略構成を示す図である。 図2は、図1に示すEUV光生成装置のII−II線における断面の概略構成を示す図である。 図3は、本開示の実施の形態1によるミラーの概略構成を示す断面図である。 図4は、ミラーを基板のみとした場合のレーザ光照射による熱分布を示す。 図5は、ミラーにおける基板のレーザ光照射面に400μmのダイヤモンド製の熱拡散層を形成した場合のレーザ光照射による熱分布を示す。 図6は、ミラーの表面ひずみとダイヤモンドの厚さとの関係を示すグラフである。 図7は、本開示の実施の形態2によるミラーの概略構成を示す断面図である。 図8は、本開示の実施の形態3によるミラーの概略構成を示す断面図である。 図9は、本開示の実施の形態3の変形例によるミラーの概略構成を示す断面図である。
実施の形態
以下、本開示を実施するための形態を図面を参照に詳細に説明する。なお、以下の説明において、各図は本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎず、従って、本開示は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。また、各図では、構成の明瞭化のため、断面におけるハッチングの一部が省略されている。さらに、後述において例示する数値は、本開示の好適な例に過ぎず、従って、本開示は例示された数値に限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、本開示の実施の形態1によるEUV光生成装置およびそれに用いられるミラーについて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1によるEUV光生成装置の概略構成を示す図である。本実施の形態1によるEUV光生成装置1は、ターゲット物質をプラズマ化するレーザ光L1を出力するドライバレーザと、EUV光の生成空間を画定するチャンバ10と、ドライバレーザからのレーザ光L1をチャンバ10内の所定の位置(プラズマ生成サイトP1)に集光する集光光学系と、を備える。
図1に示すように、ドライバレーザは、マスタオシレータMOと、プリアンプPAと、メインアンプMAと、リレー光学系R1〜R3と、を含む。マスタオシレータMOは、下流側の増幅器(プリアンプPAおよびメインアンプMA)の1つ以上の増幅ラインとマッチングする波長のレーザ光L1を出力する。このマスタオシレータMOは、たとえばシングルライン発振またはマルチライン発振してレーザ光L1を出力する1つのレーザから構成される。ただし、マスタオシレータMOは、それぞれシングルライン発振またはマルチライン発振してレーザ光を出力する複数のレーザと、各レーザからのレーザ光をレーザ光L1として合波する合波器と、から構成されてもよい。また、レーザは、量子カスケードレーザなどの半導体レーザであっても、COガス等を媒体としたガスレーザであっても、チタンサファイア等を用いた固体レーザであってもよい。さらに、レーザは、分布帰還型レーザであってもよい。また、レーザは、連続光を出力するCW(Continuous Wave)レーザであっても、断続的にパルス光を出力するパルスレーザであってもよい。なお、マスタオシレータMOは、出力するレーザ光L1の波長を下流側の増幅器(プリアンプPAおよびメインアンプMA)の1つ以上の増幅ラインとマッチングさせるために、レーザから出力されたレーザ光のうち所定の波長帯域の光を選択するグレーティングなどの波長選択ユニットやレーザの共振器長を調整する共振器長調整ユニットなどを含んでもよい。
リレー光学系R1は、マスタオシレータMOから出力されたレーザ光L1がプリアンプPAの増幅領域全体を通過するように、レーザ光L1のビーム径を拡大(エキスパンド)する。プリアンプPAは、たとえば励起されたCOガスを主たる増幅媒体とした増幅器である。このプリアンプPAは、マスタオシレータMOからのレーザ光L1のうち増幅ラインとマッチングした波長のレーザ光を増幅する。
プリアンプPAで増幅されたレーザ光L1は、リレー光学系R2を通過することによって、メインアンプMAの増幅領域全体を通過するように、そのビーム径が拡大される。メインアンプMAは、プリアンプPAと同様に、たとえば励起されたCOガスを主たる増幅媒体とした増幅器である。このメインアンプMAは、プリアンプPAで増幅されたレーザ光L1のうち増幅ラインとマッチングした波長のレーザ光を増幅する。なお、本例では、プリアンプPAとメインアンプMAとに同じ増幅媒体を使用するため、メインアンプMAは、プリアンプPAと同じ増幅ラインでレーザ光L1を増幅する。
メインアンプMAで増幅されたレーザ光L1は、その後、リレー光学系R3を通過することによって、コリメート光に変換される。コリメート化されたレーザ光L1は、集光光学系における平面高反射ミラーM1で反射されることで、ウィンドウW1を介してチャンバ10内に導入される。その後、レーザ光L1は、チャンバ10内に配置された軸外放物面ミラーM2によって反射される。軸外放物面ミラーM2は、ウィンドウW1を介して入射したコリメート光であるレーザ光L1を、チャンバ10内のプラズマ生成サイトP1に集光するように反射する。なお、軸外放物面ミラーM2は、チャンバ10外に配置されてもよい。この場合、ウィンドウW1は、軸外放物面ミラーM2とチャンバ10内のプラズマ生成サイトP1との間に設けられる。
チャンバ10には、EUV光L2の発生源となるターゲット物質であるSnを溶融した状態で蓄えるドロップレットジェネレータ11が設けられる。ドロップレットジェネレータ11は、先端の開口がプラズマ生成サイトP1に向けられたノズル11aを備え、このノズル11aからプラズマ生成サイトP1に向けてSnのドロップレットDが出力される。このドロップレットジェネレータ11は、たとえば内部圧力を利用して溶融SnをドロップレットDとしてノズル11a先端から出力する。ただし、これに限定されず、たとえばノズル11a先端に電極が対向配置された、いわゆる静電引出し型のドロップレットジェネレータなど、種々変形可能である。なお、プラズマ生成サイトP1には、ドロップレットDが到着するタイミングと同期するように、レーザ光L1が集光される。これにより、チャンバ10内に供給されたドロップレットDがプラズマ生成サイトP1付近でプラズマ化する。
また、チャンバ10には、プラズマ生成サイトP1を通過したドロップレットDや、レーザ光L1の照射によってもプラズマ化しなかったドロップレットの一部等を回収するドロップレット回収筒12が設けられる。このドロップレット回収筒12は、たとえばドロップレットジェネレータ11のノズル11a先端とプラズマ生成サイトP1とを結ぶ直線の延長線上、または、ドロップレットDの軌跡がカーブしているのであればその軌跡の延長線上に配置される。
さらに、チャンバ10内には、プラズマ生成サイトP1付近で生成されたプラズマから放射したEUV光L2を選択的に波長選択しつつ反射するEUV集光ミラー14が設けられる。EUV集光ミラー14は、たとえば軸外放物面ミラーM2とプラズマ生成サイトP1との間に、反射面がプラズマ生成サイトP1に向けられた状態で配置される。EUV集光ミラー14には、反射面からこの反射面と反対側の面(以下、背面という)を連通する貫通孔14aが設けられる。この貫通孔14aは、たとえばEUV集光ミラー14の中心を貫通する。軸外放物面ミラーM2で反射されたレーザ光L1は、この貫通孔14aを介してプラズマ生成サイトP1に集光される。
また、プラズマ生成サイトP1付近で発生したプラズマから放射したEUV光L2は、EUV集光ミラー14によって反射されることで、チャンバ10と露光機(不図示)との接続部分である露光機接続部20内のアパーチャ21に位置する(中間集光点IF)に集光される。中間集光点IFに集光されたEUV光L2は、その後、不図示の光学系を介して露光機へ導入される。
また、図1に示すEUV光生成装置のII−II線における断面の概略構成を、図2に示す。図2に示すように、チャンバ10外には、ボアの中心線がプラズマ生成サイトP1を通るように配置された一対の磁場形成部15aおよび15bが設けられる。磁場形成部15aおよび15bは、それぞれ電磁石コイル15cを備える。不図示の電源より電磁石コイル15cに電流を流すことで、中心の磁力線がプラズマ生成サイトP1を通る磁場Bが形成される。プラズマ生成サイトP1付近で生成されたプラズマより生じたSnイオンを含む帯電粒子などのデブリは、磁場Bにトラップされる。その後、トラップされた帯電粒子は、磁場Bの磁力線に巻きつくように流れることで、イオン流FLを形成する。
チャンバ10内における磁場Bの中心の磁力線上には、筒状のイオン回収筒16aおよび16bが設けられる。イオン回収筒16aおよび16bは、プラズマ生成サイトP1を向く面が開口された筒状の形状を有する。磁場Bに沿って流れるイオン流FLは、その後、イオン回収筒16aおよび16bのいずれか一方に回収される。これにより、プラズマ生成サイトP1付近で発生したSnのデブリが、イオン回収筒16aおよび16bのいずれかによって回収される。なお、デブリとして回収されたSnは、ターゲット材として再利用することができる。
つぎに、本実施の形態1によるミラーについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態1によるミラーは、上述した構成において、平面高反射ミラーM1、軸外放物面ミラーM2、EUV集光ミラー14、リレー光学系R1〜R3を構成するミラーなど、種々のミラーに対して適用可能である。
図3は、本実施の形態1によるミラーの概略構成を示す断面図である。なお、図3では、反射面と垂直な面でミラーを切断した際の断面構造を示す。図3に示すように、ミラーは、基板111と、基板111の主面上の熱拡散層112と、熱拡散層112上の高反射膜113と、を備える。なお、基板111の主面とは、ミラーの反射面と対応する面である。
基板111は、上層に設けられる熱拡散層112や高反射膜113を支持する支持基板として機能する。また、基板111は、熱拡散層112や高反射膜113の熱を逃がす放熱部としても機能する。この基板111の材料には、たとえば炭化ケイ素(SiC)を適用することができる。ただし、これに限定されず、窒化アルミニウム(AlN)やアルミナ(Al)や窒化ケイ素(SiN)やジルコニア(ZrO)やアルミナと炭化チタンとの合成材料や炭化チタン系サーメットやグラファイトなどを適用することもできる。
以下の表1に、上記各材料のビッカース硬度、熱膨張係数、および熱伝導率を示す。また、表2に、グラファイトの熱膨張係数および熱伝導率を示す。
ここで、基板111の材料には、熱に対して高い基板の安定性を得るために、熱伝導率が高く、熱膨張係数が小さい材料が用いられることが好ましい。そこで上記の表1および表2を参照すると、上記した材料のなかでも、炭化ケイ素(SiC)や窒化アルミニウム(AlN)を基板111の材料に用いることが好適であることが分かる。ただし、この他にも、基板111の材料に、ケイ素(Si)を用いてもよい。また、基板111の材料は、加工性が良く安価な材料であるとさらによい。
また、基板111上に設けられた熱拡散層112は、高反射膜113の熱を逃がす放熱部として機能する。この熱拡散層112は、厚さがたとえば200μm〜数mm程度である。好ましくは、熱拡散層112は、上層の高反射膜113よりも熱伝導率の高い材料を用いて形成される。このような熱拡散層112が基板111の主面全体に形成されることで、上層の高反射膜113に生じた熱を基板111との接触部分全体に拡散することが可能となる。これにより、高反射膜113の熱が効率的に基板111へ放熱される。
熱拡散層112の材料には、たとえばダイヤモンドを用いることができる。ただし、これに限定されず、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)やグラファイトなど、熱伝導性に優れた種々の材料を用いることができる。また、熱拡散層12は、ダイヤモンド、DLCおよびグラファイトのうち少なくとも2つを層材料とした多層構造であってもよい。以下の表3に、ダイヤモンドとDLCとの熱伝導率を示す。なお、グラファイトについては、表2に示す。
表3から明らかなように、ダイヤモンドおよびDLCともに、2000[W/m・k]程度という、基板111の材料として例示した材質よりも高い熱伝導率を有する。また、表2に示すように、グラファイトは、たとえば炭化ケイ素(SiC)などの基板111材料として好適な材質よりも高い熱伝導率を備える。熱拡散層を形成せず、熱伝導率の高い材料のみで基板を形成する場合も考えられる。しかし、高エネルギー光に曝され、高い光学的性能が要求される用途では、冷却機構や位置決め機構が具備される場合が多く、基板形状が複雑になる。たとえば、基板に温調用の流体通路を形成するのが一般的である。このような場合、たとえばダイヤモンドで基板を構成すると、加工性が悪く高コストになり易い。しかし、熱拡散層を設けることによって、安価で加工性の良い基板材料を用いることが可能となるため、複雑な形状であっても低コストで高い熱的安定性を有するミラーを構成できる。
また、ミラーの反射面には、高反射膜113が設けられる。この高反射膜113の材料には、たとえば金(Au)を適用することができる。ただし、この他にも、たとえばモリブデン(Mo)や銀(Ag)などを適用することもできる。また、その膜厚は、たとえば1μm程度とすることができる。
なお、上述した熱拡散層112は、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法やイオンビーム蒸着法や陰極アーク蒸着法など、種々の方法を用いて形成できる。また、高反射膜113は、スパッタリング法やCVD法やメッキ法や蒸着法など、種々の方法を用いて形成できる。
つづいて、基板のみの場合と基板上にダイヤモンドよりなる熱拡散層を設けた場合とのレーザ光照射による熱分布を、図4および図5に示す。なお、以下の説明では、基板をSiC基板とする。また、レーザ光は、基板主面の中央部に向けて照射されるものとする。図4は、ミラーを基板のみとした場合のレーザ光照射による熱分布を示す。図5は、ミラーにおける基板のレーザ光照射面に厚さ400μmのダイヤモンド製の熱拡散層を形成した場合のレーザ光照射による熱分布を示す。
図4と図5とを比較すると明らかなように、SiC製の基板111のみとした場合、レーザ光照射によって生じた熱は、レーザ光照射部分付近に集中する。このため、SiC製の基板111のみとした場合では、比較的温度の高い高温領域C3が基板111のレーザ光照射部分付近に広範囲で存在する。一方、図5に示すように、基板111のレーザ光照射面に熱拡散層112を設けた場合、比較的温度の高い高温領域C13は、たとえば図4に示す場合と比較しても、非常に狭い領域となる。また、図4に示す場合では、高温領域C3を含め、高温領域C3よりも温度が低い第1中温領域C2、および第1中温領域C2よりもさらに温度が低い第2中温領域C1が、レーザ光照射面付近のレーザ光照射部分に集中している。このため、図4に示す場合では、レーザ光照射面付近の外縁部分が、第2中温領域C1よりもさらに温度が低い常温程度の低温領域C0となっている。これに対し、図5に示す場合では、高温領域C13よりも温度が低い第1中温領域C12、および第1中温領域C12よりもさらに温度が低い第2中温領域C11が、レーザ光照射面全体に亘って分布している。また、第2中温領域C1よりもさらに温度が低い常温程度の低温領域C10は、レーザ光照射面付近には略存在しない。これは、レーザ光照射部分の熱が熱拡散層112によって広く分布し、この結果、基板111全体を介して効率よく放熱されていることを示している。
つづいて、ミラーの表面に生じたひずみ(以下、表面ひずみという)と、基板上に形成したダイヤモンドの厚さとの関係を説明する。図6は、ミラーの表面ひずみとダイヤモンドの厚さとの関係を示すグラフである。図6に示すように、基板上の熱拡散層(ダイヤモンド層)の厚さを厚くすればするほど、ミラーの表面ひずみは低減される。これは、基板上の熱拡散層(ダイヤモンド層)の厚さを厚くした方が、熱に対する安定性を高められることを示している。
以上のように、本実施の形態1では、ミラーの高反射膜と基板との間に熱拡散層を介在させた。これにより、本実施の形態1では、熱に対して優れた安定性を持つミラーおよびEUV光生成装置を実現することができる。
(実施の形態2)
つぎに、本開示の実施の形態2によるEUV光生成装置およびそれに用いられるミラーについて、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態2によるEUV光生成装置は、上述の実施の形態1によるEUV光生成装置と略同様の構成であるため、ここでは重複する説明を省略する。
図7は、本実施の形態2によるミラーの概略構成を示す断面図である。図7に示すように、本実施の形態2によるミラーは、図3に示すミラーと同様の構成において、熱拡散層112の上層の高反射膜113が、多層構造の高反射多層膜213に置き換えられている。高反射多層膜213は、たとえば、誘電体層と金属層とが交互に積層された構造を備える。この場合、多層構造の最上層は、金属層である。すなわち、ミラーの反射面は、金属層で形成される。誘電体層の材料には、セレン化亜鉛(ZnSe)やフッ化トリウム(ThF)やケイ素(Si)などの誘電体材料を1つ以上用いることができる。金属層の材料には、金(Au)やモリブデン(Mo)や銀(Ag)などを1つ以上用いることができる。たとえばEUV集光ミラー14では、多層膜コーティングにケイ素を用い、金属層にモリブデンを用いる。あるいは、誘電体層のみで高反射多層膜213を形成してもよい。この場合、高誘電率の層と低誘電率の層を交互に積層する。たとえば、高誘電率の層をセレン化亜鉛(ZnSe)、低誘電率の層をフッ化トリウム(ThF)とすることで、COレーザ光に対して高い反射率を有する誘電体多層膜を形成できる。このように構成したミラーは、レーザ集光ミラーとして用いることができるほか、レーザ光路の伝播用ミラーとしても使用できる。
なお、上述した高反射多層膜213は、CVD法やスパッタリング法やメッキ法や蒸着法など、種々の方法を用いて形成できる。
以上のような構成を備えることで、本実施の形態2では、上述の実施の形態1と同様に、高反射多層膜213に生じた熱を熱拡散層112によって広く分散させて、基板111全体を介して効率よく放熱することが可能となる。これにより、熱に対して優れた安定性を持つミラーおよびEUV光生成装置を実現することができる。なお、その他の構成は、上述した実施の形態1と同様であるため、ここでは重複する説明を省略する。
(実施の形態3)
つぎに、本開示の実施の形態3によるEUV光生成装置およびそれに用いられるミラーについて、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態3によるEUV光生成装置は、上述の実施の形態1または2によるEUV光生成装置と略同様の構成であるため、ここでは重複する説明を省略する。
図8は、本実施の形態3によるミラーの概略構成を示す断面図である。図8に示すように、本実施の形態3によるミラーは、図7に示すミラーと同様の構成において、熱拡散層112と高反射多層膜213との間に、スムージング層314が設けられている。このスムージング層314は、下層の熱拡散層112表面の凹凸を緩和して上層の高反射多層膜213表面を滑らかにする。これにより、高反射多層膜の光学的性能が熱拡散層112の膜質に左右されにくくなるため、材料や成膜方法を選択する自由度を上げることができる。したがって、低コストなミラーを実現できる。スムージング層314はさらに、熱分布の偏りなどによって生じる上層の高反射多層膜213と下層の熱拡散層112との間に生じる内部応力を緩和して反射面に生じる歪みを低減させる。スムージング層314の材料には、ニッケル(Ni)やリン化ニッケル(NiP)やケイ素(Si)や酸化ケイ素(SiO)や炭化ケイ素(SiC)などを用いることができる。
なお、上述したスムージング層314は、CVD法やスパッタリング法やメッキ法や蒸着法など、種々の方法を用いて形成できる。
以上のように、本実施の形態3では、熱拡散層と反射層である高反射多層膜との間にスムージング層を介在させた。これにより、本実施の形態3では、熱に対してさらに優れた安定性を持つミラーおよびEUV光生成装置を低コストで実現することができる。なお、上述では、図7に示した実施の形態2によるミラーに本実施の形態3によるスムージング層314を適用した場合を例に挙げた。ただし、これに限らず、図3に示した実施の形態1によるミラーに本実施の形態3によるスムージング層314を適用してもよい。その他の構成は、上述した実施の形態1または2と同様であるため、ここでは重複する説明を省略する。
・変形例
また、上述の実施の形態3では、熱拡散層112と高反射多層膜213との間にスムージング層314を設けた場合を例に挙げた。ただし、これに限定されるものではない。図9は、本実施の形態3の変形例によるミラーの概略構成を示す断面図である。図9に示すように、基板111と熱拡散層112との間に、スムージング層314を設けてもよい。このような構成によっても、熱分布の偏りなどによって生じる上層の高反射多層膜213および熱拡散層112と下層の基板111との間に生じる内部応力を緩和して反射面に生じる歪みを低減することが可能となる。
また、上記実施の形態およびその変形例は本開示を実施するための例にすぎず、本開示はこれらに限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することは本開示の範囲内であり、更に本開示の範囲内において、他の様々な実施の形態が可能であることは上記記載から自明である。例えば各実施の形態に対して適宜例示した変形例は、他の実施の形態に対して適用することも可能であることは言うまでもない。
1 EUV光生成装置
10 チャンバ
11 ドロップレットジェネレータ
11a ノズル
12 ドロップレット回収筒
14 EUV集光ミラー
14a 貫通孔
15a、15b 磁場形成部
15c 電磁石コイル
16a、16b イオン回収筒
20 露光機接続部
111 基板
112 熱拡散層
113 高反射膜
213 高反射多層膜
314 スムージング層
B 磁場
C0、C10 低温領域
C1、C11 第2中温領域
C2、C12 第1中温領域
C3、C13 高温領域
D ドロップレット
FL イオン流
IF 中間集光点
L1 レーザ光
L2 EUV光
M1 平面高反射ミラー
M2 軸外放物面ミラー
MA メインアンプ
MO マスタオシレータ
P1 プラズマ生成サイト
PA プリアンプ
R1、R2、R3 リレー光学系
W1 ウィンドウ

Claims (22)

  1. 基板と、
    前記基板の主面上に形成され、前記基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層と、
    前記熱拡散層上に形成され、前記熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層と、
    を備えるミラー。
  2. 前記熱拡散層は、ダイヤモンド、ダイヤモンドライクカーボン、およびグラファイトのうち少なくとも1つで形成される、請求項1記載のミラー。
  3. 前記基板は、グラファイト、炭化ケイ素、および窒化アルミニウムのいずれかで形成される、請求項1記載のミラー。
  4. 前記反射層は、金、モリブデン、および銀のいずれかで形成される、請求項1に記載のミラー。
  5. 前記反射層は、多層構造である請求項1記載のミラー。
  6. 前記多層構造は、セレン化亜鉛、フッ化トリウム、およびケイ素のうち少なくとも1つを含む誘電体層と、金、モリブデン、および銀のうち少なくとも1つを含む金属層と、を含む請求項5記載のミラー。
  7. 基板と、
    前記基板の主面上に形成され、前記基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層と、
    前記熱拡散層上に形成されるスムージング層と、
    前記スムージング層上に形成され、前記熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層と、
    を備えるミラー。
  8. 前記スムージング層は、ニッケル、リン化ニッケル、ケイ素、酸化ケイ素、および炭化ケイ素のいずれかで形成される、請求項7記載のミラー。
  9. 基板と、
    前記基板の主面上に形成されるスムージング層と、
    前記スムージング層上に形成され、前記基板よりも高い熱伝導率を有する熱拡散層と、
    前記熱拡散層上に形成され、前記熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層と、
    を備えるミラー。
  10. 前記スムージング層は、ニッケル、リン化ニッケル、ケイ素、酸化ケイ素、および炭化ケイ素のいずれかで形成される請求項9記載のミラー。
  11. レーザ装置と共に用いられる極端紫外光生成装置であって、
    チャンバと、
    前記チャンバに設けられ、該チャンバ内にターゲット物質を供給するターゲットジェネレータと、
    基板、該基板の主面上に形成される熱拡散層、該熱拡散層上に形成され、該熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層、を含む少なくとも1つのミラーと、
    を備える極端紫外光生成装置。
  12. 前記熱拡散層は、ダイヤモンド、ダイヤモンドライクカーボン、およびグラファイトのうち少なくとも1つで形成される、請求項11記載の極端紫外光生成装置。
  13. 前記基板は、グラファイト、炭化ケイ素、および窒化アルミニウムのいずれかで形成される、請求項11記載の極端紫外光生成装置。
  14. 前記反射層は、多層構造である、請求項11記載の極端紫外光生成装置。
  15. 前記少なくとも1つのミラーは、レーザ光を前記チャンバ内の前記ターゲット物質に集光する集光ミラーである請求項11記載の極端紫外光生成装置。
  16. 前記少なくとも1つのミラーは、前記チャンバ内でプラズマ化した前記ターゲット物質より放射した極端紫外光を集光するEUV集光ミラーである請求項11記載の極端紫外光生成装置。
  17. レーザ装置と共に用いられる極端紫外光生成装置であって、
    チャンバと、
    前記チャンバに設けられ、該チャンバ内にターゲット物質を供給するターゲットジェネレータと、
    基板、該基板の主面上に形成される熱拡散層、該熱拡散層上に形成されるスムージング層、該スムージング層上に形成され、該熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層、を含む少なくとも1つのミラーと、
    を備える極端紫外光生成装置。
  18. 前記少なくとも1つのミラーは、レーザ光を前記チャンバ内の前記ターゲット物質に集光する集光ミラーである請求項17記載の極端紫外光生成装置。
  19. 前記少なくとも1つのミラーは、前記チャンバ内でプラズマ化した前記ターゲット物質より放射した極端紫外光を集光するEUV集光ミラーである請求項17記載の極端紫外光生成装置。
  20. レーザ装置と共に用いられる極端紫外光生成装置であって、
    チャンバと、
    前記チャンバに設けられ、該チャンバ内にターゲット物質を供給するターゲットジェネレータと、
    基板、該基板の主面上に形成されるスムージング層、該スムージング層上に形成される熱拡散層、該熱拡散層上に形成され、該熱拡散層よりも低い熱伝導率を有する反射層、を含む少なくとも1つのミラーと、
    を備える極端紫外光生成装置。
  21. 前記少なくとも1つのミラーは、レーザ光を前記チャンバ内の前記ターゲット物質に集光する集光ミラーである請求項20記載の極端紫外光生成装置。
  22. 前記少なくとも1つのミラーは、前記チャンバ内でプラズマ化した前記ターゲット物質より放射した極端紫外光を集光するEUV集光ミラーである請求項20記載の極端紫外光生成装置。
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