JP2011220103A - 伸縮梯子セット用落下安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】下部梯子セグメントと上部梯子セグメントを備えた伸縮梯子セット用落下安全装置を提供する。
【解決手段】落下安全装置は、伸縮梯子セット10の下方位置と上方位置との間を走行するロープ22を備える。ロープ誘導手段は、上部梯子セグメント18の上方位置に吊るされた偏向滑車28と、下部梯子セグメント12と上部梯子セグメント18の間に配置された滑車装置30とを備える。滑車装置30は、上部梯子セグメント18の下端部に吊るされた滑車の下方群32と、下部梯子セグメント12の上端部に吊るされた滑車の上方群34とを備える。ロープ22は、伸縮梯子セット10の下方固定位置24から偏向滑車28まで上がり、滑車装置30を経由して下部梯子セグメント12の上方固定位置26まで下りる。滑車装置30を通過する際、ロープ22は、下方群32及び上方群34の滑車によって交互にその向きが続けて変わる。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前文に従う伸縮梯子セット用落下安全装置に関するものである。
消防車の伸縮梯子セットは、しばしば、救助の状況において梯子に入る火事作業員が落下するのを防ぐための落下安全装置を備えている。かかる落下安全装置は、梯子の伸長方向に沿って走行し、梯子セットの下部の下方位置と梯子セグメントの一つに位置する上方位置の間に張られたロープを備える。ここでの梯子セグメントは、最上部の引き出し可能な梯子セグメントであってもよい。梯子を登る人は、火事作業員の個人装備の一部である係合ユニットによってロープを係り合わせることができる。この係合ユニットは、ロープに沿って滑ることにより、梯子上の人の位置をたどる。それはまた、人が梯子から転落し、この落下運動においてロープに固定した係合ユニットによって止められる際の衝撃負荷を弱めるための吸収手段を備える。
梯子セットの下から上までのロープの長さを伸長状態に適応させるため、ロープ誘導手段は、更に、上方伸長位置と下方伸長位置間にロープを引き伸ばすための手段を備える。ここで、これらの位置の間では、吸収ユニットを係り合わせることができ、梯子の長さに沿って走行させることができる。従来の伸縮梯子セットにおいて、ロープは、梯子の下部の下方伸長位置にて偏向滑車により向きが変えられており、ロープに対して所定の張力を提供するスプリングドラム上に巻き付けられる。梯子が引き出される場合、ロープの対応する区分が、スプリングドラムからほどかれる。
このシステムは、ロープの長さを調節し、梯子のどんな伸長状態においても一定の張力を保つために働くものの、梯子からの落下から人の安全を保てないという深刻な不利がある。例えば、梯子の上部、即ちロープの上方締め付け位置からの距離が依然として離れている位置にて人が梯子から落下する場合、係合ユニットは、ロープと安全に係り合わされるが、ロープそれ自体は、伸長する力に対してスプリングロールからほどかれる場合があるため、その影響として、ロープに掛っている人が傾いた梯子から揺れ落ちたり、梯子の下に又は近傍に位置する物体にぶつかる場合には傷を負ったりすることを伴うことがある。例えば、人は、梯子が前にある建物の面にぶつかる場合がある。このため、上述のようなスプリングドラムを備える装置が完全に安全であるとは考えられない。
その上、非常に高い張力でロープを引っ張ることが望まれる。このため、スチールロープが使用される。しかしながら、スプリングドラムを用いた落下安全装置の既知のデザインでは、スチールロープが、他の梯子要素と摩擦を起こし、ロープ及び構成要素の過剰な摩耗の原因となる。
スプリングドラム伸長システムの他の面では、スプリングドラムそれ自体が、伸縮梯子の取り付け時に多くのスペースを消費しており、そのシステムは、一般に高価である。
そこで、本発明の目的は、安全にロープと係り合わされる人がロープへの全負荷時でも伸縮梯子のあらゆる伸長状態にて梯子から落下しないようにする伸縮梯子セット用落下安全装置を提供することにある。他の目的は、他の構成要素を損なわずにスチールロープの使用を可能にし、また、より費用がかからず、梯子の構造上、スペースの消費を抑えた、上記種類の落下安全装置を提供することにある。
それらの目的は、請求項1の特徴を備える落下安全装置によって実現される。
本発明の落下安全装置のロープ誘導手段は、上部梯子セグメントの上端部に吊るされた偏向滑車と、この上部梯子セグメントと下部梯子セグメントの間に配置された滑車装置とを備えており、ここで、上部梯子セグメントは、下部梯子セグメントから伸縮自在に引き出し可能である。この滑車装置は、滑車の2つの群、即ち、上部梯子セグメントの下端部近傍に吊るされた滑車の下方群と、下部梯子セグメントの上端部近傍に吊るされた滑車の上方群とを備える。
ロープは、伸縮梯子セットの下部の下方固定位置から偏向滑車まで上がり、そこで下向きに向きを変え、更に、滑車装置の滑車を越えて、下部梯子セグメントの上方固定位置に達する。即ち、その下方固定位置と上方固定位置の間では、偏向滑車及び滑車により、ロープの向きが繰り返し変わる。
ロープが滑車装置を通過するとき、それは、下方群及び上方群の滑車によって交互にその向きが続けて変わる。例えば、偏向滑車を通過した後、ロープは、下方群に属する第一の滑車(上部梯子セグメントの下端部近傍に固定されている)まで下がり、その後、上方群に属する第二の滑車(下部梯子セグメントの上端部近傍に固定されている)まで上がり、再度、下方群に属する第三の滑車まで下がる等して走行する場合がある。異なる群に属する滑車間の距離は、下部梯子セグメントに対する上部梯子セグメントの伸長状態と共に変わるため、ロープがその次に通過する滑車を接続するロープ区分の長さも変わる。ロープが滑車装置を通過するとき、複数の滑車を続けて通過するため、この変化は、梯子の伸長長さの変化を埋め合わせることができる。その変化の埋め合わせに必要な滑車の総数を適当に選択することができる。
梯子の伸長長さの変化は、この落下安全装置によって完全に補償できるが、ロープは、いかなるスプリングドラム機構をも必要とせずに、その固定位置間で常時偏倚されている。ロープに導かれる人が梯子から落下し、また人が落下して妨害物体にぶつかるようにロープがほどける危険はない。他の利点は、滑車装置を受けることができ、上部梯子セグメントと下部梯子セグメント間のスペースを消費することである。本発明に従う構造は、従来のスプリングドラム機構に比べて費用がかからない。
本発明の好適な実施態様によれば、上記ロープが上記滑車装置を通過する際に該ロープの向きを変える滑車の総数が、伸縮梯子セットの引き出し可能な梯子セグメントの数に等しい。
例えば、伸縮梯子セットは、合計で4つのセグメント、即ち、梯子セットを載せた消防車上の回転/傾斜サスペンションに固定された1つのセグメントと、更にこの梯子セグメントから伸縮自在に引き出し可能である3つの配置された梯子セグメントとを備える。この場合、引き出し可能な梯子セグメントの数は3である。この好適な実施態様によれば、滑車装置内に含まれる滑車の数も3である。例えば、この場合、滑車の下方群は、上部梯子セグメントの下端部に吊るされた2つの滑車を備えることができ、そして、滑車の上方群は、下部梯子セグメントの上端部近傍に固定された滑車を1つだけ備える。偏向滑車により向きを変えた後、ロープは、滑車の下方群の最も低い位置の滑車まで下がり、上方群の滑車まで上がり、再度、下方群の第二の滑車まで下がり、最後に、下部梯子セグメントの上方固定位置まで上がる。そのとき、上部梯子セグメントが下部梯子セグメントから引き出される際に短くなるロープの区分が3つあり、即ち、下方群の最も低い位置の滑車と上方群の滑車との間である1つのロープ区分と、上方群の滑車と下方群の第二の滑車との間である次のロープ区分と、この滑車装置の最後の滑車と上方固定位置との間である最終ロープ区分である。これら3つのロープ区分を短くすることで、下方固定位置と上部梯子セグメントの上端部の偏向滑車間の長さの伸長を十分に埋め合わせすることができる。
更に1つの梯子セグメントを上述の梯子セットに追加する場合、引き伸ばした梯子の伸長長さを埋め合わせるため、更に1つの滑車を滑車装置に追加するべきである。この場合、滑車の上方群は、この追加された第四の滑車を備えることができる。
偏向滑車の回転軸は、滑車の回転軸に垂直にあることが好ましい。
典型的に、滑車の回転軸は、梯子セグメントの横桟の面に対して大体垂直にあるため、取り付けスペースを過度に消費することなく、それらを梯子セグメント間に受けることができる。しかしながら、偏向滑車は、この場合、垂直にあってもよく、即ち、その回転軸が、梯子セットの横桟の面内にある。
他の好適な実施態様によれば、上部梯子セグメントは、伸縮梯子セットの最上部の引き出し可能な梯子セグメントを表し、それは、下部梯子セグメントの上部にスライド可能なように取り付けられる。
ロープは、引張ばねによって下方固定位置に接続されることが好ましい。
この引張ばねは、温度及びロープ誘導手段の不正確さによるロープ長さの変化を埋め合わせるために配置される。
本発明の更なる目的、特徴及び利点は、以下に示す添付図面に関する説明から明らかになる。
本発明の落下安全装置の第一の実施態様を含む伸縮梯子セットの概略上面図である。 本発明の第二の実施態様に従う落下安全装置を含む他の伸縮梯子セットの概略上面図である。
図1の伸縮梯子セット10は、合計4つの梯子セグメント、即ち、第一梯子セグメント12、第二梯子セグメント14、第三梯子セグメント16及び第四梯子セグメント18を備える。第一梯子セグメント12は、消防車の上部で上向き下向きに傾くよう、回転可能なように取り付けられる。他の3つの梯子セグメント14,16及び18は、第一梯子セグメントから伸縮自在に引き出し可能である。これは、次の梯子セグメント、例えば第二梯子セグメント14が、それぞれの装置(図示せず)により作動される先の梯子セグメント上での滑り運動によって、(この例では、第一梯子セグメント12のような)先の梯子セグメントから引き出し可能であることを意味する。以下において、第四梯子セグメント18である最上部の梯子セグメントは、「上部梯子セグメント」18と表され、一方、先の第三梯子セグメント16は、その上に第四梯子セグメント18を支持しており、上部梯子セグメント18についての「下部梯子セグメント」16に指定される。
伸縮梯子セット10は、伸縮梯子セット10の伸長方向に沿って第一梯子セグメント12の下部の下方固定位置24と下部梯子セグメント16の上端部の上方固定位置26との間を走行するロープ22を備える落下安全装置20を含む。ここで、「上」及び「下」の語は、伸縮梯子セット10の伸長運動を指し、そのため、あらゆる「下」部分は、梯子セット10全体の一般的なサスペンションに近い側に位置しており、一方、「上」の語は、梯子セット10の自由端を指す(図1では上側に配置されている)。その下方固定位置24と上方固定位置26の間において、ロープは、次のように説明される誘導手段によって、導かれ、引き伸ばされている。また、それら誘導手段は、梯子セット10の下部とその上端部の間のロープ22の引き出し長さの変化を埋め合わせる。
ロープ誘導手段は、上部梯子セグメント18の上端部に吊るされた偏向滑車28と、下部梯子セグメント16と上部梯子セグメント18の間に配置された滑車装置30とを備える。この滑車装置の滑車は、以下、詳細に説明されるが、上部梯子セグメント及び下部梯子セグメントの2つの梯子セグメントの横桟内で、上部梯子セグメント18の下と、下部梯子セグメント16の上に、直接支えられているため、滑車装置30に必要とされる取り付けスペースは非常に小さい。偏向滑車28の回転軸は上部梯子セグメント18の横桟の面内に水平にあるが、滑車装置30の滑車の回転軸は、梯子セグメント16,18の横桟に垂直にある。これは、滑車装置30の滑車が梯子セグメント16及び18の間で平らにあることを意味する。
滑車装置30は、滑車の2つの郡、即ち、上部梯子セグメント18の下端部近傍に吊るされた滑車の下方群32と、下部梯子セグメント16の上端部近傍に吊るされた滑車の上方群34とを備える。即ち、下方群32及び上方群34の各滑車は、相互に引き出し可能である異なる梯子セグメント16及び18に吊るされる。上部梯子セグメント18を下部梯子セグメント16から引き出す場合、下方群32は上方群34に向かって移動し、滑車装置30の滑車の向き合う2つの群32及び34の間の距離を短くする。しかしながら、この引き出し運動によって、偏向滑車28と滑車の下方群32の間の距離は変わらない。なぜなら、偏向滑車28及び下方群32は、同じ梯子セグメント18の向かい合った端部にあるからである。
滑車装置30は、合計3つの滑車、即ち、下方群32に属し且つ上部梯子セグメント18の下端部に吊るされた第一滑車36と、下部梯子セグメント16の上端部に吊るされた第二滑車38と、上部梯子セグメント18の下部領域にあるが第一滑車36よりも上端部側に取り付けられた第三滑車40とを備える。即ち、第一滑車36及び第三滑車40は、下方群32に属し、一方、上方群34は、第二滑車38のみを含む。
ロープ22は、その下方固定位置24から出発して、梯子セット10の伸長長さにそって偏向ロール28まで上がり、そこで向きを変えて滑車装置30内へ下行する。滑車装置30内で、ロープ22は、最初に第一滑車36を通過し、それにより向きが変えられ第二滑車38まで上がり、再び第三滑車40まで下行し、そこで向きを変え、その上方固定位置26まで上がる。これは、ロープ22が滑車装置30を通過する際に下方群32及び上方群34の滑車によって交互にその向きが続けて変わることを意味する。この実施態様において、それは、まず下方群32のメンバーである第一滑車36を通過し、次いで上方群34のメンバーである第二滑車38を通過し、次いで下方群32のメンバーである滑車40を再度通過する。滑車によるそれぞれの偏向後、ロープ22は、反対方向に走行する。
滑車装置30の第一滑車36と上方固定位置26間のロープ22の走行では、下部梯子セグメント16に対する上部梯子セグメント18の引き出し運動によって短くなるロープ区分が3つあり、即ち、第一滑車36と第二滑車38間の第一ロープ区分42、第二滑車38と第三滑車40間の第二ロープ区分44、及び第三滑車40と上方固定位置26間の第三ロープ区分46である。それらのロープ区分42,44及び46全体の短縮は、下方固定位置24と偏向滑車28間のロープ区分の延長に対応するため、下方固定位置24と偏向滑車28間で増加する距離の十分な埋め合わせが達成される。梯子セグメント12,14,16,18を再び引っ込める場合、第一、第二及び第三のロープ区分42,44及び46の長さが対応して増加し、そのため、ロープは、その変化する引き出し/引っ込み長さに従って常時引っ張られていると理解される。
ロープ22の下方の端部は、引張ばね48によって下方固定位置24に接続される。この引張ばね48は、梯子セット10の引き出し/引っ込み長さを埋め合わせる原理に必要でないものの、温度の影響及びロープ誘導手段の要素の取り付けの不正確さによるロープ長さの変化を埋め合わせるのに役立つ。
下方固定位置24と梯子セット10の上部にある偏向滑車28間のロープ22の区分では、梯子セット10を登る人の個人装備の一部である係合ユニットを、該人がロープ22に安全に接続されるように係り合わせることができる。人が梯子セット10から落ちる場合、それは、ロープ22と係合ユニットの係り合わせによって保持される。この係合ユニットは、下方固定位置24と偏向滑車28間のロープ22上を自由に走行することができる。また、この係合ユニットは、人がロープ22に陥る場合の負荷による衝撃を吸収するための吸収ユニットを備えることができる。また、落下する人を捕まえるような緊急な状況では、ロープ22が、上述の通り、その張力を保つ。
図2は、梯子セット52における落下安全装置50の他の実施態様を示す。伸縮梯子セット52は、図1に関連して先に説明した伸縮梯子セット10と比べて更にもう一つの梯子セグメントを備えており、そのため、伸縮梯子セット52の下部サスペンションに固定された一つの梯子セグメントから引き出される引き出し可能な梯子セグメントが4つある。この梯子セグメント54は、傾くことができ、伸縮梯子セット52全体のサスペンション(図示せず)の周りを回転でき、一方、第二梯子セグメント56、第三梯子セグメント58、第四梯子セグメント60及び第五梯子セグメント62は、互いの上でスライド可能なように続けて取り付けられており、引き出し可能な梯子セグメント56,58,60,62を表す。
落下安全装置50の基本構造は、先に説明した落下安全装置20と同じであり、即ち、それは、梯子セット52の下部の下方固定位置に固定されたロープ22を備えており、該ロープは、ロープ誘導手段によって向きが変えられ、他方では、上方固定位置26に固定される。この実施態様において、「上部梯子セグメント」は、第五梯子セグメント62によって表され、「下部梯子セグメント」は、第五梯子セグメント62が第四梯子セグメント60上にスライド可能なように取り付けられ、引き出し可能であるように、第五梯子セグメント62を支持する第四梯子セグメント60によって表される。
上部梯子セグメント62の上端部では、偏向ロール28が、前述の実施態様と同様に取り付けられる。下部梯子セグメント60と上部梯子セグメント62の間には、滑車装置30が配置される。しかしながら、この場合、滑車装置30は、滑車の上方群34に属し且つ下部梯子セグメント60の上端部近傍に回転できるように固定された追加の滑車64を備える。即ち、この実施態様において、滑車装置30は、合計4つの滑車、即ち、第一滑車36、第二滑車38、第三滑車40及び追加の第四滑車64を備える。
下方群32の第三滑車40を通過した後、ロープ22は、その向きを変え、第四滑車64を通過し、再度その向きを変え、この場合、下部梯子セグメント60の下端部に位置する上方固定位置26まで下行する。この追加の滑車64を備えた装置によって、第四滑車64と上方固定位置26の間に、伸縮梯子セット52が引き出されるか又は引っ込められる場合に短くなるか又は引き伸ばされる追加のロープ区分66もある。これは、前述した伸縮梯子セット10の実施態様に対して、第五梯子セグメント52の提供による追加の伸長長さを埋め合わせする。伸縮梯子セットの追加の梯子セグメントと一つにつき、ロープ22の向きがもう一度変えられるように、一つの追加の滑車を提供することができ、伸ばされた/短くされた追加のロープ区分がある。一般に、滑車装置30内の滑車の数は、引き出し可能な梯子セグメントの数に一致させることができる。前述の実施態様においては、滑車装置30内の滑車の数(3つ)が、引き出し可能な梯子セグメント14,16,18の数に一致するが、この数は、引き出し可能な4つの梯子セグメント56,58,60,62の数に一致する滑車装置30内の4つの滑車を示す伸縮梯子セット52の本実施態様において、1つ増加している。
10 梯子セット
12 梯子セグメント
14 梯子セグメント
16 梯子セグメント
18 梯子セグメント
20 落下安全装置
22 ロープ
24 下方固定位置
26 上方固定位置
28 偏向滑車
30 滑車装置
32 下方群
34 上方群
36 滑車
38 滑車
40 滑車
42 ロープ区分
44 ロープ区分
46 ロープ区分
48 引張ばね
50 落下安全装置
52 梯子セット
54 梯子セグメント
56 梯子セグメント
58 梯子セグメント
60 梯子セグメント
62 梯子セグメント
64 滑車
66 ロープ区分

Claims (5)

  1. 下部梯子セグメント(16,60)及び該下部梯子セグメント(16,60)から伸縮自在に引き出し可能な上部梯子セグメント(18,62)を少なくとも含む複数の梯子セグメント(12,14,16,18;54,56,58,60,62)を備えた伸縮梯子セット(10,52)用落下安全装置(20,50)であって、前記落下安全装置(20,50)が、前記伸縮梯子セット(10,52)の伸長方向に沿って少なくとも該伸縮梯子セットの下部近傍の下方位置と前記梯子セグメントの一つに位置する上方位置との間を走行するロープ(22)と、前記ロープを導くためのロープ誘導手段とを備えており、前記ロープ誘導手段が、前記上部梯子セグメント(18,62)の上端部に位置する上方位置に吊るされた偏向滑車(28)と、前記下部梯子セグメント(16,60)と前記上部梯子セグメント(18,62)の間に配置された滑車装置(30)とを備えており、前記滑車装置(30)が、前記上部梯子セグメント(18,62)の下端部近傍に吊るされた滑車(36,40)の下方群(32)と、前記下部梯子セグメント(16,60)の上端部近傍に吊るされた滑車(38,64)の上方群(34)とを備えており、前記ロープ(22)が、前記伸縮梯子セットの下部の下方固定位置(24)から前記偏向滑車(28)まで上がり、更には前記滑車装置(30)を経由して前記下部梯子セグメント(16,60)の上方固定位置(26)まで下りており、ここで、前記ロープ(22)は、前記滑車装置(30)を通過する際に、前記下方群及び上方群(32,34)の滑車(36,38,40,64)によって交互にその向きが続けて変わることを特徴とする落下安全装置(20,50)。
  2. 前記ロープ(22)が前記滑車装置(30)を通過する際にその向きを変える滑車(36,38,40,64)の総数が、前記伸縮梯子セット(10,52)の引き出し可能な梯子セグメント(14,16,18;56,58,60,62)の数に等しいことを特徴とする請求項1に記載の落下安全装置。
  3. 前記偏向滑車(28)の回転軸は、前記滑車(36,38,40,64)の回転軸に対して垂直にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の落下安全装置。
  4. 前記上部梯子セグメント(18,62)が、前記伸縮梯子セット(10,52)の最上部の引き出し可能な梯子セグメントであり、前記下部梯子セグメント(16,60)の上部にスライド可能なように取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の落下安全装置。
  5. 前記ロープ(22)が、引張ばね(48)によって前記下方固定位置(24)に接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の落下安全装置。
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