JP2011217834A - 歩行補助装具の評価方法及び評価用治具 - Google Patents

歩行補助装具の評価方法及び評価用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】 実際の使用状態に則して、関節部を有する歩行補助装具の剛性を定量的に評価する方法を提供する。
【解決手段】 足フレームと、足首関節部によって足フレームに対して回動可能に接続されている下腿フレームと、膝関節部によって下腿フレームに対して回動可能に接続されている上腿フレームと、膝関節部にトルクを加えるアクチュエータを有する歩行補助装具を、基部と、基部に固定されている足部と、足首回動部によって足部に対して回動可能に接続されている下腿部と、膝回動部によって下腿部に対して回動可能に接続されている上腿部を有する評価用治具を用いて評価する評価方法であって、評価用治具に歩行補助装具を装着し、膝関節部に対して現在角度から目標角度に向かう向きにトルクを加えるようにアクチュエータを制御した状態で、上腿部に対して基部に向かう荷重を加え、上腿部の変位量を検出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、歩行補助装具を評価するための評価方法及び評価用治具に関する。
特許文献1には、ユーザの足裏に装着される歩行補助装具を評価するための評価用治具が開示されている。この評価用治具は、フレームに対して揺動可能に支持されている脚体を有している。歩行補助装具を評価する際には、脚体の先端に歩行補助装具を装着し、脚体を揺動させながら移動させる。これによって、歩行補助装具が接地と離地を繰り返す。この評価用治具によれば、歩行補助装具の使用状態を模擬することができ、歩行補助装具性能を定量的に評価できる。
特開平8−141028号公報
近年では、ユーザの上腿から足(足首関節よりも先の部分)にかけて装着され、トルクを加えることによってユーザの膝関節の動きを補助する歩行補助装具が開発されている。このような歩行補助装具は、ユーザの足に装着できるように構成されている足フレームと、足首関節部によって足フレームに対して回動可能に接続されている下腿フレームと、ユーザの上腿に装着できるように構成されており、膝関節部によって下腿フレームに対して回動可能に接続されている上腿フレームと、膝関節部にトルクを加えるアクチュエータを有している。この歩行補助装具では、足首関節部がユーザの足首関節と同軸に回動し、膝関節部がユーザの膝関節と同軸に回動する。アクチュエータが膝関節部に加えるトルクによって、ユーザの膝関節の動きが補助される。
関節部を有する歩行補助装具は、ユーザの体重を支えることが一つの重要な機能であるため、ユーザが体重を預けたときに歩行補助装具が大きく撓んでしまっては好ましくない。従って、歩行補助装具においては、歩行補助装具の長手方向の剛性が重要なパラメータの1つである。なお、ここでいう剛性とは、歩行補助装具に対して荷重が加わったときの歩行補助装具全体の変形し難さであり、アクチュエータが膝関節部を制御しているときにおける荷重に対する膝関節部の回動のし難さ(いわゆる、サーボ剛性)と歩行補助装具の各フレームの物理的な剛性を総合したパラメータである。長手方向の剛性とは、歩行補助装具をユーザが装着したときに、歩行補助装具の上端と下端を結ぶ直線方向の剛性である。歩行補助装具の剛性を使用状態に則して評価するには、使用時における歩行補助装具の各関節部の動きを再現する必要がある。しかしながら、上述した従来の評価用治具では、使用時における歩行補助装具の各関節部の動きを再現することはできない。関節部を有する歩行補助装具の剛性を定量的に評価する方法は、未だ確立されていない。本明細書により開示される発明の目的は、実際の使用状態に則して、関節部を有する歩行補助装具の剛性を定量的に評価する方法を提供することにある。
本明細書により開示される評価方法は、ユーザの足に装着できるように構成されている足フレームと、足首関節部によって足フレームに対して回動可能に接続されている下腿フレームと、ユーザの上腿に装着できるように構成されており、膝関節部によって下腿フレームに対して回動可能に接続されている上腿フレームと、膝関節部にトルクを加えるアクチュエータを有する歩行補助装具を評価する。この評価方法では、足部と、足首回動部によって足部に対して回動可能に接続されている下腿部と、膝回動部によって下腿部に対して回動可能に接続されている上腿部を有する評価用治具を用いる。この評価方法では、足首回動部が足首関節部と同軸に回動できるとともに膝回動部が膝関節部と同軸に回動できるように、足部に足フレームを装着するとともに上腿部に上腿フレームを装着する。また、膝関節部に対して現在角度から目標角度に向かう向きにトルクを加えるようにアクチュエータを制御する。この状態で、上腿部に対して足部に向けて荷重を加え、上腿部の変位量を検出する。
歩行補助装具を評価用治具に装着した状態においては、評価用治具の足首回動部は歩行補助装具の足首関節部と共に回動することができ、評価用治具の膝回動部は歩行補助装具の膝関節と共に回動することができる。膝関節部に対して現在角度から目標角度に向かう向きにトルクを加えるようにアクチュエータを制御すると、膝関節部が目標角度に制御される。この状態で評価用治具の上腿部に対して足部に向けて荷重を加えると、歩行用補助装具の膝関節部に荷重によるトルクが加わる。また、アクチュエータは膝関節部に現在角度から目標角度に向かう向きにトルクを加える(すなわち、アクチュエータが膝関節部の角度を目標角度に維持しようとする)。したがって、膝関節部が、アクチュエータにより加えられるトルクと荷重によって加えられるトルクが均衡する角度まで回動する。また、荷重を加えることによって、歩行補助装具の各フレームに撓みが生じる。膝関節部が回動するとともに各フレームに撓みが生じることによって、評価用治具の膝回動部と足首回動部が回動し、評価用治具の上腿部が足部に向かって変位する。したがって、上腿部の変位量は、荷重を加えたときにおける歩行補助装具の膝関節部の回動量と各フレームの撓みに応じた変位量となる。したがって、上腿部の変位量を検出することで、歩行補助装具の剛性(膝関節部のサーボ剛性と各フレームの物理的な剛性の和)を定量的に評価することができる。このように、この評価方法によれば、荷重が加わったときにおけるユーザの脚の動きを評価用治具によって再現することが可能であり、上腿部の変位量から歩行補助装具の剛性を評価することができる。すなわち、実際の使用状態に近い状態で、歩行補助装具の剛性を評価することができる。別言すれば、立っているユーザが歩行補助装具に体重を預けたときに、歩行補助装具の上端がどの程度沈み込むかを定量的に評価することができる。
上述した評価方法では、上腿部に対して足部に向けて荷重を加えたときに、上腿フレームから上腿部に加わる荷重をさらに検出することが好ましい。このような構成によれば、使用時に上腿フレームとユーザの上腿との間に生じる接触荷重を評価することができる。これによって、ユーザの上腿に対する負荷を評価することができる。
上述した評価方法では、下腿フレームがユーザの下腿を支持する下腿支持部を有しており、下腿部に下腿支持部が接触するように歩行用補助装具を評価用治具に装着し、上腿部に対して足部に向けて荷重を加えたときに、下腿支持部から下腿部に加わる荷重をさらに検出することが好ましい。この評価方法では、下腿支持部を有する歩行補助装具の使用時に下腿支持部とユーザの下腿との間に生じる接触荷重を評価することができる。これによって、ユーザの下腿に対する負荷を評価することができる。接触荷重が大きいとユーザは苦痛を感じてしまう。接触荷重を和らげようとして下腿支持部に柔軟なパッドを取り付けると、パッドの低剛性によって歩行補助装具全体の剛性が低下してしまう。接触荷重を計測することによって、最適なパッド硬さを決定することができる。
また、剛性を評価しないでユーザの上腿に対する負荷を評価する場合には、必ずしもアクチュエータを制御する必要はない。アクチュエータを制御することなく、上腿部に対して足部に向けて荷重を加え、上腿フレームから上腿部に加わる荷重を検出するようにしてもよい。この方法によっても、ユーザの上腿に対する負荷を評価することができる。
また、上述した評価方法に使用される評価用治具自体も、本明細書により提供される発明の1つである。
歩行補助装具10を装着した患脚110の斜視図。 評価用治具200の斜視図。 膝回動部248を曲げた状態の評価用治具200の斜視図。 歩行補助装具10を装着した評価用治具200の斜視図。 歩行補助装具10を装着した評価用治具200の側面図。
以下に説明する実施例に係る評価用治具の特徴について説明する。
(特徴1)評価用治具200は、基部(定盤210)を有している。基部上に、足部230が固定されている。
(特徴2)評価用治具200は、上腿部250の上端に回動可能に連結されている連結部260を有している。柱状部262を介して連結部260に荷重装置270が連結されている。荷重装置270は、設定された荷重で柱状部262を足部230へ向かって押す。荷重装置270が加える荷重が、ユーザの体重に相当する。
(特徴3)上腿部250は、股回動部258によって、連結部260に対して回動可能に接続されている。
(特徴4)荷重装置270が連結部260を下方に押し下げると、これに連動して膝回動部248が回動するとともに、足首回動部238と股回動部258が回動する。
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。本発明の実施例を説明する前に、実施例の評価装置の評価対象である歩行補助装具の一例を説明する。図1は、歩行補助装具10を示している。図1に示すように、歩行補助装具10は、ユーザ100の歩行を補助する装置であって、ユーザ100に装着可能な装置である。歩行補助装具10は、典型的には、一方の膝関節を自由に動かすことができないために自力歩行が困難となったユーザ100のリハビリテーションに用いられる。歩行補助装具10を用いることで、ユーザ100の機能回復を促進できるとともに、ユーザ100を介助する介助者の労力を低減することも可能となる。
ここで、歩行補助装具10を装着したユーザ100の前後方向にX軸を定め、ユーザ100の左右方向にY軸を定め、ユーザ100の上下方向にZ軸を定める。なお、X軸の正方向はユーザ100の前方とし、Y軸の正方向はユーザ100の左方とし、Z軸の正方向はユーザ100の上方とする。X軸、Y軸、及び、Z軸はそれぞれロール軸、ピッチ軸、及び、ヨー軸と呼ばれることがある。
図1に示すように、歩行補助装具10は、制御ユニット12と、上腿フレーム20と、下腿フレーム50と、足フレーム90を備えている。
制御ユニット12は、小型のコンピュータ装置やバッテリを内蔵しており、歩行補助装具10の各部へ電力を供給するとともに、歩行補助装具10の各部の動作を制御する。制御ユニット12は、一例であるが、ユーザ100の体幹(腰)に取り付けられる。制御ユニット12には、ユーザ100の体幹に固定するための装着ベルト14が設けられている。なお、制御ユニット12を装着する位置は特に限定されず、例えばユーザ100の背に装着する構造としてもよい。
上腿フレーム20と下腿フレーム50と足フレーム90は、補助を必要とするユーザ100の患脚110(ここでは左脚)に装着される。詳しくは、上腿フレーム20が上腿112に装着され、下腿フレーム50が下腿116に装着され、足フレーム90が足118に装着される。なお、本明細書では、単に患脚110と表現した場合、上腿112、膝114、下腿116のみでなく、足118(足首よりも先の部分)も含むものとする。
上腿フレーム20は、上腿支持部22と一対の上腿リンク28を有している。上腿支持部22は、一対の上腿リンク28を接続している。上腿支持部22は、ユーザ100の上腿112の前方に配置される。上腿リンク28は、ユーザ100の上腿112の側方にそれぞれ配置される。上腿支持部22には、パッド24とベルト26が設けられている。ベルト26を締めることで、上腿フレーム20を上腿112に装着することができる。パッド24は、上腿112の前面に接触する。パッド24が緩衝材となって、上腿支持部22が上腿112へ当接して生じる痛みが緩和される。
下腿フレーム50は、下腿支持部52と一対の下腿リンク56を有している。下腿支持部52は、一対の下腿リンク56を接続している。下腿支持部52は、ユーザ100の下腿116の前方に配置される。下腿リンク56は、ユーザ100の下腿116の側方にそれぞれ配置される。下腿支持部52には、パッド54が設けられている。パッド54は、下腿116の前面に接触する。パッド54が緩衝材となって、下腿支持部52が下腿116へ当接して生じる痛みが緩和される。
上腿フレーム20と下腿フレーム50は、一対の膝関節機構40を介して接続されている。各々の膝関節機構40は一軸回りの関節機構であり、上腿フレーム20の上腿リンク28と、下腿フレーム50の下腿リンク56を、揺動可能に接続している。患脚110の外側に位置する膝関節機構40は、アクチュエータ(例えばモータ)、減速機、角度センサを内蔵しており、上腿フレーム20と下腿フレーム50を相対的に揺動させる駆動ユニットでもある。膝関節機構40は、電気コード16を介して制御ユニット12に接続されており、制御ユニット12からの電力によって動作するとともに、その動作は制御ユニット12によって制御される。一例ではあるが、制御ユニット12は、膝関節機構40の目標角度を経時的に記述する目標データを記憶しており、膝関節機構40の実際角度が目標角度に一致するように、膝関節機構40のアクチュエータを制御する。
足フレーム90は、足プレート92と靴94と一対の足リンク96を有している。足プレート92は、一対の足リンク96を接続している。靴94は、足プレート92の上面(足118に対向する面)に設けられている。靴94は、一般的な靴と同じ形態のものである。ユーザ100の足118に靴94を装着すると、足プレート92は、ユーザ100の足118の下方(足裏側)に配置される。また、足リンク96は、ユーザ100の足118の側方に配置される。
下腿フレーム50と足フレーム90は、一対の足首関節機構70を介して接続されている。各々の足首関節機構70は一軸回りの関節機構であり、下腿フレーム50の下腿リンク56と、足フレーム90の足リンク96を、揺動可能に接続している。
以上の構成により、歩行補助装具10は、主にユーザ100の患脚110に取り付けられ(制御ユニット12は除く)、患脚110の動きを調節することによって、ユーザ100の歩行を補助することができる。なお、歩行補助装具10の動作形態は、特に限定されず、患脚110の動きをほぼ完全に制御するものであってもよいし、患脚110の動きに追従してアシスト力を付与するものであってもよい。
次に、歩行補助装具10の評価に使用する評価用治具について説明する。図2は、評価用治具200の概略斜視図を示している。図2に示すように、評価用治具200は、定盤210と脚部220等を有している。定盤210は、評価用治具200の基部をなしている。定盤210上には、支持棒212が立設されている。支持棒212は、定盤210から鉛直上方に伸びている。支持棒212の上端近傍には、支持棒212から略水平に伸びる支持板214が固定されている。脚部220は、定盤210上に立設されている。脚部220の上端は、支持板214に接続されている。脚部220は、ヒトの脚を模した形状を備えている。図2における脚部220のXYZ方向は図1の患脚110のXYZ方向に対応している。脚部220は、足部230、下腿部240、上腿部250、連結部260、及び、柱状部262を有している。
なお、図2に示した支持棒212と支持板214は、脚部220が転倒しないように支えているのみである。後述するように、評価の際には、柱状部262の上端に荷重装置270が連結され、支持棒212と支持板214は取り除かれる。
足部230は、定盤210の略中央に固定されている。
下腿部240は、足首回動部238を介して足部230に接続されている。足首回動部238は、3軸フリージョイントにより構成されている。下腿部240は、足首回動部238を中心として、足部230に対してX軸、Y軸、及び、Z軸回りに回動することができる。また、下腿部240は、荷重センサ242を内蔵している。荷重センサ242は、下腿部240の前面に加わる荷重を検出する。荷重センサ242の検出値は、図示しない配線によって外部装置に出力される。荷重センサ242は、歩行補助装具10を装着したときにその下腿支持部52から下腿部240の前面に加わる荷重を検出する。
上腿部250は、膝回動部248を介して下腿部240に接続されている。膝回動部248は、1軸フリージョイントにより構成されている。上腿部250は、膝回動部248を中心として、下腿部240に対してY軸回りに回動することができる。また、上腿部250は、荷重センサ252、254を内蔵している。荷重センサ252は、上腿部250の前面に加わる荷重を検出する。荷重センサ254は、上腿部250の後面に加わる荷重を検出する。荷重センサ252、254の検出値は、図示しない配線によって外部装置に出力される。荷重センサ252、254は、歩行補助装具10を装着したときに上腿支持部22、及び、ベルト26から上腿部250に加わる荷重を検出する。
連結部260は、股回動部258を介して上腿部250に接続されている。股回動部258は、3軸フリージョイントにより構成されている。上腿部250は、股回動部258を中心として、連結部260に対してX軸、Y軸、及び、Z軸回りに回動することができる。連結部260の上面には、柱状部262が固定されている。柱状部262の上端は、支持板214の先端に取り付けられている。
図2は、脚部220に荷重を加える荷重装置270を装着する前の評価用冶具200を示しており、脚部220は支持棒212と支持板214によって支えられている。また、図2は、下腿部240と上腿部250が略鉛直方向に伸びており、連結部260が最上部に位置しているときの脚部220を示している。
図3に示すように、歩行補助装具10を評価する際には、柱状部262の上端に荷重装置270を取り付ける。荷重装置270は、その先端が上下する。荷重装置270は、その先端に予め設定された荷重を発生させることができる。荷重装置270は、その先端と対象物の間に発生する荷重が既定の荷重に到達するまで先端を下降させる。即ち、荷重装置270は、圧縮試験機の一種である。先端を下降させると、図3に示すように、膝回動部248の回動に連動して足首回動部238と股回動部258が回動する。図3に示す姿勢は、ユーザが膝を約45度曲げたときの脚の姿勢に相当する。
次に、歩行補助装具10の評価方法について説明する。歩行補助装具10を評価する際には、図4に示すように、柱状部262の上端に荷重装置270を取り付ける。そして、歩行補助装具10を評価用治具200に装着する。すなわち、足フレーム90を評価用治具200の足部230に固定し、歩行補助装具10の上腿フレーム20を評価用治具200の上腿部250に固定する。なお、評価に用いる歩行補助装具10の足フレーム90には、足フレーム90を足部230に固定できるように靴底部分に孔等が形成されている。歩行補助装具10を評価用治具200に装着するときには、歩行補助装具10の下腿支持部52のパッド54が評価用治具200の下腿部240に接触するように装着位置を調整する。また、歩行補助装具10の膝関節機構40が評価用治具200の膝回動部248と同軸に回動可能となり、歩行補助装具10の足首関節機構70が評価用治具200の足首回動部238と同軸に回動可能となるように、装着位置を調整する。なお、制御ユニット12は、評価用治具200には固定せずに、図示しない位置に載置している。
歩行補助装具10を評価用治具200に装着したら、制御ユニット12から膝関節機構40のアクチュエータに、膝関節機構40の目標角度を入力する。ここでは、歩行動作中のあるタイミングにおける膝関節の角度(評価の対象となる患脚の姿勢に応じた膝関節の角度)を目標角度として入力する。目標角度は、以下の作業が終了するまでアクチュエータに入力され続ける。目標角度が入力されると、アクチュエータが膝関節機構40を目標角度に制御し、評価用治具200の脚部220がその角度に応じた姿勢となる。なお、このとき、荷重装置270の目標荷重はゼロに設定しておく。そうすると、荷重装置270の先端は、脚部220の姿勢変化に追従して下降する。
次に、荷重装置270の目標荷重を設定する。荷重装置270は、柱状部262を介して、連結部260に対して鉛直下方に荷重(目標荷重)を加える。なお、連結部260は上腿部250に接続されているので、連結部260に対して鉛直下方に向けて荷重を加えることは、上腿部250に対して足部230に向けて荷重を加えることに等しい。ここでは、ユーザの脚が上述した目標角度に対応する姿勢にあるときに、ユーザの脚に加わることが想定される荷重を目標荷重として設定する。ヒトの歩行動作を解析し、上述した目標角度に応じた姿勢にあるときにおけるヒトの重心位置を算出し、その重心位置からヒトの脚に加わる荷重を算出することができる。または、これより大きいまたは小さい荷重を設定してもよい。例えば、上腿部250と下腿部240が一直線上に並んでいる場合には、ユーザの体重の半分に相当する荷重を目標荷重に設定してもよい。上腿部250と下腿部240が一直線上に並んでいる場合は、ユーザの立位姿勢に相当し、この場合、一方の脚には体重の半分に相当する荷重が加わるからである。
連結部260に荷重を加えると、膝関節機構40に荷重によるトルクが加わる。これによって、膝関節機構40が回動する。このため、膝関節機構40の角度が目標角度からずれる。一方、膝関節機構40のアクチュエータは、膝関節機構40の角度を目標角度に維持しようとするため、膝関節機構40に現在角度から目標角度に向かう向きにトルクを加える。すなわち、アクチュエータは、膝関節機構40に、荷重によるトルクを打ち消す向きにトルクを加える。アクチュエータは、膝関節機構40の現在角度と目標角度との差が大きいほど高いトルクを出力する。したがって、荷重によるトルクとアクチュエータによるトルクが均衡する角度で膝関節機構40の回動が停止する。また、荷重を加えると、歩行補助装具10の各フレームに撓みが生じる。また、パッド54と24が圧縮される。このように、荷重によって膝関節機構40が回動するとともに各フレームに撓みが生じ、また、パッド54と24が圧縮されるので、これに連動して評価用治具200の膝回動部248、足首回動部238、股回動部258が回動する。その結果、連結部260が下方にスライドし、脚部220が図5に示す姿勢となる。
荷重を加えた状態で脚部220が停止したら、図5に示す沈み込み量Hを検出する。なお、図5の点Aは荷重を加える前の連結部260の上面の位置を示しており、点Bは荷重を加えた状態における連結部260の上面の位置を示している。沈み込み量Hは、点Aと点Bの間の距離であり、荷重を加えたことによって連結部260が下方に移動した距離である。連結部260の沈み込み量Hは、上腿部250の沈み込み量と相関関係がある。すなわち、連結部260の沈み込み量Hを検出することは、上腿部250の沈み込み量を検出することと等しい。沈み込み量Hは、荷重を加えたことによる歩行補助装具10の膝関節機構40の回動量と、荷重を加えたことにより生じる歩行補助装具10の各フレームの撓みに応じた量となる。すなわち、沈み込み量Hは、歩行補助装具10の剛性(膝関節機構40のサーボ剛性と各フレームの物理的剛性を総合した値)を示す。したがって、沈み込み量Hを検出することで、歩行補助装具10の剛性を定量的に評価することができる。また、荷重を加えた状態で脚部220が停止したら、荷重センサ242、252、254によって荷重を検出する。荷重センサ242は、下腿支持部52から下腿部240の前面に加わる荷重を検出する。この荷重は、歩行補助装具10の使用時に下腿支持部52からユーザの下腿に加わる荷重に相当する。荷重センサ252は、上腿支持部22から上腿部250の前面に加わる荷重を検出する。この荷重は、歩行補助装具10の使用時に上腿支持部22からユーザの上腿の前面に加わる荷重に相当する。荷重センサ254は、ベルト26から上腿部250の後面に加わる荷重を検出する。この荷重は、歩行補助装具10の使用時にベルト26からユーザの上腿の後面に加わる荷重に相当する。荷重センサ242、252、254により荷重を検出することで、ユーザの脚に加わる負担を評価することができる。これによって、各フレームの装着方法(パッドの形状や装着ベルトの形状)の適否を判断することができる。
以上に説明したように、本実施例の評価方法によれば、歩行補助装具10をユーザの脚に装着した状態と略同じ状態を評価用治具200により再現することができる。このため、実際にユーザに装着して評価する場合よりも、安全にかつ定量的に歩行補助装具10を評価することができる。
なお、上述した実施例では、歩行補助装具10の剛性とユーザの脚に加わる負担(荷重)を評価した。しかしながら、他の特性の評価に評価用治具200を使用しても良い。例えば、歩行補助装具10のフレームと評価用治具200の装着部位との相対位置を検出し、使用時における各フレームと装着部位との擦れ量を評価してもよい。
また、歩行補助装具10を装着した評価用治具200に振動(例えば、上下方向の振動)を加えて、歩行補助装具10の耐久性を評価してもよい。
また、歩行補助装具10に荷重センサを取り付け、ユーザが歩行補助装具10を装着して使用するときに各フレームからユーザの脚に加わる荷重を荷重センサ等により実測することで、各フレームから実際にユーザの脚に加わる荷重と、評価用治具200を用いて歩行補助装具10を評価するときに荷重センサ242、252、254で検出される荷重との相関を取ることができる。このように相関を得ておくことで、評価用治具200で得られるデータと実際のデータとのギャップを解消し、より正確な評価を行うことが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:歩行補助装具
12:制御ユニット
20:上腿フレーム
22:上腿支持部
24:パッド
26:ベルト
28:上腿リンク
40:膝関節機構
50:下腿フレーム
52:下腿支持部
54:パッド
56:下腿リンク
70:足首関節機構
90:足フレーム
92:足プレート
94:靴
96:足リンク
200:評価用治具
210:定盤
212:支持棒
214:支持板
220:脚部
230:足部
238:足首回動部
240:下腿部
242:荷重センサ
248:膝回動部
250:上腿部
252:荷重センサ
254:荷重センサ
258:股回動部
260:連結部
262:柱状部

Claims (5)

  1. ユーザの足に装着できるように構成されている足フレームと、
    足首関節部によって足フレームに対して回動可能に接続されている下腿フレームと、
    ユーザの上腿に装着できるように構成されており、膝関節部によって下腿フレームに対して回動可能に接続されている上腿フレームと、
    膝関節部にトルクを加えるアクチュエータ、
    を有する歩行補助装具を、
    足部と、
    足首回動部によって足部に対して回動可能に接続されている下腿部と、
    膝回動部によって下腿部に対して回動可能に接続されている上腿部、
    を有する評価用治具、
    を用いて評価する評価方法であって、
    足首回動部が足首関節部と同軸に回動できるとともに膝回動部が膝関節部と同軸に回動できるように、足部に足フレームを装着するとともに上腿部に上腿フレームを装着し、膝関節部に対して現在角度から目標角度に向かう向きにトルクを加えるようにアクチュエータを制御した状態で、上腿部に対して足部に向かう荷重を加え、上腿部の変位量を検出する、
    ことを特徴とする評価方法。
  2. 上腿部に対して足部に向けて荷重を加えたときに、上腿フレームから上腿部に加わる荷重をさらに検出することを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  3. 下腿フレームが、ユーザの下腿を支持する下腿支持部を有しており、
    下腿部に下腿支持部が接触するように歩行用補助装具を評価用治具に装着し、
    上腿部に対して足部に向けて荷重を加えたときに、下腿支持部から下腿部に加わる荷重をさらに検出することを特徴とする請求項1または2に記載の評価方法。
  4. ユーザの足に装着できるように構成されている足フレームと、
    足首関節部によって足フレームに対して回動可能に接続されている下腿フレームと、
    ユーザの上腿に装着できるように構成されており、膝関節部によって下腿フレームに対して回動可能に接続されている上腿フレームと、
    膝関節部にトルクを加えるアクチュエータ、
    を有する歩行補助装具を、
    足部と、
    足首回動部によって足部に対して回動可能に接続されている下腿部と、
    膝回動部によって下腿部に対して回動可能に接続されている上腿部、
    を有する評価用治具、
    を用いて評価する評価方法であって、
    足首回動部が足首関節部と同軸に回動できるとともに膝回動部が膝関節部と同軸に回動できるように足部に足フレームを装着するとともに上腿部に上腿フレームを装着し、上腿部に対して足部に向けて荷重を加え、上腿フレームから上腿部に加わる荷重を検出する、
    ことを特徴とする評価方法。
  5. ユーザの足に装着できるように構成されている足フレームと、
    足首関節部によって足フレームに対して回動可能に接続されている下腿フレームと、
    ユーザの上腿に装着できるように構成されており、膝関節部によって下腿フレームに対して回動可能に接続されている上腿フレームと、
    膝関節部にトルクを加えるアクチュエータ、
    を有する歩行補助装具の評価用治具であって、
    足フレームが装着される足部と、
    足首回動部によって足部に対して回動可能に接続されている下腿部と、
    膝回動部によって下腿部に対して回動可能に接続されており、上腿フレームが装着される上腿部、
    を有することを特徴とする評価用治具。
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