JP2011206776A - 離型剤圧送装置及び離型剤圧送方法 - Google Patents

離型剤圧送装置及び離型剤圧送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】離型剤の塗布量を管理することができる離型剤圧送装置及び当該離型剤圧送装置を用いて行う離型剤圧送方法の提供。
【解決手段】離型剤圧送装置1は、油性離型剤2を収容するタンク4と、該タンク4と連通する第1配管5と、該第1配管5と連通すると共に、一端7aがスプレー装置3と連通され他端7bが圧送管9と連通された第2配管7と、該圧送管9にエアーを供給するエアー供給手段23と、を備えている。第1配管5には第1電磁弁6が配設され、第2配管7には第2電磁弁8が配設されている。圧送管9には油性離型剤2の液面を検知する第1液面センサー15及び第2液面センサー16が配設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、離型剤圧送装置及び離型剤圧送方法に関し、特に油性離型剤や水溶性離型剤を金型に少量スプレーするためのスプレー装置に当該離型剤を圧送するための離型剤圧送装置及び当該離型剤圧送装置を用いて行う離型剤圧送方法に関する。
ダイカスト法を行う前には、スプレー装置を用いて予め金型に離型剤を塗布しておくことが必要である。離型剤としては油性離型剤又は水溶性離型剤が用いられる。こうした離型剤をスプレー装置に圧送する装置としては、下記特許文献1の離型剤圧送装置が公知である。
特開2005−254280号公報
油性離型剤や水溶性離型剤を金型にスプレー装置で塗布する際、離型剤を少量吹きして余計な油分や水分を金型に付けないようにすると、汚水の低減や製品への水残り不良、湯廻り不良の防止を図ることができるので、スプレー装置から少量塗布されている離型剤の量を管理する必要がある。しかし、上記特許文献1の離型剤圧送装置によっては実際の離型剤の塗布量を管理することが出来ないという問題を有している。
従って、本発明は上記の問題点に鑑みてなされ、離型剤の塗布量を管理することができる離型剤圧送装置及び当該離型剤圧送装置を用いて行う離型剤圧送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の離型剤圧送装置1は、離型剤2を収容するタンク4と、該タンク4と連通する第1配管5と、該第1配管5と連通すると共に、一端7aがスプレー装置3と連通され他端7bが圧送管9と連通された第2配管7と、該圧送管9にエアーを供給するエアー供給手段23と、を備え、該第1配管5には第1弁6が配設され、該第2配管7には第2弁8が配設された離型剤圧送装置1において、該圧送管9には離型剤2の液面を検知する第1液面センサー15及び第2液面センサー16が配設されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記離型剤圧送装置1により離型剤をスプレー装置3に圧送する離型剤圧送方法を提供している。
本発明の請求項1記載の離型剤圧送装置、請求項2記載の離型剤圧送方法によれば、離型剤の塗布量を管理することができるので、離型剤の金型への少量塗布を容易とすることができる等の効果を奏する。
本実施形態に係る離型剤圧送装置を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る離型剤圧送装置及び離型剤圧送方法について図1に基づき説明する。図1に示されるように、離型剤圧送装置1は、油性離型剤2をスプレー装置3へ圧送するためのものである。
油性離型剤2はタンク4に貯留されている。タンク4の底部は第1配管5の一端5aと連通しており、該第1配管5に配設された第1電磁弁6(第1弁)が開の状態とされた場合に油性離型剤2は第1配管5の他端5bから第2配管7内に導入される。第2配管7の一端7aはスプレー装置3に接続され、他端7bは圧送管9の一端9aに接続されている。また第2配管7には第2電磁弁8(第2弁)が設けられている。第2電磁弁8はタンク4から圧送管9内に油性離型剤2を導入する際には閉の状態とされ、圧送管9内の油性離型剤3をスプレー装置3に圧送する際には開の状態とされる。
第2配管7の途中であって電磁弁8とスプレー装置3との間には、ボールバルブ27が設けられている。該ボールバルブ27は、油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する場合には常に開の状態とされるものである。また、第2配管7の途中であって電磁弁8とボールバルブ27との間の位置と、第1配管5の途中であってタンク4と電磁弁6との間の位置は第3配管10により連通されている。第3配管10にはボールバルブ11が設けられている。尚、ボールバルブ11は、圧送管9内の油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する場合には常に閉の状態とされるものである。
タンク4の上部には第4配管12の一端12aが接続されている。第4配管12の他端12bにはチェック弁付カプラのプラグ部分26が設けられている。第4配管12の途中には第5配管13の一端13aが接続され、第5配管13の他端13bにはボールバルブ14が設けられている。ボールバルブ14は圧送管9内の油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する場合には常に開の状態とされるものである。
圧送管9は透明なチューブであり、その一端9aが第2配管7と接続されている。圧送管9には油性離型剤2の液面を検出する為の第1液面センサー15と第2液面センサー16が配設されている。第1液面センサー15は第2液面センサー16よりも上方に配設されている。圧送管9内に導入された油性離型剤2はエアー供給手段23のエアーにより下降させられることになるので、第1液面センサー15は圧送管9内を下降してくる油性離型剤2の液面を検知した場合に信号を発する。そして、第1液面センサー15の信号に基づいて図示せぬ制御部が電磁弁6を閉の状態に、電磁弁8を開の状態に切替えるように構成されている。また、第1液面センサー15が油性離型剤2の液面を検知しない場合には、制御部は作業者にタンク4内の油性離型剤2の補充が必要なことをアラームにより通知するように構成されている。後述のエアー供給手段23によりエアーが供給されて圧送管9内の油性離型剤2がスプレー装置3に圧送されると、圧送管9内の油性離型剤3の液面は1ショット毎に下降していく。第2液面センサー16が油性離型剤2の液面を検知すると、第2液面センサー16は制御部に信号を発する。
第2液面センサー16が圧送管9内を下降してきた油性離型剤2の液面を検知するまでのスプレー装置3のショット回数をカウントすることにより、スプレー装置3による油性離型剤2の塗布量が適切か否かを判断することができる。第2液面センサー16が油性離型剤2の液面を検知するまでのスプレー装置3によるショット回数が5回であるのが正常な塗布量である場合、ショット回数が5回よりも少なければ、第2配管5等に漏れが生じていることを把握することができ、ショット回数が5回よりも多ければ、第2配管5等に詰まりが生じていることを把握することができる。
圧送管9の他端9bには、第6配管17の一端17aと第7配管18の一端18aが接続されている。第6配管17の他端17bにはチェック弁付カプラ19のプラグ部分19aが接続されており、圧送管9とチッック弁カプラ19の間における圧送管9寄りの位置には流量調整弁20が配設され、チッック弁カプラ19寄りの位置には第3電磁弁21が配設されている。第3電磁弁21は圧送管9内の油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する場合には開の状態とされるものである。チェック弁付カプラ19のソケット部分19bには第8配管22の一端22aが接続されており、第8配管22の他端22bにはエアー供給手段23が接続されている。第8配管22のチェック弁付カプラ19とエアー供給手段23の間にはレギュレータ24が配設されており、該レギュレータ24はエアー供給手段23により供給されるエアーの圧力を例えば0.04MPaに減圧するようになっている。第7配管18の他端18bはタンク4の上部に接続されており、該第7配管18には第4電磁弁25が配設されている。第4電磁弁25は、圧送管9内に油性離型剤2を導入する際には開の状態とされ、圧送管9内の油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する場合には閉の状態とされるものである。
以上のように構成された離型剤圧送装置1による離型剤圧送方法では、先ずタンク4から圧送管9内に油性離型剤2を導入する工程を行う。この工程では、第2電磁弁8及び第3電磁弁21を閉の状態とし、第1電磁弁6、第4電磁弁25及びボールバルブ14を開の状態とすることで、タンク4内の油性離型剤2を第1配管5と第2配管7を介して圧送管9内に導入する。油性離型剤2は圧送管9内を上昇し、タンク4内の油性離型剤2の液面と同じ高さとなる。所定時間が経過した後に第4電磁弁25を閉じ、第3電磁弁21を開として圧送管9内にエアーを供給して圧送管9内の油性離型剤2の液面を下降させる。第1液面センサー15が下降してきた油性離型剤2の液面を検出すると第1液面センサー15は制御部に信号を発し、制御部は第1電磁弁6を閉の状態に、第2電磁弁8を開の状態に切替える。
次に、エアー供給手段23により圧送管9内の油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する工程を行う。この工程では、第2電磁弁8及び第3電磁弁21を開の状態、第4電磁弁25を閉の状態とし、エアー供給手段23のエアーを圧送管9内に供給することにより、油性離型剤2をスプレー装置3に圧送する。圧送管9内の油性離型剤2の液面は1ショット毎に下降していき、第2液面センサー16が油性離型剤2の液面を検知すると、第2液面センサー16は制御部に信号を発する。そして、第1液面センサー15が油性離型剤2の液面を検出してから第2液面センサー16が油性離型剤2の液面を検知するまでのスプレー装置3によるショット回数をカウントし、スプレー装置3による油性離型剤2の塗布量が適切か否かを判断する。
又、本実施形態の離型剤圧送装置1は第1液面センサー15や第2液面センサー16に異常が発生した場合、タンク4から圧送管9内に油性離型剤2を導入することなく油性離型剤2をスプレー装置3に圧送することが出来るように構成されている。この場合には、チェック弁付きカプラ19のソケット部分19bを第4配管12のチェック弁付カプラのプラグ部分26と接続し、第1電磁弁6、第2電磁弁8、第3電磁弁21、第4電磁弁25、ボールバルブ14を閉の状態とし、第3配管10のボールバルブ11を開の状態とする。そして、エアー供給手段23によりタンク4内の油性離型剤2を第3配管10を介してスプレー装置3に圧送する。
本発明による離型剤圧送装置及び離型剤圧送方法は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、上述した実施形態では、タンク4内には油性離型剤2が貯留されていたが、水溶性離型剤が貯留されていてもよい。
1 離型剤圧送装置
2 油性離型剤
3 スプレー装置
4 タンク
5 第1配管
6 第1電磁弁(第1弁)
7 第2配管
8 第2電磁弁(第2弁)
9 圧送管
10 第3配管
11 ボールバルブ
12 第4配管
13 第5配管
14 ボールバルブ
15 第1液面センサー
16 第2液面センサー
17 第6配管
18 第7配管
19 チェック弁付カプラ
20 流量調整弁
21 第3電磁弁
22 第8配管
23 エアー供給手段
24 レギュレータ
25 第4電磁弁
26 チェック弁付カプラのプラグ部分
27 ボールバルブ

Claims (2)

  1. 離型剤を収容するタンクと、該タンクと連通する第1配管と、該第1配管と連通すると共に、一端がスプレー装置と連通され他端が圧送管に連通された第2配管と、該圧送管にエアーを供給するエアー供給手段と、を備え、該第1配管には第1弁が配設され、該第2配管には第2弁が配設された離型剤圧送装置において、該圧送管には離型剤の液面を検知する第1液面センサー及び第2液面センサーが配設されていることを特徴とする離型剤圧送装置。
  2. 請求項1記載の離型剤圧送装置により離型剤をスプレー装置に圧送することを特徴とする離型剤圧送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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