JP2011204590A - リチウムイオン電池及びヒートシール作製方法 - Google Patents
リチウムイオン電池及びヒートシール作製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011204590A JP2011204590A JP2010072866A JP2010072866A JP2011204590A JP 2011204590 A JP2011204590 A JP 2011204590A JP 2010072866 A JP2010072866 A JP 2010072866A JP 2010072866 A JP2010072866 A JP 2010072866A JP 2011204590 A JP2011204590 A JP 2011204590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat seal
- resin layer
- ion battery
- lithium ion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
【解決手段】 電解液と電極ユニットを収容する電池容器を有するリチウムイオン電池であって:前記電池容器は、金属箔からなる外層と熱融着性樹脂層からなる内層とを有する積層シートの2枚を、前記内層同士をヒートシールしてはり合わせた容器であり、前記ヒートシール部の一部の前記熱融着性樹脂層の厚みを、前記ヒートシール部の他の部分の前記熱融着性樹脂層の厚みよりも薄くした、リチウムイオン電池を提供する。
【選択図】図3
Description
図3は、本発明の実施の形態1に係るリチウムイオン電池の電池容器のシール構造を示す断面図である。図3に示されるように、金属箔11と熱融着性樹脂層12とを積層した積層シートがはり合わされている。積層シートの金属箔11は、ステンレス箔であったり、アルミニウム箔であったりするが、好ましくはステンレス箔である。ステンレス箔であれば、電池容器の強度を高めやすいからである。積層シートのステンレス箔の厚みは、特に限定されないものの、20〜200μmでありうる。積層シートの熱融着性樹脂層12は、ポリプロプレン層、ポリエチレン層、それらの変性樹脂層などである。また、熱融着性樹脂層12は、二以上の熱融着性樹脂層の多層構造であってもよい。熱融着性樹脂層の厚みは、特に限定されないものの、20〜200μmでありうる。
図6は、本発明の実施の形態2に係るリチウムイオン電池の電池容器のシール構造を示す断面図である。図6の構造は、ヒートシール部13における熱融着性樹脂層12の薄層化された部分が、図3に示された構造と異なる。つまり、薄層化された熱融着性樹脂層12が、電池容器の内部に接している。図6に示したシール構造によっても、ヒートシール部13の一部の熱融着性樹脂層12が薄くなるので、水分の侵入を抑えることができる。さらに、ヒートシール部13には、薄層化されていない熱融着性樹脂層12もあるので、シール強度もある程度確保することができる。しかしながら、リチウムイオン電池の電池容器の内圧は大気圧よりも高いため、電池容器の内部に接する部分でのシール強度が強いことが求められる。ところが、図6に示されるシール構造では、電池容器の内部に接する部分での熱融着性樹脂層12が薄層化されているため、その部分でのシール強度が低下しやすい。よって、電池容器の内圧により電池容器の内部からシールが烈開する恐れがある。したがって、実施の形態1と比較すると不利な場合がある。
図7は、本発明の実施の形態3に係るリチウムイオン電池の電池容器のシール構造を示す断面図である。図7の構造は、ヒートシール部13における熱融着性樹脂層12の薄層化された部分が、図3に示された構造と異なる。つまり、薄層化された熱融着性樹脂層12が、ヒートシール部の中央付近にある。図7に示したシール構造によっても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
本発明のヒートシール構造の作製方法の例を、図8を用いて説明する。本発明のヒートシール構造を作製するには、まず、図8(a)に示すように、金属箔11と熱融着性樹脂層12を積層した積層シートを、熱融着性樹脂層12同士を対向させて重ね合わせる。重ね合わせた積層シートを、第1ヒートシールバー(例えば、幅10mm)で、金属箔11の側から挟みこむようにして圧着して、熱融着性樹脂層12を熱融着させる。それにより、ヒートシール部13が形成される。第1ヒートシールバーの圧着面は平坦であり、ヒートシール部13における熱融着性樹脂層12の厚みは一定となる。
12 熱融着性樹脂層
13 ヒートシール部
Claims (6)
- 電解液と電極ユニットを収容する電池容器を有するリチウムイオン電池であって、
前記電池容器は、金属箔からなる外層と熱融着性樹脂層からなる内層とを有する積層シートの2枚を、前記内層同士をヒートシールしてはり合わせた容器であり、
前記ヒートシール部の一部の前記熱融着性樹脂層の厚みを、前記ヒートシール部の他の部分の前記熱融着性樹脂層の厚みよりも薄くした、リチウムイオン電池。 - 前記ヒートシール部のうち、前記容器の端部に近い一部の前記熱融着性樹脂層の厚みを、前記ヒートシール部の他の部分の前記熱可塑性樹脂層の厚みよりも薄くした、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
- 前記ヒートシール部の中央に近い一部の前記熱融着性樹脂層の厚みを、前記ヒートシール部の他の部分の前記熱融着性樹脂層の厚みよりも薄くした、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
- 前記はり合わされる積層シートの少なくとも一方は皿状に成形されており、前記皿状のフランジでヒートシールされる、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
- 前記金属箔はステンレス箔である、請求項1に記載のリチウムイオン電池。
- 金属箔からなる外層と熱融着性樹脂層からなる内層とを有する積層シートを準備するステップと、
前記積層シートを、内層同士が対向するように重ね合わせるステップと、
前記重ね合わせた積層シートを第1ヒートシールバーで挟み込み、前記積層シートの前記内層同士をヒートシールしてはり合わせて容器とするステップと、
前記第1ヒートシールバーより幅の狭い第2ヒートシールバーで、前記第1ヒートシールバーによって形成されたヒートシール部の一部を押圧するステップと、
を具備するヒートシールの作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010072866A JP2011204590A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | リチウムイオン電池及びヒートシール作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010072866A JP2011204590A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | リチウムイオン電池及びヒートシール作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011204590A true JP2011204590A (ja) | 2011-10-13 |
Family
ID=44881030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010072866A Pending JP2011204590A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | リチウムイオン電池及びヒートシール作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011204590A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016126826A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 電池の製造方法 |
JP6284248B1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-02-28 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル及び電気化学セルの製造方法 |
JP2023518520A (ja) * | 2020-03-24 | 2023-05-01 | 東莞新能安科技有限公司 | 電気化学装置及び電子装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001199413A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 容器のヒートシール方法およびそのヒートシール方法を用いて作製された電池用容器 |
WO2001056093A1 (en) * | 2000-01-24 | 2001-08-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Package for material containing nonaqueous solvent and cell comprising the same |
JP2005108633A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Nec Lamilion Energy Ltd | ラミネートフィルムの熱融着方法、フィルム外装電池の製造方法およびラミネートフィルム用熱融着装置 |
-
2010
- 2010-03-26 JP JP2010072866A patent/JP2011204590A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001199413A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 容器のヒートシール方法およびそのヒートシール方法を用いて作製された電池用容器 |
WO2001056093A1 (en) * | 2000-01-24 | 2001-08-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Package for material containing nonaqueous solvent and cell comprising the same |
JP2005108633A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Nec Lamilion Energy Ltd | ラミネートフィルムの熱融着方法、フィルム外装電池の製造方法およびラミネートフィルム用熱融着装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016126826A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 電池の製造方法 |
JP6284248B1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-02-28 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル及び電気化学セルの製造方法 |
JP2018085214A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル及び電気化学セルの製造方法 |
US10622592B2 (en) | 2016-11-22 | 2020-04-14 | Seiko Instruments Inc. | Electrochemical cell and manufacturing method of the electrochemical cell |
JP2023518520A (ja) * | 2020-03-24 | 2023-05-01 | 東莞新能安科技有限公司 | 電気化学装置及び電子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6629514B2 (ja) | ラミネート外装材の製造方法 | |
JP4485614B2 (ja) | 非水電解質電池及びその製造方法 | |
JP6183919B2 (ja) | フィルム外装電池 | |
WO2017149949A1 (ja) | 電極体の製造方法、及び非水電解質二次電池の製造方法 | |
JP5457040B2 (ja) | 電気化学デバイスおよびその製造方法 | |
TW201218483A (en) | Sheet-type secondary battery and method of manufacturing same | |
JP6315572B2 (ja) | 電気化学セル | |
JP2017506802A (ja) | シーリングラインが形成されている外周面シーリング部を含む電池セル、及びそれを生産するための電池セルシーリング装置 | |
JP2007242548A (ja) | フィルム外装電気デバイスの製造方法、ヒータおよびフィルム外装電気デバイス | |
WO2018105096A1 (ja) | フィルム外装電池の製造方法およびフィルム外装電池 | |
JP2013097931A (ja) | 薄膜型電気化学素子の製造方法 | |
JP2012199248A (ja) | フィルム外装電気デバイスの製造方法、およびフィルム外装電気デバイス | |
JP2020102320A (ja) | 二次電池の製造方法 | |
JP6932129B2 (ja) | 電気化学デバイス | |
JP6491548B2 (ja) | 二次電池の製造方法および製造装置 | |
JP2006164784A (ja) | フィルム外装電気デバイス | |
JP2011204590A (ja) | リチウムイオン電池及びヒートシール作製方法 | |
JP2006269295A (ja) | 薄型電池およびその製造方法 | |
JP4666131B2 (ja) | ラミネートフィルムの熱融着方法、フィルム外装電池の製造方法およびラミネートフィルム用熱融着装置 | |
JP2015100976A (ja) | シール部品の製造装置及び製造方法 | |
JP2014207205A (ja) | 蓄電素子、電源モジュール及び蓄電素子の製造方法 | |
JP2002190283A (ja) | 薄型二次電池の製造方法および薄型二次電池 | |
JP2004006124A (ja) | 電池およびその製造方法 | |
JP2003077450A (ja) | 薄型電池 | |
JP2003331798A (ja) | 電極体を封止する外装材フィルムおよび外装材フィルムのシール方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130321 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20131114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140408 |