JP2011181444A - コネクタ付き電気ケーブル - Google Patents

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俊之 五十嵐
Hiroyuki Kaneko
弘幸 金子
Yohei Itoyama
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Abstract

【課題】コネクタの接続ロックに、コネクタ外径を増加させるような特別な付加部品を必要とせず、しかも、時間を要することなく簡単な操作で確実な接続ロックを実現することができ、絶縁被覆処理も簡単に行えるコネクタ付き電気ケーブルを提供する。
【解決手段】電気ケーブル30に取付けられた雌コネクタ10と雄コネクタ20は、ソケット部13とプラグ部23の嵌合で接続され、接続状態で外径が均一で、ビス19をソケット部のビス孔18に螺合挿入することで接続がロックされる。雌コネクタ10と雄コネクタ20は、その接続面を除いて露出導体部分が電気絶縁体35aと35bで絶縁保護されていて、コネクタ接続することで電気的に絶縁保護される。また、予め嵌合されている絶縁保護スリーブ37をスライド移動させて、コネクタの接続面およびビスの露出を絶縁封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビル内の電気ケーブルの布設等に用いるような雌コネクタと雄コネクタで接続されたコネクタ付き電気ケーブルに関する。
電気ケーブル同士を電気的に接続するコネクタは、通常、プラグイン式に雌コネクタと雄コネクタとを嵌合して接続した後、その接続をロック機構を用いて固定している。コネクタのロック機構としては、例えば、雄コネクタ側に回転可能に配した袋ナットを、雌コネクタ側に螺合させる形態のものがある(特許文献1参照)。また、雌コネクタと雄コネクタのいずれか一方の側にロック突起を設けたロックスリーブを所定角度回転可能に配し、他方の側にロック突起が掛合するロック溝を設ける形態のものがある(特許文献2参照)。また、雌コネクタと雄コネクタとの接続をロックした後、導体の露出部分を、絶縁テープや絶縁シート、あるいは、収縮チューブ等の絶縁材を用いて保護している。
特開2005−56687号公報 特開2007−317408号公報
上記の特許文献1においては、コネクタの接続ロックに袋ナットを用いているが、袋ナットという特別な部品を要し、該袋ナットはコネクタの外径寸法を増加させている。また、特許文献2においては、コネクタの接続ロックにロックスリーブを用いているが、前記と同様にロックスリーブという特別な部品を要し、該ロックスリーブはコネクタの外径寸法を増加させている。
また、雌コネクタと雄コネクタとの接続をロックした後は、その導体の露出部分を電気的に絶縁して保護する必要があるが、これらの絶縁被覆処理は現地作業となる。このため、作業者のスキルや手間を要し、また、品質の確保の観点から、出来るだけ簡単かつ短時間に行える絶縁被覆方法が要望されている。なお、上記の観点から、絶縁保護材として常温収縮チューブを使用することも提案されているが、常温収縮チューブは比較的に高価であるという問題がある。さらに、絶縁保護材の紛失防止やコネクタ着脱後の再利用という点についての対応も求められている。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、コネクタの接続ロックに、コネクタ外径を増加させるような特別な付加部品を必要とせず、しかも、時間を要することなく簡単な操作で確実な接続ロックを実現することができ、絶縁被覆処理も簡単に行えるコネクタ付き電気ケーブルの提供を目的とする。
本発明によるコネクタ付き電気ケーブルは、雌コネクタと雄コネクタとが取付けられた電気ケーブルを接続してなるコネクタ付き電気ケーブルである。
雌コネクタは、ケーブル導体を挿入して圧縮接続された部分と雄コネクタのプラグが挿入されるソケット部が一体に形成され、ソケット部は外形が均一であり先端に複数個のビス孔を有していて、ビス孔は雄コネクタが接続されたときにプラグの後端に設けられた溝の部分に位置するように設けられ、ソケット部の接続面を除く露出導体部分の全面が第1の電気絶縁材で覆われ、該電気絶縁材にもビス孔と一致するビス挿入孔を設けてなる。
雄コネクタは、ケーブル導体を挿入して圧縮接続された部分と雌コネクタのソケット部に挿入されるプラグ部が一体に形成され、プラグ部の接続面を除く露出導体部分の全面が第2の電気絶縁材で覆われてなる。
前記の雌コネクタと雄コネクタを接続したときに、第1の電気絶縁材と第2の電気絶縁材とが突き合わされて、露出する導電部分が電気的に絶縁される。
また、前記の第1の電気絶縁材と前記第2の電気絶縁材との突き合せ部分が絶縁保護チューブで覆われる。この絶縁保護チューブは、雌コネクタと雄コネクタの双方にあって、一方の絶縁保護チューブの先端側を他方の絶縁保護チューブの先端側に被せて覆うようにしてもよい。
また、絶縁保護チューブの両端部付近の内側には、雌コネクタ及び雄コネクタの外周を封止する環状の突起を設けるようにしてもよい。
さらに、絶縁保護チューブが、雌コネクタ及び雄コネクタの外周に結束帯で締め付けるようにしてもよい。
本発明によるコネクタ付の電気ケーブルによれば、袋ナットやロックスリーブのようなコネクタの外径を太くする接続ロック用の付加部品を用いることなく、ビス部材の螺合挿入で簡単に接続ロックを実現することができる。また、付加部品を用いないため、コネクタの外径寸法を増加させず、導電材の削減による低コスト化を図ることが可能となる。さらに、ビス部材の螺合挿入部分を除いたコネクタの露出導体のほとんどの部分を、予め工場出荷の段階で電気絶縁材で覆っておくことができ、現場での絶縁処理作業をスキルを要することなく短時間で確実に行うことが可能となる。
本発明の雌コネクタ及び雄コネクタが接続されたコネクタ付き電気ケーブルの概略を説明する図である。 本発明の雌コネクタ及び雄コネクタによる電気ケーブルの接続形態を説明する図である。 図2のコネクタ付き電気ケーブルの他の例を示す図である。 図2のコネクタ付き電気ケーブルのその他の例を示す図である。 本発明のコネクタ付き電気ケーブルの他の接続形態を示す図である。 本発明で用いる絶縁保護チューブの一例を説明する図である。
図1により本発明の実施の形態を説明する。図1(A)は雌コネクタ付きの電気ケーブルの概略を説明する図、図1(B)は雄コネクタ付きの電気ケーブルの概略を説明する図である。
本発明による雌コネクタ10は、図1(A)に示すように、銅などの電気導電材で形成されたコネクタ本体11からなり、該コネクタ本体11は、ケーブル導体31を接続固定する圧縮接続部12と雄コネクタのプラグが挿入されるソケット部13とが一体に形成されてなる。
圧縮接続部12は、ケーブル30のケーブル導体31が挿入される接続穴12aを有し、この接続穴12aには圧縮補助導体14を介してケーブル導体31を挿入することができる。圧縮補助導体14は、軟質の銅からなるスリット入りのスリーブ形状で形成されていて、ケーブル導体31と接続穴12aとの隙間を埋める厚さの圧縮補助導体14が接続穴12aに挿入される。ケーブル導体31の外径と接続穴12aの内径によっては、圧縮補助導体14が不要な場合もある。圧縮接続部12の長さは、20〜40mmとすることができる。
圧縮補助導体14は、その厚さ又は挿入する個数を変えることにより、ケーブル導体径の異なるものに対して、共通のコネクタ本体を用いることが可能となる。ケーブル30との接続は、シース32(例えば、ポリ塩化ビニルで形成)及び絶縁体33(例えば、ポリエチレンで形成)を除去して、ケーブル導体31の端部を露出させる。次いで、ケーブル導体31の端部にスリーブ状の圧縮補助導体14を嵌合して圧縮接続部12の接続穴12aに挿入し、圧縮接続部12を、例えば6角形状に圧縮する。この圧縮により、接続穴12aとケーブル導体31とが圧縮補助導体14を介して電気的並びに機械的に良好に接続することができる。なお、ケーブル導体31の外径が接続穴12aとの間に隙間が生じない程度の太さの場合は、圧縮補助導体14を用いることなく圧縮接続部12とケーブル導体31とが圧縮接続される。
ソケット部13は、外径が圧縮前の圧縮接続部12の外径とほぼ同じで均一に形成され、雄コネクタが挿入されるソケット孔15を有している。雌コネクタのコネクタ本体部11の形状は円筒状で、その外径は18〜43mmとすることができる。ソケット孔15には、環状溝16が設けられている。ソケット孔15の径は13〜31mm、ソケット部13の厚さは2.5〜6.0mmとすることができる。環状溝16には、環状の接触子17が弾性的に嵌め込まれて収納されている。環状溝16の幅は15〜20mm、深さは0.7〜0.8mmとすることができる。
接触子17は、燐青銅などの弾性を有する導電板から形成され、内面側に多数の接触片17aが膨出するように打ち出され、ソケット孔15の面より僅かに突き出る。接触片17aは、板バネ構造となっているのでプラグ25が挿入されると、その反力でプラグ25の外周を弾性的に押圧する。こうして雄コネクタと雌コネクタとが電気的に接続される。また、ソケット部13の先端部近くに、ビス孔18が複数箇所に設けられていて、ビス19が螺合により挿入され、ビス19の先端がソケット孔15内に突き出るようにされている。ビス孔18は、雌コネクタの先端から10〜15mmの位置に中心が来るようにあけられる。ビス19は、M6〜M8の大きさのものが使用できる。
本発明による雄コネクタ20は、図1(B)に示すように、銅などの電気導電材で形成されたコネクタ本体21からなり、該コネクタ本体21は、ケーブル導体31を接続する圧縮接続部22と雌コネクタ10のソケット孔15に挿入されるプラグ部23とを一体に形成してなる。圧縮接続部22は、雌コネクタ10の圧縮接続部12と同様に、ケーブル導体31が挿入される接続穴22aを有し、この接続穴22aには、圧縮補助導体24を介してケーブル導体31が挿入される。圧縮補助導体24は、軟質の銅からなるスリット入りのスリーブ状のもので、ケーブル導体31と接続穴22aとの隙間を埋めるように挿入される。ケーブル導体31の外径と接続穴22aの内径によっては、圧縮補助導体24が不要な場合もある。圧縮接続部22の長さは20〜40mmとすることができる。
圧縮補助導体24は、雌コネクタ10で用いた圧縮補助導体14と同じもので、その厚さ又は挿入する個数を変えることにより、ケーブル導体径の異なるものに対して、共通のコネクタ本体を用いることが可能となる。そして、雌コネクタ10の圧縮接続部12と同様に、ケーブル導体31の端部にスリーブ状の圧縮補助導体24を嵌合し、圧縮接続部22の接続穴22aに挿入し、例えば、圧縮接続部22を6角形状に圧縮する。この圧縮により、接続穴22aとケーブル導体31とが圧縮補助導体24を介して電気的並びに機械的に良好に接続することができる。
プラグ部23は、プラグ25と該プラグの後部と圧縮接続部22との間に設けた、例えば、環状の溝26とからなる。圧縮接続部22の外径は、雌コネクタの圧縮接続部の外径と同程度であり、18〜43mmとすることができる。溝26の部分の導体断面積は、ケーブル導体31の断面積以上とする。雌コネクタ10のソケット孔15は、プラグ25を挿入することができて接触子17がプラグ25に密着して電気的に接続し得る大きさである。プラグ部23の先端は、ソケット孔への挿入を容易にするためテーパ25aとされている。
また、溝26とプラグ25との段差部25bには、補強リング27が嵌め込まれる。溝26の深さは1.0〜2.0mmとすることができる。ビス19は、溝26の深さ以上でビス孔18から溝26内に突き出る長さのものを使用する。ビス19が溝26内に突き出てその底面に押し当てられ、雄コネクタ20と雌コネクタ10との接続がロックされる。補強リング27は、ステンレス鋼などのコネクタ本体の材料(電気銅など)よりも引張強さの大きな塑性変形しにくい硬い材料を用いる。これにより、後述するように、雌コネクタ10と接続して雄コネクタと雌コネクタとを引き離す方向に引っ張ったときにビス19が段差部分に引っかかって両コネクタが外れることを防ぎ、且つその耐荷重を高めることができる。補強リング27は、図1(B)に示すようなC字形のものや半割形のものを使用することができる。
雌コネクタ10の圧縮接続部12のケーブル接続際(コネクタ本体11の表面の一部が含まれていてもよい)は、予め絶縁テープ又は絶縁シートなどの絶縁材34で絶縁被覆処理し、その外面を保護テープ、保護シート、熱収縮性チューブ又は射出成型等による第1の電気絶縁材35aで保護しておく。この第1の電気絶縁材35aは、ソケット部13の先端面およびソケット孔15の接続面を除いて、露出する導体部分の全面を覆うように設けられる。なお、第1の電気絶縁材35aの先端部側において、ビス孔18と一致するようにビス19のビス挿入孔36を設けておく。
同様に、雄コネクタ20の圧縮接続部22のケーブル接続際(コネクタ本体21の表面の一部が含まれていてもよい)は、予め絶縁テープ又は絶縁シート等の絶縁材34で絶縁被覆処理し、その外面を保護テープ、保護シート、収縮性チューブ又は射出成型等による第2の電気絶縁材35bで保護しておく。この第2の電気絶縁材35bは、プラグ部23の接続面を除いて、露出する導体部分の全面を覆うように設けられる。また、37は後述する絶縁保護チューブである。コネクタの接続前に、予め雄コネクタ20を絶縁保護チューブ37に通しておく。または、この絶縁保護チューブ37に、雌コネクタ10を通しておいてもよい。
絶縁テープ又は絶縁シートなどの絶縁材34には、ポリ塩化ビニル(PVC)系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂などの電気絶縁性の樹脂フィルムやその他にブチルゴムテープなどが用いられる。また、これらの絶縁テープ又は絶縁シートには、内側に接着剤が付与され、導体に巻き付けるようにして貼られる。保護テープ、保護シート、収縮性チューブ又は射出成型等による電気絶縁材35a、35bは、絶縁材34の巻き付けを補強して電気絶縁性を高めると共に、外観形状を整えて見栄えのよいものとすることができる。
図2は、上述した雌コネクタ10と雄コネクタ20とを接続した状態を示す図である。雌コネクタ10のコネクタ本体11と雄コネクタ20のコネクタ本体21の外径は、ほぼ同一の径で形成されていて、接続した状態で段差のない棒状になる。雌コネクタ10のソケット孔15に、雄コネクタ20のプラグ25が挿入されて両コネクタが接続され、ソケット孔15内に配されている接触子17が弾性的にプラグ25の外周に接触して、雄コネクタ付きケーブルと雌コネクタ付きケーブルとが電気的に接続される。
そして、プラグ部23がソケット孔15に完全に挿入された状態で、コネクタ本体11のソケット部13の先端側に設けたビス孔18にビス19を螺合挿入する。ビス孔18は、雄コネクタ20のプラグ25の後部に設けられた環状の溝26の部分に位置していて、第1の電気絶縁材35aに設けた挿入孔36を通してビス孔18にビス19を螺合させると、ビス19の先端はソケット孔15の面から溝26内に突き出て溝26の底部に突き当たって雌コネクタ10と雄コネクタ20との接続をロックする。ビス孔18は、複数箇所に設けられていて、少なくとも2箇所以上のビス孔にビス19を螺合挿入することで接続ロックを確実にすることができる。
また、環状の溝26とプラグ25との段差部25bに当接するように補強リング27を配する。補強リング27は、ステンレス等の硬質の金属からなりコネクタ本体(電気導電材)よりも引張強さの大きいものとする。例えば、コネクタ本体(銅)の引張強さが195N/mmであるときに、引張強さが520N/mmの補強リング(SUS)を使用することができる。
補強リング27を配することによりコネクタ接続に強い引っ張り力が加わって、ビス19がプラグ25の段差部25bに大きな力で当接する場合でも、補強リング27により段差部25bに変形が生じるのを防ぎ、接続ロックを確実に維持することができる。なお、補強リング27を使用し、ビス孔18を90°間隔で4つ設け、いずれか2箇所にビス19螺合してロックすることで両コネクタを離す方向に4800Nの力をかけてもコネクタが変形することなくロックされることが確認された。
接続するケーブル導体31は電力容量によって太さが異なる。それにより上述したコネクタも大きさが異なる。本発明のケーブルは、例えば、600VのCVT幹線ケーブルに使用することができる。ケーブル導体31を、例えば、大(導体断面積が250mm〜325mm)、中(導体断面積が100mm〜200mm)、小(導体断面積が38mm〜60mm)の3段階に分け、コネクタもこれに対応するように、大、中、小の3種類を用意する。そして、コネクタのプラグ25の外径を大(20mmφ)、中(18mmφ)、小(16mmφ)とし、ケーブル導体との圧縮接続部は、圧縮補助導体14,24により調整してケーブル導体太さの違いに対応させる。
上述した雌コネクタ10と雄コネクタ20とによるケーブルの接続においては、従来の袋ナットやロックスリーブのようなコネクタの外径を太くする付加部品を用いることなく、ビスを用いるだけの簡単な構成により接続ロックを実現することができる。したがって、コネクタの外径寸法を小さく、且つ均一なものとすることができ、導電材の削減による低コスト化を図ることが可能となる。また、ビスの螺合による簡単な操作でコネクタ接続ができ、作業者にスキルを要することなく、均一な品質で短時間で行うことができる。
また、雌コネクタ10と雄コネクタ20は、従来の袋ナットやロックスリーブなどの移動を伴う構成を有しない接続ロック構造である。このため、図1で説明したように、予め絶縁テープ、絶縁シートなどの絶縁材34と保護テープ、保護シート、収縮チューブ又は射出成型等による電気絶縁材35a,35bにより、ケーブル及びコネクタの電気導体の露出部分を予め被覆しておくことが可能となる。
しかし、上記のように雌コネクタ10と雄コネクタ20が接続された状態では、コネクタの接続をロックしたビス19のヘッド部分が露出する。また、電気導体の露出部分を被覆する電気絶縁材35a,35bは、コネクタの突き合せ部分で互いに突き合わされているだけである。
これらの導体の露出部分は、図1(B)で示したように、予め雄コネクタ20(または雌コネクタ10)上に通しておいた絶縁保護チューブ37を、雌コネクタ10側(または雄コネクタ20側)にスライド移動させる。これにより、導体が露出しているコネクタの突き合せ部分およびビス19のヘッド部分を覆い、電気的に絶縁保護することができる。なお、絶縁保護チューブ37には、電気絶縁材35a,35bと同様な絶縁材料を用いることができる。
また、絶縁保護チューブ37は、弾性があり伸びのある絶縁材で形成することにより、コネクタ上にかぶせるだけで保持させることができるが、必要に応じて接着材で保持固定するようにしてもよい。また、絶縁保護チューブ37の両端部分を、結束帯38を用いて締付け固定するようにしてもよい。この場合、絶縁保護チューブ37は、コネクタを再接続するような場合にも、そのまま再利用することができる。
上記の如く構成されたコネクタ付き電気ケーブルは、電気ケーブル30に雌コネクタ10または雄コネクタ20に圧縮接続して取付け、電気絶縁体35aまたは35bで露出導体部分を絶縁処理するまでの全ての工程は、製造元の工場で行うことができる。したがって、ケーブル布設先の現場では、雌コネクタ10と雄コネクタ20とを嵌合して接続した後、ビス19で接続をロックするだけの単純な作業となる。また、突き合わせ部分を被覆処理する必要がある場合は、予めコネクタ上にかぶせている絶縁保護チューブ37をスライド移動させて、コネクタの突き合わせ部分を被覆するだけの比較的単純な操作により、短時間で被覆処理を行うことができる。したがって、コネクタ接続後の絶縁被覆処理を、スキルを要することなく、しかも安定した品質で行うことができる。
図3は、図2に示すコネクタ付き電気ケーブルの他の例を示す図で、図3(A)は、雌コネクタ10と雄コネクタ20と接続前の状態を示し、図3(B)は接続後の状態を示し、図3(C)は絶縁保護スリーブで保護した状態を示す。
絶縁保護スリーブ37は、チューブ外側に巻き込んで長さ方向の寸法を短くした状態で、雄コネクタ20か雌コネクタ10のいずれかにかぶせておく(図3の例では雄コネクタ側にかぶせる)。
図3(B)に示すようにコネクタ接続した後、絶縁保護スリーブ37の巻き込み部分を雌コネクタ10側に向けて巻き戻して延ばし、コネクタ接続の突き合わせ部分とビス部分を覆って絶縁保護する。この後、図3(C)に示すように、絶縁保護スリーブ37の両端部分を結束帯38で締付けることにより、絶縁保護スリーブ37を固定する。
この構成によれば、絶縁保護スリーブ37をスライド移動させる必要が無く、作業性をさらに高めることができる。
図4は、図2に示すコネクタ付き電気ケーブルのその他の例を示す図で、図4(A)は、雌コネクタ10と雄コネクタ20と接続前の状態を示し、図4(B)は接続後の状態を示し、図4(C)は絶縁保護スリーブで保護した状態を示す。
絶縁保護スリーブ37は、チューブ外側に折り重ねて長さ方向の寸法を1/2と短くした状態で、雄コネクタ20か雌コネクタ10のいずれかにかぶせておく(図4の例では雄コネクタ側にかぶせる)。
図4(B)に示すようにコネクタ接続した後、絶縁保護スリーブ37の巻き重ね部分を雌コネクタ10側に向けて引き延ばし、コネクタ接続の突き合わせ部分とビス部分を覆って絶縁保護する。この後、図4(C)に示すように、絶縁保護スリーブ37の両端部分を結束帯38で締付けることにより、絶縁保護スリーブ37を固定する。
この構成によれば、図3の例と同様に絶縁保護スリーブ37をスライド移動させる必要が無く、作業性をさらに高めることができる。
図5は、本発明によるコネクタ付き電気ケーブルの他の接続形態を示す図で、図5(A)は、雌コネクタ10と雄コネクタ20と接続前の状態を示し、図5(B)は接続後の状態を示し、図5(C)は絶縁保護スリーブで保護した状態を示す。
本例は、絶縁保護スリーブ37は2つに分割して、雄コネクタ20と雌コネクタ10の双方にかぶせておくものである。
図5(B)に示すようにコネクタ接続した後、雄コネクタ20側にかぶせた絶縁保護スリーブ37bと雌コネクタ10側にかぶせた絶縁保護スリーブ37aを、互いに接近するようにスライド移動させ、絶縁保護スリーブ37bの先端部に、絶縁保護スリーブ37aの先端部を被せるにして嵌め込む。これにより、コネクタ接続の突き合わせ部分とビス部分を覆って絶縁保護することができる。そして、絶縁保護スリーブ37aと37bとの重なり部分と、その両端部分で合計3箇所を結束帯38で締付けることにより、絶縁保護スリーブ37a,37bを固定する。
この構成によれば、絶縁保護スリーブ37a,37bの長さを短くでき、スライド移動させる労力も小さく取り扱い性もよい。
図6は絶縁保護スリーブの一例を説明する図である。上述した絶縁保護スリーブ37,37a,37bは、何れも電気絶縁性のある材料で形成され、弾性と伸びを有するものが好ましい。また、絶縁保護スリーブの両端部の内側に環状の突起39を有するものを用いることができる。この環状の突起39は、絶縁保護スリーブを結束帯等でコネクタに締付けたとき、絶縁保護スリーブ内を密封することができ、水分等の浸入を防ぎ電気絶縁性の劣化を防止し、また、絶縁保護スリーブの固定も良好になる。
10…雌コネクタ、11…コネクタ本体、12…圧縮接続部、12a…接続穴、13…ソケット部、14…圧縮補助導体、15…ソケット孔、16…環状溝、17…接触子、17a…接触片、18…ビス孔、19…ビス、20…雄コネクタ、21…コネクタ本体、22…圧縮接続部、22a…接続穴、23…プラグ部、24…圧縮補助導体、25…プラグ、25a…テーパ、25b…段差部、26…溝、27…補強リング、30…ケーブル、31…ケーブル導体、32…シース、33…絶縁体、34…絶縁材、35a…第1の電気絶縁材、35b…第2の電気絶縁材、36…ビス挿入孔、37,37a,37b…絶縁保護チューブ、38…結束帯、39…環状突起。

Claims (5)

  1. 雌コネクタと雄コネクタとが取付けられた電気ケーブルを接続してなるコネクタ付き電気ケーブルであって、
    前記雌コネクタは、ケーブル導体を挿入して圧縮接続された部分と前記雄コネクタのプラグが挿入されるソケット部が一体に形成され、前記ソケット部は外形が均一であり先端に複数個のビス孔を有していて、前記ビス孔は前記雄コネクタが接続されたときに前記プラグの後端に設けられた溝の部分に位置するように設けられ、前記ソケット部の接続面を除く露出導体部分の全面が第1の電気絶縁材で覆われ、前記電気絶縁材にも前記ビス孔と一致するビス挿入孔を設けてなり、
    前記雄コネクタは、ケーブル導体を挿入して圧縮接続された部分と前記雌コネクタのソケット部に挿入されるプラグ部が一体に形成され、前記プラグ部の接続面を除く露出導体部分の全面が第2の電気絶縁材で覆われてなり、
    前記雌コネクタと前記雄コネクタを接続したときに前記第1の電気絶縁材と前記第2の電気絶縁材とが突き合わされていることを特徴とするコネクタ付き電気ケーブル。
  2. 前記第1の電気絶縁材と前記第2の電気絶縁材との突き合せ部分が絶縁保護チューブで覆われていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ付き電気ケーブル。
  3. 前記絶縁保護チューブが、前記雌コネクタと前記雄コネクタの双方にあり、一方の絶縁保護チューブを他方の絶縁保護チューブに被せていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ付き電気ケーブル。
  4. 前記絶縁保護チューブの両端部付近の内側に、前記雌コネクタ及び前記雄コネクタの外周を封止する環状の突起が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタ付き電気ケーブル。
  5. 前記絶縁保護チューブが、結束帯で締め付けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のコネクタ付き電気ケーブル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107478092A (zh) * 2017-08-22 2017-12-15 河北燕兴机械有限公司 一种接插件连接进线机构
CN108155510A (zh) * 2018-01-31 2018-06-12 天津市小猫线缆股份有限公司 一种线缆接线器
KR101944635B1 (ko) * 2017-12-08 2019-01-30 한국공항공사 항공등화용 직선접속제

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