JP2011164016A - 車輪用軸受ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カバー部16とセンサ部23とが、カバー部16の裏面とコネクタ27の開口穴部24内にわたってモールド成形により一体に設けられた合成樹脂部によって一体化されてなる車輪用軸受ユニットである。カバー部16の通孔周縁16cとコネクタ27の開口穴部24の穴内底面25とは、回転輪の回転軸方向Tで重なり合う領域A1を有し、かつカバー部裏面側樹脂部30aと穴部内樹脂部30cとで回転輪の回転軸方向Tから挟み込まれている。従って、合成樹脂部の凝縮時の凝縮力Gで、カバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とによる押圧力が直接及ぶため、コネクタ16とカバー部27との合わせ面に水密状の浸水防止領域A2が形成されている。
【選択図】図2
Description
このため、車体側ハウジングに固定されて常時非回転状態に維持される静止輪(外輪部材)の一端に嵌め込まれたカバー部に、非接触で磁気的に検出するセンサ部を取り付け、そして、車輪に接続されて共に回転する回転輪(内輪部材)の端部に、センサ部と非接触で対峙する被検知部を取り付けることで、車輪の回転速度を検知している。
図5は、回転速度検出装置3を備えた従来の軸受ユニット2の縦断面図で、軸受ユニット2は、静止輪(外輪構成部材4)の内径側に回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)を回転自在に支持して構成されている。
前記外輪構成部材4の内周面に、前記第一の内輪軌道8に対向する第一の外輪軌道11及び前記第二の内輪軌道9に対向する第二の外輪軌道12を、外周面に前記外輪構成部材4を懸架装置に支持するための第二のフランジ13を、それぞれ形成している。
そして、前記第一、第二の内輪軌道8、9と前記第一、第二の外輪軌道11、12との間に、それぞれ複数個ずつの転動体14、14を設け、前記外輪構成部材4の内径側に前記ハブ5及び内輪構成部材6を回転自在に支持している。
カバー部16は、前記一端の外径と略同一の外径で形成された円盤状の本体17と、この本体17の裏面側(図面で左側の面部)に一体に設けた嵌め合い部33とで構成されている。嵌め合い部33は、外輪構成部材4の一端の内周面に水密状に嵌め込んで固定し得る外径を有する円筒状に形成されている。
このエンコーダ19は、支持環20と永久磁石21とで構成されている。
支持環20は、SPCC等の磁性金属板を折り曲げる事により、断面T字形で全体を円環状に形成し、前記内輪構成部材6の内端部外周面にしまりばめで外嵌固定している。
前記永久磁石21は、例えばフェライト粉末を混入したゴムを、前記支持環20を構成する円輪部の内側面に、焼き付け等により添着して成る。永久磁石21は、例えば内輪構成部材6の回転軸方向に着磁すると共に、着磁方向を円周方向にわたり交互に且つ等間隔で変化させている。従って、前記エンコーダ19の内側面には、S極とN極とが円周方向にわたり交互に且つ等間隔で配置されている。
(1)コネクタ27をカバー部16と一体にモールド成形する際の合成樹脂部分の容積を少なくすることで合成樹脂部分の冷却時間を減少させることを目的としたものであり、一体化した際のコネクタ27とカバー部16との合わせ面における浸水防止を何等考慮に入れているものではない。すなわち、モールディングした合成樹脂部の凝縮力によって、コネクタ27とカバー部16とが一体化されるが、コネクタ27の開口穴部24の穴内底面25とカバー部16とが回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)の回転軸方向(図中Tで示す方向)で重なり合う位置にない(図5)ため、コネクタ27の開口穴部24内に入り込んだ合成樹脂部分のカバー部16に掛かる押圧力が極めて弱い。従って、コネクタ27とカバー部16との間(合わせ面)にかかる凝縮力による押圧力が極めて弱いものであったため、この合わせ面からの軸受内への浸水が懸念される。
(2)特許文献1及び2では、カバー部16の裏面16b側にモールド成形された合成樹脂部分30aの側端面32が、嵌め合い部33の内面33aに密着(あるいは溶着)されていた。カバー部16の嵌め合い部33を外輪構成部材4の一端の内面に嵌め込む際には、その嵌め込み完了状態を水密状とするため、その嵌め込み時には多大な圧力が掛かり、その圧力によってカバー部16の裏面16b側の合成樹脂部分30aが変形し、カバー部16とコネクタ27との間(合わせ面)の押圧力が不均一となる虞が考えられる。また、その変形が著しい場合には、カバー部16とコネクタ27との間(合わせ面)に隙間があいてしまうことも考えられる。このような虞を有していることを考えると、カバー部16とコネクタ27との間(合わせ面)からの軸受内へのさらなる浸水が懸念される。
静止輪の内側に対向して設けられ、かつ車輪に接続されて共に回転する回転輪と、
静止輪と回転輪との間に回転可能に組み込まれた複数の転動体と、
回転輪の一端に備えた被検知部と、
静止輪の一端に備えられ、表裏面を貫通する通孔を所定位置に設けたカバー部と、
一端を開放した開口穴部と、開口穴部と連通して他端に貫通した連通路を有するコネクタと、カバー部の裏面側で被検知部と対峙して非接触に配されるセンサ素子と、センサ素子と電気的に接続された端子とで構成されるセンサ部とを含み、
カバー部とセンサ部とが、モールド成形により、カバー部の裏面とコネクタの開口穴部内にわたって一体に設けられた合成樹脂部によって一体化されてなる車輪用軸受ユニットであって、
合成樹脂部は、カバー部の裏面側に設けられてセンサ素子を一体に備えたカバー部裏面側樹脂部と、カバー部裏面側樹脂部と一体でコネクタの連通路内に設けられた連絡樹脂部と、連絡樹脂部と一体でコネクタの開口穴部内に設けられて端子を開口穴部内に突出状に備えた穴部内樹脂部とで構成され、
カバー部の通孔周縁とコネクタの開口穴部の穴内底面とは、回転輪の回転軸方向で重なり合う領域を有し、かつ合成樹脂部のカバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とで回転輪の回転軸方向から挟み込まれ、合成樹脂部の凝縮時の凝縮力で、カバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とによって押圧されることにより、コネクタとカバー部との合わせ面に水密状の浸水防止領域が形成されていることを特徴とする車輪用軸受ユニットとしたことである。
連通路は、突出部の端部にわたって貫通しており、
穴内底面の最大径は、突出部の外径よりも大径に形成されていることを特徴とする車輪用軸受ユニットとしたことである。
嵌め合い部の内面と、カバー部裏面側樹脂部の側端面との間に、所定の隙間を設けたことを特徴とする車輪用軸受ユニットとしたことである。
すなわち、カバー部の通孔周縁とコネクタの開口穴部の穴内底面とが回転輪の回転軸方向で重なり合う領域を有し、かつ合成樹脂部のカバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とで回転輪の回転軸方向から挟み込んでいる構造を有していることから、合成樹脂部の凝縮時の凝縮力が、カバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とによってカバー部を直接押圧する。これにより、コネクタとカバー部との合わせ面に水密状の浸水防止領域が形成されるため、コネクタとカバー部との合わせ面からの軸受内への浸水が確実に防止できる。
また、カバー部が、静止輪の一端の内面に水密状に嵌まる嵌め合い部を有している場合であっても、嵌め合い部の内面とカバー部裏面側樹脂部の側端面との間に所定の隙間を設けた構造を有しているため、カバー部を静止輪の一端に嵌め込む際に多大な圧力が掛かったとしても、その嵌め込み時の圧力が、前記隙間によってカバー部の裏面側の合成樹脂部分には及ばない。よって、嵌め込んだ後も、カバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とによるカバー部への押圧作用が変化しないため、コネクタとカバー部との合わせ面に形成される水密状の浸水防止領域が維持される。
以下、本明細書の実施例では、ハブユニット軸受に本発明を適用した実施の一形態をもって説明する。
なお、本実施形態は、図5に示した従来の回転速度検出装置付きの車輪用軸受ユニットの改良であるため、以下では、改良部分の説明にとどめる。この場合、図5の従来構造と同一の構成については、その構成に付された参照符号と同一の符号を本実施形態に用いた図面上に付すことで、その説明を省略する。
突出部36は、カバー部16の通孔22に水密状に嵌り合う外径とした短尺円筒状に形成されている。この突出部36を有していることから、モールド成形時の位置決めが容易となる。
なお、合成樹脂部(カバー部裏面側樹脂部30a、連絡樹脂部30b、穴部内樹脂部30c)は、コネクタ27よりも低融点の樹脂であるが、本発明の範囲内で設計変更可能である。
カバー部裏面側樹脂部30aは、コネクタ27よりも大径に形成されており、本実施例では、コネクタ27よりも径方向に長く設けられている(図2参照。)。
カバー部16の嵌め合い部33の内面33aと対峙するカバー部裏面側樹脂部30aの側端面32は、カバー部16の嵌め合い部33の内面33aと所定の隙間Sをあけて非接触状態となっている(図2参照。)。
すなわち、穴部内樹脂部30cと、コネクタ27の接続筒部34の穴内底面25及びフランジ筒部35の底面35aと、カバー部16の通孔周縁16cと、カバー部裏面側樹脂部30aとが、回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)の回転軸方向(図中矢印Tで示す方向)で重なり合っている(図2参照。)。
このような構成を採用しているため、合成樹脂部(カバー部裏面側樹脂部30aと連絡樹脂部30bと穴部内樹脂部30c)の凝縮時の凝縮力(図中矢印Gで示す方向の力)は、穴部内樹脂部30cとカバー部裏面側樹脂部30aとによって、穴内底面25の全域とカバー部16の裏面16b側に掛かり、カバー部16を回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)の回転軸方向(図中矢印Tで示す方向)から挟み込むように直接押圧することになる。
これにより、コネクタ27とカバー部16との合わせ面(重なり合う領域A1に存する面部)に水密状の浸水防止領域A2が形成されるため、コネクタ27とカバー部16との合わせ面からの軸受内への浸水が確実に防止できる。
なお、隙間Sは、カバー部16を外輪構成部材4の一端に嵌め込む際に掛かる圧力が、カバー部裏面側樹脂部30aに及ばない程度の間隔をもって形成されていればよく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施例では、コネクタ27のフランジ筒部35の底面35aと接するカバー部16の外面領域、特に穴内底面25と回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)の回転軸方向(図中矢印Tで示す方向)で重なり合うカバー部16の通孔周縁16cの外面領域に複数個の凹凸部38が形成されている。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同じであるためその説明は省略する。
「変形例」
このように構成することで、カバー部16側の凹凸部とコネクタ27側の凹凸部とが互いに噛み合うように押圧されて密着するため、複雑なラビリンスも形成され、さらに高い浸水防止効果が得られる。
また、突出部36も円筒状に限らず、カバー部16の通孔22の孔形状に合わせて設計変更可能である。
すなわち、このような形態であっても、通孔22と連通路26とを同軸状に配してモールド成形可能であればよく、カバー部16の通孔周縁16cとコネクタ27の接続筒部34の開口穴部24の穴内底面25とが回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)の回転軸方向(図中矢印Tで示す方向)で重なり合う領域A1を有し、かつ合成樹脂部のカバー部裏面側樹脂部30aと穴部内樹脂部30cとで回転輪(ハブ5及び内輪構成部材6)の回転軸方向(図中矢印Tで示す方向)から挟み込んでいる構造を有するため、合成樹脂部の凝縮時の凝縮力(図中矢印Gで示す方向の力)は、カバー部裏面側樹脂部30aと穴部内樹脂部30cとによってカバー部16を直接押圧する。よって、本変形例構成であっても、コネクタ27とカバー部16との合わせ面に水密状の浸水防止領域A2が形成されるため、コネクタ27とカバー部16との合わせ面からの軸受内への浸水が確実に防止できる。
3 回転速度検出装置
4 外輪構成部材(静止輪)
5 ハブ(回転輪)
6 内輪構成部材(回転輪)
14 転動体
16 カバー部
16b 裏面
19 エンコーダ(被検知部)
22 通孔
23 センサ部(検知部)
24 開口穴部
25 穴内底面
26 連通路
27 コネクタ
28 センサ素子
29 端子
30a カバー部裏面側樹脂部(合成樹脂部)
30b 連絡樹脂部(合成樹脂部)
30c 穴部内樹脂部(合成樹脂部)
32 カバー部裏面側樹脂部の側端面
33 嵌め合い部
33a 内面
34 接続筒部
35 フランジ筒部
36 突出部
38 凹凸部
A1 重なり合う領域
A2 浸水防止領域
G 凝縮力
T 回転輪の回転軸方向
R1 穴内底面の最大径
R2 突出部の外径
S 所定の隙間
Claims (5)
- 車体側ハウジングに固定されて常時非回転状態に維持される静止輪と、
静止輪の内側に対向して設けられ、かつ車輪に接続されて共に回転する回転輪と、
静止輪と回転輪との間に回転可能に組み込まれた複数の転動体と、
回転輪の一端に備えた被検知部と、
静止輪の一端に備えられ、表裏面を貫通する通孔を所定位置に設けたカバー部と、
一端を開放した開口穴部と、開口穴部と連通して他端に貫通した連通路を有するコネクタと、カバー部の裏面側で被検知部と対峙して非接触に配されるセンサ素子と、センサ素子と電気的に接続された端子とで構成されるセンサ部とを含み、
カバー部とセンサ部とが、モールド成形により、カバー部の裏面とコネクタの開口穴部内にわたって一体に設けられた合成樹脂部によって一体化されてなる車輪用軸受ユニットであって、
合成樹脂部は、カバー部の裏面側に設けられてセンサ素子を一体に備えたカバー部裏面側樹脂部と、カバー部裏面側樹脂部と一体でコネクタの連通路内に設けられた連絡樹脂部と、連絡樹脂部と一体でコネクタの開口穴部内に設けられて端子を開口穴部内に突出状に備えた穴部内樹脂部とで構成され、
カバー部の通孔周縁とコネクタの開口穴部の穴内底面とは、回転輪の回転軸方向で重なり合う領域を有し、かつ合成樹脂部のカバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とで回転輪の回転軸方向から挟み込まれ、合成樹脂部の凝縮時の凝縮力で、カバー部裏面側樹脂部と穴部内樹脂部とによって押圧されることにより、コネクタとカバー部との合わせ面に水密状の浸水防止領域が形成されていることを特徴とする車輪用軸受ユニット。 - コネクタの他端には、カバー部の通孔内に嵌め込まれる突出部を有し、
連通路は、突出部の端部にわたって貫通しており、
穴内底面の最大径は、突出部の外径よりも大径に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪用軸受ユニット。 - カバー部の通孔周縁には凹凸部が形成されて浸水防止領域が構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車輪用軸受ユニット。
- 凹凸部は、カバー部の通孔と同心円状に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車輪用軸受ユニット。
- カバー部は、静止輪の一端の内面に嵌まる嵌め合い部を含み、
嵌め合い部の内面と、カバー部裏面側樹脂部の側端面との間に、所定の隙間を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車輪用軸受ユニット。
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- 2010-02-12 JP JP2010028831A patent/JP5434647B2/ja active Active
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