JP2011158295A - 多分力計のモーメント校正装置及び校正方法 - Google Patents

多分力計のモーメント校正装置及び校正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 多分力計のモーメント校正装置において、精度良く且つ容易にモーメントの校正が行えるようにする。
【解決手段】本発明のモーメント校正装置1は、少なくとも軸に沿った力とこの軸と直交する軸回りのモーメントとの2成分値を計測可能な多分力計5に対してモーメントの校正を行うものであって、多分力計5に対してその基端側が連結されると共に先端側から入力された力を多分力計に伝達する長尺な力伝達部材6と、力伝達部材6の先端側の荷重付与位置Pに対して鉛直方向に沿って且つ力の向きを変えることなく荷重を加える荷重付与手段7と、荷重付与手段7からの鉛直荷重が加わった状態において多分力計5で計測された鉛直方向と直交する方向の軸回りのモーメント値から、鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出する算出部8とを備え、算出部8で算出された真のモーメントを用いて多分力計5のモーメント校正を行うものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、多分力計のモーメント校正装置及び校正方法、特にタイヤ試験装置に設けられる多分力計やタイヤ試験装置から取り外された多分力計を校正するモーメント校正装置及び校正方法に関するものである。
特殊検査、評価・開発用のタイヤ試験装置には、路面に接して回転するタイヤに加わる直交3軸に沿った力(Fx、Fy、Fz)やこれらの軸回りのモーメント(Mx、My、Mz)を計測可能な多分力計が設けられている。この多分力計については、はじめてタイヤ試験装置に組み込む際には校正が必ず行われるし、タイヤ試験装置に組み込まれた後でも所定時間毎且つ頻繁に力やモーメントの計測精度を維持するために校正が行われる。
例えば、特許文献1には多分力計自体を校正する方法や校正するための治具などが開示されている。この校正方法は、多分力計に対してロープとプーリ(滑車)を介して分銅を取り付け、分銅で定められた力や分銅により発生するモーメントを付与し、多分力計を校正するものである。この校正方法は、タイヤ試験装置から取り外された多分力計を単体で校正するものであり、多分力計をタイヤ試験装置に組み込んだまま校正を行うものではない。
一方、多分力計をタイヤスピンドルに内蔵された状態で校正する校正装置もある。例えば、図4は、タイヤを保持するスピンドルシャフトを回転自在に有するタイヤスピンドルに多分力計が内蔵されたタイヤ試験装置について、タイヤスピンドルごと多分力計の校正を行う校正装置を示している。この校正装置は、実際に製造現場で用いられるものである。
この校正装置を用いてモーメントを校正する際は、スピンドルシャフトの先端から軸方向に沿って長尺状の力伝達部材を伸ばし、その先端にロープを取り付け、滑車を介してロープの先端に分銅を結びつけて力伝達部材の先端に上向きに力Fzを加える。このようにすると、分銅の荷重Fzと力伝達部材の長さLとの積に相当するモーメントMxと上向きの力Fzとがタイヤの取付位置にX軸回りに加わる。正確にモーメントだけを多分力計で検出させるには上向きの力Fzが存在しない状態での計測が必要であり、この力Fzを打ち消すためにタイヤの取付位置に対してロープを介して同じ重量の分銅を結びつけて下向きに力Fzを加えることとしている。
このようにすれば、多分力計にはモーメントMxだけが加わり、多分力計におけるモーメントMxの校正が可能となる。
特開昭59−151032号公報
ところで、従来のモーメント校正方法では、多分力計を単体で校正する校正装置を用いるものであっても、多分力計をタイヤスピンドルに内蔵された状態で校正する校正装置をもちいるものであっても、力伝達部材にそれぞれ平行で且つ上下に逆向きに作用する荷重を加えなければならない。そのため、これらの装置には、図4に例示されるようにロープを所定方向(図4では上方)に引っ張るための滑車が必要不可欠になる。
ところが、滑車を用いると、滑車とロープとの間に摩擦力が発生し、この摩擦力が原因となって、モーメント校正の精度を悪くする。加えて、滑車を用いた場合は、滑車のすべり面(軸受け)の摩擦も精度を悪くする原因となる。また、図4の例では、力伝達部材に加わる荷重が鉛直方向から変位すると多分力計に正確にモーメントMxが加わらなくなってしまうため、滑車の取付位置は力伝達部材の鉛直上方に厳密に合わせなければならない。このような滑車の位置合わせは、繊細で手間のかかる作業であり、モーメント校正の作業性を悪くしていた。
また、ロープやワイヤには一般的にねじりが加えられていることが多く、荷重が大きくなるにつれてねじりに由来する捩れ力が発生し、この捩れ力が力伝達部材に加わって多分力計に誤差として加わることがある。これらのような、ロープやワイヤを用いたモーメント校正方法では、上述の摩擦力や捩れ力に由来する大きなヒステリシスが存在するため、このヒステリシスが原因となって高精度なモーメント校正は不可能であった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、モーメントを精度良く且つ効率的に校正することができるタイヤ試験装置に設けられる多分力計のモーメント校正装置及び校正方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の多分力計のモーメント校正装置は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の多分力計のモーメント校正装置は、少なくとも軸に沿った力とこの軸と直交する軸回りのモーメントとの2成分値を計測可能な多分力計に対してモーメントの校正を行うモーメント校正装置であって、前記多分力計に対してその基端側が連結されると共に先端側から入力された力を当該多分力計に伝達する長尺な力伝達部材と、前記力伝達部材の先端側の荷重付与位置に対して鉛直方向に沿って且つ力の向きを変えることなく荷重を加える荷重付与手段と、前記荷重付与手段からの鉛直荷重が加わった状態において前記多分力計で計測された鉛直方向と直交する方向の軸回りのモーメント値から、前記鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出する算出部とを備え、前記算出部で算出された真のモーメントを用いて前記多分力計のモーメント校正を行うことを特徴とする。
このようにすれば、図4のような従来の校正装置に存在していたロープやワイヤのねじれ、またはこれらと滑車との摩擦力等が発生することがなく、また滑車の取付位置を調整する手間も不要となって、タイヤ試験装置に設けられる多分力計のモーメントを精度良く且つ効率的に校正することができる。
また、前記力伝達部材は、前記多分力計に対して水平方向に取り付けられているのが好ましい。このような構成であれば、鉛直方向に荷重を加え易く、装置の構成が複雑になることなくモーメントを正確に校正することが可能となるからである。
なお、前記荷重付与手段は、前記力伝達部材の下方に配備されて当該力伝達部材に上向きの荷重を付与するシリンダと、前記シリンダを荷重付与位置の直下(荷重付与点直下)に位置決めするための支持台と、を有しているのがこのましい。また、シリンダによって力伝達部材に鉛直上向きの荷重を伝達する荷重伝達手段としては、前記シリンダの上端部に設けられた凸状の球面座と、前記力伝達部材の荷重付与位置に形成され、前記球面座と点接触する凹状の球面座とを備えているものを用いればよい。
このようにシリンダを用いて荷重を付与する方法は、分銅を用いる方法より大きな荷重を加える場合に適しており、タイヤ試験装置のように最大で80kN程度の荷重を加えることもできる。また、上述のような荷重付与手段と荷重伝達手段を用いれば、荷重付与位置に常にシリンダが配置でき、力伝達部材に鉛直方向に沿った重荷重を加えることが可能となる。
上述したモーメント校正装置は、取り付けられたタイヤの中心で発生するモーメントを前記多分力計で計測するタイヤ試験装置に好ましくは適用される。
一方、本発明の多分力計のモーメント校正方法は、タイヤ試験装置のスピンドル軸に取り付けられたタイヤの中心で発生するモーメントを計測するべく、スピンドルハウジングに設けられた多分力計の校正方法であって、スピンドルハウジングに設けられた状態の多分力計を上述の多分力計のモーメント校正装置で校正することを特徴とするものである。
また、多分力計のモーメント校正方法は、少なくとも軸に沿った力とこの軸と直交する軸回りのモーメントとの2成分値を計測可能な多分力計に対してモーメントを校正するに際して、前記多分力計に対して長尺な力伝達部材の基端側を取り付けて当該力伝達部材の先端側の荷重付与位置から入力された力を前記多分力計に伝達可能としておき、前記力伝達部材の先端側の荷重付与位置に対して鉛直方向に沿って且つ力の向きを変えることなく荷重を加え、当該鉛直荷重が加わった状態において前記多分力計で計測された鉛直方向と直交する方向の軸回りのモーメント値から前記鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出し、算出された真のモーメントを用いて前記多分力計のモーメント校正を行うものであっても良い。
本発明のモーメント校正装置及び校正方法により、タイヤ試験装置に設けられる多分力計のモーメントを精度良く且つ効率的に校正することができる。
x方向軸回りのモーメントを校正する第1実施形態のモーメント校正装置の正面図である。 x方向軸回りのモーメントを校正する第2実施形態のモーメント校正装置の正面図である。 y方向軸回りのモーメントを校正する第2実施形態のモーメント校正装置の正面図である。 分銅を用いた従来のモーメント校正装置の正面図である。
「第1実施形態」
以下、本発明に係るモーメント校正装置1及び校正方法の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
モーメント校正装置1の構成を説明する前に、まずモーメント校正装置1が取り付けられるタイヤ試験装置2について説明する。
図1に示すように、タイヤ試験装置2は、軸心が左右方向を向くように配備されたスピンドルシャフト3と、このスピンドルシャフト3を支持するハウジング4と、ハウジング4に設けられる多分力計5とを備えている。スピンドルシャフト3とハウジング4との間にはベアリング26が設けられており、ハウジング4に対してスピンドルシャフト3を左右方向を向く軸回りに回転自在に支持している。スピンドルシャフト3の先端(左端)には図示しないリムなどを用いてタイヤTが取り付け可能とされており、ハウジング4に対してスピンドルシャフト3を回転させることで取り付けられたタイヤTを左右方向を向く軸回りに回転できるようになっている。また、ハウジング4はタイヤ試験装置のフレームに支持されている。
ハウジング4の左側端部及び右側端部には、スピンドルシャフト3からハウジング4に加わる力やモーメントを計測する多分力計5(本実施形態では6分力計を例示する)が備えられている。この多分力計5は、本実施形態では互いに距離をあけて配備された内側部材と外側部材とを起歪体で連結した歪ゲージ式の6分力計であり、スピンドルシャフト3にタイヤTを取り付けた際に取り付けられたタイヤTの中心(以降、この中心位置をタイヤ取付位置という)で発生したx方向、y方向及びz方向に沿った力(Fx、Fy、Fz)とこれらの方向に沿った軸回りのモーメント(Mx、Mz)とを計測できるようになっている。
図1に示すように、第1実施形態のモーメント校正装置1は、タイヤ試験装置2の多分力計5で計測される力(荷重)及びモーメントを校正するものであり、入力された力を多分力計5に伝達する力伝達部材6と、この力伝達部材6に対して鉛直方向に沿って荷重を加える荷重付与手段7と、荷重付与手段7からの鉛直荷重が加わった状態において多分力計5で計測されたモーメント値から鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出する算出部8と、を有している。
このモーメント校正装置1は、MxまたはMzのうちどのモーメントを校正する装置かで、力伝達部材6の取り付けや荷重の付与方向などの構成が異なる。そこで、まず力伝達部材6に荷重Fzを加えることでモーメントMxを校正する装置を例に挙げて、本発明のモーメント校正装置1を説明する。
なお、以下の説明において、図1の上下をモーメント校正装置1を説明する際の上下とし、図1の左側及び右側をモーメント校正装置1を説明する際の左側及び右側とする。また、荷重やモーメントの説明では、図1の左右方向をy方向、上下方向をz方向、y方向及びz方向の双方に垂直な方向をx方向と呼ぶことがある。
力伝達部材6は、長尺な棒状に形成された部材であり、左右方向(水平方向)に沿って配備されている。力伝達部材6は、その基端側がスピンドルシャフト3の左側端部にボルト9を用いて連結されており、このスピンドルシャフト3にしっかりと固定されると共にスピンドルシャフト3を介して多分力計5に確実に力を伝達できるようになっている。
力伝達部材6の先端側下面には上方に向かって凹んだ凹部10が形成されており、この凹部10には受け部材11が嵌入している。この受け部材11は後述する荷重伝達手段を構成するものであり、受け部材11の下側には力伝達部材6に荷重を加える荷重付与手段7が設けられている。
荷重付与手段7は力伝達部材6に対して鉛直方向に沿って荷重を加えるものであり、力を付与する経路で力の向きが変わらないような分銅式や油圧式などさまざまな方式のものを用いることができる。本実施形態では、力伝達部材6の下方に配備されてこの力伝達部材6に荷重を付与するシリンダ13とこのシリンダ13を支持する支持台14とを備えた荷重付与手段7が用いられている。
ところで、モーメントを校正する場合においては、力伝達部材6に対して上下方向のいずれかに沿って鉛直荷重を加えて、タイヤ取付位置で所定値のモーメントを発生させる必要がある。ところが、荷重付与手段7により加えられる荷重は、モーメントの発生に必要なものではあるが、モーメントと一緒に多分力計5で検出されてしまいモーメントの高精度な校正を困難にする。そのため、当業者の技術常識として、荷重付与手段7には、モーメントを発生させるために加えられる荷重をキャンセルする荷重を別途加える必要があると考えられていた。このキャンセル用の荷重はモーメントを発生させるために加えられる荷重とは力の作用方向が上下逆である。つまり、力伝達部材6には、モーメント発生用の荷重とキャンセル用の荷重という、作用方向が上下で逆で且つ互いに平行な荷重が必ず加えられることになる。
ところが、このような鉛直方向の荷重を分銅式の荷重付与手段7で加えるためには、ねじりに起因する誤差が生じやすいロープや摩擦に起因する誤差が生じやすい滑車などが必要となる。また、上方への荷重を力伝達部材6に付与する場合には、滑車の取付位置を厳密に合わせて荷重の作用方向を正確に鉛直方向に合わせる必要があるが、付与する荷重が変化すると滑車の取付位置も変えなくてはならないこととなるため、現実的には、滑車の取付位置を正確に鉛直方向に合わせる(言い換えると、付与する荷重の向きを鉛直方向に合わせる)ことは困難である。
そこで、本発明のモーメント校正装置1では、力伝達部材6の先端側に対して、滑車を用いた場合のように力の向きを変えるようなことなく鉛直方向に沿って荷重を加える荷重付与手段7と、この荷重付与手段7からの鉛直荷重が加わった状態において多分力計5で計測されたモーメント値から鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出する算出部8とを設けている。このようにすれば、算出部8で算出された真のモーメントを用いて多分力計5のモーメント校正を行うことができるからである。
具体的には、本実施形態の荷重付与手段7は、力伝達部材6の下方に配備されて力伝達部材6に荷重を付与するシリンダ13と、このシリンダ13を支持し、荷重付与位置の直下に位置決めする支持台14と、を有している。シリンダ13は、力伝達部材6の荷重付与位置Pの下方に常に位置するように配備されている。
シリンダ13は、鉛直方向に沿って伸縮して力伝達部材6に上向きの荷重を付与できるものであり、本実施形態では上下方向に沿って配備されてシリンダロッド15を伸縮可能な油圧シリンダが用いられている。シリンダ13の上側にはシリンダ13から力伝達部材6に加わる荷重を計測する歪ゲージ式の荷重計測器16が配備されており、また下側には、荷重付与方向が鉛直となるように当該シリンダ13を起立状に支持する支持台14が配備されている。
支持台14は、ピンなどの不動部(例えば、駆動していない疑似路面)と位置決めされており、シリンダ13が定められた荷重付与位置Pに常に下方から鉛直上向きの荷重が加わるように位置決めを行っている。この荷重付与位置Pは、スピンドルシャフト3の左側端部から水平方向に一定の距離Lだけ離れた位置、言い替えれば多分力計5から一定の距離だけ離れた位置に設定される。
荷重伝達手段は、力伝達部材6側に設けられた受け部材11に凹状に形成された球面座17と、シリンダ13側に設けられた球面状に形成された凸部(球面座)を持った押し棒21を有している。受け部材11は多分力計5から所定の距離Lにある荷重付与位置Pにおいて力伝達部材に対して下方に形成された凹部10に嵌め込まれている。押し棒21の上端に設けられた凸部は受け部材11の球面座17よりも小さな曲率半径を有した球面からなる球面座を形成している。受け部材11は、球面座17の曲率半径の中心位置が、スピンドルシャフト3の軸方向に見てその回転中心と一致するように凹部10に取り付けられている。これにより、力伝達部材16におけるスピンドルシャフト3の回転方向の位置決め作業が簡易なものとなる。また、受け部材11は、球面座17の球面上で最も上方に向かって凹む点が荷重付与位置Pに位置するように取り付けられている。
算出部8は、荷重付与手段7から鉛直荷重が加わった状態において多分力計5で計測されたモーメント値から鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出するものである。算出部8にはシリンダ13の上側に設けられた荷重計測器16で計測される荷重と、多分力計5で計測される荷重及びモーメント値とが入力されており、この算出部8は入力された荷重及びモーメント値に基づいて算出された真のモーメントを出力できる構成となっている。算出部8には、具体的にはパソコンなどが用いられ、後述するモーメント校正方法に示される処理を行うことができる構成となっている。
ところで、上述した例は力伝達部材6に上向きに鉛直荷重Fzを加えてタイヤ取付位置で発生するモーメントMxを校正する装置であったが、校正しようとするモーメントがy方向軸回りのモーメントMyである場合は、装置の構成が上記したものとは異なってくる。
このようにして上述のモーメント校正装置1では、x方向及びz方向の軸回りのモーメントMx、Mzをそれぞれ計測することができる。
次に、上述のモーメント校正装置1を用いたモーメント校正方法を説明する。このモーメント校正方法は、モーメントMxを校正する場合を例に挙げれば、以下の通りである。
モーメントMxの校正方法は、まず多分力計5(スピンドルシャフト3の左側端部)に対して長尺な力伝達部材6の基端側を取り付けて力伝達部材6の先端側から入力された力を多分力計5に伝達可能としておき、力伝達部材6の先端側に対して鉛直方向に沿って上向きに荷重Fzを加え、この鉛直荷重Fzが加わった状態において多分力計5で計測されたモーメント値から鉛直荷重Fzの影響を排除した真のモーメントMxを算出し、算出された真のモーメントMxを用いて多分力計5のモーメント校正を行うものである。このモーメント校正方法は、具体的には以下の通りに行われる。
まず、タイヤTやこのタイヤTを装着するリムが取り外されたスピンドルシャフト3の左側端部に、ボルト9を用いて力伝達部材6の基端側をしっかりと固定し、力伝達部材6をy方向に沿って水平に配備されるように取り付ける。そして、力伝達部材6の先端側に設けられた受け部材11の下側に荷重付与手段7を配備する。このとき、荷重付与手段7における押し棒21の上側に設けられた凸状の球面座が、荷重付与位置において受け部材11の球面座17に点接触するように荷重付与手段7を配備する。
そして、荷重付与手段7のシリンダ13を伸長させて、力伝達部材6の先端側に鉛直方向に沿って上向きの荷重を付与する。そうすると、シリンダ13の上側に設けられた荷重計測器16で、少なくともシリンダ13により発生する鉛直方向の荷重Fzが計測される。計測された荷重Fzは算出部8に送られる。
一方、荷重付与手段7から上向きの荷重を先端側に付与された力伝達部材6には、タイヤ取付位置に対してx方向の軸回りに力伝達部材6を回動させるモーメントMxが発生する。このモーメントMxは、タイヤ取付位置から荷重付与位置Pまでの距離Lと、力伝達部材6に加わる鉛直荷重Fzとの積となる。
力伝達部材6にはこのモーメントMxだけでなく上向きの鉛直荷重Fzも加わっており、これらは複合荷重として両方ともスピンドルシャフト3を介して多分力計5に伝達する。それゆえ、多分力計5で計測される値は、真のモーメントMxではなく、荷重Fzによる誤差などが含まれたモーメント値Mx’である。
なお、モーメントMzを求める場合には、上述のように力伝達部材6の取り付け方向を変える。そうすれば、モーメントMzをMx同様多分力計5で計測することができる。このようにして計測された各モーメント値Mx’、Mz’は算出部8に送られる。
算出部8では、荷重計測器16から入力された荷重Fx、Fy、Fzと、多分力計5で計測されるFx’、Fy’、Fz’、Mx’、My’、Mz’とに基づいて、真のモーメントMx、My、Mzが算出される。これらの真のモーメントは以下のように算出される。
まず、以下の式(1)に示されるように、多分力計5から実際に出力される6つの出力値(x方向、y方向及びz方向に沿った荷重の出力値Fx’、Fy’、Fz’及びこれらの軸回りのモーメントの出力値Mx’、My’、Mz’)を成分とする行列を行列Eとし、タイヤ取付位置で実際に発生している力(Fx、Fy、Fz)やモーメント(Mx、My、Mz)を成分とする行列を行列Fとおく。
Figure 2011158295
そうすると、行列Eと行列Fとの間には、次の式(2)の関係が成り立つ。
Figure 2011158295
なお、この変換行列C-1は、次のようになる。
Figure 2011158295
上式(1)〜(3)を整理すると、タイヤ取付位置で実際に発生している力及びモーメントは、式(4)のように示される。
Figure 2011158295
上述した式を用いることで、タイヤ取付位置で実際に発生している力及びモーメントを算出することができる。そして、(荷重付与手段7を用いて力伝達部材6に実際に加えられた荷重、言い替えれば荷重計測器16で計測された荷重)×(タイヤ取付位置から荷重付与位置Pまでの距離L)の値と、上式を用いて算出されるモーメントとを比較して両者にずれがあるかどうかを確認する。ずれがある場合は、力伝達部材6や荷重付与手段7が適正に取り付けられているかどうかをチェックした上で、多分力計5の校正を行う。多分力計5の校正は、例えば多分力計5やこの多分力計5からの出力を増幅等する機器(例えば、アンプ類)を調整することで行うことができる。
上述のモーメント校正装置1及び校正方法では、タイヤ取付位置から一定距離にあたる荷重付与位置Pの下方に荷重付与手段7のシリンダ13をピン等によって常時、同じ位置に配備することができ、荷重伝達手段を介してシリンダ13によって力伝達部材6に設けられた荷重付与位置Pにおいて常に上向きの鉛直荷重を加えることができるため、滑車やロープを用いる場合のように荷重に誤差成分が加わることがなく、タイヤ取付位置において所定のモーメントを正確に発生させることができる。それゆえ、ロープやワイヤのねじれまたはこれらと滑車との摩擦力が発生することがなく、また滑車の取付位置の調整が不要となって、タイヤ試験装置2に設けられる多分力計5のモーメントを精度良く校正することができる。
「第2実施形態」
次に、第2実施形態のモーメント校正装置1及び校正方法を説明する。
図2及び図3に示すように、第2実施形態のモーメント校正装置1及び校正方法は、第1実施形態のモーメント校正装置1及び校正方法がスピンドルに内蔵された多分力計5の校正に関するものであったのに対して、タイヤ試験装置2から取り外された多分力計5自体を校正するものである点で第1実施形態と異なっている。
第2実施形態のモーメント校正装置1には、床面や剛性のあるベースプレートのような不動部に対して多分力計5を固定する支持部材27が備えられている。この支持部材27は、鉛直方向を向くように不動部に固定される下部材28と、この下部材28の上端に取り付けられる上部材29とを備えている。この上部材29は、下部材28の上端に取り付けられた基端から水平方向に沿って伸びており、その先端には鉛直方向を向く取付面30が形成されており、この取付面30にタイヤ試験装置2から取り外された多分力計5を取り付けできるようになっている。
この多分力計5の表面にはねじ穴が形成されており、このねじ穴に締結具(ボルト)を挿入することで多分力計5に対して力伝達部材6を水平方向に沿って取り付けることができるようになっている。
第2実施形態のモーメント校正装置1を用いてモーメントの校正方法は、次のようにして行われる。
すなわち、校正すべきモーメントがx方向軸まわりのモーメントMxの場合は、支持部材27の取付面30に取り付けられた多分力計5に対して力伝達部材6をy方向に沿って水平に固定し、第1実施形態の場合と同じようにして上向きに鉛直荷重Fzを加える。そうすると、多分力計5の中心にx方向軸回りのモーメントMxが発生し、その正確な校正が可能となる。
また、校正すべきモーメントがz方向軸まわりのモーメントMzの場合は、多分力計5をy方向軸回りに90°回転させた状態で取付面30に取り付ける。そして、Mxの校正の場合と同じように力伝達部材6をy方向に沿って水平に取り付け鉛直荷重を加えると、多分力計5の中心にx方向軸回りのモーメントMzが発生し、その正確な校正が可能となる。
さらに、校正すべきモーメントがy方向軸まわりのモーメントMyの場合は、多分力計5に対して力伝達部材6をx方向に沿って水平に固定し、第1実施形態の場合と同じようにして上向きに鉛直荷重Fzを加えると、多分力計5の中心にy方向軸回りのモーメントMyが発生し、その正確な校正が可能となる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態ではシリンダ13を用いて鉛直荷重を上方に向かって加える荷重付与手段7を例示したが、鉛直荷重を加える方向は上方だけに限定されず、また荷重を発生させる手段は、ロープと滑車を用いた場合のように力の向きを変えるものでなければシリンダ13でなくても良い。例えば、分銅を力伝達部材に吊して鉛直荷重を下方に向かって加える荷重付与手段7を用いることもできる。
また、上記第1実施形態では、タイヤ試験装置にモーメント校正装置1を取り付けているので、荷重付与手段が疑似路面上に設置されることになるが、タイヤ試験装置からスピンドルハウジングや多分力計からなるスピンドル部を取り外して、このスピンドル部を第2実施形態のような剛性のある支持部材に取り付けて校正作業を行うようにしても良い。この場合、荷重付与手段を第2実施形態と同様に剛性のある不動部に設置すればよい。
1 モーメント校正装置
2 タイヤ試験装置
3 スピンドルシャフト
4 ハウジング
5 多分力計
6 力伝達部材
7 荷重付与手段
8 算出部
9 ボルト
10 凹部
11 受け部材
13 シリンダ
14 支持台
15 シリンダロッド
16 荷重計測器
17 球面座
21 押し棒
22 凹面
26 ベアリング
27 支持部材
28 支持部材の下部材
29 支持部材の上部材
30 取付面
L タイヤ取付位置から荷重付与位置までの距離
P 荷重付与位置
T タイヤ

Claims (5)

  1. 少なくとも軸に沿った力とこの軸と直交する軸回りのモーメントとの2成分値を計測可能な多分力計に対してモーメントの校正を行うモーメント校正装置であって、
    前記多分力計に対してその基端側が連結されると共に先端側から入力された力を当該多分力計に伝達する長尺な力伝達部材と、
    前記力伝達部材の先端側の荷重付与位置に対して鉛直方向に沿って且つ力の向きを変えることなく荷重を加える荷重付与手段と、
    前記荷重付与手段からの鉛直荷重が加わった状態において前記多分力計で計測された鉛直方向と直交する方向の軸回りのモーメント値から、前記鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出する算出部と、
    を備え、
    前記算出部で算出された真のモーメントを用いて前記多分力計のモーメント校正を行うことを特徴とする多分力計のモーメント校正装置。
  2. 前記力伝達部材は、前記多分力計に対して水平方向に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の多分力計のモーメント校正装置。
  3. 前記荷重付与手段は、前記力伝達部材の下方に配備されて当該力伝達部材に上向きの荷重を付与するシリンダと、前記シリンダを荷重付与位置の直下に位置決めするための支持台と、前記シリンダによって前記力伝達部材に対して鉛直上向きの荷重を伝達する荷重伝達手段とを有していることを特徴とする請求項1または2に記載の多分力計のモーメント校正装置。
  4. タイヤ試験装置のスピンドル軸に取り付けられたタイヤの中心で発生するモーメントを計測するべく、スピンドルハウジングに設けられた多分力計の校正方法であって、
    スピンドルハウジングに設けられた状態の多分力計を請求項1〜3のいずれかに記載の多分力計のモーメント校正装置で校正することを特徴とする多分力計のモーメント校正方法。
  5. 少なくとも軸に沿った力とこの軸と直交する軸回りのモーメントとの2成分値を計測可能な多分力計に対してモーメントを校正するに際しては、
    前記多分力計に対して長尺な力伝達部材の基端側を取り付けて当該力伝達部材の先端側の荷重付与位置から入力された力を前記多分力計に伝達可能としておき、
    前記力伝達部材の先端側の荷重付与位置に対して鉛直方向に沿って且つ力の向きを変えることなく荷重を加え、
    当該鉛直荷重が加わった状態において前記多分力計で計測された鉛直方向と直交する方向の軸回りのモーメント値から前記鉛直荷重の影響を排除した真のモーメントを算出し、
    算出された真のモーメントを用いて前記多分力計のモーメント校正を行うことを特徴とする多分力計のモーメント校正方法。
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