JP2011158043A - 圧力開放弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動開弁機能および強制開弁機能を備える圧力開放弁において、スプリングの設定サイズの自由度を大きくすることができ、流入室のデッドスペースを有効活用することができる圧力開放弁を提供する。
【解決手段】センタープレート22の外周部に、流出室7に配置されてスプリング35の一端を保持するスプリングリテーナ部24を一体に設け、流入室6においてセンタープレートの外周部にナット25を螺合し、スプリングリテーナ部およびナットによってダイアフラム21の内周端部を挟持し保持する構造を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体圧力が一定値を超えた場合に開弁動作して圧力を開放する圧力開放弁に関する。本発明の圧力開放弁は例えば、電気温水機用の圧力逃がし弁として用いられ、あるいは水用の圧力逃がし(リリーフ)を必要とする機器に用いられる。また本発明の開放弁は例えば、燃料電池用の圧力開放弁として用いられる。
従来からこの種の圧力開放弁として、図9に示すものが知られており(特許文献1など参照)、この開放弁はその構造ないし機能として、1次側圧力をダイアフラム51によって受圧すると、ダイアフラム51を付勢するスプリング52の荷重に抗して弁座部53が開放方向へリフトする。弁体54の位置は上部のシャフト55の規制により一定位置より移動できないため、1次側圧力が一定値を超えた場合(貯湯タンク内圧の異常上昇)で弁部は開放され、1次側圧力を一定値以下に保持することが可能とされている。また、手動で弁部を強制的に開放するため、レバー56を操作することによりシャフト55を伝達した荷重で弁体54自身を開放方向に移動させることにより、ダイアフラム51の受圧荷重がなく弁座部53の位置が無負荷状態であっても、弁部を開放させることが可能とされている。
しかしながら、上記従来技術では、1次側圧力を受圧するダイアフラム51の内周縁部が、前記弁座部53を形成するセンタープレート57のカシメ部58によってカシメ保持される構造とされるとともに、前記カシメ部58の外周側に別部品であるスプリングリテーナ59が配置されてこのスプリングリテーナ59がスプリング52の一端を受ける構造とされているために、
(1)スプリング52の設定サイズの自由度が小さい(スプリング52の径としてこれをカシメ部58の径よりも大きく設定しなければならず、よってダイアフラム51の内径よりも随分と大きく設定しなければならない)、
(2)流入ポート60に通じる流入室61の一部であってダイアフラム51の図上下方に位置する空間62がデッドスペースとして有効活用されていない、
(3)ケーシング63の内面に設けたストッパ部64に対し前記センタープレート57が当接することにより弁座部53のストローク限が規定される構造とされているために、前記センタープレート57に当接(衝接)に対する耐久性が要求される、
(4)ダイアフラム51はその外周縁部において上下一対のケーシング63間に挟まれることによりケーシング63に対し回り止めされているが、ダイアフラム51はその内周縁部においてケーシング63に対して十分に回り止めされていない。したがって内周縁部にトルクが作用すると、ダイアフラム51が捩れてしまうことがある、
などの不都合がある。
特開2008−138784号公報
本発明は以上の点に鑑みて、上記従来技術と同様に自動開弁機能(1次側圧力が一定値を超えた場合に自動で開弁して圧力を開放する機能)および強制開弁機能(圧力の高低如何にかかわらず手動で強制的に開弁できる機能)を備える圧力開放弁において、スプリングの設定サイズの自由度を大きくすることができ、流入室のデッドスペースを有効活用することができる圧力開放弁を提供することを目的とする。またこれに加えて、センタープレートがストッパ部に直接当接しないためにセンタープレートに衝接に対する耐久性が要求されることがなく、ダイアフラムの内周縁部を十分に回り止めして捩れの発生を抑制することができ、弁体を保持するポペットを大径化してその強度を高めることができ、スプリングが限界まで圧縮してもその内外で流体を流通させることができ、または調整ネジをケーシングに対し十分に回り止めすることができる圧力調整弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による圧力開放弁は、流体の流入ポートおよび流出ポートを設けたケーシングと、前記ケーシングの内部空間を前記流入ポートに通じる流入室と前記流出ポートに通じる流出室とに仕切るように配置された円環状のダイアフラムと、前記ダイアフラムの内周縁部に固定されるとともに流入室側の端部に弁座を設けた環状のセンタープレートと、前記弁座の流入室側に配置されるとともに前記弁座と接離可能とされた弁体と、前記弁座を設けた前記センタープレートを前記弁体へ向けて弾性付勢するスプリングと、前記センタープレートの内周側に軸方向変位可能に配置されるとともに前記弁体を保持したポペットと、前記ポペットの流出室側に配置されるとともに前記ケーシングに設けた軸受部によって円周方向に回転可能かつ軸方向に変位可能に保持されたピストンと、前記ピストンにおける前記ポペットとは反対側の端部に設けられた雄ネジ部と、前記雄ネジ部に螺合するとともに前記ケーシングに対し軸方向変位可能とされた調整ネジと、前記ケーシングの外部に配置されるとともに揺動操作され、前記揺動操作されたときに前記調整ネジ、ピストン、ポペットおよび弁体を軸方向一方に変位させて前記弁体を前記弁座から離間させる強制開弁用レバーとを有し、前記センタープレートの外周部に前記流出室に配置されて前記スプリングの一端を保持するスプリングリテーナ部を一体に設け、前記流入室において前記センタープレートの外周部にナットを螺合し、前記スプリングリテーナ部および前記ナットによって前記ダイアフラムの内周端部を挟持し保持する構造を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2による圧力開放弁は、上記した請求項1記載の圧力開放弁において、前記スプリングに付勢されて前記センタープレートが前記弁体へ向けてストロークしたときに前記ナットが前記ケーシングの内部に設定したストッパ部に当接することにより前記ストロークの一端限が規定される構造が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3による圧力開放弁は、上記した請求項1または2記載の圧力開放弁において、前記ナットは六角ナットであり、前記六角ナットの外周6面のうち180度対称位置の2面を用いる2面幅構造の回り止めが前記ナットおよび前記ケーシング間に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4による圧力開放弁は、上記した請求項1、2または3記載の圧力開放弁において、前記センタープレートの内周側であって前記センタープレートおよび前記ポペット間に復帰スプリングが介装され、前記復帰スプリングの内周側であって前記ポペットの外周部の円周上一部に、前記弁座および前記弁体間を通過した流体を前記流出室へ導くための軸方向流路が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5による圧力開放弁は、上記した請求項1、2または3記載の圧力開放弁において、前記スプリングの他端を保持する環状のスプリング受け面が前記ケーシングの内面に設けられ、前記スプリング受け面の円周上一部に、前記スプリングの内周側から外周側へ流体を導くための径方向流路が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項6による圧力開放弁は、上記した請求項1、2または3記載の圧力開放弁において、前記調整ネジは前記ケーシングに対し回り止めされ、このため前記ケーシングにおける前記軸受部に前記調整ネジへ向けて円周上一部の凸部が設けられるとともに対応して前記調整ネジに円周上一部の凹部が設けられ、前記凸部および前記凹部が係合することにより前記ケーシングに対する前記調整ネジの回り止め構造が設けられていることを特徴とする。
更にまた、本発明の請求項7による圧力開放弁は、上記した請求項4記載の圧力開放弁において、前記ケーシングにおける前記軸受部と調整ネジとの間には、ここにも復帰スプリングが設けられていることを特徴とする。
上記構成を備える本発明の圧力開放弁においては、センタープレートの外周部に流出室に配置されてスプリングの一端を保持するスプリングリテーナ部が一体に設けられるとともに、流入室においてセンタープレートの外周部にナットが螺合され、これらスプリングリテーナ部およびナットによってダイアフラムの内周端部が挟持され保持される構造とされている。したがって上記従来技術との対比においてセンタープレートからカシメ部が省略され、このカシメ部が存在した位置にスプリングリテーナ部が配置されるため、これに伴って小径のスプリングを設置することが可能となる。また、従来デッドスペースであった流入室の一部の空間にナットが配置されるため、この空間を有効活用することが可能となる。ナットとしては空間にゆとりがあるため、入手しやすい市販品を利用することが可能である。
また、このナットは、スプリングに付勢されてセンタープレートが弁体へ向けてストロークするときにダイアフラム内周縁部のストローク前方側に配置される。したがってこのナットをして、ケーシングの内部に設定したストッパ部に当接することによりストロークの一端限が規定される構造とすることにより、上記従来技術におけるセンタープレートに代えて、このナットがストロークの一端限を規定することになり、これに伴ってセンタープレートには当接(衝接)に対する耐久性が要求されないことになる。
また、ナットとしては六角ナットが広く知られており、六角ナットは外周6面を備えているため、このうちの180度対称位置の2面を用いる2面幅構造の回り止めを設定するのに好都合である。そこで本発明では、六角ナットおよびケーシング間に2面幅構造の回り止めを設けることとし、これによりダイアフラムの内周縁部を十分に回り止めする構造とした。
また、本発明は併せ、以下の開放弁構造を提案する。
センタープレートの内周側であってこのセンタープレートおよびポペット間に復帰スプリングが介装され、この復帰スプリングの内周側であってポペットの外周部の円周上一部に、弁座および弁体間を通過した流体を流出室へ導くための軸方向流路が設けられている。この構造によれば、軸方向流路は軸方向に延びる溝状流路で良く、よってポペットが大径化されるため、ポペットの強度を高めることができ、またポペット材質として従来の金属ではなく比較的軽量の樹脂を用いることも可能となる。
スプリングの他端を保持する環状のスプリング受け面がケーシングの内面に設けられ、このスプリング受け面の円周上一部に、スプリングの内周側から外周側へ流体を導くための径方向流路が設けられている。この構造によれば、コイル状のスプリングが限界まで圧縮されてピッチ間が閉ざされても径方向流路を経由してスプリングの内外で流体を流通させることができるため、スプリングが流体流通の阻害要因となるのを防止することが可能となる。
調整ネジがケーシングに対し回り止めされ、この回り止めを実現するためケーシングにおける軸受部に調整ネジへ向けて円周上一部の凸部が設けられるとともに対応して調整ネジに円周上一部の凹部が設けられ、これら凸部および凹部が係合することによりケーシングに対する調整ネジの回り止め構造が設けられている。この構造によれば、スプリングのバネ荷重を調整するためにピストンの雄ネジ部を治具によって回転させるときに、調整ネジが供回りせず、よってバネ荷重の調整精度を安定化させることが可能となる。
尚、本発明の請求項4に係る圧力開放弁は、バネ作用を奏するものとして、上記「弁座を設けたセンタープレートを弁体へ向けて弾性付勢するスプリング」すなわち所謂排水スプリング(請求項1)と上記「復帰スプリング」とを備えるが、後者の復帰スプリングについてはこれを複数設置しても良く、この場合、そのうちの1つは、センタープレートの内周側であってセンタープレートおよびポペット間に設置し、他の1つは、ケーシングにおける軸受部と調整ネジ間に設置するのが好適である。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明の圧力開放弁においては上記したように、センタープレートに一体成形したスプリングリテーナ部とセンタープレートに螺合したナットとの間にダイアフラムの内周縁部を挟持し保持するようにしたために、スプリングの設定サイズの自由度を大きくすることができ、流入室のデッドスペースを有効活用することができる。ナットとして市販品を利用すれば、部品コストを削減することもできる。
また、ストローク一端限の規定構造としてナットがストッパ部に当接し、センタープレートは当接しないため、センタープレートに衝接に対する耐久性が要求されることがない。したがってセンタープレートの材質として金属でなく比較的軽量の樹脂を用いることもできる。
また、ナットとケーシングとの間に2面幅構造の回り止めを設けることにより、ダイアフラムの内周縁部を十分に回り止めし、ダイアフラムに捩れなどの作動不良が発生するのを抑制することができる。
また、復帰スプリングの内周側であってポペットの外周部に軸方向流路を設けることにより、弁体を保持するポペットを大径化してその強度を高めることができる。したがってポペットの材質として金属でなく比較的軽量の樹脂を用いることもできる。
また、ケーシングのスプリング受け面に径方向流路を設けることにより、スプリングが限界まで圧縮してもその内外で流体を流通させることができる。
更にまた、ケーシングにおける軸受部に凸部を設けるとともに対応して調整ネジに凹部を設け、この凸部および凹部の組み合わせよりなる調整ネジの回り止め構造を設けることにより、調整ネジをケーシングに対して十分に回り止めし、スプリングのバネ荷重の調整精度を安定化させることができる。
本発明の実施例に係る圧力開放弁の外観斜視図 同圧力開放弁の縦断面図 同圧力開放弁の内部構造説明図 (A)はスプリングおよびスプリング受け面の説明図、(B)は(A)の状態からスプリングが圧縮せしめられた状態を示す説明図 図2におけるD−D線要部拡大断面図 同圧力開放弁の強制開弁時の状態を示す縦断面図 本発明の他の実施例に係る圧力開放弁の縦断面図 図7におけるE−E線断面図 従来例に係る圧力開放弁の断面図
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)上記自動開弁機能および強制開弁機能を満足させるために従来品においては部品点数が多く、コスト的な問題もあり、サイズについて大きくなる欠点がある。
(2)構成
そこで、本発明では、部品点数をできるかぎり減らし、小型で安価な逃がし弁構造とするため、
(2−1)センタープレートと六角ナットの締結部位をダイアフラム下側に設ける構造とする。
(2−2)また、低圧(無負荷)時に弁体と弁座を付勢するバネをポペット外径部に設置することにより、スプリング固定部品の削減とポペットの樹脂化が可能となる。
(2−3)また、操作レバー部の構造としては調整ネジとリターンスプリングの内径側に回り止めを設けることにより、調整ネジが無負荷状態でも確実にピストンのネジ調整(弁体の位置調整)ができる構造としている。
(2−4)また、カバーと排水スプリングの設置面についてはカバー設置面にリブ形状を設けることにより、スプリングが密着状態に近い場合でも出力側に排水するための流路を確保した形状となる。
(3)効果
(3−1)センタープレートと六角ナットの締結部位をダイアフラム下部で実施する構造(従来はカシメ構造が上側)。
・サイズの小型化
・排水スプリングの設定サイズの自由度が向上
・六角ナットの設定自由度の向上によるコスト削減(特殊サイズ品ではなく、市販品で設定が可能となるため)
(3−2)ポペットを付勢するスプリングを流路外径とする構造(従来は流路内径構造)
・部品点数の削減(内径スプリングでは固定するための部品が必要)
・ポペットの内径部を大きくすることができるため、強度面で従来より有利(よって樹脂化が可能になり部品費低減が実現される)
(3−3)調整ネジの回り止めをリターンスプリングの内径部位に設ける構造
・回り止めがあることにより調整ネジ調整状態での精度向上
・内径部位に設けることにより、カバーに設置された排水スプリング内径内でこの調整ネジ、ピストン、リターンスプリングの設置が可能となり、構造が小型(軸方向で小さく)となる
(3−4)カバーの排水スプリング設置座面をリブ状とする構造
・カバーの設置座面部にリブを追加することにより、排水スプリングの密着に近い状態であっても流路が確保され、安定した排水が可能となる
(4)また、ナットとケーシングとの間に2面幅構造の回り止めを設けることにより、一旦組み立てを実施すれば、ネジが緩まない構造となる。従来はネジ締結部に接着剤やカシメ等を用いていたため、これとの比較においてコストを抑えることが可能となる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係る圧力開放弁の外観斜視図、図2はその初期状態における縦断面図をそれぞれ示している。当該実施例に係る圧力開放弁は以下のように構成されている。
すなわち先ず、図上下半分のボディ2と上半分のカバー3とが組み合わされて当該圧力開放弁のケーシング1が設けられており、ケーシング1は、そのボトム位置に流体の流入ポート4を備えるとともに側面位置に流出ポート5を備えている。また図2に示すようにケーシング1の内部に、その内部空間を流入ポート4に通じる流入室(1次側圧力室)6と流出ポート5に通じる流出室(2次側圧力室)7とに仕切るように円環状のダイアフラム21が架設されており、ダイアフラム21の内周側にセンタープレート22が配置されている。センタープレート22は環状であってかつ筒状の部品とされており、その流入室6側の端部に環状突起状の弁座23が図上下向きに一体に設けられるとともに、その外周面に流出室7側に位置する環状鍔状のスプリングリテーナ部24が一体に設けられている。ダイアフラム21はその外周縁部(固定端部)を前記ボディ2とカバー3の間に挟持されているが、その内周縁部(自由端部)は、前記スプリングリテーナ部24と、流入室6側においてセンタープレート22の外周面に螺合されたナット25との間に挟持されている。尚、ダイアフラム21の内周縁部とナット25との間には、ダイアフラム21傷付き防止のための円環状の保護プレート26が介装されているが、このプレート26は省略されることもある。ナット25としては、図示するように設置スペースに十分なゆとりがあることから、六角ナットの市販品が適宜選択のうえ利用されている。
センタープレート22の内周側に位置してポペット(第一揚弁軸)27が軸方向(図上上下方向であってすなわち弁座23や弁体28の作動方向)ストローク可能に配置されており、その流入室6側の端部に環状の弁体28が弁体カバー29とともに取付ネジ30によって保持されている。弁体28は弁座23の流入室6側に配置されるとともに図上上向き配置とされ、よって弁体28と弁座23は軸方向に対向し、作動時互いに接離して、当該圧力開放弁の開閉動作をなす。
ポペット27は、復帰スプリング(第一復帰スプリング)31を介してセンタープレート22によって保持されている。すなわち図3の部分斜視図に示すようにポペット27は、基本的に一定の径寸法を備える円柱状の部品とされ、その上端部近傍に外向き鍔状のスプリング係合部32が一体に設けられている。またこの係合部32の流入室6側に位置してセンタープレート22の内周面に内向き鍔状のスプリング係合部33が設けられ、この両係合部32,33の間に復帰スプリング31が介装され、これによりポペット27が復帰スプリング31を介してセンタープレート22により保持されている。符号27aは取付ネジ30をねじ込むネジ穴、27bは重量を調整する空洞部、27cは弁体押さえ部である。
また、復帰スプリング31の内周側に位置してポペット27の外周面に、弁開時に弁座23および弁体28間を通過した流体を流出室7へ導くための軸方向流路34が設けられている。すなわちこの流路34は、軸方向に延びる溝状とされかつ前記係合部32の近辺では連続して軸方向に延びる貫通穴状とされ、その上端部はポペット27の上端面27dに開口している。当該実施例ではこの流路34が5本等配状に設けられているが、その形成数などは任意である。
図2の説明に戻って、流出室7に、弁座23を設けたセンタープレート22等の部品群を弁体28の方向へ向けて弾性付勢するスプリング(排水スプリング)35が設けられている。このスプリング35は、センタープレート22に設けた前記スプリングリテーナ部24とその上方のケーシング1との間に介装され、センタープレート22、ダイアフラム21の内周縁部、プレート26およびナット25よりなる部品群を図上下方へ押圧している。尚、流入室6の内面には、ナット25が当接することによりこれらセンタープレート22等の部品群のストロークの一端限(流入室6側へ向けてのストローク限)を規定するストッパ部8が設けられているので、初期状態においてはこのストッパ部8にナット25が当接することによりストロークが停止している。ストッパ部8としては図示するように円周上複数の突起状とされているが、このほか別体のストッパ部品を流入室6内に配置するものであっても良い。
また図4(A)に拡大して示すように、スプリング35の上端部を保持するためケーシング1の内面に設けられた環状凹部状のスプリング受け部9の受け面(受け部底面)9aに、スプリング35の内周側(図では右側)から外周側(図では左側)へ流体を導くための径方向流路10が円周上一部に設けられている。すなわち同図(A)に示すように、コイル状のスプリング35のピッチ間に間隔cがあるときは流体がこのピッチ間の間隔cを通過してスプリング35の内周側から外周側へ流れることができるが、同図(B)に示すようにスプリング35が限度まで圧縮されてピッチ間の間隔cが一時的に消失すると、このとき流体はピッチ間の間隔cを通過することができない。そこで、ケーシング1のスプリング受け面9aに、溝状ないし凹部状を呈する径方向流路10が設けられ、これにより同図(B)に矢印で示すようにこの流路10を経由してスプリング35の内周側から外周側へ流体が流れる構造とされている。当該実施例ではこの流路10が6本等配状すなわち放射状に設けられているが、その形成数などは任意である。
再び図2の説明に戻って、ポペット27の流出室7側に位置してピストン(第二揚弁軸)36が配置されており、このピストン36は、ケーシング1に一体に設けた円筒状の軸受部11によって回転可能にかつ軸方向ストローク可能に保持されている。軸受部11とピストン36との間はOリング等のシール材37によってシールされている。またピストン36の上端部に小径の雄ネジ部38が一体に設けられ、この雄ネジ部38に調整ネジ39が螺合している。
調整ネジ39は、その内周面にネジ穴(雌ネジ部)40を設けた環状部品であって、ケーシング1の外面に設けた軸受穴部12に嵌め込まれ、ケーシング1に対して軸方向ストローク可能であるが、回転はしないようケーシング1に対して回り止めされている。回り止めの構造としては図5に示すように、ケーシング1における軸受部11の上端部に上方すなわち調整ネジ39の方へ向けて円周上一部の凸部13が設けられるとともに、対応して調整ネジ39に円周上一部の凹部41が設けられ、これら凸部13および凹部41が係合することによって調整ネジ39がケーシング1に対して回り止めされている。当該実施例ではこの凸部13および凹部41の組み合わせよりなる回り止め構造が2組等配状に設けられているが、その形成数などは任意である。また、軸受部11と調整ネジ39との間には第二復帰スプリング42が介装されている。
また、調整ネジ39の上端部はケーシング1の外部に突出しており、この調整ネジ39を押圧操作するためのレバー43がケーシング1の外部に設けられている。レバー43は、手動で操作され、図1または図5に示す水平向きの中心軸43bを中心として、図1または図2に示す定常位置(横倒しの状態)から図6に示す作動位置(垂直の状態)までほぼ90度の角度範囲に亙って揺動回転するものであって、図6の作動位置となったときに調整ネジ39を下方へ向けて押圧し、復帰スプリング31,42の弾性に抗してピストン36、ポペット27、取付ネジ30、弁体カバー29および弁体28よりなる部品群を下方へ変位させ、弁体28を弁座23から離間させて弁を強制開放する。また反対に、図6の作動位置から図2の定常位置へ戻すと、復帰スプリング31,42の弾性によりピストン36、ポペット27、取付ネジ30、弁体カバー29および弁体28よりなる部品群が元の位置へ復帰動し、弁が閉弁する。
レバー43は、レバー本体43aを有し、このレバー本体43aの左右側面部に一対の中心軸(回転軸)43bが一体に設けられている。一対の中心軸43bは、ケーシング1の頭部に対応して設けた一対の切欠状の軸穴14に圧入され、すなわちスナップフィット構造によってケーシング1の軸穴14にワンタッチ圧入により組み付けられる構造とされている。
また、レバー43には、ネジ回し等の治具を差し込むための貫通穴状の貫通部43cが定常位置における上下方向に設けられており、その下方に調整ネジ39のネジ穴40とピストン36の雄ネジ部38とが配置されている。したがってレバー43が定常位置にあるときに、貫通部43cからネジ回し等の治具を差し込んで雄ネジ部38を回転させることが可能とされ、これにより調整ネジ39に対する雄ネジ部38のねじ込み量を調整することが可能とされ、これによりスプリング35の初期荷重を調整することが可能とされている。
上記部品群において、ボディ2、カバー3、センタープレート22、ポペット27、ピストン36、調整ネジ39およびレバー43はそれぞれ、その材質を樹脂製とされている。
つぎに、上記圧力開放弁の作動を説明する。
<初期状態および弁閉時>
図2は、上記したように当該圧力開放弁の初期状態を示しており、この初期状態において、ナット25はスプリング35に付勢されてストッパ部8に当接し、センタープレート22、ダイアフラム21の内周縁部、プレート26およびナット25よりなる部品群はストロークの一端限に位置している。弁体28は第一復帰スプリング31に付勢されて弁座23と当接し、よって弁は閉じている。またこの状態において、スプリング35の初期荷重を調整することが可能とされており、すなわちネジ回し等の治具を用いて雄ネジ部38を回転させてピストン36を上方へ後退させると、ピストン36およびポペット27間に後退分の初期クリアランス(図示せず)が設定される。そして当該開放弁が配管(図示せず)に接続されて流入ポート4から低圧の流体が流入すると、流体圧力(1次側圧力)がダイアフラム21、ナット25、センタープレート22、弁体カバー29および取付ネジ30に作用するので、これらの部品群がポペット27および第一復帰スプリング31とともにスプリング35を圧縮しながら流出室7方向へ移動し、初期クリアランスがなくなってポペット27がピストン36に当接すると移動が停止する。流体圧力(1次側圧力)は低い状態(定常の状態)なので、弁は閉じたままで、よって圧力は未だ開放されていない。
<自動開弁時>
上記弁閉状態において流体圧力(1次側圧力)が高まって一定値を上回ると、センタープレート22、ダイアフラム21の内周縁部、プレート26およびナット25よりなる部品群がスプリング35および第一復帰スプリング31を圧縮しながら流出室7方向へ移動する。弁体28は、ポペット27がピストン36に当接していて移動できないので、弁体28から弁座23が離れて開弁する。したがって圧力が開放される。また流体圧力(1次側圧力)が一定値を下回ると、センタープレート22、ダイアフラム21の内周縁部、プレート26およびナット25よりなる部品群がスプリング35および第一復帰スプリング31の弾性により流入室6方向へ復帰動し、弁座23が弁体28に当接し、閉弁する。したがって圧力開放が終了する。尚、このときの開弁圧力の大きさは、上記したようにレバー43に設けた貫通部43cにネジ回し等の治具を差し込んで、調整ネジ39に対する雄ネジ部38のねじ込み量を調整することにより、あらかじめ調整可能とされている。
<強制開弁時>
また、必要に応じて当該圧力開放弁を強制開弁するときには、図6に示すようにレバー43を手動で回転させると、レバー43が調整ネジ39を押圧し、調整ネジ39、ピストン36、ポペット27、取付ネジ30、弁体カバー29および弁体28よりなる部品群が第一および第二復帰スプリング31,42を圧縮しながら流入室6方向へ移動し、弁体28が弁座23から離れるので開弁し、圧力が開放される。開放後、レバー43を定常位置へ戻すと、第一および第二復帰スプリング31,42の弾性によって調整ネジ39、ピストン36、ポペット27、取付ネジ30、弁体カバー29および弁体28よりなる部品群が流出室7方向へ復帰動し、弁体28が弁座23に当接するので閉弁し、圧力開放が終了する。
上記圧力開放弁は、以上のように作動するものであって、発明として以下の作用効果を発揮する点に特徴を有している。
すなわち上記構成の圧力開放弁は、流体の流入ポート4および流出ポート5を設けたケーシング1と、ケーシング1の内部空間を流入ポート4に通じる流入室6と流出ポート5に通じる流出室7とに仕切るように配置されたダイアフラム21と、ダイアフラム21の内周縁部に固定されるとともに流入室6側の端部に弁座23を設けたセンタープレート22と、弁座23の流入室6側に配置されるとともに弁座23と接離可能とされた弁体28と、弁座23を設けたセンタープレート22を弁体28へ向けて弾性付勢するスプリング35と、センタープレート22の内周側に軸方向変位可能に配置されるとともに弁体28を保持したポペット27と、ポペット27の流出室7側に配置されるとともにケーシング1に設けた軸受部11によって円周方向に回転可能かつ軸方向に変位可能に保持されたピストン36と、ピストン36におけるポペット27とは反対側の端部に設けられた雄ネジ部38と、雄ネジ部38に螺合するとともにケーシング1に対し軸方向変位可能とされた調整ネジ39と、ケーシング1の外部に配置されるとともに揺動操作され、揺動操作されたときに調整ネジ39、ピストン36、ポペット27および弁体28等よりなる部品群を軸方向一方に変位させて弁体28を弁座23から離間させる強制開弁用のレバー43とを有し、センタープレート22の外周部に流出室7に配置されてスプリング35の一端を保持するスプリングリテーナ部24が一体に設けられるとともに、流入室6においてセンタープレート22の外周部にナット25が螺合され、これらスプリングリテーナ部24およびナット25がダイアフラム21の内周端部を挟持し保持する構造とされている。したがって自動開弁機能および強制開弁機能を備える圧力開放弁において、上記従来技術との対比においてセンタープレート22からカシメ部が省略され、このカシメ部が存在した位置にスプリングリテーナ部24が配置されるため、これに伴って小径のスプリング35を設置することが可能とされている。したがってスプリング35の設定サイズの自由度を大きくすることができ、また従来デッドスペースであった流入室6の一部の空間にナット25が配置されるため、この空間を有効に活用することができる。したがってこれらのことから、弁の小型化などを実現することができる。またナット25として市販品を利用することにより、部品コストを削減することもできる。
また、上記構成の圧力開放弁においては、スプリング35に付勢されてセンタープレート22が弁体28へ向けてストロークしたときにナット25がケーシング1の内部に設定したストッパ部8に当接することによりストロークの一端限が規定される構造が設けられている。したがってストローク一端限の規定構造としてナット25がストッパ部8に当接し、センタープレート22は当接しないため、センタープレート22に衝接に対する耐久性が要求されることがない。したがってセンタープレート22の材質として金属でなく比較的軽量の樹脂を用いることもできる。
また、上記構成の圧力開放弁においては、センタープレート22の内周側であってセンタープレート22およびポペット27間に復帰スプリング31が介装され、復帰スプリング31の内周側であってポペット27の外周部の円周上一部に、弁座23および弁体28間を通過した流体を流出室7へ導くための軸方向流路34が設けられている。したがってポペット27を大径化してその強度を高めることができ、ポペット27の材質として金属でなく比較的軽量の樹脂を用いることもできる。
また、上記構成の圧力開放弁においては、スプリング35の他端を保持する環状のスプリング受け面9aがケーシング1の内面に設けられ、スプリング受け面9aの円周上一部に、スプリング35の内周側から外周側へ流体を導くための径方向流路10が設けられている。したがってスプリング35が限界まで圧縮してもその内外で流体を流通させることができる。
また、上記構成の圧力開放弁においては、調整ネジ39がケーシング1に対し回り止めされ、このためケーシング1における軸受部11に調整ネジ39へ向けて円周上一部の凸部13が設けられるとともに対応して調整ネジ39に円周上一部の凹部41が設けられ、これら凸部13および凹部41が係合することによりケーシング1に対する調整ネジ39の回り止め構造が設けられている。したがって調整ネジ39をケーシング1に対して十分に回り止めし、スプリング35のバネ荷重の調整精度を安定化させることができる。
尚、そのほかの構造として、上記したようにダイアフラム21についてはその捩れの発生が懸念されるところ、上記圧力開放弁では、ケーシング1の流入室6内にナット25が配置されるため、このナット25として六角ナットを用い(上記したように市販品でも良い)、この六角ナットを用いてダイアフラム21の内周縁部を回り止めすることが考えられる。
すなわち図7および図8に示すように、六角ナット25が備える外周6面の平面25a〜25fのうちの180度対称位置の2面25a,25dを用い、この2面25a,25dの幅と略同等の幅を備える2面幅状の内周平面1a,1dをケーシング1の流入室6の内面に設け、これらを互いに係合することにより2面幅構造の回り止めを設定する。このようにすればナット25、センタープレート22、ダイアフラム21の内周縁部およびプレート26よりなる部品群がケーシング1に対して回り止めされるため、ダイアフラム21に円周方向の捩れが発生するのを抑えることができる。
1 ケーシング
1a,1d 内周平面
2 ボディ
3 カバー
4 流入ポート
5 流出ポート
6 流入室
7 流出室
8 ストッパ部
9 スプリング受け部
9a スプリング受け面
10 径方向流路
11 軸受部
12 軸受穴部
13 凸部
14 軸穴
21 ダイアフラム
22 センタープレート
23 弁座
24 スプリングリテーナ部
25 ナット
25a〜25f 外周平面
26 プレート
27 ポペット
28 弁体
29 弁体カバー
30 取付ネジ
31 復帰スプリング
32,33 スプリング係合部
34 軸方向流路
35 スプリング
36 ピストン
37 シール材
38 雄ネジ部
39 調整ネジ
40 ネジ穴
41 凹部
42 第二復帰スプリング
43 レバー

Claims (7)

  1. 流体の流入ポートおよび流出ポートを設けたケーシングと、前記ケーシングの内部空間を前記流入ポートに通じる流入室と前記流出ポートに通じる流出室とに仕切るように配置された円環状のダイアフラムと、前記ダイアフラムの内周縁部に固定されるとともに流入室側の端部に弁座を設けた環状のセンタープレートと、前記弁座の流入室側に配置されるとともに前記弁座と接離可能とされた弁体と、前記弁座を設けた前記センタープレートを前記弁体へ向けて弾性付勢するスプリングと、前記センタープレートの内周側に軸方向変位可能に配置されるとともに前記弁体を保持したポペットと、前記ポペットの流出室側に配置されるとともに前記ケーシングに設けた軸受部によって円周方向に回転可能かつ軸方向に変位可能に保持されたピストンと、前記ピストンにおける前記ポペットとは反対側の端部に設けられた雄ネジ部と、前記雄ネジ部に螺合するとともに前記ケーシングに対し軸方向変位可能とされた調整ネジと、前記ケーシングの外部に配置されるとともに揺動操作され、前記揺動操作されたときに前記調整ネジ、ピストン、ポペットおよび弁体を軸方向一方に変位させて前記弁体を前記弁座から離間させる強制開弁用レバーとを有し、
    前記センタープレートの外周部に前記流出室に配置されて前記スプリングの一端を保持するスプリングリテーナ部を一体に設け、前記流入室において前記センタープレートの外周部にナットを螺合し、前記スプリングリテーナ部および前記ナットによって前記ダイアフラムの内周端部を挟持し保持する構造を有することを特徴とする圧力開放弁。
  2. 請求項1記載の圧力開放弁において、
    前記スプリングに付勢されて前記センタープレートが前記弁体へ向けてストロークしたときに前記ナットが前記ケーシングの内部に設定したストッパ部に当接することにより前記ストロークの一端限が規定される構造が設けられていることを特徴とする圧力開放弁。
  3. 請求項1または2記載の圧力開放弁において、
    前記ナットは六角ナットであり、前記六角ナットの外周6面のうち180度対称位置の2面を用いる2面幅構造の回り止めが前記ナットおよび前記ケーシング間に設けられていることを特徴とする圧力開放弁。
  4. 請求項1、2または3記載の圧力開放弁において、
    前記センタープレートの内周側であって前記センタープレートおよび前記ポペット間に復帰スプリングが介装され、前記復帰スプリングの内周側であって前記ポペットの外周部の円周上一部に、前記弁座および前記弁体間を通過した流体を前記流出室へ導くための軸方向流路が設けられていることを特徴とする圧力開放弁。
  5. 請求項1、2または3記載の圧力開放弁において、
    前記スプリングの他端を保持する環状のスプリング受け面が前記ケーシングの内面に設けられ、前記スプリング受け面の円周上一部に、前記スプリングの内周側から外周側へ流体を導くための径方向流路が設けられていることを特徴とする圧力開放弁。
  6. 請求項1、2または3記載の圧力開放弁において、
    前記調整ネジは前記ケーシングに対し回り止めされ、このため前記ケーシングにおける前記軸受部に前記調整ネジへ向けて円周上一部の凸部が設けられるとともに対応して前記調整ネジに円周上一部の凹部が設けられ、前記凸部および前記凹部が係合することにより前記ケーシングに対する前記調整ネジの回り止め構造が設けられていることを特徴とする圧力開放弁。
  7. 請求項4記載の圧力開放弁において、
    前記ケーシングにおける前記軸受部と調整ネジとの間には、ここにも復帰スプリングが設けられていることを特徴とする圧力開放弁。
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