JP2011152288A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役抽選テーブル62は、遊技媒体の投入数が3枚であるときに用いられる役抽選テーブル62Aと、遊技媒体の投入数が1枚又は2枚であるときに用いられるとともに特別役(1BB及びRB)の当選確率が高く設定された役抽選テーブル62C又は62Dとを備える。遊技状態として、第1遊技状態(通常確率遊技かつ非RT遊技)及び第2遊技状態(高確率遊技かつ非RT遊技、又は高確率遊技かつRT遊技)を備え、第1遊技状態では、遊技媒体の投入数3枚で遊技が可能であるが、遊技媒体の投入数1枚又は2枚では遊技ができないように設定され、第2遊技状態では、遊技媒体の投入数1枚又は2枚で遊技が可能に設定されている。
【選択図】図1
Description
この技術では、リプレイの当選確率が高確率に設定された役抽選テーブルが用いられると(RT遊技)、メダル所有枚数を減らすことなく特別役の当選を待つことができる。
しかし、従来より知られている弾球遊技機の確率変動遊技をそのままスロットマシンに適用したのでは、目新しさがなく、弾球遊技機と本質的に異なるスロットマシンの特有の特徴(遊技者がストップスイッチを操作してリールを止めることで初めて役が入賞する等)を発揮させるには不十分である。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、スロットマシンで確率変動遊技を実行するとともに、その実行にあたり、スロットマシン本来の特徴を生かすことである。
ことである。
請求項1の発明は、1遊技での遊技媒体(メダル)の投入数として、少なくともM及びNの2種類(1枚、2枚又は3枚)が設けられており、遊技者にとって有利となる特別遊技(1BB遊技又はRB遊技)に移行するための特別役(1BB又はRB)を含む役の当選確率を定めた役抽選テーブル(62)と、前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段(61)とを備え、前記役抽選テーブルは、遊技媒体の投入数がM(3枚)であるときに用いられる第1役抽選テーブル(62A)と、遊技媒体の投入数がN(1枚又は2枚)であるときに用いられるとともに、前記特別役の当選確率が前記第1役抽選テーブルよりも高く設定された第2役抽選テーブル(62C又は62D)とを備え、遊技状態として、第1遊技状態(通常確率遊技かつ非RT遊技)及び第2遊技状態(高確率遊技かつ非RT遊技、又は高確率遊技かつRT遊技)を備え、前記第1遊技状態では、遊技媒体の投入数Mで遊技が可能であるが、遊技媒体の投入数Nでは遊技ができないように設定され、前記第2遊技状態では、遊技媒体の投入数Nで遊技が可能に設定されていることを特徴とする。
請求項1の発明においては、遊技媒体の投入数に応じて特別役の当選確率を変化させ、第1遊技状態では、遊技媒体の投入数Mで遊技が可能であるが、遊技媒体の投入数Nでは遊技ができない(高確率遊技ができない)ようにし、第2遊技状態では、遊技媒体の投入数Nで遊技を可能(高確率遊技が可能)とする。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技(メイン)制御手段50と演出(サブ)制御手段70とを備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。本実施形態では、1遊技での最大メダル投入枚数は3枚に設定されており、1枚投入スイッチ40a、2枚投入スイッチ40b、及びマックスベット(最大で3枚)スイッチ40cの3つを備えている。
ここで、例えば当該遊技で投入可能なメダル枚数が1枚の場合には、1枚投入スイッチ40aのみの操作を受け付けるようにしてもよいが、マックスベット用スイッチ40cを操作してもメダルが1枚投入されるようにしてもよい。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインL1〜L5のうち、一部のみを有効ライン(残りを無効ライン)に設定してもよい。
また、有効ラインは、図3で示した直線形に限らず、V形(上段−下段−上段)、逆V形(下段−上段−下段)、L形(上段−下段−下段)等、種々の態様が挙げられる。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役、リプレイ及び遊技状態移行役を除く)。
また、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
本実施形態では、図4に示すように、遊技状態移行役として、遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cの3種類が設けられている。
なお、どのような遊技状態からどのような遊技状態に移行するかについては後述する。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
そして、設定変更モードでは所定の表示部に、現在の設定値が表示される。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
なお、設定値記憶手段60aに記憶された設定値は、演出制御手段70に送信され、演出制御手段70側でも設定値が設定される。
また、高確率遊技(後述)中にスロットマシン10の電源をオフにし、設定変更モードで立ち上げた場合には、高確率遊技をオフにすることが可能である。高確率解除スイッチ44bをオンにすると、それまでの高確率遊技が、次の電源投入時は通常確率遊技に設定される。
そして、RT遊技中は、RTフラグ69aがオンの状態となっているが、設定変更モード中にRT解除スイッチ44aをオンにすると、その信号が遊技状態制御手段69に送信され、RTフラグ69aはオンからオフになる。
一方、設定変更モード時に高確率解除スイッチ44bのみをオンにしたときは、次の電源投入時は、RT遊技かつ通常確率遊技となる。
さらにまた、設定変更モード時にRT解除スイッチ44a及び高確率解除スイッチ44bの双方をオンにしたときは、次の電源投入時は、非RT遊技かつ通常確率遊技となる。
ここで「RT(Replay Time )遊技」とは、広義にはリプレイの当選確率が非RT遊技と異なる遊技状態をいい、狭義にはリプレイの当選確率が非RT遊技よりも高い遊技状態をいう。そして、本実施形態のRT遊技は、後者である。
役抽選テーブル62Aでは、特別役(1BBA、1BBB、及びRB)、小役1、小役2、小役3、リプレイ、遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cの各単独当選が設けられている。
なお、特別役と小役やリプレイとが重複当選したり、複数種類の小役又はリプレイが重複当選するように設定することも挙げられるが、本実施形態では、説明の簡素化のため、単独当選のみとしている。
特に本実施形態では、特に1BBの当選確率が(RBと比較して)高くなるように設定されている。
また、役抽選テーブル62Cでは、遊技状態移行役Cは抽選されない。
また、役抽選テーブル62Dでは、遊技状態移行役Aは抽選されない。
なお、本実施形態では、すべての役抽選テーブル62A〜62Dにおいてリプレイの当選確率が異なるように設定しているが、役抽選テーブル62Aと62Cとでは同一値に設定してもよい。同様に、役抽選テーブル62Bと62Dとでは同一値に設定してもよい。
これに対し、本実施形態では、各遊技状態ごとにメダル投入枚数が定められており(この点については後述する)、上述の各役抽選テーブル62は、それぞれ所定のメダル投入枚数のときの各役の当選確率を示している。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、1BBA、1BBB、RB、小役1、小役2、小役3、リプレイ、遊技状態移行役A、遊技状態移行役B、及び遊技状態移行役Cの各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。例えば、リプレイに当選したときは、リプレイに係る当選フラグ63aがオンとなり、それ以外の役の当選フラグ63aはオフのままである。
これに対し、特別役の当選は持ち越されるので、当該遊技で特別役に当選し、当選した特別役に係る当選フラグ63aがオンになったときは、その特別役が入賞するまでオンの状態が維持され、その特別役が入賞した時点でオフにされる。
そして、タイマー64aによる計測結果が所定時間に到達していないと判断したときは、所定時間に到達した後にリール31の回転を開始するように制御する(ウエイト手段)。
通常確率遊技かつ非RT遊技、内部中遊技、及び特別遊技中は、上記所定時間は「4.1秒」に設定されている。また、通常確率遊技かつRT遊技、及び高確率遊技かつ非RT遊技は、上記所定時間は「3秒」に設定されている。さらにまた、高確率遊技かつRT遊技では、上記所定時間は「0秒」に設定されている。すなわち、高確率遊技かつRT遊技では、どんなに高速で遊技を消化しても、ウエイトがかかることはない。
さらに高確率遊技かつRT遊技では、通常確率遊技かつRT遊技や、高確率遊技かつ非RT遊技よりもさらに1遊技時間を短縮することができる。
1BBAテーブルは、1BBA(のみ)の当選フラグ63aがオンであるとき(非内部中遊技で1BBAに当選したとき、又は1BBAの内部中遊技で役の非当選時)に用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
なお、これに限らず、当選を持ち越している特別役を優先して入賞させるように制御することも可能である。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」及び「RP」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、常に、所望の有効ラインに「ベル」又は「RP」の図柄を停止させることができる。よって、小役3、リプレイ、遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cの当選時には、常にこれらの役を入賞させることができる。
一方、「赤7」、「青7」、「BAR」、「スイカ」、及び左リール31の「チェリー」の各図柄については、間隔が5図柄を超えて配置されている。これにより、1BB、RB、小役1及び小役2の当選時には、当選役に対応する図柄が有効ラインに停止するタイミングでストップスイッチ42が操作されなければ、当選役に対応する図柄の組合せは有効ラインに停止しない。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段66は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル65を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
遊技中に、1BB(1BBA又は1BBB)に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技から1BB遊技を開始するように制御する。
1BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Fを用いて役の抽選が行われる。これにより、1BB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
RB遊技では、上述した役抽選テーブル62Fを用いて役の抽選が行われる。これにより、RB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段68は、RB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
図8は、各遊技状態間の移行を説明する図である。
図8において、通常確率遊技かつ非RT遊技、通常確率遊技かつRT遊技、高確率遊技かつ非RT遊技において遊技状態移行役Aが入賞すると、次遊技から、高確率遊技かつRT遊技に移行するように制御する。
さらに、通常確率遊技かつ非RT遊技、通常確率遊技かつRT遊技、及び高確率遊技かつRT遊技において遊技状態移行役Cが入賞すると、次遊技から、高確率遊技かつ非RT遊技に移行するように制御する。
これに対し、RB遊技の終了後は、遊技状態制御手段69は、次遊技から、遊技状態を通常確率遊技かつ非RT遊技に移行するように制御する。
特に本実施形態では、通常確率遊技かつRT遊技、又は高確率遊技かつ非RT遊技に移行したときは、30ゲーム継続される。そして、30ゲームの消化後に通常確率遊技かつ非RT遊技に移行する。
したがって、例えば高確率遊技かつRT遊技に移行し、50ゲームを消化する前に遊技状態移行役Bが入賞したときは、当該遊技で高確率遊技かつRT遊技を終了し、次遊技から、通常確率遊技かつRT遊技に移行し、その遊技状態が30ゲーム継続される。
また、高確率遊技かつ非RT遊技に移行した後、30ゲームを消化する前に遊技状態移行役A又は遊技状態移行役Bが入賞したときは、それぞれ高確率遊技かつRT遊技、又は通常確率遊技かつRT遊技に移行する。
よって、その遊技状態における遊技回数の消化よりも、遊技状態移行役の入賞が優先される。
さらにまた、遊技状態制御手段69は、当該遊技が高確率遊技であるか否かを判断するための高確率フラグ69bを備える。高確率フラグ69bは、高確率遊技中はオンとなり、通常確率遊技中はオフにされるフラグである。
まず、設定変更スイッチ44等の操作を行うことなくスロットマシン10の電源が投入されると、遊技状態制御手段69は、遊技状態を電源切断前の遊技状態に設定するように制御する。
さらにまた、高確率遊技かつ非RT遊技で電源が切断され、設定変更スイッチ44の操作時に高確率解除スイッチ44bがオンにされてスロットマシン10の電源が投入されると、遊技状態制御手段69は、遊技状態を通常確率遊技かつ非RT遊技に設定するように制御する。
また、高確率解除スイッチ44bのみがオンにされてスロットマシン10の電源が投入されると、遊技状態制御手段69は、遊技状態を通常確率遊技かつRT遊技に設定するように制御する。
ここで、従来のスロットマシンでは、設定変更が行われると、設定値が記憶されたRAMのデータが初期化(RAMクリア)されるので、それに伴ってRT遊技が強制終了する場合があった。
しかし、本実施形態のようにRT解除フラグ44a及び高確率解除フラグ44bを独立して持ち、設定変更時に高確率遊技及びRT遊技をクリアするか否かを選択できるようにすれば、設定変更の有無をよりわかりにくくすることができる。
まず、RTフラグ69a及び高確率フラグ69bの双方がオフであるとき、すなわち通常確率遊技かつ非RT遊技中は、メダル投入枚数を3枚に規制する(1枚又は2枚で遊技を行うことができないように設定される)。
さらにまた、RTフラグ69a及び高確率フラグ69bの双方がオンであるとき、すなわち高確率遊技かつRT遊技中は、メダル投入枚数を1枚に規制する(2枚又は3枚で遊技を行うことができないように設定される)。
このようなことを防止するためには、内部中遊技では、それ以前の非内部中遊技でのメダル投入可能枚数を維持するように制御してもよい。
通常確率遊技かつ非RT遊技における投入可能なメダル枚数と、高確率遊技かつ非RT遊技における投入可能なメダル枚数とを同一したときも同様である。
演出制御手段70の演出パターン記憶手段71は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。そして、演出制御手段70の演出パターン選択手段72は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、遊技状態に応じて、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
特に本実施形態における遊技状態の有利さは、
「通常確率遊技かつ非RT遊技」<「通常確率遊技かつRT遊技」<「高確率遊技かつ非RT遊技」<「高確率遊技かつRT遊技」<「RB遊技」<「1BB遊技(1BBB入賞時)」<「1BB遊技(1BBA入賞時)」
の順となる。
また、これらの有利な遊技状態は、(遊技状態移行役の入賞を除けば)所定遊技回数を消化することにより終了し、その後は通常確率遊技かつ非RT遊技に移行する。したがって、所定遊技回数の期間中は、遊技者に高い期待を与えることができる。
外部情報処理装置100は、スロットマシン10の外部情報送信基板(中継基板又は外部集中端子板ともいう。図示せず。)と電気的に接続され、スロットマシン10から送信されてくる遊技履歴情報を受信し、必要な情報を表示等する。ここで、遊技履歴情報は、遊技回数の情報や、特別役が入賞した旨の情報(特別役の入賞回数)等である。
そして、遊技者は、外部情報処理装置100を見ることで、そのスロットマシン10の遊技履歴、例えば当日又は前日(あるいは過去数日間の場合もある)における1日のトータル遊技回数や、特別役の入賞回数等を知ることができる。
図9は、外部情報処理装置100の配置及び表示例を示す図である。
<第2実施形態>
第1実施形態では、通常確率遊技かつRT遊技、及び高確率遊技かつ非RT遊技は30ゲーム継続し、高確率遊技かつRT遊技は50ゲーム継続するようにした。
これに対し、第2実施形態では、差枚数(メダルの払出し枚数から投入枚数を引いた枚数)が所定値に到達したときに、上記の各遊技状態を終了し、通常確率遊技かつ非RT遊技に移行するように制御する。
このように制御すれば、一定期間での出玉が極端に高くなってしまうことを防止することができ、出玉の均一化を図り、風俗営業法規則にも確実に適合させることができる。
第1実施形態では、遊技状態移行役に当選したときは必ず入賞するようにし、遊技状態を移行するようにした。
これに対し、第3実施形態では、遊技状態移行役と制御役とを当該遊技で重複(同時)当選させ、遊技状態移行役が入賞する場合と入賞しない場合とを作り出し、遊技状態移行役が入賞した場合のみ、遊技状態を移行するように制御する。
報知方法としては、例えば遊技状態移行役Aと制御役1とに重複当選したときは、画像表示装置23に、「左中右の順で押せ!」等の報知を行う。
なお、遊技状態移行役B及び遊技状態移行役Cについても、遊技状態移行役Aと同様に制御役を当該遊技で重複当選させるようにする。
上記第3実施形態では、遊技状態移行役Aの非入賞時であっても制御役1〜制御役3は入賞しないように制御される。
しかし、制御役1〜制御役3をそれぞれ所定の図柄の組合せに設定し、ストップスイッチ42の押し順が正しいときは遊技状態移行役Aが入賞し、ストップスイッチ42の押し順が正しくないときは重複当選したいずれかの制御役1〜制御役3が入賞するようにしてもよい。
また、役の重複入賞の例については、後述する第11実施形態で説明する。
例えば、遊技状態移行役Aと制御役とが重複入賞して高確率遊技かつRT遊技に移行したときは、その遊技の遊技回数を100ゲームに設定し、遊技状態移行役Aのみが入賞して高確率遊技かつRT遊技に移行したときは、その遊技の遊技回数を50ゲームに設定すること等が挙げられる。
第1実施形態では、通常確率遊技かつRT遊技、高確率遊技かつ非RT遊技、又は高確率遊技かつRT遊技中に遊技状態移行役が入賞しても、通常確率遊技かつ非RT遊技には転落しないようにしている。
しかし、本実施形態では、通常確率遊技かつRT遊技、高確率遊技かつ非RT遊技、及び高確率遊技かつRT遊技中において遊技状態移行役Dを抽選し、遊技状態移行役Dに当選又は入賞したときは、通常確率遊技かつ非RT遊技に移行するように制御する。
このようにすれば、遊技者にとって不利な遊技状態に転落する可能性があるので、遊技者に対し、緊張感を持たせつつ遊技を行わせることができる。
第5実施形態では、複数種類の遊技状態移行役同士を重複当選させ、第3実施形態と同様にストップスイッチ42の押し順によって、異なる遊技状態移行役が入賞するようにしたものである。
図11は、第5実施形態における遊技状態移行役の当選態様と、ストップスイッチ42の押し順によって入賞する遊技状態移行役との関係を示す図である。
第1実施形態では、遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cの当選時は、常に入賞するように設定されている。しかし、第6実施形態では、遊技状態移行役を、取りこぼしが発生する役に設定する。特に、取りこぼす確率が高い図柄の組合せに設定している。
図12は、第6実施形態における遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cとその図柄の組合せを示す図である。なお、特別役、小役及びリプレイについては第1実施形態と同一である。
図12に示すように、遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cを構成する図柄は、各リール31に1個しか設けられていない図柄(特別役に係る図柄)からなる。
これにより、遊技状態移行役の当選時に遊技状態移行役が入賞する確率が低くなるので、遊技状態の移行を遊技者にわからないようにすることができる。
本実施形態では、遊技状態移行役の当選時には常に遊技状態移行役が入賞するように制御するが、遊技状態移行役の入賞を遊技者にわかりにくくしたものである。
例えば遊技状態移行役Aの図柄の組合せを、
「青7/赤7/BAR/RP」−「チェリー」−「スイカ」(左リール31は、上記4種類の図柄のうちの任意の1つ)
とする。
そして、遊技状態移行役Aの入賞時には、役の非当選かつ非入賞と同一の演出を出力する。このようにすれば、遊技者は、遊技状態移行役Aの入賞に気づきにくくなる。また、遊技状態移行役B及び遊技状態移行役Cの図柄の組合せについても、遊技状態移行役Aと同様に定める。
第1実施形態では、1BBAの入賞に基づく1BB遊技の終了後には高確率遊技かつRT遊技に移行するように制御し、1BBBの入賞に基づく1BB遊技の終了後には通常確率遊技かつRT遊技に移行するように制御し、RB遊技の終了後には通常確率遊技かつ非RT遊技に移行するように制御した。
これに対し、第8実施形態では、いずれの特別遊技の終了後も、高確率遊技かつRT遊技に移行するように制御する。ただし、高確率遊技かつRT遊技の遊技回数が異なるように制御する。
このように設定しても、どの特別役に当選・入賞したかで、遊技者に与える特典を異ならせることができる。
第1実施形態では、通常確率遊技の非RT遊技中は、メダル投入枚数を3枚に規制し、通常確率遊技のRT遊技中、及び高確率遊技の非RT遊技中は、メダル投入枚数を2枚に規制し、高確率遊技のRT遊技中は、メダル投入枚数を1枚に規制した。
これに対し、第9実施形態では、いずれの遊技中においても、遊技者に対し、メダル投入枚数を1枚〜3枚の中からいずれか1つを選択させるようにしたものである。
これにより、遊技者は、メダルを何枚投入すれば特別役の当選確率が高確率となるかを推測しつつ遊技を行うことができる。
そして、1BBAの入賞に基づく1BB遊技の終了後は、演出制御手段70は、何枚のメダルを投入すれば特別役の当選確率が高確率となるかを遊技者に報知するように制御する。
図13は、第9実施形態における役抽選テーブル62D(高確率遊技かつRT遊技)を示す図である。図13に示すように、それぞれ1枚、2枚、3枚でのみ特別役の当選確率が高確率となる役抽選テーブル62D−1〜62D−3を設け、高確率遊技かつRT遊技への移行時に、いずれか1つを抽選によって決定(選択)する。
なお、高確率遊技かつ非RT遊技の場合においても上記と同様に3種類の役抽選テーブル62を設け、いずれか1つを抽選で決定する。
さらに、役抽選テーブル62D−1選択時のように、1枚投入時が最も有利な遊技状態であって3枚投入も可能な場合において、遊技者がメダル投入口43からメダルを3枚投入したときは、スロットマシン10側で1枚のみを(当該遊技のベットとして)投入し、残りの2枚はクレジットとして貯留するように制御してもよい。なお、その後、遊技者がマックスベットスイッチ40cを操作すれば3枚ベットにすることも可能である。
さらにまた、高確率遊技かつRT遊技では、遊技ごとに、役抽選テーブル62D−1〜62D−3からいずれか1つを抽選で選択するようにしてもよい。
第1実施形態では、図9に示すように、高確率遊技中のデータを表示する場合、外部情報処理装置100のデータを見れば、現在の遊技状態が高確率遊技であるか通常確率遊技であるかがわかってしまう。例えば図9では、高確率遊技の遊技回数が「284回」と表示されているが、1遊技を消化して、遊技回数が「285回」となれば、現在は高確率遊技であることとなる。
図14において、遊技回数をカウントするための信号として、1遊技につき1パルスの信号を送信する。そして、通常確率遊技では、1パルスのパルス幅を所定値としたとき、高確率遊技では、1パルスのパルス幅(周期)を約1/2に設定している。
これにより、外部情報処理装置100側では、パルス幅を判別することで、通常確率遊技が行われたのか、あるいは高確率遊技が行われたのかを判別することができる。
次に、高確率遊技又は高確率遊技の可能性のある遊技の終了時に、所定時間(例えば1〜3秒程度)フリーズ動作を行い、その期間中に、高確率遊技又は高確率遊技の可能性のある遊技の全遊技回数分のパルス信号を外部情報処理装置100に送信する。
また、通常確率遊技に移行したときは、通常通り、1遊技消化されるごとに、1回、通常確率遊技が行われた旨のパルス信号を送信する。
また、高確率遊技であるか通常確率遊技であるかを遊技者にわからないようにする場合には、暫定的に、高確率遊技時のパルス信号を外部情報処理装置100に送信してもよい。そのようにすると、通常確率遊技中の特別役の当選確率が結果として高くなるので、スロットマシン10の設置店側にもメリットがある。
ただし、遊技制御手段50から演出制御手段70に対しては、正しいパルス信号を送信し、演出制御手段70側で、その履歴(高確率遊技及び通常確率遊技の各遊技回数)を記憶しておき、必要に応じてその履歴を二次元コード等で表示するようにしてもよい。
第11実施形態では、遊技状態移行役と所定役とが当該遊技で重複(同時)当選するように役の抽選を行う。そして、遊技状態移行役及び所定役の重複当選時には、遊技状態移行役及び所定役の双方が入賞する場合、遊技状態移行役のみが入賞する場合、所定役のみが入賞する場合、及び役の非入賞となる場合の4パターンが生じるように図柄を配列するとともにリール31の停止制御を行う。
まず、遊技状態移行役A及び小役2の重複当選時には、図15(a)に示すように、左リール31の8番の「スイカ」の図柄が下段に停止するタイミングで左ストップスイッチ42を操作すると、8番から10番までの図柄が表示窓11内に停止するように左リール31停止制御される。
さらに次に、右リール31については、14番の「スイカ」の図柄が下段に停止するタイミングで右ストップスイッチ42を操作すると、14番から16番までの図柄が表示窓11内に停止するように右リール31停止制御される。
また、図15(c)に示すような停止態様となったときは、小役2のみが入賞し、遊技状態移行役Aは入賞しない。
上記の場合、図15(a)及び(b)の停止態様となったときは遊技状態移行役Aが入賞しているので、次遊技から高確率遊技かつRT遊技に移行する。これに対し、図15(c)の停止態様となったときは遊技状態移行役Aが入賞していないので、遊技状態の移行はない。
このようにすれば、遊技状態移行役Aと小役2との重複当選時は、遊技者は、重複入賞するように目押しをした方が有利となる。
なお、遊技状態移行役B及び遊技状態移行役Cについても他の役と重複当選させ、かつ重複入賞可能とし、重複入賞したときは単独入賞したときよりも遊技者にとって有利に設定すればよい。
第1実施形態では、高確率遊技かつRT遊技から、高確率遊技かつ非RT遊技や、通常確率遊技かつRT遊技に移行するようにした。
しかし、本実施形態では、遊技者にとってさらに有利な遊技状態には移行するが、遊技者にとって不利な遊技状態には移行しないようにする。
したがって、通常確率遊技かつ非RT遊技では、遊技状態移行役A〜遊技状態移行役Cのすべてについて抽選を行い、通常確率遊技かつRT遊技、高確率遊技かつ非RT遊技、及び高確率遊技かつRT遊技のいずれにも移行可能とする。
また、高確率遊技かつ非RT遊技では、遊技状態移行役Aのみの抽選を行い、高確率遊技かつRT遊技のみ移行可能とする。
このようにすれば、遊技者にとってさらに有利な遊技状態に移行する可能性はあるが、遊技者にとって不利な遊技状態に移行することはないので、遊技者は、安心して遊技を行うことができる。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、1BBとして1BBA及び1BBBの2種類を有し、いずれの入賞時も1BB遊技に移行する。
また、役抽選テーブル62D(高確率遊技かつRT遊技で用いられる役抽選テーブル62)として、役抽選テーブル62D−1及び62D−2を備える。
そして、1BBAの入賞に基づき1BB遊技に移行したときは、その1BB遊技の終了後は役抽選テーブル62D−1を用いる遊技に移行し、その遊技状態における遊技を50ゲーム行う。
このように設定しても、1BBAの当選・入賞と、1BBBの当選・入賞とで、遊技者に与える特典を異ならせることができる。
第1実施形態では、1BBAの入賞に基づく1BB遊技の終了後は、高確率遊技かつRT遊技に移行し、1BBBの入賞に基づく1BB遊技の終了後は、通常確率遊技かつRT遊技に移行するようにした。
これに対し、本実施形態では、いずれも、1BB遊技の終了後は高確率遊技かつRT遊技に移行するように制御する。
このように設定しても、1BBAの当選・入賞と、1BBBの当選・入賞とで、遊技者に与える特典を異ならせることができる。
第14実施形態では、当選・入賞した1BBが1BBAであるか1BBBであるかに応じて、高確率遊技かつRT遊技の遊技回数が異なるようにした。
これに対し、高確率遊技かつRT遊技の遊技回数を固定にせずに、その終了確率が異なるように制御することも可能である。
これに対し、当選・入賞した1BBが1BBBであるときは、高確率遊技かつRT遊技に移行した後、1/50の確率で当選する転落抽選を行う。
なお、高確率遊技かつRT遊技からの転落先は、一律に、通常確率遊技かつ非RT遊技に設定してもよいが、例えば当選・入賞した1BBが1BBAであるときは、通常確率遊技かつRT遊技に転落し、当選・入賞した1BBが1BBBであるときは、通常確率遊技かつ非RT遊技に転落するように(移行先の遊技状態が異なるように)してもよい。
第1実施形態では、設定変更時は、RT解除スイッチ44a及び高確率解除スイッチ44bを用いて、設定変更後の役抽選テーブル62を任意に選択できるようにしている。
これに対し、第15実施形態では、設定変更が行われたときは、設定変更前の役抽選テーブル62等に応じて、所定の役抽選テーブル62に変更されるようにしたものである。
あるいは、抽選によって、設定変更後の役抽選テーブル62を決定してもよい。例えば、設定変更前が役抽選テーブル62Aであるときは、所定確率で役抽選テーブル62Bに変更することが挙げられる。これにより、設定変更前は非RT遊技であるが、設定変更後はRT遊技となる。
本実施形態では、電源のオン/オフによって、演出内容を変化させるようにしたものである。
例えば、高確率遊技かつRT遊技であって、高確率遊技かつRT遊技である旨の演出が出力されているとする。この状態で閉店となり、スロットマシン10の電源が切断され、再度電源が投入されたときは、演出内容を変化させるように制御する。
第1に、設定変更が行われた後、通常確率遊技かつRT遊技となってスロットマシン10が起動したとする。このときは、少なくともRT遊技である旨の演出(高確率遊技であるか否かは遊技者にわからない演出)を出力するように制御する。
このように制御すれば、電源投入後は、高確率遊技であるか否かを遊技者にわからないように演出を変化させるすることができる。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
40a 1枚投入スイッチ
40b 2枚投入スイッチ
40c マックスベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 設定変更スイッチ
44a RT解除スイッチ
44b 高確率解除スイッチ
50 遊技(メイン)制御手段
60 設定値変更手段
60a 設定値記憶手段
61 役抽選手段
62(62A〜62F) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
64a タイマー
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
69a RTフラグ
69b 高確率フラグ
70 演出(サブ)制御手段
71 演出パターン記憶手段
72 演出パターン選択手段
100 外部情報処理装置
L1〜L5 有効ライン(図柄組合せライン)
Claims (5)
- 1遊技での遊技媒体の投入数として、少なくともM及びNの2種類が設けられており、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、
前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段とを備え、
前記役抽選テーブルは、
遊技媒体の投入数がMであるときに用いられる第1役抽選テーブルと、
遊技媒体の投入数がNであるときに用いられるとともに、前記特別役の当選確率が前記第1役抽選テーブルよりも高く設定された第2役抽選テーブルとを備え、
遊技状態として、第1遊技状態及び第2遊技状態を備え、
前記第1遊技状態では、遊技媒体の投入数Mで遊技が可能であるが、遊技媒体の投入数Nでは遊技ができないように設定され、
前記第2遊技状態では、遊技媒体の投入数Nで遊技が可能に設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
スロットマシン内部に電気的に貯留された遊技媒体を投入するときに遊技者が操作するベットスイッチを備え、
前記第1遊技状態では、前記ベットスイッチが遊技者によって操作されると遊技媒体の投入数がMに設定され、
前記第2遊技状態では、前記ベットスイッチが遊技者によって操作されると遊技媒体の投入数がNに設定される
ことを特徴とするスロットマシン。 - 1遊技での遊技媒体の投入数として、少なくともM及びNの2種類が設けられており、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、
前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段とを備え、
前記役抽選テーブルは、
第1役抽選テーブルと、
前記特別役の当選確率が前記第1役抽選テーブルよりも高く設定された第2役抽選テーブルとを備え、
遊技ごとに又は遊技状態ごとに、前記第1役抽選テーブルが用いられる遊技媒体の投入数、及び前記第2役抽選テーブルが用いられる遊技媒体の投入数を決定し、
所定の条件を満たしたときは、前記第2役抽選テーブルが用いられるための遊技媒体の投入数を遊技者に報知する報知手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 1遊技での遊技媒体の投入数として、少なくともM及びNの2種類が設けられており、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、
前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段とを備え、
前記役抽選テーブルは、
第1役抽選テーブルと、
前記特別役の当選確率が前記第1役抽選テーブルよりも高く設定された第2役抽選テーブルとを備え、
遊技ごとに又は遊技状態ごとに、前記第1役抽選テーブルが用いられる遊技媒体の投入数、及び前記第2役抽選テーブルが用いられる遊技媒体の投入数を決定し、
所定の条件を満たしたときは、前記第2役抽選テーブルが用いられる遊技媒体の投入数に制限するか、又はスロットマシン内部に電気的に貯留された遊技媒体を投入するためのベットスイッチが遊技者に操作されたときに前記第2役抽選テーブルが用いられる遊技媒体数を投入する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前遊技でのスタートスイッチの操作時から当該遊技での前記スタートスイッチの操作時までの1遊技時間を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測結果が所定時間に到達していないと判断したときは、前記所定時間に到達した後に当該遊技での前記リールの回転を開始するように制御するウエイト手段とを備え、
前記第1役抽選テーブルが用いられる遊技では前記所定時間はT1に設定されており、前記第2役抽選テーブルが用いられる遊技では前記所定時間はT2(T2<T1)に設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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