JP2011140826A - 集合住宅 - Google Patents

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稔 小田
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麗子 山形
Mitsuhiro Sugiyama
光宏 杉山
Takeshi Sato
武 佐藤
Masatoyo Matsuzaki
真豊 松崎
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Abstract

【課題】梁や耐力壁を減らして居住空間を広く取ることができるようにする。
【解決手段】本発明に係る集合住宅は、板状住宅の形態を取る部分(積層部)C,Cを少なくとも2つ有し、それらは桁行方向x,xが異なる状態で配置されると共に連結部Dによって連結されている。また、これらの積層部C,Cは、前記第1積層部の内側壁面C11と角度β(0°<β<180°)を為し、前記第2積層部の内側壁面C21と角度β(0°<β<180°)を為すような連結部材Fを介して連結されるので、連結部分への応力集中を緩和して強固な連結状態を得ることができる。これにより、仮に地震に伴う横揺れが発生したとしても、一方の積層部が他方の積層部の横揺れを低減するように機能することとなるので、それぞれ積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、桁行方向に複数の区画が連設されてなる集合住宅に関する。
従来、建物の桁行方向に複数の住戸を連続配置すると共にそれらの住戸に沿って廊下を配置した構造の集合住宅(いわゆる板状住宅)は広く採用されている(例えば、特許文献1参照)。図3(a) は、そのような集合住宅の従来構造の一例を示す水平断面図であり、符号xは桁行方向を示し、符号A01,A02,…は、該桁行方向xに連続配置された住戸を示す。
このような板状住宅100においては、各住戸間の戸境壁B01,B02,…に耐力壁を用いたりして梁間方向yの耐震性を確保することが行われていた。また、桁行方向xの耐震性を確保する方法として、
(1) 各住戸A01,A02,…のベランダ側V及び廊下側Uにそれぞれラーメン構面構造体(不図示)を配置する方法や
(2) 図3(b) に符号101で示すように筒状構造体を設ける方法
などが採られていた。
特開第03517352号公報
しかしながら、上記(1) 及び(2) のいずれの場合においても、各住戸A01,A02,…の居住空間内に梁や耐力壁を配置しなければならず、その分、居住空間が狭くなってしまうという問題があった。
本発明は、上述のような問題を低減できる集合住宅を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1及び図2に例示するものであって、一の方向(以下、「第1桁行方向」とする)(x)に複数の区画(A11,A12,…)が連設されると共に梁間方向(以下、「第1梁間方向」とする)(y)に梁(B11,B12,…)が延設されてなる構造部分が複数階に亘って積層されてなる第1積層部(C,C)と、
前記第1桁行方向(x)と水平角度α(0°<α<180°)を為す方向(以下、「第2桁行方向」とし、該第2桁行方向と水平角度が90°を為す方向を「第2梁間方向」とする)(x)に複数の区画(A21,A22,…)が連設されてなる構造部分が複数階に亘って積層されてなる第2積層部(C,C)と、
少なくとも梁及び柱により構成されると共に、前記第1積層部(C,C)の端部と前記第2積層部(C,C)の端部とを複数階に亘って連結する連結部(D,D)と、
を備え、
前記第1積層部(C,C)において前記水平角度αを為して前記第2積層部(C,C)と対峙する側(符号SIが記載された側)を「第1積層部の内側」とし、該側の壁面(C11,C41)を「第1積層部の内側壁面」とし、該内側とは反対の側(符号SOが記載された側)を「第1積層部の外側」とし、該側の壁面(C12,C42)を「第1積層部の外側壁面」とし、また、前記第2積層部(C,C)において前記水平角度αを為して前記第1積層部(C,C)と対峙する側(符号SIが記載された側)を「第2積層部の内側」とし、該側の壁面(C21,C51)を「第2積層部の内側壁面」とし、該側とは反対の側(符号SOが記載された側)を「第2積層部の外側」とし、該側の壁面(C22,C52)を「第2積層部の外側壁面」とし、さらに、前記連結部(D,D)において前記第1積層部(C,C)及び前記第2積層部(C,C)によって水平角度αで挟まれる側(符号SIが記載された側)を「連結部の内側」とし、該側とは反対の側(符号SOが記載された側)を「連結部の外側」とした場合に、前記第1積層部(C,C)の内側であって前記連結部(D,D)との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第1連結柱」とする)(E)が配置され、前記第2積層部(C,C)の内側であって前記連結部(D,D)との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第2連結柱」とする)(E)が配置され、前記連結部(D,D)の内側にはこれらの第1連結柱(E)及び第2連結柱(E)に連結される梁又は耐力壁(以下、「連結部材」とする)(F)が配置され、前記第1積層部(C,C)の内側壁面(C11,C41)と前記連結部材(F)とが為す水平角度β、及び前記第2積層部(C,C)の内側壁面(C21,C51)と前記連結部材(F)とが為す水平角度βは、0°<β,β<180°の範囲にあることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記第1積層部の区間(A11,A12,…)には、複数階に亘って貫通されてなるエレベータ又は階段が配置されたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記第2積層部(C,C)における前記第2梁間方向(y)には梁(不図示)が延設されてなることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記第1連結柱(E)には、前記連結部(D,D)と前記第1積層部(C,C)との境界部にて前記第1梁間方向(y)に延設された梁(K)又は耐力壁(J)が連結され、
前記第2連結柱(E)には、前記連結部(D,D)と前記第2積層部(C,C)との境界部にて前記第2梁間方向(y)に配置された梁(K)又は耐力壁(J)が連結されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、図1に例示するものであって、前記連結部(D)は、前記連結部材(F)と略平行な方向に延設された状態で前記連結部(D)の外側に配置された壁部材(2)と、該壁部材(2)の一端から前記第1梁間方向(y)に延設された第1梁部材(3)と、前記第1積層部(C)の外側壁面(C12)と同一面内に配置されるように前記第1梁部材(3)の端部から前記第1桁行方向(x)に延設されてなる第2梁部材(4)と、前記壁部材(2)の他端から前記第2梁間方向(y)に延設された第3梁部材(5)と、前記第2積層部(C)の外側壁面(C22)と同一面内に配置されるように前記第3梁部材(5)の端部から前記第2桁行方向(x)に延設されてなる第4梁部材(6)と、を有することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、図2に例示するものであって、前記第1積層部(C)の外側であって前記連結部(D)との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第3連結柱」とする)(12)が配置され、
前記第2積層部(C)の外側であって前記連結部(D)との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第4連結柱」とする)(13)が配置され、
前記連結部(D)は、前記第1積層部(C)の外側壁面(C22)を含む仮想面(14)よりもさらに外側に配置された柱(以下、「第5連結柱」とする)(15)と、前記第2積層部(C)の外側壁面(C22)を含む仮想面(16)よりもさらに外側に配置された柱(以下、「第6連結柱」とする)(17)と、を有し、
前記第3連結柱(12)と前記第5連結柱(15)とは梁(18)を介して連結され、前記第4連結柱(13)と前記第6連結柱(17)とは梁(19)を介して連結されてなることを特徴とする。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1及び2に係る発明によれば、上述の第1積層部及び第2積層部の桁行方向は角度α(0°<α<180°)だけ異なり、しかもこれらの積層部は連結部によって連結されている。したがって、仮に地震が発生して第1梁間方向の横揺れが発生したとしても、該方向に梁が延設されている第1積層部の耐震性は高く、連結部を介して第2積層部にて第2桁行方向に生じる横揺れを低減することが可能となる。その結果、第2積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を(連結部により連結しない場合に比べて)減らすことができ、その分、居住空間を広くできるという効果を奏する。また、該第2積層部においては、第2桁行方向に生じる横揺れのみならず第2梁間方向に生じる横揺れも低減することが可能となるので、該第2梁間方向に梁を配置しないか梁の本数を低減することができ、さらに、居住空間を広くできるという効果を奏する。またさらに、これらの積層部は、前記第1積層部の内側壁面と水平角度β(0°<β<180°)を為し、かつ、前記第2積層部の内側壁面と水平角度β(0°<β<180°)を為すような連結部材を介して連結されるので、連結部分への応力集中を緩和することができ、強固な連結状態を実現することができる。このような連結構造によっても集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
請求項3に係る発明によれば、前記第2積層部の第2梁間方向の耐震性が高くなるので、仮に地震が発生して第2梁間方向の横揺れが発生したとしても、該第2積層部は、連結部を介して第1積層部にて第1桁行方向に生じる横揺れを低減することも可能となる(つまり、桁行方向が異なる2つの積層部を連結部によって連結しているので、連結しない場合に比べて集合住宅全体の耐震性を向上させることができる。)。このようにして、それぞれの積層部は桁行方向の横揺れを低減する方向に機能するので、各積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を(連結部により連結しない場合に比べて)減らすことができ、その分、居住空間を広くできるという効果を奏する。
請求項4に係る発明によれば、梁又は耐力壁と前記連結部材とが強固な構造体を構成し、より強固な連結状態を実現することができる。このような連結構造によっても集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
請求項5に係る発明によれば、前記連結部材の延設方向と直交する方向における、前記連結部の幅が大きくなり、該方向の横揺れに対して前記連結部の耐震性を向上させることができる。これにより、集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
請求項6に係る発明によれば、第5連結柱を配置した部分は前記第1梁間方向に出っ張り、第6連結柱を配置した部分は前記第2梁間方向に出っ張ることとなり、それらの方向の横揺れに対して前記連結部の耐震性を向上させることができる。これにより、集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部においては桁行方向の梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
図1は、本発明に係る集合住宅の構造の一例を示す水平断面図である。 図2は、本発明に係る集合住宅の構造の他の例を示す水平断面図である。 図3(a) は、板状住宅の従来構造の一例を示す水平断面図であり、同図(b)は、板状住宅の従来構造の他の例を示す水平断面図である。
以下、図1及び図2に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る集合住宅は、図1に符号1で例示するものであって、
・ 第1桁行方向(一の方向)xに複数の区画(住戸や住戸以外の何らかの設備を配置するための区画の意)A11,A12,…が連設されると共に第1梁間方向yに梁B11,B12,…が延設されてなる構造部分が複数階に亘って積層された第1積層部Cと、
・ 前記第1桁行方向xと水平角度α(0°<α<180°)を為す第2桁行方向xに複数の区画(住戸や住戸以外の何らかの設備を配置するための区画の意)A21,A22,…が連設されてなる構造部分が複数階に亘って積層された第2積層部Cと、
を備えている。また、本発明に係る集合住宅1は、少なくとも梁及び柱によって構成された構造物である連結部Dを備えており、この連結部Dによって、前記第1積層部Cの端部と前記第2積層部Cの端部とが複数階に亘って連結されている。この場合、前記第1積層部の区間A11,A12,…には、複数階に亘って貫通されてなるエレベータ又は階段が配置すると良い。また、前記第2積層部Cにおいて梁間方向(第2梁間方向)yに梁(不図示)を延設したり、各積層部C,Cにおける区画間の境界部に戸境壁(同じく不図示)を配置して梁間方向y,yの耐震性を向上させると良い。
なお、本発明に係る集合住宅1では、上述のように前記第1桁行方向xと前記第2桁行方向xとが水平角度α(但し、0°<α<180°)を為すので、前記第1積層部Cの一の側(図1において符号SIが記載された側)は前記第2積層部Cに前記水平角度αを為して対峙するこことなるが、該一の側を「第1積層部の内側」とし、該側の壁面C11を「第1積層部の内側壁面」とし、該内側とは反対の側(図1において符号SOが記載された側)を「第1積層部の外側」とし、該側の壁面C12を「第1積層部の外側壁面」と称することとする。同様に、前記第2積層部Cにおいては、前記水平角度αを為して前記第1積層部Cと対峙する側(図1において符号SIが記載された側)を「第2積層部の内側」とし、該側の壁面C21を「第2積層部の内側壁面」とし、該側とは反対の側(図1において符号SOが記載された側)を「第2積層部の外側」とし、該側の壁面C22を「第2積層部の外側壁面」と称することとする。さらに、前記連結部Dにおいて、前記第1積層部C及び前記第2積層部Cによって水平角度αで挟まれる側(図1において符号SIが記載された側)を「連結部の内側」とし、該側とは反対の側(図1において符号SOが記載された側)を「連結部の外側」と称することとする。
そして、本発明に係る集合住宅1においては、前記第1積層部Cの内側であって前記連結部Dとの境界部には少なくとも1本の第1連結柱Eが配置され、前記第2積層部Cの内側であって前記連結部Dとの境界部にも少なくとも1本の第2連結柱Eが配置され、前記連結部Dの内側にはこれらの第1連結柱E及び第2連結柱Eに連結される梁又は耐力壁(連結部材)Fが配置されている。さらに、前記第1積層部Cの内側壁面C11と前記連結部材Fとが為す水平角度βは、
の範囲にあり、前記第2積層部Cの内側壁面C21と前記連結部材Fとが為す水平角度βは、
の範囲になるように設定されている。
次に、本発明の効果について説明する。
上述の第1積層部C及び第2積層部Cはそれぞれ板状住宅の形態を取っているが、それらの桁行方向x,xは角度α(0°<α<180°)だけ異なり、しかもこれらの積層部C,Cは連結部Dによって連結されている。したがって、仮に地震が発生して矢印G方向の横揺れが発生したとしても、該G方向(つまり、第1梁間方向y)に梁B11,…が延設されている第1積層部Cの耐震性は高く、連結部Dを介して第2積層部Cにて第2桁行方向xに生じる横揺れを低減することが可能となる。その結果、第2積層部Cにおいては桁行方向xの梁や耐力壁を(連結部Dにより連結しない場合に比べて)減らすことができ、その分、居住空間を広くできるという効果を奏する。また、該第2積層部Cにおいては、第2桁行方向xに生じる横揺れのみならず第2梁間方向yに生じる横揺れも低減することが可能となるので、該第2梁間方向yに梁を配置しないか梁の本数を低減することができ、さらに、居住空間を広くできるという効果を奏する。
またさらに、これらの積層部C,Cは、前記第1積層部の内側壁面C11と水平角度β(0°<β<180°)を為し、かつ、前記第2積層部の内側壁面C21と水平角度β(0°<β<180°)を為すような連結部材Fを介して連結されるので、連結部分への応力集中を緩和することができ、強固な連結状態を実現することができる。このような連結構造によっても集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部C,Cにおいては桁行方向x,xの梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
一方、前記第2積層部Cにおいて第2梁間方向yに梁を延設した場合には該方向の耐震性が高くなるので、仮に地震が発生して矢印G方向の横揺れが発生したとしても、該第2積層部Cは、連結部Dを介して第1積層部Cにて第1桁行方向xに生じる横揺れを低減することも可能となる(つまり、桁行方向が異なる2つの積層部(板状住宅の形態を取る部分)C,Cを連結部Dによって連結しているので、連結しない場合に比べて集合住宅全体の耐震性を向上させることができる。)。このようにして、それぞれの積層部C,Cは桁行方向x,xの横揺れを低減する方向に機能するので、各積層部C,Cにおいては桁行方向x,xの梁や耐力壁を(連結部Dにより連結しない場合に比べて)減らすことができ、その分、居住空間を広くできるという効果を奏する。
ところで、本発明に係る集合住宅1においては、前記連結部Dと前記第1積層部Cとの境界部に梁K、耐力壁J、又はその両方を延設配置し、前記連結部Dと前記第2積層部Cとの境界部に梁K、耐力壁J、又はその両方を延設配置し、前記梁K又は耐力壁Jを前記第1連結柱Eに連結し、前記梁K又は耐力壁Jを前記第2連結柱Eに連結しておくと良い。そのようにした場合には、それらと連結部材Fとが強固な構造体を構成し、より強固な連結状態を実現することができる。このような連結構造によっても集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部C,Cにおいては桁行方向x,xの梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
また、前記連結部Dの外側には、前記連結部材Fと略平行な方向に延設された状態の壁部材2を配置し、該壁部材2の一端から前記第1梁間方向yには第1梁部材3を延設し、該第1梁部材3の端部からは、前記第1積層部Cの外側壁面C12と同一面内に配置されるように第2梁部材4を前記第1桁行方向xに延設し、前記壁部材2の他端から前記第2梁間方向yには第3梁部材5を延設し、該第3梁部材5の端部から前記第2桁行方向xには、前記第2積層部Cの外側壁面C22と同一面内に配置されるように第4梁部材6を延設すると良い。つまり、第1梁部材3及び第2梁部材4が連結される部分、並びに第3梁部材5及び第4梁部材6が連結される部分を、前記壁部材2よりも外側SOに出っ張らせると良い。そのようにした場合には、前記連結部材Fの延設方向と直交する方向における、前記連結部Dの幅Wが大きくなり、該方向の横揺れに対して前記連結部Dの耐震性を向上させることができる。これにより、集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部C,Cにおいては桁行方向x,xの梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。また、前記第1梁部材3と前記第2梁部材4とによって挟まれる角度は略90°であり、前記第3梁部材5と前記第4梁部材6とによって挟まれる角度も略90°であるので、該連結部Dを居住区画とした場合には家具等を配置しやすくなるという効果も奏する。
さらに、図2に示すように、
・ 前記第1積層部Cの外側であって前記連結部Dとの境界部に少なくとも1本の第3連結柱12を配置し、
・ 前記第2積層部Cの外側であって前記連結部Dとの境界部に少なくとも1本の第4連結柱13を配置し、
・ 前記連結部Dにおいては、前記第1積層部Cの外側壁面C12を含む仮想面14よりもさらに外側に第5連結柱15を配置し、前記第2積層部Cの外側壁面C22を含む仮想面16よりもさらに外側に第6連結柱17を配置し、
・ 前記第3連結柱12と前記第5連結柱15とを梁18で連結し、
・ 前記第4連結柱13と前記第6連結柱17とを梁19で連結する、
ようにすると良い。そのようにした場合には、第5連結柱15を配置した部分は前記第1梁間方向yに出っ張り、第6連結柱17を配置した部分は前記第2梁間方向yに出っ張ることとなり、それらの方向y、yの横揺れに対して前記連結部Dの耐震性を向上させることができる。これにより、集合住宅全体の耐震性を向上させることができ、各積層部C,Cにおいては桁行方向x,xの梁や耐力壁を減らして、居住空間を広く取ることができる。
ところで、図1や図2に示す集合住宅1,10では、3つの積層部(C,C,C、或いはC,C,C)が3つの連結部(D,D,D、或いはD,D,D)によって水平断面形状が略三角形となるように連結されて配置されているが、もちろんこれに限られるものではない。すなわち、本発明は、
・ 2つの積層部が1つの連結部により連結された構造のもの
・ 3つの積層部が2つの連結部により連結された構造のもの(例えば、水平断面形状が略コ字状となるように配置されたもの)
・ 4つの積層部が3つの連結部により連結された構造のもの
・ 4つの積層部が4つの連結部により連結された構造のもの(例えば、水平断面形状が略四角形となるように配置されたもの)
・ 水平断面形状が多角形を為すように5つ以上の積層部が連結部により連結された構造のもの
等を含むものである。なお、図1及び図2において符号A31,A32,…は、住戸や住戸以外の何らかの設備を配置するための区画を示す。
1 集合住宅
2 壁部材
3 第1梁部材
4 第2梁部材
5 第3梁部材
6 第4梁部材
10 集合住宅
12 第3連結柱
13 第4連結柱
14 仮想面
15 第5連結柱
16 仮想面
17 第6連結柱
18,19 梁
11,A12,…,A21,A22,… 区画
11,B12,… 梁
,C 第1積層部
,C 第2積層部
11,C41 第1積層部の内側壁面
12,C42 第1積層部の外側壁面
21,C51 第2積層部の内側壁面
22,C52 第2積層部の外側壁面
,D 連結部
第1連結柱
第2連結柱
F 連結部材
,J 耐力壁
,K
第1桁行方向
第2桁行方向
第1梁間方向
第2梁間方向

Claims (6)

  1. 一の方向(以下、「第1桁行方向」とする)に複数の区画が連設されると共に梁間方向(以下、「第1梁間方向」とする)に梁が延設されてなる構造部分が複数階に亘って積層されてなる第1積層部と、
    前記第1桁行方向と水平角度α(0°<α<180°)を為す方向(以下、「第2桁行方向」とし、該第2桁行方向と水平角度が90°を為す方向を「第2梁間方向」とする)に複数の区画が連設されてなる構造部分が複数階に亘って積層されてなる第2積層部と、
    少なくとも梁及び柱により構成されると共に、前記第1積層部の端部と前記第2積層部の端部とを複数階に亘って連結する連結部と、
    を備え、
    前記第1積層部において前記水平角度αを為して前記第2積層部と対峙する側を「第1積層部の内側」とし、該側の壁面を「第1積層部の内側壁面」とし、該内側とは反対の側を「第1積層部の外側」とし、該側の壁面を「第1積層部の外側壁面」とし、また、前記第2積層部において前記水平角度αを為して前記第1積層部と対峙する側を「第2積層部の内側」とし、該側の壁面を「第2積層部の内側壁面」とし、該側とは反対の側を「第2積層部の外側」とし、該側の壁面を「第2積層部の外側壁面」とし、さらに、前記連結部において前記第1積層部及び前記第2積層部によって水平角度αで挟まれる側を「連結部の内側」とし、該側とは反対の側を「連結部の外側」とした場合に、前記第1積層部の内側であって前記連結部との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第1連結柱」とする)が配置され、前記第2積層部の内側であって前記連結部との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第2連結柱」とする)が配置され、前記連結部の内側にはこれらの第1連結柱及び第2連結柱に連結される梁又は耐力壁(以下、「連結部材」とする)が配置され、前記第1積層部の内側壁面と前記連結部材とが為す水平角度β、及び前記第2積層部の内側壁面と前記連結部材とが為す水平角度βは、0°<β,β<180°の範囲にある、
    ことを特徴とする集合住宅。
  2. 前記第1積層部の区間には、複数階に亘って貫通されてなるエレベータ又は階段が配置された、
    ことを特徴とする請求項1に記載の集合住宅。
  3. 前記第2積層部における前記第2梁間方向には梁が延設されてなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の集合住宅。
  4. 前記第1連結柱には、前記連結部と前記第1積層部との境界部にて前記第1梁間方向に延設された梁又は耐力壁が連結され、
    前記第2連結柱には、前記連結部と前記第2積層部との境界部にて前記第2梁間方向に配置された梁又は耐力壁が連結されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の集合住宅。
  5. 前記連結部は、前記連結部材と略平行な方向に延設された状態で前記連結部の外側に配置された壁部材と、該壁部材の一端から前記第1梁間方向に延設された第1梁部材と、前記第1積層部の外側壁面と同一面内に配置されるように前記第1梁部材の端部から前記第1桁行方向に延設されてなる第2梁部材と、前記壁部材の他端から前記第2梁間方向に延設された第3梁部材と、前記第2積層部の外側壁面と同一面内に配置されるように前記第3梁部材の端部から前記第2桁行方向に延設されてなる第4梁部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の集合住宅。
  6. 前記第1積層部の外側であって前記連結部との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第3連結柱」とする)が配置され、
    前記第2積層部の外側であって前記連結部との境界部に少なくとも1本の柱(以下、「第4連結柱」とする)が配置され、
    前記連結部は、前記第1積層部の外側壁面を含む仮想面よりもさらに外側に配置された柱(以下、「第5連結柱」とする)と、前記第2積層部の外側壁面を含む仮想面よりもさらに外側に配置された柱(以下、「第6連結柱」とする)と、を有し、
    前記第3連結柱と前記第5連結柱とは梁を介して連結され、前記第4連結柱と前記第6連結柱とは梁を介して連結されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の集合住宅。
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