JP2011129382A - 照明装置 - Google Patents

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幸一郎 小野
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貞人 岡田
Shinji Shimomura
真二 霜村
Shinsaku Muranaka
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Abstract

【課題】細かい照度分布の制御を行うことが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】この照明装置101は、それぞれが光を発光する30個の発光部EPを有する発光体10と、発光体10から発せられた光の配光を制御する光学部材20とを備えている。そして、30個の発光部EPは3つのグループEG1〜EG3に分類されており、光学部材20の配光特性が3つのグループEG1〜EG3毎に異なっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、照明装置に関し、特に、複数の発光部を有する発光体を備えた照明装置に関する。
従来、複数の発光部を有する発光体を備えた照明装置が知られている。この従来の照明装置の構造としては、たとえば、複数の発光部のそれぞれがLED(発光ダイオード素子)からなっており、複数のLEDのそれぞれから発せられた光が照明光とされている(たとえば、特許文献1参照)。
ところで、複数のLEDを用いた従来の照明装置では、通常、複数のLEDは同一の基板上に実装され、それによってモジュール化されている。そして、そのモジュール化された複数のLEDのそれぞれの発光側は、互いに同じ方向に向けられている。
特開2009−105020号公報
上記した従来の照明装置によって得られる照度分布としては、所定領域(LEDの発光側が向いている方向に対応する領域)の照度のみが高くなったようなものとなる。このため、従来の照明装置では、たとえば、所定領域から見て前後方向の照度も高めたいといったような要望があったとしても、その要望に沿った照度分布を得るのが困難であった。言い換えると、従来の照明装置では、細かい照度分布の制御を行い難いという不都合があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、細かい照度分布の制御を行うことが可能な照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一の局面による照明装置は、それぞれが光を発光する複数の発光部を有する発光体と、その発光体の発光側を覆っているとともに、発光体から発せられた光の配光を制御する配光制御部を持つ光学部材とを備えている。そして、複数の発光部は2つ以上の発光部グループに分類されており、光学部材の配光特性が2つ以上の発光部グループ毎に異なっている。
この一の局面による照明装置では、上記のように、複数の発光部を2つ以上の発光部グループに分類し、光学部材の配光特性を2つ以上の発光部グループ毎に異ならせることによって、発光体から発せられる光の配光を2つ以上の発光部グループ毎に異ならせることができる。これにより、たとえば、所定の発光部グループに含まれる発光部からの光を左右方向に配光させ、所定の発光部グループとは異なる発光部グループに含まれる発光部からの光を前後方向に配光させるといったような配光制御を行える。すなわち、発光体から発せられる光を多方向に配向させることができるので、細かい照度分布の制御が可能となる。
上記一の局面による照明装置において、光学部材が互いに分離された複数の光学部材を含んでいるとともに、2つ以上の発光部グループのそれぞれと対となるように、複数の光学部材が2つ以上の光学部材グループに分類されており、その2つ以上の光学部材グループのそれぞれの配光特性が2つ以上の発光部グループ毎に異なっていることが好ましい。このように構成すれば、容易に、光学部材の配光特性が2つ以上の発光部グループ毎に異なっている構造を得ることができる。
光学部材が互いに分離された複数の光学部材を含んでいる構成において、その複数の光学部材のそれぞれが発光部を2個以上ずつ覆った状態となっていることが好ましい。このように構成すれば、光学部材を複数に分離したとしても、複数の発光部を光学部材で覆う作業に時間がかかってしまうのを抑制することができる。ただし、1個の光学部材で覆う発光部の個数が多すぎる場合には、細かい配光制御、すなわち、細かい照度分布の制御を行うのが困難になってしまう。このため、1個の光学部材で覆う発光部の個数としては、用途などに応じて適切に設定するのがよい。
また、光学部材が互いに分離された複数の光学部材を含んでいる構成において、複数の光学部材のうちの少なくとも1個の平面形状が正多角形状または円形状とされていることが好ましい。このように構成すれば、たとえば、光学部材に形成されたストライプ状の溝部が配光制御部とされているとすると、以下のような方法で光学部材の配光特性を変化させることができる。
すなわち、光学部材の平面形状が正方形状(正多角形状)である場合には、光学部材を90°回転させることにより、隣接する光学部材と接触することなく光学部材の溝部の延びる方向が90°傾き、これによって光学部材の配光特性が変化する。また、光学部材の平面形状が正八角形状(正多角形状)である場合には、光学部材を45°ずつ回転させることにより、隣接する光学部材と接触することなく光学部材の溝部の延びる方向が45°ずつ傾き、これによって光学部材の配光特性が変化する。また、光学部材の平面形状が円形状である場合には、光学部材を任意に回転させることにより、隣接する光学部材と接触することなく光学部材の溝部の延びる方向が光学部材の回転角度に応じて傾き、これによって光学部材の配光特性が変化する。
上記構成において、凹部および凸部の一方が発光体に形成されているとともに、凹部および凸部の他方が光学部材に形成されており、凹部と凸部とが嵌合されていることが好ましい。このように構成すれば、光学部材を回転させることで光学部材の配光特性を変化させる場合に、光学部材の回転角度が所望の角度となる位置で凸部と凹部との嵌合がなされるようにしておくことによって、確実に、光学部材の回転角度を所望の角度にすることができる。これにより、光学部材を回転させることで光学部材の配光特性を変化させる場合に、配光制御、すなわち、照度分布の制御を精度良く行うことが可能となる。
上記一の局面による照明装置において、光学部材に形成されたストライプ状の溝部が配光制御部とされており、光学部材の溝部の延びる方向および溝部の断面形状のうちの少なくとも一方が2つ以上の発光部グループ毎に異なっていることが好ましい。このように構成すれば、容易に、光学部材の配光特性を2つ以上の発光部グループ毎に異ならせることができる。
光学部材に形成されたストライプ状の溝部が配光制御部とされている構成において、2つ以上の発光部グループが一方側から他方側に向かって並んでおり、光学部材の溝部の延びる方向が一方側から他方側に向かって段階的に傾けられていることが好ましい。このように構成すれば、光学部材の配光特性が一方側から他方側に向かって徐々に変化した状態となるので、互いに隣接する発光部グループの間における明暗の差が少なくなり、違和感のない自然な照明を実現できる。
上記一の局面による照明装置において、複数の発光部のそれぞれが、発光ダイオード素子と、発光ダイオード素子の周囲を囲む光反射面とを少なくとも含んでいることが好ましい。このように構成すれば、容易に、複数の発光部のそれぞれから光を発光させることができる。
以上のように、本発明によれば、細かい照度分布の制御を行うことが可能な照明装置を容易に得ることができる。
本実施形態による照明装置の斜視図である。 図1に示した照明装置をA方向から見た場合の側面図である。 本実施形態による照明装置の概略図である。 本実施形態による照明装置の発光モジュールの分解斜視図(発光体および光学部材の斜視図)である。 本実施形態による照明装置の発光モジュールの一部を拡大した断面図(発光部の断面図)である。 本実施形態による照明装置の光学部材の一部を拡大した断面図(光学部材の配光特性を説明するための図)である。 図6に示した光学部材によって得られる照度分布を説明するための図である。 図6に示した光学部材によって得られる照度分布を説明するための図である。 本実施形態による照明装置の光学部材を模式的に表した平面図である。 本実施形態による照明装置の発光モジュールの断面図(発光体に対する光学部材の取り付け構造を表した断面図)である。 本実施形態の効果を説明するための図(照明装置が外灯に装着された図)である。 本実施形態の効果を説明するための図(照明装置が外灯に装着された図)である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材を模式的に表した平面図である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材を模式的に表した平面図である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材を模式的に表した平面図である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材の平面形状を説明するための平面図である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材の平面形状を説明するための平面図である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材の平面形状を説明するための平面図である。 本実施形態の変形例による照明装置の発光モジュールの断面図(発光体に対する光学部材の取り付け構造を表した断面図)である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材の一部を拡大した断面図(光学部材の配光特性を説明するための図)である。 図20に示した光学部材によって得られる照度分布を説明するための図である。 本実施形態の変形例による照明装置の光学部材の一部を拡大した平面図である。 図22に示した光学部材によって得られる照度分布を説明するための図である。 本実施形態の変形例による照明装置の側面図である。
以下に、図1〜図10を参照して、本実施形態による照明装置101について詳細に説明する。
本実施形態による照明装置101では、図1および図2に示すような細長状の発光モジュール1が光源とされており、その光源としての発光モジュール1が所定の基台2に設置された状態で使用される。また、図3に示すように、発光モジュール1には、コネクタ3を介して、発光モジュール1に電流を供給するための電流供給部4が接続されている。
発光モジュール1が設置される基台2は、図1および図2に示すように、発光モジュール1を所望の角度で固定するためのものであり、平面形状が略長方形状の板状部材を長手方向に延びる中心線に沿って折り曲げることによって得られている。すなわち、基台2を短手方向に沿った断面で見ると略V字体となっている。そして、その略V字体の一対の外側傾斜面に発光モジュール1が1個ずつ設置されることにより、2個の発光モジュール1のそれぞれが傾いた状態で保持されている。なお、略V字体に加工された基台2の一対の外側傾斜面のそれぞれへの発光モジュール1の設置数としては、1個ずつでもよいが、複数個ずつ(たとえば、2個ずつ)であってもよい。
さらに、基台2を構成する板状部材は金属製であって、発光モジュール1の発熱を放熱したり、発光モジュール1から発せられた光を反射したりすることが可能となっている。
また、発光モジュール1は、図4および図5に示すように、発光体10と光学部材20とを備えている。発光体10は光を生成して発光するものであり、光学部材20は発光体10からの光の配光を制御するものである。
発光体10の構造としては、実際に光を生成する30個のLED11と、略長方形状の実装面を持つ実装基板12とを少なくとも含んでいる。そして、30個のLED11の全てが実装基板12の実装面に実装されている。なお、図示しないが、30個のLED11は互いに所定の間隔を隔てて規則的に配列されており、実装基板12の長手方向に15個のLED11が並べられ、その15個のLED11からなるLED列が実装基板12の短手方向に2列並べられている。
また、実装基板12の実装面には、外形形状が略直方体とされている光反射部材13が固着されている。この光反射部材13は、LED11および実装基板12と共に発光体10を構成する部材であって、LED11からの光に指向性を持たせるために設けられている。具体的に言うと、LED11からの光を反射するための枠状の光反射面13aが光反射部材13に形成されており、その光反射部材13の光反射面13aでLED11からの光が反射されることによって、LED11からの光が所定方向に導かれる。
なお、光反射部材13の光反射面13aは、光反射部材13に貫通穴を開け、その貫通穴の内壁面に金属を蒸着することで得られる面である。また、光反射部材13の光反射面13a、すなわち、光反射部材13に開けた貫通穴の内壁面は、曲線的に斜めに傾斜されており、それによって、貫通方向の一方側から他方側に向かって放射状に広がっている。さらに、光反射部材13が実装基板12の実装面に固着された状態においては、貫通穴の狭い開口が実装基板12側に向けられ、貫通穴の広い開口が光学部材20側に向けられている。
また、光反射部材13の光反射面13aの個数は30個となっているとともに、それらが30個のLED11の配列と同じように配列されている。そして、光反射部材13の30個の光反射面13aによって、30個のLED11のそれぞれの周囲が個別に取り囲まれている。
このような構造の発光体10では、光反射部材13の光反射面13aで取り囲まれた部分(LED11が存在する部分)を発光部EPと言うことができる。すなわち、発光体10は、それぞれが光を生成して発光する30個の発光部EPを有していることになる。そして、30個の発光部EPのそれぞれからの光は、発光体10の発光側を覆うように配置された光学部材20によって配光制御されるようになっている。
配光制御を行う光学部材20は配光レンズであって、実際に配光制御を行うストライプ状の溝部20aが形成された構造となっている。そして、光学部材20は、溝部20aが発光体10の発光側に向くように、発光体10の発光側に取り付けられている。これにより、発光体10から光が発せられると、その光は光学部材20の溝部20aに入射し、それによって配光制御される。なお、光学部材20の溝部20aは、本発明の「配光制御部」の一例である。
ところで、光学部材20の溝部20aは、所定方向に直線的に延びているとともに、その断面形状が三角形状とされている。なお、図5に示す光学部材20の溝部20aの断面形状はほんの一例であって、たとえば、光学部材20の溝部20aの断面形状が放物線形状となっていてもよい。
そして、この光学部材20の溝部20aに光が入射すると、図6に示すような配光制御がなされる。すなわち、光学部材20の溝部20aのうち、一方側に傾く傾斜面に入射した光Lは矢印L1方向(図中の右斜め上側方向)に配光され、他方側に傾く傾斜面に入射した光Lは矢印L2方向(図中の左斜め上側方向)に配光される。なお、光学部材20の溝部20aの頂点に入射した光Lは矢印L3方向(正面方向)に配光されるが、矢印L1方向および矢印L2方向に配光される光に比べて少ない。
このため、図7に示すように、光照射領域Dが楕円形状の領域であるとすると、その光照射領域Dの長手方向の一方端側の領域D1および他方端側の領域D2の両側領域の照度が高くなる。
また、図6に示した配光方向は、光学部材20の溝部20aの延びる方向や溝部20aの断面形状を調整することによって変更可能である。たとえば、光学部材20の溝部20aの延びる方向や溝部20aの断面形状を調整することにより、光照射領域Dの長手方向の距離を大きくすることもできる(図8参照)。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、光学部材20が5個の光学部材20に分離されている。そして、その5個の光学部材20は、それぞれが互いに同じ平面形状(長方形状)とされている。また、5個の光学部材20は、発光体10の長手方向に沿って一列に並べられており、それぞれが発光部EPを6個ずつ覆っている。
さらに、5個の光学部材20は、配光特性が互いに異なる3つのグループOG1〜OG3に分類されている。具体的には、図4および図9に示すように、グループOG1には2個の光学部材20が含まれており、その溝部20aの延びる方向が発光体10の長手方向と略一致している。また、グループOG2には2個の光学部材20が含まれており、その溝部20aの延びる方向が発光体10の長手方向に対して約30°傾けられている。さらに、グループOG3には1個の光学部材20が含まれており、その溝部20aの延びる方向が発光体10の長手方向に対して約90°傾けられている(溝部20aの延びる方向が発光体10の短手方向と略一致している)。
そして、発光体10の長手方向の一方側から他方側に向かって、最初に、グループOG1に含まれる2個の光学部材20が連続して配置されており、続いて、グループOG2に含まれる2個の光学部材20が連続して配置され、最後に、グループOG3に含まれる1個の光学部材20が配置されている。すなわち、5個の光学部材20を全体的に見ると、その溝部20aは、発光体10の長手方向の一方側から他方側に向かって段階的に傾けられていることになる。
このようにすることによって、30個の発光部EPが3つのグループEG1〜EG3に分類され、かつ、その3つのグループEG1〜EG3のそれぞれに3つのグループOG1〜OG3が割り当てられているとすると、光学部材20の配光特性が3つのグループEG1〜EG3毎に異なった状態が得られる。
また、5個の光学部材20のそれぞれの発光体10への取り付けは、たとえば、図10に示すように、光学部材20に爪部20bを形成するとともに、光反射部材13に係合部13bを形成し、光学部材20の爪部20bを光反射部材13の係合部13bに係合させることによってなされる。なお、超音波ウェルダーによって、光学部材20と光反射部材13とを溶着するという方法も考えられる。
本実施形態では、上記のように、30個の発光部EPを3つのグループEG1〜EG3に分類するとともに、その3つのグループEG1〜EG3のそれぞれと対となるように、5個に分離した光学部材20を3つのグループOG1〜OG3に分類し、さらに、3つのグループOG1〜OG3のそれぞれの配光特性を3つのグループEG1〜EG3毎に異ならせることによって、発光体10から発せられる光の配光を3つのグループEG1〜EG3毎に異ならせることができる。すなわち、発光体10から発せられる光を多方向に配光させることができるので、細かい照度分布の制御が可能となる。
たとえば、図11および図12に示すように、本実施形態の照明装置101がポール102に装着された外灯であるとすると、グループOG3に含まれる光学部材20(図9参照)の機能によって図11中の矢印L11方向への配光が強くなり、矢印L11方向に対応する領域の照度を高くすることができる。また、グループOG2に含まれる光学部材20(図9参照)の機能によって図12中の矢印L12方向への配光が強くなり、矢印L12方向に対応する領域の照度も高くすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、5個の光学部材20のそれぞれが発光部EPを6個ずつ覆った状態となるようにすることによって、光学部材20を5個に分離したとしても、光学部材20の発光体10への取り付け作業に時間がかかってしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、光学部材20に形成されたストライプ状の溝部20aで配光制御を行うようにすることによって、光学部材20の溝部20aの延びる方向を3つのグループEG1〜EG3毎に異ならせることで、容易に、光学部材20の配光特性を3つのグループEG1〜EG3毎に異ならせることができる。
また、本実施形態では、上記のように、光学部材20の溝部20aの延びる方向を、発光体10の長手方向の一方側から他方側に向かって段階的に傾けることによって、光学部材20の配光特性が発光体10の一方側から他方側に向かって徐々に変化した状態となるので、互いに隣接するグループEG1とグループEG2との間における明暗の差および互いに隣接するグループEG2とグループEG3との間における明暗の差がそれぞれ少なくなる。これにより、違和感のない自然な照明を実現できる。
なお、上記実施形態の構成において、各グループに含まれる光学部材20の個数や各グループの配光特性、および、グループ数などは特に限定されるものではなく、用途に応じて変更可能である。
たとえば、図示しないが、グループOG1に含まれる2個の光学部材20を1個に一体化するとともに、グループOG2に含まれる2個の光学部材20も1個に一体化してもよい。この場合には、光学部材20の全体の個数が3個となり、光学部材20の発光体10への取り付け作業にかかる時間をより短縮することができる。さらに、光学部材20を30個に分離し、その30個の光学部材20のそれぞれで発光部EPを1個ずつ覆うようにしてもよく、その場合には、より細かい配光制御(より細かい照度分布の制御)を行うことができるようになる。ただし、光学部材20の発光体10への取り付け作業にかかる時間については増大してしまう。
また、図13に示すように、グループOG1に含まれる光学部材20の個数を3個とするとともに、グループOG2に含まれる光学部材20の個数を1個とし、グループOG3に含まれる光学部材20の個数を1個としてもよい。
さらに、図14に示すように、グループOG2に含まれる光学部材20の溝部20aの傾きを約45°としてもよいし、図15に示すように、グループOG2を無くして、その分、グループOG1に含まれる光学部材20の個数を増やしてもよい。
また、光学部材20の平面形状についても変更可能であり、たとえば、正方形状(図16参照)であってもよいし、正八角形状(図17参照)であってもよいし、さらに、円形状(図18参照)であってもよい。
このようにすれば、光学部材20の平面形状が正方形である場合には、光学部材20を90°回転させると、隣接する光学部材20と接触することなく、光学部材20の溝部20aの延びる方向を90°傾けることができる。また、光学部材20の平面形状が正八角形である場合には、光学部材20を45°ずつ回転させると、隣接する光学部材20と接触することなく、光学部材20の溝部20aの延びる方向を45°ずつ傾けることができる。また、光学部材20の平面形状が円形状である場合には、光学部材20を任意に回転させると、隣接する光学部材20と接触することなく、光学部材20の溝部20aの延びる方向を光学部材20の回転角度に応じて傾けることができる。なお、図16〜図18には、1個の光学部材20で4個の発光部EPを覆っている状態を図示しているが、1個の光学部材20で1個の発光部EPを覆うようにしてもよい。
そして、図16〜図18に示した平面形状とされた光学部材20を用いる場合には、たとえば、図19に示すように、光学部材20の回転中心となる部分に先端が枝分かれした爪部20bを形成するとともに、その光学部材20の爪部20bが係合する係合部13bを光反射部材13に形成することによって、光学部材20を所望の角度だけ回転させた状態で、光学部材20の発光体10への取り付けが可能となる。さらに、光学部材20に位置決め用の凸部20cを形成するとともに、光反射部材13に位置決め用の凹部13cを形成し、光学部材20の回転角度が所望の角度となる位置で光学部材20の凸部20cと光反射部材13の凹部13cとの嵌合がなされるようにしておけば、確実に、光学部材20の回転角度を所望の角度にすることができる。
また、上記実施形態の構成において、図20に示すような断面形状となるように形成された溝部20aを持つ光学部材(片側配光のレンズ)20を用いてもよい。このような光学部材20を用いると、矢印L1方向への配光が強まり、矢印L2方向への配光が弱くなる。したがって、図21に示すように、光照射領域Dの長手方向の一方端側の領域D1の照度のみを高くすることができる。
さらに、図22に示すように、同心円状に形成された溝部20aを持つ光学部材(正面配光のレンズ)20を用いてもよい。このような光学部材20を用いると、図23に示すように、光照射領域Dの中央付近の領域D3の照度のみを高くすることができる。
また、上記実施形態の構成において、基台2の形状や、その基台2に対する発光モジュール1の設置箇所についても特に限定されるものではない。たとえば、図24に示すように、基台2の内側傾斜面に発光モジュール1を設置してもよい。この場合、光学部材20をミラーガラスとすれば、一方の発光モジュール1に他方の発光モジュール1からの光Lが入射したとしても、その光Lが光学部材20によって反射されるので、光照射をより効率的に行うことができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 発光体
11 発光ダイオード素子
13 光反射部材
13a 光反射面
13b 係合部
13c 凹部
20 光学部材
20a 溝部(配光制御部)
20b 爪部
20c 凸部
EP 発光部
EG1、EG2、EG3 グループ(発光部グループ)
OG1、OG2、OG3 グループ(光学部材グループ)

Claims (8)

  1. それぞれが光を発光する複数の発光部を有する発光体と、
    前記発光体の発光側を覆っているとともに、前記発光体から発せられた光の配光を制御する配光制御部を持つ光学部材とを備え、
    前記複数の発光部は2つ以上の発光部グループに分類されており、
    前記光学部材の配光特性が前記2つ以上の発光部グループ毎に異なっていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光学部材が互いに分離された複数の光学部材を含んでいるとともに、前記2つ以上の発光部グループのそれぞれと対となるように、前記複数の光学部材が2つ以上の光学部材グループに分類されており、
    前記2つ以上の光学部材グループのそれぞれの配光特性が前記2つ以上の発光部グループ毎に異なっていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記複数の光学部材のそれぞれが前記発光部を2個以上ずつ覆った状態となっていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記複数の光学部材のうちの少なくとも1個の平面形状が正多角形状または円形状とされていることを特徴とする請求項2または3に記載の照明装置。
  5. 凹部および凸部の一方が前記発光体に形成されているとともに、前記凹部および前記凸部の他方が前記光学部材に形成されており、
    前記凹部と前記凸部とが嵌合されていることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記光学部材に形成されたストライプ状の溝部が配光制御部とされており、
    前記光学部材の溝部の延びる方向および溝部の断面形状のうちの少なくとも一方が前記2つ以上の発光部グループ毎に異なっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記2つ以上の発光部グループが一方側から他方側に向かって並んでおり、
    前記光学部材の溝部の延びる方向が前記一方側から前記他方側に向かって段階的に傾けられていることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記複数の発光部のそれぞれが、発光ダイオード素子と、前記発光ダイオード素子の周囲を囲む光反射面とを少なくとも含んでいることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置。
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