JP2011126271A5 - - Google Patents
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上記目的を達成するための本発明による液体供給部材は、樹脂材料を含む第1の部材と樹脂材料を含む第2の部材とが接合されることで、液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路が形成された液体供給部材であって、前記供給路の内表面の少なくとも一部は、前記第1の部材と前記第2の部材の成形後の樹脂の溶融により平滑された平滑面である、ことを特徴とする。また、本発明の他の液体供給部材は、樹脂材料を含み、レーザー光に対して吸収性を有する第1の部材と、樹脂材料を含み、レーザー光に対して透過性を有する第2の部材とが接合されることで、液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路が形成された液体供給部材であって、前記第2の部材は、前記供給路に連通し、前記第1の部材と前記第2の部材との接合面に沿う開口を備えており、前記第1の部材の、前記供給路の内表面の、前記開口に対応する部分は、前記第1の部材の、前記供給路の前記内表面の、前記開口に対応する部分以外の部分と比べて滑らかであることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明による液体供給部材の製造方法は、樹脂材料を含む第1の部材と、樹脂材料を含む第2の部材と、を備え、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくともいずれか一方は、液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路となる溝を有する液体供給部材の製造方法であって、前記溝を内側にして前記第1の部材と前記第2の部材とを接合することによって、前記供給路を形成する形成工程を有し、前記形成工程の前または前記形成工程中に、前記第1の部材および前記第2の部材のうち、前記供給路の内表面となる部分の少なくとも一部を溶融し、成形された前記第1の部材および前記第2の部材の面よりも滑らかである平滑面を形成する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明による液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口と、該吐出口に液体を供給する供給路を有する液体供給部材と、を有する液体吐出ヘッドであって、前記液体供給部材は、樹脂材料を含む第1の部材と、樹脂材料を含む第2の部材とが接合されることで前記供給路が形成されており、前記供給路の内表面の少なくとも一部は、前記第1の部材と前記第2の部材の成形後の樹脂の溶融により平滑化された平滑面である、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明による液体吐出ヘッドの製造方法は、液体を吐出する吐出口と、該吐出口に液体を供給する供給路を有する液体供給部材と、を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、前記液体供給部材は、樹脂材料を含む第1の部材と、樹脂材料を含む第2の部材と、を備え、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくともいずれか一方は液体を吐出する吐出口に液体を供給する供給路となる溝を有しており、前記溝を内側にして前記第1の部材と前記第2の部材とを接合することによって、前記供給路を形成する形成工程を有し、前記形成工程の前または前記形成工程中に、前記第1の部材および前記第2の部材のうち、前記供給路の内表面となる部分の少なくとも一部を溶融し、成形された前記第1の部材および前記第2の部材の面よりも滑らかである平滑面を形成する、ことを特徴とする。
Claims (13)
- 樹脂材料を含む第1の部材と樹脂材料を含む第2の部材とが接合されることで、液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路が形成された液体供給部材であって、
前記供給路の内表面の少なくとも一部は、前記第1の部材と前記第2の部材の成形後の樹脂の溶融により平滑化された平滑面である、ことを特徴とする液体供給部材。 - 前記第1の部材は、レーザー光に対して吸収性を有し、
前記第2の部材は、レーザー光に対して透過性を有し、前記供給路に連通し、前記第1の部材と前記第2の部材との接合面に沿う開口を備えており、
前記平滑面は、前記第1の部材の、前記供給路の内表面の、前記開口に対応する部分に形成されている、請求項1に記載の液体供給部材。 - 前記平滑面は、前記第1の部材の、前記接合面に垂直な方向に関して前記接合面とは異なる面に形成されている、請求項2に記載の液体供給部材。
- 前記第2の部材は、前記供給路と前記開口とを連通する開口路を備えており、前記開口路は、前記供給路から離れるにつれて断面積が大きくなるテーパ部を備えている、請求項2または請求項3に記載の液体供給部材。
- 樹脂材料を含み、レーザー光に対して吸収性を有する第1の部材と、樹脂材料を含み、レーザー光に対して透過性を有する第2の部材とが接合されることで、液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路が形成された液体供給部材であって、
前記第2の部材は、前記供給路に連通し、前記第1の部材と前記第2の部材との接合面に沿う開口を備えており、
前記第1の部材の、前記供給路の内表面の、前記開口に対応する部分は、前記第1の部材の、前記供給路の前記内表面の、前記開口に対応する部分以外の部分と比べて滑らかであることを特徴とする液体供給部材。 - 前記第1の部材の、前記供給路の内表面の、前記開口に対応する部分は、前記接合面に垂直な方向に関して前記接合面とは異なる面に形成されている、請求項5に記載の液体供給部材。
- 液体を吐出する吐出口と、該吐出口に液体を供給する供給路を有する液体供給部材と、を有する液体吐出ヘッドであって、
前記液体供給部材は、樹脂材料を含む第1の部材と、樹脂材料を含む第2の部材とが接合されることで前記供給路が形成されており、
前記供給路の内表面の少なくとも一部は、前記第1の部材と前記第2の部材の成形後の樹脂の溶融により平滑化された平滑面である、ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 樹脂材料を含む第1の部材と、樹脂材料を含む第2の部材と、を備え、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくともいずれか一方は、液体吐出ヘッドに液体を供給する供給路となる溝を有する液体供給部材の製造方法であって、
前記溝を内側にして前記第1の部材と前記第2の部材とを接合することによって、前記供給路を形成する形成工程を有し、
前記形成工程の前または前記形成工程中に、前記第1の部材および前記第2の部材のうち、前記供給路の内表面となる部分の少なくとも一部を溶融し、成形された前記第1の部材および前記第2の部材の面よりも滑らかである平滑面を形成する、ことを特徴とする液体供給部材の製造方法。 - 前記平滑面は、前記形成工程の前に、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくともいずれか一方の前記供給路の内表面となる面を加熱することによって形成される、請求項8に記載の液体供給部材の製造方法。
- 前記第1の部材はレーザー光に対して吸収性を有し、前記第2の部材はレーザー光に対して透過性を有し、前記平滑面は、前記第2の部材の側から前記第1の部材にレーザー光を照射することによって、前記形成工程中に形成される、請求項8に記載の液体供給部材の製造方法。
- 前記第2の部材は、前記供給路に連通し、前記第1の部材と前記第2の部材との接合面に沿う開口を備えており、前記平滑面は、前記第1の部材の、前記供給路の内表面の、前記開口に対応する部分に形成される、請求項10に記載の液体供給部材の製造方法。
- 前記平滑面は、前記第1の部材の、前記接合面に垂直な方向に関して前記接合面とは異なる面に形成される、請求項11に記載の液体供給部材の製造方法。
- 液体を吐出する吐出口と、該吐出口に液体を供給する供給路を有する液体供給部材と、を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、
前記液体供給部材は、樹脂材料を含む第1の部材と、樹脂材料を含む第2の部材と、を備え、前記第1の部材および前記第2の部材の少なくともいずれか一方は液体を吐出する吐出口に液体を供給する供給路となる溝を有しており、
前記溝を内側にして前記第1の部材と前記第2の部材とを接合することによって、前記供給路を形成する形成工程を有し、
前記形成工程の前または前記形成工程中に、前記第1の部材および前記第2の部材のうち、前記供給路の内表面となる部分の少なくとも一部を溶融し、成形された前記第1の部材および前記第2の部材の面よりも滑らかである平滑面を形成する、ことを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
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