JP2011122985A - 印刷物検査装置、印刷物検査方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

印刷物検査装置、印刷物検査方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷物の品質検査における誤検査の発生を減少することができる印刷物検査装置、印刷物検査方法、プログラムおよび記憶媒体を提供する。
【解決手段】印刷画像を取得する印刷画像取得部101と、原稿画像を取得する原稿画像取得部102と、印刷画像と、原稿画像の濃度の差を取得し、濃度の差が閾値を超えるか否かを判定し、閾値以下である場合に正常と判定し、閾値を超える場合に異常と判定することにより、印刷画像の品質を検査する検査部103と、閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる印刷画像、または、取得された濃度の差が、閾値に近い順にあらかじめ定められた数の印刷画像を再検査画像として選択する再検査画像選択部104と、再検査画像を出力する出力制御部107と、利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力制御部106と、再検査情報に基づいて閾値を調整する調整部105と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷物の品質検査を自動で行う印刷物検査装置、印刷物検査方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来、出版物の落丁や乱丁の有無を確認する品質検査は目視で行われており、検査者の負担が大きかった。そこで、検査者の負荷を軽減するために、目視検査支援の技術が提案されている。
目視検査支援の技術として、印刷物の品質の基準となる基準データと印刷物をスキャンした画像を比較し、比較結果から品質を検査する方法が提案されている。この方法では、まず、比較結果から品質の程度を表すレベルデータを出力する。そして、良品を示すレベルデータから順に目視検査し、不良が見つかったレベルデータ以降を不良と判定することで目視検査の対象となる印刷物を減量する(例えば、特許文献1)。
また、他の目視検査の技術として、印刷物の品質を「良」、「不良」、「判定不能」の3つに分類し、誤検査を減らす方法が提案されている。この方法では、検査対象である入力データと、検査基準となる参照画像データを比較し、不一致である画素を抽出し、抽出した不一致画素の数から、良品、不良品、判定不能の3種類に分類する(例えば、特許文献2)。
しかしながら、特許文献1に開示されている方法では、異常と判定する基準となるレベルデータは、出版物の種類や特徴によって設定されるのではなく、製造時に一律に定められているため、出版物の印刷データに応じた最適な閾値を再設定することができない。また、異常の検知は検査者の目視によるため、異常を検知するための検査項目の設定や、複数の検査項目を使用する場合の優先順位が検査者ごとに異なり、一定の基準を保つことが困難である。
また、特許文献2に開示されている方法では、「良」、「不良」を、ある検査項目を定量化した値の閾値操作で判定するため、検査者によっては「不良」としていたものを「良」と判定してしまう可能性を回避することができない。
このように、従来の品質検査では、初期設定された閾値により品質を判定するため、印刷データの種類や特徴に応じて閾値を変更することができず誤検査が生じていた。また、従来の品質検査は、人の主観的な評価によって行われるため、検査者によって検査結果が変動してしまい誤検査が生じやすくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷物の品質検査における誤検査の発生を減少することができる印刷物検査装置、印刷物検査方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得部と、原稿画像を取得する原稿画像取得部と、取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の
差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査部と、取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択部と、選択された前記再検査画像を出力する出力制御部と、前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付部と、入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、印刷物検査方法であって、印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得ステップと、原稿画像を取得する原稿画像取得ステップと、取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査ステップと、取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択ステップと、選択された前記再検査画像を出力する出力制御ステップと、前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得ステップと、原稿画像を取得する原稿画像取得ステップと、取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査ステップと、取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択ステップと、選択された前記再検査画像を出力する出力制御ステップと、前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整ステップ、として実行させることを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得ステップと、原稿画像を取得する原稿画像取得ステップと、取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査ステップと、取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択ステップと、選択された前記再検査画像を出力する出力制御ステップと、前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整ステップ、として実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、印刷物の品質検査における誤検査の発生を減少するという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる印刷物検査装置100の構成を示すブロック図である。 図2は、同じ評価項目で設定された閾値1と閾値2の一例を示す図である。 図3は、異なる評価項目で設定された閾値1と閾値2の一例を示す図である。 図4は、再検査画像選択部104による再検査画像の選択基準の一例を示す図である。 図5−1は、再検査画像選択部104による再検査画像の選択基準の他の例を示す図である。 図5−2は、再検査画像選択部104による再検査画像の選択基準の他の例を示す図である。 図6は、調整部105による閾値1の調整の一例を示す図である。 図7は、調整部105による閾値1の調整の他の例を示す図である。 図8は、印刷物検査装置100による印刷物検査処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、印刷画像取得部101により取得された印刷画像の一例を示す図である。 図10は、原稿画像取得部102により取得された原稿画像の一例を示す図である。 図11は、検査部103によりブロックに分割された印刷画像の一例を示す図である。 図12は、検査部103によりブロックに分割された原稿画像の一例を示す図である。 図13は、検査部103により閾値1を基準に判定された印刷画像の品質結果の一例を示す図である。 図14は、検査部103によりブロックに分割された印刷画像の一例を示す図である。 図15は、検査部103により閾値2を基準に判定された印刷画像の品質結果の一例を示す図である。 図16は、検査部103によりHDD110に保存された検査情報の一例を示す図である。 図17は、出力制御部107により出力された再検査画像の一例を示す図である。 図18は、異常情報の入力画面の一例を示す図である。 図19は、異常情報1の登録を受け付けた入力画面の一例を示す図である。 図20は、異常情報1および異常情報2の登録を受け付けた入力画面の一例を示す図である。 図21は、入力制御部106によりHDD110に保存された再検査情報の一例を示す図である。 図22は、調整部105による閾値1の調整の一例を示す図である。 図23は、本発明の実施の形態2にかかる印刷物検査装置200の構成を示すブロック図である。 図24−1は、不適切な再検査情報の一例を示す図である。 図24−2は、不適切な再検査情報の一例を示す図である。 図25は、印刷物検査装置100による印刷物検査処理の手順を示すフローチャートである。 図26は、削除部201により削除された不適切な再検査情報の一例を示す図である。 図27は、削除部201により削除された不適切な再検査情報の一例を示す図である。 図28は、本発明の実施の形態3にかかる印刷物検査装置300の構成を示すブロック図である。 図29は、不適切な再検査情報の一例を示す図である。 図30は、印刷物検査装置300による印刷物検査処理の手順を示すフローチャートである。 図31は、検査項目の選択受付画面の一例を示す図である。 図32は、検査部303により切り替えられた検査項目の一例を示す図である。 図33は、実施の形態にかかる印刷物検査装置100のハードウェア構成を示す説明図である。 図34は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる印刷物検査装置、印刷物検査方法、プログラムおよび記憶媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる印刷物検査装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、印刷物検査装置100は、印刷画像取得部101と、原稿画像取得部102と、検査部103と、再検査画像選択部104と、調整部105と、入力制御部106と、出力制御部107と、HDD(Hard Disk Drive)110とを主に備え、スキャナ130と、印刷機140と、PC120に接続されている。
印刷画像取得部101は、スキャナ130から印刷画像を取得する。ここで、印刷画像とは、印刷機140により印刷された印刷物が、スキャナ130により撮像された画像のことである。なお、印刷物を撮像する手段は、スキャナに限定されず、カメラ等印刷物を撮像可能なものであればよい。
原稿画像取得部102は、スキャナ130から原稿画像を取得し、取得した原稿画像をHDD110に保存する。ここで、原稿画像とは、印刷の元となるマスターデータのことである。原稿画像取得部102は、取得した原稿画像から画素ごとの濃度を取得し、検査部103による検査の前処理を行う。
検査部103は、印刷画像を原稿画像との比較により品質を検査する。例えば、検査部103は、印刷画像取得部101により取得された印刷画像の濃度と、原稿画像取得部102により取得された原稿画像の濃度を比較する。検査部103は、印刷画像と原稿画像をそれぞれ所定のブロックに分割し、ブロック単位で印刷画像と原稿画像の濃度の差が、所定の閾値の範囲内であるか否かを判定する。検査部103は、閾値の範囲内である場合に正常と判定し、閾値の範囲外である場合に異常と判定する。検査部103は、印刷画像の濃度差のデータと判定結果を検査情報としてHDD110に保存する。
具体的には、検査部103は、まず、原稿画像と印刷画像を比較的大きなブロックに分割し、閾値1を基準に、原稿画像を分割したブロックと、印刷画像を分割したブロックのRGB各信号の濃度差を画素単位で比較する。検査部103は、比較したブロックの濃度差の平均が閾値1以下である場合は正常と判定し、閾値1を超える場合は異常と判定する。
次に、検査部103は、異常と判定した印刷画像のA−4ブロックと、原稿画像のA−4ブロックそれぞれを、さらに所定のブロックに分割する。検査部103は、閾値1と異なる値である閾値2を基準に、印刷画像を分割したブロックと、原稿画像を分割したブロックのRGB各信号の濃度差を画素単位で比較する。検査部103は、比較したブロックの濃度差の平均が閾値2以下である場合は正常と判定し、閾値2を超える場合は異常と判定する。
ここで、あらかじめ定められる閾値1と閾値2の設定方法について説明する。図2は、同じ評価項目で設定された閾値1と閾値2の一例を示す図である。図2に示すように、閾値1と閾値2は異なる値に設定されている。なお、具体的な数値としては、経験則や統計により、異常を判定するに適切な数値が設定される。
このように、閾値1と閾値2を同じ評価種目(濃度差)に設定された場合、閾値1で大きな範囲を対象に濃度差を大雑把に判定し、閾値2で狭い範囲を対象に濃度差を厳しく判定することができる。なお、検査部103は、閾値1だけにより判定することも可能である。この場合、速い処理速度で広範な範囲を大雑把に検査することができる。一方、検査部103は、閾値2だけにより判定することも可能である。この場合、ブロックを分割する回数が増加し、処理速度は閾値1よりも低下するが正確に判定することが可能である。
また、閾値1と閾値2の設定方法の他の例を示す。図3は、異なる評価項目で設定された閾値1と閾値2の一例を示す図である。図3に示すように、閾値1は濃度差の値が設定されており、閾値2は、色差(Lab)の値が設定されている。
このように、閾値1と閾値2を異なる評価項目(濃度差、色差(Lab))に設定された場合、閾値1と閾値2で異なる角度からの判定を行うことができる。なお、評価軸を多数追加することも可能である。
再検査画像選択部104は、検査部103により判定された印刷画像がHDD110に一定数蓄積された時点で、検査を行うユーザ(以下、検査者という。)による再検査の対象となる印刷画像(以下、再検査画像という。)を選択する。例えば、閾値1と閾値2の閾値操作で閾値付近にあったデータと、閾値と離れたデータを8:2の割合で選択する。図4−1は、再検査画像選択部104による再検査画像の選択基準の一例を示す図である。図4−1に示すように、再検査画像選択部104は、閾値1、または閾値2から値が近い順に選択する。
他の例として、再検査画像選択部104は、閾値から値が近い印刷画像を再検査画像として選択することも可能である。図5−1は、再検査画像選択部104による再検査画像の選択基準の他の例を示す図である。ここで、○は、検査部103により濃度差が検査された印刷画像を示す。図5−1に示すように、再検査画像選択部104は、閾値から近い1、2、3の順に選択する。例えば、マハラノビス距離等による選択順序を採用し、次元毎に重みを付けることにより多次元の特徴を考慮して選択することもできる。
さらに、他の例として、再検査画像選択部104は、ある範囲の印刷画像全てを再検査画像として選択することもできる。図5−2は、再検査画像選択部104による再検査画
像の選択基準の他の例を示す図である。図5−2に示すように、再検査画像選択部104は、閾値から近い所定の範囲の印刷画像を全て選択する。閾値が近い順に選択する場合には、計算が必要となるが、ある範囲の印刷画像全てを選択することとした場合、計算は不要となり簡便に選択することができる。
出力制御部107は、再検査画像選択部104により選択された再検査画像をPC120に出力する。
入力制御部106は、PC120から検査者による検査済み画像の入力を受け付ける。ここで、検査済み画像とは、再検査画像がユーザにより正常または異常が判定された画像である。入力制御部106は、ユーザにより異常があると判定された検査済み画像の検査内容を、検査者IDと共に再検査情報として入力を受け付け、受け付けた再検査情報をHDD110に保存する。なお、入力制御部106は、本発明における入力受付部に相当する。
HDD110は、印刷画像、原稿画像、検査情報、再検査情報等のデータや、閾値等を保存する。
調整部105は、入力制御部107により入力された再検査画像の判定結果に基づいて、検査部103による比較の基準となる閾値を調整する。例えば、調整部105は、正常サンプルのみから閾値を決定する。図6は、調整部105による閾値1の調整の一例を示す図である。図6では、○は正常サンプルを、×は異常サンプルを示す。図6に示すように、調整部105は、正常サンプルを全て含むように閾値を調整する。なお、他の例として、これとは逆に、異常サンプルが正常に混入しないように、異常サンプル全てを除外するように閾値を調整することもできる。
さらに、他の例として、調整部105は、正常を示すデータと異常を示すデータの境界部分のデータのみで閾値を決定する。図7は、調整部105による閾値1の調整の他の例を示す図である。図7に示すように、調整部105は、正常を示すデータと異常を示すデータの境界部分にあるデータの中央付近に閾値を決定する。なお、正常と異常が混在する場合は、どちらか一方のデータを無視して閾値を決定する。
次に、以上のように構成された印刷物検査装置100による印刷物検査処理について説明する。図8は、印刷物検査装置100による印刷物検査処理の手順を示すフローチャートである。
印刷画像取得部101は、印刷画像を取得する(ステップS1)。印刷画像取得部101は、スキャナ130(図1参照)等により印刷物が撮像された印刷画像を取得する。図9は、印刷画像取得部101により取得された印刷画像の一例を示す図である。図9に示すように、印刷画像取得部101は、印刷処理の過程で付着したトナーの汚れやカスレが存在する印刷画像を取得する。
原稿画像取得部102は、原稿画像を取得する(ステップS2)。図10は、原稿画像取得部102により取得された原稿画像の一例を示す図である。図10に示すように、原稿画像取得部102は、原稿画像を取得する。このように、原稿画像には、図9に示した印刷処理により付着した汚れやカスレが存在しない。ここで、原稿画像取得部102は、原稿画像を取得すると、検査部103による検査の基準となる画素濃度を取得する等の前処理を行う。
検査部103は、印刷画像取得部101により取得された印刷画像を、原稿画像取得部
102により取得された原稿画像との比較により品質を検査する(ステップS3)。ここで、印刷画像と原稿画像を比較する方法について説明する。まず、検査部103は、印刷画像を所定のブロックに分割する。図11は、検査部103によりブロックに分割された印刷画像の一例を示す図である。例えば、検査部103は、印刷画像を16×16に分割する。図11では、説明の便宜上、分割線により2×2のブロック(A−1〜A−4)に分割された印刷画像を図示している。なお、ブロックに分割するサイズは、検査に最適なサイズであればよく、実際には、所定のピクセルに分割される。
次に、検査部103は、原稿画像を印刷画像について分割したと同数の所定のブロックに分割する。図12は、検査部103によりブロックに分割された原稿画像の一例を示す図である。図12に示すように、検査部103は、図11における印刷画像の分割と同様に、原稿画像を16×16等所定のサイズに分割する。図12についても、図11と同様に、説明の便宜上、分割線により2×2のブロック(A−1〜A−4)に分割された印刷画像を図示している。
検査部103は、閾値1を基準に、印刷画像を分割したブロックと、原稿画像を分割したブロックのRGB各信号の濃度差を画素単位で比較する。検査部103は、まず、比較したブロックの濃度差の平均が閾値1以下である場合は正常と判定し、閾値1を超える場合は異常と判定する。図13は、検査部103により閾値1を基準に判定された印刷画像の品質結果の一例を示す図である。図13に示すように、検査部103は、A−4ブロックを異常と判定しており、A−1ブロック〜A−3ブロックについては正常と判定している。
しかし、図13では、A−1ブロックにカスレがあるところ、検査部103により正常と判定されている。そこで、検査部103は、閾値1の基準ではカスレが存在するA−1ブロックを異常と判定できないこととなる。
次に、検査部103は、印刷画像のうち異常と判定したA−4ブロックと、原稿画像のA−4ブロックそれぞれを、さらに所定のブロックに分割する。図14は、検査部103によりブロックに分割された印刷画像の一例を示す図である。例えば、検査部103は、8×8のブロックに分割する。図14では、説明の便宜上、A−4ブロックが2×2のブロック(B−1〜B−4)に分割された印刷画像を図示している。
検査部103は、閾値1と異なる値である閾値2を基準に、印刷画像を分割したブロックと、原稿画像を分割したブロックのRGB各信号の濃度差を画素単位で比較する。検査部103は、比較したブロックの濃度差の平均が閾値2以下である場合は正常と判定し、閾値2を超える場合は異常と判定する。図15は、検査部103により閾値2を基準に判定された印刷画像の品質結果の一例を示す図である。図15に示すように、検査部103は、A−4ブロックにおけるB−1ブロックを異常と判定している。
検査部103は、判定が終了すると、印刷画像の濃度差のデータや判定結果を検査情報としてHDD110に保存する。図16は、検査部103によりHDD110に保存された検査情報の一例を示す図である。図16に示すように、検査部103は、検査者IDと、登録日と、印刷画像パスと、原稿画像パスと、異常の数と、異常情報1の印刷画像における範囲を検査情報としてHDD110に保存する。図16では、検査者IDは、検査部103により検査が行われたため、ユーザIDではなく「検査装置」と登録されている。なお、図13に示した印刷画像のうち異常と判定されたのはA−4ブロックだけであり、カスレが存在するA−1ブロックについては、検査部103により異常と判定されなかったため、異常の数は「1」と保存される。
再検査画像選択部104は、検査部103によりHDD110に保存された検査情報に基づいて再検査画像を選択する(ステップS4)。出力制御部106は、再検査画像選択部104により選択された再検査画像をPC120に出力する(ステップS5)。出力制御部107は、再検査画像を、検査者による検査内容の入力が可能な形態でPC120のモニターに表示する。図17は、出力制御部107により出力された再検査画像の一例を示す図である。図17に示すように、出力制御部107は、再検査画像を表示する表示画面中に、異常箇所の範囲指定を行うアイコンと、異常の種類を示す異常情報の入力を行うアイコンと、これらの登録を受け付けるための登録のアイコンを表示している。
入力制御部106は、検査者から、検査者IDと、検査を行った日付を示す登録日と、異常情報の入力を受け付ける(ステップS6)。図18は、異常情報の入力画面の一例を示す図である。図18に示すように、入力制御部106は、検査者IDと、登録日と、点線で示す範囲指定の入力を受け付ける。図18において、入力制御部106が範囲指定の入力を受け付けた範囲は、検査部103により正常と判定されたA−1ブロック(図13参照)の範囲であるが、検査者による再検査において異常と判定された範囲である。
また、図19は、異常情報1の登録を受け付けた入力画面の一例を示す図である。図19に示すように、入力制御部106は、図18で範囲指定の入力を受け付けたカスレがある範囲を異常情報1(白抜け、カスレ)と入力された登録を受け付けている。
さらに、入力制御部106は、異常情報の登録を受け付ける。図20は、異常情報1および異常情報2の登録を受け付けた入力画面の一例を示す図である。図20に示すように、入力制御部106は、検査者により異常と判定された異常情報1(白抜け、カスレ)に加えて、検査部103により判定されたA−4ブロック(図14参照)の範囲を異常情報2(汚れ)とする登録を受け付けている。
入力制御部106は、異常情報の登録を受け付けると、登録された情報を再検査情報としてHDD110に登録する。図21は、入力制御部106によりHDD110に保存された再検査情報の一例を示す図である。図21に示すように、入力制御部106は、検査者IDと、登録日と、印刷画像パスと、原稿画像パスと、異常の数と、異常情報の印刷画像における範囲を検査情報としてHDD110に保存する。図21では、入力制御部106により、異常情報は2つ登録されたので異常情報を「2」として、再検査画像において範囲指定された範囲をそれぞれ異常情報の範囲が保存されている。
調整部105は、検査部103による比較の基準となる閾値を調整する(ステップS7)。例えば、調整部105は、初期設定された閾値を、入力制御部106により異常と判定された検査済み画像全てが異常に含まれる値に調整する。図22は、調整部105による閾値1の調整の一例を示す図である。図22に示すように、調整部105は、異常情報2だけが含まれるように設定されていた閾値を、異常情報1も含まれる値に調整する。
このように、本実施の形態によれば、検査部103により判定された印刷画像のうち、異常の判定基準となる閾値付近の印刷画像をユーザに提示し、ユーザによる再検査の結果に基づいて閾値を調整することから、誤検査の発生を減少することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、調整部105は、HDD110に保存された再検査情報に基づいて閾値を調整した。本実施の形態では、さらに、HDD110に保存された再検査情報を調整の基準として採用できるか否かを解析し、解析結果に基づいて取捨選択した再検査情報により閾値を調整する。
図23は、本発明の実施の形態2にかかる印刷物検査装置200の構成を示すブロック図である。図23に示すように、印刷物検査装置200は、印刷画像取得部101と、原稿画像取得部102と、検査部103と、再検査画像選択部104と、調整部105と、解析部201と、削除部202と、入力制御部106と、出力制御部107と、HDD110とを主に備え、スキャナ130と、印刷機140と、PC120に接続されている。
以下、解析部201と、削除部202について説明する。なお、削除部201以外の各部の機能および構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
解析部201は、HDD110に保存された再検査情報を所定の解析項目に従って解析する。具体的には、解析部201は、HDD110に保存された再検査情報の濃度差の軸における分布を取得し、所定の解析項目に従って、当該分布から閾値の調整基準として不適切な再検査情報(以下、不適切な再検査情報という。)を特定する。なお、解析部201は、本発明における決定部に相当する。
ここで、解析項目は、評価が安定しない検査者による再検査情報であるか、または評価が分かれる印刷画像であるかを項目とする。例えば、他の検査者による判定と大幅に異なる判定がなされた再検査情報であるか、または同一検査者により検査日時によって矛盾した判定がなされた再検査情報であるか等である。
削除部202は、解析部201により特定された不適切な再検査情報を削除する。例えば、削除部202は、不適切な再検査情報を、出力制御部107を介してPC120に表示し、入力制御部106を介して検査者から削除対象のデータの入力を受け付け、入力を受け付けたデータを削除する。なお、検査者が他の検査者等と協議した上で削除対象のデータを決定することもできる。
他の例としては、あらかじめ定められた削除対象のデータを削除することもできる。例えば、不適切な再検査情報が、同一検査者により検査日時によって矛盾したデータである場合には、古いデータを削除の対象とすることができる。なお、削除後の再検査情報は、再度解析されることとしてもよい。
図24−1および図24−2は、不適切な再検査情報の一例を示す図である。図24−1は、検査者1により判定されたデータ○と、検査者2により判定されたデータ△を示す。図24−1に示すように、検査者2による判定では、濃度差が小さい印刷画像であっても全て正常として登録している。また、図24−2は、同一検査者により異なった日付で異なった判定がなされたデータを示す。図24−2に示すように、20××年12月××日には正常と判定されたデータが、20××年09月××日には異常と判定されている。
次に、以上のように構成された印刷物検査装置200による印刷物検査処理について説明する。図25は、印刷物検査装置100による印刷物検査処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS10からステップS15までの処理については、図8で説明した実施の形態1の印刷物検査処理のステップS1からステップS6と同様である。
ステップS16において、解析部201は、HDD110に保存されている再検査情報を解析する(ステップS16)。具体的には、解析部201は、HDD110に保存されている再検査情報の中から不適切な再検査情報を特定する。
解析部201は、HDD110に保存されている再検査情報の中に不適切な再検査情報
が存在するか否かを確認する(ステップS17)。調整部105は、解析部201により、不適切な再検査情報が存在することが確認されなかった場合は(ステップS17:Yes)、HDD110に保存されている再検査情報に基づいて閾値を調整する(ステップS18)。なお、ステップS18の処理は、図8で説明した実施の形態1の印刷物検査処理のステップS7と同様である。
一方、ステップS17において、解析部201により、不適切な再検査情報が存在することが確認された場合は(ステップS17:No)、削除部202は、HDD110に保存されている再検査情報の中から、ステップS16において特定された不適切な再検査情報を削除する(ステップS19)。図26および図27は、削除部201により削除された不適切な再検査情報の一例を示す図である。図26に示すように、入力制御部106により、PC120に表示された表示画面の「DEL」キーの押下が受け付けられると、削除部201は、全て正常として登録した検査者2によるデータを削除する。また、図27に示すように、入力制御部106により、同一検査者により異なった日付で異なった判定がなされたデータのうち、古い日付(20××年09月××日)について「DEL」キーの押下が受け付けられた場合は、削除部202は、古い日付で判定されたデータを削除する。
削除部201により、HDD110から不適切な再検査情報が削除されると、調整部105は、削除後の再検査情報に基づいて閾値を調整する(ステップS18)。なお、解析部201は、削除後の再検査情報について、ステップS16に戻り再度解析してもよい。
このように、本実施の形態によれば、HDD110に保存されている再検査情報から不適切な再検査情報を削除し、閾値の調整に適切な再検査情報に基づいて閾値を調整することから、誤検査の発生を減少することができる。
また、このように、本実施の形態によれば、不適切な再検査情報を表示することにより、検査方法の見直しや、新規検査者への検査方法の提示が容易となる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、閾値付近のデータを再検査画像として所定数選択したが、閾値付近のデータは正常と異常が混在し易く、閾値付近にデータが集中するケースが多いためである。これに対し、本実施の形態では、濃度差の軸において異常の判定が閾値付近に集中せず、濃度差の大小に関わらず一定の配置となった場合に、再検査情報の選択基準を濃度差以外の検査項目に切り替える。
図28は、本発明の実施の形態3にかかる印刷物検査装置300の構成を示すブロック図である。図28に示すように、印刷物検査装置300は、印刷画像取得部101と、原稿画像取得部102と、検査部303と、再検査画像選択部104と、調整部105と、解析部301と、削除部202と、入力制御部106と、出力制御部107と、選択受付部302と、HDD110とを主に備え、スキャナ130と、印刷機140と、PC120に接続されている。
以下、解析部301と、選択受付部302と、検査部303について説明する。なお、解析部301と、選択受付部302と、検査部303以外の各部の機能および構成は実施の形態1および実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
解析部301は、HDD110に保存された再検査情報を所定の解析項目に従って解析する。ここで、解析項目は、濃度差の軸において正常と判定された再検査情報が一定に配置されているか否かを項目とする。具体的には、解析部301は、HDD110に保存さ
れた再検査情報の濃度差の軸における分布を取得し、当該分布について、濃度差の軸において正常と判定された再検査情報が一定に配置されているか否かを判断する。
図29は、不適切な再検査情報の一例を示す図である。図29では、濃度差の軸において全て正常として登録された再検査情報が一定に配置されている。このように、濃度差の軸において全て正常と判定された再検査情報が一定な配置となると、濃度差を基準として印刷画像の品質を検査できない。
HDD310は、印刷画像、原稿画像、検査情報、再検査情報等のデータや、検査項目や、検査項目毎の閾値等を保存する。例えば、検査項目としては、濃度差、色差、エッジ等がある。
選択受付部302は、解析部301により濃度差の軸において正常と判定された再検査情報が一定に配置されていると判断された場合は、ユーザによる新たな検査項目の選択を受け付ける。具体的には、選択受付部302は、出力制御部107を介してPC120に検査項目の選択画面を表示し、入力制御部106を介して検査項目の選択を受け付ける。
選択受付部302は、検査項目の選択を受け付けると、さらに、選択された検査項目の閾値設定を手動で行うか、または自動で行うかの選択を受け付ける。選択受付部302は、手動の選択を受け付けた場合は、入力制御部106を介して閾値設定の入力を受け付ける。
検査部303は、現在設定されている検査項目を、選択受付部302により選択を受け付けた検査項目に切り替えて再度印刷画像を検査する。検査部303は、選択受付部302により手動の閾値設定が受け付けられた場合は、入力された閾値を基準に印刷画像を検査する。一方、検査部303は、選択受付部302により自動の閾値設定が受け付けられた場合は、HDD310に保存されている閾値を基準に印刷画像を検査する。
次に、以上のように構成された印刷物検査装置300による印刷物検査処理について説明する。図30は、印刷物検査装置300による印刷物検査処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS30からステップ35までの処理については、図8で説明した実施の形態1の印刷物検査処理のステップS1からステップS6と同様である。
ステップS36において、解析部301は、ステップS35において入力を受け付けると、HDD110に保存された再検査情報を所定の解析項目に従って解析する(ステップS36)。解析部301は、解析した濃度差の軸におけるデータの分布が均一であるか否かを確認する(ステップS37)。ここで、データの分布が均一とは、濃度差の軸において正常と判定された再検査情報が一定に配置されていることを示す。
解析部301により分布が均一であることが確認された場合は(ステップS37:Yes)、選択受付部302は、ユーザによる新たな検査項目の選択を受け付ける(ステップS38)。図31は、検査項目の選択受付画面の一例を示す図である。図31に示すように、選択受付部302は、出力制御部107を介して選択項目の選択を受け付ける選択受付画面をPC120に表示する。図31では、新たな検査項目としてエッジが、閾値設定として自動が選択されている。選択受付部302は、ユーザにより検査項目の選択受付画面右上の登録ボタンが押下されると、これらの選択を受け付ける。
新たな検査項目の選択を受け付けると、ステップS32に戻り、検査部303は、現在
設定されている検査項目を、選択受付部302により選択を受け付けた新たな検査項目に切り替えて印刷画像を再度検査する(ステップS32)。図32は、検査部303により切り替えられた検査項目の一例を示す図である。図32に示すように、検査部303に設定されていた濃度差の検査項目が、エッジの検査項目に切り替えられている。図32では、全て正常として登録された再検査情報が、濃度差を示す軸上に配置されると一定であるが、エッジ軸上に配置されると閾値を基準に判別可能な配置となっている。
一方、解析部301により分布が均一であることが確認されなかった場合は(ステップS37:No)、調整部105は、HDD310に保存されている再検査情報に基づいて閾値を調整する(ステップS38)。
このように、本実施の形態によれば、濃度差の軸における再検査情報の分布状況から検査項目の適格性を判断し、不適格だと判断した場合に新たな検査項目に切り替えて再検査するので、適切な検査項目に基づいた検査により誤検査の発生を減少することができる。
また、このように、本実施の形態によれば、検査項目を複数保存し、設定された検査項目を切り替え可能な構成としたので、従来の検査項目では検査が難しい異常であっても、異常の検知が可能な検査項目を保存し、当該検査項目に切り替えて検査することができる。
次に、本実施の形態にかかる印刷物検査装置100のハードウェア構成について図33を用いて説明する。図33は、実施の形態にかかる印刷物検査装置100のハードウェア構成を示す説明図である。
本実施の形態にかかる印刷物検査装置100は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access
Memory)53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、各部を接続するバス61を備えている。
本実施の形態にかかる印刷物検査装置100で実行される印刷物検査プログラムは、ROM52等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態にかかる印刷物検査装置100で実行される印刷物検査プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供されるように構成してもよい。
さらに、本実施の形態にかかる印刷物検査装置100で実行される印刷物検査プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態にかかる印刷物検査装置100で実行される印刷物検査プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態にかかる印刷物検査装置100で実行される印刷物検査プログラムは、コンピュータを上述した印刷物検査装置100の各部(印刷画像取得部、原稿画像取得部、検査部、再検査画像選択部、調整部)として機能させうる。このコンピュータは、CPU51がコンピュータ読取可能な記憶媒体から印刷物検査プログラムを主記憶装置上に読み出して実行することができる。
また、本実施の形態に示した印刷物検査装置を複合機において実現してもよい。図34は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。図34に示すように、この複合機は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access
Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、複合機の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute
of Electrical and Electronics Engineers
1394)インターフェース50が接続される。操作表示部20はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、本実施の形態の印刷物検査装置で実行される印刷物検査プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の印刷物検査装置で実行される印刷物検査プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の印刷物検査装置で実行される印刷物検査プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の印刷物検査装置で実行される印刷物検査プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の印刷物検査装置で実行される印刷物検査プログラムは、上述した各部(印刷画像取得部、原稿画像取得部、検査部、再検査画像選択部、調整部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)がROMから印刷物検査プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主コンピュータ上で実現されるようになっている。
100、200、300 印刷物検査装置
101 印刷画像取得部
102 原稿画像取得部
103、303 検査部
104 再検査画像選択部
105 調整部
106 入力制御部
107 出力制御部
110、330 HDD
120 PC
130 スキャナ
140 印刷機
201、301 解析部
202 削除部
302 選択受付部
特許第3579182号公報 特許第3488499号公報

Claims (20)

  1. 印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得部と、
    原稿画像を取得する原稿画像取得部と、
    取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査部と、
    取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択部と、
    選択された前記再検査画像を出力する出力制御部と、
    前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整部と、
    を備えたことを特徴とする印刷物検査装置。
  2. 前記再検査画像選択部は、前記濃度の差が、前記閾値に近い順に所定の割合の数の前記印刷画像を、前記再検査画像として選択すること、
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  3. 前記調整部は、前記閾値を、前記再検査情報が正常であるすべての前記再検査画像に対する前記濃度の差より大きい値に調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  4. 前記調整部は、前記閾値を、前記再検査情報が異常であるすべての前記再検査画像に対する前記濃度の差より大きい値に調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  5. 前記調整部は、前記閾値を、前記再検査情報が正常である前記再検査画像に対する前記濃度の差より大きく、かつ、前記再検査情報が異常である前記再検査画像に対する前記濃度の差よりも小さい値に調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  6. 入力が受け付けられた前記再検査情報を複数記憶する記憶部と、
    前記濃度の差と、前記再検査情報が示す再検査の結果から、前記再検査情報が前記閾値を調整するためのデータとして採用可能か否かを決定する決定部と、
    前記決定部により採用不可と決定された前記再検査情報を、前記記憶部から削除する削除部、
    をさらに備え、
    前記調整部は、削除後に前記記憶部に記憶されている前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  7. 前記記憶部は、前記再検査情報に、当該再検査情報を入力した利用者の識別情報を対応付けて記憶し、
    前記決定部は、前記濃度の差の大小にかかわらず前記再検査画像を全て正常とする再検査情報を入力した利用者により入力された前記再検査情報を、採用不可と決定すること、を特徴とする請求項6に記載の印刷物検査装置。
  8. 前記記憶部は、前記再検査情報に、さらに、再検査された日時を対応付けて記憶し、
    前記決定部は、同一の前記再検査画像について、再検査された日時によって検査結果が異なる前記再検査情報を、採用不可と決定すること、
    を特徴とする請求項6に記載の印刷物検査装置。
  9. 前記記憶部は、あらかじめ定められた前記閾値を複数記憶し、
    前記記憶部に記憶された複数の前記閾値から1の前記閾値の選択を受け付ける選択受付部、
    をさらに備え、
    前記検査部は、選択が受け付けられた前記閾値により前記印刷画像を判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物検査装置。
  10. 印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得ステップと、
    原稿画像を取得する原稿画像取得ステップと、
    取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査ステップと、
    取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択ステップと、
    選択された前記再検査画像を出力する出力制御ステップと、
    前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整ステップと、
    を備えたことを特徴とする印刷物検査方法。
  11. 前記再検査画像選択ステップは、前記濃度の差が、前記閾値に近い順に所定の割合の数の前記印刷画像を、前記再検査画像として選択すること、
    を特徴とする請求項10に記載の印刷物検査方法。
  12. 前記調整ステップは、前記閾値を、前記再検査情報が正常であるすべての前記再検査画像に対する前記濃度の差より大きい値に調整すること、
    を特徴とする請求項10に記載の印刷物検査方法。
  13. 前記調整ステップは、前記閾値を、前記再検査情報が異常であるすべての前記再検査画像に対する前記濃度の差より大きい値に調整すること、
    を特徴とする請求項10に記載の印刷物検査方法。
  14. 前記調整ステップは、前記閾値を、前記再検査情報が正常である前記再検査画像に対する前記濃度の差より大きく、かつ、前記再検査情報が異常である前記再検査画像に対する前記濃度の差よりも小さい値に調整すること、
    を特徴とする請求項10に記載の印刷物検査方法。
  15. 記憶部に、入力が受け付けられた前記再検査情報を複数保存する保存ステップと、
    前記濃度の差と、前記再検査情報が示す再検査の結果から、前記再検査情報が前記閾値を調整するためのデータとして採用可能か否かを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより採用不可と決定された前記再検査情報を、前記記憶部から削除
    する削除ステップ、
    をさらに備え、
    前記調整ステップは、削除後に前記記憶部に記憶されている前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整すること、
    を特徴とする請求項10に記載の印刷物検査方法。
  16. 前記保存ステップは、前記再検査情報に、当該再検査情報を入力した利用者の識別情報を対応付けて記憶し、
    前記決定ステップは、前記濃度の差の大小にかかわらず前記再検査画像を全て正常とする再検査情報を入力した利用者により入力された前記再検査情報を、採用不可と決定すること、
    を特徴とする請求項15に記載の印刷物検査方法。
  17. 前記保存ステップは、前記再検査情報に、さらに、再検査された日時を対応付けて保存し、
    前記決定ステップは、同一の前記再検査画像について、再検査された日時によって検査結果が異なる前記再検査情報を、採用不可と決定すること、
    を特徴とする請求項15に記載の印刷物検査方法。
  18. 前記保存ステップは、前記記憶部に、あらかじめ定められた前記閾値を複数保存し、
    前記記憶部に記憶された複数の前記閾値から1の前記閾値の選択を受け付ける選択受付ステップ、
    をさらに備え、
    前記検査ステップは、選択が受け付けられた前記閾値により前記印刷画像を判定すること、
    を特徴とする請求項10に記載の印刷物検査方法。
  19. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    印刷物が撮像された画像である印刷画像を取得する印刷画像取得ステップと、
    原稿画像を取得する原稿画像取得ステップと、
    取得された前記印刷画像の濃度と、取得された前記原稿画像の濃度の差を取得し、前記濃度の差が所定の閾値を超えるか否かを判定し、前記閾値以下である場合に正常と判定し、前記閾値を超える場合に異常と判定することにより、前記印刷画像の品質を検査する検査ステップと、
    取得された前記濃度の差が、前記閾値を含むあらかじめ定められた範囲に含まれる前記印刷画像、または、取得された前記濃度の差が、前記閾値に近い順にあらかじめ定められた数の前記印刷画像を、利用者による再検査の対象とする再検査画像として選択する再検査画像選択ステップと、
    選択された前記再検査画像を出力する出力制御ステップと、
    前記再検査画像に対する利用者による再検査の結果を示す再検査情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    入力を受け付けた前記再検査情報に基づいて、前記閾値を調整する調整ステップ、
    として実行させることを特徴とするプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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