JP2011120717A - 消火栓装置点検システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】消火栓装置10に、ノズル52側の放水圧力を調整する自動調圧弁58と、自動調圧弁58の2次側をノズル側に連通する通常位置、又は自動調圧弁58の2次側を排水側に連通する点検位置に切り替える遠隔三方切替弁60と、所定の点検流量を排水側に流すオリフィス72と、オリフィス72の1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサ78を設ける。センタ装置14は、ポンプを起動すると共に消火栓装置10の遠隔三方切替弁60を通常位置から点検位置に切替制御し、オリフィス72を介して排水側に加圧消火用水を流した状態で放水圧力センサ78で検出した放水圧力を測定する。
【選択図】図3
Description
本願の第1発明は、ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置の機能点検を行う消火栓装置点検システムに於いて、
消火栓装置に、
加圧消火用水が供給される給水配管側に接続され、レバー操作により開閉される消火栓弁と、
消火栓弁に直列に接続され、ノズル側の放水圧力を所定圧に調整する自動調圧弁と、
消火栓弁に並列接続され、点検時に開閉制御される点検用消火栓弁と、
自動調圧弁の2次側に接続され、自動調圧弁の2次側をノズル側に連通する通常位置、又は自動調圧弁の2次側を排水側に連通する点検位置に切り替える切替弁と、
切替弁と排水側との間に設けられ、所定の点検流量を排水側に流すオリフィスと、
オリフィスの1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサと、
を設け、
更に、点検時に、切替弁を通常位置から点検位置に切替制御し、点検用消火栓弁を開放制御し、オリフィスに加圧消火用水を流した状態で放水圧力センサで検出した放水圧力を測定する機能点検部を設けたことを特徴とする。
本願の第2発明は、ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置の機能点検を行う消火栓装置点検システムに於いて、
消火栓装置に、
加圧消火用水が供給される給水配管側に接続され、ノズル側の放水圧力を所定圧に調整する自動調圧弁と、
自動調圧弁の2次側に接続され、点検時の切替信号により、自動調圧弁の2次側を切り離してノズル側と排水側を連通する通常位置、自動調圧弁の2次側を排水側に連通する点検位置、又は自動調圧弁の2次側をノズル側に連通する放水位置に切り替える切替弁と、
切替弁と排水側との間に設けられ、所定の点検流量を排水側に流すオリフィスと、
オリフィスの1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサと、
を設け、
更に、点検時に、切替信号を送信して切替弁を通常位置から点検位置に切替制御し、オリフィスに加圧消火用水を流した状態で放水圧力センサで検出した放水圧力を測定する機能点検部を設けたことを特徴とする。
本願の第3発明は、ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置の機能点検を行う消火栓装置点検システムに於いて、
消火栓装置に、
加圧消火用水が供給される給水配管側に接続され、ノズル側の放水圧力を所定圧に調整する自動調圧弁と、
自動調圧弁の2次側とノズル側との間に接続され、レバー操作により開閉される消火栓弁と、
消火先弁の1次側と排水側との間に接続され、点検時に開閉制御される点検弁と、
点検弁と排水側との間に設けられ、所定の点検流量を排水側に流すオリフィスと、
オリフィスの1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサと、
を設け、
更に、点検時に、点検弁を閉位置から開位置に制御し、オリフィスに加圧消火用水を流した状態で放水圧力センサで検出した放水圧力を測定する機能点検部を設けたことを特徴とする。
またセンタ装置14にはポンプ制御盤18が信号線接続され、消火作業や機能点検時にポンプを起動する起動信号をポンプ制御盤18に送信する。
また、施工時などの自動調圧弁58を操作して調圧設定を行う場合、あるいは消火栓装置に居て圧力値を目視監視するために、圧力センサ78と並列に表示部を備える圧力計を配置しても良い。
図6の実施形態の場合においても、放水圧力センサ78は配管74aに取り付けて、機能点検専用に使用しても良い。
図9の実施形態においても、保水圧力センサ78はオリフィス72付近の排水管74aに接続して、機能点検専用の圧力センサとしても良い。
12:端末ユニット
14:センタ装置
22:給水配管
55:遠隔消火栓弁
56:消火栓弁
58:自動調圧弁
60:遠隔点検弁
66:消火栓弁開閉レバー
71:放水スイッチ
72:オリフィス
74a,74b:排水管
76:遠隔三方切替弁
78:放水圧力センサ
90:機能点検部
100:遠隔点検弁
Claims (8)
- ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置の機能点検を行う消火栓装置点検システムに於いて、
前記消火栓装置に、
加圧消火用水が供給される給水配管側に接続され、レバー操作により開閉される消火栓弁と、
前記消火栓弁に直列に接続され、ノズル側の放水圧力を所定圧に調整する自動調圧弁と、
前記消火栓弁に並列接続され、点検時に開閉制御される点検用消火栓弁と、
前記自動調圧弁の2次側に接続され、前記自動調圧弁の2次側をノズル側に連通する通常位置、又は前記自動調圧弁の2次側を排水側に連通する点検位置に切り替える切替弁と、
前記切替弁と排水側との間に設けられ、所定の点検流量を排水側に流すオリフィスと、
前記オリフィスの1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサと、
を設け、
更に、点検時に、前記切替弁を通常位置から点検位置に切替制御し、前記点検用消火栓弁を開放制御し、前記オリフィスに加圧消火用水を流した状態で前記放水圧力センサで検出した放水圧力を測定する機能点検部を設けたことを特徴とする消火栓装置点検システム。
- 請求項1記載の消火栓装置点検システムに於いて、前記機能点検部は、点検終了時に前記点検用消火栓弁を閉止し、前記放水圧力センサで検出している放水圧力を測定して、測定した放水圧力が大気開放圧に低下した時に、前記切替弁を前記点検位置から通常位置に戻すことを特徴とする消火栓装置点検システム。
- 請求項1記載の消火栓装置点検システムに於いて、前記機能点検部は、点検中に、前記消火栓弁の開閉レバーの開操作を検出した時、前記切替弁を前記点検位置から通常位置に切替制御することを特徴とする消火栓装置点検システム。
- ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置の機能点検を行う消火栓装置点検システムに於いて、
前記消火栓装置に、
加圧消火用水が供給される給水配管側に接続され、ノズル側の放水圧力を所定圧に調整する自動調圧弁と、
前記自動調圧弁の2次側に接続され、点検時の切替信号により、前記自動調圧弁の2次側を切り離して前記ノズル側と排水側を連通する通常位置、前記自動調圧弁の2次側を排水側に連通する点検位置、又は前記自動調圧弁の2次側をノズル側に連通する放水位置に切り替える切替弁と、
前記切替弁と排水側との間に設けられ、所定の点検流量を排水側に流すオリフィスと、
前記オリフィスの1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサと、
を設け、
更に、点検時に、前記切替信号を送信して前記切替弁を通常位置から点検位置に切替制御し、前記オリフィスに加圧消火用水を流した状態で前記放水圧力センサで検出した放水圧力を測定する機能点検部を設けたことを特徴とする消火栓装置点検システム。
- 請求項4記載の消火栓装置点検システムに於いて、前記機能点検部は、点検中に、放水スイッチの開操作を検出した時、前記切替弁を前記点検位置から放水位置に切替制御することを特徴とする消火栓装置点検システム。
- ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置の機能点検を行う消火栓装置点検システムに於いて、
前記消火栓装置に、
加圧消火用水が供給される給水配管側に接続され、ノズル側の放水圧力を所定圧に調整する自動調圧弁と、
前記自動調圧弁の2次側とノズル側との間に接続され、レバー操作により開閉される消火栓弁と、
前記消火先弁の1次側と排水側との間に接続され、点検時に開閉制御される点検弁と、
前記点検弁と排水側との間に設けられ、所定の点検流量を排水側に流すオリフィスと、
前記オリフィスの1次側の圧力を放水圧力として検出する放水圧力センサと、
を設け、
更に、点検時に、前記点検弁を閉位置から開位置に制御し、前記オリフィスに加圧消火用水を流した状態で前記放水圧力センサで検出した放水圧力を測定する機能点検部を設けたことを特徴とする消火栓装置点検システム。
- 請求項6記載の消火栓装置点検システムに於いて、前記機能点検部は、点検中に、前記消火栓弁の開閉レバーの開操作を検出した時、前記点検弁を閉制御することを特徴とする消火栓装置点検システム。
- 請求項1、4又は6のいずれかに記載の消火栓装置点検システムに於いて、前記機能点検部は、消火栓装置を監視するセンター装置、及び又は消火栓装置に設けたことを特徴とする消火栓装置点検システム。
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