JP2011105647A - 歯磨組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた起泡性と肌理の細かい泡質を伴う優れた清掃洗浄実感を有し、かつ使用中に苦さ・異味がなく、口中を十分に爽やかにすることができる優れた使用感を有する歯磨組成物を提供する。
【解決手段】(A)無水ケイ酸と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)l−メントールと、(D)メンチルバレレート、メンチルイソバレレート、メンチルフェニルアセテート、メンチルカプリレート、メンチルブチレート、メンチルカプレート、メンチルカプロエート、メンチル2−メチルブチレートから選ばれる1種以上のメンチルエステルとを配合し、(D)成分の配合量を0.001〜0.1質量%とする。更に、(B’)ノニオン界面活性剤を配合する。
【選択図】なし

Description

本発明は、良好な清掃洗浄実感を有し、かつ使用中に苦さ・異味がなく、口中を爽やかにすることができる優れた使用感を有する歯磨組成物に関する。
歯磨組成物には、清掃効果を高めたり、泡立ちを豊かにすることによって、良好な使用感を与える目的で研磨剤や発泡剤が配合されている。一般的に使用される研磨剤としては、研磨力に優れる無水ケイ酸が、発泡剤としては起泡性に優れるラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤が多くの製品で用いられている。
しかし、アルキル硫酸塩、特にラウリル硫酸ナトリウムにはタンパク質変性作用があり、泡立ちを良くするために配合量を増やすと口腔粘膜への刺激や荒れを生じ易く、また、起泡性に優れる反面、1つ1つの泡が大きく泡に肌理(きめ)の細かさがないため、使用実感の不足が課題であった。
また、歯磨剤に使用される界面活性剤としては、アニオン界面活性剤のほかに、両性界面活性剤やノニオン界面活性剤があり、特にベタイン型の両性界面活性剤は、使用時の起泡性に優れ、かつ泡の肌理が細かく良好な使用実感を得るのに有効であることが知られている。
しかしながら、その使用実感は未だ十分ではなく、また、両性界面活性剤にはそれ自体に由来する特有の苦さがあり、更に、ノニオン界面活性剤を配合すると特有の異味が生じると共に、製剤の口腔内分散性や香料の発現性を低下させてしまう問題があり、満足な清掃洗浄実感と、苦さ・異味がなく味が良く、口中を爽やかにする優れた使用感との両立については改善の余地があった。
一方、従来から様々なアプローチにより口腔用組成物の口中での良好な使用感を得るための方法が検討されてきた。例えば、可溶性アルミニウム化合物を配合した口腔用組成物の使用感を、pH5以上でメントールと併用することにより著しく改善する方法(特許文献1:特公平6−29169号公報参照)や、炭酸水素ナトリウムを配合した口腔用組成物にグリチルリチン酸塩類、1,8−シネオールを併用することにより特有の異味を改善して、良好な使用感を得る方法(特許文献2:特開平9−132517号公報参照)が提案されている。更に、アミノ酸やペプチド含有組成物の苦味をミント類との共存で低減する方法(特許文献3:特開平2−128670号公報参照)、アミノ酸の一種であるトラネキサム酸配合時に発現する苦味を、カルボンとメントールの併用で改善する方法(特許文献4:特開昭56−158707号公報参照)が提案されている。更にまた、易崩壊性顆粒を含有する口腔用組成物において、顆粒の粉っぽさをメントール及びメントールを含む天然物及び精油類などの香料を用いて改善する方法(特許文献5:特開平4−124123号公報参照)や、ジメチルスルホンの苦味を、バニリン、バニリン誘導体及びハチミツを配合して改善する方法(特許文献6:特開2006−76930号公報参照)、顆粒ゼオライトに由来する苦味・渋味や刺激感を改質ミント油とバニリン、マルトール等を配合して改善する方法(特許文献7:特開2008−266251号公報参照)が提案されている。更に加えて、酢酸メンチル等の有機酸メントールエステルによってハーブ含有飲料におけるハーブ臭気や渋味・苦味を抑制する方法(特許文献8:特開2002−306142号公報参照)や、炭酸塩や有機酸からなる発泡成分の生温かいしょっぱさを脂肪酸部の炭素数が10〜20である脂肪酸エステルを用いて抑制する方法(特許文献9:特開平11−152217号公報参照)も提案されている。
しかしながら、これらの技術手段は、界面活性剤、特に両性界面活性剤などに由来する使用感の低下を抑制し、口中に十分な爽やかさを付与する技術として満足できるものではない。
よって、優れた起泡性と肌理の細かい泡質を伴う優れた清掃洗浄実感を有し、かつ使用中に苦さ・異味がなく、口中を十分に爽やかにすることができ、これらの良好な特性を兼ね備えた使用感に優れる歯磨組成物の開発が望まれる。
特公平6−29169号公報 特開平9−132517号公報 特開平2−128670号公報 特開昭56−158707号公報 特開平4−124123号公報 特開2006−76930号公報 特開2008−266251号公報 特開2002−306142号公報 特開平11−152217号公報
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、優れた起泡性と肌理の細かい泡質を伴う良好な清掃洗浄実感を有し、かつ使用中の苦さ・異味がなく、口中の爽やかさ付与効果に優れ、使用感が良好な歯磨組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、無水ケイ酸と、ベタイン型両性界面活性剤、好ましくはベタイン型両性界面活性剤及びノニオン界面活性剤と、l−メントールと、メンチルバレレート,メンチルイソバレレート,メンチルフェニルアセテート,メンチルカプリレート,メンチルブチレート,メンチルカプレート,メンチルカプロエート,メンチル2−メチルブチレートから選ばれる1種又は2種以上のメンチルエステルとを併用することにより、起泡性に優れる上、泡の肌理が細かく、良好な清掃洗浄実感を有し、かつ、使用中の苦さ・異味が抑えられ、口中で十分に爽やかな使用感が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
即ち、後述の実施例から明らかなように、歯磨組成物に無水ケイ酸又はベタイン型両性界面活性剤を配合しても、満足な清掃洗浄実感が得られず、また、両性界面活性剤を無水ケイ酸と併用して配合すると苦さ・異味が強く発現し、使用後の口中の爽やかさにも劣ることがわかった。更に、そもそも無水ケイ酸、ベタイン型界面活性剤、l−メントール、メンチルエステルはそれら自体に苦さや異味を有するにもかかわらず、本発明によれば、上記必須成分を組み合わせて配合することにより、これら成分が相乗的に作用し、無水ケイ酸と、ベタイン型両性界面活性剤、更にはノニオン界面活性剤に由来する良好な清掃洗浄実感、具体的には研磨性に優れ、起泡性と肌理の細かい泡質を有した清掃洗浄実感が高まって満足かつ顕著に発揮される上、使用中に苦さ・異味がほとんどなく、使用後は口中に十分な爽やかさが付与される、使用感に優れた歯磨組成物を得ることができる。
従って、本発明は、下記の歯磨組成物を提供する。
請求項1:
(A)無水ケイ酸と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)l−メントールと、(D)メンチルバレレート、メンチルイソバレレート、メンチルフェニルアセテート、メンチルカプリレート、メンチルブチレート、メンチルカプレート、メンチルカプロエート、メンチル2−メチルブチレートから選ばれる1種以上のメンチルエステルとを含有し、(D)成分の配合量が0.001〜0.1質量%であることを特徴とする歯磨組成物。
請求項2:
(C)成分/(D)成分の質量比が5〜700であることを特徴とする請求項1記載の歯磨組成物。
請求項3:
(A)無水ケイ酸が、結晶性ジルコニウムシリケート、ケイ酸ジルコニウム、沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート、火成性シリカから選ばれる研磨性の無水ケイ酸である請求項1又は2記載の歯磨組成物。
請求項4:
更に、(B’)ノニオン界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の歯磨組成物。
本発明の歯磨組成物は、優れた清掃洗浄実感が発揮されると共に、使用中の苦さ・異味がなく、使用後は十分な爽やかさが口中に付与され、優れた使用感を有する。
以下、本発明につき更に詳細に説明すると、本発明の歯磨組成物は、練歯磨、潤製歯磨、液状歯磨等の歯磨類、特に練歯磨として調製できるもので、(A)無水ケイ酸と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)l−メントールと、(D)特定のメンチルエステルとを含有することを特徴とする。
(A)無水ケイ酸は研磨剤として用いられるもので、具体的には、結晶性ジルコニウムシリケート、ケイ酸ジルコニウム、沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート、火成性シリカ等の研磨性の無水ケイ酸が用いられる。なお、増粘性の無水ケイ酸、例えばトクヤマ(株)製のトクシール等は相応しくない。
更に、研磨性の無水ケイ酸として、特開2009−137797号公報に記載された合成無定形アルミニウム結合ケイ酸塩、即ち、水溶性アルカリ金属の鉱酸塩電解質の存在下で、水溶性アルカリ金属ケイ酸塩と水溶性アルミニウム塩と鉱酸とを必須原料として反応させて得られる、アルミニウムがAl23としてSiO2に対し0.5〜7.5質量%の範囲で、5質量%スラリーpHが8.0〜10.0、細孔径が1.85〜2.10nm、かつOH基量がSiO2に対し2.0〜3.5質量%である合成無定形アルミニウム結合ケイ酸塩を使用することができる。
(A)成分の無水ケイ酸としては、特に沈降性シリカ、合成無定形アルミニウム結合シリカが好適である。
これらの無水ケイ酸は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて配合することができ、その配合量は通常、組成物全量に対して5〜35質量%、特に10〜30質量%が好ましい。配合量が5質量%より少ないと、十分な清掃洗浄実感が得られず、35質量%より多いと、無水ケイ酸由来の異味が発現して組成物の異味が増強し、使用感に劣ると共に、研磨力が強くなり過ぎて歯牙を傷つけてしまい、清掃洗浄実感に劣る場合がある。
(B)ベタイン型両性界面活性剤としては、通常、歯磨組成物に使用されるものであれば特に制限されず、例えば脂肪酸アミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウム等が挙げられる。中でも起泡性が良く、肌理の細かい泡質が得られ、清掃洗浄実感が良好な点で、脂肪酸アミドプロピルベタインと2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインがより好適である。
ベタイン型両性界面活性剤は、1種又は2種以上を配合でき、その配合量は、組成物全量に対して0.05〜1.5質量%、特に0.1〜1.2質量%が好ましい。配合量が0.05質量%より少ないと、十分な起泡性や肌理の細かい泡質が得られず、満足な清掃洗浄実感が得られない場合があり、1.5質量%より多いと、ベタイン型両性界面活性剤由来の苦さが強く発現し、使用感に劣る場合がある。
本発明では、(B)ベタイン型両性界面活性剤を単独で配合してもよいが、ベタイン型両性界面活性剤に加えて、更に(B’)成分としてノニオン界面活性剤を配合することができる。ベタイン型両性界面活性剤とノニオン界面活性剤を配合すると、起泡性、泡質が向上し、清掃洗浄実感をより高めることができ、より好適である。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキル基の炭素数が8〜16であるアルキルグリコシド、ショ糖モノ及びジラウレート等の脂肪酸基の炭素数が12〜18であるショ糖脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ステアリン酸モノグリセライド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ラウロイルジエタノールアミド等のアルキロイルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ラウリン酸デカグリセリル等が挙げられ、中でも肌理の細かい泡質が得られ、清掃洗浄実感が良好な点で、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルがより好適である。
ここで、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、歯磨組成物の安定性の点で、エチレンオキサイドの平均付加モル数が10〜30モル、特に20〜30モルのものが好適である。平均付加モル数が10モル未満では製剤の液分離が生じるなどして外観が劣化する場合があり、30モルを超えると、香料の発現性に著しく劣る場合がある。
このようなポリオキシエチレン硬化ヒマシ油として、例えば日光ケミカルズ(株)製のHCO−10,HCO−20,HCO−30、日本エマルジョン(株)製のHC−10,HC−20,HC−30、青木油脂工業(株)製のBLAUNON RCW−20などの市販品を使用できる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、炭素数が14〜18のアルキル基を有し、エチレンオキサイドの平均付加モル数が3〜11モルのポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。エチレンオキサイドの平均付加モル数が3〜11モル、特に5〜8モルのものが、歯磨組成物の安定性の点でより好ましく、平均付加モル数が3モル未満では製剤の液分離が生じるなどして外観が劣化する場合があり、11を超えると香料の発現性に著しく劣る場合がある。
このようなポリオキシエチレンアルキルエーテルとして、例えば日本エマルジョン(株)製のEMALEX605、EMALEX602、EMALEX611などの市販品を使用できる。
ノニオン界面活性剤は1種又は2種以上を配合でき、配合量は通常、組成物全量に対して0〜5質量%、特に0.3〜5質量%、とりわけ0.5〜2質量%が好ましい。配合量が5質量%を超えると特有の異味が非常に強く生じ、また、香料の発現性が低下して使用感に問題が生じる場合がある。
(B)l−メントールとしては、l−メントールをそのまま配合してもよく、あるいはl−メントールを含有する精油、例えばペパーミント油やハッカ油等を配合してもよい。l−メントールとl−メントールを含有する精油とを併用してもよい。
l−メントールの配合量は通常、組成物全量に対して0.1〜1質量%、特に0.3〜0.8質量%が好ましい。配合量が0.1質量%より少ないと、使用時に十分な口中の爽やかさが得られず、1質量%を超えると、l−メントール自体の苦さが強く発現し、使用感に劣ることがある。
(D)メンチルエステルは、メンチルバレレート、メンチルイソバレレート、メンチルフェニルアセテート、メンチルカプリレート、メンチルブチレート、メンチルカプレート、メンチルカプロエート、メンチル2−メチルブチレートから選ばれるものであり、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて配合できる。これらメンチルエステルは、市販品を使用できる。
(D)成分の配合量は、組成物全量に対して0.001〜0.1質量%であり、特に0.005〜0.08質量%が好ましい。配合量が0.001質量%より少ないと、苦さ・異味を抑えることができず、また、爽やかな使用感も満足に得ることができず、0.1質量%を超えると、メンチルエステル自体の異味が発現して組成物の苦さ・異味が強くなり、使用感に劣る。
(C)成分/(D)成分の配合比(質量比)は、歯磨組成物の使用時に苦さ・異味を伴わず、十分な爽やかさを得るための一つの要因となる点で、5〜700、特に10〜100が好ましい。質量比が5より小さい場合や、700より大きい場合は、十分な爽やかさが得られず、苦さ・異味が生じ、歯磨組成物の使用感に劣る場合がある。
本発明の歯磨組成物は、上記必須成分に加えて本発明の効果を損なわない範囲で任意成分としてその他の添加剤を配合できる。例えば研磨剤、清掃助剤、粘稠剤、粘結剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、着色剤(色素)、香料等を配合でき、これら成分と水とを混合し、製造できる。
研磨剤としては、無水ケイ酸に加えて、他の研磨剤を配合してもよく、例えば第2リン酸カルシウム2水和物、第2リン酸カルシウム無水和物、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、2酸化チタン、ポリメチルメタアクリレート、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ハイドロキシアパタイト、フルオロアパタイト、カルシウム欠損アパタイト、第3リン酸カルシウム、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシウム、合成樹脂系研磨剤等が挙げられる。これら研磨剤の配合量は0〜40質量%、特に10〜40質量%であり、(A)成分の無水ケイ酸を含めた研磨剤の合計配合量が組成物全体の5〜50質量%、特に15〜45質量%となる範囲が好ましい。
また、清掃助剤として、重曹、炭酸ナトリウム等のアルカリ剤、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸、乳酸、酢酸等の有機酸及びその塩も配合できる。
粘稠剤としては、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール、平均分子量200〜6,000のポリエチレングリコール、エチレングリコール、還元でんぷん糖化物等の多価アルコールなどの少なくとも1種が使用できる。通常、これらの粘稠剤の配合量は組成物全体の10〜40質量%である。
粘結剤としては、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、カーボポール、グアガム、ゼラチン、アビセル等の有機粘結剤、モンモリロナイト、カオリン、ベントナイト等の無機粘結剤等が挙げられる。通常、これら粘結剤の配合量は組成物全体の0.5〜3質量%である。
界面活性剤としては、上記ベタイン型両性界面活性剤、更にはノニオン界面活性剤以外にも、他の界面活性剤を添加することができる。例えば、アニオン界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウム等のラウリル硫酸塩、ラウロイルサルコシン塩、ミリスチルサルコシン塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、N−ラウロイルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩等が挙げられる。ベタイン型以外の両性界面活性剤としては、例えばN−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシン、N−アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられる。これら任意成分としての界面活性剤の配合量は通常、組成物全量に対して0〜5質量%、特に0.1〜5質量%であり、(B)成分のベタイン型両性界面活性剤、更にはノニオン界面活性剤を含めた界面活性剤の総配合量が組成物全体の0.05〜12質量%、特に0.7〜10質量%となる範囲が好ましい。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アスパラテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ぺリラルチン等、防腐剤としては、ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
各種有効成分としては、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化第1錫、フッ化ストロンチウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテナーゼ、ムタナーゼ等の酵素、正リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化合物、トラネキサム酸、イプシロン−アミノカプロン酸、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化ナトリウム、酢酸dl−トコフェロール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロール、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、アズレン、グリチルレチン、グリチルレチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィル、グリセロホスフェートなどのキレート性リン酸化合物、グルコン酸銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びその誘導体、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレステリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム等のカチオン性抗菌剤、塩化ナトリウム、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の植物抽出物などが挙げられる。なお、これらの有効成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる。
着色剤としては赤色2号、赤色3号、赤色225号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、黄色205号、青色1号、青色2号、青色201号、青色204号、緑色3号が例示される。なお、これら成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができる。
香料は、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、イリスコンクリート、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料、及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料や、カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、メチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、各種の調合香料等、歯磨組成物に用いられる公知の香料素材を使用することができ、実施例の香料に限定されない。また、香料の配合量も特に限定されないが、上記の香料素材は、製剤組成中に0.000001〜1%使用するのが好ましい。また、上記香料素材を使用した歯磨組成物用香料としては、製剤組成中に0.1〜2.0%使用するのが好ましい。
本発明の歯磨組成物は、上記成分を配合して剤型に応じて常法により調製することができる。また、歯磨組成物を収容する容器の材質は特に制限されず、通常、歯磨組成物に使用される容器を使用でき、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等のプラスチック容器、ラミネート(AL(アルミニウム)−プラスチック)容器、金属容器等が使用できる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、以下の例において配合量はいずれも質量%である。
〔実施例1、比較例1〜11〕
表1に示す組成の歯磨組成物を下記方法で調製し、清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ、更には使用感の総合評価を以下の方法により評価した。結果を表1に示す。
試験歯磨組成物の調製:
表1に示す組成の歯磨組成物を調製して、最内層が直鎖状低密度ポリエチレンからなる直径26mmのラミネートチューブに50g充填し、清掃洗浄実感、苦さ、異味のなさ、爽やかさを評価した。
歯磨組成物の調製は、精製水にサッカリンナトリウム、ソルビット等の水溶性物質を溶解させた後、アルギン酸ナトリウムなどの粘結剤を分散させたプロピレングリコール液を加え、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を添加して撹拌した。その後、香料、研磨剤、デキストラナーゼ、アニオン界面活性剤の順に加え、更に減圧下(40mmHg)で撹拌し、歯磨組成物を得た。なお、製造にはユニミキサー(FM−SR−25、POWEREX CORPORATION社製)を用いた。
(1)清掃洗浄実感の評価方法
専門家パネラー10人を用いた官能試験により評価した。歯磨剤約1gを市販品歯ブラシにのせて3分間ブラッシングを行い、使用中に感じた清掃洗浄実感を、(i)非常にある、(ii)かなりある、(iii)ややある、(iv)ほとんどない、の4段階で評価し、回答を得た。この回答のうち、(i)非常にあるを4点、(ii)かなりあるを3点、(iii)ややあるを2点、(iv)ほとんどないを1点として、10名の評価結果を平均し、以下の基準で◎及び○の評価が確保されるものを、清掃洗浄実感が感じられる歯磨組成物であると判断した。なお、ここで清掃洗浄実感があるとは、研磨性に優れ、優れた起泡性と肌理の細かい泡質を有したものを示す。
(評価基準)
◎:3.5点以上〜4.0点以下
○:3.0点以上〜3.5点未満
△:2.0点以上〜3.0点未満
×:2.0点未満
(2)苦さ・異味のなさの評価方法
専門家パネラー10人を用いた官能試験により評価した。歯磨剤約1gを市販の歯ブラシにのせて3分間ブラッシングを行い、使用中に感じた苦さ・異味のなさを、(i)全くない、(ii)ほとんどない、(iii)ややある、(iv)ある、の4段階で回答を得た。この回答のうち、(i)全くないを4点、(ii)ほとんどないを3点、(iii)ややあるを2点、(iv)あるを1点として、10名の評価結果を平均し、以下の基準で◎及び○の評価が確保されるものを、苦さ・異味のない歯磨組成物であると判断した。
(評価基準)
◎:3.5点以上〜4.0点以下
○:3.0点以上〜3.5点未満
△:2.0点以上〜3.0点未満
×:2.0点未満
(3)爽やかさの評価方法
専門家パネラー10人を用いた官能試験により評価した。歯磨剤1gを市販品歯ブラシ上にのせて3分間ブラッシングを行い、口をすすいだ後に感じた爽やかさを、(i)非常にある、(ii)かなりある、(iii)ややある、(iv)ほとんどない、の4段階で評価し、回答を得た。この回答のうち、(i)非常にあるを4点、(ii)かなりあるを3点、(iii)ややあるを2点、(iv)ほとんどないを1点として、10名の評価結果を平均し、以下の基準で◎及び○の評価が確保されるものを、爽やかさのある歯磨組成物であると判断した。
(評価基準)
◎:3.5点以上〜4.0点以下
○:3.0点以上〜3.5点未満
△:2.0点以上〜3.0点未満
×:2.0点未満
(4)使用感総合評価の評価方法
専門家パネラー10人を用いた官能試験により評価した。歯磨剤1gを市販品歯ブラシ上にのせて3分間ブラッシングを行い、使用中から使用後にかけての総合的な使用感を、(i)非常によい、(ii)よい、(iii)よくない、(iv)非常によくないの4段階で評価し、回答を得た。この回答のうち、以下の基準で◎及び○の評価が確保されるものを、使用感総合評価のよい歯磨組成物であると判断した。
(評価基準)
◎:清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ評価が全て「◎」のもの
○:清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ評価に「◎」を1〜2項目又は「○」
を1〜3項目含み、かつ「△」や「×」を含まないもの
△:清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ評価に「△」を1項目以上含むもの
×:清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ評価に「×」を1項目以上含むもの
Figure 2011105647
表1中の(A)〜(D)成分、比較成分としては、下記のものを使用した。
無水ケイ酸(沈降性シリカ)
(ローディア社製:Tixosil73)
炭酸カルシウム
((株)カルファイン製:KS−1000)
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
(デグッサ社製:TEGO BETAIN CKOK)
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油
(日本エマルジョン(株)製:EMALEX HC−20)
ラウリル硫酸ナトリウム
(東邦化学工業(株)製:ラウリル硫酸ナトリウム)
l−メントール
(高砂香料工業(株)製:メントール JP)
メンチルバレレート
((株)井上香料製造所製:メンチルバレレート)
メンチルアセテート
(高砂香料工業(株)製:メンチルアセテート)
また、各組成中の基剤*は表2に示す組成の基剤Aである(なお、表中の%は組成物全体に対する%である。)。香料**としては表3に示す組成の香料Aを配合した。また、基剤Aの代わりに表2に示す組成の基剤B、香料Aの代わりに表3に示す組成の香料B〜Iをそれぞれ用いても、同様の結果が得られた。
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
表1の結果から、(A)〜(D)成分のいずれかを欠く場合(比較例1〜9)や、(D)メンチルエステルの配合量が不適切な場合(比較例10,11)は、清掃洗浄実感、苦さ・異味、爽やかさのいずれかに劣るのに対して、(A)〜(D)成分を併用した場合(実施例1)は、本発明の目的を達成できることが確認できた。
〔実施例2〜29〕
表5〜8に示す組成の歯磨組成物を実施例1と同様の方法で調製し、清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ、使用感総合評価を同様に評価した。結果を表5〜8に示す。
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
表5〜8中の(A)〜(D)成分は、下記のものを使用した。
無水ケイ酸(沈降性シリカ)
(ローディア社製:Tixosil73)
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
(デグッサ社製:TEGO BETAIN CKOK)
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(ライオン(株)製:エナジコール C−40H)
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油
(日本エマルジョン(株)製:EMALEX HC−20)
ポリオキシエチレン(5)ステアリルエーテル
(日本エマルジョン(株)製:EMALEX605)
l−メントール
(高砂香料工業(株)製:メントール JP)
メンチルバレレート
((株)井上香料製造所製:メンチルバレレート)
メンチルイソバレレート
((株)井上香料製造所製:メンチルイソバレレート)
メンチルフェニルアセテート
(高砂香料工業(株)製:メンチルフェニルアセテート)
メンチルカプリレート
(高砂香料工業(株)製:メンチルカプリレート)
メンチルブチレート
((株)井上香料製造所製:メンチルブチレート)
メンチルカプレート
(高砂香料工業(株)製:メンチルカプレート)
メンチルカプロエート
(高砂香料工業(株)製:メンチルカプロエート)
メンチル2−メチルブチレート
((株)井上香料製造所製:メンチル2−メチルブチレート)
また、各組成中の基剤*及び香料**は、上記と同様である。基剤Aの代わりに基剤Bを用いても、また、香料Aの代わりに香料B〜Iのいずれかを用いても、同様の結果が得られた。
〔実施例30〜57〕
表9〜12に示す組成の歯磨組成物を実施例1と同様の方法で調製し、清掃洗浄実感、苦さ・異味のなさ、爽やかさ、使用感総合評価を同様に評価した。結果を表9〜12に示す。
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
Figure 2011105647
表9〜12中の(A)〜(D)成分は、下記のものを使用した。
無水ケイ酸
(特開2009−137797号公報記載の[調製例]と同様の方法により得た、アルミニウムがAl23としてSiO2に対し2.0質量%で、5質量%スラリーpHが9.1〜9.5、細孔径が1.87nm、かつOH基量がSiO2に対し2.48質量%である合成無定形アルミニウム結合ケイ酸塩。)
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン
(デグッサ社製:TEGO BETAIN CKOK)
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(ライオン(株)製:エナジコール C−40H)
ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油
(日本エマルジョン(株)製:EMALEX HC−20)
ポリオキシエチレン(5)ステアリルエーテル
(日本エマルジョン(株)製:EMALEX605)
l−メントール
(高砂香料工業(株)製:メントール JP)
メンチルバレレート
((株)井上香料製造所製:メンチルバレレート)
メンチルイソバレレート
((株)井上香料製造所製:メンチルイソバレレート)
メンチルフェニルアセテート
(高砂香料工業(株)製:メンチルフェニルアセテート)
メンチルカプリレート
(高砂香料工業(株)製:メンチルカプリレート)
メンチルブチレート
((株)井上香料製造所製:メンチルブチレート)
メンチルカプレート
(高砂香料工業(株)製:メンチルカプレート)
メンチルカプロエート
(高砂香料工業(株)製:メンチルカプロエート)
メンチル2−メチルブチレート
((株)井上香料製造所製:メンチル2−メチルブチレート)
また、各組成中の基剤*及び香料**は、上記と同様である。基剤Aの代わりに基剤B、香料Aの代わりに香料B〜Iをそれぞれ用いても、同様の結果が得られた。
表5〜12の結果から、(A)〜(D)成分を含有する歯磨組成物は、優れた起泡性と肌理の細かい泡質を伴う良好な清掃洗浄実感を有する上、使用中の苦さや異味がなく、十分な口中での爽やかさを有していることを確認した。

Claims (4)

  1. (A)無水ケイ酸と、(B)ベタイン型両性界面活性剤と、(C)l−メントールと、(D)メンチルバレレート、メンチルイソバレレート、メンチルフェニルアセテート、メンチルカプリレート、メンチルブチレート、メンチルカプレート、メンチルカプロエート、メンチル2−メチルブチレートから選ばれる1種以上のメンチルエステルとを含有し、(D)成分の配合量が0.001〜0.1質量%であることを特徴とする歯磨組成物。
  2. (C)成分/(D)成分の質量比が5〜700であることを特徴とする請求項1記載の歯磨組成物。
  3. (A)無水ケイ酸が、結晶性ジルコニウムシリケート、ケイ酸ジルコニウム、沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート、火成性シリカから選ばれる研磨性の無水ケイ酸である請求項1又は2記載の歯磨組成物。
  4. 更に、(B’)ノニオン界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の歯磨組成物。
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