JP2011104804A - 積層フィルム及び成形体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリエポキシド(A)、フェノール性水酸基を1個有する化合物と多価カルボン酸とのエステル(B)、熱重合触媒(C)、(メタ)アクリレート(D)、光ラジカル重合開始剤(E)、重合平均分子量が500,000〜1,000,000であるビニルポリマー(F)及び体積平均粒径が10〜100nmであるシリカ微粒子(G)を含有することを特徴とする硬化性組成物2をプラスチックフィルム1に塗布・乾燥し、60℃以上170℃以下の温度で加熱した後、硬化性組成物2を塗布した面に保護フィルム3を積層することにより得られる積層フィルム、当該積層フィルムを使用した成形体、並びに当該成形体の製造方法。
【選択図】図1
Description
項2.前記保護フィルムは、硬化性組成物を塗布・乾燥した面に合成樹脂の水溶液又はエマルジョンを塗布し、これを乾燥して形成する、項1に記載の積層フィルム。
項3.基材の表面に、項1又は2に記載の積層フィルムを加熱し、プラスチックフィルムの側の面を貼合した後に、貼合された積層フィルムの表面に紫外線を照射する成形体の製造方法。
項4.基材の表面に、保護フィルムが剥離された項1又は2に記載の積層フィルムを加熱し、硬化性組成物が塗布された側の面を貼合した後に、貼合された積層フィルムの表面に紫外線を照射し、積層フィルムからプラスチックフィルムを剥離する成形体の製造方法。
項5.項1又は2に記載の積層フィルムを射出成形金型内で成形した後、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射する成形体の製造方法。
項6.保護フィルムが剥離された項1又は2に記載の積層フィルムを射出成形金型内で成形した後、積層フィルムの硬化性組成物が塗布された側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射し、積層フィルムのプラスチックフィルムを剥離する成形体の製造方法。
項7.項1又は2に記載の積層フィルムを熱成形し、成形された積層フィルムの周辺の余分な部分を取り除いた後、射出成形金型に挿入し、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射する成形体の製造方法。
項8.項1又は2に記載の積層フィルムを熱成形し、成形された積層フィルム表面に紫外線を照射し、周辺の余分な部分を取り除いた後、射出成形金型に挿入し、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化する成形体の製造方法。
項9.積層フィルムの基材に貼合する面に印刷層を形成する、項3〜8のいずれか一項に記載の製造方法。
項10.更に積層フィルムの基材に貼合する面に接着剤を塗布する、項3〜9のいずれか一項に記載の製造方法。
項11.項3〜10のいずれか一項に記載の製造方法により得られる成形体。
本発明の積層フィルムは、ポリエポキシド(A)、フェノール性水酸基を1個有する化合物と多価カルボン酸とのエステル(B)、熱重合触媒(C)、(メタ)アクリレート(D)、光ラジカル重合開始剤(E)、重合平均分子量が500,000〜1,000,000であるビニルポリマー(F)及び体積平均粒径が10〜100nmであるシリカ微粒子(G)を含有することを特徴とする硬化性組成物をプラスチックフィルムに塗布・乾燥し、60℃以上170℃以下の温度で加熱した後、硬化性組成物を塗布した面に保護フィルムを積層することにより得られることを特徴とする。
硬化性組成物の各成分について以下説明する。
ポリエポキシド(A)としては、芳香族ポリエポキシド、脂肪族ポリエポキシド、脂環式ポリエポキシド及び複素環式ポリエポキシドが含まれる。
フェノール性水酸基を1個有する化合物としては、炭素数6〜22のモノフェノール化合物が含まれ、フェノール、クレゾール、ナフトール、ノニルフェノール、ジオクチルフェノール、フェニルフェノール及びアントラセノール等が挙げられる。
熱重合触媒(C)としては、エポキシドと酸無水物やフェノール化合物との硬化反応の促進に用いられる熱重合触媒等が使用でき、第3級アミン、イミダゾール、これらの塩及び有機フォスフィンが含まれる。
(メタ)アクタリレートとは、アクリレート及び/又はメタクリレートを意味し、(メタ)アクリロイル基は、アクリロイル基及び/又はメタクリロイル基を意味する。
ビニルポリマー(F)としては、エチレン性不飽和二重結合を有するモノマー(ビニルモノマー)を必須構成単量体としたポリマーを意味する。
シリカ微粒子(G)は、二酸化ケイ素の微粒子であれば制限なく使用でき、水等に分散されたシリカ微粒子ゾル分散液の形態で用いてもよい。このような無機フィラーゾル分散液は、市場から容易に入手でき、たとえば、オルガノシリカゾルシリーズ(日産化学工業(株)製)等が挙げられる。
本発明の硬化性組成物には、取扱性(コーティング性等)をさらに向上させること等を目的として、さらに必要に応じて溶剤(H)を含有させることができる。
本発明の硬化性組成物には、1分子中にエポキシ基及び(メタ)アクリロイル基を有する単量体(J)を含有することができる。
本発明の硬化性組成物には、硬化性をさらに向上させる目的で、さらに光増感剤(K)を含有できる。
本発明の硬化性組成物には、耐候性を向上させる目的で、紫外線吸収剤(光安定剤を含む)(M)を含有することができる。紫外線吸収剤(M)としては、ベンゾトリアゾール紫外線吸収剤(M1)、ヒンダードアミン紫外線吸収剤(M2)、ベンゾフェノン紫外線吸収剤(M3)、サリチル酸紫外線吸収剤(M4)及びトリアジン紫外線吸収剤(M5)等が含まれる。
る。
本発明の硬化性組成物には、必要に応じて、他の添加剤(たとえば、染料、顔料、熱安定剤、密着促進剤、消泡剤、レベリング剤、垂れ防止剤及び/又は難燃剤等)を添加することができる。
積層フィルムは、本発明の硬化性組成物をプラスチックフィルムに塗布・乾燥し、加熱した後、塗布・乾燥した面に保護フィルムを積層する工程を有する製造方法により得ることができる。
本発明の成形体は、積層フィルムを成形した後、以下に示す成形体の製造方法1〜6により得ることができる。
本発明の成形体の製造方法1は、基材の表面に、上記積層フィルムを加熱し、プラスチックフィルムの側の面を貼合した後に、貼合された積層フィルムの表面に紫外線を照射することを特徴とする。
本発明の成形体の製造方法2は、基材の表面に、保護フィルムが剥離された上記積層フィルムを加熱し、硬化性組成物が塗布された側の面を貼合した後に、貼合された積層フィルムの表面に紫外線を照射し、積層フィルムからプラスチックフィルムを剥離することを特徴とする。
本発明の成形体の製造方法3は、上記積層フィルムを射出成形金型内で成形した後、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射することを特徴とする。
本発明の成形体の製造方法4は、保護フィルムが剥離された上記積層フィルムを射出成形金型内で成形した後、積層フィルムの硬化性組成物が塗布された側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射し、積層フィルムのプラスチックフィルムを剥離することを特徴とする。
本発明の成形体の製造方法5は、上記積層フィルムを熱成形し、成形された積層フィルムの周辺の余分な部分を取り除いた後、射出成形金型に挿入し、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射することを特徴とする。
本発明の成形体の製造方法6は、上記積層フィルムを熱成形し、成形された積層フィルム表面に紫外線を照射し、周辺の余分な部分を取り除いた後、射出成形金型に挿入し、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化することを特徴とする。
冷却管及び攪拌装置を備えた反応容器に、無水フタル酸296部及びメチルイソブチルケトン2000部を投入し、攪拌して溶解させた後、フェノール282部及び炭酸カリウム5部を加えて攪拌しながら還流下で4時間反応させた。反応物を冷却した後、3%炭酸水素ナトリウム水溶液1000部を加え、さらに水層が中性になるまで3%炭酸水素ナトリウム水溶液を追加し、水層を分離し、有機層を得た。有機層を2回水洗した後、減圧脱溶剤して、エステル(b1){フェノール性水酸基を1個有する化合物と多価カルボン酸とのエステル、ジフェニルフタレート(エステル結合当量:159)}を得た。ここでエステル結合当量はエステル結合1個あたりの分子量(計算値)を表す(以下、同じである。)。
撹拌機、温度計、還流冷却管を付したガラス製容器に15℃のイオン交換水180部を仕込み、ポリビニルアルコール{J−POVAL JP−45、日本酢ビポバール社製、ケン化度88モル%、重合度4500(「J−POVAL」は同社の登録商標である)}20部を空気雰囲気下で、イオン交換水に分散した後、大気圧(約1013hPa)下で45分かけて90℃まで昇温し、そのまま6時間撹拌することによりポリビニルアルコール水溶液を作成した。その後加熱残分を測定し加熱残分が10%となるようイオン交換水で調整しポリビニルアルコール水溶液を(n1)を得た。
ポリビニルアルコール{J−POVAL JP−45、日本酢ビポバール社製、ケン化度88モル%、重合度4500}を{J−POVAL JP−35、日本酢ビポバール社製、ケン化度88モル%、重合度3500}に変更した以外は製造例2と同様にして、ポリビニルアルコール水溶液を(n2)を得た。
攪拌羽及びモーター付ステンレス製配合槽に、製造例1で作成したエステル(b1){ジフェニルフタレート}0.2部、ポリエポキシド(a1){ビスフェノールA型エポキシ樹脂、商品名:jER1004F、エポキシ当量(エポキシ基1個あたりの分子量)925、軟化点103℃、ジャパンエポキシレジン(株)製}1.5部及び溶剤(h1){メチルエチルケトン}30部を仕込み、80℃で1時間攪拌混合した後、40℃まで冷却し、熱重合触媒(c1){1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕−ウンデセン−7のオクチル酸塩、サンアプロ(株)製U−CAT SA102}0.1部、(メタ)アクリレート(d1){ジペンタエリストールヘキサアクリレート、商品名:ライトアクリレートDPE−6A、共栄社(株)製}47.8部、光ラジカル重合開始剤(e1){1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、商品名:イルガキュア184 チバ・ジャパン(株)製}2.4部、ビニルポリマー(f1){(メタ)アクリレートを必須構成単量体とするポリマー(加熱残分20%、トルエン溶液)、商品名:パラクロン プレコート200 根上工業(株)製}77.5部(加熱残分として15.5部)、シリカ微粒子(g1){シリカゾル・メチルエチルケトン分散液(加熱残分30%) 日産化学工業(株)製MEK−ST 体積平均粒子径18nm}116.4部(加熱残分として35.0部)、レベリング剤{分岐型ポリエーテル変性シリコーン、商品名:FZ−2110、東レ・ダウ・コーニング・シリコーン(株)製}0.1部及び溶剤(h1){メチルエチルケトン}40部を加えて1時間混合し、その後加熱残分を測定し加熱残分が30%となるよう溶剤(h1){メチルエチルケトン}で調整し、硬化性組成物1を得た。
ポリエポキシド(a1)80.0部、ポリイソシアネート{ヘキサメチレンジイソシアネート、日本ポリウレタン(株)製HDI}20.0部、熱重合触媒(c1)5.0部、レベリング剤{分岐型ポリエーテル変性シリコーン、商品名:FZ−2110、東レ・ダウ・コーニング・シリコーン(株)製}0.1部及び溶剤(h1){メチルエチルケトン}40部(加熱残分が30%となる理論値)を加えて1時間混合し、その後加熱残分を測定し加熱残分が30%となるよう溶剤(h1){メチルエチルケトン}で調整し、硬化性組成物2を得た。
<実施例1>
厚み175μmのポリメチルメタクリレートフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物1)を被塗工フィルムに、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で3分間加熱した。塗工面に保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例2で作成したポリビニルアルコール水溶液(n1)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥し、保護フィルムを形成した。さらにポリメチルメタクリレートフィルムのもう一方の面に、膜厚が20μmになるように、シルクスクリーンにて粘着剤(ビッグテクノス製リキダインAR-2426)を塗布し、80℃で60分乾燥して接着剤層を形成し、セパレーターを貼付して、評価用積層フィルムが得られた。
厚み50μmのポリプロピレンフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物1)を被塗工フィルムに、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で130℃で3分間加熱した。塗工面に、保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例2で作成したポリビニルアルコール水溶液(n1)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥し、保護フィルムを形成した。その後、保護フィルムを剥離し、膜厚が20μmになるように、シルクスクリーンにて粘着剤(ビッグテクノス製リキダインAR-2426)を硬化性組成物の塗工面に塗布し、80℃で60分乾燥して接着剤層を形成し、セパレーターを貼付して評価用積層フィルムを調製した。
厚み175μmのポリメチルメタクリレートフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物1)を被塗工フィルムに、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で3分間加熱した。塗工面に保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例2で作成した水溶液(n1)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥して保護層を形成し、評価用積層フィルムを得た。
厚み50μmのポリプロピレンフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物1)を被塗工フィルムに、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で130℃で3分間加熱した。塗工面に保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例3で作成した水溶液(n2)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥して保護層を形成し、評価用積層フィルムを得た。評価用積層フィルムの保護層を剥離し、硬化性組成物1を塗工・乾燥した面に、帝国インキ製造株式会社製IMB-003 バインダーをスクリーン印刷し、80℃で30分間乾燥して印刷積層フィルムを調製した。
厚み250μmのポリカーボネートとポリメチルメタクリレートの2層フィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、ポリメチルメタクリレート面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物1)を被塗工フィルムのポリメチルメタクリレート面に、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間放置した後、循風式乾燥機内で130℃で3分間加熱した。塗工面に保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例3で作成したポリビニルアルコール水溶液(n2)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間放置した後、循風式乾燥機内にて80℃で10分間乾燥して保護フィルムを形成し、評価用積層フィルムを調製した。
厚み250μmのポリカーボネートとポリメチルメタクリレートの2層フィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、ポリメチルメタクリレート面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物1)を被塗工フィルムのポリメチルメタクリレート面に、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で130℃で3分間加熱した。塗工面に保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例3で作成したポリビニルアルコール水溶液(n2)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥して保護フィルムを形成し、評価用積層フィルムを調製した。
厚み175μmのポリメチルメタクリレートフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物2)を被塗工フィルムに、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で3分間加熱した。塗工面に、ポリエステルフィルム{東レ(株)製、品名ルミラーS10、厚み12μm}(保護フィルムS10)をラミネートした。さらにポリメチルメタクリレートフィルムのもう一方の面に、膜厚が20μmになるように、シルクスクリーンにて粘着剤(ビッグテクノス製リキダインAR-2426)を塗布し、80℃で60分乾燥して接着剤層を形成し、セパレーターを貼付して、評価用積層フィルムが得られた。
厚み175μmのポリメチルメタクリレートフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、硬化性組成物の硬化膜厚が5μmとなるよう、評価試料(硬化性組成物2)を被塗工フィルムに、縦方向にバーコーターを移動させて塗工して塗装フィルムを得た。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを、22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で3分間加熱した。塗工面に保護フィルムの膜厚(ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚)が15μmとなるよう、バーコーターを用いて、製造例2で作成した水溶液(n1)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥して保護フィルムを形成し、積層フィルムを得た。
厚み175μmのポリメチルメタクリレートフィルムを50cm(縦)×50cm(横)角に切り出し、塗工面をイソプロピルアルコールで拭き取り、イソプロピルアルコールを乾燥して、被塗工フィルムを用意した。次いで、JIS K5101−4(2004)「顔料試験方法−第4部:隠蔽力−隠蔽率試験紙法−4(d)バーコーター」と同等のバーコーター(No.6:ステンレス綱径0.15mm)を用いて、ポリビニルアルコール水溶液の乾燥膜厚が15μmとなるよう、製造例2で作成したポリビニルアルコール水溶液(n1)を、縦方向にバーコーターを移動させて塗工した。引き続き、塗工面が水平になるようにして塗工フィルムを22℃で1分間で放置した後、循風式乾燥機内で80℃で10分間乾燥し、保護フィルムを形成した。さらにポリメチルメタクリレートフィルムのもう一方の面に、膜厚が20μmになるように、シルクスクリーンにて粘着剤(ビッグテクノス製リキダインAR-2426)を塗布し、80℃で60分乾燥して接着剤層を形成し、セパレーターを貼付して、評価用積層フィルムが得られた。
得られた評価用積層フィルムについて、試料作成24時間後(初期)と、合計重量1kgに調整した15cm×15cmのガラス板をのせ、23±2℃で1ヶ月保管後(保管後)に、保護フィルムを剥離し、外観観察及びJIS K7105(1981)5.5に準処した装置(日本電色工業(株)製NDH2000)を用い、23±2℃、相対湿度50±10%環境下、ヘイズを測定し、以下の基準で保管形状保持性を判定した。得られた結果を表1に示した。
○:外観異常なし、且つ初期と保管後のへイズ値の差が0.2%未満
△:外観異常なし、且つ初期と保管後のヘイズ値の差が0.2%以上0.5%未満
×:外観異常あり、又は初期と保管後のヘイズ値の差が0.5%以上
なお、外観異常とは塗膜の表面に凹凸が生じることや、塗膜の一部がラミネートフィルへ転写することを意味する。
500 gのスチール製円柱にスチールウール(日本スチールウール(株)製ボンスターNo.0000)を取り付け、得られた成形体の表面を、荷重250 g/cm2で10往復し摩耗した。摩耗後の表面を観察して以下の基準で評価した。
◎:傷が発生しない
○:傷が数本発生した
△:傷が数十本発生した
×:全面に傷が発生した
得られた成形体の表面を、JIS K5600−5−4に準じて鉛筆硬度試験を行い、以下の基準で評価した。
◎:4H以上
○:H〜3H
△:2B〜F
×:3B以下
得られた成形体の表面を、JIS K5600−5−6に準じてテープ密着試験を行い、以下の基準で評価した。
◎:100/100(剥離なし)
×:99〜0/100(剥離あり)
得られた成形体を観察し、積層フィルムの加工性を以下の基準で評価した。
◎:異常なし
○:角コーナー部の下に微小なクラック発生
△:フラット部の表面にクラックや外観異常がみられる
×:全面にクラックまたは絞れていない
得られた成形体を観察し、成形体の外観を以下の基準で評価した。
◎:異常なし
○:干渉縞が見られる
△:表面にオレンジピールや薄曇りが見られる
×:表面全面に異常が見られる
得られた成形体の実用性について以下の基準で評価した。
◎:実用性に優れる:すべて◎か○
○:実用性に問題がない:×がなく△が1個
△:実用性に多少問題がある:×がなく△が2個
×:実用性に劣る:△が3個以上。又は×がある
2 硬化性樹脂層
3 保護フィルム
4 積層フィルム
5 基材
8 成形用金型
Claims (11)
- ポリエポキシド(A)、フェノール性水酸基を1個有する化合物と多価カルボン酸とのエステル(B)、熱重合触媒(C)、(メタ)アクリレート(D)、光ラジカル重合開始剤(E)、重合平均分子量が500,000〜1,000,000であるビニルポリマー(F)及び体積平均粒径が10〜100nmであるシリカ微粒子(G)を含有することを特徴とする硬化性組成物をプラスチックフィルムに塗布・乾燥し、60℃以上170℃以下の温度で加熱した後、硬化性組成物を塗布した面に保護フィルムを積層することにより得られる積層フィルム。
- 前記保護フィルムは、硬化性組成物を塗布・乾燥した面に合成樹脂の水溶液又はエマルジョンを塗布し、これを乾燥して形成する、請求項1に記載の積層フィルム。
- 基材の表面に、請求項1又は2に記載の積層フィルムを加熱し、プラスチックフィルムの側の面を貼合した後に、貼合された積層フィルムの表面に紫外線を照射する成形体の製造方法。
- 基材の表面に、保護フィルムが剥離された請求項1又は2に記載の積層フィルムを加熱し、硬化性組成物が塗布された側の面を貼合した後に、貼合された積層フィルムの表面に紫外線を照射し、積層フィルムからプラスチックフィルムを剥離する成形体の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の積層フィルムを射出成形金型内で成形した後、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射する成形体の製造方法。
- 保護フィルムが剥離された請求項1又は2に記載の積層フィルムを射出成形金型内で成形した後、積層フィルムの硬化性組成物が塗布された側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射し、積層フィルムのプラスチックフィルムを剥離する成形体の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の積層フィルムを熱成形し、成形された積層フィルムの周辺の余分な部分を取り除いた後、射出成形金型に挿入し、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化した後に、積層フィルムの表面に紫外線を照射する成形体の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の積層フィルムを熱成形し、成形された積層フィルム表面に紫外線を照射し、周辺の余分な部分を取り除いた後、射出成形金型に挿入し、積層フィルムのプラスチックフィルム側の面に対して金型内に合成樹脂を射出し、成形された積層フィルムと合成樹脂とを一体化する成形体の製造方法。
- 積層フィルムの基材に貼合する面に印刷層を形成する、請求項3〜8のいずれか一項に記載の製造方法。
- 更に積層フィルムの基材に貼合する面に接着剤を塗布する、請求項3〜9のいずれか一項に記載の製造方法。
- 請求項3〜10のいずれか一項に記載の製造方法により得られる成形体。
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