JP2011104409A - 医療装置用インタフェースシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】医療装置を、例えばレールあるいはポールのような装着装置に固定する装置用インタフェースシステムや、インタフェースと結合した計器と外部装置との間で電力および電気通信を提供する計器ドッキング装置に使用するドッキングタイルを提供する。
【解決手段】レールカムとくぼみとを有するハウジングと、少なくとも1個の電気ポートとを有する計器を受け入れるドッキングタイルにおいて、プレートと、該プレートに装着され、そこからある距離を離隔されたレールであって、ハウジングのくぼみとレールカム内で装嵌する寸法とされているレールと、プレートに固定された少なくとも1個の信号ポートであって、その一部がそこから前方に突出し、レールがハウジングのくぼみとレールカム内にあると、少なくとも1個のハウジングの信号ポートと結合するように整合され、更に信号源とインタフェースするためにそこから後方へ突出した部分を有する信号ポートとを含む。
【選択図】図2
【解決手段】レールカムとくぼみとを有するハウジングと、少なくとも1個の電気ポートとを有する計器を受け入れるドッキングタイルにおいて、プレートと、該プレートに装着され、そこからある距離を離隔されたレールであって、ハウジングのくぼみとレールカム内で装嵌する寸法とされているレールと、プレートに固定された少なくとも1個の信号ポートであって、その一部がそこから前方に突出し、レールがハウジングのくぼみとレールカム内にあると、少なくとも1個のハウジングの信号ポートと結合するように整合され、更に信号源とインタフェースするためにそこから後方へ突出した部分を有する信号ポートとを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、一般に医療装置用インタフェースシステム(interface system)に関し、特に、医療装置を、例えばレールあるいはポールのような装着装置に固定するためのインタフェース(interface)に関する。本発明は更に、インタフェースに結合された計器(instrument)と外部装置との間の電力および電気通信を提供する計器用ドッキング装置に関する。
今日の病院環境においては、個々の患者を処置およびモニターする上で、例えば注射ポンプ、点滴ポンプ、生命徴候モニター装置のような多数の医療装置を同時に使用することが一般的である。そのような状況においては、計器(instrument)は典型的に患者の近くに位置した装着装置に固定される。通常使用されている装着装置は標準的な高さおよび深さ寸法を有する装着レールあるいはバーである。典型的には、そのようなレールは様々な高さで病室の壁に装着されたり、病室の全長に亘り延在している。壁とレールの裏側との間に取付け装置を位置させうるようにレールはスペーサによって壁から外方に離隔されている。医療装置を装着レールに固定するための典型的な装置はL字形ブラケットおよびねじクランプである。L字形ブラケットは頂部の近傍で計器の裏側に装着されており、計器がレールに装着されると、ブラケットが頂部に載置され、レールの裏側を下方に延びるようにL字形ブラケットは位置されている。ねじクランプは計器の後側に位置され、締め付けられるとねじがレールの裏側に対して締め付けるように位置している。この装着装置は、典型的には手を楽に動かすには小さすぎる空間においてクランプねじを回す必要があるという点で若干不便である。
別の一般的な装着装置は、自立型のポール(pole)あるいは患者のベッドに付属したもののようなポールである。ポールクランプ(pole clamps)が一般に使用され、かつ医療装置の裏側にしっかりと取付けられてきた。しかしながら、所定位置から動かしうるような構成とされないと、それらは計器の他の装着装置と干渉する可能性がある。そのような固定クランプでは、クランプの突出により計器の取り扱いや、収納においても不便となりうる。したがって、当業者では融通性のあるポールクランプの必要性が認識されてきた。
医療装置が装着装置に適正に固定されると、計器を電気コンセント(取出し口)(power outlet)に接続する必要がある。このために、個々の各計器のそれぞれ個々の電気コードが壁に位置した電力取出し口あるいは多数の電力取出し口を有する電源延長コードに差し込まれる。このように電気接続すると、ケーブルが縺れて、そのため個々のケーブルをその関連の取出し口まで辿り、その後個々の計器を動かすのを困難にする。また、多数の計器を受け入れるために電源延長コードを使用するのは電力取出し口を過負荷にしかねないという点で安全上の問題が生じる。更に、病院の床に敷設されているケーブルが多くなればなるほど、患者あるいは看護人に纏わりつく危険性が高くなる。電気コードの他に、殆どの医療装置はまた、コンピュータのような外部の装置とのデータ通信接続を必要とし、あるいは収容することができる。個々のデータ通信ケーブルを各装置に接続することはまた、前述の問題や困難さを増大させる。
従って、当業者は計器を装着レールあるいはポールに装着することのできるインタフェース(interface)の必要性を認識してきた。この必要性はまた、複数の計器を受入れ、個々のケーブルを介するのではなくて、代わりにドッキングステーションを介して計器に電力および通信信号を提供することのできるドッキングステーションについても認識されてきた。本発明はこれら、およびその他の必要性を満足させるものである。
簡単にかつ一般的な用語で述べれば、本発明は医療装置を、例えばレールあるいはポールのような装着装置に固定する装置用インタフェースシステムを指向する。本発明は更に、インタフェースと結合した計器と外部装置との間で電力および電気通信を提供する計器ドッキング装置を指向する。
第1の局面において、本発明は計器ハウジングをある面に装着された装着レールに固定するために計器ハウジングの一部を形成するインタフェースに関する。前記インタフェースは背面パネルと、該背面パネルから後方へ突出した第1の部分と、前記の突出部分が有する第一のくぼみとを含む。この第一のくぼみは装着レールを受入れるようなサイズとされている。前記インタフェースは更に、前記の突出部分内で回転可能に取り付けられたレールカムを含む。レールカムは第一のくぼみと整合して装着レールを受取り、かつ保持する。
前記インタフェースの詳細な局面において、前記の突出部分は前記第一のくぼみ内に部分的に位置する円形の切り欠き部を有し、レールカムは前記第一のくぼみと概ね準面一の面を有する円形カムベースを含む。前記ベースは円形の切り欠き部内で枢動するように取り付けられている。レールカムは更に、カムベースの周囲の近傍で2個の対向するアームを含む。前記アームはカムベースの面に対して概ね垂直に延び、各アームはロック面を画成するアームベースを有している。前記アームは、2個のロック面の間の距離が装着レールを受け入れるに十分大きいようにカムベースに位置されている。前記インタフェースの更に別の詳細局面において、各アームは更に、レールカムを装着レールに挿入している間装着レールと接触し、装着レールとの接触力をカムベースに転移させてその中でレールカムの回転を導くようにする案内部分をアームベースの頂部において含んでいる。
別の詳細局面において、装着レールはある高さと深さとを有し、各レールカムアームの案内部分はアームベースの外周の近傍の第1の高さからアームベースの外周に対して内方の第2の高さまで下方に傾斜した第1の部分を含む。第2の高さは第1の高さよりも小さい。前記案内部分は更に、第1の部分と隣接しかつロック面の上方でアームベースから外方に延びた第2の部分を含む。カムベースと前記第2の部分の底との間の距離は装着レールの深さよりも僅かに大きく、対向する第2の部分の端部の間の距離は装着レールの高さよりも小さい。
更に別の詳細局面において、第1のくぼみは少なくとも一つの概ね平坦な頂面と弧状頂面とによって画成された頂部分を含み、前記の弧状頂面は更に円弧状の頂部分を画成している。第1のくぼみは少なくとも1個の概ね平坦な底面と弧状の底面とによって画成された底部分を含み、該弧状底面は更に、円弧状の底部分を画成している。レールカムは、その間前記アームの一方の第2の部分が少なくとも1個の底面の上方に位置し、他方のアームの第2の部分が少なくとも1個の頂面の下方に位置する閉鎖/ロック位置を有し、レールカムは、その間前記アームの一方の第2の部分が少なくとも1個の底面の下方に位置し、他方のアームの第2の部分が少なくとも1個の頂面の上方に位置している開放/解放位置を有している。
第2の局面において、本発明は少なくとも一個の信号用ポートを有するケーシングと、前記ケーシングのくぼんだ部分内に装着された装着レールとを有するドッキングステーションに計器を固定するためのインタフェース装置に関する。インタフェース装置は、計器を収容する計器ハウジングの一部を形成する背面パネルと、該背面パネルから後方へ突出した第1の部分と、前記突出部分が有する第1のくぼみとを含む。第1のくぼみは装着レールを受け入れるようなサイズとされている。前記インタフェース装置は更に、前記の突出部分内に回転可能に装着され、前記第一のくぼみと整合して、前記装着レールを受け入れかつ保持するレールカムと、前記第1の部分が有する少なくとも1個の第1の部分の信号ポートとを含む。前記第1の部分は、レールカムが装着レールを受取るように位置され、少なくとも1個の第1の部分の信号ポートが少なくとも一個のケーシングの信号ポートと相補関係で整合するようにケーシングのくぼみ部分内で装嵌するような寸法とされている。
詳細局面において、インタフェース装置は更に、第1と第2の部分の近傍に位置されたポールクランプ組立体を含む。該ポールクランプ組立体は後退位置と延長位置との間で移動可能な枢動部材と、軸線を有するポストとを含む。このポストは軸線方向に移動するように前記枢動部材に装着され、前記枢動部材が後退すると、前記ポストの軸線が背面パネルと概ね平行になり、前記枢動部材が延長すると、前記ポストの軸線が前記背面パネルに対して概ね垂直となるように前記枢動部材に装着されている。別の局面において、少なくとも1個の第1部分の電気ポートは電力取入れ口(a power inlet)を含み、少なくとも1個のケーシングの電気ポートは電力取出し口(a power outlet)を含む。更に詳細な別の局面において、ケーシングは、付勢する時電力取出し口側への電力の供給を制御するリレーを含み、前記第1の部分は、該第1の部分がケーシングのくぼんだ部分内に位置する時、磁石がリレーを付勢させるように位置した磁石を含む。更に別の局面において、少なくとも1個の第1の部分の電気ポートはデータ通信ポートを含み、該データ通信ポートがIRポートからなり、ケーシングと前記第1の部分は複数の相補的な信号ポートを含む。
第3の局面において、本発明は、ある高さと深さとを有し、ある面に装着された装着レールに計器ハウジングを固定するために計器ハウジングの一部を形成するレールカムに関する。レールカムはある面を有するカムベースを含む。前記ベースは計器ハウジングの残りの部分に対して枢動するように取り付けられている。レールカムは更に、カムベースの周囲の近傍で2個の対向するアームを含む。前記アームはカムベースの面に対して概ね垂直に延びており、各アームはロック面を画成しているアームベースを有している。アームは、2個のロック面間の距離が装着レールの高さと概ね等しいようにカムベースに位置されている。レールカムは更に、各アームベースの頂部において案内部分を含み、該案内部分はレールカムを装着レールに挿入する間該装着レールと接触し、装着レールとの接触力をカムベースに転移させてレールカムの回転を閉鎖/ロック位置から、その間はレールカムが装着レールを受入れる開放/受入れ位置まで導き、その後カムベースから力を除去してレールカムが開放/受入れ位置から、その間にレールカムが装着レールを保持している閉鎖/ロック位置まで回転しうるようにする。
詳細な局面において、案内部分はアームベースの外周の近傍の第1の高さからアームベースの外周に対して内方の第2の高さまで下方へ傾斜した第1の部分を含む。この第2の高さは第1の高さよりも小さい。前記案内部分は更に、前記第1の部分に隣接し、ロック面の上である距離だけアームベースから外方へ延びた第2の部分を含む。カムベースと前記第2の部分の底部との間の距離は装着レールの深さよりも僅かに大きく、対向する第2の部分の端部の間の距離は装着レールの高さよりも小さい。別の詳細な局面において、レールカムは更に、レールカムに結合されたレバーであって、該レバーの移動によって閉鎖/ロック位置と、その間に装着レールがレールカムから取り外しうる開放/解放位置の間でのレールカムの回転をもたらすレバーを含む。この開放/解放位置は開放/受入れ位置と概ね同じである。
第4の局面において、本発明はレールカムとくぼみとを有するハウジングと、少なくとも1個の信号ポートとを有する少なくとも1個の計器を受け入れるドッキングステーションに関する。ドッキングステーションはケーシングの前部からある距離だけくぼんだ複数の取付け用バーを有するケーシングと、前記取付け用バーに固定されたドッキングタイルと、該ドッキングタイルに装着され、そこからある距離を離隔されたレールとを含む。装着レールはハウジングのくぼみとレールカム内に装嵌する寸法とされている。ドッキングステーションは更に、前記タイルに固定された少なくとも1個の信号ポートを含む。前記ポートの一部は前記タイルから前方に突出し、装着レールがハウジングのくぼみとレールカム内にあるとき少なくとも1個のハウジングの信号ポートと結合するように整合されている。信号ポートは更に、信号源とインタフェースするように前記タイルから後方へ突出している部分を含む。
詳細な局面において、取付け用バーはケーシングの長さに亘って延びる溝を含み、ドッキングタイルは前記溝の長さに亘って調整可能に位置しうる。別の詳細な局面において、ドッキングステーションは更に、ドッキングタイルの後部に装着された電気回路を含む。この電気回路は少なくとも1個のタイルの信号ポートと外部の電気装置との間の電気通信を提供する。更に別の詳細な局面において、複数のドッキングタイルがケーシングの長さに亘って相互に隣接して位置している。ドッキングタイルは標準的な高さを有する複数の計器を装着できるように離隔している。より詳細な局面において、ドッキングステーションは更に、隣接するドッキングタイルの間に位置されることによって非標準的な高さの計器を受入可能なドッキングステーションを提供する離隔プレートを含む。更に別の詳細な局面において、ドッキングステーションは更に、複数のドッキングタイルの各々に信号を提供するベースタイルを含む。
ドッキングステーションの更に別の局面において、ベースタイルは複数のドッキングタイルの各々に供給すべき外部からの電力を受取る電力取入れ口を含み、ベースタイルは複数のドッキングタイルの各々を外部のコンピュータシステムとインタフェースさせるためのデータ通信ポートを含む。
第5の局面において、本発明はレールカムとくぼみとを有するハウジングと、少なくとも1個の電気ポートとを有する計器受け入れドッキングタイルに関する。ドッキングタイルはプレートと、該プレートに装着され、そこからある距離だけ離隔されたレールとを含む。前記レールはハウジングのくぼみとレールカム内で装嵌する寸法とされている。ドッキングタイルは更に、前記プレートに固定された少なくとも1個の信号ポートを含む。前記ポートの一部はそこから前方に突出しており、レールがハウジングのくぼみとレールカム内にあるとき少なくとも1個のハウジングの信号ポートと結合するように整合している。前記ポートは更に、信号源とインタフェースするように、そこから後方へ突出している部分を含む。
詳細な局面において、ドッキングタイルは更に、少なくとも1個のタイルの信号ポートと外部の電気装置との間の電気通信を提供する電気回路を含む。より詳細な局面において、少なくとも1個のタイル信号ポートは電力取入れ口である。更に別の詳細な局面において、電気回路は、付勢する時、電力を電力取出し口側に送るための磁気リレーを含む。別の局面において、少なくとも1個のタイルの電気ポートはデータ通信ポートで、該データ通信ポートはIRポートである。
第6の局面において、本発明はポールクランプ用くぼみを備えた背面パネルを有する計器ハウジングの一部を形成するポールクランプ組立体に関する。ポールクランプ組立体は計器ハウジングをポールに固定するためのものであり、後退位置と延長位置との間で移動可能な枢動部材を含む。ポールクランプ組立体は更に、軸線を有するポストを含む。前記ポストは軸線移動するように枢動部材に装着され、前記枢動部材が後退すると、ポストの軸線が背面パネルに対して概ね平行になり、枢動部材が延長すると、ポストの軸線が背面パネルに対して概ね垂直となるように前記枢動部材に取り付けられている。前記ポストは、前記枢動部材が後退位置にあると、該ポストの一部がポールクランプのくぼみ内に位置するような寸法および方向とされている。
詳細な局面において、ポールクランプ用くぼみは全体的に弧状の面によって画成され、ポストはねじを切ったスタッドと、前記の弧状の面の湾曲形状と概ね適合する形状とされた対向する湾曲した側部を有するハンドルとを含む。前記ハンドルは、枢動部材が後退すると、ハンドルの一部がポールクランプ用くぼみ内に位置するようにスタッドの一端に位置されている。より詳細な局面において、ハンドルは更に、対向した丸みのついた縁部を含み、前記の丸みのついた縁部のいずれかに力を加えると、ハンドルの湾曲した側部の一方がポールクランプ用くぼみを画成する弧状の面と全体的に整合するように回転する。別の詳細な局面において、ポールクランプ組立体は更に背面パネルに装着されたブラケットを含む。該ブラケットはスタッド用くぼみを有し、枢動部材は第1の脚と第2の脚とを有する全体的にL字形のアームを含む。この第1の脚は枢動するようにブラケットに装着され、第2の脚はスタッドを受け入れるようにされている。第2の脚は、スタッドの一部がブラケットのスタッド用くぼみ内に位置するようにポールクランプ用くぼみの近傍の領域へ延びるように第1の脚に対して相対的に位置している。
第7の局面において、本発明は、ケーシングの整合部分内に装着された装着レールを有するケーシングを有するドッキングステーションに計器を固定するための装置用インタフェースに関する。本装置用インタフェースは計器を収容するための計器ハウジングの一部を形成する整合部材と、計器ハウジングに回転可能に装着され、装着レールを受入れ、かつ保持するように構成されたレールカムとを含む。整合部材は、レールカムが装着レールを受け入れるように位置するよう整合部分とインタフェースする。
より詳細な局面において、ケーシングの整合部分はある幅を有するくぼみを含み、整合部材は少なくも一部が前記くぼみの幅よりも僅かに小さい幅を有する計器ハウジングから突出している。
本発明のこれら、およびその他の局面は以下の詳細説明および本発明の特徴を例示している添付図面とから明らかとなる。
同じか、あるいは対応する要素を指示するために同じ参照番号が使用されている、数葉の図面を参照する。図1から図3までにおいて、例えば、注射による注入ポンプ14および蠕動注入ポンプ16のような複数の個別の医療装置12と共に使用する医療装置用インタフェースシステム10が示されている。図1に示していないその他のタイプの医療装置も本システムに組み込んでもよい。それは例えば血圧および酸素看視装置のようなものである。医療装置12の各々は各装置の後部に位置した医療装置用インタフェース48(図3)によってドッキングステーション18(図2)に取り外し可能に固定される。
ドッキングステーション18は、図2に示すように、各々がケーシング24に装着された複数のドッキングタイル20とベースタイル22とを含む。各ドッキングタイル20はプレート28に装着された装着レール26を含む。装着レール26は標準的な高さおよび深さ寸法を有している。プレート28にはまた、医療装置12(図3)の後部に位置した相補的な電力およびデータ通信要素とインタフェースする電力取出し口30およびデータ通信ポート32も装着されている。ドッキングタイル20は該ドッキングタイルをケーシング24に装着するための固定具34を前記プレート28の各隅において含む。
ベースタイル22は各ドッキングタイル20を外部電源と接続するための主電力取入れ口36と主オン/オフスイッチ38を含む。ある実施例においては、ベースタイル22は更に、ドッキングタイル20の各々を、例えばコンピュータのような外部のデータ通信装置と接続するためのデータ通信ポート40を含む。ベースタイル22は正面のパネル固定具42を介してケーシング24に固定されている。ケーシング24の内部領域およびドッキングタイルプレート28は該プレートがケーシング内で装嵌するような寸法とされている。
図3を参照すれば、この場合、医療装置12のハウジングの一部を形成している医療装置用インタフェース(MDI)48は当該医療装置の後部に位置している。計器の装着ケース50は、その上にMDI48が位置している背面パネル76を有している。MDIは計器整合装着部材51を含んでおり、その目的はMDIの他の要素を当該ドッキングステーションあるいは別のドッキングステーションの相補的な要素と自動的に整合させることである。本実施例において、計器整合装着部材51は第1の部分52と第2の部分54とを有し、各々背面パネルから後方へ突出している。第1の突出した部分52は第1のくぼみ56を含み、一方第2の突出部分54は第2のくぼみ58を含む。各くぼみ56、58はドッキングタイル20の装着レール26(図2)を受け入れるような寸法とされている。
MDI48(図3)は更に、第1のくぼみ56内に位置され、その中で回転するよう装着されたレールカム60を含む。レールカム60は閉鎖/ロック位置に偏せられている。レールカム60は対向する2個のアーム62を含み、該アームは各々ベース78と、該ベース上の案内部分64とを有している。各案内部分64はアームのベース78上を延びている部分80を有する傾斜面を有している。アームベース78は装着レールの高さよりも僅かに大きい距離だけ離隔しており、そのため装着レールはアームの間に装嵌する。延長部分80の先端の間の間隔は装着レールの高さよりも小さい。
案内部分64は装着する間装着レール26の力を受取り、かつ、その間に装着レールがアームベース80の間の空間に滑り込む開放/受入れ位置までばねの弾圧力(bias)に抗してレールカム60が回転するようにさせるよう傾斜がつけられている。一旦装着レール26がレールカム60内に位置すると、レールカムは閉鎖/ロック位置まで回転して戻る。レールカム60の閉鎖/ロック位置において、アーム78の延在部分80は装着レール26の後ろに位置されることによって、装着レールをレールカムおよび第1と第2のくぼみ56、58内に保持する。
MDI48はまた、装着ケース50の頂部に位置したレバー66を含む。前記レバー66はレールカム60をばねの弾圧力に抗して閉鎖/ロック位置から、その間医療装置12が装着レール26から取り外し可能とされる開放/解放位置まで回転させる。開放/解放位置と解放/受入れ位置とは同一である。この位置は開放/受入れ/解放位置と称されることが多い。MDI48は更に、ドッキングタイル20(図2)に位置した相補的な電力およびデータ通信要素と連通するように整合される電力取入れ口68およびデータ通信ポート70を含む。
MDI48にはまた、医療装置12をポールに固定するために延長しうるポールクランプ組立体72も含まれている。ポールクランプ組立体72はアーム82とねじを切ったポスト84とを含む。アーム82は背面パネル76に枢着され、開放位置と閉鎖位置との間で動く。ポスト84はアーム82に取り付けられ、ポストの軸線に沿って移動するようねじ係合可能に装着されている。ポールクランプ組立体72は、それが閉鎖されると、ポスト84が第1と第2の部分52、54の間のくぼみに位置するように前記第1と第2の部分52、54に対して位置されている。ポールクランプ組立体72が開放されると、ポスト84は背面パネル76に対して概ね垂直となる。この位置において、ポスト84は、該ポストの先端と裏面パネル76との間に位置されたポールを締めるように回転しうる。
作動時、図4aに示すように、第1のくぼみ56と第2のくぼみ58とを目で見て装着レール26と整合させることにより医療装置12は装着レール26に固定される。一旦整合すると、レールカム60は装着レール26に対して押しつけられる。レールカム60の案内部分64に対する装着レール26の力が、装着レールがアームベース78の間の空間中へ滑り込むようにレールカムの回転を導く。一旦装着レール26がレールカム60内に位置すると、カムはその閉鎖/ロック位置まで戻り、アーム62の延在部分80が医療装置12をレールに対して保持する。装着レール26がドッキングステーション18の一部である場合(図2)、医療装置12の電力取入れ口(図4)およびドッキングタイル20の電力取出し口30(図2)が相互に接続される。同様に、2個の構造体の連通ポート32、70がインタフェースで接続する。レールカムから医療装置12を取り外すには、レバー66を作動させてレールカムを、その間前記延在部分80が医療装置を装着レール26に保持しなくなる開放/解放位置まで回転させる。同様に、図4bに示すように、医療装置12は該装置の整合装着部材51をケーシング24によって形成されたくぼみに目で見て整合させることによってドッキングタイル20に固定される。一旦整合すると、レールカム60は装着レール26に対して押され、図4aを参照して前述したように固定される。
代替的に、図5に示すように、医療装置12はポールクランプ組立体72を使用してポール74に取り付けることができる。そうするためには、ポールクランプ組立体72のアーム82が開放位置まで枢動される。医療装置12は、ポールがMDI48の第1の部分および第2の部分52、54の間の領域に位置するようにポール74に配置される。次いで、ねじを切ったポスト84がポストの先端がポールに接触するまで回転させられることによって計器12をポール74に締め付ける。
以下はドッキングステーション18(図2)および医療装置用インタフェース48(図3)の詳細説明である。
ドッキングステーション
図2を参照して前述したように、ドッキングステーション18は、各々ケーシング24に装着された複数のドッキングタイル20とベースタイル22とを含む。ベースタイル22は典型的に、電力およびデータ通信ケーブルと接続しやすくするためにドッキングステーションの底部の近傍に位置される。ドッキングタイル20は、相互に対して上下に置かれるとか、あるいは並置配置されるとかして、相互に隣接して位置される。ドッキングタイル20は、組立てられると、標準の高さおよび(または)幅寸法の医療装置12を受け入れるに十分な距離だけ離隔されるような寸法とされている。非標準寸法の医療装置12をそれらの間で物理的な干渉がないようにして受入れ可能とするためにそれらの間の距離を増すようタイルスペーサ(図示せず)を隣接するドッキングタイル20の間に位置させればよい。ドッキングステーション18は、「ダム(dumb)」ステーション、すなわち医療装置12に電力のみを提供するもの、あるいは「スマート(smart)」ステーション、すなわち医療装置に電力とデータ通信の双方を提供するもののいずれかとしうる。図2に示す実施例において、ドッキングステーション18は垂直のケーシング44と水平のケーシング46とを含む。ケーシング44、46は垂直ケーシング44の頂部内に装嵌し、水平ケーシングの後部に固定されたT字形片47によって相互に接合される。水平ケーシング46の各端には取り外し可能な端キャップ49がある。
図2を参照して前述したように、ドッキングステーション18は、各々ケーシング24に装着された複数のドッキングタイル20とベースタイル22とを含む。ベースタイル22は典型的に、電力およびデータ通信ケーブルと接続しやすくするためにドッキングステーションの底部の近傍に位置される。ドッキングタイル20は、相互に対して上下に置かれるとか、あるいは並置配置されるとかして、相互に隣接して位置される。ドッキングタイル20は、組立てられると、標準の高さおよび(または)幅寸法の医療装置12を受け入れるに十分な距離だけ離隔されるような寸法とされている。非標準寸法の医療装置12をそれらの間で物理的な干渉がないようにして受入れ可能とするためにそれらの間の距離を増すようタイルスペーサ(図示せず)を隣接するドッキングタイル20の間に位置させればよい。ドッキングステーション18は、「ダム(dumb)」ステーション、すなわち医療装置12に電力のみを提供するもの、あるいは「スマート(smart)」ステーション、すなわち医療装置に電力とデータ通信の双方を提供するもののいずれかとしうる。図2に示す実施例において、ドッキングステーション18は垂直のケーシング44と水平のケーシング46とを含む。ケーシング44、46は垂直ケーシング44の頂部内に装嵌し、水平ケーシングの後部に固定されたT字形片47によって相互に接合される。水平ケーシング46の各端には取り外し可能な端キャップ49がある。
図6に示すように、ベースタイル22は主電力取入れ口36と、ドッキングタイル20の各々を外部の電源とインタフェースさせるためのオン/オフスイッチ38とを含む。以下説明するように、隣接するタイルによって提供される接続を介してデイジーチェイン方式(a daisy chain manner)で各ドッキングタイル20に電力が提供される。ベースタイル22は、それを介してケーシング24の裏に対してアース接続が行われる接続ポートを含む。スマート・ドッキングステーションにおいて、ベースタイル22は更に、ドッキングタイル20の各々を、例えばコンピュータのような外部のデータ通信装置とインタフェースさせるためのデータ通信ポート40を含む。ベースタイル22はドッキングステーションに位置した全ての個々のドッキイングタイル20とのデータ通信を調整する。そのような通信は、ドッキングステーションに装着された個々の医療装置の状態あるいは位置、あるいはそれらの双方をモニターする中央の病院コンピュータの形態を採りうる。好適実施例において、ベースタイル22はイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))システムとインタフェースするイーサネット(登録商標)回路を含む。代替的に、ベースタイル22はRS−232バスあるいはその他の同様のバス構成を介してその他の装置との通信に対する必要なインタフェースを含みうる。
図7から図9までに示すように、各ドッキングタイル20は対称形のプレート28に装着された標準サイズの装着レール26を含む。好適実施例においては、プレート28は四角である。もっとも、例えば円形のようなその他の形状も可能である。装着レール26は標準的な高さと深さとを有している。好適実施例においては、装着レール26の高さは約25ミリメートルであり、深さは約10ミリメートルである。装着レール26は複数のスペーサ100によってプレート28からある距離だけ離隔されている。スペーサ100は、装着の間、プレートが第1および第2の部分52、54(図3)の背面と接触しないようにプレート28に対して装着レール26を位置させるような寸法とされている。このように、スペーサ100はプレート28が装着レール26の第1および第2のくぼみ56、58およびレールカム60中への移動を阻害しないようにする。
プレート28(図7)にはまた、例えば電力取出し口30およびデータ通信ポート32も装着されている。電力取出し口30は医療装置の後部に位置した相補的な電力取入れ口68(図3)と整合するようにプレート28に位置している。ドッキングタイル20(図7)に医療装置12を設置する間、相補的な電力要素が相互に接続される。同様に、データ通信ポート32が医療装置12の後部に位置した相補的データ通信要素70(図3)と整合するようにプレート28に位置している。好適実施例において、相補的なデータ通信要素は赤外線(「IR」)ポートである。代替的に、通信要素は、例えばピンコネクタ、あるいは電話コネクタのように、特性的に機械的なものでもよい。
図8および図9に示すように、回路カード102はプレート28の裏側に装着されている。回路カード102は個々のドッキングタイル20の信号ポート30、32をベースタイル22の対応する信号ポートに接続するための複数の回路要素を有している。電力接続に関しては、各ドッキングタイル20はベースタイル22を介して電力を受取る。
回路カードに位置した電力ラッグ104が電力ケーブル106を介してベースタイルの電源から電力を受取る。隣接するドッキングタイル20が電力ケーブル106を介してデイジーチェイン方式で相互に接続されている。この電力はリレー110を介して電力取入れ口30に提供される。ケーブル108はケーシング24(図2)に対するアース接続を提供する。回路カード102はまた、医療装置内に位置した磁石342(図17)によって付勢されるリレー110を含む。医療装置12がドッキングタイル20に装着されると、磁石342はリードスイッチ122を付勢させ、該リードスイッチ122はリレー110を付勢させて電力取出し口30を介して電力を供給しうるようにさせる。リレー110の付勢は回路基板102に位置され、ドッキングタイル20(図7)の前部から可視である赤色LED120の照射によって指示される。LED120はリレーが付勢されると照射される。リレー110は医療装置が存在しない場合の電力取出し口30からの電力信号を遮断することによって安全手段として作用する。リレー110が故障し、作動位置において止まった場合、たとえドッキングタイル20から医療装置12を取り外したとしても、LED120は電力取出し口30に電力が存在していることを指示する。
ダム・ドッキングステーションにおいて、リレー110は電力コネクタ126によって提供される12ボルトの直流信号によって給電される。これらの電力コネクタ126はベースタイル22から電力を受取る。電力信号はデイジーチェイン方式で隣接するドッキングタイル20を通過する。スマート・ドッキングステーションにおいて、回路カード102は更に、データ通信コネクタ112を含む。これらのコネクタ112はリレー110に給電するよう直流電力信号を提供する。これらのコネクタ112はまた、データケーブル114と連通してIRポート32とベースタイル22のデータ通信ポート40との間のインタフェースを提供する。隣接するドッキングタイル20はコネクタ112を介して相互にデイジーチェイン方式で接続され、各ドッキングタイルとベースタイル22に接続された通信装置との間の通信を提供する。
各ドッキングタイル20は、プレート28の各隅に位置した固定具34によってドッキングステーションのケーシング24(図2)に個々に装着されている。各固定具34はねじ116と四角ナット118とを含む。四角ナット118は、以下詳細に説明するように、ケーシング24に位置した四角の固定具用溝内に装嵌している。
ドッキングタイル20もまた、ドッキングステーション18の一部として含まれる代わりに壁あるいはベッドに直接装着してもよい。そのように装着された場合、電力およびデータ通信はベースタイル22を介するのではなく、その代わりに典型的にタイルに直接提供される。電力は壁にある取出し口によって供給可能で、一方データ通信は例えばRS−323ケーブルあるいは電話線のようなデータケーブルによって提供しうる。
図10および図11に示すように、ドッキングステーション・ケーシング24は2個の側部200を含む。好適実施例においては、ケーシング24はアルミニウムから形成される。このことによって、ケーシングに対して構造上の剛性と電磁可能出力(electromagnetic capability:EMC)遮蔽性、例えば電磁干渉(EMI)保護、並びに軽量化を提供する。しかしながら、ケーシングは非金属性材料から作り、内側にEMIスクリーンを装着し、ケーシングが金属でつくられたのと同じレベルのEMI保護をもたらすことができる。各側部200は形状が概ね半円形であり、その全長に亘り中空である。これらの中空の側部200がケーシング24の剛性を提供し、一方同時に重量を軽減する。弧状の背面パネル202が2個の側部200を接合している。背面パネル202および側部200の接合部分204にはケーシング24の全長に亘り延在する後部溝バー206がある。前記の後部溝バー206の各々の内部には溝栓帯片(channel plug strip)208(図11)が挿入されている。ゴムから作ってよい溝栓帯片208は、ケーシングを壁あるいはその他の支持媒体に装着するには取り外して、ブラケット(図示せず)をケーシング24の後部を亘って設置すればよい。
ケーシング24の内側には中央の溝バー210がある。中央の溝バー210はアースケーブル108(図8)を受入れ、そのためアース結合を提供する。また、ケーシング24の内側には、各側部200の近傍において、ケーシング24の全長に亘って延在するくぼみ溝バー212がある。前記のくぼみ溝バー212は断面が長方形で、先に説明したように、ドッキングタイル用固定具34に関連した四角ナット118(図7)を受取るサイズとされている。ケーシング24はまた、端キャップ49をケーシングに固定するためのねじ224(図2)を受取る一対のねじを切った溝222を含む。
側部200の内壁214の間の距離は、該側部200の間に形成されたくぼみ215にタイルが装着しうるように、ドッキングタイルのプレート28(図7)の幅よりも僅かに大きくなるように選択される。くぼみ溝212の前部とケーシングの前部216との間の距離、すなわちドッキングステーションの深さは、MDI48の整合装着部材51の第1および第2の部分52、54(図3)が背面パネル76から突出する寸法よりも僅かに大きいように選択される。従って、側部200の間のくぼみ215は、例えば電力、データ通信のようなくぼみに装着すべきプレートおよび装着レールのインタフェース要素と適正に整合するよう医療装置12の整合装着部材51(図3)を自動的に案内するように機能する整合装着くぼみを形成する。ケーシングの前部216を湾曲形状とすることにより、計器のインタフェース48がくぼみ215中へ押されるにつれて計器の要素をドッキングタイル20の要素と正確、かつ自動的に整合させ易くする。このような湾曲形状が計器のインタフェース48をくぼみ215中へ導こうとする。
図2に示す構成を参照してドッキングステーション18の説明をしてきたが、代替的な構成も組立可能である。代替的な構成は図12から図14までに示されている。図12はケーシング24内に装着された3個のドッキングタイル20と1個のベースタイル22とを有するドッキングステーションを示す。ケーシング24は頂部および底部において蓋がされており、そのような構成によって、全体組立体はケーシングの後部溝バー206(図11参照)に挿入された装着ブラケットによって壁に装着するのに特に適している。特に、図13を参照すれば、ドッキングステーション18の頂部の水平部分が垂直部分と同じケーシングを含むことが注目される。組立ての間、ドッキングタイル20は単に回転させ、ケーシングに並置関係で固定される。このことが可能なのは、ドッキングタイルのプレート28が四角形であるからである。
前述のように、ドッキングステーション18はケーシングの裏側に取り付けられたブラケットを使用して壁に装着しうる。代替的に、ドッキングステーション18は図14に示すようにスタンド218を含みうる。該スタンドはドッキングステーションを壁から離れた位置に位置させることができる。図14に示すスタンドは、該スタンドが移動されている患者に随伴できるように各脚の底部に車輪を装着させることができる。ドッキングステーション18に装着された医療装置は移動している間も連続して作動しうるようにする電池によるバックアップ電源を含む。図15に示すように、ドッキングステーションはまた、注入流体を入れたバッグを吊るすためのフック装置220のようなアクセサリを含みうる。この配置におけるクランプ組立体219は端キャップ49(図2)の代わりに水平ケーシング46の端に装着される。クランプ組立体219がフック装置220の高さを制御しうる。
医療装置用インタフェース
図3を参照して前述したように、医療装置用ハウジングの一部を形成するか、あるいは該ハウジングに取り付けられた医療装置用インタフェース(MDI)48が該装置の後方に位置している。MDIは通常プラスチック製である。MDI48はレールカム60とポールクランプ組立体72とを含む。図3、図16、および図17を参照すれば、装着ケース50の一部を形成する計器整合装着部材51はドッキンングステーション20の深さより大きくない距離でケースから後方に突出した第1の部分52を有する。第1の部分52はドッキングタイル20の高さよりも大きくない高さを有し、幅はドッキングタイルの幅よりも大きくない。
図3を参照して前述したように、医療装置用ハウジングの一部を形成するか、あるいは該ハウジングに取り付けられた医療装置用インタフェース(MDI)48が該装置の後方に位置している。MDIは通常プラスチック製である。MDI48はレールカム60とポールクランプ組立体72とを含む。図3、図16、および図17を参照すれば、装着ケース50の一部を形成する計器整合装着部材51はドッキンングステーション20の深さより大きくない距離でケースから後方に突出した第1の部分52を有する。第1の部分52はドッキングタイル20の高さよりも大きくない高さを有し、幅はドッキングタイルの幅よりも大きくない。
第1の部分52の上側部分300に第1のくぼみ56がある。第1のくぼみ56は頂部分302と底部分304とを含む。頂部分302は2個の概ね平坦な頂面306と弧状の頂面308とによって画成されている。弧状の頂面308によって囲まれた第1のくぼみ56の部分は弧状の頂部分310を画成する。同様に、底部分304は2個の概ね平坦な底面312と弧状の底面314とによって画成されている。弧状の底面314によって囲まれた第1のくぼみ56の部分は弧状の底部分316を画成する。頂部および底部の平坦面306、312は相互に対して概ね平行である。
第1のくぼみ56の高さは頂部および底部の平坦な面306、312の間の距離によって画成されている。その高さは装着レール26の高さよりも僅かに高い。第1のくぼみ56の深さはくぼみの背面318(図3)と第1の部分の面320との間の距離によって画成される。この深さは装着レール26の深さよりも大きい。第1のくぼみ56の所定の高さ、および深さにより、装着レールが第1のくぼみ内に位置され、くぼみの背面318に対して面一に位置された場合、装着レールは第1の部分の面320に対して沈む。
下側部分322における第1の部分52の面320において、電力取入れ口68、データ通信ポート70および電位差等化コネクタ324が位置している。ドッキングタイルの装着レールが第1のくぼみ内に位置されると、ドッキングタイルの電力取出し口30(図2)およびデータ通信ポート32と整合し、かつそれらとインタフェースするように、電力取入れ口68およびデータ通信ポート70が、第1のくぼみ56に対して、第1の部分の面320に位置される。電力取入れ口68の上方に位置したルーフ344が、医療装置12が単独の形態(a stand alone configuration)で使用された場合、すなわちドッキングステーションを備えていない場合、電力をショートさせる危険性を低下させるために流体が電力取入れ口に入らないように作用する。
第1のくぼみ56の背面318は、その頂部分および底部分が前記の頂部および底部弧状の面308、314と整合するように位置した円形の切り欠き部を含んでいる。円形の切り欠き部内にレールカム60が位置している。図18aから図18eまでに示すように、レールカム60は円形のカムベース400を含んでおり、前記カムベースは、その面402が第1のくぼみ56の後面318と概ね準面一となるように前記の円形切り欠き部内に装嵌する。「準面一(subflush)」という用語はカムベース402が背面318の僅かな距離下方に位置することを意味する。このことによって、装着レール26がカムベース402の面でなく、むしろ背面318と確実に接触するようにさせることによって、装着レール26と何ら摩擦接触を経験することなくレールカム60が閉鎖/ロック位置へ自在に回転しうるようにする。カムベース400は前記切り欠き部内で枢動するように装着されている。一対の対向するアーム62がカムベース400の周囲の近傍に位置し、カムベースの面402に対して概ね垂直に突出している。
各アーム62はロック面406を画成しているアームベース404を含む。アーム62は、2個の対向するロック面406の間の距離が該ロック面の間に装着レールを位置させることができるように装着レール26の高さより僅かに大きいようにカムベース400に位置している。各アーム62はまた、解放面412も画成する。各アーム62は更に、アームベース404の頂部に位置した案内部分64を含む。前記案内部分64はアームベース404の外周近傍の第1の高さからアームベースの外周に対して内方の第2の高さまで下方へ傾斜がついた第1の部分408を含む。第2の高さは第1の高さより小さい。
案内部分64は更に、第1の部分408に隣接した第2の部分410を含む。第2の部分410はロック面406の上方でアームベース404から外方へ延びており、装着レール26を保持するリップとして作用する。アーム62は、図18eに最良に示されているように、カムベース400の面402と第2の部分410の底との間の距離が装着レール26の深さと概ね等しく、図18aに最良に示されているように、対向する第2の部分410の間の距離が装着レールの高さより小さいように寸法が決められている。従って、装着レール26はレールカム60内に装嵌され、第2の部分410によってレールカム内に保持される。
図3および図16を参照すれば、レールカム60は、閉鎖/ロック位置と開放/受入れ/解放位置との間で回転するように切り欠き部内で方向付けられている。図3において、レールカムは閉鎖/ロック位置に示されている。この位置にあると、各アーム62のロック面410(図18d)は第1のくぼみの頂面および底面306、312と概ね面一であり、各アームの第2の部分410は頂面と底面との間の空間中へ延びる。レールカムが開放/受入れ/解放位置にあると、各アームの解放面412は第1のくぼみの頂面および底面306、312とそれぞれ概ね面一であり、各アーム62の第2の部分410は、それぞれ頂部と底部の弧状部分310、316内に位置され、従って頂面と底面との間の空間の外にある。好適実施例において、レールカム60はプラスチックから形成され、20から30ポンド(9から13.5キログラム)の間の重量を支持することができる。より重い重量を支持するには、レールカムは金属製とすればよい。
図16および図17に示すように、MDI48は更に、レールカム60に結合されたレバー組立体326を含む。レバー組立体326はMDIの外側に位置した外部の解放レバー66を含む。外部の解放レバー66はMDIの内側において外部の解放レバーの下方に位置した内部解放レバー328に結合されている。レバー組立体326は更に、レールカム60に結合され、MDIの内側に位置したレールカムレバー330を含む。レールカムレバー330はばね334によって閉鎖/ロック位置に弾圧される。レールカムレバー330および内部解放レバー328は解放リンク機構332によって相互に結合されている。外部の解放レバー66が回転すると内部の解放レバー332を回転させ、それは解放リンク機構332を移動させる。解放リンク機構332の移動によってレールカムレバー330をばね334の力に抗して回転させ、その結果レールカム60を回転させる。レバー66が移動するとレールカム60をその閉鎖/ロック位置から開放/受入れ/解放位置まで回転させる。
図3、図16および図17を参照すれば、装着ケース50は該ケースから後方に突出している第2の部分54を有している。第2の部分54は概ね平坦な頂面336と概ね平坦な底面338とによって画成された第2のくぼみ58を含む。第2のくぼみ58は高さが頂部および底部の平坦面336、338の間の距離によって画定される。第1のくぼみ56と同様に、第2のくぼみ58の高さは装着レール26の高さよりも僅かに大きい。第2のくぼみ58は、装着レール26が同時に双方のくぼみ内に位置しうるように第1のくぼみと整合している。第1の部分52と第2の部分54とはその間にポールクランプ組立体72の一部を位置させうるように離隔している。第1の部分52と第2の部分54との間にはポールクランプ用くぼみ340が位置している。ポールクランプ用くぼみ340は全体的に弧状の面を有し、ポールクランプ組立体の一部を受け入れるような寸法および方向とされている。
図19aから図19dを参照すれば、ポールクランプ組立体72はブラケット500と、枢動部材502と、ねじを切ったポスト504とを含む。前記ポスト504はねじを切ったスタッド506とハンドル508とを含む。ブラケット500は典型的に第1および第2の部分52、54の近傍でMDI48の裏面パネル72(図3)に装着されている。枢動部材502は全体的にL字形に形成され、第1の脚510と第2の脚512とを含む。第1の脚510は、枢動部材502が開放位置(図19aおよび図19c)と閉鎖位置(図19bおよび図10d)との間で移動可能なようにブラケット500に枢着されている。第2の脚512は、ねじスタッド506を受入れ、スタッドが軸線方向に移動しうるようにするためねじ孔を有している。
図19cに示すように、ブラケット500は全体的にV字形の断面を有している。V字形の頂点に断面が半円形で、軸線516を備えたスタッド用くぼみ514がある。枢動部材の第2の脚512は、ポールクランプ組立体72が閉鎖位置にある場合、スタッドの軸線がスタッド用くぼみの軸線516と概ね平行となるようにブラケット500上で延在するよう第1の脚510に対して位置している。ポールクランプ組立体が閉鎖位置にあるとき、ポストの軸線はスタッド用くぼみの軸線516に対して概ね垂直となる。
ハンドル508はスタッド506の一端に位置され、ポールクランプ340(図3)の弧状面の湾曲形状に概ね適合する形状とされた両側の湾曲した側部518を含む。ハンドル508は更に対向する丸い端部520を含むような形状とされている。枢動部材502が閉鎖位置にあると、ハンドル508の一部とスタッド506とは、スタッドの一部がスタッド用くぼみ514内に載置された状態でポールクランプくぼみ340内に位置する。ポールクランプ組立体の要素は金属製であって、押出し成形あるいは鋳造によって作ることができる。
前述し、図4で示したように、医療装置12は第1のくぼみ56と第2のくぼみ58とを目で見て装着レールに整合させることによって装着レール26に固定される。一旦整合すると、レールカム60は装着レール26に対して押される。レールカム60の傾斜した案内部分64に対する装着レール26の力によってレールカムをその開放/受入れ位置へ回転させる。この位置において、装着レールはアームベース404の間の空間へ滑り込むことが可能であり、ロック面406と第1および第2のくぼみ56、58の頂面と底面との間で載置されるようになる。
一旦装着レール26がレールカム60内に位置すると、カムはその閉鎖/ロック位置に復帰し、アームの第2の部分410が医療装置12をレールに対して保持する。前記装置12をレールカムから取り外すには、外部の解放レバー66を作動させてレールカム60を、その間にアーム62の第2の部分410が頂部および底部の弧状部分310、316中へ移動する開放/解放位置まで回転するようにさせることによって医療装置を装着レール26から外しうるようにする。
装着レール26に医療装置12を設置する間、ハンドル508は前記の丸みをつけた端部520の一方が装着レールに面するような方向とすればよい。そのような方向とされると、ハンドル508は、装着レールがくぼんだ部分56、58へ入るにつれて該装着レール26と接触することによって先ず装着工程と干渉しうる。しかしながら、ハンドルの端部520が丸みのついた形状とされているため、前記の丸みのついた端部520と装着レール26との間で接触することから発生する力をハンドルの回転運動に簡単に変換する。丸みのついた端部は、ハンドル508を回している間装着レールの面に沿って摺動することによって、ハンドルの湾曲した側部518の一方がポールクランプ用くぼみ340(図3)を画成している弧状面と全体的に整合するようにハンドルを方向付ける。
前述し、図5に示したように、医療装置12はポールクランプ組立体72を使用することによってポール74に装着させることができる。そうするためには、ポールクランプ組立体72のアーム82がその開放位置まで枢動する。ポール74がポールクランプ組立体用のくぼみ340(図16)とブラケット500(図19a)内に位置するように、医療装置12はポール74に位置される。次いで、ポストの先端がポールと接触するまでねじを切ったポスト84を回転させることによって計器12をポール74に締め付ける。
前述した説明から、本発明の特定の形態を図示し、かつ説明してきたが、本発明の精神と範囲とから逸脱することなく種々の修正が可能であることが明らかである。従って、本発明は特許請求の範囲による以外は限定されることはない。
Claims (10)
- レールカムとくぼみとを有するハウジングと、少なくとも1個の電気ポートとを有する計器を受け入れるドッキングタイルにおいて、
プレートと、
前記プレートに装着され、そこからある距離を離隔されたレールであって、前記ハウジングのくぼみとレールカム内で装嵌する寸法とされているレールと、
前記プレートに固定された少なくとも1個の信号ポートであって、その一部がそこから前方に突出し、前記レールがハウジングのくぼみとレールカム内にあると、少なくとも1個のハウジングの信号ポートと結合するように整合され、更に信号源とインタフェースするためにそこから後方へ突出した 部分を有する信号ポートとを含むことを特徴とするドッキングタイル。 - 少なくも1個のタイルの信号ポートと外部の電気装置との間の電気連通を提供する電気回路を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のドッキングタイル。
- 前記少なくとも1個のタイルの信号ポートが電力取入れ口であることを特徴とする請求項2に記載のドッキングタイル。
- 前記電気回路が、付勢すると、電力取出し口へ電力を送る磁気リレーを含むことを特徴とする請求項3に記載のドッキングタイル。
- 少なくとも1個のタイルの電気ポートがデータ通信ポートであることを特徴とする請求項2に記載のドッキングタイル。
- 前記データ通信ポートがIRポートであることを特徴とする請求項5に記載のドッキングタイル。
- ポールクランプ用くぼみを備えた背面パネルを有する計器ハウジングの一部を形成するポールクランプ組立体であって、前記計器ハウジングをポールに固定するポールクランプ組立体において、
後退位置と延長位置との間で移動可能な枢動部材と、
軸線を有するポストであって、軸線方向に移動するように枢動部材に装着され、前記枢動部材が後退すると、前記ポストの軸線が前記背面パネルに対して概ね平行となり、前記枢動部材が延長すると、前記ポストの軸線が前記背面パネルに対して概ね垂直となるように前記枢動部材に装着され、前記枢動部材が後退位置にあると、前記ポストの一部が前記ポールクランプのくぼみ内に位置するポストとを含むことを特徴とするポールクランプ組立体。 - 前記ポールクランプ用くぼみが全体的に弧状の面によって画成され、前記ポストが、
ねじを切ったスタッドと、
前記の弧状面の湾曲形状と概ね適合するような形状とされた、両側の湾曲した側部を有するハンドルであって、前記枢動部材が後退すると、前記ハンドルの一部が前記ポールクランプ用くぼみ内に位置するように前記スタッドの一端に位置しているハンドルとを含むことを特徴とする請求項7に記載のポールクランプ組立体。 - 前記ハンドルが更に両側の丸みをつけた縁部を含み、前記の丸みをつけた縁部のいずれかに力を加えると、前記ハンドルの湾曲した側部の一方がポールクランプ用くぼみを画成している弧状面と整合するように前記ハンドルが回されることを特徴とする請求項8に記載のポールクランプ組立体。
- 前記背面パネルに装着されたブラケットを更に含み、前記ブラケットがスタッド用くぼみを有し、前記枢動部材が第1の脚と第2の脚とを有する全体的にL字形のアームを含み、前記第1の脚が枢動するように前記ブラケットに装着され、前記第2の脚が前記スタッドを受け取るようにされ、前記第2の脚が、前記スタッドの一部が前記ブラケットのスタッド用くぼみ内に位置するように前記ポールクランプ用くぼみの近傍の領域まで延びるよう前記第1の脚に対して位置されていることを特徴とする請求項8に記載のポールクランプ組立体。
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