JP2011101082A - 情報転送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トンネル装置T1が、他のトンネル装置T2,T3にマルチキャストパケッ
トを要求することにより他のトンネル装置T2,T3の識別子を含むリスナ管理用パケッ
トを受信し、受信したリスナ管理用パケットに含まれる他のトンネル装置T2,T3の識
別子をリモートリスナリストに記述し、リモートリスナリストに記述された当該トンネル
装置T1の識別子を含むリスナ管理用パケットを生成し、生成したリスナ管理用パケット
を他のトンネル装置T2,T3に送信する。これにより、トンネル装置T1は、リモート
リスナリストを参照して、他のトンネル装置T2,T3を認識できるようになる。この結
果、トンネル装置T1は、所望のトンネル装置のみに転送することができ、煩雑なトンネ
ル設定を行わずに、マルチキャスト通信を行うことができる。
【選択図】図2
Description
ル装置間でマルチキャストパケットを転送する情報転送システムに関するものである。
Protocol)ネットワーク上に送信されるようになった。IPネットワークは、一般に多
くのルータを介して接続される。ルータは、転送先までの経路が記述される経路表を有し
、その経路表にしたがってマルチキャストパケット等のパケットを転送する。この経路表
は、1対1の通信であるユニキャスト及び1対多の通信であるマルチキャストに対してそ
れぞれ必要なものである。
互いに接続させるために使用されることがある。このようなフィールド機器間で上述の経
路表を使用してパケットを転送する方法では、ルータの負担が増大してしまい、パケット
の転送に時間がかかったり、パケットの転送ができなくなってしまうことがある。
送信先のホストにパケットを転送するIPネットワークシステムが開示されている。この
IPネットワークシステムによれば、複数のルータによってリング状に接続されたリング
ネットワークを介して各ホスト間でパケット通信を行うものである。パケットには右回り
経路又は左回り経路を示す転送方向情報が含まれていて、ルータは、この転送方向情報に
基づいてこのパケットをリングネットワークの右回り経路又は左回り経路で送信先のホス
トに転送する。これにより、このIPネットワークシステムは、右回り経路又は左回り経
路に障害が生じても、もう一方の経路でパケットを転送することができる。
ように、情報転送システム200は、第1の端末装置(以下、端末装置P11という)、
第1のルータ(以下、ルータR11という)、第1のトンネル装置(以下、トンネル装置
T11という)、第2の端末装置(以下、端末装置P12という)、第2のルータ(以下
、ルータR12という)及び第2のトンネル装置(以下、トンネル装置T12という)で
構成される。
れ接続されており、第1のネットワーク(以下、ネットワークN11という)を構成する
。端末装置P12、ルータR12及びトンネル装置T12は、バスB12を介してそれぞ
れ接続されており、第2のネットワーク(以下、ネットワークN12という)を構成する
。ネットワークN11及びネットワークN12は、インターネットINを介して接続され
る。
端末装置P11,P12は、マルチキャストで使用されるマルチキャストパケットを生成
して、インターネットINを介して相手側の端末装置に送信する。
接続させるものである。例えば、ネットワークN11がネットワークN12と通信する場
合には、ルータR11,R12を経由して通信が行われる。
トパケットをカプセル化又はデカプセル化する。カプセル化とは、マルチキャストパケッ
トに、IPヘッダや各種拡張ヘッダ等を付加することをいい、デカプセル化とは、カプセ
ル化されたマルチキャストを元のマルチキャストに戻すことをいう。つまり、カプセル化
及びデカプセル化は、コード化及びデコード化に類似したものである。
ンネル装置T11は、受信部30、カプセル化部31、トンネル記憶部20及び送信部3
3を備える。
信部30は、端末装置P11で生成されたマルチキャストパケットD1をバスB11を介
して受信する。また、受信部30は、端末装置P12から送信されるマルチキャストパケ
ットD1を受信するために、該当するマルチキャストにジョインする。
記憶部32が接続される。トンネル記憶部32は、トンネル設定表を記憶する。トンネル
設定表とは、マルチキャストパケットをカプセル化又はデカプセル化するために必要な設
定が記述される一覧表である。
プセル化するために必要な設定をマルチキャストパケットに付加してカプセル化されたマ
ルチキャストパケットD2を生成する。また、カプセル化部31は、受信部30で受信さ
れたカプセル化されたマルチキャストパケットD2からマルチキャストパケットD1を抽
出する(デカプセル化)。
で、トンネル装置T11,T12間の接続を設定する(トンネル設定という)。例えば、
端末装置P11とネットワークN12以外の図示しないネットワークに属する端末装置と
がマルチキャスト通信を行う場合には、ネットワークN11とネットワークN12以外の
ネットワークとがトンネル設定表に基づいてトンネル設定を行う必要がある。
ってカプセル化されたマルチキャストパケットD2を、バスB11を介してルータR11
に送信する。ルータR11は、送信部33によって送信されたマルチキャストパケットD
2をネットワークN12に転送する。
末装置P12へマルチキャストパケットが転送される例について説明する。図7に示すよ
うに、端末装置P11で生成されたマルチキャストパケットD1がトンネル装置T11に
出力される。トンネル装置T11は、端末装置P11から出力されたマルチキャストパケ
ットD1をトンネル設定表に記述されている送信先のIPヘッダや各種拡張ヘッダ等を付
加してカプセル化し、該カプセル化したマルチキャストパケットD2をルータR11に出
力する。ルータR11は、トンネル装置T11から出力されたマルチキャストパケットD
2を、インターネットINを介してルータR12に出力する。
装置T12に出力する。トンネル装置T12は、ルータR12から出力されたマルチキャ
ストパケットD2をデカプセル化して、マルチキャストパケットD1を抽出する。そして
、トンネル装置T12は、デカプセル化したマルチキャストパケットD1を端末装置P1
2に出力する。これにより、端末装置P12は、端末装置P11が出力するマルチキャス
トパケットD1を、トンネル装置T11、ルータR11、インターネットIN、ルータR
12及びトンネル装置T12を介して受信することができる。
信を行う場合、次のような問題がある。
合には非常にその設定が煩雑である。
ンネル装置に対してフルメッシュのトンネル設定をしなければならない。
ークのトンネル装置に対してトンネル設定をしなければならない。
してしまうため、不必要なトラフィックの使用が増大してしまう。
キャスト通信を行う場合や、ネットワークを追加する場合であっても煩雑なトンネル設定
を行わずに、マルチキャスト通信を行う情報転送システムを提供することを目的とする。
が互いにネットワークを介して接続され、複数のトンネル装置間でマルチキャストパケッ
トを転送する情報転送システムであって、トンネル装置を識別する識別子が記述されるリ
ストを識別子リストとしたとき、トンネル装置は、他のトンネル装置にマルチキャストパ
ケットを要求することにより他のトンネル装置から送信される他のトンネル装置の識別子
を含む識別子パケットを受信する受信部と、受信部で受信された識別子パケットに含まれ
る他のトンネル装置の識別子と、当該トンネル装置の識別子とを識別子リストに記述する
リスト管理部と、リスト管理部で識別子リストに記述された当該トンネル装置の識別子を
含む識別子パケットを生成するパケット生成部と、パケット生成部で生成された識別子パ
ケットを他のトンネル装置に送信する送信部とを備えることを特徴とするものである。
て接続されていることを前提として、トンネル装置を識別する識別子が記述されるリスト
を識別子リストとしたとき、トンネル装置が、他のトンネル装置にマルチキャストパケッ
トを要求することにより他のトンネル装置から送信される他のトンネル装置の識別子を含
む識別子パケットを受信し、受信した識別子パケットに含まれる他のトンネル装置の識別
子を識別子リストに記述し、識別子リストに記述された当該トンネル装置の識別子を含む
識別子パケットを生成し、生成した識別子パケットを他のトンネル装置に送信する。これ
により、複数のトンネル装置は、識別子リストに記述されるトンネル装置の識別子を参照
して、ネットワークを介して接続されている全てのトンネル装置を認識できるようになる
。
ネル装置が互いに他のトンネル装置を認識できるので、マルチキャストパケットを他のト
ンネル装置に転送する際に、他のトンネル装置の識別子が記述される識別子リストに基づ
いて所望のトンネル装置のみに転送することができる。この結果、多数の通信相手とマル
チキャスト通信を行う場合や、ネットワークを追加する場合であっても煩雑なトンネル設
定を行わずに、マルチキャスト通信を行う情報転送システムを提供することができる。
。
図1は、本発明に係る情報転送システム100の構成例を示すブロック図である。図1
に示すように、情報転送システム100は、第1の端末装置(以下、端末装置P1という
)、第1のルータ(以下、ルータR1という)、第1のトンネル装置(以下、トンネル装
置T2という)、第2の端末装置(以下、端末装置P2という)、第2のルータ(以下、
ルータR2という)、第2のトンネル装置(以下、トンネル装置T2という)、第3の端
末装置(以下、端末装置P3という)、第3のルータ(以下、ルータR3という)及び第
3のトンネル装置(以下、トンネル装置T3という)で構成される。
れており、第1のネットワーク(以下、ネットワークN1という)を構成する。端末装置
P2、ルータR2及びトンネル装置T2は、バスB2を介してそれぞれ接続されており、
第2のネットワーク(以下、ネットワークN2という)を構成する。端末装置P3、ルー
タR3及びトンネル装置T3は、バスB3を介してそれぞれ接続されており、第3のネッ
トワーク(以下、ネットワークN3という)を構成する。ネットワークN1、ネットワー
クN2及びネットワークN3は、インターネットINを介してそれぞれ接続される。
,P12と同様に、例えば、携帯電話端末やノート型パーソナルコンピュータが使用され
る。端末装置P1,P2,P3は、マルチキャストで使用されるマルチキャストパケット
を生成して、インターネットINを介して相手側の端末装置に送信する。
3をそれぞれ接続させるものである。例えば、ネットワークN1がネットワークN2と通
信する場合には、ルータR1,R2を経由して通信が行われ、ネットワークN2がネット
ワークN3と通信する場合には、ルータR2,R3を経由して通信が行われる。
ャストパケットをカプセル化又はデカプセル化する。例えば、トンネル装置T1は、他の
トンネル装置T2,T3にマルチキャストパケットを要求することにより他のトンネル装
置T2,T3から送信される他のトンネル装置T2,T3の識別子を含む識別子パケット
の一例であるリスナ管理用パケットを受信し、この受信したリスナ管理用パケットに含ま
れる他のトンネル装置T2,T3の識別子を識別子リストの一例であるリモートリスナリ
ストに記述し、このリモートリスナリストに記述された当該トンネル装置T1の識別子を
含むリスナ管理用パケットを生成し、この生成したリスナ管理用パケットを他のトンネル
装置T2,T3に送信する。
るトンネル装置の識別子を参照して、インターネットINを介して接続されている全ての
トンネル装置T1,T2,T3を認識できるようになる。
ある。図2に示すように、トンネル装置T1,T2,T3は、当該トンネル装置T1,T
2,T3のネットワークが論理的に構築され、互いに隣接したトンネル装置を認識してい
る。(トンネル装置T1,T2,T3は、ケーブル等で物理的に接続されているのではな
く、インターネットINを介してそれぞれ接続されている。)このようなネットワークで
論理的に接続されたトンネル装置間でリスナ管理用パケットやマルチキャストパケットが
転送される。
次に、トンネル装置T1の構成例について説明する。図3は、トンネル装置T1の構成
例を示すブロック図である。図3に示すように、トンネル装置T1は、受信部10、判定
部11、カプセル化部12、送信部13、ローカルリスナ管理部14、リモートリスナ管
理部15、トンネル設定部16、トンネルネット管理部17、ローカルリスナ記憶部18
、リモートリスナ記憶部19、トンネル記憶部20及び隣接トンネル装置記憶部21を備
える。
各種パケットをバスB1を介して受信する。例えば、各種パケットには、MLD(Multic
ast Listener Discovery)パケット、IGMP(Internet Group Management Protocol)
パケット、リスナ管理用パケット、トンネル設定パケット、トンネルネット管理用パケッ
ト、ユニキャストパケット及びマルチキャストパケット等が含まれる。
リを追加又は削除したことを近隣のトンネル装置に通知するために送信するパケットであ
り、マルチキャストアドレス、マルチキャスト及びトンネル装置の識別子等が含まれるパ
ケットである。ローカルリスナリストとは、自身のトンネル装置の配下にあるネットワー
クに存在するマルチキャストリスナの一覧を示すリストである。このローカルリスナリス
トに基づいて、例えば、近隣のトンネル装置T2,T3にトンネル装置T1が接続状態で
あることを通知する。ローカルリスナリストのエントリは、宛先マルチキャストアドレス
等を含むものである。
れるトンネル装置に対して送受信して要求又は応答するためのパケットである。リモート
リスナリストとは、他のトンネル装置がジョインしているマルチキャストアドレスの一覧
を示すリストである。このリモートリスナリストに基づいてマルチキャストパケットの転
送の可否や、トンネル装置の宛先を決定する。
リスト及びリモートリスナリストを更新するためのパケットであり、トンネル装置の識別
子やIPアドレスが含まれるパケットである。
ルリスナ管理部14、リモートリスナ管理部15、トンネル設定部16、トンネルネット
管理部17、リモートリスナ記憶部19及びトンネル記憶部20がそれぞれ接続される。
判定部11は、受信部10で受信された各種パケットを判定して、カプセル化部12、ロ
ーカルリスナ管理部14、リモートリスナ管理部15、トンネル設定部16、トンネルネ
ット管理部17、リモートリスナ記憶部19及びトンネル記憶部20に当該パケットを出
力する。
、ローカルリスナ管理部14に当該パケットを出力する。判定部11に出力されるパケッ
トがリスナ管理用パケットの場合、判定部11は、リモートリスナ管理部15及びリモー
トリスナ記憶部19に当該パケットを出力する。判定部11に出力されるパケットがマル
チキャストパケットであり、後述するローカルリスナ記憶部18及びリモートリスナ記憶
部19に記憶されるローカルリスナリスト及びリモートリスナリストに該当するエントリ
が存在する場合、判定部11は、トンネル設定部16及びトンネル記憶部20に当該パケ
ットを出力する。
及びトンネル記憶部20に当該パケットを出力する。判定部11に出力されるパケットが
トンネルネット管理用パケットの場合、トンネルネット管理部17に当該パケットを出力
する。判定部11に出力されるパケットがユニキャストパケット又はマルチキャストパケ
ットであり、トンネル設定に該当するエントリが存在する場合、当該パケットをカプセル
化部12に出力する。
スナ記憶部18は、ローカルリスナリストを記憶する。ローカルリスナ管理部14は、判
定部11によって出力されたMLD又はIGMPパケットを処理して、ローカルリスナ記
憶部18に記憶されたローカルリスナリストに、MLD又はIGMPパケットに含まれる
情報の書き込み又は読み込みをしてメンテナンスを行う。例えば、MLD又はIGMPパ
ケットによって、新たに受信者が現れた場合に、ローカルリスナ管理部14は、ローカル
リスナリストに新しいエントリを追加し、該追加したことをリスナ管理用パケットに格納
して、リスナ管理用パケットを隣接のトンネル装置T2,T3に送信部13を介して出力
する。また、ローカルリスナ管理部14は、受信者がいなくなった場合に、ローカルリス
ナリスト内の該当するエントリを削除し、該削除したことをリスナ管理用パケットに格納
して、リスナ管理用パケットを隣接のトンネル装置T2,T3に送信部13を介して出力
する。
スナ記憶部19は、リモートリスナリストを記憶する。リモートリスナ管理部15は、判
定部11によって出力されたリスナ管理用パケットを処理して、リモートリスナ記憶部1
9に記憶されるリモートリスナリストに、リスナ管理用パケットに含まれる情報の書き込
み又は読み込みをしてメンテナンスを行う。
の識別子に自身の識別子が含まれていない場合、リモートリスナリストにエントリの追加
又は削除し、該追加又は削除したことをリスナ管理用パケットに格納して、リスナ管理用
パケットを近隣のトンネル装置T2,T3に送信部13を介して出力する。また、リモー
トリスナ管理部15は、リスナ管理用パケットに含まれるマルチキャストをトンネル装置
が受信するために、当該トンネル装置が接続しているネットワークにおいてMLD又はI
GMPパケットを用いて該当するマルチキャストに対してジョインを行う。
の識別子に自身の識別子が含まれている場合、又は、既に近隣のトンネル装置T2,T3
から同一のリスナ管理用パケットを受信した場合、受信したリスナ管理用パケットを処理
しないで破棄する。
際に、リモートリスナリストに基づいてトンネル装置T2,T3とトンネル設定を行う。
トンネル設定部16は、該当するリモートリスナエントリに含まれる他のトンネル装置T
2,T3に対してパケットを要求することを示すパケットであるトンネル設定パケットを
送信する。
ル設定パケットを受信した場合に、トンネル装置T2,T3においてトンネル設定が行わ
れたと判断して、該当するマルチキャストアドレス向けのトンネル設定を行う。また、ト
ンネル設定部16は、トンネル装置T2,T3から要求を示すトンネル設定パケットを受
信した場合には、後述するトンネル記憶部20に記憶されるトンネル設定表に基づいてト
ンネル設定を行い、応答を示すトンネル設定パケットをトンネル装置T2,T3に送信部
13を介して送信する。
マルチキャストパケットをカプセル化又はデカプセル化するために必要な設定が記述され
る一覧表であるトンネル設定表を記憶する。トンネル記憶部20に記憶されるトンネル設
定表は、トンネル設定部16によって書き込み又は読み込みをしてメンテナンスされる。
ために、トンネル装置T2,T3が有するローカルリスナリストやリモートリスナリスト
のメンテナンスを行う。トンネルネット管理部17は、判定部11から出力されたトンネ
ルネット管理用パケットを受信し、受信したトンネルネット管理用パケットに含まれる情
報を後述する隣接トンネル装置記憶部21に記憶される隣接トンネル装置リストに書き込
み又は読み込みをして、当該隣接トンネル装置リストを更新する。
ル装置記憶部21は、隣接トンネル装置リストを記憶する。隣接トンネル装置リストとは
、両隣のトンネル装置T2,T3に関する情報が記述されたリストである。隣接トンネル
装置リストのエントリは、トンネル装置の識別子やIPアドレスが含まれる。
定部11によって出力された各種パケットをカプセル化又はデカプセル化して、送信部4
0に出力する。
設定部16及びトンネルネット管理部17には送信部40が接続される。送信部40は、
カプセル化部12、ローカルリスナ管理部14、リモートリスナ管理部15、トンネル設
定部16及びトンネルネット管理部17から出力された各種パケットをバスB1を介して
トンネル装置T2,T3に送信する。
置T2,T3についても同様の機能及び構成を有する。
次に、情報転送システム100の動作例について説明する。図4は、情報転送システム
100の動作例を示すシーケンス図である。図4に示すように、ステップST1では、端
末装置P1は、端末装置P2からマルチキャストパケットを受信するためにMLD又はI
GMPパケットをトンネル装置T1に送信する。そして、トンネル装置T1は、端末装置
P1によって送信されたMLD又はIGMPパケットを受信部10で受信し、該受信した
MLD又はIGMPパケットを判定部11がMLD又はIGMPパケットであることを判
定してローカルリスナ管理部14に出力する。トンネル装置T1は、受信したMLD又は
IGMPパケットに基づいて、ローカルリスナ記憶部18に記憶されるローカルリスナリ
ストを更新する。
ャストリスナが存在することを通知するために、トンネル装置T3にリスナ管理用パケッ
トを送信部13で送信する。そして、トンネル装置T3は、トンネル装置T1から送信さ
れたリスナ管理用パケットを受信して、該受信したリスナ管理用パケットに基づいてリモ
ートリスナリストを更新する。
2にリスナ管理用パケットを送信部13で送信する。そして、トンネル装置T2は、トン
ネル装置T1から送信されたリスナ管理用パケットを受信して、該受信したリスナ管理用
パケットに基づいてリモートリスナリストを更新する。
用パケットをトンネル装置T2に転送する。
用パケットをトンネル装置T2に転送する。
含まれるリスナ管理用パケットが全てのトンネル装置T1,T2,T3に転送されるので
、トンネル装置T1,T2,T3は、ローカルリスナリスト又はリモートリスナリストに
記述されるトンネル装置の識別子を参照して、インターネットINを介して接続されてい
る全てのトンネル装置T1,T2,T3を認識できるようになる。
P2から受信するために、MLD又はIGMPパケットを端末装置P2に送信する。そし
て、端末装置P2は、トンネル装置T2から送信されたMLD又はIGMPパケットを受
信する。
チキャストパケットをトンネル装置T2に送信する。このマルチキャストパケットの宛先
は、端末装置P1が受信を希望しているマルチキャストパケットと同一の宛先であるもの
とする。そして、トンネル装置T2は、端末装置P2によって送信されたマルチキャスト
パケットを受信する。
ル設定表を検索して、該当するエントリが存在するか否かを確認する。この場合、最初に
到達したマルチキャストパケットであるために、トンネル設定表にはエントリが存在しな
い。そのため、トンネル装置T2は、リモートリスナ記憶部に記憶されたリモートリスナ
リストを検索して、該当するエントリが存在するか否かを確認する。ステップST3でリ
モートリスナリストを更新してトンネル装置T1から受信したエントリが存在するので、
トンネル装置T2は、トンネル装置T1に要求を示すトンネル設定パケットを送信する。
そして、トンネル装置T1は、トンネル装置T2から送信されたトンネル設定パケットを
受信して、自身のトンネル設定表を更新する。
、トンネル装置T2に応答を示すトンネル設定パケットを送信することで、トンネル設定
表の更新が終了したことをトンネル装置T2に通知する。そして、トンネル装置T2は、
トンネル装置T1から送信されたトンネル設定パケットを受信して、トンネル装置T1の
トンネル設定表の更新が終了したと判断する。その後、トンネル装置T2は、トンネル装
置T1と同様に、自身のトンネル設定表を更新する。
了したら、そのトンネル設定表に基づいて端末装置P2から送信されたマルチキャストパ
ケットをカプセル化してトンネル装置T1に送信する。そして、トンネル装置T1は、ト
ンネル装置T2によって送信されたカプセル化されたマルチキャストパケットを受信する
。
トンネル設定表を検索して、受信したマルチキャストパケットがカプセル化されたもので
あるか否かを判断する。トンネル装置T1は、ステップST10で示したように、受信し
たマルチキャストパケットがカプセル化されていれば、カプセル化されたマルチキャスト
パケットに対してデカプセル化を行って端末装置P1に送信する。また、トンネル装置T
1は、受信したマルチキャストパケットがカプセル化されていなければ、そのままマルチ
キャストパケットを端末装置P1に送信する。そして、端末装置P1は、トンネル装置T
1から送信されたマルチキャストパケットを受信する。
置T1,T2,T3が互いにインターネットINを介して接続されていることを前提とし
て、トンネル装置T1,T2,T3を識別する識別子が記述されるリストをリモートリス
ナリストとしたとき、トンネル装置T1が、他のトンネル装置T2,T3にマルチキャス
トパケットを要求することにより他のトンネル装置T2,T3から送信される他のトンネ
ル装置T2,T3の識別子を含むリスナ管理用パケットを受信し、この受信したリスナ管
理用パケットに含まれる他のトンネル装置T2,T3の識別子をリモートリスナリストに
記述し、このリモートリスナリストに記述された当該トンネル装置T1の識別子を含むリ
スナ管理用パケットを生成し、この生成したリスナ管理用パケットを他のトンネル装置T
2,T3に送信する。
れるトンネル装置の識別子を参照して、インターネットINを介して接続されている全て
のトンネル装置T1,T2,T3を認識できるようになる。
3に転送する際に、他のトンネル装置T2,T3の識別子が記述されるリモートリスナリ
ストに基づいて所望のトンネル装置のみに転送することができ、多数の通信相手とマルチ
キャスト通信を行う場合や、ネットワークを追加する場合であっても煩雑なトンネル設定
を行わずに、マルチキャスト通信を行うことができる。
装置T2,T3に要求する動作例について説明をしたが、トンネル装置T2,T3がマル
チキャストパケットを他のトンネル装置(トンネル装置T2が要求する場合はトンネル装
置T1,T3、トンネル装置T3が要求する場合はトンネル装置T1,T2)に要求する
場合についても同様の動作を行う。
ル装置を接続して、マルチキャスト通信を行うことが可能である。つまり、従来のルータ
が有する経路表によるパケットの転送方法で困難であったプラント等で使用される1万以
上ものフィールド機器を互いに接続させてパケットを転送させることが、それぞれのフィ
ールド機器に対して当該トンネル装置を設けることで可能になる。
11 判定部
12,31 カプセル化部
13,32 送信部
14 ローカルリスナ管理部
15 リモートリスナ管理部
16 トンネル設定部
17 トンネルネット管理部
18 ローカルリスナ記憶部
19 リモートリスナ記憶部
20,32 トンネル記憶部
21 隣接トンネル装置記憶部
100,200 情報転送システム
T1 第1のトンネル装置
T2 第2のトンネル装置
T3 第3のトンネル装置
Claims (5)
- 複数のトンネル装置が互いにネットワークを介して接続され、複数のトンネル装置間で
マルチキャストパケットを転送する情報転送システムであって、
前記トンネル装置を識別する識別子が記述されるリストを識別子リストとしたとき、
前記トンネル装置は、
他のトンネル装置に前記マルチキャストパケットを要求することにより他のトンネル装
置から送信される他のトンネル装置の識別子を含む識別子パケットを受信する受信部と、
前記受信部で受信された前記識別子パケットに含まれる他のトンネル装置の識別子と、
当該トンネル装置の識別子とを前記識別子リストに記述するリスト管理部と、
前記リスト管理部で前記識別子リストに記述された当該トンネル装置の識別子を含む識
別子パケットを生成するパケット生成部と、
前記パケット生成部で生成された前記識別子パケットを他のトンネル装置に送信する送
信部とを備えることを特徴とする情報転送システム。 - 前記トンネル装置には端末装置が接続され、
前記端末装置は、
マルチキャストパケットを生成して前記トンネル装置に出力し、
前記トンネル装置は、
前記端末装置で出力された前記マルチキャストパケットを前記識別子リストに記述され
る前記識別子を有する他のトンネル装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の情
報転送システム。 - 前記端末装置が所望のマルチキャストパケットを他の端末装置に要求する場合に、
前記トンネル装置は、
前記識別子リストに記述される前記識別子を有する他のトンネル装置に前記要求を示す
トンネル設定パケットを送信して、他のトンネル装置に接続された他の端末装置からマル
チキャストパケットを要求することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報転送システ
ム。 - 前記受信部にはカプセル化部が接続され、
前記カプセル化部は、
前記マルチキャストパケットをカプセル化又はデカプセル化することを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の情報転送システム。 - 前記カプセル化部には前記送信部が接続され、
前記送信部は、
前記カプセル化部でカプセル化されたマルチキャストパケットを前記識別子リストに記
述される前記識別子を有する他のトンネル装置に送信する請求項1乃至4のいずれかに記
載の情報転送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009252694A JP5495175B2 (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | 情報転送システム |
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