JP2011094574A - 垂直軸風車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、保守、管理が容易な垂直軸風車装置を提供することである。
【解決手段】鉛直方向に延在し回転可能な垂直回転軸と、前記垂直回転軸の回転軸線に直交する方向に延びる支持部材と、前記支持部材が延びる方向に延びる軸線回りで枢動可能に装着され、仰角を有する可動羽根部と、を備え、前記可動羽根部は、仮想水平面に対し、0度より大きく90度より小さい角度範囲で枢動可能であることを特徴とする垂直軸風車装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体が羽根部材を押す力を利用して回転軸を回転させる垂直軸風車装置に関する。
従来より、鉛直に延びる回転軸の半径方向に延びるアーム部材にブレードを設け、ブレードが受ける空気抵抗により回転軸を回転させる垂直軸風車装置が利用されている。例えば、特許文献1は、地面に垂直に延びる回転軸と、回転軸の半径方向に延びるアームと、アームに装着されるブレードと、を備える垂直軸風車装置を開示する。このブレードは、回転軸に平行に延在するピボットの回りで回転可能にアームに装着されている。
ブレードは、風下に向かうときは、流体が衝突できる第1の位置にあり、風上に向かうときは、流体の流れに平行になる第2の位置との間で揺動する。ブレードが第1の位置にあるときの空気抵抗によりブレードが押され、回転軸が回転し、その回転力により発電機で発電する。
特開2007−85358号公報
従来の垂直軸風車装置は、その構造が複雑であるため、その製造費用が嵩む傾向にある。また、構造が複雑であるため、保守、管理に手間がかかり、広く一般家庭で垂直軸風車装置を利用することが困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、保守、管理が容易な垂直軸風車装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の垂直軸風車装置は、鉛直方向に延在し回転可能な垂直回転軸と、前記垂直回転軸の回転軸線に直交する方向に延びる支持部材と、前記支持部材が延びる方向に延びる軸線回りで枢動可能に装着され、仰角を有する可動羽根部と、を備え、
前記可動羽根部は、仮想水平面に対し、0度より大きく90度より小さい角度範囲で枢動可能である。
また、本発明の垂直軸風車装置の別の態様によれば、前記支持部材に固定され、俯角を有する固定羽根部を備え、前記可動羽根部と、前記固定羽根部とは、鋭角の角度で対面している。
さらに、本発明の垂直軸風車装置の一の態様によれば、前記可動羽根部は、その回動を補助するための枢動補助部材を有する。
本発明の垂直軸風車装置の別の態様によれば、前記支持部材は、前記垂直回転軸の長手方向に離間して装着される複数のアーム部材を有し、前記複数のアーム部材には前記可動羽根部が装着されている。
また、本発明の垂直軸風車装置の一の態様によれば、前記垂直回転軸の回転速度を制御するためのガバナーを備え、前記ガバナーは、前記垂直回転軸に固定される回転部材と、前記回転部材から前記垂直回転軸の回転軸線に直交する方向に延びる支持部材と、前記支持部材に沿って摺動可能な摺動部材と、前記摺動部材と前記回転部材とを連結する弾性部材と、前記摺動部材を係止する係止部材と、を有し、前記垂直回転軸の前記回転速度が所定値を越えると、前記摺動部材に作用する遠心力が前記弾性部材の弾性力より大きくなり、前記摺動部材が前記係止部材に係合する。
本発明にかかる垂直軸風車装置は、垂直回転軸の回転軸線に対して直交する方向に延在する支持部材と同方向に延びる軸線回りで枢動可能に装着され、仰角を有する可動羽根部を設けるという簡易な構成である。この構成により、風下に向かうときは可動羽根部が流体の抗力を受け、風上に向かうときは、可動羽根部がその自重により閉じ、抗力を受けないため垂直回転軸が効率的に回転できる。よって、製造コストを抑えつつつ、保守管理を容易にできる垂直軸風車装置を実現できる。
(a)は、第1の実施形態に係る垂直軸風車装置の平面図であり、(b)は、第1の実施形態に係る垂直軸風車装置の正面図である。 図1(a)の矢印II方向から見た回転組立体の拡大正面図である。 (a)、(b)、(c)は、図1の異なる回転組立体の拡大正面図である。 第2の実施形態に係る垂直軸風車装置の一部を断面で示す、図5の線IV−IVに沿った一部正面断面図である。 図4の線V−V方向に沿った断面図である。
以下に、本発明にかかる垂直軸風車装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔第1の実施形態〕
図1(a)は、第1の実施形態に係る垂直軸風車装置1の平面図であり、図1(b)は、第1の実施形態に係る垂直軸風車装置1の正面図であり、図2は、図1(a)の矢印II方向から見た回転組立体2bの拡大正面図であり、図3(a)、(b)、(c)は、図1の異なる回転組立体2a、2b、2cの拡大正面図である。なお、図1(b)は、図面の明瞭化のため回転組立体2c、2gのみを示している。
垂直軸風車装置1は、主として、鉛直方向に延在し回転可能な垂直回転軸3と、垂直回転軸3の回転軸線Zに対して直交する方向に延びる支持部材、すなわちアーム部材5と、アーム部材5が延びる方向に延びる軸線回りで枢動可能に装着され、仰角を有する可動羽根部7と、を備える。また、可動羽根部7は、仮想水平面Xに対し、0度より大きく90度より小さい角度範囲で枢動可能である。以下に垂直軸風車装置1の各構成要素について説明する。
なお、本明細書において垂直回転軸5を回転させるための構成要素を、回転組立体2a〜2hと称する。回転組立体2a〜2hは、アーム部材5と、可動羽根部7と、後述する固定羽根部9及び錘部材15と、を備える。また、各回転組立体2a〜2hは、同形状で同寸法である。
円柱状の垂直回転軸3は、基台81が水平面に載置された状態において、鉛直方向に延びるように基台81内に配置されている不図示の軸受部材により回転可能に支持されている。また、垂直回転軸3の下端部は、歯車等により構成される増速機11を介して発電機13に連結されている。従って、垂直回転軸3の回転力は、回転数を高める増速器11を介して発電機13に伝達され発電がなされる。
垂直回転軸3の上端部には、その半径方向(回転軸線Zに直交する方向)に延在する複数のアーム部材5が、周方向に等間隔に装着されている。各アーム部材5は、円柱形状であり、可動羽根部7と、固定羽根部9とが装着されている。
可動羽根部7は、アーム部材5に対して、蝶番等の公知の手段により、枢動可能に装着されている。可動羽根部7は、図1(a)に示すように平面視において矩形状であり、図2に示されるように、正面視において、流線形状であり、凸状に湾曲する上湾曲面7aと凹状に湾曲する下湾曲面7bとを有する。上湾曲面7aと下湾曲面7bとを連結する部分が、それぞれ前縁部7cと後縁部7dである。前縁部7cは、自由端であり、後縁部7d側には、可動羽根部7が揺動する支点7fが配置されている。支点7fの回りに可動羽根部7が枢動する。従って、支点7fの長手方向に延びる中心線は、可動羽根部7の枢動軸線と一致し、仮想水平面X上に延在する。
また、本実施形態では、後縁部7dには、枢動補助部材である錘部材15が固定されている。錘部材15が装着された状態の可動羽根部7の重心が、支点7fよりわずかに可動羽根部7の前縁部7c側に位置するように、錘部材15の重さが設定されている。このように設定することで、比較的少ない流体流れに対しても可動羽根部7を図2中の時計回りに回動させることができ、可動羽根部7は流体による抗力(流体が押す力)を効率的に受けることができる。また、可動羽根部7に風が当たっていない初期状態では、その自重により初期状態に戻すことができる。
さらに、可動羽根部7には、風を受けない初期状態では、仰角θ1が0度より大きい角度になるように不図示のストッパ等の規制手段がアーム部材5又は可動羽根部7に設けられている。また、可動羽根部7の仰角θ1の最大値は、90度より小さくなるように不図示のストッパ等の規制手段がアーム部材5又は可動羽根部7に設けられている。すなわち、可動羽根部7の仮想水平面Xに対する仰角θ1は、0度より大きく90度より小さい範囲内となる。
また、可動羽根部7の仰角θ1は、5度〜85度の角度範囲にすると、好ましい。仰角θ1が5度より小さいと、流体による抗力が可動羽根部7に効率良く作用しない場合があり、仰角θ1が85度より大きいと、流体による抗力が可動羽根部7に作用しない状態となったときに、自重による初期状態への復帰動作が遅いことがあるためである。
固定羽根部9は、仮想の水平面Xに対して俯角θ2を有するようにアーム部材5に固定されている。固定羽根部9は、平面視で矩形状であり、ほぼ平坦な板状部材から構成されている。この固定羽根部9は、流体を可動羽根部7に導くための部材であり、本発明を目的を達成するための必須の構成要素ではない。固定羽根部9は、固定羽根部9に衝突する流体の流れ方向を、可動羽根部7の方向へ方向付ける機能を有する。したがって、可動羽根部7と、固定羽根部9とは、鋭角の角度で対面する構成である。鋭角である限りは、固定羽根部9に衝突した流体を可動羽根部7に導くことができる。
なお、仮想水平面Xに対する俯角θ2は、0度より大きく15度より小さい角度とする。俯角θ2が15度以上になると、固定羽根部9が風上に向かい進むときに、流体による固定羽根部9に生じる抗力が相対的に大きくなり、回転効率が急激に悪くなるからである。
また、本実施形態では、可動羽根部7の幅寸法(図1(b)の左右方向長さ)と、固定羽部9の幅寸法(図1(b)の左右方向長さ)は、ほぼ等しく、固定羽根部9に衝突する流体を可動羽根部7の幅方向全域に渡り誘導する構成としている。本発明は、本構成の幅寸法に限定されず、適宜変更できる。
次に、図1(a)における下から上方向(矢印W)への流体を受けた場合の垂直軸風車装置1の動作について図1、図3を用いて説明する。図1(a)の矢印W方向へ流れる流体による抗力が所定値以上になると、垂直回転軸3は、図1(a)において反時計回りに回転する。ここで、アーム部材5が風向き(矢印W)と平行になった状態の回転組立体2aは、図3(a)に示すように、流体による抗力が可動羽根部7に生じない位置にある。図3(b)に示すように、回転組立体2bの可動羽根部7は、徐々に風を受け始め、固定羽根部9に対して可動羽根部7が開き始める。そして、図3(c)に示すように、風向き(矢印W)に対してアーム部材5が直交する位置にある回転組立体2cの可動羽根部7は、固定羽根部9に対して最も開く位置となる。
回転組立体2dの可動羽根部7は、回転組立体2bのそれと同じ状態であり、回転組立体2eの可動羽根部7は、図3(a)に示す初期状態となる。風上に向かう方向に進む回転組立体2e、2f、2gの可動羽根部7は、図3(a)に示す初期状態に維持される。従って、可動羽根部7及び固定羽根部9の回転方向に対する抗力を最小限に抑えることができる。このように、回転組立体2a〜2fの可動羽根部7が、流体の流れの向きに応じて自動的に揺動する構成であるので、垂直回転軸3が効率良く回転することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る垂直軸風車装置101は、垂直回転軸103に設ける支持部材が、垂直回転軸103の長手方向に離間する複数の第1及び第2のアーム部材105、155を有する構成である。以下に図4、図5を用いて第2の実施形態に係る垂直軸風車装置101について説明する。図4は、第2の実施形態に係る垂直軸風車装置101の一部を断面で示す、図5の線IV−IVに沿った一部正面断面図であり、図5は、図4の線V−Vに沿った断面図である。
本実施形態の第1及び第2の回転組立体102、152は、平面視において同一位相(図4の上下方向に関し、互いアーム部材105、155が整合する位置)となるように垂直回転軸103に装着されている。従って、第2の実施形態に係る垂直軸風車装置101の平面図は、図1と同様に示される。また、第1の回転組立体102のアーム部材105と、第2の回転組立体152のアーム部材155とは、第2の回転組立体152の可動羽根部157が揺動しても、第1の回転組立体102の固定羽根部109に接触しないような寸法で離間している。
なお、垂直軸風車装置101の第1及び第2の回転組立体102、152は、第1の実施形態に係る垂直軸風車装置1の回転組立体2と同じ構成であるので詳細は割愛する。また、垂直回転軸103の下端部は、第1の実施形態と同様に、増速機111を介して発電機113に連結されている。このように、回転組立体102、152を複数設けることにより、発電量を増加できる。
さらに、本実施形態では、垂直回転軸103の回転速度を制御するためのガバナー182が設けられている。ガバナー182は、基台181内に配置され、垂直回転軸103の外周面に固定されているリング状の固定部材183と、固定部材183から、その半径方向(回転軸線Zに直交する方向)外方に延びる円柱形状の支持部材195a、195bと、支持部材195a、195bの外周面を、その長手方向に摺動可能な摺動部材193a、193bと、垂直回転軸103と同心で、垂直回転軸103に対して相対回転可能な環状の回転部材187と、回転部材187の外周面に当接するブレーキ部材189a、189bを回転部材187に対して付勢するブレーキレバー191a、191bとを有する。
さらに、固定部材183と、摺動部材193a、193bとは、それぞれ、コイルばね等である第1の弾性部材185a、185bで連結されている。摺動部材193aの初期状態(弾性部材185a、185bが収縮した状態)では、回転部材187から離間するように位置付けられている。また、弾性部材185a、185bの弾性力より大きい遠心力が摺動部材193a、193bに加わり、弾性部材185a、185bが伸びると、摺動部材193a、193bは、回転部材187側に移動する。
なお、回転部材187は、転がり軸受等の軸受部材203を介して軸受支持部材197に支持されている。軸受支持部材197は、基台181に固定されている。
また、回転部材187の内周面には、その周方向に等間隔で円柱状の複数の係止部材203が設けられている。従って、垂直回転軸103が回転し、弾性部材185a、185bの弾性力より摺動部材193a、193bに生じる遠心力が大きくなると、摺動部材193a、193bが回転部材187側に移動し、係止部材203に係合する。そして、摺動部材193a、193bは、係合部材203と一体的に回転する。なお、第1の弾性部材185a、185bの弾性力は、垂直回転軸103が所定の回転速度を越えた場合に、摺動部材193a、193bが係合部材203に係合する位置に移動できるように適宜設定される。また、回転部材173と係合部材203とは一体に形成することも可能である。
図5に示すように、板状のブレーキレバー191a、191bは、その一端部を支点201a、201bとして枢動可能に固定され、その他端部には、コイルばね等である第2の弾性部材199a、199bの一端部が連結されている。第2の弾性部材199a、199bの他端部は、基台181に固定されている。また、ブレーキレバー191a、191bは、回転部材187の外周側で垂直回転軸103に関して線対称に対向配置され、回転部材187に接触可能なブレーキ部材189a、189bを備える。ブレーキ部材189a、189bには、耐摩耗性の高い樹脂等を用いる。
第2の弾性部材199a、199bは、ブレーキ部材189a、189bの回転部材187に対する押圧力を調整するための押圧力調整手段である。第2の弾性部材199a、199bは、ブレーキ部材189a、189bが回転部材187に所定の押圧力で付勢するように、選択される。すなわち、第2の弾性部材199a、199bは、回転部材187が所定の回転速度以上にならない(又は回転部材187を止める)ような押圧力を生じるように選択される。
垂直回転軸183と一体に回転部材183が回転すると、回転部材183の回転速度が所定値以下の場合には、摺動部材193a、193bは移動することなく支持部材195a、195bと一体的に回転する。このとき、ガバナー182は、機能しない。しかし、回転部材183の回転速度が所定値を越えると、摺動部材193a、193bに加わる遠心力が、第1の弾性部材195a、195bの収縮力より大きくなり、摺動部材193a、193bが回転部材183方向に移動する。そして、摺動部材193a、193bが、係止部材203に係合する。
係止部材203が固定されている回転部材183の半径方向に、ブレーキ部材189a、189bが押圧力を付与し、回転部材187の回転が妨げられる。結果として、垂直回転軸103の回転運動が制限される。従って、本実施形態では、ガバナー182を設けることにより、垂直軸回転装置101に過負荷が掛かり故障することを防止できる。
なお、第2の実施形態のガバナー182を第1の実施形態に係る垂直軸回転装置1に適用できることは言うまでもない。また、係止部材203の形状や、位置、数等は、適宜変更できる。
第1及び第2の実施形態では、垂直回転軸の周方向等間隔に8個のアーム部材を備える構成としたが、その数や位置は適宜変更できる。また、第1及び第2の実施形態において、可動羽根部は正面視において流線形状であり、固定羽根部は、正面視で矩形状であるが、本発明はこの構成に限定されず、可動羽根部及び固定羽根の形状は適宜変更できる。
1、101 垂直軸風車装置
2a〜2h、102、152 回転組立体
5、105 アーム部材
7、107 可動羽根部
9、109 固定羽根部
11、111 増速器
13、113 発電機
15、115 錘部材
81、181 基台
182 ガバナー
183 回転部材
185a、185b 第2の弾性部材
193a、193b 摺動部材
195a、195b 支持部材
203 係止部材

Claims (5)

  1. 鉛直方向に延在し回転可能な垂直回転軸と、
    前記垂直回転軸の回転軸線に直交する方向に延びる支持部材と、
    前記支持部材が延びる方向に延びる軸線回りで枢動可能に装着され、仰角を有する可動羽根部と、を備え、
    前記可動羽根部は、仮想水平面に対し、0度より大きく90度より小さい角度範囲で枢動可能であることを特徴とする垂直軸風車装置。
  2. 前記支持部材に固定され、俯角を有する固定羽根部を備え、前記可動羽根部と、前記固定羽根部とは、鋭角の角度で対面していることを特徴とする請求項1に記載の垂直軸風車装置。
  3. 前記可動羽根部は、その回動を補助するための枢動補助部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の垂直軸風車装置。
  4. 前記支持部材は、前記垂直回転軸の長手方向に離間して装着される複数のアーム部材を有し、前記複数のアーム部材には前記可動羽根部が装着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の垂直軸風車装置。
  5. 前記垂直回転軸の回転速度を制御するためのガバナーを備え、前記ガバナーは、前記垂直回転軸に固定される回転部材と、前記回転部材から前記垂直回転軸の回転軸線に直交する方向に延びる支持部材と、前記支持部材に沿って摺動可能な摺動部材と、前記摺動部材と前記回転部材とを連結する弾性部材と、前記摺動部材を係止する係止部材と、を有し、前記垂直回転軸の前記回転速度が所定値を越えると、前記摺動部材に作用する遠心力が前記弾性部材の弾性力より大きくなり、前記摺動部材が前記係止部材に係合することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の垂直軸風車装置。
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