JP2011064532A - 電流検出装置 - Google Patents
電流検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011064532A JP2011064532A JP2009214358A JP2009214358A JP2011064532A JP 2011064532 A JP2011064532 A JP 2011064532A JP 2009214358 A JP2009214358 A JP 2009214358A JP 2009214358 A JP2009214358 A JP 2009214358A JP 2011064532 A JP2011064532 A JP 2011064532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- current
- load
- current detection
- opb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
【解決手段】負荷101aの電流を検出するためのシャント抵抗RSaに定電流回路105を直列に接続させて、シャント抵抗RSaに定電流値を流したときのオペアンプOPaの出力を求めると共に、負荷101bの電流を検出するためのシャント抵抗RSbに定電流回路105を直列に接続させて、シャント抵抗RSbに定電流値を流したとき、即ち、オペアンプOPaと共通の電位差を入力させたときのオペアンプOPbの出力を求める。そして、共通の電位差を入力させたときのオペアンプOPa及びオペアンプOPbの出力から、オペアンプOPaとオペアンプOPaとの相対誤差を補正するための補正値を設定する。
【選択図】図3
Description
図1は、本願発明に係る電流検出装置を適用する車両用の制動力制御装置の構成を示すブロック図である。
エンジン出力制御装置8は、運転者のアクセル操作及びコントローラ7の指令に従って、エンジン出力を制御する。
ブレーキ圧制御ユニット9は、図2に示すように、マスターシリンダ10と各ホイールシリンダ11FL〜11RRとの間に配置される。
また、セカンダリ側も、プライマリ側と同様に、第1ゲートバルブ12B、インレットバルブ13FR(13RL)、リザーバ14、アウトレットバルブ15FR(15RL)、第2ゲートバルブ16B、電動ポンプ17及びダンパー室18を備えている。
そして、プライマリ側を例に説明すると、コントローラ7は、通常制動時(自動走行安定制御を行わない場合)には、第1ゲートバルブ12A、インレットバルブ13FL(13RR)、アウトレットバルブ15FL(15RR)、及び第2ゲートバルブ16Aを全て非励磁のOFF状態とすることで、マスターシリンダ10の液圧(運転者のブレーキ操作によって作られたマスターシリンダ圧)をそのままホイールシリンダ11FL(11RR)に伝達し、運転者のブレーキ操作に応じた制動力を発生する。
上記のように、コントローラ7は、第1ゲートバルブ12A・12B、インレットバルブ13FL〜13RR、アウトレットバルブ15FL〜15RR、第2ゲートバルブ16A・16B及び電動ポンプ17を駆動制御することによって、各ホイールシリンダ11FL〜11RRの液圧を自動的に増圧・保持・減圧する。
図3において、第1負荷101a,第2負荷101bは、例えば、左前輪FLの液圧を制御するアウトレットバルブ15FL,右前輪FRの液圧を制御するアウトレットバルブ15FRのソレノイドであり、第1負荷101a,第2負荷101bと接地部(アース、基準電位点)との間には、ソレノイドへの通電・遮断を制御するスイッチング素子である第1,第2FET(トランジスタ)102a,102bを直列に接続してある。
更に、前記シャント抵抗RSa,RSbそれぞれの両端の電位差を入力する第1,第2オペアンプ(差動増幅器)OPa,OPbを設けてあり、前記オペアンプOPa,OPbの出力は、A/D変換器103でデジタルデータに変換されてメモリ&演算部104に出力される。
また、電流検出装置は、定電流回路105と、該定電流回路105とシャント抵抗RSaとを直列接続させる接続回路LSaと、該接続回路LSaに介装したスイッチ106aと、該定電流回路105とシャント抵抗RSbとを直列接続させる接続回路LSbと、該接続回路LSbに介装したスイッチ106bとを備えている。
例えば、ステップS509で補正した出力に基づいて求めた実際の電流値と、目標電流値との偏差に基づく比例・積分・微分動作によって、ソレノイドのデューティ制御におけるデューティ比を演算する。
図6に示す電流検出装置は、シャント抵抗RSa,RSbの下流側端子とオペアンプOPa,OPbとを接続する入力回路SDa,SDb相互を、スイッチ201を介装した接続回路SSで短絡させることができるよう構成したものであり、オペアンプOPa側の入力回路SDaに抵抗R3,R4を直列に接続し、また、オペアンプOPb側の入力回路SDbに抵抗R1,R2(R1の抵抗値=R3の抵抗値、R2の抵抗値=R4の抵抗値)を直列に接続し、抵抗R3,R4の接続点C3(分圧点)と、抵抗R1,R2の接続点C4(分圧点)とを、前記スイッチ201が介装される接続回路SSで接続させている。
本実施形態における相対誤差の検出では、負荷101に対して診断用として強制的に電流を流すので、例えばブレーキ圧制御ユニット9においては、前記アウトレットバルブ15FL〜15RRやインレットバルブ13FL〜13RRなどに制動力要求とは無関係に通電制御を行っても良い条件、具体的には、車両停止時かつエンジン停止かつパーキングブレーキの作動状態であることなど、ソレノイドバルブを用いた液圧の増圧・保持・減圧制御が安定して不要であるソレノイドのOFF状態で、相対誤差の検出を行わせることが好ましい。
ステップS603では、前記接続回路SSのスイッチ201をオン(閉成状態)とし、接続点C3,C4の電位を同じにし、オペアンプOPa,OPbに共通の電位差が入力されるようにする。
上記第3実施形態によると、定電流回路105を用いることなく、各オペアンプOPa,OPbに共通の電位差を入力させて、オペアンプOPa,OPbの相対誤差を検出し、オペアンプOPa,OPbの出力(電流検出値)を補正して相対誤差を補償できる。
そして、FET102aをオンさせて負荷電流Aを流す状態で、接続回路SS1〜SS3に介装されるスイッチ201のいずれか1つをオンさせ、接続回路SS1に介装されるスイッチ201bをオンさせた状態では、負荷101aの電流を検出する回路(オペアンプOPa)に対する負荷101bの電流を検出する回路(オペアンプOPb)の相対誤差を求め、接続回路SS2に介装されるスイッチ201cをオンさせた状態では、負荷101aの電流を検出する回路(オペアンプOPa)に対する負荷101cの電流を検出する回路(オペアンプOPc)の相対誤差を求め、接続回路SS3に介装されるスイッチ201dをオンさせた状態では、負荷101aの電流を検出する回路(オペアンプOPa)に対する負荷101dの電流を検出する回路(オペアンプOPd)の相対誤差を求める。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の電流検出装置において、
前記負荷回路が、車両の車輪に供給するブレーキ液圧を制御するソノレイドバルブを負荷とする回路であることを特徴とする電流検出装置。
(ロ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の電流検出装置において、
前記負荷回路が、車両の車輪に供給するブレーキ液圧を制御するソノレイドバルブを負荷とする回路であり、
前記共通電位差入力手段が、左右輪のブレーキ液圧をそれぞれに制御するソノレイドバルブの電流を検出する2つの電流検出回路のオペアンプに対し、共通の電位差を入力させることを特徴とする電流検出回路。
(ハ)請求項3記載の電流検出装置において、
前記共通電位差入力手段が、複数のアペアンプのうちの1つを基準として定め、該基準とするオペアンプと他のオペアンプの1つとの組み合わせについて、共通の電位差を入力させ、
前記補正手段が、前記基準とするオペアンプの出力に他のオペアンプの出力を合わせる補正を行うことを特徴とする電流検出装置。
(ニ)請求項3記載の電流検出装置において、
前記接続回路が、前記オペアンプの入力回路に直列に接続された抵抗による分圧点相互を接続することを特徴とする電流検出回路。
Claims (3)
- シャント抵抗と、該シャント抵抗の両端の電位差を入力するオペアンプとを備えてなる電流検出回路を複数の負荷回路毎にそれぞれ設け、複数の電流検出回路によって各負荷回路の負荷電流をそれぞれに検出する電流検出装置であって、
複数の電流検出回路を構成する複数のオペアンプに対し、共通の電位差を入力させる共通電位差入力手段と、
前記共通電位差入力手段によって共通の電位差を入力させたときの各電流検出回路の出力に基づいて、各負荷回路の負荷電流を検出するときに、前記電流検出回路の出力を個別に補正する補正手段と、
を備えたことを特徴とする電流検出装置。 - 前記共通電位差入力手段が、
前記負荷回路に流れる電流を一定にする定電流回路を含み、
前記定電流回路を接続する負荷回路を切り替えることで、複数のオペアンプに対して共通の電位差を入力させることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。 - 前記共通電位差入力手段が、
前記複数のオペアンプの入力回路相互を選択的に接続する接続回路を含み、
前記接続回路が接続するオペアンプのうちの1つが対応する負荷回路に負荷電流を流すことで、前記接続回路で接続した複数のオペアンプに対して共通の電位差を入力させることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009214358A JP5213822B2 (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009214358A JP5213822B2 (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 電流検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011064532A true JP2011064532A (ja) | 2011-03-31 |
JP5213822B2 JP5213822B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=43950951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009214358A Expired - Fee Related JP5213822B2 (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 電流検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5213822B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014172416A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ制御装置 |
JP2017044638A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社デンソー | 断線検出装置 |
CN115777068A (zh) * | 2020-05-28 | 2023-03-10 | 日产自动车株式会社 | 电流检测装置及电流检测方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924846A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Nippon Seiko Kk | 電動パワ−ステアリング装置の制御装置 |
JPH09311147A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 充放電電流測定装置 |
JP2001218359A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | 通電情報計測装置付き回路遮断器およびその補正方法 |
JP2003014795A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Nitto Electric Works Ltd | 交流計測装置 |
JP2007276586A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2009124909A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Daikin Ind Ltd | 補正定数算出システムならびに補正定数算出方法 |
-
2009
- 2009-09-16 JP JP2009214358A patent/JP5213822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924846A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Nippon Seiko Kk | 電動パワ−ステアリング装置の制御装置 |
JPH09311147A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 充放電電流測定装置 |
JP2001218359A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | 通電情報計測装置付き回路遮断器およびその補正方法 |
JP2003014795A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Nitto Electric Works Ltd | 交流計測装置 |
JP2007276586A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2009124909A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Daikin Ind Ltd | 補正定数算出システムならびに補正定数算出方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014172416A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ制御装置 |
JP2017044638A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社デンソー | 断線検出装置 |
WO2017038513A1 (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-09 | 株式会社デンソー | 断線検出装置 |
CN115777068A (zh) * | 2020-05-28 | 2023-03-10 | 日产自动车株式会社 | 电流检测装置及电流检测方法 |
US11835552B2 (en) | 2020-05-28 | 2023-12-05 | Nissan Motor Co., Ltd. | Electric current detection device and electric current detection method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5213822B2 (ja) | 2013-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5895100A (en) | Brake apparatus for an electric vehicle to maximize regenerative energy | |
KR101550945B1 (ko) | 브레이크 시스템 및 브레이크 시스템 제어 방법 | |
US6851764B2 (en) | Method and control system for controlling an electronically regulated brake actuating system | |
US20150020520A1 (en) | Method for calibrating analog-controlled hydraulic valves and brake system comprising an electronic control and regulating unit in which the method is carried out | |
US6318818B1 (en) | Method for compensating the temperature dependence of an inductive resistance of a valve coil | |
US20090243382A1 (en) | Braking control apparatus | |
JPH10194099A (ja) | 少なくとも1つの車輪ブレーキ内の圧力の制御方法及び装置 | |
US20030098613A1 (en) | Method and automatic control system for actuating an eletronically controlled brake actuation system | |
JPH08508693A (ja) | 自動車の補助エネルギブレーキシステム | |
EP3632758B1 (en) | Actuator controller and vehicle-installed system | |
JP5213822B2 (ja) | 電流検出装置 | |
US7249807B2 (en) | Vehicle braking force control device with feedback communication between wheels | |
JPH08327482A (ja) | センサ装置及びセンサ装置の調整方法 | |
JP2003019952A (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
JP2007253930A (ja) | 車両用電子制御装置および車両ブレーキ用電子制御装置 | |
JP4646738B2 (ja) | ブレーキ液圧制御装置 | |
JP2007330040A (ja) | 電動モータ駆動回路の故障判定装置 | |
US9085289B2 (en) | Method of operating an electrically controllable brake system and brake system which is operated according to the method | |
JP2011216683A (ja) | ソレノイド駆動制御装置 | |
US6688705B2 (en) | Pressure control apparatus wherein pressure control actuator is controlled based on two or more provisionally determined control values | |
US20080122287A1 (en) | Method and apparatus for dynamically controlling pressure within a vehicle brake system | |
JP2008239114A (ja) | ブレーキの制御装置及び制御方法 | |
JP2008052564A (ja) | 負荷駆動装置 | |
JP2005512878A (ja) | 自動車用電気油圧式ブレーキ装置でガスまたは空気を検出する方法 | |
JP5546517B2 (ja) | 車両用ブレーキ液圧制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |