JP2011060727A - 車輌用前照灯 - Google Patents

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達弘 寺田
Koji Magoori
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Abstract


【課題】 耐振動性の向上を図る。
【解決手段】 ランプハウジング2に固定されたフレーム21と、第1の連結部17と第2の連結部20を有しフレームに対して第1の連結部を支点として任意の方向へ回動可能とされた灯具ユニット7と、第1の連結部が連結され前後方向へ移動されることにより灯具ユニットを第2の連結部を支点として略上下方向へ傾動させるスライダー37と、第2の連結部が連結され水平方向へ回動されることにより灯具ユニットを第1の連結部と第2の連結部を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動させるローター29と、回転されることによりスライダーを前後方向へ移動させる駆動操作部40と、回転されることによりローターを水平方向へ回動させる回転操作部36とを設け、灯具ユニットの第1の連結部と第2の連結部が略上下に離隔して位置されるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は車輌用前照灯に関する。詳しくは、灯具ユニットを他の部材に対して第1の連結部と第2の連結部の二つの連結部によって連結して耐振動性の向上を図る技術分野に関する。
車輌用前照灯には、例えば、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源を有する灯具ユニットが配置されたものがある。
車輌用前照灯の灯具ユニットは、光軸調整機構(エイミング調整機構)によって照射方向の初期位置調整(エイミング調整)が可能とされている(例えば、特許文献1参照)。このような車輌用前照灯にあっては、灯具ユニットを灯具外筐に対して左右方向(水平方向)へ回動させる所謂左右エイミング調整と、灯具ユニットを灯具外筐に対して略上下方向へ傾動させる所謂上下エイミング調整とを行うことができる。
特許文献1に記載された車輌用前照灯にあっては、灯具ユニットが前後に貫通された枠状のフレームに支持され、該フレームがネジ部を有する二つの調整軸と一つの支点軸(特許文献1にあっては、レベリング軸)を介してランプハウジングに支持されている。支点軸及び二つの調整軸は各後端部がランプハウジングに連結され、支点軸の前端部がフレームの下端部に連結され、二つの調整軸の各前端部がフレームの上端部に左右に離隔して連結されている。
車輌用前照灯において、調整軸が回転されてフレームにネジ部が捩じ込まれ又は捩じ戻されると、支点軸を支点としてフレームと灯具ユニットが一体となって水平方向へ回動又は略上下方向へ傾動され、左右エイミング調整又は上下エイミング調整が行われる。
特開2004−227933号公報
ところで、特許文献1に記載された車輌用前照灯において、エイミング調整時には灯具ユニットがランプハウジングに対して円弧状の軌跡で移動(回動)する必要があるが、作用点、即ち、調整軸のフレームとの連結点の軌跡が直線状となってしまう。従って、エイミング時において、灯具ユニットに作用点の軌跡に対して直交する方向への負荷が生じてしまうため、この負荷を吸収するための設計上の余裕(遊び)を形成する必要がある。
ところが、灯具ユニットが上記した余裕を有する構造にされていると、車輌の走行時等に発生する振動によって、灯具ユニットが余裕の分だけ動き易くなり、灯具ユニットに位置ずれや振動が発生し易くなってしまう。
また、特許文献1に記載された車輌用前照灯にあっては、灯具ユニットがフレームに連結された支点軸及び二つの調整軸の三つの連結点を介してランプハウジングに回動自在に支持されているため、三つの連結点が灯具ユニットの重心から離隔した位置に存在し、振動を受ける位置が灯具ユニットの重心から離れた位置になってしまう。
さらに、特許文献1に記載された車輌用前照灯にあっては、灯具ユニットを支持するフレームが支点軸及び二つの調整軸を介してランプハウジングに支持される構造とされている。従って、灯具ユニットとフレームの合計した荷重が支点軸及び二つの調整軸に付与されるため、調整軸等における耐振動性の低下を来たしてしまう。
そこで、本発明車輌用前照灯は、上記した問題点を克服し、耐振動性の向上を図ることを課題とする。
車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、灯室においてランプハウジングに固定されたフレームと、第1の連結部と第2の連結部を有し前記フレームに対して前記第1の連結部を支点として任意の方向へ回動可能とされた灯具ユニットと、前記第1の連結部が連結されると共に前記フレームに前後方向へ移動自在に支持され前後方向へ移動されることにより前記灯具ユニットを前記第2の連結部を支点として略上下方向へ傾動させるスライダーと、前記第2の連結部が連結されると共に前記フレームに水平方向へ回動自在に支持され水平方向へ回動されることにより前記灯具ユニットを第1の連結部と第2の連結部を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動させるローターと、前記ランプハウジングに対して回転可能とされると共に回転されることにより前記スライダーを前後方向へ移動させる駆動操作部と、前記ランプハウジングに対して回転可能とされると共に回転されることにより前記ローターを水平方向へ回動させる回転操作部とを備え、前記灯具ユニットの前記第1の連結部と前記第2の連結部が略上下に離隔して位置されるようにしたものである。
従って、車輌用前照灯にあっては、灯具ユニットが第1の連結部と第2の連結部を介してランプハウジングに固定されたフレームに支持される。
本発明車輌用前照灯は、灯室においてランプハウジングに固定されたフレームと、第1の連結部と第2の連結部を有し前記フレームに対して前記第1の連結部を支点として任意の方向へ回動可能とされた灯具ユニットと、前記第1の連結部が連結されると共に前記フレームに前後方向へ移動自在に支持され前後方向へ移動されることにより前記灯具ユニットを前記第2の連結部を支点として略上下方向へ傾動させるスライダーと、前記第2の連結部が連結されると共に前記フレームに水平方向へ回動自在に支持され水平方向へ回動されることにより前記灯具ユニットを第1の連結部と第2の連結部を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動させるローターと、前記ランプハウジングに対して回転可能とされると共に回転されることにより前記スライダーを前後方向へ移動させる駆動操作部と、前記ランプハウジングに対して回転可能とされると共に回転されることにより前記ローターを水平方向へ回動させる回転操作部とを備え、前記灯具ユニットの前記第1の連結部と前記第2の連結部が略上下に離隔して位置されるようにしたことを特徴とする。
従って、他の部材に対する灯具ユニットの連結点が略上下に位置する第1の連結部と第2の連結部の二点とされ、灯具ユニットが第1の連結部と第2の連結部を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動されると共に第1の連結部を支点として略上下方向へ傾動されるため、車輌の走行時等に発生する振動による影響を受け難く、耐振動性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記第1の連結部と前記第2の連結部を結ぶ軸の近傍に前記灯具ユニットの重心が位置するようにしたので、灯具ユニットの他の部材に対する連結点となる第1の連結部と第2の連結部が灯具ユニットの重心を含む鉛直面内に位置され、耐振動性の一層の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記ランプハウジングに前記フレームと前記灯具ユニットの荷重を受ける荷重保持部を設けたので、フレーム及び灯具ユニットの灯室における配置状態の安定化が図られ、車輌の走行時等に発生する振動による影響をフレーム及び灯具ユニットが受け難く、耐振動性の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記灯具ユニットが前記第2の連結部を支点として略上下方向へ傾動されたときに前記第1の連結部を前記第2の連結部側へ押し付けた状態で前記第1の連結部の変位に追従して前後方向へ移動される押付部材を設けている。
従って、灯具ユニットが略上下方向へ傾動されたときの第1の連結部の高さ方向における変化に拘わらず、灯具ユニットの灯室における配置状態の安定化が図られ、耐振動性の向上を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、水平面に対して所定の方向へ傾斜する支持傾斜面を有し前記スライダーに固定された押さえ部材を設け、前記押付部材に前後方向へ移動されたときに前記押さえ部材の支持傾斜面に摺動される摺動傾斜面を形成し、前記押付部材の摺動傾斜面が前記押さえ部材の支持傾斜面に押し当てられる方向へ前記押付部材を付勢する付勢バネを設けている。
従って、第1の連結部の高さ方向における変化時に、第1の連結部の高さに追従した押付部材の前後方向における移動を確実に行うことができる。
以下に、本発明車輌用前照灯を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
先ず、第1の実施の形態に係る車輌用前照灯1について説明する(図1乃至図5参照)。
車輌用前照灯1は、それぞれ車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用前照灯1は、図1に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2と該ランプハウジング2の開口面を閉塞するカバー3とを備えている。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、該灯具外筐4の内部空間は灯室5として形成されている。
ランプハウジング2の後端部には前後に貫通された取付孔2aが形成されている。取付孔2aにはバックカバー6が取り付けられている。
ランプハウジング2の後端寄りの位置には上下に離隔して前後に貫通された軸挿通孔2b、2cが形成されている。
灯室5には灯具ユニット7が配置されている(図1乃至図3参照)。灯具ユニット7は、レンズホルダー8と該レンズホルダー8の前端部に取り付けられた投影レンズ9とレンズホルダー8の後端部が取り付けられたブラケット10と該ブラケット10に前端部が取り付けられたリフレクター11と該リフレクター11の後端部に取り付けられた光源12とを有している。
レンズホルダー8は前後方向に貫通された略円筒状に形成された保持部8aと該保持部8aから後方へ突出された取付脚部8b、8b、・・・とから成り、該取付脚部8b、8b、・・・が周方向に離隔して設けられている。
投影レンズ9は前方側の表面が凸面に形成され後方側の表面が後方を向く平面に形成されている。投影レンズ9は後側焦点を含む焦点面上の像を反転して光源12から出射された光を前方へ投影する機能を有する。
ブラケット10は上下方向を向くベース面部13と該ベース面部13から上方へ突出された取付面部14とから成り、該取付面部14に前後に貫通された透過孔14aが形成されている。ブラケット10は取付面部14の一部が光源12から出射された光の一部を遮蔽するシェードとして機能し、透過孔14aを光源12から出射された光が前方へ向けて透過される。
ブラケット10の取付面部14の外周部にはレンズホルダー8の取付脚部8b、8b、・・・の後端部がネジ止め等によって取り付けられる。
リフレクター11は内面が反射面11aとして形成され、該反射面11aは一部を除き、例えば、略楕円球面に形成されている。反射面11aは、光源12の後述する発光部に第1焦点が一致され投影レンズ9の後側焦点に第2焦点が一致されるように形成されている。
リフレクター11は前端部がブラケット10の取付面部14の外周部にネジ止め等によって取り付けられる。
光源12は、例えば、放電バルブであり、外管12aの内部に設けられた発光部12bから光を出射する。発光部12bから出射された光は前方へ向かうか又はリフレクター11の反射面11aで反射され、投影レンズ9の後側焦点を含む焦点面上に集光され、投影レンズ9によって前方へ照明光として投影される。
ブラケット10の取付面部14における上端部の前面には第1の連結部材15がネジ止め等によって取り付けられる。第1の連結部材15は取付面部14に取り付けられる被取付部16と該被取付部16から上方へ突出された第1の連結部17とから成り、該第1の連結部17は上下に延びる軸部17aと該軸部17aの上端に設けられた球状部17bとから成る。
ブラケット10のベース面部13における下面には第2の連結部材18がネジ止め等によって取り付けられる。第2の連結部材18はベース面部13に取り付けられる被取付部19と該被取付部19から下方へ突出された第2の連結部20とから成り、該第2の連結部20は基部20aと該基部20aからそれぞれ左右に突出された連結軸部20b、20bとから成る。
第1の連結部17と第2の連結部20は略上下に位置し、第1の連結部17と第2の連結部20の間に灯具ユニット7の重心Gが位置されている(図1参照)。
灯室5にはフレーム21が配置され、該フレーム21はランプハウジング2に固定されている。
フレーム21は、図2及び図3に示すように、上下方向を向く矩形の平板状に形成されたプレート部22と下方に開口されたコ字状に形成された支持枠部23と該支持枠部23の上端部の左右方向における中央部に設けられたスライダー支持部24とが一体に形成されて成る。支持枠部23はプレート部22の上面の前後方向における略中央部に設けられている。
プレート部22の左右方向における中央部には上下に貫通された挿通孔22aが形成されている。プレート部22の上面の左端部には前後に離隔してそれぞれ上方へ突出された軸受突部22b、22bが設けられている。プレート部22の下面における前端部には左右に離隔して被固定部22c、22cが設けられている。被固定部22c、22cは前後方向を向く平板状に形成され、それぞれ前後に貫通されたネジ挿通孔を有している。
プレート部22の下面には左右に離隔して下方へ突出された被支持突条25、25が設けられている(図4参照)。被支持突条25、25は前後に延びるようにして設けられ、下端部に互いに近付く方向へ突出された係合突部25a、25aを有している。
スライダー支持部24は、図2及び図3に示すように、前後に延びる略角筒状に形成され、側板部26、26と該側板部26、26の各上端部を連結する天板部27と側板部26、26の下端部から互いに近付く方向へ突出された底板部28、28とから成る。側板部26、26の内面にはそれぞれ前後に延びる支持溝26a、26aが形成されている。底板部28、28間は前後に延びるスリット28aとして形成されている。
フレーム21のプレート部22にはローター29が回動自在に支持される。ローター29は、図5に示すように、上方に開口され外形が略円形状に形成された回転ベース部30と該回転ベース部30の上端部から側方へ突出された作用突部31と回転ベース部30から上方へ突出された軸支持部32、32とが一体に形成されて成る。
回転ベース部30は円板状の底面部33と該底面部33の外周部から上方へ突出された周面部34とから成り、該周面部34の上端部が外方へ張り出されたフランジ部34aとして設けられている。回転ベース部30は周面部34の外径がフレーム21のプレート部22に形成された挿通孔22aの径より小さくされフランジ部34aの外径が挿通孔22aの径より大きくされている。
作用突部31の先端面は外方へ凸の緩やかな円弧状に形成され、この先端面にギヤ部31aが形成されている。
軸支持部32、32は底面部33から上方へ突出され、左右に離隔して設けられている。軸支持部32は底面部33から上方へ突出された基台部32aと該基台部32aの前後両端部からそれぞれ上方へ突出された突出部32b、32bと該突出部32b、32bの上端からそれぞれ折り返され下方へ行くに従って互いに近付く方向へ傾斜された保持突部32c、32cとから成る。基台部32aの上面には左右に延びる円弧状の軸支持面32dが形成されている。軸支持部32は突出部32b、32b及び保持突部32c、32cが弾性変形可能とされている。
ローター29はフランジ部34aを除いて回転ベース部30がフレーム21のプレート部22に形成された挿通孔22aに上方から挿入され、プレート部22に回動自在に支持される。ローター29がプレート部22に支持された状態において、オーリング35が周面部34に外嵌状に取り付けられ、ローター29のプレート部22からの抜けが防止される。
フレーム21のプレート部22には回転操作部36が回転自在に支持されている(図1乃至図3参照)。回転操作部36は前後方向に延びる軸部36aと該軸部36aの前端に設けられたウォーム36bと軸部36aの後端に設けられた操作部36cとから成る。
回転操作部36は軸部36aがランプハウジング2に形成された下側の軸挿通孔2cに挿入され、ランプハウジング2に軸回り方向へ回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持される。
回転操作部36はプレート部22の軸受突部22b、22bに挿入され、プレート部22に軸部36aの軸回り方向へ回転自在に支持される。プレート部22に回転操作部36が支持された状態において、ウォーム36bは軸受突部22b、22b間に位置されてローター29のギヤ部31aに噛合される。
フレーム21のスライダー支持部24にはスライダー37が前後方向へ移動自在に支持される。スライダー37は前後に長いブロック状の本体部38と該本体部38の前面から前方へ突出された軸支持部39とから成る。スライダー37の左右両側面にはそれぞれ外方へ突出され前後に延びる被支持突部37a、37aが設けられている。
本体部38の前面には上下に延びる半円弧状の軸支持面38aが形成されている。本体部38には前後に延び後面に開口された螺穴38bが形成されている。
軸支持部39は本体部38の前面における左右両端部からそれぞれ前方へ突出された突出部39a、39aと該突出部39a、39aの前端から折り返され後方へ行くに従って互いに近付く方向へ傾斜された保持突部39b、39bとから成る。軸支持部39は本体部38に対して弾性変形可能とされている。
スライダー37は被支持突部37a、37aがそれぞれ支持溝26a、26aに摺動自在に係合されフレーム21のスライダー支持部24に前後方向へ移動自在に支持される。
スライダー37には駆動操作部40が螺合されている。駆動操作部40は前後方向に延びる軸部41と該軸部41の後端に設けられた操作部42とから成り、軸部41の前端部に螺軸部41aが形成されている。
駆動操作部40は軸部41がランプハウジング2に形成された上側の軸挿通孔2bに挿入され、ランプハウジング2に軸回り方向へ回転可能かつ軸方向へ移動不能に支持される。
駆動操作部40は螺軸部41aがスライダー37の螺穴38bに挿入されて螺合される。
ランプハウジング2の下面部における内面には荷重保持部43、43が左右に離隔して、例えば、一体に設けられている。荷重保持部43、43は前後に延びる角材状に形成され、それぞれ前面に開口されたネジ止め穴43a、43aを有している。荷重保持部43、43の対向する面にはそれぞれ前後に延びる係合溝43b、43bが形成されている。
灯具ユニット7は第1の連結部17の軸部17aがスリット28aに前方から挿入され球状部17bがスライダー37の保持突部39b、39b間に前方から挿入されることによりスライダー37に連結されて支持される。このとき球状部17bの挿入に伴って突出部39a、39aと保持突部39b、39bが互いに遠去かる方向へ弾性変形された後に弾性復帰され、球状部17bが本体部38の軸支持面38aと保持突部39b、39bによって保持される。
球状部17bがスライダー37に連結された状態においては、灯具ユニット7は球状部17bを支点としてスライダー37に対して任意の方向へ回動可能とされる。従って、灯具ユニット7は、例えば、球状部17bを支点として水平方向へ回動可能とされ、また、球状部17bを支点として略上下方向へ傾動可能とされる。
また、灯具ユニット7は、第2の連結部20の連結軸部20b、20bがそれぞれ保持突部32c、32c、・・・間に上方から挿入されることによりローター29に連結されて支持される。このとき連結軸部20bの挿入に伴って突出部32b、32bと保持突部32c、32cが互いに遠去かる方向へ弾性変形された後に弾性復帰され、連結軸部20bが基台部32aの軸支持面32dと保持突部32c、32cによって保持される。
連結軸部20b、20bがローター29に連結された状態においては、灯具ユニット7は連結軸部20b、20bを支点として略上下方向へ傾動可能とされる。
フレーム21はプレート部22の下面側に設けられた被支持突条25、25の係合突部25a、25aがそれぞれ荷重保持部43、43の係合溝43b、43bに挿入されて係合される(図4参照)。この状態においてプレート部22の被固定部22c、22cがそれぞれ荷重保持部43、43の前面に接し、取付ネジ100、100がそれぞれ被固定部22c、22cのネジ挿通孔を挿通され荷重保持部43、43のネジ止め穴43a、43aに螺合されてフレーム21がランプハウジング2の荷重保持部43、43に固定される。
上記のように、フレーム21は被支持突条25、25の係合突部25a、25aがそれぞれ荷重保持部43、43の係合溝43b、43bに係合されるため、フレーム21及び灯具ユニット7の荷重保持部43、43に対する浮き上がりを防止することができる。
また、フレーム21がランプハウジング2の一部として設けられた荷重保持部43、43に固定されるため、フレーム21と灯具ユニット7の荷重がランプハウジング2によって受けられる。従って、フレーム21及び灯具ユニット7の灯室5における配置状態の安定化が図られ、車輌の走行時等に発生する振動による影響をフレーム21及び灯具ユニット7が受け難く、耐振動性の向上を図ることができる。
上記した車輌用前照灯1において、回転操作部36の操作部36cが操作されてウォーム36bが回転されると、該ウォーム36bの回転方向に応じた方向へギヤ部31aが送られてローター29がフレーム21のプレート部22に対して回動される。ローター29が回動されると、灯具ユニット7がローター29の回動に伴って第1の連結部17と第2の連結部20を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動される。灯具ユニット7が回動されることにより、光源12から出射され投影レンズ9を介して照射される光の照射方向が変更され、左右方向における光軸調整である所謂左右エイミング調整が行われる。このとき、第1の連結部17の球状部17bがスライダー37に対して回転される。
一方、駆動操作部40の操作部42が操作されて螺軸部41aが回転されると、該螺軸部41aの回転方向に応じた方向へ螺穴38bが送られてスライダー37がフレーム21のスライダー支持部24に対して前後方向へ移動される。スライダー37が前後方向へ移動されると、灯具ユニット7が第2の連結部20を支点として略上下方向へ傾動される。灯具ユニット7が略上下方向へ傾動されることにより、光源12から出射され投影レンズ9を介して照射される光の照射方向が変更され、上下方向における光軸調整である所謂上下エイミング調整が行われる。このとき、第1の連結部17の球状部17bがスライダー37に対して回転される。
尚、上記には、ローター29が下方に位置しスライダー37が上方に位置された例を示したが、逆に、ローター29が上方に位置しスライダー37が下方に位置されるように構成することも可能である。
次に、第2の実施の形態に係る車輌用前照灯1Aについて説明する(図6乃至図9参照)。
尚、以下に示す車輌用前照灯1Aは、上記した車輌用前照灯1と比較して、エイミング調整に加えて車載物の重量に応じて変化される光軸の向きを調整する所謂レベリング調整等を行うことが可能であることが相違する。従って、車輌用前照灯1Aについては、車輌用前照灯1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については車輌用前照灯1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略するか、又は、必要に応じて簡単に説明する。
車輌用前照灯1Aは、図6に示すように、灯具ユニット7Aが、レンズホルダー8、投影レンズ9、ブラケット10、リフレクター11及び光源12を有している。
ブラケット10の取付面部14における上端部の前面には第1の連結部材15Aがネジ止め等によって取り付けられる。第1の連結部材15Aは被取付部16と該被取付部16から上方へ突出された第1の連結部17Aとから成り、該第1の連結部17Aは軸部17aによって構成されている。
ブラケット10のベース面部13における下面には第2の連結部材18Aがネジ止め等によって取り付けられる。第2の連結部材18Aは被取付部19と該被取付部19から下方へ突出された第2の連結部20Aとから成り、該第2の連結部20Aは下方に開口された嵌合凹部20cを有している。
第1の連結部17Aと第2の連結部20Aは略上下に位置し、第1の連結部17Aと第2の連結部20Aの間に灯具ユニット7Aの重心Gが位置されている。
灯室5にはフレーム21Aが配置され、該フレーム21Aはランプハウジング2に固定されている。
フレーム21Aは、プレート部22と支持枠部23と該支持枠部23の上端部の左右方向における中央部に設けられたスライダー支持部24Aとが一体に形成されて成る。
スライダー支持部24Aは側板部26、26と該側板部26、26の上端部から互いに近付く方向へ突出された天板部27A、27Aと底板部28、28とから成る。天板部27A、27A間は前後に延びるスリット27aとして形成されている。
フレーム21Aのプレート部22にはローター29Aが回動自在に支持される。ローター29Aはスペーサー44とローターベース45がプレート部22を挟んで上下方向において結合されることにより構成されている(図6及び図7参照)。
スペーサー44は、外形が円形状に形成された回転ベース部46と該回転ベース部46の上端部から側方へ突出された作用突部47とが一体に形成されて成る。
回転ベース部46は底面部48と該底面部48の外周部から上方へ突出された周面部49とから成り、該周面部49の上端部が外方へ張り出されたフランジ部49aとして設けられている。回転ベース部46は周面部49の外径がフレーム21Aのプレート部22に形成された挿通孔22aの径より小さくされフランジ部49aの外径が挿通孔22aの径より大きくされている。
底面部48の左右両端部を除く部分には上方に開口された摺動凹部50が形成され、該摺動凹部50の底面が下方へ凸の緩やかな円弧面50aとして形成されている。摺動凹部50には外周部を除いた部分に前後に長い突部挿通孔50bが形成されている。
作用突部47の先端面は外方へ凸の緩やかな円弧状に形成され、この先端面にギヤ部47aが形成されている。
ローターベース45は円形部51と該円形部51から後方へ突出された突状部52とが一体に形成されて成る。円形部51には前後に長い突部挿通孔51aが形成され、該突部挿通孔51aの形状及び大きさはスペーサー44の底面部48に形成された突部挿通孔50bと同じにされている。
スペーサー44はフランジ部49aを除いて回転ベース部46がフレーム21Aのプレート部22に形成された挿通孔22aに上方から挿入され、プレート部22に回動自在に支持される。
スペーサー44がプレート部22に支持された状態において、スペーサー44の回転ベース部46とローターベース45の円形部51が、例えば、ネジ止めによって結合される。従って、スペーサー44とローターベース45はプレート部22に対して一体となって水平方向へ回転される。回転ベース部46と円形部51の結合は、例えば、一方に突部を設け他方に凹部を形成し突部をプレート部22の挿通孔22aを介して凹部に嵌合し、突部に挿通したネジ部材を回転ベース部46又は円形部51に螺合することにより行うことができる。
ローターベース45の下方にはアクチュエーター53が配置され、該アクチュエーター53はローター29Aのローターベース45に前後方向へ移動自在に支持され、図示しない移動機構によって前後方向へ移動される。アクチュエーター53は駆動部54と該駆動部54によって回転される連結軸55とを有している。
連結軸55は駆動部54から上方へ突出され、軸回り方向(水平方向)へ駆動部54によって回転される。連結軸55は回転軸部55aと該回転軸部55aからそれぞれ左右に突出された連結軸部55b、55bとを有している。
アクチュエーター53がローター29Aに支持された状態においては、スペーサー44の突部挿通孔50b及びローターベース45の突部挿通孔51aに連結軸55が位置される。
スペーサー44には第1のワッシャ56が前後方向へ移動自在に支持される。第1のワッシャ56は軸方向が上下方向とされた略円筒状に形成され、下端部にそれぞれ左右に張り出された摺動突部57、57を有している。
第1のワッシャ56は外周面が上方へ行くに従って軸中心に近付く球面56aとして形成され、下面が下方へ凸の緩やかな円弧面56bとして形成されている。第1のワッシャ56の円弧面56bの曲率はスペーサー44の円弧面50aの曲率と同じにされている。第1のワッシャ56の中心孔は突部挿入孔56cとして形成されている。
第1のワッシャ56は下端部が回転ベース部46の摺動凹部50に上方から挿入され、摺動突部57、57がそれぞれ摺動凹部50の左右両側縁に案内されてスペーサー44に前後方向へ移動自在に支持される。第1のワッシャ56がスペーサー44に対して移動されるときには、第1のワッシャ56の円弧面56bがスペーサー44の円弧面50aに摺接され、第1のワッシャ56は下方へ凸の緩やかな円弧状の軌跡で移動される。
第1のワッシャ56には第2のワッシャ58が回転自在に支持されている。第2のワッシャ58は軸方向が上下方向とされた略円環状に形成され、第1のワッシャ56の球面56aを上方から覆うように結合された状態で第1のワッシャ56に支持されている。第2のワッシャ58の球面56aに接する面は該球面56aの形状に対応した球面58aとして形成されている。第2のワッシャ58の上面は水平面とされた摺接面58bとして形成され、第2のワッシャ58の中心孔は突部挿入孔58cとして形成されている。
フレーム21Aのプレート部22には回転操作部36が回転自在に支持されている。プレート部22に回転操作部36が支持された状態において、ウォーム36bは軸受突部22b、22b間に位置されてローター29Aのギヤ部47aに噛合される。
フレーム21Aのスライダー支持部24Aにはスライダー37Aが前後方向へ移動自在に支持される。スライダー37Aは本体部38Aと該本体部38Aの前面から前方へ突出された軸支持部39Aとから成る。スライダー37Aの左右両側面にはそれぞれ外方へ突出され前後に延びる被支持突部37a、37aが設けられている。
本体部38Aには前後に延び後面に開口された螺穴38bが形成されている。
軸支持部39Aは本体部38Aの前面における左右両端部からそれぞれ前方へ突出された突状部39c、39cを有している。
スライダー37Aは被支持突部37a、37aがそれぞれ支持溝26a、26aに摺動自在に係合されフレーム21Aのスライダー支持部24Aに前後方向へ移動自在に支持される。
スライダー37Aには駆動操作部40が螺合されている。駆動操作部40は螺軸部41aがスライダー37Aの螺穴38bに挿入されて螺合される。
スライダー37Aの突状部39c、39cには押さえ部材59が固定されている(図8参照)。押さえ部材59は天面部59aと該天面部59aの左右両端部からそれぞれ下方へ突出された側面部59b、59bとを有し、該側面部59b、59bがそれぞれ突状部39c、39cの前端部の上面に接着等によって固定されている。天面部59aの下面は後方へ行くに従って上方へ緩やかに傾斜する支持傾斜面59cとして形成されている。
押さえ部材59の下側には押付部材60が配置される。押付部材60は楔形状に形成され、上面が後方へ行くに従って上方へ緩やかに傾斜する摺動傾斜面60aとして形成され、下面が真下を向く押付面60bとして形成されている。摺動傾斜面60aの傾斜角度は押さえ部材59の支持傾斜面59cの傾斜角度と同じにされている。
スライダー37Aにおける本体部38Aの前面と押付部材60の後面にはそれぞれ付勢バネ61の各両端部がネジ止め等によって取り付けられている。付勢バネ61の付勢力が押付部材60に前方への移動力として付与され、押付部材60は付勢バネ61によって摺動傾斜面60aが押さえ部材59の支持傾斜面59cに押し当てられる方向へ付勢される。
ランプハウジング2の下面部における内面には荷重保持部43A、43Aが左右に離隔して、例えば、一体に設けられている。
荷重保持部43A、43Aはそれぞれ前後に延びる角材状に形成された保持部本体62、62と該保持部本体62、62の外側に位置された補助壁63、63とから成る。
保持部本体62、62は、それぞれ前面に開口されたネジ止め穴62a、62aを有している。保持部本体62、62の対向する面にはそれぞれ前後に延びる係合溝62b、62bが形成されている。
補助壁63、63は左右方向を向く板状に形成され、上下方向における幅が保持部本体62、62の上下方向における幅より大きくされ、上面が保持部本体62、62の上面と同じ高さに位置されている。
灯具ユニット7Aは第1の連結部17Aの軸部17aが軸受部材64とプレートスプリング65を介してスライダー37Aに連結されて支持される(図8参照)。
軸受部材64は外周面64aが球面状に形成され軸部17aに回転可能に連結される。従って、軸部17aは軸受部材64に対して軸回り方向へ回転可能とされる。
プレートスプリング65は後方に開口された略U字状に形成されスライダー37Aの軸支持部39Aに取り付けられている。プレートスプリング65は軸部17aに連結された軸受部材64を前方から覆うように取り付けられ、軸受部材64はプレートスプリング65に対して任意の方向へ回転可能とされる。従って、軸部17aは軸受部材64に対して軸回り方向へ回転可能とされると共に軸受部材64のプレートスプリング65に対する回転に伴ってスライダー37Aに対して傾動される。
第1の連結部17Aの軸部17aが軸受部材64とプレートスプリング65を介してスライダー37Aに連結されて支持された状態においては、軸部17aの上端に押付部材60の押付面60aが接し、軸部17aが押付部材60によって下方側へ押し付けられる。
第1の連結部17Aの軸部17aが軸受部材64とプレートスプリング65を介してスライダー37Aに連結されて支持された状態においては、灯具ユニット7Aは軸部17aを支点としてスライダー37Aに対して任意の方向へ回動可能とされる。従って、灯具ユニット7Aは、例えば、軸部17aを支点として水平方向へ回動可能とされ、また、軸部17aを支点として略上下方向へ傾動可能とされる。
また、灯具ユニット7Aは、第2の連結部20Aがアクチュエーター53の連結軸55に連結され、回転軸部55a及び連結軸部55b、55bが第2の連結部20Aの嵌合凹部20cに挿入されて嵌合される。このとき第2の連結部20Aは第2のワッシャ58の突部挿入孔58c、第1のワッシャ56の突部挿入孔56c、スペーサー44の突部挿通孔50b及びローターベース45の突部挿通孔51aを順に上側から挿通されて連結軸55に連結される。
第2の連結部20Aが連結軸55に連結された状態においては、灯具ユニット7Aは連結軸部55b、55bを支点として略上下方向へ傾動可能とされる。また、灯具ユニット7Aは、アクチュエーター53が移動機構によってローター29Aに対して前後方向へ移動されることにより、軸部17aを支点として略上下方向へ傾動可能とされる。
フレーム21Aはプレート部22の下面側に設けられた被支持突条25、25の係合突部25a、25aがそれぞれ荷重保持部43A、43Aにおける保持部本体62、62の係合溝62b、62bに挿入されて係合される。この状態においてプレート部22の被固定部22c、22cがそれぞれ保持部本体62、62の前面に接し、取付ネジ100、100がそれぞれ被固定部22c、22cのネジ挿通孔を挿通され保持部本体62、62のネジ止め穴62a、62aに螺合されてフレーム21Aがランプハウジング2の荷重保持部43A、43Aに固定される。このときフレーム21Aのプレート部22が荷重保持部43A、43Aにおける保持部本体62、62の上面と補助壁63、63の上面とに載置される。
上記のように、フレーム21Aは被支持突条25、25の係合突部25a、25aがそれぞれ保持部本体62、62の係合溝62b、62bに係合されるため、フレーム21A及び灯具ユニット7Aの荷重保持部43A、43Aに対する浮き上がりを防止することができる。
また、フレーム21Aがランプハウジング2の一部として設けられた荷重保持部43A、43Aに固定されるため、フレーム21Aと灯具ユニット7Aの荷重がランプハウジング2によって受けられる。従って、フレーム21A及び灯具ユニット7Aの灯室5における配置状態の安定化が図られ、車輌の走行時等に発生する振動による影響をフレーム21A及び灯具ユニット7Aが受け難く、耐振動性の向上を図ることができる。
上記した車輌用前照灯1Aにおいて、回転操作部36の操作部36cが操作されてウォーム36bが回転されると、該ウォーム36bの回転方向に応じた方向へギヤ部47aが送られてローター29Aとアクチュエーター53と第1のワッシャ56が一体となってフレーム21Aのプレート部22に対して回動される。ローター29Aが回動されると、灯具ユニット7Aがローター29Aの回動に伴って第1の連結部17Aと第2の連結部20Aを結ぶ軸を支点として水平方向へ回動される。灯具ユニット7Aが回動されることにより左右エイミング調整が行われる。このとき、第1の連結部17Aの軸部17aがスライダー37Aに対して回転される。
また、このとき第2の連結部材18Aは被取付部19が第2のワッシャ58の摺接面58bに摺接される。摺接面58bは水平面とされているため、灯具ユニット7Aが確実に水平方向へ回動され、灯具ユニット7Aの安定した回動状態が確保される。
一方、駆動操作部40の操作部42が操作されて螺軸部41aが回転されると、該螺軸部41aの回転方向に応じた方向へ螺穴38bが送られてスライダー37Aがフレーム21Aのスライダー支持部24Aに対して前後方向へ移動される。スライダー37Aが前後方向へ移動されると、灯具ユニット7Aが第2の連結部20Aを支点として略上下方向へ傾動される。灯具ユニット7Aが略上下方向へ傾動されることにより上下エイミング調整が行われる。
上下エイミング調整時には灯具ユニット7Aが第2の連結部20Aを支点とし略上下方向へ傾動されるため、第1の連結部17Aの軸部17aが前後方向へ緩やかな円弧状の軌跡で移動され該軸部17aの高さ方向における位置が変化される(図9参照)。このとき押付部材60は付勢バネ61によって摺動傾斜面60aが押さえ部材59の支持傾斜面59cに押し当てられる方向へ付勢されている。従って、押付部材60は、軸部17aの高さ方向における位置の変化に応じて摺動傾斜面60aが支持傾斜面59cに摺動されて前後方向へ移動される。
押付部材60が軸部17aの高さ方向における位置の変化に応じて前後方向へ移動されるため、押付部材60の押付面60aが常に軸部17aの上端に接して該軸部17aが押付部材60によって下方側へ押し付けられた状態が保持される。
このように車輌用前照灯1Aにあっては、軸部17aを下方側へ押し付ける押付部材60が設けられているため、上下エイミング調整による軸部17aの高さ方向における変化に拘わらず、灯具ユニット7Aの灯室5における配置状態の安定化が図られ、耐振動性の向上を図ることができる。
また、押付部材60を付勢する付勢バネ61が設けられているため、軸部17aの高さ方向における変化時に、軸部17aの高さに追従した押付部材60の前後方向における移動を確実に行うことができる。
また、上記した車輌用前照灯1Aにおいて、アクチュエーター53がローター29Aに対して前後方向へ移動されると、第2のワッシャ58と第1のワッシャ56がアクチュエーター53の移動に伴って一体となって前後方向へ移動される。アクチュエーター53が前後方向へ移動されると、灯具ユニット7Aが第1の連結部17Aを支点として略上下方向へ傾動され、車載物の重量に応じて変化される光軸の向きを調整する所謂レベリング調整が行われる。
このとき第1のワッシャ56は円弧面56bがスペーサー44の円弧面50aに摺接されて第1の連結部17Aを支点とした円弧状の軌跡を移動される。従って、レベリング調整時には、第1の連結部17Aの軸部17aの高さ方向における位置が変化されず、灯具ユニット7Aの安定した傾動動作を確保することができる。
また、このとき、第1のワッシャ56の球面56aが第2のワッシャ58の球面58aに摺接される。従って、レベリング調整時における灯具ユニット7Aの一層安定した傾動動作を確保することができる。
さらに、上記した車輌用前照灯1Aにおいて、アクチュエーター53の連結軸55が回転されると、灯具ユニット7Aが連結軸55の回転に伴って第1の連結部17Aと第2の連結部20Aを結ぶ軸を支点として水平方向へ回動される。灯具ユニット7Aが回動されることにより、車輌の進行方向に追従するように光軸の向きを変化させる所謂スイブル動作が行われる。
尚、車輌用前照灯1Aにあっては、連結軸55を回転させることにより左右エイミング調整を行うことも可能である。
次に、第3の実施の形態に係る車輌用前照灯1Bについて説明する(図10及び図11参照)。
尚、以下に示す車輌用前照灯1Bは、上記した車輌用前照灯1と比較して、エイミング調整に加えて車載物の重量に応じて変化される光軸の向きを調整する所謂レベリング調整を行うことが可能であることが相違する。従って、車輌用前照灯1Bについては、車輌用前照灯1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については車輌用前照灯1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略するか、又は、必要に応じて簡単に説明する。また、車輌用前照灯1Bについては、車輌用前照灯1Aの荷重保持部43A、43Aと同様の構成の荷重保持部が設けられているため、荷重保持部については車輌用前照灯1Aにおける荷重保持部と同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
車輌用前照灯1Bは灯具ユニット7を有している(図10参照)。
フレーム21のプレート部22にはローター29Bが回動自在に支持される。ローター29Bはスペーサー66とローターベース67がプレート部22を挟んで上下方向において結合されることにより構成されている。
スペーサー66は、外形が円形状に形成された回転ベース部68と該回転ベース部68の上端部から側方へ突出された作用突部69とが一体に形成されて成る。
回転ベース部68の上端部には外方へ張り出されたフランジ部68aが設けられている。回転ベース部68には前後に長い突部挿通孔68bが形成されている。
作用突部69の先端面は外方へ凸の緩やかな円弧状に形成され、この先端面にギヤ部69aが形成されている。
ローターベース67は前方及び後方に開口された箱状に形成され、前方の開口部が部材挿入部67aとして設けられ、後方の開口部が軸挿入部67bとして設けられている。ローターベース67の上面部には前後に長い突部挿通孔67cが形成され、該突部挿通孔67cの形状及び大きさは回転ベース部68に形成された突部挿通孔68bと同じにされている。
ローターベース67の内部には左右に離隔して前後に延びる案内溝67d、67dが設けられている。
スペーサー66はフランジ部68aを除いて回転ベース部68がフレーム21のプレート部22に形成された挿通孔22aに上方から挿入され、プレート部22に回動自在に支持される。スペーサー66は回転ベース部68がプレート部22の下方に位置するローターベース67の上面に接着等によって固定される。
ローターベース67の内部にはスライド部材70が前後方向へ移動自在に支持される。スライド部材70は、図11に示すように、移動ベース71と該移動ベース71から上方へ突出された軸支持部72、72と移動ベース71の後端部に設けられた軸保持部73とが一体に形成されて成る。
移動ベース71は底板部71aと該底板部71aの左右両端部からそれぞれ上方へ突出された側板部71b、71bと該側板部71b、71bの上端部からそれぞれ外方へ突出された被案内部71c、71cとから成る。
軸支持部72、72は底板部71aから上方へ突出され、左右に離隔して設けられている。軸支持部72は底板部71aから上方へ突出された基台部72aと該基台部72aの前後両端部からそれぞれ上方へ突出された突出部72b、72bと該突出部72b、72bの上端からそれぞれ折り返され下方へ行くに従って互いに近付く方向へ傾斜された保持突部72c、72cとから成る。基台部72aの上面には左右に延びる円弧状の軸支持面72dが形成されている。軸支持部72は突出部72b、72b及び保持突部72c、72cが弾性変形可能とされている。
軸保持部73は底板部71aから上方へ突出され、前後方向を向く基台部73aと該基台部73aの左右両端部からそれぞれ後方へ突出された突出部73b、73bと該突出部73b、73bの後端からそれぞれ折り返され前方へ行くに従って互いに近付く方向へ傾斜された保持突部73c、73cとから成る。基台部73aの後面には円弧状の軸支持面73dが形成されている。
スライド部材70は被案内部71c、71cがそれぞれ案内溝67d、67dに摺動自在に係合されてローターベース67の内部において前後方向へ移動可能とされる。
スライド部材70がローターベース67に支持された状態において、スライド部材70の軸保持部73にアクチュエーター74が連結されて保持される。
アクチュエーター74は駆動部75と該駆動部75によって前後方向へ移動される連結軸76とを有している。
連結軸76は駆動部75から前方へ突出され、軸部76aと該軸部76aの先端に設けられた球状の被保持部76bとから成る。
アクチュエーター74は連結軸76がローターベース67の軸挿入部67bに後方から挿入され、オーリング77を介して駆動部75の前端部が軸挿入部67bに結合されてローターベース67に固定される。アクチュエーター74は連結軸76の被保持部76bが基台部73aの軸支持面73dと保持突部73c、73cによって保持される。
ランプハウジング2の下面部における内面には荷重保持部43A、43Aが左右に離隔して、例えば、一体に設けられている。
灯具ユニット7は第2の連結部20がスライド部材70に連結される。第2の連結部20はスペーサー66の突部挿通孔68bとローターベース67の突部挿通孔67cを順に上側から挿通され、連結軸部20b、20bがそれぞれ保持突部72c、72c、・・・間に上方から挿入されることによりスライド部材70の軸支持部72、72に連結されて支持される。このとき連結軸76の挿入に伴って突出部72b、72b、・・・と保持突部72c、72c、・・・が互いに遠去かる方向へ弾性変形された後に弾性復帰され、連結軸部20b、20bがそれぞれ軸支持面72d、72dと保持突部72c、72c、・・・によって回転自在に支持される。
第2の連結部20がスライド部材70の軸支持部72に連結された状態において、灯具ユニット7は、アクチュエーター74の連結軸76が前後方向へ移動されスライド部材70が前後方向へ移動されることにより、第1の連結部17の球状部17bを支点として略上下方向へ傾動可能とされる。
上記した車輌用前照灯1Bにおいて、回転操作部36の操作部36cが操作されてウォーム36bが回転されると、該ウォーム36bの回転方向に応じた方向へギヤ部69aが送られてローター29Bとアクチュエーター74とスライド部材70が一体となってフレーム21のプレート部22に対して回動される。ローター29Bが回動されると、灯具ユニット7がローター29Bの回動に伴って第1の連結部17と第2の連結部20を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動される。灯具ユニット7が回動されることにより左右エイミング調整が行われる。このとき、第1の連結部17の球状部17bがスライダー37に対して回転される。
一方、駆動操作部40の操作部42が操作されて螺軸部41aが回転されると上下エイミング調整が行われる。
上下エイミング調整時には灯具ユニット7が第2の連結部20を支点として略上下方向へ傾動される。
また、上記した車輌用前照灯1Bにおいて、アクチュエーター74の連結軸76が前後方向へ移動されると、スライド部材70がローター29Bに対して前後方向へ移動される。スライド部材70が前後方向へ移動されると、灯具ユニット7が第1の連結部17の球状部17bを支点として略上下方向へ傾動され、車載物の重量に応じて変化される光軸の向きを調整する所謂レベリング調整が行われる。
以上に記載した通り、車輌用前照灯1、1A、1Bにあっては、他の部材に対する灯具ユニット7、7Aの連結点が略上下に位置する第1の連結部17、17Aと第2の連結部20、20Aの二点とされ、光軸調整時(エイミング調整時)に灯具ユニット7、7Aが第1の連結部17、17Aと第2の連結部20、20Aを結ぶ軸を支点として水平方向へ回動されると共に第2の連結部20、20Aを支点として略上下方向へ傾動される。
従って、車輌の走行時等に発生する振動による影響を受け難く、耐振動性の向上を図ることができる。
また、第1の連結部17、17Aと第2の連結部20、20Aの間に灯具ユニット7、7Aの重心Gが位置するようにされているため、灯具ユニット7、7Aの他の部材に対する連結点となる第1の連結部17、17Aと第2の連結部20、20Aが灯具ユニット7、7Aの重心Gを含む鉛直面内に位置され、耐振動性の一層の向上を図ることができる。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図5と共に本発明車輌用前照灯の第1の実施の形態を示すものであり、本図は、概略縦断面図である。 内部構成を示す分解斜視図である。 内部構成を示す斜視図である。 荷重保持部にフレームの被支持突条が取り付けられた状態を示す拡大断面図である。 ローターの拡大斜視図である。 図7乃至図9と共に本発明車輌用前照灯の第2の実施の形態を示すものであり、本図は、内部構成を示す分解斜視図である。 ローター、第1のワッシャ、第2のワッシャ等の結合状態を示す拡大断面図である。 スライダーに対する押さえ部材及び押付部材等の支持状態を示す拡大断面図である。 第1の連結部の位置が変化されたときのスライダーに対する押さえ部材及び押付部材等の支持状態を示す拡大断面図である。 図11と共に本発明車輌用前照灯の第3の実施の形態を示すものであり、本図は、分解斜視図である。 ローターとスライド部材とアクチュエーターの各一部を示す拡大斜視図である。
1…車輌用前照灯、2…ランプハウジング、5…灯室、7…灯具ユニット、17…第1の連結部、20…第2の連結部、21…フレーム、29…ローター、36…回転操作部、37…スライダー、40…駆動操作部、43…荷重保持部、1A…車輌用前照灯、7A…灯具ユニット、17A…第1の連結部、20A…第2の連結部、21A…フレーム、29A…ローター、37A…スライダー、59…押さえ部材、59c…支持傾斜面、60…押付部材、60a…摺動傾斜面、61…付勢バネ、43A…荷重保持部、1B…車輌用前照灯、29B…ローター

Claims (5)

  1. 灯室においてランプハウジングに固定されたフレームと、
    第1の連結部と第2の連結部を有し前記フレームに対して前記第1の連結部を支点として任意の方向へ回動可能とされた灯具ユニットと、
    前記第1の連結部が連結されると共に前記フレームに前後方向へ移動自在に支持され前後方向へ移動されることにより前記灯具ユニットを前記第2の連結部を支点として略上下方向へ傾動させるスライダーと、
    前記第2の連結部が連結されると共に前記フレームに水平方向へ回動自在に支持され水平方向へ回動されることにより前記灯具ユニットを第1の連結部と第2の連結部を結ぶ軸を支点として水平方向へ回動させるローターと、
    前記ランプハウジングに対して回転可能とされると共に回転されることにより前記スライダーを前後方向へ移動させる駆動操作部と、
    前記ランプハウジングに対して回転可能とされると共に回転されることにより前記ローターを水平方向へ回動させる回転操作部とを備え、
    前記灯具ユニットの前記第1の連結部と前記第2の連結部が略上下に離隔して位置されるようにした
    ことを特徴とする車輌用前照灯。
  2. 前記第1の連結部と前記第2の連結部を結ぶ軸の近傍に前記灯具ユニットの重心が位置するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
  3. 前記ランプハウジングに前記フレームと前記灯具ユニットの荷重を受ける荷重保持部を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用前照灯。
  4. 前記灯具ユニットが前記第2の連結部を支点として略上下方向へ傾動されたときに前記第1の連結部を前記第2の連結部側へ押し付けた状態で前記第1の連結部の変位に追従して前後方向へ移動される押付部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用前照灯。
  5. 水平面に対して所定の方向へ傾斜する支持傾斜面を有し前記スライダーに固定された押さえ部材を設け、
    前記押付部材に前後方向へ移動されたときに前記押さえ部材の支持傾斜面に摺動される摺動傾斜面を形成し、
    前記押付部材の摺動傾斜面が前記押さえ部材の支持傾斜面に押し当てられる方向へ前記押付部材を付勢する付勢バネを設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載の車輌用前照灯。
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